JP3803816B2 - 電子点滅信号発生器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、総合負荷電流が測定抵抗を介して案内され、かつこの測定抵抗に生じる電圧値が測定され、かつ評価される、並列に接続された複数の負荷素子から形成されかつ間欠的な動作において操作される負荷電流回路を監視する方法、及び測定抵抗(分路)、負荷電流回路を制御する少なくとも1つの制御可能なスイッチ素子、並列に接続された負荷素子、とくに点滅ランプを有する、この方法を実施する電子回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子点滅信号発生器として構成されたこのような負荷電流回路は、ドイツ連邦共和国特許第4113455号明細書及び対応する米国特許第5309142号明細書により公知である。従来の技術によるこのような電子点滅信号発生器は、点滅装置当たり2、3又は4つの点滅ランプを制御するために少なくとも3つの端子を有する(前方又は後方の点滅ランプ、場合によっては側方の点滅ランプ及びダッシュボードにおける点滅表示ランプ)。1つ又は複数の主ランプの、したがって前方又は後方に配置された点滅ランプの故障は、法律によれば認識されなければならず、かつ運転者に光学的又は音響的に表示されなければならない。通常の場合、点滅ランプ故障の際に点滅周波数が高められ、例えば2倍にされるので、運転者は、点滅リレーの高められた切換え周波数によって音響的に、かつダッシュボードにおける表示ランプの高められた切換え周波数によって光学的に、点滅ランプの故障を指摘される。
【0003】
そのために公知の電子点滅信号発生器は、引起こされた電圧降下によって1つ又は複数の点滅ランプの故障を認識するために、測定抵抗(分路)を有する。ヨーロッパにおいて利用されている点滅ランプは、もっぱら21ワットの出力を有するので、所定の測定抵抗を有する点滅信号発生器の構成で十分である。それに対して米国において、例えば21W、27W又はそれより大きな出力を有する主ランプが利用される。さらにモデルの変化が加わり、これらのモデルの変化において後方又は前方及び後方にそれぞれ2つの主ランプが使用されている。それにより多数の回路の変形が生じ、これらの回路の変形は、それぞれのランプ出力に合わされた種々の測定抵抗を持たなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、接続された点滅ランプの数と出力を認識し、かつ点滅信号発生器が1つの測定抵抗で間に合うようにするために、少なくとも1つのスイッチ素子を制御する方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題は、総合負荷電流が測定抵抗を介して案内され、かつこの測定抵抗に生じる電圧値が測定され、かつ評価される、並列に接続された複数の負荷素子から形成されかつ間欠的な動作において操作される負荷電流回路を監視する方法によって、次の方法ステップによって解決される:
a)負荷又はランプ故障監視閾値として、第1の電圧閾値が確定され、
b)短絡監視閾値として、第2の電圧閾値が確定され、この第2の電圧閾値が、第1の電圧閾値より大きく、
c)動作の間に発生される電圧値が、負荷故障監視閾値及び短絡監視閾値と比較され、かつ比較結果に依存して、負荷故障又は短絡が検出され、又は
d)短絡監視閾値をまだ越えていない場合、第1の電圧閾値より高いものが、ランプ故障監視閾値として確定される。
【0006】
この方法を実施するために、電子回路は次のものを有する:
a)測定抵抗(分路)、
b)負荷電流回路を制御する少なくとも1つの制御可能なスイッチ素子、
c)並列に接続された負荷素子、とくに点滅ランプ、その際、
d)集積回路が、電圧閾値を形成する少なくとも2つの比較器を有し、かつ
e)集積回路が、電圧閾値を確定しかつスイッチ素子を制御する内部制御ユニット、及び第1の電圧閾値を記憶するメモリユニットを有する。
【0007】
本発明の利点は次の点にある。すなわち点滅信号発生器は、独力でそれぞれの点滅ランプ装置を認識することができ、かつそれによりあらゆる構造に対して汎用に利用することができる。さらに点滅信号発生器を交換する必要なしに、例えば車両にトレーラを接続することもできる。
【0008】
本発明の有利な変形は、特許請求の範囲従属請求項に記載されている。
【0009】
特許請求の範囲第2項によれば、両方の電圧閾値に別の電圧閾値を加えることは、とくに有利であり、したがってトレーラ動作又は強力なランプによって引起こされるさらに大きな負荷電流の場合に、負荷故障監視閾値は、さらに高い電圧閾値に確定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施例を詳細に説明し、かつ図面によって示す。
【0011】
図1に示す基本回路図の第1の変形によれば、電子点滅信号発生器10は、3つの制御入力端子を有し:すなわち点火11(端子15)、方向点滅スイッチ12(端子49a)及び警報点滅スイッチ13(端子HW)を有し;これらの3つの入力端子の他に別の端子として、なおバッテリー接続部14(端子30)及び基準電位接続部15(端子31)が設けられている。電子点滅信号発生器10の集積回路16は、8つの外部接続ピン1ないし8を有し、すなわち8端子DIPハウジング又はSO8ハウジングにして実現することができる。
【0012】
集積回路16の接続ピンとして、例えばいわゆるリレードライバ出力端子1(ここにはリレーの代わりに、例えば電力MOSFETのベースを接続してもよい)、バッテリー電圧Vbattのための接続部2、集積回路16の基準電位のための接続部3、端子15のための接続部4(点火入力端子)、警報点滅入力端子6、測定入力端子7、バッテリー電圧に接続されかつ測定入力端子7のための基準電位をなす入力端子5、及び方向点滅入力端子8が設けられている。
【0013】
端子2と3の間にコンデンサC1が配置されており、このコンデンサは、不利な妨害電圧の際に援助容量として作用する。オーム性抵抗R1,R2、R4及びR5は、接続部4、3、6又は8への給電線における妨害パルス及び誤極性接続に対して集積回路を保護するために配置されている。低オーム性抵抗R3(例えば20mΩを有する)は、測定抵抗(分路)として利用される。
【0014】
集積回路16の接続部1に、スイッチ素子として点滅リレー17が接続されており、この点滅リレーの2つのリレー接点17’及び17”は、警報点滅スイッチ20を介して又は方向点滅スイッチ21を介して、負荷として点滅ランプを活性化する。追加的になお図1に、端子15に接続された点火スイッチ22及び車両の車両バッテリー23が図示されており、その際、点火スイッチ22を遮断した際にも点滅ランプ19を活性化できなければならない警報点滅スイッチ20の正確な配線は、専門家には周知であり、かつそれ故に図示されていない。
【0015】
図2に、電子点滅信号発生器10’の基本回路図の第2の変形が示されており、いわゆる2回路点滅システムが示されている。これは、図1に示した第1の変形に対して、スイッチ20及び21を通って大きなランプ電流が流れず、かつそれ故にこれらのスイッチが一層簡単にかつ一層望ましい価格で構成することができるという利点を有する。
【0016】
図2の基本回路図は、大部分は図1の基本回路図を同じ部品を有し;同じ部品に対して同じ参照符号が使われ、かつもう一度説明することは省略するものとする。しかし(図1の基本回路図と相違して)図2の基本回路図において、スイッチ素子としてそれぞれ1つだけのリレー接点17’又は18’を有しかつ集積回路16の接続ピン1に接続された並列に接続された2つの点滅リレー17又は18が利用される。接続点の間に配置されたダイオードD1ないしD4は、方向又は警報点滅の際の異なった電流レーンのデカップリングのために使われる。
【0017】
図1及び2の点滅信号発生器10及び10’が異なった内部配線を有するといえども、両方の構造は、同じ集積回路16を装備することができ、この集積回路の内部構造は、図3の詳細回路図に示されており、かつ次に説明する。
【0018】
図1及び2におけるように集積回路16の警報点滅入力端子をなす接続ピン6に供給される信号は、それぞれ2つの比較器K1又はK7の非反転入力端子に供給され、かつそれぞれの反転入力端子に加わるそれぞれ1つの基準電圧Vref5又はVref7と比較される。接続ピン6に加わる電圧が基準電圧Vref7を越えると、比較器K7からORゲート24の一方の入力端子に信号が供給され;この電圧が基準電圧Vref5を越えると、比較器K1の出力信号は、第1に衝突防止回路25.1に、かつ続いて内部制御ユニット26の入力端子IN1に供給される。
【0019】
図1及び2におけるように集積回路16の方向点滅入力端子をなす接続ピン8に供給される信号は、比較器K2の非反転入力端子に供給され、かつ反転入力端子に加わる基準電圧Vreg6と比較される。接続ピン8に加わる電圧が基準電圧Vref6を越えると、比較器K2から第1に衝突防止回路25.2にかつ続いて内部制御ユニット26の入力端子IN2に、信号が供給される。
【0020】
図1及び2におけるように集積回路16の測定入力端子をなす接続ピン7に加わる信号は、それぞれ4つの比較器K3、K4、K5又はK6の非反転入力端子に供給され、かつそれぞれの反転入力端子に加わる基準電圧Vref1、Vref2、Vref3又はVref4とそれぞれ比較される。接続ピン7に加わる電圧がそれぞれの基準電圧Vref1,Vref2、Vref3又はVref4を越えると、それぞれの比較器K1,K2、K3又はK4から第1に衝突防止回路25.3、25.4、25.5又は25.6にかつ続いて内部制御ユニット26の入力端子IN3、IN4、In5又はIN6に、信号が供給される。
【0021】
したがって比較器K3、K4、K5及びK6は、前記のように分路R3において測定される電圧値を、基準電圧Vref1,Vref2、Vref3及びVref4と比較し、これらの基準電圧は、基準電圧Vref5、Vref6、Vref7、Vref8及びVref9と同様に、周知の様式及び方法で発生され、例えば接続ピン5と基準電位との間に配置された分圧回路におけるそれぞれのタップによって発生される。図3に1つの可能な分圧器回路が示されており、この分圧器回路により基準電圧Vref4が発生される。別のすべての基準電圧は、相応する回路によって発生することができ、その際、個々の抵抗の抵抗値及び配置は、所望の電圧値に相応して選択しなければならない。
【0022】
基準電圧Vref1,Vref2、Vref3及びVref4は、それぞれの分路R3において測定された電圧値に相当しなければならず、この電圧値は、意図した応用回路において、典型的には通常動作において(方向及び警報点滅)、トレーラ動作においてかつランプ故障の際に評価される。表1は、それぞれ9ボルト、12ボルト及び15ボルトの典型的な車載電圧の場合の例としての基準電圧値を示している。
【0023】
【表1】
Figure 0003803816
【0024】
種々の車載電圧における基準電圧
【0025】
例えば12ボルトの車載電圧の際に、それぞれの車両の側において方向点滅の際にそれぞれ21ワットを有する3つの点滅ランプが投入された場合、分路R3を介して、純粋に計算上5.25アンペアの電流が流れ(その際、20mΩの分路R3の小さな電気抵抗は無視した)、このことは、分路R3に105mVの電圧降下を引起こす。この測定された電圧値は、表1の基準電圧Vref2(94.5mV)とVref3(130mV)との間にあるので、閾値Vref2は、“ランプ故障監視閾値”(又は“負荷故障監視閾値”)として定義され、かつ閾値Vref3は、さらに後に説明するように、例えばトレーラの追加的に接続された点滅ランプを認識するために利用される。
【0026】
この実施例において利用された比較器K3、K4、K5及びK6の代わりに、分路R3において測定された電圧を基準電圧と比較するために、アナログ−デジタル−変換器を利用することもできる。このことを図4に示すように、比較器をAD−変換器に置き換えることは、専門家にとってわけなく可能である。その入力端子が接続ピン7に接続されたAD−変換器を利用することによって、ランプ故障を認識するためにきわめて細かく段階付けられかつ変更可能な電圧閾値を実現することができる。
【0027】
内部制御ユニット26は、すでに説明したもの以外に、なお次の接続部を有する:
・入力端子OSZ、この入力端子に、例えば100kHzで振動する内部発振器27の出力信号が供給され(内部発振器27の代わりに、外部発振器を入力端子OSZに接続することもできる);発振器27の入力端子は、接続ピン2(バッテリー電圧Vbatt)に接続されており、
・リレードライバ出力端子REL、このリレードライバ出力端子は、内部増幅器28を介して集積回路16の接続ピン1に接続されており、
・入力端子RESET1,この入力端子は、ORゲート24の出力端子に接続されており、
・入力端子ON、この入力端子を介して、内部制御ユニット26が投入され、かつこの入力端子は、内部トランジスタT1のコレクタに接続されており、
・入力端子VS1、この入力端子は、接続ピン2(バッテリー電圧Vbatt)に接続されており、
・接続部FF、この接続部は、抵抗R6を介してトランジスタT1のベースに接続されており、
・3つの出力端子OUT1、OUT2又はOUT3、これらの出力端子は、それぞれ内部メモリユニット29の入力端子IN10、IN11又はIN12に接続されており、及び
・3つの入力端子IN7、IN8又はIN9、これらの入力端子は、それぞれ内部メモリユニット29の出力端子OUT6、OUT5又はOUT4に接続されている。
【0028】
内部メモリユニット29は、すでに挙げた接続部の他に、なお基準電位に接続された接続部GND、メモリユニット29をリセットするための接続部RESET2、及びバッテリー電圧Vbatt(集積回路16の接続ピン2)に接続するための接続部VS2を有する。
【0029】
図3の集積回路16の基本回路図は、さらにまだ比較器K8を有し、この比較器の非反転入力端子は、集積回路16の接続ピン4(点火)に接続されており;その反転入力端子に、基準電圧Vref9が供給され、かつその出力信号は、ORゲート24の第2の入力端子に供給される。接続ピン4にダイオードD5のアノードも接続されており、このダイオードのカソードは、抵抗R6を介してトランジスタT1のベースに通じている。
【0030】
別の比較器K9の非反転入力端子は、接続ピン2(バッテリー)に接続されており;その反転入力端子に基準電圧Vref8が供給され、かつその出力端子は、メモリユニット29の入力端子RESET2に接続されている。
【0031】
内部メモリユニット29は、プログラミング可能であり、かつそれによりランプ故障を検出することができる電圧測定値を記憶するために永久メモリを有する。記憶された値が失われないようにするために、メモリユニット29は、常に車両のバッテリーに接続されており。この永久メモリのリセットは、バッテリー電圧Vbattへの接続が切離され、かつその後再構成されたとき(パワーオンリセット、POR)、初めて入力端子RESET2を介して行なわれる。
【0032】
動作モード“方向点滅”、“ランプ故障”、“トレーラ動作”、“短絡”及び“警報点滅”において動作することができる電子点滅信号発生器10又は10’のそれぞれのPORの後、かつ第1の始動の前に、この電子点滅信号発生器は、第1にプログラミング(初期設定)しなければならず、次にこのことについて説明する。
【0033】
メモリユニット29のプログラミング
【0034】
内部メモリユニット29は、3つの内部双安定マルチバイブレータ(フリップフロップ)を有し、これらマルチバイブレータのそれぞれの出力端子に優先位置において、ローレベルが生じる。それぞれのPORの際に、これらの3つのフリップフロップは、これらの優先位置に戻り、それによりメモリは消去される。PORの後に行なうべきメモリユニット29の(新しい)プログラミング(初期設定)は、方向点滅(左又は右への点滅)の際にだけ行なわれ、しかも例えば第3の明段階又は明時間(点滅ランプが明るい)の間に行なわれる。成功したプログラミングは、プログラミングフラッグのセットによって表示される。
【0035】
初期設定が行なわれずかつプログラミングフラッグがセットされない3つの状況が存在する:
1、1つ又は2つしか明段階が生じない場合の右又は左への短時間の方向点滅の場合、
2、警報点滅の場合、及び
3、それによりきわめて大きなランプ電流が測定抵抗R3(図1、2)を通って流れる短絡が認識された場合。
【0036】
右又は左への正規の方向点滅の際に第3の明段階の間に初期設定が行なわれると、次の活動が行なわれる:
・第3の明段階の後に、次のPOR(バッテリー電圧の遮断及び接続される投入によって引起こされる)まで常に活性化されるプログラミングフラッグがセットされ、
・内部カウンタが、測定抵抗R3に生じる電圧値(この実施例において130ms後に5msにわたって測定される)を判定し、
・測定抵抗R3における測定された電圧値に依存して、それぞれの比較器K3、K4又はK5における内部閾値Vref1、Vref2又はVref3のうちの1つが、負荷故障監視閾値として定義され、かつ
・負荷故障監視閾値が、メモリユニット29の常に活性化されるメモリにファイルされる。例えばそれぞれ比較器K3、K4又はK5の出力信号を受取る内部制御ユニット26の入力端子IN3、IN4又はIN5のうち1つが、誤り状態(したがって分路R3を通ってあまりに大きな電流が流れる場合)のインディケータとして判定される。
【0037】
このことは、分路R3における電圧降下によって4つの可能な状態(短絡の場合を除外して)が生じることがあることを意味している:
・閾値を上回っておらず、
・閾値Vref1だけを上回っており、
・閾値Vref1及びVref2を上回っており、かつ
・すべての閾値Vref1、Vref2及びVref3を上回っている。
【0038】
これらそれぞれの電圧状態に対して、表2は、比較器K3、K4及びK5の出力端子、内部制御ユニット26の入力及び出力端子IN3、IN4、IN5、OUT1及びOUT2、及びメモリユニットの入力端子IN10及びIN11に生じる結果としての高又は低レベルを示している。
【0039】
【表2】
Figure 0003803816
【0040】
種々の電圧状態における信号レベル
【0041】
これら4つの可能な電圧状態のそれぞれは、メモリユニット29の2つのマルチバイブレータ(フリップフロップ)によって記憶されるが、一方第3のマルチバイブレータは、内部制御ユニット26の出力端子OUT3における及びメモリユニット29の入力端子IN12におけるプログラミングフラッグの状態(セット又は非セット)を記憶する。(セットされた又はセットされていない)プログラミングフラッグのマルチバイブレータの状態は、続いてメモリユニット29の出力端子OUTを介して、かつ記憶された電圧状態に所属の両方のマルチバイブレータの状態は、メモリユニット29の出力端子OUT4及びOUT5を介して読み出される(投入された点火の際)。
【0042】
これらの活動の後に、メモリユニット29は、完全にプログラミングされている。改めて行なわれるプログラミングは、POR(バッテリー電圧の遮断及び接続される投入によって引起こされる)の後に、初めて再び行なわなければならない。
【0043】
この実施例において利用された3つの内部閾値Vref1、Vref2及びVref3より多くのものが必要な場合、所望の閾値の数に相応して多くの比較器が使用され、かつメモリユニット29は、追加的なマルチバイブレータを含まなければならない。
【0044】
この実施例において利用された比較器K3、K4、K5及びK6の代わりに、信号入力端子7においてアナログーデジタル−変換器を使用した場合(図4に示すように)、ランプ故障の検出のためにきわめて細かく段階付けられた調節可能な電圧閾値が実現できる。
【0045】
動作モード“方向点滅”
【0046】
動作モード“方向点滅”は、投入された点火の際にのみ、したがって点火スイッチ22(図1)が閉じているときにのみ可能である。点火スイッチ22が投入されると、内部制御ユニット26によって、メモリユニット29内にファイルされた値及び状態が問合わされる。プログラミングフラッグがセットされている際、すなわち出力端子OUT6に高レベルが生じていると、出力端子OUT4及びOUT5に生じるレベルによって、比較器K3、K4又はK5のどの出力端子がランプ故障監視閾値として定義されるかが確定される。それから方向点滅スイッチ21(図1、2)が投入されている際に、所望の右又は左側の点滅ランプ19が、所定の点滅周波数によって投入及び遮断される。左又は右へのそれぞれの方向点滅の際に、それぞれの明段階(点滅ランプ19が投入されている)の間に、測定抵抗R3に生じる電圧値が測定され、かつメモリユニット29内に記憶されかつ負荷故障監視閾値として定義された電圧閾値と比較される。
【0047】
測定された電圧値が、例えばちょうど調節された閾値より上にあり、かつこの電圧値が、次に大きな閾値をまだ越えていない(したがって例えば比較器K3の閾値Vref1がランプ故障監視閾値として定義されている場合、閾値Vref1より上であり、かつ閾値Vref2をまだ越えていない)場合、このことは、すべての右又は左側の点滅ランプ19が正規に動作していることを意味している。この時、この動作モード“方向点滅”における点滅周波数は、例えば1.5Hzである。しかし分路R3において測定された電圧が、現在記憶されているランプ故障監視閾値より低いと、動作モード“ランプ故障”に交代する。測定された電圧が、現在調節されているランプ故障監視閾値より高い閾値を越えると、さらに後に説明するように、動作モード“トレーラ動作”が受け入れられる。
【0048】
図5a−dは、動作モード“方向点滅”に対して、集積回路16の種々の接続ピン:リレードライバ出力端子1(図5a)、方向点滅入力端子8(図5b)、点火のための入力端子4(図5c)及び測定入力端子7(図5d)における信号経過の例としての時間線図を示している。それぞれの信号は、高及び低レベルを示しており、かつ時間軸は、1.5Hzの周波数で交代する明及び暗段階の形において、標準的な場合を示している。
【0049】
動作モード“ランプ故障”
【0050】
例えば閾値Vref1より下にある電圧値を測定すると、すなわち制御ユニット26が、その入力端子IN3から信号を受取らないと、右又は左側において1つ又は複数の点滅ランプ19の故障が存在する(ランプ又は負荷故障)。点滅ランプ故障を運転者に表示するために、ランプ故障に関連する車両側における方向点滅の際の点滅周波数は、3Hzに2倍にされる。別の車両側のすべての点滅ランプ19が異常ない場合、この方向への方向点滅の際に、1.5Hzの正規の周波数で点滅する。動作モード“ランプ故障”は、後に図7b及び8bの時間線図及び信号経過に関連してなお詳細に説明する。
【0051】
動作モード“短絡”
【0052】
方向又は警報点滅の際のそれぞれの明段階の開始後、例えば50msの所定の時間の後に、測定抵抗R3における電圧値が測定され、かつ調節された短絡監視閾値と比較される。投入された左又は右の点滅回路内に短絡が存在し、その際、測定された電圧が、比較器K6における電圧閾値Vref4より高いと、制御ユニット26のリレードライバ出力端子RELは、不活性化され、このようにして点滅リレー17及び18(図1、2)を同様に不活性化するようにする。短絡の場合、電圧閾値Vref1、Vref2及びVref3をも上回るが、このことは、比較器K6によって表示された短絡の場合に、比較器K3、K4及びK5が機能しないので、何の作用も生じない。
【0053】
短絡が表示された場合、点滅信号発生器を誤動作に関してチェックする可能性は、1つの時点に比較器K3、K4、K5及びK6の出力信号を問合わせることにある。比較器K6の出力信号が、短絡を表示し、かつ比較器K3、K4及びK5の出力端子に信号が生じないとき、閾値Vref4を(したがって本実施例において閾値Vref1,Vref2及びVref3も)上回った際に、表2によれば正規の動作の場合に比較器K3、K4及びK5にそれぞれ高レベルが生じなければならないので、点滅信号発生器の誤動作が存在する。
【0054】
右又は左の点滅電流回路における短絡の場合、リレードライバ出力端子RELが不活性化されるとはいえ、内部の時間計数は継続される。暗段階又は暗時間(点滅ランプが暗い)の経過した後に、再び明段階が開始され、かつ点滅電流回路は、短絡に関してチェックされる。きわめて大きなランプ電流により短絡が検出されるかぎり、(方向点滅又は警報点滅の際に)あまりに大きすぎる電流によって電子装置が破壊されることを防止するために、動作モード“短絡”は維持されなければならない。短絡がもはや存在しなくなったときに初めて、動作モード“方向点滅”又は“警報点滅”が再び受け入れられる。動作モード“短絡”は、後になお図7c、8a及び8bの時間線図及び信号経過に関連して説明する。
【0055】
動作モード“トレーラ動作”
【0056】
車両にトレーラの追加的な点滅ランプを接続する際に、点滅信号発生器内における電流は、追加的な点滅ランプによってさらに大きくなる。方向点滅の際に、ランプ電流が測定抵抗R3によって検出され、このランプ電流が、例えば閾値Vref2より大きいが、短絡監視閾値Vref4より小さい場合(閾値Vref1が初期設定の際にランプ故障監視閾値として定義された場合)、すなわち制御ユニット26が、入力端子IN4から信号を受取るが、端子IN6からは受取らない場合、制御ユニット26は、点滅スイッチ回路に別の負荷装置(点滅ランプ)が加わったことを認識し、このことは、一般に別の点滅ランプ19を備えたトレーラの接続に帰するものである。それから制御ユニット26は、この時に例えば電圧閾値Vref2及び入力端子IN4を、ランプ故障監視閾値として定義することによって(初期設定の際にVref1がランプ故障監視閾値として定義されていたことを前提として)、この時に流れるランプ電流に負荷故障監視閾値を整合する。
【0057】
通常の数より多くの点滅ランプの際に、入力端子IN4に信号が生じないことによって、次の方向点滅の際にランプ故障が認識される(入力端子IN3に生じる信号は、すなわち閾値Vref1を上回ったことは、この場合、Vref2がランプ故障監視閾値として定義されているので、意味を持たない)。
【0058】
初期設定の際にプログラミングされた閾値は、引続きメモリユニット29内にファイルされたままであり、かつ新しいランプ故障監視閾値の割当ては、制御ユニット26内においてのみ行なわれる。それ故に点火の遮断及びその後の投入の後に、初期設定の際に確定された値が、再び利用され、かつ方向点滅の際に、トレーラの点滅ランプが点火電流回路に接続されているかどうかが、改めてチェックされる。
【0059】
したがって動作モード“トレーラ動作”は、点火が投入されているかぎりにおいてのみ維持される。先行する遮断の後に点火スイッチ22(図1)により点火が改めて投入された際に、制御ユニット26の接続部RESET1に比較器K8及びORゲート24を介して点火(接続ピン4、図3、4)によりパルスが供給され、かつそれにより制御ユニット26が、リセットされることによって、動作モード“トレーラ動作”は遮断される。動作モード“トレーラ動作”は、右又は左への方向点滅の際に点火を投入した際、電圧値が測定され、この電圧値が、初期設定の際に測定された電圧が閾値Vref1とVref2の間にあったので、この例において閾値Vref2より高いとき、再び受け入れられる。
【0060】
動作モード“警報点滅”
【0061】
動作モード“警報点滅”は、この動作モードが短絡の場合以外に、遮断された点火、ランプ故障又はトレーラ動作の際にも常に利用しなければならないので、特殊な場合をなしている。警報点滅スイッチ22(図1、2)によって、メモリユニット29のプログラミングの前に動作モード“警報点滅”が選択されると、さらに前に説明したように、初期設定及びプログラミングフラッグのセットは中止される。ランプ故障に関するチェックも、したがって点滅ランプ19(図1、2)の故障の際の周波数2倍化も行なわれない。短絡が確認された場合にのみ、あまりに大きすぎる電流によって点滅信号発生器が損傷し又は破壊することを防止するために、点滅リレーが遮断される。
【0062】
信号経過の時間線図
【0063】
図6a−eは、集積回路16の種々の接続ピンにおける信号経過の時間線図を示しており:
・図6aは、リレードライバ出力端子1における信号経過を示し、
・図6bは、警報点滅入力端子6における信号経過を示し、
・図6c及び6dは、点火入力端子4における信号経過を示し、かつ
・図6eは、測定入力端子7における信号経過を示している。
【0064】
図6a−eは、それぞれの信号に対して例として高−及び低−電圧レベルを示している。時間軸は、1.5Hzの点滅周波数及び交互の明及び暗段階を有する標準的な場合を示している。図6c及び6dの信号経過は、それぞれ点火を投入及び遮断した際に動作モード“警報点滅”が投入できることを示している。
【0065】
図7a−cは、図7aにおいて1.5Hzの点滅周波数を有する方向及び警報点滅の際の、図7bにおいて3Hzの2倍にされた点滅周波数における動作モード“ランプ故障”における(その際、動作モード“ランプ故障”は、動作モード“方向点滅”に関連してのみ活性化することができる)、及び短絡が存在する際に明段階のそれぞれの開始の後50msにリレードライバ出力端子が不活性化される誤りの場合“短絡”の生じた際の、リレードライバ出力端子における信号経過の時間線図の比較を示している。
【0066】
図8a及び8bは、それぞれ拡大されかつ詳細化された図7a及び7bの一部を示している。それぞれの明段階の開始後50ms以内の期間Xの間に短絡認識が行なわれることが示されている。短絡監視の際の50msの遅延は、それぞれの明段階の初めに生じる(例えば図5d及び6e参照)分路における電圧測定の際のきわめて大きな電流上昇に基づく誤測定を回避する。
【0067】
これらの時間線図は、衝突過程を防止するために、タイミング経過が、方向又は点滅スイッチの閉じた後ほぼ20msに始まることも示している。
【0068】
期間Xの間に短絡が認識されると、あまりに大きな電流に対して点滅信号発生器を保護するために、図7cによる動作モード“短絡”が受け入れられる。短絡が認識されないと、図8aにしたがって通常の動作モードが維持され、かつ時点Yに、例えばほぼ130msの後に、分路R3における電圧降下が測定される。測定された電圧が通常の範囲内にあると、すなわちランプ故障監視閾値以下ではないと、図8aによる動作モードが維持される。他方において電圧が前に確定されたランプ故障監視閾値より下にあると、動作モード“ランプ故障”が受け入れられる。最後に時点Zの間に、点滅過程を継続するかどうかを判定するために、方向点滅スイッチ及び警報点滅スイッチのスイッチ位置が問合わされる。
【0069】
動作経過
【0070】
図9のフローチャートは、本発明による方法の基礎となるアルゴリズムを説明している。点火を投入した際、方向又は警報点滅スイッチの閉鎖に応じて、動作モード“方向点滅”又は“警報点滅”に分岐し、かつ第1の明段階が開始される(その際、警報点滅は、すでに説明したように、点火を遮断した際にも利用することができる)。明段階の開始後50msに、動作モード“方向点滅”においても、動作モード“警報点滅”においても、短絡の問合わせが行なわれ、そのため測定抵抗R3(図1、2)に生じる電圧値が測定され、かつ比較器K6(図3)に設定された短絡監視閾値と比較される。短絡が存在すると、電子装置をあまりに大きな電流から保護するために、両方の動作モードにおいて即座に明段階が終了され、かつ警報及び方向点滅スイッチの問合わせに分岐する。
【0071】
短絡が存在しないと、動作モード“警報点滅”において同様に警報及び方向点滅スイッチの問合わせへの分岐が行なわれる。それに対して動作モード“方向点滅”において、まずそれぞれの明段階の開始後ほぼ130msに、ランプ電流の別の測定が行なわれ(一方動作モード“警報点滅”において別の測定は行なわれない)、かつその後初めて、方向点滅スイッチ及び警報点滅スイッチのスイッチ位置が問合わせされる。測定が、ランプ電流が(すなわち測定抵抗R3をも通って流れかつすべての点滅ランプを通って流れる総合電流が)設定された負荷故障閾値より小さいことを示した場合、動作モード“ランプ故障”が受け入れられ、かつランプ故障を表示するために、点滅周波数が2倍にされる。
【0072】
測定が、例えばトレーラの点滅ランプが接続されているので、ランプ電流が設定された負荷故障閾値より高い電圧閾値を越えるが、ランプ故障監視閾値を越えないことを示した場合、新たな負荷故障監視閾値として、新しい電圧閾値が選択され、この電圧閾値は、測定抵抗R3における電圧測定値より高いが、短絡監視閾値より下にある。
【0073】
負荷故障監視閾値を高めた後、1つ又は複数の故障した点滅ランプに基づいて周波数を2倍にした後、又は分路R3において測定された電圧が、セットされた負荷故障監視閾値を越えるが、次に高い閾値を越えないとき(すなわち電圧が通常の範囲にあるとき)、警報及び方向点滅スイッチの位置が問い合わせされる。両方のスイッチのうちの一方が閉じているとき、アルゴリズムの始めに分岐することによって、それぞれの点滅過程が継続される。両方のスイッチが開いているとき、点滅過程は終了する。
【0074】
本発明による方法及び本発明による電子回路は、汎用にかつ自己整合して車両における多数の点滅ランプ構造の制御、チェック及び操作のために使用可能な電子点滅信号発生器における使用にとくに適している。
【0075】
本発明は、特殊な実施例によって説明したといえ、請求された保護範囲があらゆる同じ意味の構成及び有利な変形を含むという確認が尊重される。例えば本発明による回路装置は、それより多くの又は少ない電圧閾値を維持するために、電圧測定のために測定入力端子7に接続された4つより多くの又は少ない比較器を含むことができる。いずれの場合にも、最高の閾値が短絡監視閾値として定義され、かつ残りの閾値は、所定の動作状態のために負荷故障監視閾値として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】集積回路を有する点滅信号発生器の第1の基本回路図である。
【図2】図1の集積回路を有する点滅信号発生器(2回路点滅システム)の第2の基本回路図である。
【図3】図1及び2の点滅信号発生器の集積回路の内部構成を含む詳細回路図及び複数の比較器の代わりにAD−変換器を有する同様な詳細回路図である。
【図4】図1及び2の点滅信号発生器の集積回路の内部構成を含む詳細回路図及び複数の比較器の代わりにAD−変換器を有する同様な詳細回路図である。
【図5】動作モード“方向点滅”における図3の集積回路の種々のピンにおける信号経過を示す時間線図である。
【図6】動作モード“警報点滅”における図3の集積回路の種々のピンにおける信号経過を示す時間線図である。
【図7】動作モード“方向点滅”、“警報点滅”、“ランプ故障”及び“短絡”における図3の集積回路のリレードライバ出力端子における信号経過を示す時間線図である。
【図8】図6の信号経過を詳細化して示す時間線図である。
【図9】種々の動作モードにおける測定過程と分岐の関係を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 点滅信号発生器
12 方向点滅スイッチ
13 警報点滅スイッチ
14 バッテリー端子
16 集積回路
17 スイッチ素子
18 スイッチ素子
19 負荷素子
26 制御ユニット
29 メモリユニット
K3 比較器
K4 比較器
K5 比較器
K6 比較器
R3 測定抵抗
Vref1 電圧閾値
Vref2 電圧閾値
Vref3 電圧閾値
Vref4 電圧閾値

Claims (12)

  1. 総合負荷電流が測定抵抗(R3)を介して案内され、かつこの測定抵抗(R3)に生じる電圧値が測定され、かつ評価される、並列に接続された複数の負荷素子(19)から形成されかつ間欠的な動作において操作される負荷電流回路を監視する方法において、
    a)負荷又はランプ故障監視閾値として、第1の電圧閾値(Vref1)が確定され、
    b)短絡監視閾値として、第2の電圧閾値(Vref4)が確定され、この第2の電圧閾値が、第1の電圧閾値(Vref1)より大きく、
    c)動作の間に発生される電圧値が、負荷故障監視閾値及び短絡監視閾値と比較され、かつ比較結果に依存して、負荷故障又は短絡が検出され、又は
    d)短絡監視閾値(Vref4)をまだ越えていない場合、第1の電圧閾値(Vref1)より高い電圧閾値(Vref2,Vref3)が、ランプ故障監視閾値として確定される
    ことを特徴とする、並列に接続された複数の負荷素子(19)から形成されかつ間欠的な動作において操作される負荷電流回路を監視する方法。
  2. 電圧閾値(Vref1,Vref2,Vref3,Vref4)に別の電圧閾値が加えられることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 短絡を検出した際に、例えば50msの所定の時間の後に、負荷電流が遮断されることを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。
  4. 短絡を検出した際に、別の所定の時間の経過した後に、改めて負荷電流が投入されることを特徴とする、請求項3記載の方法。
  5. 負荷素子(19)として点滅ランプを有する自動車のための点滅信号発生器負荷電流回路を監視することを特徴とする、請求項1ないし4の1つに記載の方法の利用。
  6. a)測定抵抗(分路,R3)、
    b)負荷電流回路を制御する少なくとも1つの制御可能なスイッチ素子(17,18)、
    c)並列に接続された負荷素子(19)、とくに点滅ランプ
    を有する、請求項1ないし5の1つに記載された方法を実施する電子回路において、
    d)集積回路(16)が、電圧閾値(Vref1,Vref2)を形成する少なくとも2つの比較器(K3,K4)を有し、かつ
    e)集積回路(16)が、電圧閾値(Vref1,Vref2)を確定しかつスイッチ素子(17,18)を制御する内部制御ユニット(26)、及び第1の電圧閾値(Vref1)を記憶するメモリユニット(29)を有する
    ことを特徴とする、請求項1ないし5の1つに記載された方法を実施する電子回路。
  7. 別の電圧閾値(Vref3,Vref4)を形成する別の比較器(K5,K6)が設けられていることを特徴とする、請求項6記載の電子回路。
  8. 比較器(K3,K4,K5,K6)の代わりに、電圧閾値を形成するアナログ−デジタル−変換器が設けられていることを特徴とする、請求項6又は7記載の電子回路。
  9. メモリユニット(29)が永久メモリを有することを特徴とする、請求項6ないし8の1つに記載の電子回路。
  10. スイッチ素子(17,18)において点滅リレーが問題になっていることを特徴とする、請求項6ないし9の1つに記載の電子回路。
  11. スイッチ素子(17,18)において電力MOSFETが問題になっていることを特徴とする、請求項6ないし10の1つに記載の電子回路。
  12. 自動車のための電子点滅信号発生器として使用することを特徴とする、請求項6ないし11の1つに記載の電子回路の利用。
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