JP2826607B2 - 車両のオ−トライトコントロ−ル装置 - Google Patents

車両のオ−トライトコントロ−ル装置

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JP2826607B2 JP31346593A JP31346593A JP2826607B2 JP 2826607 B2 JP2826607 B2 JP 2826607B2 JP 31346593 A JP31346593 A JP 31346593A JP 31346593 A JP31346593 A JP 31346593A JP 2826607 B2 JP2826607 B2 JP 2826607B2
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Locating Faults (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両周囲の明暗にした
がって車両のヘッドライトを点・消灯させる車両のオ−
トライトコントロ−ル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車は、日中、走行中、トンネルなど
暗い部分を通過するときには、視界を確保するために、
トンネルを入る直前でヘッドライトを点灯させ、トンネ
ルに通過した後はヘッドライトを消灯させることが必要
となる。
【0003】このようなヘッドライトの点・消灯の操作
は面倒である。そこで、自動車には、上記したヘッドラ
イトの点・消灯の操作を自動的に行わせる装置、すなわ
ちオ−トライトコントロ−ル装置を装備したものがあ
る。
【0004】従来、こうしたオ−トライトコントロ−ル
装置は、自動車の周囲の明暗に応じたセンサ出力(電圧
信号)を出力する光センサ(日射センサ)と、ライトオ
ンオフ用のマップ(ライトオンオフ時期を照度具合にし
たがって定めたマップ)にしたがって、自動車のヘッド
ライトを上記光センサからのセンサ出力により点・消灯
させるECUとを有して構成されている。
【0005】このオ−トライトコントロ−ル装置によ
り、日中の明るいときにはヘッドライトを消灯させ、ト
ンネルを通過するときなど、周囲が暗くなるときにはヘ
ッドライトを点灯させるようにしてある。
【0006】ところで、このようなオ−トライトコント
ロ−ル装置には、光センサとECUとの間で断線が生じ
たときフェ−ルセ−フとして、ヘッドライトを点灯させ
るライト点灯回路が設けられている。
【0007】従来、このライト点灯回路は、光センサと
ECUとの間の信号出力経路に設けた、ヘッドライトを
点・消灯させる電気回路、すなわちコンデンサと抵抗を
用いた回路で構成され、この回路の時定数の設定によっ
て、断線が起きて光センサとECUとの間に電流が流れ
なくなると、ヘッドライトをオンさせるようにしてあ
る。これにより、たとえ夜間走行中、信号出力経路の部
分で断線が起きても、ヘッドライトは点灯するようにし
てある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした時
定数回路を用いて構成されたライト点灯回路は、電気回
路そのものであるから、確かに完全に信号経路が断線し
たときには有効的に機能するものの、信号経路において
ハンチング(導通状態と非導通状態を繰り返す)を起こ
したようなときは良いものではない。
【0009】上記ハンチングは、例えば光センサの接点
が、同光センサをつなぐコネクタでの接触不良、光セン
サが正常に立ち上がらない状態といったことを原因とし
て生じる。
【0010】このような場合、完全な断線(照度信号の
出力がなくなる)とは異なり、信号経路の途中で起きた
断線部分は、自動車の走行の振動などで、非導通状態と
なったり、導通状態となったりを繰り返す。
【0011】したがって、日中、自動車が走行している
とき、上記ハンチングが信号経路で起きると、導通状
態、非導通状態にしたがって、ヘッドライドは不必要に
点灯と消灯とを繰り返してしまう難点がある。
【0012】しかも、ヘッドライトの点滅はヘッドライ
ト自体の寿命を縮めてしまうことにもなる。本発明は、
このような事情に着目してなされたもので、その目的と
するところは、断線発生時、点灯、消灯の繰り返しとい
った不必要な点灯動作なく、ヘッドライトを点灯させる
ことができる車両のオ−トライトコントロ−ル装置を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のオ−トライトコントロ−ル装置は、ライト
点灯手段を、ヘッドライト制御手段で受ける光センサの
電圧信号が所定電圧値以下になるときを検出する電圧検
出手段と、この検出結果から断線か否かを判定する判定
手段と、この判定手段により断線と判定されたとき、ヘ
ッドライトを点灯させるライトオン手段とを設けて構成
したことにある。
【0014】
【作用】請求項1に記載のオ−トライトコントロ−ル装
置は、日中、走行中、信号経路の途中に断線が起きたと
すると、電圧検出手段により、光センサからの電圧信号
が所定電圧以下になることが検出される。
【0015】このときの検出結果により、信号経路で断
線を起こしたか否か判定される。そして、断線と判定さ
れると、ヘッドライトは点灯される。したがって、ヘッ
ドライトは、たとえ非導通状態と導通状態とを繰り返す
ような断線が信号経路に起きたとしても、点滅といった
作動なく、断線発生時から点灯する。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図1ないし図5に示す第1の
実施例にもとづいて説明する。図1は、本発明を適用し
た自動車(車両)のオ−トライトコントロ−ル装置を示
し、図中1はマイクロコンピュ−タで構成された、ライ
ト点灯手段としても機能するECU、2は自動車の周囲
の明暗に応じた電圧信号を出力する日射センサである。
【0017】日射センサ2は、光センサ3にアンプ4を
接続して構成される。そして、日射センサ2のセンサ電
源および同じくセンサGNDは、ECU1に接続されて
いる。なお、4aはセンサ電源の信号ライン、4bはセ
ンサGNDの信号ラインをそれぞれ示す。
【0018】日射センサ2の信号出力部は、抵抗6aお
よびA/D変換器1aを介して、ECU1に接続され、
日射センサ2からの日射信号をディジタルに変換して、
ECU1へ出力させるようにしている。なお、4cは信
号出力部の信号ライン(信号経路に相当)を示す。
【0019】またアンプ4と抵抗6aとの間の信号ライ
ン4cと、信号ライン4bとの間には、コンデンサ5と
抵抗6bとが並列に接続されている。ECU1には、そ
れぞれ自動車の走行用エンジンを起動・停止させるため
イグニションスイッチ7(以下、IGスイッチ7と称
す)、オ−トライト機能を入切りするためのオ−トライ
トスイッチ8、車体前方を照らすヘッドライト9、客室
を照明するためのル−ムランプ10が接続されている。
【0020】ECU1には、ライト点灯手段を構成する
各要素として、日射センサ2の日射信号にしたがってヘ
ッドライト9を点・消灯する機能、日射センサ2からの
ECU1に至る信号ライン4cで起きる断線を検出する
機能、同断線を確定する機能、断線確定にしたがってヘ
ッドライト9を点灯し続けさせる機能、同点灯を報知す
る機能がそれぞれ設けてある。
【0021】すなわち、ECU1には、図3に示される
ような「ヘッドランプ点灯マップ」が設定されている。
「ヘッドランプ点灯マップ」は、照度が明るくなるにし
たがって、日射センサ2のセンサ出力Vが上昇する特性
曲線Aを有していて、このうちヘッドライト9を必要と
せずにすむ明るさLxに対応したVx電圧値以上のとき
をヘッドライトオフ(消灯)の範囲とし、反対にヘッド
ライト9の明るさを必要とする明るさLyに対応したV
y電圧値以下をヘッドライトオン(点灯)の範囲として
いる。
【0022】また「ヘッドランプ点灯マップ」には、特
性曲線Aの下限値VzからVh下方にずれた低出力側に
断線検出用として断線しきい値V1 (所定電圧値)が設
定されていて、同断線しきい値V1 以下の領域を断線検
出領域としている。
【0023】ECU1は、IGスイッチ7およびオ−ト
ライトスイッチ8がオンのとき、この「ヘッドランプ点
灯マップ」の特性曲線Aにしたがって、ヘッドランプ9
を点・消灯させるようにしている。共に、断線検出しき
い値V1 から、断線を検出するように設定してある。
【0024】また、ECU1には、図4に示されるよう
な予め正常時のVh間でのセンサ出力の変化時間V0
(コンデンサ5および抵抗6bで得られる次定数で決ま
るもの)が設定されている。またECU1には、断線時
に起きる同Vh間におけるセンサ出力の変化時間を計時
する機能が設定されている。
【0025】さらにECU1には、設定変化時間V0
計時した変化時間とを比較する機能が設定されていて、
同比較から断線が生じたか否かを判定するようにしてあ
る(V0 >Vtならば断線と判定)。
【0026】さらにECU1には、断線と判定されたと
き、ヘッドライト9を点灯作動させ、その点灯を、解除
信号、例えばIGスイッチ7、オ−トライトスイッチ8
をオフするまでは続けさせる設定がなされている。
【0027】加えて、ECU1には上記断線と判定され
たとき、消灯状態に在るル−ムランプ10を点灯させる
設定がなされている。この設定により、ル−ムランプ1
0を報知手段として活用して、乗員に断線状態であるこ
とを報知するようにしてある。
【0028】つぎに、このように構成されたオ−トライ
トコントロ−ル装置の作用を図2に示すフロ−チャ−ト
に沿って説明する。例えば自動車が、日中、トンネルを
有する道路で走行する場合を例に挙げて説明することに
する。
【0029】この走行のときは、まず、自動車に乗員が
乗り込み、IGスイッチ7をオン操作して、走行用エン
ジンを起動する。ついで、オ−トスイッチ8をオン操作
した後、目的の道路を走行させる。
【0030】この一連の操作により、フロ−チャ−ト
は、ステップS1,S2を経て、ステップS3に進む。
ここで、フラグは「断線状態」を示す「1」でないか
ら、ステップS4に至り、オ−トライト機能が作動して
いく。
【0031】すなわち、ECU1は、信号ライン4cを
通じて、日射センサ2からのセンサ出力V(日射信号)
を入力する。ここで、自動車の周囲の明るさは、ヘッド
ライト9を必要としない日中の明るさなので、日射セン
サ2からは、この明るさに対応したセンサ出力Vが出力
される。
【0032】ついで、ステップS5に進み、ECU1は
「ヘッドライト点灯マップ」から上記センサ出力Vに対
応する特性曲線Aを読み取る。つまり、ECU1は、特
性曲線A上、Vx電圧値以上のヘッドライトオフ(消
灯)の範囲を読み取る。
【0033】ヘッドライト9は、この読取りにしたがっ
て、消灯側に制御される。これにより、自動車は、ヘッ
ドライト9を消灯したままで、走行が続く。そして、自
動車が上記トンネルに入る。これにより、自動車の周囲
は、それまでの明るい状態から、ヘッドライト9の点灯
が必要な暗い状態へ変わる。
【0034】すると、日射センサ2のセンサ出力Vは、
図4の上段側の線図に示される明るい所から暗い所へに
変わる急激な照度の変化にしたがって、図4の下段側の
線図に示されるように時定数(コンデンサ5と抵抗6b
とによって定まるもの)で決まる変化時間V0 を伴いな
がら低下する。
【0035】これにより、センサ出力Vは、Vy電圧値
以下のヘッドライトオンの範囲まで低下する。ECU1
は、「ヘッドライト点灯マップ」から上記センサ出力V
に対応する特性曲線Aの部位を読み取る。つまり、EC
U1は、特性曲線A上、Vy電圧値以下のヘッドライト
オフ(消灯)の範囲を読み取ることとなる。
【0036】ヘッドライト9は、この読取りにしたがっ
て点灯側に制御される。つまり、消灯していたヘッドラ
イト9は、トンネルに入るに伴い点灯する。そして、ト
ンネルを抜け出ると、ヘッドランプ9は、再び「ヘッド
ライト点灯マップ」により消灯していく。
【0037】これにより、ヘッドランプ9は、「ヘッド
ライト点灯マップ」にしたがい、明暗に応じて自動的に
点灯制御される。しかして、このような周囲が明るい道
路を自動車が走行中、光センサ3からECU1までの信
号経路において、例えばハンチングを伴うような断線が
生じたとする。
【0038】すると、日射センサ2のセンサ出力Vは、
照度に関係なく、Vx電圧値以上となっていた電圧値か
ら急激に低下する。ここでのセンサ出力Vの変化は、断
線により生じているものであるから、先に述べたような
正常なときの図4の下段に示されるような時定数で規定
される変化時間V0 を有するものではなく、図5に示さ
れるような変化時間V0 がほとんどない(正常時より、
かなり短い)急激な降下を示す。
【0039】このセンサ出力Vが、特性曲線Aの下限値
Vzから断線検出しきい値V1 までに降下することによ
り、断線が検出される。そして、ステップS6,S7に
おいて、同区間Vhにおける変化時間Vtが計時され
る。
【0040】ついで、ステップS8に進み、予め設定し
てある正常時の同間での設定変化時間V0 と上記変化時
間Vtとが比較されていく。ここで、正常なセンサ出力
Vの変化であれば、変化時間V0 を要し、断線であれば
同時間より変化時間が短いことがわかっている。
【0041】つまり、上記比較結果は「Vt<V0 」と
なり、同結果から上記センサ出力Vの変化は「断線」に
よるものと判定される。「断線」と判定されると、EC
U1は、ステップS9、ステップS10に進み、ヘッド
ライト9を点灯させ、さらにル−ムランプ10を点灯さ
せて、乗員に断線状態である旨を報知していく。
【0042】これにより、ヘッドライト9は断線発生時
から点灯する。このヘッドライト9の点灯状態は、続く
ステップS11のフラグセットにより、IGスイッチ7
がオフ、オ−トライトスイッチ8がオフするまで継続さ
れる。
【0043】かくして、ヘッドランプ9は、ECU1に
よる断線の認識により断線発生時から点灯されるから、
たとえ非導通状態と通電状態とを繰り返すような断線が
信号経路に起きたとしても、従来のような点滅といった
作動なく、断線発生時点から点灯状態となる。
【0044】しかも、ECU1にて、センサ出力Vの変
化を検出しているから、併せて日射センサ2の故障も検
出できる。そのうえ、センサ出力Vの変化時間で断線を
判定するオ−トライト装置は、断線の発生と略同時に、
ヘッドライト9を点灯させることができ、高い応答性を
有する。
【0045】また既存のル−ムランプ10の点灯を活用
して、乗員に、「断線」、「日射センサが故障」である
ことを知らせることができる。図6および図7は、本発
明の第2の実施例を示す。
【0046】本実施例は、センサ出力の変化時間から断
線であることを判定するのではなく、断線時間にしたが
って「断線」であることを判定したものである。すなわ
ち、本実施例は、ECU1を用いて、断線発生時、断線
検出しきい値V1 における時間、すなわち断線時間Tn
を計測し、予め設定してある、断線を確定するための時
間値Tfに、計測した断線時間に達したとき、断線であ
ると判定するようにしたものである。
【0047】具体的には、図6に示されるフロ−チャ−
トは、図1に示されるフロ−チャ−トステップS6〜ス
テップS8に代えて、ステップS20〜S23を設定し
たチャ−トとなっている。
【0048】すなわち、ステップS20は、センサ出力
Vが断線検出しきい値V1 以下か否かを判定する処理で
ある。この処理により、断線の有無を検出する。ステッ
プS21は、ステップS20において断線と判定された
ら、このときの断線時間を計測する処理である。
【0049】ステップS22は、断線が図7に示される
ような非導通状態と導通状態を繰り返すハンチングのと
きでも確定するための前処理となる、ハンチング時の個
々の断線時間Tn、…を加算する処理である。
【0050】ステップS23は、この処理結果を用い
て、断線確定をするべく、上記総和時間TA が、予め設
定した断線確定時間値Tfより大きくなったとき、断線
と判定する処理である。
【0051】そして、この処理によって断線と判定され
たら、ステップ9に進み、第1の実施例で説明したよう
にヘッドライト9を点灯させるようにしている。このよ
うにしても、第1の実施例と同様、たとえ非導通状態と
通電状態とを繰り返すような断線が信号経路に起きたと
しても、従来のような点滅といった作動なく、断線発生
時点からヘッドライト9を点灯し続けることができる。
【0052】図8および図9は、本発明の第3の実施例
を示す。本実施例は、ECU1を用いて、日射センサ2
が立上がるか否かにより、断線であることを判定するよ
うにしたものである。
【0053】すなわち、本実施例は、日射センサ2に電
源(5V)を投入したとき、通常であれば同電源投入に
伴い立ち上がる日射センサ2のセンサ出力を注目して、
電源投入後、所定時間の間、センサ出力が立上がらない
とき、断線であると判定するようにしたものである。
【0054】具体的には、図8に示されるフロ−チャ−
トは、図1に示されるフロ−チャ−トステップS6〜ス
テップS8を削除して、ステップS30〜ステップS3
3を設けたフロ−チャ−トとなっている。
【0055】すなわち、ステップS30は、オ−トライ
ト装置を稼働させるべく、日射センサ2に電源(5V)
を投入するための処理を示している。ステップS31
は、電源投入後、日射センサ2から出力が図9の下段の
実線Twに示される如く立上がったか、同図の破線に示
される如く立上がらないかを判定する処理である。
【0056】ステップS32は、上記立上り出力Tw が
無い状態を計時する処理である。ステップS33は、こ
の処理結果を用いて、断線を確定するべく、立上り出力
Tw が無い状態(図9中、破線で示されている状態)
が、予め設定した断線確定時間TD を経過したとき、断
線と判定する処理である。
【0057】そして、この処理によって断線と判定され
たら、ステップ9に進み、第1の実施例と同様、ヘッド
ライト9を点灯させるようにしている。このようにして
も、第1の実施例と同様、たとえ非導通状態と通電状態
とを繰り返すような断線が信号経路に起きたとしても、
断線発生時点からヘッドライト9を点灯し続けることが
できる。
【0058】なお、上記した実施例では、ル−ムランプ
の点灯で、ヘッドランプが点灯状態にあることを報知し
たが、それ以外の既存の点灯部品を点灯させてもよい。
また光に限らず、音の発生で同状態を知らせるようにし
てもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、断
線発生時、点灯、消灯の繰り返しといった不必要な点灯
動作なく、ヘッドライトを点灯させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のオ−トライト装置の構
成を説明するための図。
【図2】同オ−トライト装置の断線発生時に行われるE
CUによる制御を説明するためのフロ−チャ−ト。
【図3】同制御に用いられるヘッドライト点灯マップを
示す線図。
【図4】正常時の明るさの変化に伴う、センサ出力の変
化を説明するための線図。
【図5】断線時におけるセンサ出力の変化を説明するた
めの線図。
【図6】本発明の第2の実施例の要部となる、断線発生
時に行われるECUによる制御を説明するためのフロ−
チャ−ト。
【図7】ハンチングを伴う断線のときのセンサ出力の変
化を説明するための線図。
【図8】本発明の第3の実施例の要部となる、断線発生
時に行われるECUによる制御を説明するためのフロ−
チャ−ト。
【図9】日射センサの電源投入時におけるセンサ出力の
立上りを、立上らないときと共に示す線図。
【符号の説明】
1…ECU 2…日射センサ 3…光センサ 4…アンプ 7…イグニションスイッチ 8…オ−トライ
トスイッチ 9…ヘッドライト 10…ル−ムラン
プ(報知器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60Q 11/00 615 B60Q 1/02 G01J 1/02 G01R 31/02 G01R 31/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両周囲の明暗に応じた電圧信号を出力
    する光センサと、この光センサの電圧信号を受けて車両
    のヘッドライトを車両周囲の明暗にしたがい点・消灯さ
    せるヘッドライト制御手段と、前記光センサの信号経路
    の断線時、前記ヘッドライトを点灯させるライト点灯手
    段とを有した車両のオ−トライトコントロ−ル装置にお
    いて、 前記ライト点灯手段は、 前記ヘッドライト制御手段で受ける前記光センサの電圧
    信号が所定電圧値以下になるときを検出する電圧検出手
    段と、 この検出結果から断線か否かを判定する判定手段と、 この判定手段により断線と判定されたとき、前記ヘッド
    ライトを点灯させるライトオン手段とを具備してなるこ
    とを特徴とする車両のオ−トライトコントロ−ル装置。
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