JPH0621815A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JPH0621815A
JPH0621815A JP17693692A JP17693692A JPH0621815A JP H0621815 A JPH0621815 A JP H0621815A JP 17693692 A JP17693692 A JP 17693692A JP 17693692 A JP17693692 A JP 17693692A JP H0621815 A JPH0621815 A JP H0621815A
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JP17693692A
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Kouji Omika
宏二 五十殿
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積回路に内蔵したD/A変換器およびA/
D変換器のテストを簡単に行なうことができるようにす
る。 【構成】集積回路は、D/A変換器1、A/D変換器2
およびテスト回路3を内蔵している。切り替え回路4に
より、テスト回路3をテストモードとノーマルモードに
切り替える。テスト回路3は、テストモードに切り替え
られたときに、テストデータ生成回路5によってD/A
変換器1にデジタルテストデータを入力し、D/A変換
器1のアナログ出力をA/D変換器2に入力し、変換誤
差検出回路7によってA/D変換器2のデジタル出力と
D/A変換器1のデジタル入力の間の誤差を求め、許容
値差分検出回路8でこの誤差を所定の誤差許容値と比較
することによって良否を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、D/A変換器とA/
D変換器を内蔵した集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路に内蔵されたD/A変換
器およびA/D変換器のテストは、次のように、個別に
行われていた。
【0003】A/D変換器の場合、A/D変換器にアナ
ログ電圧入力を与えると同時に、デジタル系の論理回路
にも動作用テストパターンを印加して同期をとり、A/
D変換器で変換されたデジタル出力をテスタと呼ばれる
テスト装置内部のメモリなどに蓄え、これをアナログ入
力電圧に対応するデジタルテストデータと比較して、結
果を判定する。
【0004】D/A変換器の場合、D/A変換器にデジ
タル系テストパターンを与えると同時に、テスタでD/
A変換器のアナログ出力電圧を測定し、これをテストパ
ターンに対応するアナログ電圧と比較して、結果を判定
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のようにA/D変
換器のテストを行う場合、多くのテスタにはアナログ入
力を発生しながらかつデジタル系テストパターンの印加
を行える機能がないため、アナログ電圧発生後にテスト
パターンを印加するという動作の繰り返しを行う必要が
ある。このため、テスト数が増加するにつれてテスト時
間が増大し、また、テストパターンの作成量も増加す
る。
【0006】また、D/A変換器のテストにおいては、
A/D変換器同様にデジタル系テストパターンに同期し
てアナログ出力値を測定する必要があるが、アナログ電
圧測定に関して、多くのテスタは実行速度が遅く、デジ
タル系テストパターンの発生と同期をとれないというよ
うな問題がある。
【0007】このように、従来の集積回路では、実使用
レベルでのD/A変換器およびA/D変換器のテストを
既存のテスタで行なうことは非常に困難であった。
【0008】この発明の目的は、上記の問題を解決し、
内蔵されたD/A変換器およびA/D変換器のテストを
簡単に行なうことができる集積回路を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による集積回路
は、D/A変換器とA/D変換器を内蔵した集積回路で
あって、テスト回路が内蔵されており、このテスト回路
が、テストモードとノーマルモードに切り替えられ、テ
ストモードに切り替えられたときに、D/A変換器にデ
ジタルテストデータを入力し、D/A変換器のアナログ
出力をA/D変換器に入力し、A/D変換器のデジタル
出力とD/A変換器のデジタル入力の間の誤差を求め、
この誤差を所定の誤差許容値と比較することによって良
否を判定するように構成されているものである。
【0010】上記テスト回路が、テストモードに切り替
えられたときにD/A変換器およびA/D変換器をテス
ト回路に接続しノーマルモードに切り替えられたときに
D/A変換器およびA/D変換器をテスト回路から切り
離す切り替え回路、D/A変換器に入力するデジタルテ
ストデータを生成するテストデータ生成回路、A/D変
換器のデジタル出力とD/A変換器のデジタル入力の間
の誤差を求める変換誤差検出回路、この誤差と誤差許容
値の差を求める許容値差分検出回路、ならびに誤差許容
値、テスト回路全体を制御するためのデータおよびテス
ト結果が書き込まれる制御レジスタを備えていることが
ある。
【0011】
【作用】D/A変換器とA/D変換器のそれぞれの機能
を同時に利用することで、集積回路のテスト用ボードに
周辺回路を実装することなく、既存のテスタを用いて、
短時間で簡単にかつ効率良くD/A変換器およびA/D
変換器のテストを行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0013】図1は、この発明による集積回路の主要部
を示している。
【0014】集積回路には、システムクロックφ1 に同
期して動作するD/A変換器(1) およびφ1 に同期して
動作するA/D変換器(2) が内蔵されている。また、こ
の集積回路は、テストモードとノーマルモード(通常の
使用状態)との切り替えができるようになっており、テ
ストを行うためのテスト回路(3) を内蔵している。テス
ト回路(3) は、切り替え回路(4) 、テストデータ生成回
路(5) 、8ビットデータラッチ回路(6) 、変換誤差検出
回路(7) 、許容値差分検出回路(8) 、2入力NANDゲ
ート(9) 、第1および第2の制御レジスタ(10)(11)およ
び遅延回路(12)を備えている。
【0015】第1の制御レジスタ(10)の構成の1例が、
図2に示されている。この場合、第0ビットD00〜第3
ビットD03の4ビットは誤差許容値データ、第4ビット
D04はストップフラグ、第5ビットD05は誤差符号、第
6ビットD06はテスト結果、第7ビットD07はスタート
ビットとして使用されている。第0ビットD00〜第3ビ
ットD03には、良否の判定基準となる誤差の大きさが誤
差許容値データとして予め外部から格納されるようにな
っている。第4ビットD04のストップフラグは、エラー
が発生した時点でテストをストップする場合は、“1”
(H(High)レベルまたはオンともいう)に、エラーが発
生してもテストをストップしない場合は“0”(L(Lo
w) レベルまたはオフともいう)に予め外部からセット
されるようになっている。第5ビットD05の誤差符号は
後述する変換誤差が正の場合は“1”に、負の場合は
“0”にセットされる。第6ビットD06のテスト結果
は、エラーが生じなかった正常の場合は“0”に、エラ
ーが生じた異常の場合は“1”にセットされる。第7ビ
ットD07のスタートビットは、テストを開始するときに
“1”にセットされ、それ以外のときは“0”にセット
されている。
【0016】第2の制御レジスタ(11)の構成の1例が、
図3に示されている。この場合、第0ビットD10〜第3
ビットD13の4ビットが許容値差分データとして使用さ
れ、第4ビットD14〜第7ビットD17の4ビットは使用
されていない。第0ビットD10〜第3ビットD13には、
後述するように許容値差分検出回路(8) で検出された許
容値差分(=誤差許容値−変換誤差)がセットされる。
【0017】図1において、切り替え回路(4) は、テス
トモードに切り替えられたときに2つの変換器(1)(2)を
テスト回路(3) に接続し、ノーマルモードに切り替えら
れたときに2つの変換器(1)(2)をテスト回路(3) から切
り離すものである。切り替え回路(4) には、第1、第2
および第3のNチャネルFET(電界効果トランジス
タ)(13)(14)(15)、第1および第2のANDゲート(16)
(17)ならびにRSフリップフロップ(18)が設けられてい
る。第1のFET(13)はD/A変換器(1) の出力端子(1
9)とA/D変換器(2) の入力端子(20)の間に設けられ、
このFET(13)がオンになったときにD/A変換器(1)
の出力信号a1 がA/D変換器(2) に入力するようにな
っている。第1のFET(13)のゲートに、第1のAND
ゲート(16)の出力信号a2 が入力する。第1のANDゲ
ート(16)の一方の入力端子に、フリップフロップ(18)の
Q端子(出力端子)出力信号a3 が入力する。フリップ
フロップ(18)のS端子(セット端子)に、第1の制御レ
ジスタ(10)のD07(スタートビット)からの信号a4 が
入力する。第2のANDゲート(17)の出力信号a5 がフ
リップフロップ(18)のR端子(リセット端子)に入力
し、このANDゲート(17)の一方の入力端子にラッチパ
ルスφ3 が入力し、他方の入力端子(反転入力端子)が
テストデータ生成回路(5) に接続されている。第2のF
ET(14)はテストデータ生成回路(5) とD/A変換器
(1) の間に設けられ、第3のFET(15)はA/D変換器
(2) とデータラッチ回路(6) の間に設けられている。そ
して、第2のFET(14)がオンになったときにテストデ
ータ生成回路(5) の出力A1 がD/A変換器(1) に入力
し、第3のFET(15)がオンになったときにA/D変換
器(2)の出力A2 がデータラッチ回路(6) に入力するよ
うになっている。第1のANDゲート(16)の他方の入力
端子ならびに第2および第3のFET(14)(15)のゲート
に、それぞれテスト信号TST が入力する。TST は、テス
トモード時には“1”に、ノーマルモード時には“0”
にセットされる。
【0018】テストデータ生成回路(5) は、D/A変換
器(1) に入力するデジタルテストデータを生成するもの
である。テストデータ生成回路(5) には、8ビットバイ
ナリカウンタ(21)、8入力NANDゲート(22)、ORゲ
ート(23)および第3のANDゲート(24)が設けられてい
る。カウンタ(21)の8ビットの出力A1 がテストデータ
生成回路(5) の出力となっており、前記のように、これ
が切り替え回路(4) の第2のFET(14)を介してD/A
変換器の8ビットの入力端子に入力する。なお、カウン
タ(21)の出力A1 は、図1には1ビット分だけを示して
いるが、8ビットパラレルで第2のFET(14)を介して
D/A変換器(1) に入力するようになっている。また、
カウンタ(21)の8ビットの出力A1 は、NANDゲート
(22)の8つの入力端子に入力する。NANDゲート(22)
の出力信号a6 は、ORゲート(23)の一方の入力端子と
前記第2のANDゲート(17)の反転入力端子に入力す
る。ORゲート(23)の他方の入力端子には、第1の制御
レジスタ(10)のD07(スタートビット)からの信号a4
が入力する。ORゲート(23)の出力信号a7 は、第3の
ANDゲート(24)の一方の入力端子と遅延回路(12)に入
力する。第4のANDゲート(24)の他方の入力端子には
システムクロックφ2 が入力し、このANDゲート(24)
の出力信号a8 がカウンタ(21)の入力端子に入力する。
【0019】データラッチ回路(6) は、切り替え回路
(4) の第3のFET(15)を通して送られてくるA/D変
換器(2) の出力A2 をφ3 に基づいてラッチし、これを
変換誤差検出回路(7) に送るものである。なお、A/D
変換器(2) からデータラッチ回路(6) へのデータの伝送
も、8ビットパラレルで行われる。
【0020】変換誤差検出回路(7) は、D/A変換器
(1) の入力であるカウンタ(21)の出力A1 と、A/D変
換器(2) の出力A2 との間の誤差(変換誤差)を求める
ものであり、8ビット加算器(25)を備えている。加算器
(25)の一方の入力端子には、カウンタ(21)の出力A1 が
入力する。加算器(25)の他方の入力端子には、減算を行
うため、A/D変換器(2) の出力A2 の反転信号である
データラッチ回路(6) のXQ端子(反転出力端子)の出
力A3 が入力する。なお、カウンタ(21)およびデータラ
ッチ回路(6) から加算器(25)へのデータの伝送も、8ビ
ットパラレルで行われる。加算器(25)のキャリ入力端子
には、減算のため、キャリ入力信号a9 として“1”が
入力し、キャリ出力端子からのキャリ出力信号a10が許
容値差分検出回路(8) および第1の制御レジスタ(10)の
D05(誤差符号)に入力する。また、加算器(25)の出力
A4 は、許容値差分検出回路(8) に入力する。
【0021】許容値差分検出回路(8) は、誤差許容値と
変換誤差の差分を求めて、良否を判定するものである。
許容値差分検出回路(8) には、8ビットセレクタ(26)お
よび4ビット加算器(27)が設けられている。セレクタ(2
6)は、変換誤差検出回路(7)の8ビット加算器(25)の出
力A4 の正負の符号に応じて、この出力A4 の下位4ビ
ットをそのままあるいは反転して4ビット加算器(27)に
送るものである。8ビット加算器(25)の出力A4 がセレ
クタ(26)の入力端子および反転入力端子にそれぞれ入力
し、8ビット加算器(25)のキャリ出力信号a10がセレク
タ(26)に入力する。セレクタ(26)の4ビットの出力B1
および第1の制御レジスタ(10)のD00〜D03の誤差許容
値データB2 が4ビット加算器(27)の2つのデータ入力
端子にそれぞれ入力する。4ビット加算器(27)の4ビッ
トの出力B3 が、第2の制御レジスタ(11)のD10〜D13
(許容値差分データ)に入力する。4ビット加算器(27)
のキャリ入力端子に8ビット加算器(25)のキャリ出力信
号a10が入力し、4ビット加算器(27)のキャリ出力信号
a11が第1の制御レジスタ(10)のD06(テスト結果)お
よび2入力NANDゲート(9) の一方の入力端子にそれ
ぞれ反転して入力する。2入力NANDゲート(9) の他
方の入力端子には第1の制御レジスタ(10)のD04(スト
ップフラグ)からの信号a12が入力し、このNANDゲ
ート(9) の出力信号a13がカウンタ(21)のセット端子に
入力する。
【0022】ノーマルモード時には、TST が“0”にセ
ットされている。これにより、第2および第3のFET
(14)(15)がオフになり、また、第1のANDゲート(16)
の出力が“0”になるため、第1のFET(13)もオフに
なっている。このため、D/A変換器(1) およびA/D
変換器(2) が互いに切り離されるとともに、テスト回路
(3) から切り離され、制御バス、データバスを介してノ
ーマルモード動作が行われる。
【0023】テストモード時には、TST が“1”にセッ
トされる。そして、第1の制御レジスタ(10)にデータを
書き込み、そのD07(スタートビット)を一定時間
“1”にすることにより、次のように、自動的にテスト
が行われる。
【0024】TST が“1”にセットされることにより、
第2および第3のFET(14)(15)がオンになり、D/A
変換器(1) およびA/D変換器(2) がテスト回路(3) に
接続される。このような状態で、第1の制御レジスタ(1
0)のD07(スタートビット)を“1”にすると、テスト
データ生成回路(5) のORゲート(23)および切り替え回
路(4) のフリップフロップ(18)のS端子に入力する信号
a4 が“1”になる。フリップフロップ(18)のS端子が
“1”になることにより、その出力信号a3 が“1”に
なって、第1のFET(13)がオンになり、D/A変換器
(1) の出力端子(19)とA/D変換器(2) の入力端子(20)
が接続される。
【0025】一方、ORゲート(23)入力する信号a4 が
“1”になることにより、ORゲート(23)の出力信号a
7 が“1”になり、クロックφ2 が第3のANDゲート
(24)を通してカウンタ(21)に供給される。このとき、カ
ウンタ(21)のセット端子に入力する信号a13が“1”に
なっており、カウンタ(21)は、信号a13が“1”になっ
ている状態で、ANDゲート(24)を通して供給されるク
ロックφ2 をカウントし、1ずつカウントアップする。
カウンタ(21)は、8ビットがすべて“0”である“0
0”(H) (16進数)の状態からカウントを開始し、次
のように、8ビットがすべて“1”である“FF”(H)
の状態でカウントアップが停止する。カウンタ(21)がカ
ウントを開始すると、信号a4 は“0”になるが、カウ
ンタ(21)の出力A1 が“FF”(H) になるまでは、8入
力NANDゲート(22)の少なくとも1つの入力が“0”
であり、ORゲート(23)に入力するNANDゲート(22)
の出力信号a6は“1”である。このため、ORゲート
(23)の出力信号a7 も“1”のままであり、φ2 が第3
のANDゲート(24)を通してカウンタ(21)に供給され、
カウントアップが続けられる。カウンタ(21)の出力A1
が“FF”(H) になると、NANDゲート(22)の入力が
すべて“1”になって、その出力信号a6 が“0”にな
る。このため、ORゲート(23)の出力信号a7 がすべて
“0”になり、φ2 が第3のANDゲート(24)を通して
カウンタ(21)に供給されなくなるため、カウントアップ
が停止する。また、後述するように、カウンタ(21)のセ
ット端子に入力する信号a13が“0”になったときに
も、出力A1 が“FF”(H) になってカウンタ(21)がカ
ウントアップを停止する。
【0026】カウンタ(21)のデジタル出力A1 は8ビッ
トパラレルでD/A変換器(1) に入力され、D/A変換
器(1) はこの8ビットデータをアナログ値に変換する。
このようにD/A変換されたアナログ信号a1 は、オン
になっている第1のFET(13)を通してA/D変換器
(2) に入力される。A/D変換器(2) はD/A変換器
(1) から供給されたアナログ値をデジタルデータに変換
し、その8ビットの出力A2 がφ3 のタイミングでデー
タラッチ回路(6) に取り込まれる。データラッチ回路
(6) に取り込まれたデジタルデータは出力A3 として8
ビット加算器(25)に送られ、カウンタ(21)の出力A1 と
A/D変換器(2) の出力A2 の間の変換誤差(=A1 −
A2 )が演算される。8ビット加算器(6) での演算結果
が正であればキャリ出力信号a10は“1”になり、負で
あれば“0”になる。このキャリ出力信号a10は演算結
果として第1の制御レジスタ(10)のD05にロードされ、
自己テスト結果とともに解析情報として蓄えられる。8
ビット加算器(25)の演算結果が正の場合すなわちキャリ
出力信号a10が“1”の場合、セレクタ(26)は8ビット
加算器(25)の出力A4 の下位4ビットの反転信号を出力
B1 として4ビット加算器(27)に出力する。8ビット加
算器(25)の演算結果が負の場合すなわちキャリ出力信号
a10が“0”の場合、セレクタ(26)は8ビット加算器(2
5)の出力A4 の下位4ビットをそのまま出力B1 として
4ビット加算器(27)に出力する。このようにすることに
より、4ビット加算器(27)で、第1の制御レジスタ(10)
のD00〜D03にセットされた誤差許容値データB2 と誤
差検出回路(7) の出力A4 である変位誤差の下位4ビッ
トの絶対値との差分が演算され、その出力B3 が第2の
制御レジスタ(11)のD10〜D13に許容値差分データとし
てロードされ、解析用データとして保持される。また、
4ビット加算器(27)のキャリ出力信号a11が反転されて
第1の制御レジスタ(10)のD06にテスト結果としてロー
ドされる。出力B1 が誤差許容値データB2 以下の場
合、テスト結果は正常である。この場合、4ビット加算
器(27)の演算結果が正になって、そのキャリ出力信号a
11が“1”になり、これを反転した“0”が第1の制御
レジスタ(10)のD06にロードされる。出力B1 が誤差許
容値データB2 より大きい場合、テスト結果は異常であ
る。この場合、4ビット加算器(27)の演算結果が負にな
って、そのキャリ出力信号a11が“0”になり、これを
反転した“1”が第1の制御レジスタ(10)のD06にロー
ドされる。
【0027】上記のようなD/A変換器(1) によるD/
A変換、A/D変換器(2) によるA/D変換、変換誤差
検出回路(7) による変換誤差の演算および許容値差分検
出回路(8) による許容値差分の演算は、カウンタ(21)が
1カウントアップするたびに行われ、そのたびに、変換
誤差の符号が第1の制御レジスタ(10)のD05に誤差符号
として格納され、許容値差分が第2の制御レジスタ(11)
のD10〜D13に許容値差分データとして格納されるとと
もに、その符号が第1の制御レジスタ(10)のD06にテス
ト結果として格納される。そして、自己テストを行うだ
けであれば、第1の制御レジスタ(10)のD06(テスト結
果)を観測するだけで、エラーが発生したかどうかがわ
かる。
【0028】テストを行うときに第1の制御レジスタ(1
0)のD04(ストップフラグ)を“1”に設定していた場
合、テスト結果が正常である間すなわち第1の制御レジ
スタ(10)のD06が“0”である間は、上記のカウントア
ップ、変換および演算の動作が続けられ、テスト結果が
異常になった時点すなわち第1の制御レジスタ(10)のD
06が“1”になった時点でテストが終了する。第1の制
御レジスタ(10)のD04が“1”になっていると、2入力
NANDゲート(9) に入力する信号a12が“1”になっ
ている。信号a12がオンになっていても、テスト結果が
正常である間は、NANDゲート(9) の反転入力端子に
入力する信号a11が“1”になって、これを反転したN
ANDゲート(9) の入力信号は“0”になり、NAND
ゲート(9) の出力信号a13は“1”に保持される。この
ため、カウンタ(21)のセット端子の入力は“1”のまま
であり、カウンタ(21)はカウントアップを継続し、テス
トが続けられる。テスト結果が異常になると、NAND
ゲート(9) の反転入力端子に入力する信号a11が“0”
になって、これを反転したNANDゲート(9) の入力信
号が“1”になり、もう一方の入力信号a12が“1”に
なっていることによって、NANDゲート(9) の出力信
号a13は“0”になる。このため、カウンタ(21)のセッ
ト端子の入力が“0”になり、カウンタ(21)が“FF”
(H) にセットされる。カウンタ(21)が“FF”(H) にセ
ットされると、前記のように、8入力NANDゲート(2
2)の出力信号a6 が“0”になって、カウントアップが
停止する。一方、NANDゲート(22)の出力信号a6 が
“0”になることにより、これを反転した第2のAND
ゲート(17)の入力信号が“1”になり、このANDゲー
ト(17)にラッチパルスφ3 が入力した時点で、その出力
信号a5 が“1”になる。この信号a5 はフリップフロ
ップ(18)のR端子に入力しているため、これが“1”に
なることによって、フリップフロップ(18)のQ端子出力
信号a2 が“0”になり、第1のFET(13)がオフにな
る。これにより、D/A変換器(1) とA/D変換器(2)
が切り離され、テストが終了する。テスト結果が異常に
ならない場合、カウンタ(21)の出力A1 が“FF”(H)
になるまで、テストが行われ、カウンタ(21)の出力A1
が“FF”(H) になった時点で、上記同様、カウントア
ップが停止して、テストが終了する。
【0029】第1の制御レジスタ(10)のD04を“0”に
設定していた場合、2入力NANDゲート(9) に入力す
る信号a12が“0”になるため、テスト結果の正常・異
常を表わす信号a11すなわち第1の制御レジスタ(10)の
D06の内容に関係なく、NANDゲート(9) の出力信号
a13すなわちカウンタ(21)のセット端子の入力信号が
“1”に保持される。このため、テスト結果が異常にな
っても、テストを終了せず、カウンタ(21)の出力A1 が
“FF”(H) になるまでテストが続けられる。なお、第
1の制御レジスタ(10)のD04を“0”に設定するこのモ
ードは、自己テストを完全に独立して行わずに、変換結
果をモニタしながら動作させるときに使用される。
【0030】
【発明の効果】この発明の集積回路によれば、上述のよ
うに、集積回路内部に組み込まれたD/A変換器とA/
D変換器の周辺に少しの回路を付加するだけで、高精度
のアナログ信号を入出力することなく、しかも制御レジ
スタの簡単な初期設定を行うだけで、既存のテスタを用
いて、短時間で簡単にかつ効率良くD/A変換器および
A/D変換器のテストを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す集積回路の主要部の回
路図である。
【図2】第1の制御レジスタの構成の1例を示す説明図
である。
【図3】第2の制御レジスタの構成の1例を示す説明図
である。
【符号の説明】
(1) D/A変換器 (2) A/D変換器 (3) テスト回路 (4) 切り替え回路 (5) テストデータ生成回路 (7) 変換誤差検出回路 (8) 許容値差分検出回路 (10)(11) 制御レジスタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/04 M 8427−4M

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】D/A変換器とA/D変換器を内蔵した集
    積回路であって、テスト回路が内蔵されており、このテ
    スト回路が、テストモードとノーマルモードに切り替え
    られ、テストモードに切り替えられたときに、D/A変
    換器にデジタルテストデータを入力し、D/A変換器の
    アナログ出力をA/D変換器に入力し、A/D変換器の
    デジタル出力とD/A変換器のデジタル入力の間の誤差
    を求め、この誤差を所定の誤差許容値と比較することに
    よって良否を判定するように構成されている集積回路。
  2. 【請求項2】上記テスト回路が、テストモードに切り替
    えられたときにD/A変換器およびA/D変換器をテス
    ト回路に接続しノーマルモードに切り替えられたときに
    D/A変換器およびA/D変換器をテスト回路から切り
    離す切り替え回路、D/A変換器に入力するデジタルテ
    ストデータを生成するテストデータ生成回路、A/D変
    換器のデジタル出力とD/A変換器のデジタル入力の間
    の誤差を求める変換誤差検出回路、この誤差と誤差許容
    値の差を求める許容値差分検出回路、ならびに誤差許容
    値、テスト回路全体を制御するためのデータおよびテス
    ト結果が書き込まれる制御レジスタを備えている請求項
    1の集積回路。
JP17693692A 1992-07-03 1992-07-03 集積回路 Withdrawn JPH0621815A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5208275A (en) * 1989-07-05 1993-05-04 Shell Oil Company In-reactor stabilization of polymers via coated stabilizers
KR20030067890A (ko) * 2002-02-08 2003-08-19 삼성전자주식회사 믹스드 신호용 반도체 소자 테스터 및 이를 이용한 검사방법
JP2011147084A (ja) * 2010-01-18 2011-07-28 Hitachi Automotive Systems Ltd 車載制御装置

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KR20030067890A (ko) * 2002-02-08 2003-08-19 삼성전자주식회사 믹스드 신호용 반도체 소자 테스터 및 이를 이용한 검사방법
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