JP2000164812A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2000164812A
JP2000164812A JP10337660A JP33766098A JP2000164812A JP 2000164812 A JP2000164812 A JP 2000164812A JP 10337660 A JP10337660 A JP 10337660A JP 33766098 A JP33766098 A JP 33766098A JP 2000164812 A JP2000164812 A JP 2000164812A
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lower electrode
groove
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Akio Kawamura
昭男 川村
Takuhiro Tsuchida
卓洋 土田
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高精度な容量素子を、より微細加工工程に
適した構造として備える半導体装置及びその製造方法を
提供する。 【解決手段】 半導体基板上に形成され、その底面が該
半導体基板に到達しない溝14を有する第1絶縁膜12
と、前記溝内に埋め込み形成された第1金属層からなる
下部電極15aと、前記下部電極上に形成された第2絶
縁膜からなる容量絶縁膜16aと、前記下部電極上であ
って、かつ容量絶縁膜上に形成された第2金属層からな
る上部電極18aによって構成される容量素子を有する
半導体装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置及びその
製造方法に関し、特に高精度の容量素子を含む半導体装
置及びその製造方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電子機
器の小型軽量化、高性能化あるいは多機能化に伴い、A
V機器や通信機器等に不可欠なリニア回路あるいはアナ
ログ回路を、デジタル回路と共に同一の半導体装置(L
SI)に1チップ化する傾向が急速に進んでいる。これ
ら回路には高精度な容量素子が不可欠であり、従来から
2層のポリシリコン層で容量絶縁膜を挟むDPC(Doub
le Poly Capacitor)タイプの容量素子や、2層金属層
で容量絶縁膜を挟むMIM(Metal-Insulator-Metal)
タイプの容量素子が使用されてきた。
【0003】DPCタイプの容量素子として、例えば、
特開平9−36313号公報等に提案されたものが挙げ
られるが、このDPCタイプの容量素子では、容量電極
が半導体層であるポリシリコン層により構成されるた
め、ポリシリコンにいかに高濃度に不純物を添加して
も、僅かながらの容量電極自体に空乏層が発生する。こ
の空乏層の発生は、容量電極間に与えられる電位差によ
りその幅を変動させ、結果としてその容量値が変動する
という問題を有しており、非常に高い精度が要求される
回路には適さない。
【0004】これに対し、MIMタイプの容量素子で
は、容量電極は金属で構成されているため空乏層の発生
はなく、電極間の電位差にかかわらず、一定した容量値
が得られるという利点がある。このため、一般に、高精
度が要求されるアナログ回路にはMIMタイプの容量素
子が用いられている。例えば、特開平8−181282
号公報には、以下のようなMIMタイプの容量素子及び
その製造方法が提案されている。
【0005】まず、図5(a)に示したように、半導体
基板41上に堆積したシリコン酸化膜42上に、第1金
属層43を堆積し、フォトリソグラフィ工程により形成
されたレジストパターン(図示せず)をマスクとして、
第1金属層43をパターニングして、下部電極43a及
び配線43bを形成する。
【0006】次に、図5(b)に示したように、得られ
た半導体基板41上にプラズマCVD法を用いて酸化膜
44を堆積し、その上に回転塗布法によりSOG(Spin
OnGlass)膜45を塗布する。その後、RIE(反応性
イオンエッチング)法により、下地の酸化膜44が露出
するまで全面エッチバックする。この結果、第1金属層
43の垂直段差部にSOG45が残り、段差の傾斜角が
緩和される。さらに、プラズマCVD法を用いて得られ
た半導体基板41上に酸化膜46を堆積する。
【0007】続いて、図5(c)に示したように、下部
電極43a上に開口を有するレジストパターン(図示せ
ず)をフォトリソグラフィ工程により形成し、これをマ
スクとして、酸化膜44、46をRIE法によりエッチ
ングして、下部電極43a表面が露出する開口47を形
成する。次に、容量絶縁膜となるプラズマ窒化膜48を
得られた半導体基板41上に堆積する。
【0008】その後、図5(d)に示したように、配線
43b上で開口を有するレジストパターン(図示せず)
をフォトリソグラフィ工程により形成し、これをマスク
として、酸化膜44、46及びプラズマ窒化膜48をR
IE法によりエッチングして、配線43b表面が露出す
る開口49を形成する。
【0009】さらに、同図に示したように、得られた半
導体基板41上に第2金属層を堆積し、フォトリソグラ
フィ工程により形成したレジストパターン(図示せず)
をマスクとして第2金属層をパターニングして、下部電
極43a上に上部電極50aを、配線43b上に配線5
0bを形成する。これにより、下部電極43a、容量絶
縁膜46及び上部電極50aからなるMIM構造の容量
素子52と、配線43bと配線50bとからなる積層構
造の配線51が形成される。また、特開平9−9278
6号公報には、以下のようなMIMタイプの容量素子及
びその製造方法が提案されている。
【0010】まず、図6(a)に示したように、半導体
基板60上に第1金属層61を堆積し、所望の形状にパ
ターニングする。次いで、得られた半導体基板60上に
絶縁体層62を堆積し、その表面をCMP(Chemical M
echanical Polish)法等で平坦化する。
【0011】続いて、図6(b)に示したように、フォ
トリソグラフィ工程で形成したレジストパターン(図示
せず)をマスクとして、第1金属層51が露出するまで
絶縁体層62をエッチングし、開口63a、63bを形
成する。次に、図6(c)に示したように、得られた半
導体基板60上全面に、後に容量絶縁膜となる薄い誘電
体膜64を堆積し、その上に、金属配線層の接続部とな
る開口63b部の上に開口を有するレジストパターン6
5をフォトリソグラフィ工程で形成する。
【0012】続いて、図6(d)に示したように、レジ
ストパターン65をマスクとして、誘電体膜64をエッ
チングして、開口63b底部において第1金属層61を
露出させる。その後、図6(e)に示したように、得ら
れた半導体基板60上全面に第2金属層65を堆積す
る。
【0013】さらに、図6(f)に示したように、第2
金属層65をフォトリソグラフィ工程で形成したレジス
トパターン(図示せず)をマスクとして所望の形状にパ
ターニングし、上部電極65a及び配線65bを形成す
る。これにより、下部電極61、誘電体膜64及び上部
電極65aからなるMIM構造の容量素子66と、下部
電極61に接続される配線65bが形成される。
【0014】しかし、上記のような従来のMIM構造の
容量素子は、より半導体装置の微細化及び高速化が要求
される近年において、以下に示す課題をかかえている。
つまり、半導体装置の微細化、高速化の進行とともに金
属配線の多層配線化が進み、容量等のアナログ素子を含
む回路においても、3層〜6層の配線層が必要となって
いる。
【0015】一般に、多層配線の形成工程では、各層に
おける平坦化が不十分であると、その上層に形成される
金属層の微細なパターニングや層間絶縁膜の微細な開口
形成が、残留する凹凸の上で行われることになる。しか
し、このような凹凸上でのフォトリソグラフィー工程で
は、フォーカスマージンが減少する傾向にあるため、よ
り微細かつ高精度のパターニングや開口の形成が困難と
なる。よって、多層配線の形成工程においては、いかに
各層を平坦に形成するかが重要な鍵となっており、その
ために、金属配線層間の絶縁膜を、CMP法を用いて平
坦化することが行われている。
【0016】しかし、上記のような従来の容量素子の製
造方法では、容量素子が形成される開口47、63aに
おいて、上部電極50a、65aの表面に下層の層間絶
縁膜の段差がそのまま凹凸として残っている。このため
上部電極50a、65aの微細なパターニングが困難と
なるのみならず、さらにこの上に形成される第3層目以
上の配線層のパターニングも困難とするという課題があ
る。本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、高精
度な容量素子を、より微細加工工程に適した構造として
備える半導体装置及びその製造方法を提供することを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、半導体
基板上に形成され、その底面が該半導体基板に到達しな
い溝を有する第1絶縁膜と、前記溝内に埋め込み形成さ
れた第1金属層からなる下部電極と、前記下部電極上に
形成された第2絶縁膜からなる容量絶縁膜と、前記下部
電極上であって、かつ容量絶縁膜上に形成された第2金
属層からなる上部電極によって構成される容量素子を有
する半導体装置が提供される。
【0018】また、半導体基板上に形成された素子と、
該素子を含む半導体基板上に形成され、その底面が前記
素子に到達する少なくとも1つの開口と前記素子に到達
しない少なくとも1つの溝とを有する第1絶縁膜と、前
記開口内に埋め込み形成された第1金属層からなるコン
タクトプラグと、前記溝内に埋め込み形成された第1金
属層からなる下部電極又は配線層と、前記下部電極上に
形成された第2絶縁膜からなる容量絶縁膜と、前記下部
電極上であって、かつ容量絶縁膜上に形成された第2金
属層からなる上部電極と、前記コンタクトプラグ上に形
成された第2金属層からなる金属配線とを有する半導体
装置が提供される。
【0019】さらに、本発明によれば、半導体基板上に
第1絶縁膜を堆積する工程と、該第1絶縁膜に、その底
面が前記半導体基板に到達しない溝を形成する工程と、
該溝を含む第1絶縁膜上に第1金属層を堆積する工程
と、該第1金属層を選択的にエッチングして前記溝内部
にのみ下部電極を形成する工程と、前記下部電極を含む
第1絶縁膜上に第2絶縁膜を堆積する工程と、該第2絶
縁膜をパターニングして前記下部電極上に容量絶縁膜を
形成する工程と、該容量絶縁膜上に第2金属層を堆積す
る工程と、前記第2金属層を選択的にエッチングして前
記下部電極上であって、かつ容量絶縁膜上に上部電極を
形成する工程とを含む半導体装置の製造方法が提供され
る。
【0020】また、半導体基板上に素子を形成する工程
と、該素子上に第1絶縁膜を堆積する工程と、該第1絶
縁膜に、その底面が前記素子に到達する少なくとも1つ
の開口を形成する工程と、該第1絶縁膜に、その底面が
前記素子に到達しない少なくとも1つの溝を形成する工
程と、前記開口と前記溝とを含む第1絶縁膜上に第1金
属層を堆積する工程と、該第1金属層を選択的にエッチ
ングして前記開口内にコンタクトプラグ、前記溝内に下
部電極又は配線層を形成する工程と、前記コンタクトプ
ラグ、下部電極及び配線層を含む第1絶縁膜上に第2絶
縁膜を堆積する工程と、前記第2絶縁膜をパターニング
して前記下部電極上に容量絶縁膜を形成する工程と、該
容量絶縁膜上に第2金属層を堆積する工程と、前記第2
金属層を選択的にエッチングして前記下部電極上であっ
て、かつ容量絶縁膜上に上部電極、前記コンタクト層上
に金属配線を形成する工程とを含む半導体装置の製造方
法が提供される。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置は、主とし
て、半導体基板と、半導体基板上に形成された第1絶縁
膜と、下部電極、容量絶縁膜及び上部電極からなる容量
素子とを備えて構成される。
【0022】この発明における半導体基板は、通常半導
体装置を形成するために使用される基板であれば特に限
定されるものではなく、シリコン、ゲルマニウム等の半
導体、GaAs、InGaAs等の化合物半導体等から
なる基板を使用することができる。なかでも、シリコン
基板が好ましい。この半導体基板は、ロコス法やトレン
チ素子分離法による素子分離膜が形成されていてもよい
し、トランジスタ、キャパシタ又は抵抗等の素子、配
線、絶縁膜等が単独又は組み合わせられて形成されてい
てもよい。
【0023】また、上記の半導体基板上に、底面が半導
体基板に到達しない溝を少なくとも1つ有する第1絶縁
膜が形成されている。第1絶縁膜は、絶縁性を有する膜
であれば、その材料は特に限定されるものではなく、例
えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、PSG、BP
SG等の単層又は多層からなる絶縁膜が挙げられる。こ
れらの絶縁膜は、公知の方法にしたがって形成すること
ができる。第1絶縁膜の膜厚は、通常層間絶縁膜として
機能する膜厚であればよく、例えば、700〜1000
nm程度が挙げられる。
【0024】第1絶縁膜は、その表面に、底面が半導体
基板に到達しない溝を1個又は複数個有している。つま
り、溝は、第1絶縁膜の膜厚よりも薄い深さを有してお
り、後述する容量素子の下部電極や配線層の膜厚に相当
する深さで形成されていることが好ましい。具体的に
は、第1絶縁膜の膜厚が、700〜1000nm程度の
場合には、溝の深さは100〜400nm程度が挙げら
れる。溝の形状は、特に限定されるものではなく、後述
する容量素子の下部電極や配線層の形状に対応する形状
とすることが好ましい。
【0025】なお、第1絶縁膜が素子を含む半導体基板
上に形成されている場合には、さらに、底面が素子に到
達する開口を少なくとも1つ有している。つまり、素子
がトランジスタである場合には、開口は、トランジスタ
のゲート電極表面にまで、あるいはソース/ドレイン領
域表面(半導体基板表面)にまで到達する深さを有して
おり、容量素子、抵抗、配線等の場合には、開口は、そ
れらの電極の表面にまで到達する深さを有している。ま
た、開口は、上記した溝の中に形成されていてもよく、
この場合には、開口は、溝の底面から素子に到達する深
さを有している。開口の形状は、上層の導電層と下層の
導電層との接続を確保できる程度の大きであればよく、
例えば、0.15〜0.6μm程度の径が挙げられる。
【0026】さらに、第1絶縁膜に形成された溝内に、
埋め込み形成された第1金属層からなる下部電極が形成
されている。第1金属層は、通常電極として使用される
導電材料からなるものであれば、特にその材料は限定さ
れるものではなく、例えば、Al、Cu、Pt等の金属
やW、Ta、Ti等の高融点金属を主材料とする単層、
これら金属の金属化合物(合金、シリサイド等)の単
層、これら金属又は金属化合物を含む積層層等が挙げら
れる。第1金属層により構成される下部電極は、第1絶縁
膜に形成された溝内にその全部又は一部が埋め込み形成
されていればよいが、完全に埋め込まれて、つまり、下
部電極の表面が1絶縁膜の表面と同一平面を構成するよ
うに形成されていることがもっとも好ましい。このよう
に下部電極が第1絶縁膜の溝に埋め込み形成されている
場合には、下部電極を形成した後であっても、半導体基
板表面の平坦化が十分に確保され、後工程のフォトリソ
グラフィ工程やエッチング工程が容易となる。下部電極
の膜厚は、第1絶縁膜に形成された溝の深さで規定さ
れ、100〜400nm程度となる。なお、第1金属層
は、下部電極を構成するのみならず、容量素子が形成さ
れる領域以外の領域において、下部電極と同様に第1絶
縁膜の溝内に埋め込み形成されて配線層を構成してもよ
い。また、第1金属層が開口内に埋め込み形成されてい
る場合には、コンタクトプラグを構成してもよい。
【0027】また、下部電極上には第2絶縁膜からなる
容量絶縁膜が形成されている。第2絶縁膜は、通常容量
素子の誘電体として使用されるものであれば、特にその
材料は限定されるものではなく、例えば、シリコン酸化
膜、シリコン窒化膜、タンタル酸化膜、チタン酸化膜等
を主材料とする単層膜又はこれらの単層膜を含む積層
膜、PZT、SBT等の強誘電体膜等の単層膜又はこれ
らの単層膜を含む積層膜からなる絶縁膜が挙げられる。
これらの絶縁膜は、公知の方法にしたがって形成するこ
とができる。第2絶縁膜の膜厚は、容量素子の誘電体と
して機能する膜厚であればよく、例えば、酸化膜に換算
して10〜100nm程度が挙げられる。容量絶縁膜
は、下部電極上に形成されている限り、下部電極の一部
の上にのみ形成されていてもよいし、下部電極周辺に存
在する第1絶縁膜上にまで延設されていてもよいし、下
部電極として機能しない第1金属層上にまで延設されて
いてもよい。
【0028】さらに、下部電極上であって、かつ容量絶
縁膜上に第2金属層からなる上部電極が形成されてい
る。第2金属層は、第1金属層と同様の導伝材料から形成
することができる。ただし、第1金属層と同じ導電材料
を組み合わせて用いなくてもよい。第2金属層により構
成される上部電極は、少なくとも、下部電極と容量絶縁
膜との両方が積層されてなる領域の上に形成されている
限り、下部電極等の周辺に存在する第1絶縁膜の上にま
で延設されていてもよいし、下部電極がその下に配置し
ない容量絶縁膜の上にまで延設されていてもよいし、下
部電極として機能せず、下部電極に直接接続しない第1
金属層上にまで延設されていてもよい。上部電極の膜厚
は、例えば、300〜600nm程度が挙げられる。な
お、第2金属層は、上部電極を構成するのみならず、容
量素子が形成される領域以外の領域において金属配線、
例えば、コンタクトプラグ上に金属配線として形成され
てもよい。
【0029】本発明においては、第1絶縁膜が形成され
た半導体基板上に、上記の下部電極、容量絶縁膜及び上
部電極とからなる容量素子が形成されることにより、特
に下部電極形成後の基板表面をより平坦化することがで
き、後工程の凹凸に起因する困難性を解消することがで
きる。また、本発明の半導体装置の製造方法における半
導体基板上への第1絶縁膜の堆積は、絶縁膜の材料に応
じて、公知の方法にしたがって形成することができる。
例えば、CVD法、スパッタリング法等が挙げられる。
なお、第1絶縁膜の堆積の前に、半導体基板上に素子を
形成する場合には、トランジスタ、配線、キャパシタ、
抵抗、絶縁膜等を、公知の方法にしたがって形成するこ
とができる。
【0030】また、第1絶縁膜に溝を形成する方法は、
公知の方法、例えば、フォトリソグラフィ工程及びエッ
チング工程により、所望形状のレジストマスクを形成
し、このレジストマスクを用いて第1絶縁膜を、エッチ
ングする方法が挙げられる。なお、第1絶縁膜に開口を
形成する場合にも、溝を形成する方法と同様に行うこと
ができる。
【0031】溝を含む第1絶縁膜上に第1金属層を堆積
する方法は、第1金属層の材料に応じて、公知の方法に
したがって形成することができる。例えば、CVD法、
スパッタリング法等が挙げられる。ここで形成する第1
金属層は、先に形成した溝の深さより厚く堆積すること
が好ましい。これにより、第1絶縁膜と同一平面にその
表面を有する下部電極等を形成することができる。な
お、第1絶縁膜に溝と開口との両方が形成されている場
合には、さらに、第1金属層を、第1絶縁膜に形成され
た溝の深さより厚く、かつ開口の幅の2分の1よりも厚
く堆積することが好ましい。これにより、開口内に形成
されるコンタクトプラグが断線することなく、上層の導
電材と下層の導電材とを確実に接続させることができ
る。
【0032】第1金属層を選択的にエッチングして溝内
部にのみ下部電極を形成する方法は、公知のエッチング
方法であるCMP法が挙げられる。これにより、凹部で
ある溝内にのみ第1金属層が残存し、第1絶縁膜表面に存
在する第1金属層を除去することができる。なお、第1絶
縁膜に開口が形成されている場合には、開口内のみにコ
ンタクトプラグを形成する方法は、実質的に溝内のみに
下部電極を形成する方法と同様であり、また、配線層を
形成する場合にも、同様である。
【0033】下部電極を含む第1絶縁膜上に第2絶縁膜
を堆積する方法は、第2絶縁膜の材料に応じて、公知の
方法にしたがって形成することができる。例えば、CV
D法、スパッタリング法等が挙げられる。第2絶縁膜を
パターニングして下部電極上に容量絶縁膜を形成する方
法は、公知の方法、例えば、フォトリソグラフィ工程及
びエッチング工程により、所望形状のレジストマスクを
形成し、このレジストマスクを用いて第2絶縁膜を、パ
ターニングする方法が挙げられる。
【0034】容量絶縁膜上に第2金属層を堆積する方法
は、第1金属層を堆積する方法と同様に行うことができ
る。第2金属層を選択的にエッチングして上部電極を形
成する方法は、第2絶縁膜のパターニングと実質的に同
様の方法により行うことができる。
【0035】本発明の半導体装置の製造方法において
は、各工程は、必ずしも上記の順序で行うことは必要で
なく、例えば、第1絶縁膜に溝と開口との双方を形成す
る場合には、溝を形成した後に開口を形成してもよい
し、開口を形成した後に溝を形成してもよい。また、容
量素子を形成する場合に、第1金属層をエッチングして
下部電極を形成した後、第2絶縁膜を堆積し、続いて第2
金属層を堆積し、その後、第2絶縁膜と第2金属層を同時
にパターニングして容量絶縁膜及び上部電極を形成して
もよいし、下部電極を形成した後、第2絶縁膜を堆積
し、第2絶縁膜をパターニングして容量絶縁膜を形成
し、その後、第2金属層を堆積し、第2金属層をパターニ
ングして上部電極を形成してもよい。以下に本発明の半
導体装置及びその製造方法の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0036】実施の形態1 まず、図1(a)に示したように、シリコン基板11上
に、通常の工程にしたがってMOSトランジスタ及び/
又はダイオード等の素子(図示せず)を形成した後、そ
の上に、CVD法を用いてSiO2 、PSG、BPSG
等の単層又は多層膜からなる絶縁膜12を700〜10
00nm堆積し、CMP(Chemical Mechanical Polis
h)法を用いて絶縁膜12の表面を平坦化する。
【0037】次に、図1(b)に示したように、フォト
リソグラフィ工程を用いて、後に容量素子の下部電極が
形成される領域に開口を有するレジストパターン13を
形成する。このレジストパターン13をマスクとして、
絶縁膜12の表面を掘り下げ、深さD1が300nmの
溝14を形成する。
【0038】続いて、図1(c)に示したように、レジ
ストパターン13を除去した後、溝14を含む絶縁膜1
2上の全面に、スパッタ法を用いてタングステン膜15
を堆積する。ここで、堆積するタングステン膜15の膜
厚は、溝14を完全に埋め込むことができるようにD1
以上であることが好ましく、この実施例では400nm
とする。
【0039】さらに、図1(d)に示したように、CM
P法を用いて絶縁膜12の表面が露出するまで、タング
ステン膜15を研磨する。これにより、その表面が絶縁
膜12の表面と一致した平坦な面を有する下部電極15
aが、溝14内にのみ形成される。次いで、図1(e)
に示したように、得られたシリコン基板11上に、CV
D法によりシリコン酸化膜20nmとシリコン窒化膜2
0nmとからなる絶縁膜16を形成する。
【0040】続いて、図2(f)に示したように、フォ
トリソグラフィ工程により形成したレジストパターン1
7をマスクとして用いて、絶縁膜16をパターニング
し、容量絶縁膜16aを形成する。次に、図2(g)に
示したように、レジストパターン17を除去し、得られ
たシリコン基板11上全面に、AlCu膜18を膜厚4
00nm堆積する。
【0041】さらに、図2(h)に示したように、フォ
トリソグラフィ工程により形成したレジストパターン1
9をマスクとしてAlCu膜18をパターニングし、上
部電極18aと金属配線18bを形成する。なお、Al
Cu膜18のパターニングは、非常に平坦なシリコン基
板11の表面の上での加工となるため、フォトリソグラ
フィ工程及びエッチング工程が容易である。
【0042】続いて、図2(i)に示したように、レジ
ストパターン19を除去し、通常の工程にしたがって、
配線、保護膜形成工程等を行うことにより(図示せ
ず)、下部電極15a、容量絶縁膜16a及び上部電極
18aとからなるMIMタイプの容量素子20を有する
半導体装置が形成される。
【0043】なお、上記半導体装置においては、容量素
子20の下部電極15aが金属配線18bと接続されて
おり、この金属配線18bを通じて下部電極との信号授
受を行うことができる。また、図1及び図2には表され
てないが、金属配線18bは容量素子20が形成された
領域以外の領域で、半導体装置における他の回路の配線
として形成されている。
【0044】実施の形態2 まず、図3(a)に示したように、シリコン基板21の
表面に通常の工程にしたがって、SiO2 膜からなる素
子分離膜22と、ポリシリコン膜からなるゲート電極2
3a及びソース/ドレイン領域24によって構成される
MOSトランジスタと、ポリシリコン膜からなる配線2
3b、23cとを形成し、それらの上に、SiO2 、P
SG、BPSG等の単層膜又は多層膜からなる絶縁膜2
5を700〜1000nm堆積し、その後、CMP法を
用いて絶縁膜25の表面を平坦化する。続いて、フォト
リソグラフィ工程により形成したレジストパターン26
をマスクとして用いてエッチングし、絶縁膜25に、幅
約0.3μm程度で、ソース/ドレイン領域24又は配
線23b、23cに至る開口27a〜27dを形成す
る。
【0045】次に、図3(b)に示したように、レジス
トパターン26を除去し、その後、改めてフォトリソグ
ラフィ工程により、後に容量素子の下部電極が形成され
る領域に開口を有するレジストパターン28を形成す
る。続いて、このレジストパターン28をマスクとして
用いて、絶縁膜25の表面を掘り下げ、開口27b、2
7cの上方に、深さD1が300nmの溝29a、29
bを形成する。
【0046】次いで、図3(c)に示したように、レジ
ストパターン28を除去し、溝29a、29b及び開口
27a、27b、27c、27dを埋め込むように絶縁
膜25の表面に、スパッタ法を用いてタングステン膜3
0を堆積した。ここで、タングステン膜30の膜厚は、
溝29a、29bを完全に埋め込むことができるように
D1よりも厚く、さらに、開口27a、27b、27
c、27dを完全に埋め込むことができるように開口幅
の2分の1以上であることが好ましく、この実施例では
400nmとした。
【0047】続いて、図3(d)に示したように、CM
P法を用いて絶縁膜25の表面が露出するまで、タング
ステン膜30を研磨する。これにより、開口27a、2
7d内に、その表面が絶縁膜25の表面と一致した平坦
な面を有するコンタクトプラグ30a、30dが形成さ
れるとともに、開口27b、27c内及び溝29a、2
9b内に、その表面が絶縁膜25の表面と一致した平坦
な面を有し、コンタクトプラグとつながった下部電極3
0b、30cとが形成される。
【0048】次いで、図4(e)に示したように、得ら
れたシリコン基板21上に、CVD法によりシリコン酸
化膜20nmとシリコン窒化膜20nmからなる絶縁膜
を形成する。続いて、フォトリソグラフィ工程により形
成したレジストパターン32をマスクとして用いて、絶
縁膜をパターニングし、共通容量絶縁膜31を形成す
る。これにより、開口27a、27d内のコンタクトプ
ラグ30a、30dの表面は露出し、溝29a、29b
内の下部電極30b、30cの表面は共通容量絶縁膜3
1で覆われることになる。
【0049】次に、図4(f)に示したように、レジス
トパターン32を除去し、得られたシリコン基板21上
全面に、AlCu膜33を膜厚400nm堆積する。A
lCu膜33上に、フォトリソグラフィ工程によりレジ
ストパターン34を形成する。次いで、図4(g)に示
したように、レジストパターン34をマスクとして用い
て、AlCu膜33をパターニングし、共通上部電極3
3bと金属配線33a、33cとを形成する。なお、A
lCu膜33のパターニングは、非常に平坦なシリコン
基板21の表面の上での加工となるため、フォトリソグ
ラフィ工程及びエッチング工程が容易である。
【0050】続いて、レジストパターン34を除去し、
通常の工程にしたがって、配線、保護膜形成工程等を行
うことにより、配線23bに接続された下部電極30
b、共通容量絶縁膜31及び共通上部電極33bとから
なるMIMタイプの容量素子37と、配線23cに接続
された下部電極30c、共通容量絶縁膜31及び共通上
部電極33bとからなるMIMタイプの容量素子38
と、ソース/ドレイン領域24と接続されたコンタクト
プラグ30aと金属配線33aとの2層構造配線35
と、配線23cと接続されたコンタクトプラグ30dと
金属配線33cとの2層構造配線36とを有する半導体
装置が形成される。この結果、MIMタイプの容量素子
38は、下部電極30c、配線23c、コンタクトプラ
グ30d及び金属配線33cを通じて制御回路との間で
信号授受を行うことができる。
【0051】また、図3及び図4には表されてないが、
金属配線33cは容量素子37、38が形成された領域
以外の領域で、半導体装置における他の回路の配線とし
て形成されている。なお、容量素子38と制御回路との
間の信号授受は配線やコンタクトプラグを通して行うこ
とについて説明しているが、実施の形態1と同様に、容
量素子38の下部電極30cを延設させて直接金属配線
33cと接続させてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、下部電極が第1絶縁膜
の溝内に埋め込み形成されて形成されているため、下部
電極の表面を第1絶縁膜の表面に対してほぼ平坦にする
ことができる。よって、その後の容量絶縁膜や上部電極
等の微細加工が容易かつ高精度で行うことができるのみ
ならず、容量絶縁膜が平坦な電極面では挟持された構造
となるため、電界集中もおこらず、信頼性の高い容量素
子、ひいては信頼性の高い半導体装置を容易に製造する
ことができる。
【0053】また、下部電極及び上部電極を構成する金
属層が、それぞれ、容量素子が形成される領域以外の領
域において、半導体回路を構成する配線層として用いる
ことができることとなり、別途配線層の製造工程を追加
することなく多層配線構造を実現することができるた
め、製造コストの上昇を抑制し、安価な半導体装置を提
供することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の製造方法を説明するため
の概略工程断面図である。
【図2】本発明の半導体装置の製造方法を説明するため
の概略工程断面図である。
【図3】本発明の半導体装置の別の製造方法を説明する
ための概略工程断面図である。
【図4】本発明の半導体装置の別の製造方法を説明する
ための概略工程断面図である。
【図5】従来のMIM容量素子を含む半導体装置の製造
方法を説明するための概略工程断面図である。
【図6】従来の別のMIM容量素子を含む半導体装置の
製造方法を説明するための概略工程断面図である。
【符号の説明】
11、21 シリコン基板 12、16、25絶縁膜 13、17、19、26、28、32、34 レジスト
パターン 14、29a、29b 溝 15、30 タングステン膜 15a、30b、30c 下部電極 16a 容量絶縁膜 18、33 AlCu膜 18a 上部電極 18b、33a、33c 金属配線 20、37、38 容量素子 22 素子分離膜 23a ゲート電極 23b、23c 配線 24 ソース/ドレイン領域 27a〜27d 開口 30a、30d コンタクトプラグ 31 共通容量絶縁膜 33b 共通上部電極 35、36 2層構造配線
フロントページの続き Fターム(参考) 5F004 AA11 DB03 DB04 DB06 DB09 DB10 DB12 EB02 EB08 5F038 AC05 AC10 AC15 AC16 AC18 EZ11 EZ14 EZ15 EZ20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成され、その底面が該
    半導体基板に到達しない溝を有する第1絶縁膜と、 前記溝内に埋め込み形成された第1金属層からなる下部
    電極と、 前記下部電極上に形成された第2絶縁膜からなる容量絶
    縁膜と、 前記下部電極上であって、かつ容量絶縁膜上に形成され
    た第2金属層からなる上部電極によって構成される容量
    素子を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第2金属層が金属配線をも構成する請求
    項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成された素子と、 該素子を含む半導体基板上に形成され、その底面が前記
    素子に到達する少なくとも1つの開口と前記素子に到達
    しない少なくとも1つの溝とを有する第1絶縁膜と、 前記開口内に埋め込み形成された第1金属層からなるコ
    ンタクトプラグと、 前記溝内に埋め込み形成された第1金属層からなる下部
    電極又は配線層と、 前記下部電極上に形成された第2絶縁膜からなる容量絶
    縁膜と、 前記下部電極上であって、かつ容量絶縁膜上に形成され
    た第2金属層からなる上部電極と、 前記コンタクトプラグ上に形成された第2金属層からな
    る金属配線とを有することを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に第1絶縁膜を堆積する工
    程と、 該第1絶縁膜に、その底面が前記半導体基板に到達しな
    い溝を形成する工程と、 該溝を含む第1絶縁膜上に第1金属層を堆積する工程
    と、 該第1金属層を選択的にエッチングして前記溝内部にの
    み下部電極を形成する工程と、 前記下部電極を含む第1絶縁膜上に第2絶縁膜を堆積す
    る工程と、 該第2絶縁膜をパターニングして前記下部電極上に容量
    絶縁膜を形成する工程と、 該容量絶縁膜上に第2金属層を堆積する工程と、 前記第2金属層を選択的にエッチングして前記下部電極
    上であって、かつ容量絶縁膜上に上部電極を形成する工
    程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に素子を形成する工程と、 該素子上に第1絶縁膜を堆積する工程と、 該第1絶縁膜に、その底面が前記素子に到達する少なく
    とも1つの開口を形成する工程と、 該第1絶縁膜に、その底面が前記素子に到達しない少な
    くとも1つの溝を形成する工程と、 前記開口と前記溝とを含む第1絶縁膜上に第1金属層を
    堆積する工程と、 該第1金属層を選択的にエッチングして前記開口内にコ
    ンタクトプラグ、前記溝内に下部電極又は配線層を形成
    する工程と、 前記コンタクトプラグ、下部電極及び配線層を含む第1
    絶縁膜上に第2絶縁膜を堆積する工程と、 前記第2絶縁膜をパターニングして前記下部電極上に容
    量絶縁膜を形成する工程と、 該容量絶縁膜上に第2金属層を堆積する工程と、 前記第2金属層を選択的にエッチングして前記下部電極
    上であって、かつ容量絶縁膜上に上部電極、前記コンタ
    クト層上に金属配線を形成する工程とを含むことを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 第1金属層を、第1絶縁膜に形成された
    溝の深さより厚く堆積する請求項4又は5に記載の半導
    体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 第1金属層を、第1絶縁膜に形成された
    溝の深さより厚く、かつ開口の幅の2分の1よりも厚く
    堆積する請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
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