JPH0144358Y2 - - Google Patents
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- JPH0144358Y2 JPH0144358Y2 JP1983169027U JP16902783U JPH0144358Y2 JP H0144358 Y2 JPH0144358 Y2 JP H0144358Y2 JP 1983169027 U JP1983169027 U JP 1983169027U JP 16902783 U JP16902783 U JP 16902783U JP H0144358 Y2 JPH0144358 Y2 JP H0144358Y2
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- lighting
- light amount
- light
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 24
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- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案の技術分野
本考案は、車両のヘツドランプ及びテールラン
プ等車両に装着した車外灯群を周囲の明るさに応
じて自動的に点灯あるいは消灯を適正に行ない、
電源の不要な電力消費を軽減させる車両に装着し
た車外灯群の自動点消灯制御装置に関するもので
ある。更に詳言すれば、車両の進行方向の上方か
らの光で周囲光量を検出する第1光検出部及び進
行方向からの光量を検出する第2光検出部を設置
し、該2つの光検出部が明るさに応じた受光量で
導出する信号に基づき、例えば、陸橋等とトンネ
ルとを判別し、陸橋等での不要な点灯を防止する
ことが出来、また、トンネルで明るさを必要とす
る環境条件では、通常のヘツドランプ点灯レベル
より早めにヘツドランプを点灯させることが出来
る車両に装着した外車灯群の点灯制御装置に関す
るものである。
プ等車両に装着した車外灯群を周囲の明るさに応
じて自動的に点灯あるいは消灯を適正に行ない、
電源の不要な電力消費を軽減させる車両に装着し
た車外灯群の自動点消灯制御装置に関するもので
ある。更に詳言すれば、車両の進行方向の上方か
らの光で周囲光量を検出する第1光検出部及び進
行方向からの光量を検出する第2光検出部を設置
し、該2つの光検出部が明るさに応じた受光量で
導出する信号に基づき、例えば、陸橋等とトンネ
ルとを判別し、陸橋等での不要な点灯を防止する
ことが出来、また、トンネルで明るさを必要とす
る環境条件では、通常のヘツドランプ点灯レベル
より早めにヘツドランプを点灯させることが出来
る車両に装着した外車灯群の点灯制御装置に関す
るものである。
従来技術とその問題点
従来から、車両に装着した車外灯群を周囲の明
るさに応じて自動的に点消灯を行なわしめる制御
装置は周知である。しかしながらこれ等従来の車
両に装着した車外灯群の自動点消灯装置にあつて
は、例えば、昼間時比較的長いトンネルに進入し
た場合と、陸橋または出口の見通しが容易に視認
出来る比較的短かいトンネルに進入した場合とを
区別出来ず、予め所望により設定された明るさの
基準以下に暗くなると、自動的に、点灯あるいは
消灯作動が行なわれるものであつた。この場合ト
ンネルの条件に合わせて比較的早めに点灯される
ように調整される。従つて、陸橋または比較的短
かいトンネル等に進入したとき、不要なヘツドラ
ンプの点灯またはテールランプ等の点灯がしばし
ば惹起され、しかして無駄な電力の消費が行なわ
れると共にこれ等に係わる電気機器の損耗を促進
する等の欠点を有していた。
るさに応じて自動的に点消灯を行なわしめる制御
装置は周知である。しかしながらこれ等従来の車
両に装着した車外灯群の自動点消灯装置にあつて
は、例えば、昼間時比較的長いトンネルに進入し
た場合と、陸橋または出口の見通しが容易に視認
出来る比較的短かいトンネルに進入した場合とを
区別出来ず、予め所望により設定された明るさの
基準以下に暗くなると、自動的に、点灯あるいは
消灯作動が行なわれるものであつた。この場合ト
ンネルの条件に合わせて比較的早めに点灯される
ように調整される。従つて、陸橋または比較的短
かいトンネル等に進入したとき、不要なヘツドラ
ンプの点灯またはテールランプ等の点灯がしばし
ば惹起され、しかして無駄な電力の消費が行なわ
れると共にこれ等に係わる電気機器の損耗を促進
する等の欠点を有していた。
本考案の目的
本考案は叙上の欠点に鑑み案出したものであ
り、即ち、車両の進行方向の上方向からの光を感
知して周囲の光量を検出する第1光検出部に加え
て、自動車の進行方向からの光量の有無を感知す
る第2光検出部を付加することにより、更に、該
2の光検出部がそれぞれ環境条件に応じて導出す
る光量判定ステツプの信号の組合せを、例えば、
マイクロコンピユータを主体とした点灯制御部で
制御し、昼間時陸橋または短かいトンネル等に入
つた時の一時的な明るさの変化に対しては、点灯
の作動基準を比較的暗いレベルに下げて点灯され
ないような機構とし、しかして、不要なヘツドラ
ンプの点灯を防止し、電源の無駄な電力消費及び
これ等に係わる電気機器の損耗を排除し、より適
正な作動が行なわれる車両に装着した車外灯群の
自動点消灯制御装置を提供することを目的とした
ものである。
り、即ち、車両の進行方向の上方向からの光を感
知して周囲の光量を検出する第1光検出部に加え
て、自動車の進行方向からの光量の有無を感知す
る第2光検出部を付加することにより、更に、該
2の光検出部がそれぞれ環境条件に応じて導出す
る光量判定ステツプの信号の組合せを、例えば、
マイクロコンピユータを主体とした点灯制御部で
制御し、昼間時陸橋または短かいトンネル等に入
つた時の一時的な明るさの変化に対しては、点灯
の作動基準を比較的暗いレベルに下げて点灯され
ないような機構とし、しかして、不要なヘツドラ
ンプの点灯を防止し、電源の無駄な電力消費及び
これ等に係わる電気機器の損耗を排除し、より適
正な作動が行なわれる車両に装着した車外灯群の
自動点消灯制御装置を提供することを目的とした
ものである。
本考案の構成
以下、本考案に係る好適な実施例を添付図面に
基づき詳細に説明する。
基づき詳細に説明する。
第1図において、1は車外の周囲光量を検出し
てアナログ信号を出力する第1光センサ、2は車
両の進行方向から入射される光量を検出してアナ
ログ信号を出力する第2光センサである。該第1
及び第2光センサ1,2は、例えば、硫化カドミ
ウムとトランジスタ増幅回路とを組合せなどによ
り構成し、車両の所望位置へ装備している。この
場合第1光センサ1は、例えば、車両の上方から
の光を受光し、即ち、周囲光量だけを検出し、進
行方向からの光は検出しない位置を選択される。
また、第2光センサ2は車両の進行方向からの光
量を検出出来る位置が選択される。しかして、第
1光センサ1及び第2光センサ2は、例えば、前
者は車室内のバツクミラーの腕部に仰角的に装着
し、後者はインストガーニツシユの上面部にパラ
ボラ状天蓋を設けて進行方向からの光のみ受光し
得る如く装着される。3は車速センサであり、車
速に応じたパルス信号を発生するものである。該
車速センサ3のパルス信号によつて該パルス信号
が1パルス毎に前記第1光センサ1及び第2光セ
ンサ2の周囲光量データL1及び進行方向光量デ
ータL2を点灯制御部16へ入力せしめる。ここ
で、第1光センサ1の周囲光量データL1は、例
えば、連続4パルス時の周囲光量データL10,
L11,L12及びL13を入力し順次記憶される。つま
り走行中は、光量計測現在時点を基準として3パ
ルス前までの周囲光量データを常時記憶される。
また、第2光センサ2は1パルス毎に進行方向光
量データL2を順次入力せしめる。
てアナログ信号を出力する第1光センサ、2は車
両の進行方向から入射される光量を検出してアナ
ログ信号を出力する第2光センサである。該第1
及び第2光センサ1,2は、例えば、硫化カドミ
ウムとトランジスタ増幅回路とを組合せなどによ
り構成し、車両の所望位置へ装備している。この
場合第1光センサ1は、例えば、車両の上方から
の光を受光し、即ち、周囲光量だけを検出し、進
行方向からの光は検出しない位置を選択される。
また、第2光センサ2は車両の進行方向からの光
量を検出出来る位置が選択される。しかして、第
1光センサ1及び第2光センサ2は、例えば、前
者は車室内のバツクミラーの腕部に仰角的に装着
し、後者はインストガーニツシユの上面部にパラ
ボラ状天蓋を設けて進行方向からの光のみ受光し
得る如く装着される。3は車速センサであり、車
速に応じたパルス信号を発生するものである。該
車速センサ3のパルス信号によつて該パルス信号
が1パルス毎に前記第1光センサ1及び第2光セ
ンサ2の周囲光量データL1及び進行方向光量デ
ータL2を点灯制御部16へ入力せしめる。ここ
で、第1光センサ1の周囲光量データL1は、例
えば、連続4パルス時の周囲光量データL10,
L11,L12及びL13を入力し順次記憶される。つま
り走行中は、光量計測現在時点を基準として3パ
ルス前までの周囲光量データを常時記憶される。
また、第2光センサ2は1パルス毎に進行方向光
量データL2を順次入力せしめる。
4はイグニシヨンスイツチ、5はアクセルペダ
ルを踏み込むとONとなるスロツトルスイツチ、
6はドアを開くとONとなるドアスイツチであ
る。この場合、ドアスイツチ6は運転席側のドア
が開の時にONとなるものが望ましい。7及び8
は第1光センサ1及び第2光センサ2にそれぞれ
接続し、アナログ出力信号をデイジタル信号に変
換するA−D変換器である。
ルを踏み込むとONとなるスロツトルスイツチ、
6はドアを開くとONとなるドアスイツチであ
る。この場合、ドアスイツチ6は運転席側のドア
が開の時にONとなるものが望ましい。7及び8
は第1光センサ1及び第2光センサ2にそれぞれ
接続し、アナログ出力信号をデイジタル信号に変
換するA−D変換器である。
9はライテイングスイツチユニツトであり、テ
ールランプスイツチ9a、オート切換えスイツチ
9b、メインスイツチ9c、デイマースイツチ9
dを備えている。10は右側、11は左側の各ヘ
ツドランプであり、それぞれハイビーム10a,
11a、ロービーム10b,11bを備えてい
る。
ールランプスイツチ9a、オート切換えスイツチ
9b、メインスイツチ9c、デイマースイツチ9
dを備えている。10は右側、11は左側の各ヘ
ツドランプであり、それぞれハイビーム10a,
11a、ロービーム10b,11bを備えてい
る。
12はテールランプである。13,14,15
はリレーであり、それぞれコイル13a,14
a,15aと該コイル13a,14a,15aが
励磁の際に閉成する常開接点13b,14b,1
5bで構成している。
はリレーであり、それぞれコイル13a,14
a,15aと該コイル13a,14a,15aが
励磁の際に閉成する常開接点13b,14b,1
5bで構成している。
16は点灯制御部であり、オート切換スイツチ
9bがONの際に2つの光センサ1,2、車速セ
ンサ3、イグニシヨンスイツチ4、スロツトルス
イツチ5及びドアスイツチ6からの各信号に応じ
て各リレー13,14,15をON−OFFさせる
ことにより各ランプ10,11,12を点灯制御
する機能を有し、マイクロコンピユータなどで構
成する。
9bがONの際に2つの光センサ1,2、車速セ
ンサ3、イグニシヨンスイツチ4、スロツトルス
イツチ5及びドアスイツチ6からの各信号に応じ
て各リレー13,14,15をON−OFFさせる
ことにより各ランプ10,11,12を点灯制御
する機能を有し、マイクロコンピユータなどで構
成する。
テールランプスイツチ9aは一方をテールリレ
ー13のコイル13aを介して直流電源17の正
極、他方をアースと接続している。オート切換え
スイツチ9bは一方を直流電源17の正極、他方
を点灯制御部16の電源端子VCCと接続してい
る。メインスイツチ9c、デイマースイツチ9d
はそれぞれ一方を直流電源17の正極、他方をハ
イビーム10a,11a若しくはロービーム10
b,11bを介してアースしている。点灯制御部
16はテール出力端子T/Lがテールリレー1
3、またメイン出力端子M/Lがメインリレー1
4、更にデイマー出力端子D/Lがデイマーリレ
ー15の、各コイル13a,14a,15aを介
して直流電源17の正極とそれぞれ接続してい
る。各ランプ10,11,12はリレー13,1
4,15の常開接点13b,14b,15bをそ
れぞれ介して直流電源17の正極と接続してい
る。Fはヒユーズである。
ー13のコイル13aを介して直流電源17の正
極、他方をアースと接続している。オート切換え
スイツチ9bは一方を直流電源17の正極、他方
を点灯制御部16の電源端子VCCと接続してい
る。メインスイツチ9c、デイマースイツチ9d
はそれぞれ一方を直流電源17の正極、他方をハ
イビーム10a,11a若しくはロービーム10
b,11bを介してアースしている。点灯制御部
16はテール出力端子T/Lがテールリレー1
3、またメイン出力端子M/Lがメインリレー1
4、更にデイマー出力端子D/Lがデイマーリレ
ー15の、各コイル13a,14a,15aを介
して直流電源17の正極とそれぞれ接続してい
る。各ランプ10,11,12はリレー13,1
4,15の常開接点13b,14b,15bをそ
れぞれ介して直流電源17の正極と接続してい
る。Fはヒユーズである。
本考案の作用
次に上記構成における点灯制御部16をマイク
ロコンピユータで構成した場合の作用を、第2図
ないし第4図の制御フローチヤートに基づき説明
する。
ロコンピユータで構成した場合の作用を、第2図
ないし第4図の制御フローチヤートに基づき説明
する。
第1図におけるライテイングスイツチユニツト
9のテールランプスイツチ9a、メインスイツチ
9c、デイマースイツチ9dをそれぞれON−
OFF操作すれば、それに応じてテールランプ1
2、ヘツドランプ10,11のハイビーム10
a,11a及びロービーム10b,11bは点滅
される。オート切換えスイツチ9bをONすると
点灯制御部16は電源電圧を供給され作動状態と
なる。第2図はメインルーチンを示し、イグニシ
ヨンスイツチ作用判定ステツプ101から演算処
理を開始する。イグニシヨンスイツチ作用判定ス
テツプ101はイグニシヨンスイツチ4のONを
判定すると次の周囲光量データ入力ステツプ10
2、OFFを判定するとメーンルーチン終了ステ
ツプへ進む。周囲光量データ入力ステツプ102
は車外の周囲光量データL1を入力する。この周
囲光量データL1は車外の周囲が明るい程大きい
値となる。次の第1光量判定ステツプ103は周
囲光量データL1が、テールランプ12の点灯を
必要とする場合の予め設定した第1光量設定値
LT以下であるかを判定する。周囲がうす暗い時
はYESとして第2光量判定ステツプ104、ま
たは十分に明るい時はNOとして第1点灯条件ス
テツプ105へ進む。第2光量判定ステツプ10
4は周囲光量データL1が、ヘツドランプ10,
11の点灯を必要とする場合の予め設定した第2
光量設定値LH以下であるか判定する。周囲が暗
い時はYESとして第3点灯条件ステツプ107、
またうす暗い明るさの時はNOとして第2点灯条
件ステツプ106へ進む。上記3つの点灯条件ス
テツプ105,106,107は条件a′のグルー
プであり、各々Maがヘツドランプ10,11の
ハイビーム10a,11aを、Daがロービーム
10b,11bを、Taがヘツドランプ12を点
灯する条件であつて、“1”は点灯、“0”は消灯
の各条件となる。次にイグニシヨン作用判定ステ
ツプ108へ進み、イグニシヨンスイツチ4の
ONを判定するとスロツトルスイツチ作用を判定
ステツプ109、OFFを判定するとドアスイツ
チ判定ステツプ110へ進む。スロツトルスイツ
チ作用判定ステツプ109はスロツトルスイツチ
5のONを判定すると第4点灯条件ステツプ11
1、OFFを判定すると点灯指令ステツプ112
へ進む。第4点灯条件ステツプ111は条件bの
グループであり、MbがMa,DbがDa,DbがDa,
TbがTaと上記条件a′のグループと同じ条件形態
であり、すべて“1“即ち全点灯の条件となる。
ドアスイツチ判定ステツプ110はドアスイツチ
6のONを判定すると消灯指令ステツプ113、
OFFを判定すると点灯指令ステツプ112へ進
む。点灯指令ステツプ112は条件a′または後述
する条件aのいずれかと条件bとの論理積による
結果に基づき、各リレー13,14,15に点灯
指令を出力してヘツドランプ10,11並びにテ
ールランプ12の点灯制御をさせる。即ち、条件
a′または条件aのいずれかと、条件bとの双方の
条件が“1”の場合だけ点灯指令を出力すること
になる。点灯指令ステツプ113は各リレー1
3,14,15のすべてに消灯指令を出力して、
ヘツドランプ10,11並びにテールランプ12
をすべて消灯させる。尚、点灯制御部16は各出
力端子T/L,M/L,D/Lを、点灯指令の出
力時だけアース電位にすることにより各リレー1
3,14,15のコイル13a,14a,15a
を励磁させるものである。点灯指令ステツプ11
2を終了するとイグニシヨン作用判定ステツプ1
08へリターンする。
9のテールランプスイツチ9a、メインスイツチ
9c、デイマースイツチ9dをそれぞれON−
OFF操作すれば、それに応じてテールランプ1
2、ヘツドランプ10,11のハイビーム10
a,11a及びロービーム10b,11bは点滅
される。オート切換えスイツチ9bをONすると
点灯制御部16は電源電圧を供給され作動状態と
なる。第2図はメインルーチンを示し、イグニシ
ヨンスイツチ作用判定ステツプ101から演算処
理を開始する。イグニシヨンスイツチ作用判定ス
テツプ101はイグニシヨンスイツチ4のONを
判定すると次の周囲光量データ入力ステツプ10
2、OFFを判定するとメーンルーチン終了ステ
ツプへ進む。周囲光量データ入力ステツプ102
は車外の周囲光量データL1を入力する。この周
囲光量データL1は車外の周囲が明るい程大きい
値となる。次の第1光量判定ステツプ103は周
囲光量データL1が、テールランプ12の点灯を
必要とする場合の予め設定した第1光量設定値
LT以下であるかを判定する。周囲がうす暗い時
はYESとして第2光量判定ステツプ104、ま
たは十分に明るい時はNOとして第1点灯条件ス
テツプ105へ進む。第2光量判定ステツプ10
4は周囲光量データL1が、ヘツドランプ10,
11の点灯を必要とする場合の予め設定した第2
光量設定値LH以下であるか判定する。周囲が暗
い時はYESとして第3点灯条件ステツプ107、
またうす暗い明るさの時はNOとして第2点灯条
件ステツプ106へ進む。上記3つの点灯条件ス
テツプ105,106,107は条件a′のグルー
プであり、各々Maがヘツドランプ10,11の
ハイビーム10a,11aを、Daがロービーム
10b,11bを、Taがヘツドランプ12を点
灯する条件であつて、“1”は点灯、“0”は消灯
の各条件となる。次にイグニシヨン作用判定ステ
ツプ108へ進み、イグニシヨンスイツチ4の
ONを判定するとスロツトルスイツチ作用を判定
ステツプ109、OFFを判定するとドアスイツ
チ判定ステツプ110へ進む。スロツトルスイツ
チ作用判定ステツプ109はスロツトルスイツチ
5のONを判定すると第4点灯条件ステツプ11
1、OFFを判定すると点灯指令ステツプ112
へ進む。第4点灯条件ステツプ111は条件bの
グループであり、MbがMa,DbがDa,DbがDa,
TbがTaと上記条件a′のグループと同じ条件形態
であり、すべて“1“即ち全点灯の条件となる。
ドアスイツチ判定ステツプ110はドアスイツチ
6のONを判定すると消灯指令ステツプ113、
OFFを判定すると点灯指令ステツプ112へ進
む。点灯指令ステツプ112は条件a′または後述
する条件aのいずれかと条件bとの論理積による
結果に基づき、各リレー13,14,15に点灯
指令を出力してヘツドランプ10,11並びにテ
ールランプ12の点灯制御をさせる。即ち、条件
a′または条件aのいずれかと、条件bとの双方の
条件が“1”の場合だけ点灯指令を出力すること
になる。点灯指令ステツプ113は各リレー1
3,14,15のすべてに消灯指令を出力して、
ヘツドランプ10,11並びにテールランプ12
をすべて消灯させる。尚、点灯制御部16は各出
力端子T/L,M/L,D/Lを、点灯指令の出
力時だけアース電位にすることにより各リレー1
3,14,15のコイル13a,14a,15a
を励磁させるものである。点灯指令ステツプ11
2を終了するとイグニシヨン作用判定ステツプ1
08へリターンする。
次に、第3図は車速センサ3から車速に応じて
1パルス信号を入力する毎に、割り込み演算処理
する車速割り込みルーチンを示し、周囲光量及び
進行方向光量データ入力ステツプ201から演算
処理を開始する。周囲光量及び進行方向光量デー
タ入力ステツプ201は、第1光センサ2による
周囲光量データL1を例えば、現時点の明るさL10
及びすでに入力された3パルス前の周囲光量デー
タL11,L12,L13の4区分で記憶されている。次
の第3光量判定ステツプ202は、テールランプ
12の点灯を必要とする場合の予め設定した第1
光量設定値LTより周囲光量データL10,L11,L12、
のそれぞれが以下であるかを判定する。そして前
記周囲光量データL10,L11,L12のすべてが第1
光量設定値LTより同等以下で即ち、周囲が薄暗
い時はYESとして第4光量判定ステツプ203
へ、NOで第5点灯条件ステツプ208へ進む。
第4光量判定ステツプ203は、現時点の周囲光
量データL10に至る3パルス前の周囲光量データ
L13を、通常の昼の明るさ、例えば1000ルツクス
以上として予め設定した第3光量設定値SHと比
較し、同等以上であつたならばYESとしてトン
ネルまたは陸橋を検出し、第5光量判定ステツプ
204へ、NOで薄暮れ時を検出し、第6光量判
定ステツプ205へ進む。第5光量判定ステツプ
204は、第1光センサ1による周囲光量データ
L1を、第2光センサ2による進行方向からの進
行方向光量データL2と比較し、同等以下であれ
ばYESとし、陸橋または相当の短かいトンネル
あるいは対向車を検出し、第7光量判定ステツプ
206へ、NOであればトンネルを検出し、第8
光量判定ステツプ207へ進む。
1パルス信号を入力する毎に、割り込み演算処理
する車速割り込みルーチンを示し、周囲光量及び
進行方向光量データ入力ステツプ201から演算
処理を開始する。周囲光量及び進行方向光量デー
タ入力ステツプ201は、第1光センサ2による
周囲光量データL1を例えば、現時点の明るさL10
及びすでに入力された3パルス前の周囲光量デー
タL11,L12,L13の4区分で記憶されている。次
の第3光量判定ステツプ202は、テールランプ
12の点灯を必要とする場合の予め設定した第1
光量設定値LTより周囲光量データL10,L11,L12、
のそれぞれが以下であるかを判定する。そして前
記周囲光量データL10,L11,L12のすべてが第1
光量設定値LTより同等以下で即ち、周囲が薄暗
い時はYESとして第4光量判定ステツプ203
へ、NOで第5点灯条件ステツプ208へ進む。
第4光量判定ステツプ203は、現時点の周囲光
量データL10に至る3パルス前の周囲光量データ
L13を、通常の昼の明るさ、例えば1000ルツクス
以上として予め設定した第3光量設定値SHと比
較し、同等以上であつたならばYESとしてトン
ネルまたは陸橋を検出し、第5光量判定ステツプ
204へ、NOで薄暮れ時を検出し、第6光量判
定ステツプ205へ進む。第5光量判定ステツプ
204は、第1光センサ1による周囲光量データ
L1を、第2光センサ2による進行方向からの進
行方向光量データL2と比較し、同等以下であれ
ばYESとし、陸橋または相当の短かいトンネル
あるいは対向車を検出し、第7光量判定ステツプ
206へ、NOであればトンネルを検出し、第8
光量判定ステツプ207へ進む。
第6光量判定ステツプ205は、薄暮れ時にお
いて、ヘツドランプ10,11の点灯を必要とす
る場合の予め設定した第2光量設定値LH以下で
あるかを判定し、同等以下であれば、夜間を検出
し第6点灯条件ステツプ209へ、NOであれ
ば、薄暮れ時を判定し第7点灯条件ステツプ21
0へ進む。第7光量判定ステツプ206は、周囲
光量データL1が、ヘツドランプ10,11の点
灯を必要とする場合の予め設定した第2光量設定
値LHより、更に比較的暗いレベルで予め設定し
た第4光量設定値LH1と比較し、同等以下であれ
ばYESとし第8点灯条件ステツプ211へ、NO
であれば第7点灯条件ステツプ210へ進む。第
8光量判定ステツプ207はトンネルが検出され
たとき周囲光量データL1がヘツドランプ10,
11の点灯を必要とする場合の予め設定した第2
光量設定値LHより、更に若干明るいレベルで予
め設定された第5光量設定値LH2と比較し、同等
以下であれば、YESとし第6点灯条件ステツプ
209へ、NOで第7点灯条件210へ進む。上
記4つの点灯条件ステツプ208ないし211は
条件aのグループであり、上記条件a′のグループ
と同じ条件形態で第3図に示す各点灯条件に設定
される。尚第3図の車速割り込みルーチンは各リ
レー13,14,15や各ランプ10,11,1
2などの作動切換え速度を考慮して、条件aのグ
ループの変化に遅れ時間、特に点灯から消灯への
切換り変化の遅れ時間をもたせることが望まし
い。例えば割り込み処理毎に各光量判定ステツプ
202ないし207の判定に変化があつても、車
速に応じて入力するパルス信号が所定パルス数に
達するまでは条件aのグループの点灯条件ステツ
プ208ないしないし211を変化させない。而
して、光量データL1,L2が極く単時間内で頻繁
に変化しても、点灯条件ステツプ208ないし2
11の頻発な変化を防止でき安定した点灯制御が
できる。
いて、ヘツドランプ10,11の点灯を必要とす
る場合の予め設定した第2光量設定値LH以下で
あるかを判定し、同等以下であれば、夜間を検出
し第6点灯条件ステツプ209へ、NOであれ
ば、薄暮れ時を判定し第7点灯条件ステツプ21
0へ進む。第7光量判定ステツプ206は、周囲
光量データL1が、ヘツドランプ10,11の点
灯を必要とする場合の予め設定した第2光量設定
値LHより、更に比較的暗いレベルで予め設定し
た第4光量設定値LH1と比較し、同等以下であれ
ばYESとし第8点灯条件ステツプ211へ、NO
であれば第7点灯条件ステツプ210へ進む。第
8光量判定ステツプ207はトンネルが検出され
たとき周囲光量データL1がヘツドランプ10,
11の点灯を必要とする場合の予め設定した第2
光量設定値LHより、更に若干明るいレベルで予
め設定された第5光量設定値LH2と比較し、同等
以下であれば、YESとし第6点灯条件ステツプ
209へ、NOで第7点灯条件210へ進む。上
記4つの点灯条件ステツプ208ないし211は
条件aのグループであり、上記条件a′のグループ
と同じ条件形態で第3図に示す各点灯条件に設定
される。尚第3図の車速割り込みルーチンは各リ
レー13,14,15や各ランプ10,11,1
2などの作動切換え速度を考慮して、条件aのグ
ループの変化に遅れ時間、特に点灯から消灯への
切換り変化の遅れ時間をもたせることが望まし
い。例えば割り込み処理毎に各光量判定ステツプ
202ないし207の判定に変化があつても、車
速に応じて入力するパルス信号が所定パルス数に
達するまでは条件aのグループの点灯条件ステツ
プ208ないしないし211を変化させない。而
して、光量データL1,L2が極く単時間内で頻繁
に変化しても、点灯条件ステツプ208ないし2
11の頻発な変化を防止でき安定した点灯制御が
できる。
第4図は所定時間毎、例えば20ミリ秒毎に割り
込み演算処理をするタイム割り込みルーチンを示
し、車速データ入力ステツプ301から演算処理
を開始する。車速データ入力ステツプ301は車
速に応じたパルス信号を入力する。
込み演算処理をするタイム割り込みルーチンを示
し、車速データ入力ステツプ301から演算処理
を開始する。車速データ入力ステツプ301は車
速に応じたパルス信号を入力する。
次に第1時間判定ステツプ302は上記パルス
信号を入力する毎の時間間隔TIと、予め設定し
た第1設定時間TI1、例えば4〜5秒とを比較
し、該第1設定時間TI1以上であるとYESと判定
し、第2時間判定ステツプ303、NOの判定で
リターンする。次の第2判定ステツプ303は上
記時間間隔TIと、予め設定した第2設定時間
TI2、例えば10分程度とを比較し該第2時間TI2
以上であるとYESと判定し第9点灯条件ステツ
プ304、NOの判定で第10点灯条件ステツプ3
05へ進行後、リターンする。2つの点灯条件ス
テツプ304,305は条件bのグループであ
り、上記条件a′のグループと同じ条件形態で、第
4図に示す各点条件に設定される。
信号を入力する毎の時間間隔TIと、予め設定し
た第1設定時間TI1、例えば4〜5秒とを比較
し、該第1設定時間TI1以上であるとYESと判定
し、第2時間判定ステツプ303、NOの判定で
リターンする。次の第2判定ステツプ303は上
記時間間隔TIと、予め設定した第2設定時間
TI2、例えば10分程度とを比較し該第2時間TI2
以上であるとYESと判定し第9点灯条件ステツ
プ304、NOの判定で第10点灯条件ステツプ3
05へ進行後、リターンする。2つの点灯条件ス
テツプ304,305は条件bのグループであ
り、上記条件a′のグループと同じ条件形態で、第
4図に示す各点条件に設定される。
次に種々の状態における点灯制御の作用を説明
する。
する。
先ず昼間の明るい走行時を説明する。第2図の
メインルーチンは、イグニシヨンスイツチ4を
ONにすると周囲光量データL1を入力する。車外
周囲が明るいので第1光量判定ステツプ103は
NOの判定となり条件a′である第1点灯条件ステ
ツプ105へ進む。この場合、イグニシヨンスイ
ツチ4がONであり、アクセルペダルを踏み込み
スロツトルスイツチ5をONにし車両の走行を開
始すると、条件bである第4点灯条件ステツプ1
11へ進む。すると点灯指令ステツプ112は第
1点灯条件ステツプ105と第4点灯条件ステツ
プ111との論理積演算処理による点灯指令、即
ちMa×Mbが“0”,Da×Dbが“0”,Ta×Tb
が“0”となる指令を出力する。而して、点灯制
御部16は各リレー13,14,15をONせ
ず、ヘツドランプ10,11及びテールランプ1
2のいずれも消灯状態とする。この状態におい
て、車速センサ3から車速データとして1パルス
を入力する毎に、第3図の車速割り込みルーチン
が割り込み演算処理を実行する。この割り込みル
ーチンは周囲光並びに進行方向からの各光量デー
タL1,L2を入力し、第3光量判定ステツプ20
2でNOの判定となり、条件aである第5点灯条
件ステツプ208へ進む。しかし第5点灯条件ス
テツプ208もすべて“0”条件なので、メイン
ルーチンの点灯指令ステツプ112の指令は変化
しない。またこの状態において、所定時間毎に第
4図のタイム割り込みルーチンが割り込み演算処
理を実行する。この割り込みルーチンは車速デー
タを入力すると、走行中なので第1時間判定ステ
ツプ302でNOの判定となり、条件bとして前
回条件を保持する。
メインルーチンは、イグニシヨンスイツチ4を
ONにすると周囲光量データL1を入力する。車外
周囲が明るいので第1光量判定ステツプ103は
NOの判定となり条件a′である第1点灯条件ステ
ツプ105へ進む。この場合、イグニシヨンスイ
ツチ4がONであり、アクセルペダルを踏み込み
スロツトルスイツチ5をONにし車両の走行を開
始すると、条件bである第4点灯条件ステツプ1
11へ進む。すると点灯指令ステツプ112は第
1点灯条件ステツプ105と第4点灯条件ステツ
プ111との論理積演算処理による点灯指令、即
ちMa×Mbが“0”,Da×Dbが“0”,Ta×Tb
が“0”となる指令を出力する。而して、点灯制
御部16は各リレー13,14,15をONせ
ず、ヘツドランプ10,11及びテールランプ1
2のいずれも消灯状態とする。この状態におい
て、車速センサ3から車速データとして1パルス
を入力する毎に、第3図の車速割り込みルーチン
が割り込み演算処理を実行する。この割り込みル
ーチンは周囲光並びに進行方向からの各光量デー
タL1,L2を入力し、第3光量判定ステツプ20
2でNOの判定となり、条件aである第5点灯条
件ステツプ208へ進む。しかし第5点灯条件ス
テツプ208もすべて“0”条件なので、メイン
ルーチンの点灯指令ステツプ112の指令は変化
しない。またこの状態において、所定時間毎に第
4図のタイム割り込みルーチンが割り込み演算処
理を実行する。この割り込みルーチンは車速デー
タを入力すると、走行中なので第1時間判定ステ
ツプ302でNOの判定となり、条件bとして前
回条件を保持する。
その後、走行中に車両が陸橋あるいはトンネル
内へ入ると、車速割り込みルーチンにおける周囲
光量データ入力ステツプ201で入力する周囲光
量データL1は非常に小さくなる。すると、第3
光量判定ステツプ202はYESの判定となり、
続いて第4光量判定ステツプ203も前記の如く
昼間時の走行であるためYESとなる。更に続い
て、第5光量判定ステツプ204において、周囲
光量データL1が進行方向光量データL2より小さ
ければ、YESの判定となり、陸橋あるいは対向
車からの光量があるトンネルを検出し、第7光量
判定ステツプ206へ進み周囲光量データL1が
比較的暗いレベルのヘツドライト点灯を必要とす
る第4光量設定値LH1以下であれば、YESとな
り第8点灯条件ステツプ211へと進む。する
と、この場合は点灯指令ステツプ112はMa×
Mb、は“0”,Da×Dbは“1”,Ta×Tbは
“1”となる指令を出力する。しかして、点灯制
御部16は出力端子D/L,T/Lがアース電位
となり、リレー13,15をONし、ヘツドラン
プ10,11のロービーム10b,11b及びテ
ールランプ12を点灯させる。また、第7光量判
定ステツプ206において周囲光量データL1が
第4光量設定値LH1より大きければ第7点灯条件
ステツプ210へ進む。この場合は点灯指令ステ
ツプ112はテールランプ12のみを点灯させる
指令を出力する。また更に、第5光量判定ステツ
プ204において進行方向光量データL2が周囲
光量データL1より小さい場合はNOとなり、対向
車のないトンネルモードを検出し、第8光量判定
ステツプ207へ進む。ここで周囲光量データ
L1が比較的明るいレベルでヘツドライト10,
11の点灯を必要として予め設定された第5光量
設定値LH2より小さければ、YESとなり第6点
灯条件ステツプ209へ進む。この場合は、点灯
指令ステツプ112は、Ma×Mbは“1”,Da×
Dbは“0”,Ta×Tbは“1”となる指令を出力
する。而して、ヘツドランプ10,11のハイビ
ーム10a,11a、及びテールランプ12を点
灯させる。また、トンネル内が照明等で所定の明
るさがあれば、即ち、第5光量設定値LH2以上で
あればNOとなり、第7点灯条件ステツプ210
へ進む。この場合は点灯指令ステツプ112はテ
ールランプ12のみを点灯させる指令を出す。そ
して、この状態から陸橋あるいはトンネルを抜け
出すと、周囲光量データ入力ステツプ201で入
力する周囲光量データL1が大きくなるので、第
3光量判定ステツプ202はNOの判定をし条件
aのグループである第5点灯条件ステツプ208
へ進む。而して、ヘツドランプ10,11及びテ
ールランプ12はすべて消灯する。
内へ入ると、車速割り込みルーチンにおける周囲
光量データ入力ステツプ201で入力する周囲光
量データL1は非常に小さくなる。すると、第3
光量判定ステツプ202はYESの判定となり、
続いて第4光量判定ステツプ203も前記の如く
昼間時の走行であるためYESとなる。更に続い
て、第5光量判定ステツプ204において、周囲
光量データL1が進行方向光量データL2より小さ
ければ、YESの判定となり、陸橋あるいは対向
車からの光量があるトンネルを検出し、第7光量
判定ステツプ206へ進み周囲光量データL1が
比較的暗いレベルのヘツドライト点灯を必要とす
る第4光量設定値LH1以下であれば、YESとな
り第8点灯条件ステツプ211へと進む。する
と、この場合は点灯指令ステツプ112はMa×
Mb、は“0”,Da×Dbは“1”,Ta×Tbは
“1”となる指令を出力する。しかして、点灯制
御部16は出力端子D/L,T/Lがアース電位
となり、リレー13,15をONし、ヘツドラン
プ10,11のロービーム10b,11b及びテ
ールランプ12を点灯させる。また、第7光量判
定ステツプ206において周囲光量データL1が
第4光量設定値LH1より大きければ第7点灯条件
ステツプ210へ進む。この場合は点灯指令ステ
ツプ112はテールランプ12のみを点灯させる
指令を出力する。また更に、第5光量判定ステツ
プ204において進行方向光量データL2が周囲
光量データL1より小さい場合はNOとなり、対向
車のないトンネルモードを検出し、第8光量判定
ステツプ207へ進む。ここで周囲光量データ
L1が比較的明るいレベルでヘツドライト10,
11の点灯を必要として予め設定された第5光量
設定値LH2より小さければ、YESとなり第6点
灯条件ステツプ209へ進む。この場合は、点灯
指令ステツプ112は、Ma×Mbは“1”,Da×
Dbは“0”,Ta×Tbは“1”となる指令を出力
する。而して、ヘツドランプ10,11のハイビ
ーム10a,11a、及びテールランプ12を点
灯させる。また、トンネル内が照明等で所定の明
るさがあれば、即ち、第5光量設定値LH2以上で
あればNOとなり、第7点灯条件ステツプ210
へ進む。この場合は点灯指令ステツプ112はテ
ールランプ12のみを点灯させる指令を出す。そ
して、この状態から陸橋あるいはトンネルを抜け
出すと、周囲光量データ入力ステツプ201で入
力する周囲光量データL1が大きくなるので、第
3光量判定ステツプ202はNOの判定をし条件
aのグループである第5点灯条件ステツプ208
へ進む。而して、ヘツドランプ10,11及びテ
ールランプ12はすべて消灯する。
その後、車両の走行中においては車外が徐々に
暗くなり周囲光量データL1が第1光量設定値LT
以下の薄暗さに低下すると、第3光量判定ステツ
プ202がYESの判定をする。続いて第4光量
判定ステツプ203は、3パルス前の周囲光量デ
ータL1が昼間時の明るさとして予め設定された
第3光量設定値SHより大きかつたかの判定に対
して、当然ながらNOと判定するため、第6光量
判定ステツプ205へ進む。第6光量判定ステツ
プ205は、通常ヘツドライト10,11の点灯
を必要とすべく予め設定された第2光量設定値
HLと周囲光量データL1とを比較し、暗ければ、
YESとし第6点灯条件ステツプ209へ進む。
この場合は、点灯指令ステツプ112はヘツドラ
ンプ10,11のハイビーム10a,11a及び
テールランプ12を点灯させる指令を出す。ま
だ、薄暮れ状態で第2光量設定値HLより明るけ
ればNOとし、第7点灯条件ステツプ210へ進
み、テールランプ12の点灯のみを指令し点灯さ
れる。またその後、赤信号による信号待ちなどに
より、第1設定時間TI1以上の一時停止をする
と、タイム割り込みルーチンにおける車速データ
入力ステツプ301へ入力する車速データがな
く、第1時間判定ステツプ302はYESの判定
をし、短時間の停止なので第2時間判定ステツプ
303はNOの判定をし、条件bのグループであ
る第10点灯条件ステツプ305へ進む。而して、
テールランプ12だけが点灯する。該第10点灯条
件ステツプ305は車両を走行すると前回の点灯
条件に復帰する。その後、駐車などのために第2
設定時間TI2以上の長時間、車両の走行をしない
と、タイム割り込みルーチンにおける2つの時間
判定ステツプ302,303はYESの判定をし、
条件bのグループである第9点灯条件ステツプ3
04へ進む。而して、ヘツドランプ10,11及
びテールランプ12はすべて消灯する。また、イ
グニシヨンスイツチ4をOFF後、ドアを開きド
アスイツチ6をONにすると、メインルーチンに
おいて消灯指令ステツプ113へ進み、ヘツドラ
ンプ10,11及びテールランプ12をすべて消
灯させる。
暗くなり周囲光量データL1が第1光量設定値LT
以下の薄暗さに低下すると、第3光量判定ステツ
プ202がYESの判定をする。続いて第4光量
判定ステツプ203は、3パルス前の周囲光量デ
ータL1が昼間時の明るさとして予め設定された
第3光量設定値SHより大きかつたかの判定に対
して、当然ながらNOと判定するため、第6光量
判定ステツプ205へ進む。第6光量判定ステツ
プ205は、通常ヘツドライト10,11の点灯
を必要とすべく予め設定された第2光量設定値
HLと周囲光量データL1とを比較し、暗ければ、
YESとし第6点灯条件ステツプ209へ進む。
この場合は、点灯指令ステツプ112はヘツドラ
ンプ10,11のハイビーム10a,11a及び
テールランプ12を点灯させる指令を出す。ま
だ、薄暮れ状態で第2光量設定値HLより明るけ
ればNOとし、第7点灯条件ステツプ210へ進
み、テールランプ12の点灯のみを指令し点灯さ
れる。またその後、赤信号による信号待ちなどに
より、第1設定時間TI1以上の一時停止をする
と、タイム割り込みルーチンにおける車速データ
入力ステツプ301へ入力する車速データがな
く、第1時間判定ステツプ302はYESの判定
をし、短時間の停止なので第2時間判定ステツプ
303はNOの判定をし、条件bのグループであ
る第10点灯条件ステツプ305へ進む。而して、
テールランプ12だけが点灯する。該第10点灯条
件ステツプ305は車両を走行すると前回の点灯
条件に復帰する。その後、駐車などのために第2
設定時間TI2以上の長時間、車両の走行をしない
と、タイム割り込みルーチンにおける2つの時間
判定ステツプ302,303はYESの判定をし、
条件bのグループである第9点灯条件ステツプ3
04へ進む。而して、ヘツドランプ10,11及
びテールランプ12はすべて消灯する。また、イ
グニシヨンスイツチ4をOFF後、ドアを開きド
アスイツチ6をONにすると、メインルーチンに
おいて消灯指令ステツプ113へ進み、ヘツドラ
ンプ10,11及びテールランプ12をすべて消
灯させる。
かくして、昼間時の走行で陸橋または相当の短
かいトンネル等においては、ヘツドランプ10,
11の点灯は点灯レベルを下げて点灯しにくくし
て不要な点灯を排除すると共に、通常のトンネル
等においては、ヘツドランプ10,11の点灯レ
ベルを上げて点灯し易くする作動をなすものであ
る。
かいトンネル等においては、ヘツドランプ10,
11の点灯は点灯レベルを下げて点灯しにくくし
て不要な点灯を排除すると共に、通常のトンネル
等においては、ヘツドランプ10,11の点灯レ
ベルを上げて点灯し易くする作動をなすものであ
る。
第5図は、前記第1光センサ1と第2光センサ
2とを一つの光で構成した他の実施例である。即
ち、例えば、車両のインストガーニツシユ17の
上面に所定の窪み17aを設け、該窪み17aの
底面に光センサ18を装着し、更に、該光センサ
18の上部に所定の角度で前方に向けたハーフミ
ラー19を設置している。該ハーフミラー19は
上面側が液晶板19aで形成されており、車速セ
ンサ3が導出する車速パルスに同期させて液晶板
に電圧を印加せしめる。即ち、電圧の印加を1パ
ルス毎に断続させることにより、液晶板が交互に
光を透過させたり、不透過にするものであり、し
かして、透過したときは矢印Yで示す上方からの
光を受光する第1光センサとして周囲光量を、不
透過となつたときは内面側が反射板となり矢印X
で示す車両の進行方向からの光量を検出する第2
光センサとして作動する構成をなすものである。
かくして1つの光センサ18で2つの方向の光量
を交互に検出し、前記第1図乃至第4図で示す機
構と同等の作用をなすことが出来るものである。
2とを一つの光で構成した他の実施例である。即
ち、例えば、車両のインストガーニツシユ17の
上面に所定の窪み17aを設け、該窪み17aの
底面に光センサ18を装着し、更に、該光センサ
18の上部に所定の角度で前方に向けたハーフミ
ラー19を設置している。該ハーフミラー19は
上面側が液晶板19aで形成されており、車速セ
ンサ3が導出する車速パルスに同期させて液晶板
に電圧を印加せしめる。即ち、電圧の印加を1パ
ルス毎に断続させることにより、液晶板が交互に
光を透過させたり、不透過にするものであり、し
かして、透過したときは矢印Yで示す上方からの
光を受光する第1光センサとして周囲光量を、不
透過となつたときは内面側が反射板となり矢印X
で示す車両の進行方向からの光量を検出する第2
光センサとして作動する構成をなすものである。
かくして1つの光センサ18で2つの方向の光量
を交互に検出し、前記第1図乃至第4図で示す機
構と同等の作用をなすことが出来るものである。
本考案の効果
(イ) 周囲光量を検出する第1光検出部と進行方向
からの光量を検出する第2光検出部とを備え
て、その組合せで陸橋あるいは相当の短かいト
ンネルと通常の比較的長いトンネルとを判別
し、前者ではヘツドランプの点灯レベルを通常
の点灯レベルより比較的暗いレベルに設けて点
灯しにくくし、通常のトンネルではヘツドラン
プの点灯レベルを通常の点灯レベルより比較的
明るいレベルに設定され点灯する機構であるた
め、陸橋等における不要な点灯を排除し、無駄
な電力消費を防止すると共に、トンネル等では
早めにヘツドランプを点灯させ、より交通安全
に寄与することが出来る車両に装着した車外灯
群の自動点消灯制御装置を提供出来る。
からの光量を検出する第2光検出部とを備え
て、その組合せで陸橋あるいは相当の短かいト
ンネルと通常の比較的長いトンネルとを判別
し、前者ではヘツドランプの点灯レベルを通常
の点灯レベルより比較的暗いレベルに設けて点
灯しにくくし、通常のトンネルではヘツドラン
プの点灯レベルを通常の点灯レベルより比較的
明るいレベルに設定され点灯する機構であるた
め、陸橋等における不要な点灯を排除し、無駄
な電力消費を防止すると共に、トンネル等では
早めにヘツドランプを点灯させ、より交通安全
に寄与することが出来る車両に装着した車外灯
群の自動点消灯制御装置を提供出来る。
(ロ) 周囲光量を検出する第1光検出部と進行方向
からの光量を検出する第2光検出部とが1つの
光検出部で兼備出来るため、コンパクトで安価
に出来る車両に装着した車外灯群の自動点消灯
制御装置を提供出来る。
からの光量を検出する第2光検出部とが1つの
光検出部で兼備出来るため、コンパクトで安価
に出来る車両に装着した車外灯群の自動点消灯
制御装置を提供出来る。
第1図ないし第5図は本考案に係る車両の装着
した車外灯群の自動点消灯制御装置の一実施例を
示し、第1図は電気回路図、第2図は点灯制御部
のメインルーチンの制御フローチヤート、第3図
は点灯制御部の車速割り込みルーチンの制御フロ
ーチヤート、第4図は点灯制御部のタイム割り込
みルーチンの制御フローチヤート、第5図は光検
出部の他の実施例を示す断面図である。 1……第1光センサ、2……第2光センサ、1
0,11……ヘツドランプ、12……テールラン
プ、16……点灯制御部、19……ハーフミラ
ー。
した車外灯群の自動点消灯制御装置の一実施例を
示し、第1図は電気回路図、第2図は点灯制御部
のメインルーチンの制御フローチヤート、第3図
は点灯制御部の車速割り込みルーチンの制御フロ
ーチヤート、第4図は点灯制御部のタイム割り込
みルーチンの制御フローチヤート、第5図は光検
出部の他の実施例を示す断面図である。 1……第1光センサ、2……第2光センサ、1
0,11……ヘツドランプ、12……テールラン
プ、16……点灯制御部、19……ハーフミラ
ー。
Claims (1)
- 車両に装備される車外灯群の自動点消灯制御装
置において、車速センサと、車外の周囲光を検出
する第1光センサと、車両の進行方向からの光を
検出する第2光センサと、前記第1光センサによ
る周囲光量データと前記第2光センサによる進行
方向光量データとを比較する手段及び該比較する
手段により前記周囲光量データが進行方向光量デ
ータに対して同等以下であると判断されたとき前
記車外灯群を点灯する光量設定値を更に比較的暗
いレベルに下げて前記車外灯群の点灯を抑制する
手段を有した点灯制御部とを具備したことを特徴
とする車両に装着した車外灯群の自動点消灯制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16902783U JPS6076543U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 車両に装着した車外灯群の自動点消灯制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16902783U JPS6076543U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 車両に装着した車外灯群の自動点消灯制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6076543U JPS6076543U (ja) | 1985-05-29 |
JPH0144358Y2 true JPH0144358Y2 (ja) | 1989-12-21 |
Family
ID=30369368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16902783U Granted JPS6076543U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 車両に装着した車外灯群の自動点消灯制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6076543U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5343187U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-13 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57185650U (ja) * | 1981-05-20 | 1982-11-25 | ||
JPS58132745U (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-07 | オムロン株式会社 | 車両用ライト制御装置 |
JPS59163536U (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-01 | ナイルス部品株式会社 | 車外灯群の点灯制御装置 |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP16902783U patent/JPS6076543U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5343187U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6076543U (ja) | 1985-05-29 |
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