JPH1059067A - 車輌用灯火システムの断線検出装置 - Google Patents
車輌用灯火システムの断線検出装置Info
- Publication number
- JPH1059067A JPH1059067A JP8212687A JP21268796A JPH1059067A JP H1059067 A JPH1059067 A JP H1059067A JP 8212687 A JP8212687 A JP 8212687A JP 21268796 A JP21268796 A JP 21268796A JP H1059067 A JPH1059067 A JP H1059067A
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- JP
- Japan
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- lamp
- vehicle
- lighting system
- disconnection
- detecting device
- Prior art date
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ランプ仕様の設計変更、ユーザによるランプの
数の増減、ランプの種類の変更等に対して柔軟に対応す
ることができ、また、トラクタタイプの車輌のように頻
繁にランプに数が変更する車輌であっても、断線検出を
正確に行うことができる。 【解決手段】ランプ駆動電流検出値と基準電流値とを比
較し、ランプ駆動電流検出値が基準電流値より低下した
とき、断線検出信号を出力する。
数の増減、ランプの種類の変更等に対して柔軟に対応す
ることができ、また、トラクタタイプの車輌のように頻
繁にランプに数が変更する車輌であっても、断線検出を
正確に行うことができる。 【解決手段】ランプ駆動電流検出値と基準電流値とを比
較し、ランプ駆動電流検出値が基準電流値より低下した
とき、断線検出信号を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌のストップラ
ンプ、テールランプ、方向指示ランプ等の点灯制御を行
う灯火システムの断線を検出し、運転者に報知する装置
に関する。
ンプ、テールランプ、方向指示ランプ等の点灯制御を行
う灯火システムの断線を検出し、運転者に報知する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ストップランプ、テールラン
プ、方向指示ランプ等の駆動電流を検出して基準電流と
比較し、検出電流値が基準値より低い場合に断線検出信
号を出力する装置は知られている。
プ、方向指示ランプ等の駆動電流を検出して基準電流と
比較し、検出電流値が基準値より低い場合に断線検出信
号を出力する装置は知られている。
【0003】この種の装置は、具体的には、図3に示す
ように、ランプ点灯リレー1とランプL1 、L2 〜LN
からなるランプ駆動回路に値の小さい電流検出抵抗Rs
を直列に挿入し、電流検出抵抗Rsとランプとの接続点
の検出電圧Vsと、基準抵抗R1、R2からなる基準電
圧発生回路2で作られる基準電圧Vrとを比較器3で比
較し、検出電圧Vsが大きいときに断線検出信号5を出
力するものである。そして、その信号により例えば運転
席に設けた警報ランプ(図示せず)を点灯させる。すな
わち、ランプ点灯操作(ブレーキペダルを踏むことな
ど)を行うと、ランプ点灯スイッチ4が閉じてリレー1
が動作し、ランプL1 、L2 〜LN が点灯する。基準電
圧Vrは、断線していないときの検出電圧より所定値だ
け高い値に設定してあるので、正常時には断線検出信号
は出力されない。ランプL1 、L2〜LN の内のいずれ
か又は途中のランプ配線が断線した場合には、ランプの
駆動電流が小さくなって検出電圧Vsが基準電圧Vrよ
り大きくなり、断線検出信号5が出力される。一般に
は、運転者は、ランプの点灯を直接には正確に確認でき
ないから、この種の回路は広く利用されている。
ように、ランプ点灯リレー1とランプL1 、L2 〜LN
からなるランプ駆動回路に値の小さい電流検出抵抗Rs
を直列に挿入し、電流検出抵抗Rsとランプとの接続点
の検出電圧Vsと、基準抵抗R1、R2からなる基準電
圧発生回路2で作られる基準電圧Vrとを比較器3で比
較し、検出電圧Vsが大きいときに断線検出信号5を出
力するものである。そして、その信号により例えば運転
席に設けた警報ランプ(図示せず)を点灯させる。すな
わち、ランプ点灯操作(ブレーキペダルを踏むことな
ど)を行うと、ランプ点灯スイッチ4が閉じてリレー1
が動作し、ランプL1 、L2 〜LN が点灯する。基準電
圧Vrは、断線していないときの検出電圧より所定値だ
け高い値に設定してあるので、正常時には断線検出信号
は出力されない。ランプL1 、L2〜LN の内のいずれ
か又は途中のランプ配線が断線した場合には、ランプの
駆動電流が小さくなって検出電圧Vsが基準電圧Vrよ
り大きくなり、断線検出信号5が出力される。一般に
は、運転者は、ランプの点灯を直接には正確に確認でき
ないから、この種の回路は広く利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した装置
をランプ仕様が異なる車種にとりつける場合は、ランプ
の種類、数が異なるため、その都度基準電圧発生回路2
を変更する必要がある。また、ランプが初めの設計仕様
どおりに装備されず、ユーザにおいて変更される場合に
も、基準電圧発生回路2を変更する必要がある。さら
に、トラクタタイプの車輌では、後部が切り離されて走
行する場合と、繋がった状態で走行する場合があるた
め、接続されるランプ数が頻繁に変更される。したがっ
て、このタイプの車輌では、断線検出装置を設けること
が困難であった。
をランプ仕様が異なる車種にとりつける場合は、ランプ
の種類、数が異なるため、その都度基準電圧発生回路2
を変更する必要がある。また、ランプが初めの設計仕様
どおりに装備されず、ユーザにおいて変更される場合に
も、基準電圧発生回路2を変更する必要がある。さら
に、トラクタタイプの車輌では、後部が切り離されて走
行する場合と、繋がった状態で走行する場合があるた
め、接続されるランプ数が頻繁に変更される。したがっ
て、このタイプの車輌では、断線検出装置を設けること
が困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車輌用灯火シ
ステムのランプ駆動電流検出値と基準電流値とを比較
し、ランプ駆動電流検出値が基準電流値より低下したと
き、断線検出信号を出力する車輌用灯火システムの断線
検出装置において、基準電流値を、使用ランプの仕様に
応じて自動的に設定可能とすることによって、上記の課
題を解決している。
ステムのランプ駆動電流検出値と基準電流値とを比較
し、ランプ駆動電流検出値が基準電流値より低下したと
き、断線検出信号を出力する車輌用灯火システムの断線
検出装置において、基準電流値を、使用ランプの仕様に
応じて自動的に設定可能とすることによって、上記の課
題を解決している。
【0006】具体的には、駆動電流を駆動回路に直列に
挿入した検出抵抗両端の電圧降下から求めるとともに、
基準電圧発生回路として複数の基準電圧を発生可能なも
のを用いる。そして、使用ランプの仕様に応じて設定さ
れた複数の基準電圧の内の1つと、検出抵抗の接続端の
検出電圧とを比較し、断線検出信号を得る。使用ランプ
の仕様には、ランプの種類、数が含まれる。また、ラン
プの仕様変更には、工場出荷時の仕様変更だけでなく、
出荷後のユーザにおける変更、トラクタタイプの車輌に
おける車輌の後部部分の接続、切り離しも含まれる。
挿入した検出抵抗両端の電圧降下から求めるとともに、
基準電圧発生回路として複数の基準電圧を発生可能なも
のを用いる。そして、使用ランプの仕様に応じて設定さ
れた複数の基準電圧の内の1つと、検出抵抗の接続端の
検出電圧とを比較し、断線検出信号を得る。使用ランプ
の仕様には、ランプの種類、数が含まれる。また、ラン
プの仕様変更には、工場出荷時の仕様変更だけでなく、
出荷後のユーザにおける変更、トラクタタイプの車輌に
おける車輌の後部部分の接続、切り離しも含まれる。
【0007】
【作用】ランプ数の増加、トラクタタイプの車輌の後部
部分の接続、切り離し等のランプ仕様変更を行った場
合、自動的に基準電流値が設定される。その後、使用ラ
ンプの断線等ランプ駆動回路の一部でも断線が生じたと
きは駆動電流が減少するため、正確に断線が検出され
る。
部分の接続、切り離し等のランプ仕様変更を行った場
合、自動的に基準電流値が設定される。その後、使用ラ
ンプの断線等ランプ駆動回路の一部でも断線が生じたと
きは駆動電流が減少するため、正確に断線が検出され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図2
にしたがって説明する。図1は本発明の断線検出装置の
構成を示す図、図2は図1における制御回路の動作を示
すフローチャートである。
にしたがって説明する。図1は本発明の断線検出装置の
構成を示す図、図2は図1における制御回路の動作を示
すフローチャートである。
【0009】図1の断線検出装置は、図3に示した従来
の断線検出装置の基準電圧発生回路2を複数の基準電圧
が発生可能な基準電圧発生回路20に置き換えると共
に、基準電圧発生回路20の複数の基準電圧の設定を制
御する制御回路6を設けたものである。基準電圧発生回
路20は、抵抗R1 、R21、R22、…R2k…(R21>R
22>…>R2k>…)、トランジスタTr1、Tr2、…Trk
…、からなり、トランジスタTr1、Tr2、〜Trkは、制
御回路6からの信号により1つだけが導通する。ランプ
Lが所定の仕様のときに、トランジスタTrkが導通する
ように設定されているとしているとすると、A点の電圧
VA は、VA =VB ×R2k/(R1 +R2k)となる。た
だし、VB は電源電圧である。この電圧VA は、抵抗R
2kの値を適当な値に選ぶことにより、ランプLが所定の
仕様のときの接続点Xの電圧VX より所定値だけ高い値
になるように設定されているので、比較器3の出力は、
正常時には低レベルとなって、断線検出信号5が出力さ
れない。この設定状態で、ランプの1つあるいは途中の
導線が断線すると、ランプの駆動電流が小さくなってX
点の電圧が低くなり、断線検出信号5が出力される。し
たがって、ランプの仕様に応じて、所定のトランジスタ
が導通するように制御回路6を設定可能しておくと、ラ
ンプ仕様の変更に対応して、最適な基準電圧VA を出力
することができる。この実施例では、制御回路6は、マ
イクロコンピュ−タで構成され、トランジスタの導通制
御信号は、不揮発性メモリに記憶させておく。
の断線検出装置の基準電圧発生回路2を複数の基準電圧
が発生可能な基準電圧発生回路20に置き換えると共
に、基準電圧発生回路20の複数の基準電圧の設定を制
御する制御回路6を設けたものである。基準電圧発生回
路20は、抵抗R1 、R21、R22、…R2k…(R21>R
22>…>R2k>…)、トランジスタTr1、Tr2、…Trk
…、からなり、トランジスタTr1、Tr2、〜Trkは、制
御回路6からの信号により1つだけが導通する。ランプ
Lが所定の仕様のときに、トランジスタTrkが導通する
ように設定されているとしているとすると、A点の電圧
VA は、VA =VB ×R2k/(R1 +R2k)となる。た
だし、VB は電源電圧である。この電圧VA は、抵抗R
2kの値を適当な値に選ぶことにより、ランプLが所定の
仕様のときの接続点Xの電圧VX より所定値だけ高い値
になるように設定されているので、比較器3の出力は、
正常時には低レベルとなって、断線検出信号5が出力さ
れない。この設定状態で、ランプの1つあるいは途中の
導線が断線すると、ランプの駆動電流が小さくなってX
点の電圧が低くなり、断線検出信号5が出力される。し
たがって、ランプの仕様に応じて、所定のトランジスタ
が導通するように制御回路6を設定可能しておくと、ラ
ンプ仕様の変更に対応して、最適な基準電圧VA を出力
することができる。この実施例では、制御回路6は、マ
イクロコンピュ−タで構成され、トランジスタの導通制
御信号は、不揮発性メモリに記憶させておく。
【0010】制御回路6には、ランプ仕様変更信号7、
ランプ点灯操作信号8、比較器3の出力信号である断線
検出信号5が入力される。これらの信号は、いずれも基
準電圧発生回路20の基準電圧値設定に利用される。
ランプ点灯操作信号8、比較器3の出力信号である断線
検出信号5が入力される。これらの信号は、いずれも基
準電圧発生回路20の基準電圧値設定に利用される。
【0011】次に、ランプ仕様変更時の制御回路6の動
作、すなわち基準電圧値設定時の動作を図2のフローチ
ャートを用いて説明する。ステップ101では、ランプ
仕様変更信号7が入力されたかどうかが判断され、入力
された場合は、ステップ102に移る。ランプ仕様変更
信号7は、車輌に取り付けられるランプの種類、数等を
実際に変更した場合だけでなく、工場出荷時の初期設定
時も出力される。また、トラクタタイプの車輌の場合
は、車輌の後部部分が接続又は切り離しされたときに
も、出力される。
作、すなわち基準電圧値設定時の動作を図2のフローチ
ャートを用いて説明する。ステップ101では、ランプ
仕様変更信号7が入力されたかどうかが判断され、入力
された場合は、ステップ102に移る。ランプ仕様変更
信号7は、車輌に取り付けられるランプの種類、数等を
実際に変更した場合だけでなく、工場出荷時の初期設定
時も出力される。また、トラクタタイプの車輌の場合
は、車輌の後部部分が接続又は切り離しされたときに
も、出力される。
【0012】ステップ102では、ブレーキペダルの操
作等のランプ点灯操作信号8が入力されたかどうかが判
断され、入力された場合は、ステップ103に移る。
作等のランプ点灯操作信号8が入力されたかどうかが判
断され、入力された場合は、ステップ103に移る。
【0013】ステップ103では、基準電圧発生回路2
0のトランジスタTr を導通させるためのデータを保持
する設定メモリ(図示せず)をリセットする。設定メモ
リは、不揮発性メモリで構成される。
0のトランジスタTr を導通させるためのデータを保持
する設定メモリ(図示せず)をリセットする。設定メモ
リは、不揮発性メモリで構成される。
【0014】次いで、ステップ104では、設定メモリ
の値Kに1を加算し、その値を再度書き込む。設定メモ
リの値がKのとき、トランジスタTrkが導通するように
なっているので、比較器3には、X点の検出電圧VX
と、設定電圧すなわちA点の電圧VA =VB ×R2k/
(R1 +R2k)が入力される。このとき、VX >VA と
なって、断線検出信号5が入力されるかどうかがステッ
プ105で判断される。断線検出信号5が入力されない
場合は、ステップ104に戻り、VX >VA となるまで
繰り返す。抵抗R1 、R21、R22、…R2k…は、R21>
R22>…>R2k>…になるように選択されているので、
電圧VA は、順次低い値となって、比較器3に入力され
る。
の値Kに1を加算し、その値を再度書き込む。設定メモ
リの値がKのとき、トランジスタTrkが導通するように
なっているので、比較器3には、X点の検出電圧VX
と、設定電圧すなわちA点の電圧VA =VB ×R2k/
(R1 +R2k)が入力される。このとき、VX >VA と
なって、断線検出信号5が入力されるかどうかがステッ
プ105で判断される。断線検出信号5が入力されない
場合は、ステップ104に戻り、VX >VA となるまで
繰り返す。抵抗R1 、R21、R22、…R2k…は、R21>
R22>…>R2k>…になるように選択されているので、
電圧VA は、順次低い値となって、比較器3に入力され
る。
【0015】ステップ105で、断線検出信号5の入力
を検出すると、ステップ106で設定メモリの値Kから
1減じ、その時の値を設定値として、基準電圧設定動作
を終了する。このとき、基準電圧発生回路20の出力電
圧は、ランプ仕様変更後の正常時の検出電圧より、少し
だけ高い値となっている。
を検出すると、ステップ106で設定メモリの値Kから
1減じ、その時の値を設定値として、基準電圧設定動作
を終了する。このとき、基準電圧発生回路20の出力電
圧は、ランプ仕様変更後の正常時の検出電圧より、少し
だけ高い値となっている。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の断線検出装
置は、車輌用灯火システムのランプ駆動電流検出値との
比較結果に応じて断線検出信号を出力するための基準電
流値を、使用ランプの仕様に応じて自動的に設定可能と
することによって、ランプ仕様の設計変更、ユーザによ
るランプの数の増減、ランプの種類の変更等に対して柔
軟に対応することができ、断線検出を正確に行うことが
できる。また、トラクタタイプの車輌のように頻繁にラ
ンプに数が変更する車輌であっても、断線検出を正確に
行うことができる。
置は、車輌用灯火システムのランプ駆動電流検出値との
比較結果に応じて断線検出信号を出力するための基準電
流値を、使用ランプの仕様に応じて自動的に設定可能と
することによって、ランプ仕様の設計変更、ユーザによ
るランプの数の増減、ランプの種類の変更等に対して柔
軟に対応することができ、断線検出を正確に行うことが
できる。また、トラクタタイプの車輌のように頻繁にラ
ンプに数が変更する車輌であっても、断線検出を正確に
行うことができる。
【図1】本発明の実施例の断線検出装置の構成を示す
図。
図。
【図2】図1における制御回路の基準電圧設定時の動作
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図3】従来の断線検出装置の構成を示す図。
1 ランプ点灯リレー 2 基準電圧発生回路 3 比較器 4 ランプ点灯スイッチ 5 断線検出信号 6 制御回路 7 ランプ仕様変更信号 8 ランプ点灯操作信号 20 基準電圧発生回路 VB 電源電圧 Rs 電流検出抵抗
Claims (14)
- 【請求項1】車輌用灯火システムのランプ駆動電流検出
値と基準電流値とを比較し、ランプ駆動電流検出値が基
準電流値より低下したとき、断線検出信号を出力する車
輌用灯火システムの断線検出装置であって、基準電流値
は、使用ランプの仕様に応じて自動的に設定可能となっ
ていることを特徴とする車輌用灯火システムの断線検出
装置。 - 【請求項2】使用ランプの仕様は、駆動ランプの種類お
よび数であることを特徴とする請求項1記載の車輌用灯
火システムの断線検出装置。 - 【請求項3】基準電流値は、ユーザによる使用ランプの
仕様変更に応じて自動的に設定可能となっていることを
特徴とする請求項1または2記載の車輌用灯火システム
の断線検出装置。 - 【請求項4】車輌がトラクタタイプの車輌であり、基準
電流値は、車輌の後部部分の接続、切り離しに応じて自
動的に設定可能となっていることを特徴とする請求項1
または2記載の車輌用灯火システムの断線検出装置。 - 【請求項5】基準電流値の設定は、あらかじめ用意され
た複数の基準電流値の内の1つを選択することによって
行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記
載の車輌用灯火システムの断線検出装置。 - 【請求項6】基準電流値の選択は、使用ランプの仕様変
更後のランプ駆動電流検出値とあらかじめ用意された複
数の基準電流値との比較結果により行うことを特徴とす
る請求項5記載の車輌用灯火システムの断線検出装置。 - 【請求項7】ランプ駆動電流は、ランプ駆動回路に直列
に挿入した電流検出抵抗の電圧降下を利用して検出し、
基準電流値は、電源と接地間に直列接続した抵抗によっ
て設定されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
1項記載の車輌用灯火システムの断線検出装置。 - 【請求項8】ランプ点灯操作時に閉成する開閉素子と並
列接続したランプ群とを電源と接地間に直列に接続した
ランプ駆動回路を含む車輌用灯火システムの断線検出装
置であって、さらにランプ駆動回路に直接に挿入した電
流検出抵抗と、 複数の基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、 前記電流検出抵抗の接続点の電圧と前記基準電圧発生回
路の出力電圧とを比較し、断線検出信号を出力する比較
器と、 使用するランプ仕様の変更時に、前期基準電圧発生回路
の発生基準電圧を変更する制御回路とを、含むことを特
徴とする車輌用灯火システムの断線検出装置。 - 【請求項9】使用ランプの仕様は、使用ランプの種類お
よび数であることを特徴とする請求項8記載の車輌用灯
火システムの断線検出装置。 - 【請求項10】使用するランプ仕様の変更には、ユーザ
による使用ランプの仕様変更が含まれる請求項8または
9記載の車輌用灯火システムの断線検出装置。 - 【請求項11】車輌がトラクタタイプの車輌であり、前
記制御回路は、車輌の後部部分の接続、切り離し時に前
記基準電圧発生回路の発生基準電圧を変更するものであ
ることを特徴とする請求項8または9記載の車輌用灯火
システムの断線検出装置。 - 【請求項12】前記基準電圧発生回路は、電源と接地間
に接続された抵抗の直列回路で構成され、直列接続され
る複数の抵抗のうちの1つが前記制御回路によって切換
えられる構成をとることにより、複数の基準電圧が出力
可能となっていることを特徴とする請求項8乃至11の
いずれか1項記載の車輌用灯火システムの断線検出装
置。 - 【請求項13】前記制御回路は、前記基準電圧発生回路
の出力電圧値を順次切換え、その時の比較器の出力に基
づいて基準電圧を設定することを特徴とする請求項12
記載の車輌用灯火システムの断線検出装置。 - 【請求項14】前記制御回路は、マイクロコンピュ−タ
を用いて構成されることを特徴とする請求項8乃至13
記載の車輌用灯火システムの断線検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8212687A JPH1059067A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 車輌用灯火システムの断線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8212687A JPH1059067A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 車輌用灯火システムの断線検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1059067A true JPH1059067A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16626768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8212687A Pending JPH1059067A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 車輌用灯火システムの断線検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1059067A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1004474A3 (de) * | 1998-11-24 | 2003-01-22 | ATMEL Germany GmbH | Verfahren und Schaltungsanordnung zum Vergleich eines Eingangssignals mit unterschiedlichen Spannungsschwellen in einem elektronischen Blinkgeber |
-
1996
- 1996-08-12 JP JP8212687A patent/JPH1059067A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1004474A3 (de) * | 1998-11-24 | 2003-01-22 | ATMEL Germany GmbH | Verfahren und Schaltungsanordnung zum Vergleich eines Eingangssignals mit unterschiedlichen Spannungsschwellen in einem elektronischen Blinkgeber |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |