JPS6134911Y2 - - Google Patents

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JPS6134911Y2
JPS6134911Y2 JP5534781U JP5534781U JPS6134911Y2 JP S6134911 Y2 JPS6134911 Y2 JP S6134911Y2 JP 5534781 U JP5534781 U JP 5534781U JP 5534781 U JP5534781 U JP 5534781U JP S6134911 Y2 JPS6134911 Y2 JP S6134911Y2
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JP
Japan
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output
delay time
automatic lighting
signal
headlight
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JP5534781U
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JPS57166954U (ja
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【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車の自動点灯制御装置に関す
るもので、より詳しくは、自動点灯中に部分的照
明である街路灯の明かるさによつて一時的に消灯
するようなことがないような自動点灯制御装置に
関するものである。
自動点灯制御装置は、暗いトンネルや夕暮れ時
など、ヘツドライトの点灯を必要とする時に、車
内にある照度センサが点灯信号を発することによ
り、自動車のヘツドライトを自動的に点灯し、逆
に、トンネルを出たり明け方などもはやヘツドラ
イトの点灯を必要としなくなつた時に自動的に消
灯するように制御するものである。
しかしながら、従来のこの種の制御装置にあつ
ては、自動点灯走行中に、部分的な照明である街
路灯の明かるさによつて消灯し、その街路灯を通
り過ぎたら再度点灯し、つぎの街路灯でまた消灯
するという車の走行上好ましくない点灯、消灯の
くり返し現象が生じるという欠点があつた。
この考案は、上記欠点を解消し、一時的な明か
るい状態か継続的な明かるい状態かを判断して、
前者の場合には点灯を継続し、後者の場合にのみ
消灯させるように制御するものである。
以下この考案の構成を図面に従つて説明する。
第1図はこの考案の具体的な実施例を示す制御
回路である。ヘツドライト1を点灯するには、リ
レー4のリレーコイル4aを励磁することにより
リレー4の可動接点4bが固定接点4cに接触
し、このことによりバツテリ2−ヒユーズ3−価
動接点4b−固定接点4c−ヘツドライト1−ア
ース(シヤーシー)−バツテリ2の閉回路が形成
されて点灯する。その場合、リレーコイル4aを
励磁するのは、手動点灯用スイツチ5を閉じる
か、又は、自動点灯用スイツチングトランジスタ
6とオンにすることによりなされる。自動点灯用
スイツチングトランジスタ6のオンまたはオフ
は、点線で示した自動点灯制御回路10からの出
力が“1”であればオン、逆に“0”であればオ
フとなる。そして、自動点灯制御回路10はつぎ
のように作動する。いまイグニツシヨンスイツチ
7を閉じることにより、バツテリ2と比較回路9
とがヒユーズ8及び自動点灯スイツチ12を介し
て接続される。比較回路9には照度センサ11か
らの出力が入り、比較回路9はこの照度センサ出
力と基準照度出力とを比較し、基準照度よりも明
かるい時には“0”を、逆に、暗い時には“1”
を出力する。この出力はオフデイレイタイマ14
を介してオアゲート13の第2入力端子16に加
えられる。このオフデイレイタイマ14は、
“0”入力が来てもデイレイ(遅延)時間中はそ
の前の“1”入力の状態を維持し、そのデイレイ
時間をすぎた時点でまだ“0”入力であれば、よ
うやく“0”出力をオアゲート13の第2入力端
子16に出す。したがつて、いま、自動点灯スイ
ツチ12を閉じて、夜点灯走行中に、部分的な照
明である街路灯を通過すると、比較回路9が基準
照度よりも明かるくなつたと判断して“0”出力
を出してもこのオフデイレイタイマ14によりデ
イレイ時間中は“1”信号がオアゲート13の第
2入力端子16に加えられたまゝであり、他方第
1端子15は“0”状態となつているがオアゲー
ト13は“1”を出力しつづけ、したがつてスイ
ツチングトランジスタ6はオンのままであり、ヘ
ツドライト1は点灯をつづける。上記デイレイ時
間を過ぎてまだ“0”入力であればはじめてオア
ゲート13の第2端子16に“0”出力を出す。
従つて、このとき第1端子15も“0”となつて
いるため、オアゲート13の入力信号はいずれも
“0”となつてその出力も“0”となり、スイツ
チングトランジスタ6はオフとなり、ヘツドライ
ト1は消灯する。
デイレイ時間中にオフデイレイタイマ14の入
力が“0”から“1”の状態に戻れば、出力は
“1”を出しつづけ、したがつてヘツドライト1
は点灯のまゝである。
また、デイレイ時間は車速に半比例させて変化
させた方がより望ましい。なぜならたとえば、時
速80Kmの時の最適デイレイ時間をそのまゝ時速20
Kmの走行中に使用するとデイレイ時間を過ぎても
まだ同じ街路灯の明かりが照度センサに検出され
て消灯となるおそれがあるからである。このよう
な構成とするには、リードスイツチ等の速度−周
波数変換器17を用いて車速をこれに比例する周
波数を有する電気信号に変換し、これをF/V変
換器18において該周波数に比例した電圧値を有
する電圧信号に変換し、オフデイレイタイマ14
においてこの電圧信号の大きさに反比例したデイ
レイ時間を決定すればよい。
第2図は第1図の装置の作動時のタイムチヤー
トを示したものである。
()は比較回路9の判断結果を示しており、
“明かるい”と判断したときは“0”レベル、“暗
い”と判断したときは“1”レベルを出力してい
る。
()は、従来装置による()の状態に対応
したヘツドライトの点灯、消灯状態を示したもの
である。消灯状態が“0”レベル、点灯状態が
“1”レベルとなつている。
()は車速が減速している状態でのF/V変
換器18による検出電圧出力を示したものであ
る。高速の場合にはその時の車速に比例した高い
電圧値V1を、低速の場合にはその時の車速に比
例した低い電圧値V2を発生することがわかる。
この電圧V1、V2をオフデイレイタイム14にお
いて該電圧V1、V2の大きさに反比例するデイレ
イ時間に変換すると、V1は短かい時間間隔t1に、
V2は長い時間間隔t2となる。これが()に示さ
れている。
()は、この考案の装置による()の状態
に対応したヘツドライトの点灯、消灯状態を示し
たものである。以上の第2図の説明からわかるよ
うに、一時的に街路灯で明かるくなつた(a1
照)とき従来装置ではヘツドライトが消灯した
(a2参照)のに対し本考案装置では点灯したまゝ
である(a4参照)。また車速が遅くなつた場合
〔()のa3→b3〕でも一時的に明かるくなると
(b1参照)従来装置ではヘツドライトが消灯した
(b2参照)のに対し本考案装置では点灯したまゝ
である(b4参照)。そして全体的継続的に明かる
い状態になつた(c1以降)とき、V3で決められる
デイレイ時間t3を経過した時点でヘツドライトは
消灯される。
本考案は、以上説明した構成、作用になるもの
であるから、従来の自動点灯制御装置における街
路灯のような部分的な明るさによる一時的な灯器
の消灯という現象を防止することができ、車両走
行における安全性を向上せしめうるという優れた
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の自動点灯制御装置の回路
図、第2図は第1図装置の作動時のタイムチヤー
トである。 1……ヘツドライト、2……バツテリ、4……
リレー、6……スイツチングトランジスタ、9…
…比較回路、10……自動点灯制御装置、11…
…照度センサ、13……オアゲート、14……オ
フデイレイタイマ、17……速度−周波数変換
器、18……F/V変換器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車外の照度を検出する照度センサの出力を基準
    値と比較して、該照度センサの出力が上まわつた
    時に、ヘツドライトの電源回路に挿入されたリレ
    ーの接点を閉じる信号を発生するように構成され
    た自動点灯制御装置において、車速に反比例した
    デイレイ時間を発生させ、該デイレイ時間中は前
    記接点を開く信号を発生させず、前記デイレイ時
    間経過後も前記照度センサの出力が上まわつてい
    る時にはじめて前記接点を開く信号を発生させる
    ようにしたことを特徴とする自動車の自動点灯制
    御装置。
JP5534781U 1981-04-17 1981-04-17 Expired JPS6134911Y2 (ja)

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JP5534781U JPS6134911Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5534781U JPS6134911Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

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Publication Number Publication Date
JPS57166954U JPS57166954U (ja) 1982-10-21
JPS6134911Y2 true JPS6134911Y2 (ja) 1986-10-11

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ID=29851905

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016079877A1 (ja) * 2014-11-21 2016-05-26 新電元工業株式会社 Ledドライバ回路、led照明装置、及び、ledドライバ回路の制御方法

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JPS57166954U (ja) 1982-10-21

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