JP2000164219A - リチウム二次電池用負極活物質及びその製造方法 - Google Patents
リチウム二次電池用負極活物質及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2000164219A JP2000164219A JP11333879A JP33387999A JP2000164219A JP 2000164219 A JP2000164219 A JP 2000164219A JP 11333879 A JP11333879 A JP 11333879A JP 33387999 A JP33387999 A JP 33387999A JP 2000164219 A JP2000164219 A JP 2000164219A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pitch
- solvent
- active material
- negative electrode
- boron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/96—Carbon-based electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/58—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic compounds other than oxides or hydroxides, e.g. sulfides, selenides, tellurides, halogenides or LiCoFy; of polyanionic structures, e.g. phosphates, silicates or borates
- H01M4/583—Carbonaceous material, e.g. graphite-intercalation compounds or CFx
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F9/00—Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments
- D01F9/08—Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments of inorganic material
- D01F9/12—Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof
- D01F9/14—Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof by decomposition of organic filaments
- D01F9/145—Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof by decomposition of organic filaments from pitch or distillation residues
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/052—Li-accumulators
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/13—Electrodes for accumulators with non-aqueous electrolyte, e.g. for lithium-accumulators; Processes of manufacture thereof
- H01M4/133—Electrodes based on carbonaceous material, e.g. graphite-intercalation compounds or CFx
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/362—Composites
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/38—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of elements or alloys
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
にすることによってホウ素の固溶度を向上させたリチウ
ム二次電池用負極活物質及び、製造工程が簡単で、安い
費用で前記負極活物質を製造する方法を提供する。 【解決手段】 ピッチ、ホウ素化合物及び溶媒を含む混
合溶液を製造し、前記混合溶液から溶媒を除去した後
に、前記溶媒が除去された混合物でメソフェーズピッチ
を製造し、前記メソフェーズピッチを炭化させた後で黒
鉛化してリチウム二次電池用負極活物質を製造する。
Description
負極活物質及びその製造方法に係り、より詳しくは、炭
素材内にホウ素を固溶したリチウム二次電池用負極活物
質及びその製造方法に関する。
たリチウム金属は、電解液との副反応の発生が大きく、
反復使用による容量減少量が大きいため、これに対する
代替材料として炭素材活物質が選択された。この炭素材
活物質はリチウムイオンの充放電時にデンドライト形成
が抑制されるので、より安定した負極材料として注目を
浴びている。
炭素材、非晶質系炭素材などがあり、結晶質系炭素材の
中でも人造黒鉛は活物質構造及び形状の制御が容易であ
るという長所を有している。人造黒鉛は石油系ピッチ、
石炭系ピッチ、高分子系ピッチ、ソフトカーボンなどを
2600〜3000℃の高熱で処理することによって製
造することができる。人造黒鉛を製造するために前記の
ような高温工程が要求されるので製造費用が上昇すると
いう問題点が発生する。これを解決するために炭素材に
ホウ素を添加することによって黒鉛化温度を低下させる
方法が開発された。炭素材にホウ素を添加して熱処理す
ることによって低温焼成工程でも高温焼成人造黒鉛とほ
ぼ同一な性能の人造黒鉛を製造することができるように
なり、さらに、最終収得物の結晶構造制御がより容易に
なった。
添加する人造黒鉛製造方法においては、ホウ素の固溶度
を向上させることによって前記効果を極大化させること
ができるので、炭素材内のホウ素の固溶度を向上させる
ための多様な試みがあった。
585号及び特開平8−306359号は、安定化処理
を経た炭素繊維或いは黒鉛材料にホウ素系化合物を添加
した後で熱処理する方法を提案した。前記方法は固相の
炭素材料にホウ素系化合物を添加して熱処理する方法で
あって、製造工程は簡単であるが、熱反応を介してホウ
素の置換が主に黒鉛の表面に集中するため、黒鉛粒子内
部の微細結晶構造にホウ素が均一に分散されるのが難し
い。また、このような方法においては、ホウ素の固溶度
を向上させるために微粉状態での混合が必須であるが、
最終活物質の粒径を考慮すると、これらの微粉化には限
界があるため、依然として炭素材内におけるホウ素の均
一な分散が難しい。特に、炭素繊維の場合、活物質とし
て使用するのに適当な炭素繊維の大きさを考慮すると、
炭素繊維のミリング(milling)には限界がある。
にホウ素系化合物としてホウ酸を添加した後で得られる
混合物を熱処理する方法を提案している。この方法は前
記固相混合工程を使用する方法に比べてホウ素の均一な
分散が可能になった。しかし、依然として満足のいくホ
ウ素の固溶度を得ることはできない。
ition)工程を使用して炭素物質を含有する低分子気体
とホウ素を含有する化合物とを気相で反応させる方法が
提案された。しかし、気相反応を介した熱分解炭素製造
法は、ホウ素の均一な分散を可能にしたが、製造工程が
複雑で費用が高いという短所があった。
であって、その目的は、炭素材内におけるホウ素の均一
な分散を可能にすることによってホウ素の固溶度を向上
させたリチウム二次電池用負極活物質を提供することに
ある。
単で、安い費用で前記負極活物質を製造する方法を提供
することにある。
に本発明は、ピッチ、ホウ素化合物及び溶媒を含む混合
溶液を製造する工程と;前記混合溶液から溶媒を除去す
る工程と;前記溶媒が除去された混合物でメソフェーズ
ピッチを製造する工程と;前記メソフェーズピッチを炭
化させた後で黒鉛化する工程と;を含むリチウム二次電
池用負極活物質の製造方法を提供する。
び溶媒を含む混合溶液を製造する工程と;前記混合溶液
から溶媒を除去する工程と;前記溶媒が除去された混合
物でメソフェーズピッチを製造する工程と;前記メソフ
ェーズピッチを溶融紡糸(melt spinning)又は溶融ブ
ローイング(melt blowing)して繊維状物質を製造する
工程と;前記繊維状物質を不融化する工程と;前記不融
化された繊維状物質を粉砕(milling)する工程と;前
記粉砕された繊維状物質を炭化させた後で黒鉛化する工
程と;を含むリチウム二次電池用負極活物質の製造方法
を提供する。
物質として、ホウ素の含有量が0.1〜5重量%であ
り、X線回折分析時の結晶格子の層間距離及び大きさ
(c軸方向の結晶の大きさ)がそれぞれd002≦3.
40Å、Lc≧400Åである炭素材を含むリチウム二
次電池用負極活物質を提供する。
る。
相で混合するのではなく液相で混合することによって炭
素活物質内にホウ素を均一に分散させてホウ素の固溶度
を向上させることを特徴とする。液相混合方法として
は、ピッチとホウ素化合物との両方を溶解させ得る溶媒
を使用してピッチ及びホウ素化合物を共にこの溶媒に溶
解して混合溶液を製造する方法を使用することができ
る。ここで、使用され得る溶媒としてはテトラヒドロフ
ラン又はトルエンがある。
他の方法としては、ピッチを溶解させ得る溶媒にピッチ
を溶解して溶液を製造し、これとは別途に、ホウ素化合
物を溶解させ得る溶媒にホウ素化合物を溶解して溶液を
製造した後、この2つの溶液を混合する方法を使用する
ことができる。ここで、ピッチ溶液を製造するのに使用
され得る溶媒としてはテトラヒドロフラン、トルエン、
キノリン、ピリジン等がある。ベンゼン又はヘキサンも
使用することができるが、これらはピッチを溶解する程
度が低いので、場合によっては好ましくない可能性があ
る。ホウ素化合物溶液を製造するのに使用され得る溶媒
としてはエタノール、メタノール、イソプロピルアルコ
ール等のアルコール類を使用することができる。前記ピ
ッチ溶液を製造するのに使用される溶媒及びホウ素化合
物溶液を製造するのに使用される溶媒は、互いに混合さ
れたときに相分離を起こさないものが好ましい。
の0.1〜5重量%含まれるのが好ましい。ホウ素化合
物の量が5重量%を超える場合には炭化ホウ素(boron
carbide)を形成するようになり、これが不純物として
作用して電池の容量を減少させるおそれがある。
ピッチ、高分子系ピッチ、又はこれらの混合物を使用す
ることができる。
2O3又はこれらの混合物を使用することができる。
合物及び溶媒を含む混合溶液を蒸留して溶媒を除去す
る。
300〜450℃で10〜20時間程度熱処理してメソ
フェーズピッチ(mesophase pitch)を製造する。前記
温度範囲を外れる場合、メソフェーズピッチが好ましく
形成されないための最終的に得られる活物質の結晶化度
が低下する可能性がある。
00℃で炭化させる。次いで、粉砕(milling)及び分
級工程を実施して活物質として適当な大きさの物質を選
別した後、2200〜2800℃で黒鉛化させて活物質
を製造する。前記黒鉛化は2200〜2600℃で実施
されるのがより好ましい。このような本発明による活物
質は通常の黒鉛化温度である2600〜3000℃に比
べて低い温度でも黒鉛化が可能である。
得ようとする場合には、メソフェーズピッチを溶融紡糸
(melt spinning)又は溶融ブローイング(melt blowin
g)して繊維状の物質を製造する。次いで、前記繊維状
物質を不融化する工程を実施する。不融化工程は繊維状
の物質を空気雰囲気下で3〜5℃/分の昇温速度で33
0〜370℃、好ましくは350℃まで約2時間程度昇
温させて行われる。このとき、空気中の酸素が繊維状物
質の表面の分子構造に導入されて架橋結合を形成するこ
とによって繊維状物質の表面が安定化する。不融化され
た繊維状物質を粉砕(milling)及び分級した後、活物
質として使用するのに適当な大きさである25〜45μ
mの範囲の繊維状物質を選別するのが好ましい。次い
で、この繊維状物質を1000〜1700℃で炭化させ
た後、2200〜2800℃で黒鉛化させて活物質を製
造する。前記黒鉛化は2200〜2600℃で実施され
るのがより好ましい。
は、活物質の性能及び生産性に影響を及ぼす可能性があ
る。酸素と接触可能な雰囲気では炭素粉末の充填中に粒
子の間に存在する空気(酸素)が炭素と反応して二酸化
炭素などのガスを発生させ、黒鉛化収率を低下させる可
能性がある。また、ホウ素で処理した炭素材の場合は高
温で窒素とホウ素との反応によって窒化ホウ素が形成さ
れて活物質の電池性能を低下させる可能性がある。しか
し、前記製造方法のようにホウ素が炭素材の内部に分散
されるように処理した場合には、窒素とホウ素との接触
が困難となり窒化ホウ素の形成は不可能であるので電池
性能の低下は起こらない。活物質の生産性を考慮する
と、空気(酸素)が存在しない雰囲気で黒鉛化するのが
好ましい。
は、ホウ素の含有量が0.1〜5重量%であり、X線回
折分析時の結晶格子の層間距離及び大きさ(c軸方向の
結晶の大きさ)がそれぞれd002≦3.40Å、Lc
≧400Åであった。従来の活物質は、図2に示されて
いるように、エッジ部位(B)が電解液に露出されてい
る。その反面、本発明による活物質は図1に示されてい
るように活物質表面のエッジ(edge)部位(A)がオニ
オンシース(onion sheath)構造で、巻かれて閉じられ
た層状構造を有する。従って、初期充放電において活物
質と電解液との副反応を減少させ得る。
物質を使用して公知の電池製造方法によって容易にリチ
ウム二次電池を製造することができる。
はLiCoO2、LiNiO2、LiMn2O4、Li
NixCo1−xOy(0<x<1、0<y≦2)など
のリチウム遷移金属酸化物が好ましく、セパレータとし
てはポリプロピレン系列の多孔性高分子を使用するのが
好ましく、電解質としてはLiPF6やLiClO4な
どを溶解したエチレンカーボネートとジメチルカーボネ
ートの混合物などの通常の非水系電解質を使用すること
ができる。
実施例を提示する。しかし、下記の実施例は本発明をよ
り容易に理解するために提供されるものにすぎず、本発
明が下記の実施例に限定されるのではない。
ドロフラン不溶性成分を除去してテトラヒドロフラン可
溶性ピッチを製造した。テトラヒドロフラン2リットル
にテトラヒドロフラン可溶性ピッチ80g及びH3BO
3を添加した。このとき、H3BO3の添加量はテトラ
ヒドロフラン可溶性ピッチの5重量%であった。テトラ
ヒドロフラン可溶性ピッチ、H3BO3及びテトラヒド
ロフランを含む混合溶液を蒸留させてテトラヒドロフラ
ンを除去した。次いで、テトラヒドロフランが除去され
た混合物を不活性雰囲気下で430℃で15時間熱処理
してメソフェーズピッチを製造した。前記メソフェーズ
ピッチを1000℃で2時間熱処理して炭化させた。炭
化によって得られたコークス系物質を粉砕及び分級して
25〜45μmの大きさの物質を選別した。この物質を
2800℃で黒鉛化して活物質を得た。
例1と同様に実施した。
例1と同様に実施した。
例1と同様に実施した。
可溶性ピッチの3重量%添加したこと以外は実施例1と
同様に実施した。
可溶性ピッチの3重量%添加したこと以外は実施例2と
同様に実施した。
可溶性ピッチの3重量%添加したこと以外は実施例3と
同様に実施した。
可溶性ピッチの3重量%添加したこと以外は実施例4と
同様に実施した。
テトラヒドロフラン可溶性ピッチの1重量%添加したこ
と以外は実施例1と同様に実施した。
テトラヒドロフラン可溶性ピッチの1重量%添加したこ
と以外は実施例2と同様に実施した。
テトラヒドロフラン可溶性ピッチの1重量%添加したこ
と以外は実施例3と同様に実施した。
テトラヒドロフラン可溶性ピッチの1重量%添加したこ
と以外は実施例4と同様に実施した。
ドロフラン不溶性成分を除去してテトラヒドロフラン可
溶性ピッチを製造した。テトラヒドロフラン可溶性ピッ
チを430℃で15時間熱処理してメソフェーズピッチ
を製造した。前記メソフェーズピッチを1000℃で2
時間熱処理して炭化させた。炭化によって得られたコー
クス系物質を粉砕及び分級して25〜45μmの大きさ
の物質を選別した。この物質を2800℃で黒鉛化して
活物質を得た。
例1と同様に実施した。
例1と同様に実施した。
例1と同様に実施した。
ドロフラン不溶性成分を除去してテトラヒドロフラン可
溶性ピッチを製造した。テトラヒドロフラン可溶性ピッ
チを430℃で15時間熱処理してメソフェーズピッチ
を製造した。前記メソフェーズピッチを1000℃で2
時間熱処理して炭化させた。炭化によって得られたコー
クス系物質を粉砕及び分級して25〜45μmの大きさ
の物質を選別した。前記コークス系物質に使用されたテ
トラヒドロフラン可溶性ピッチの5重量%に該当するH
3BO3を添加した。この混合物を2800℃で黒鉛化
して活物質を得た。
例5と同様に実施した。
例5と同様に実施した。
例5と同様に実施した。
%添加したこと以外は前記比較例5と同様に実施した。
%添加したこと以外は前記比較例6と同様に実施した。
%添加したこと以外は前記比較例7と同様に実施した。
%添加したこと以外は前記比較例8と同様に実施した。
添加したこと以外は比較例5と同様に実施した。
添加したこと以外は比較例6と同様に実施した。
添加したこと以外は比較例7と同様に実施した。
添加したこと以外は比較例8と同様に実施した。
し16で製造した活物質に対してX線回折分析を実施し
て結晶格子の層間距離であるd002値及び電池の初期
放電容量及び初期充放電効率を測定した。その結果を表
1に表した。また、前記で製造された活物質、結合剤と
してポリフッ化ビニリデン10重量%及びN−メチルピ
ロリドンを混合して負極活物質スラリーを製造した。前
記負極活物質スラリーを銅ホイル集電体にキャスティン
グして負極を製造した。製造された負極とこれに対する
対極としてリチウム金属薄片を使用し、電解質としてL
iPF6又はLiClO4を溶解したエチレンカーボネ
ート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)との混
合物又はエチレンカーボネート、ジメチルカーボネート
及びプロピレンカーボネート(PC)の混合物を使用し
てリチウム二次電池を製造した。製造されたリチウム二
次電池の初期放電容量と初期充放電効率(放電容量/充
電容量)を測定してその結果を下記表1に表した。
て製造した実施例1ないし12の電池が、ホウ素を含有
しない比較例1ないし4による電池に比べて初期放電容
量及び初期充放電効率が優れていることがわかる。ま
た、黒鉛結晶格子の層間距離であるd002値を比較し
た結果、実施例1ないし12の活物質は黒鉛の微細構造
に固溶されたホウ素の影響によって、ホウ素が固溶され
なかった比較例1ないし4の活物質に比べて低い温度の
焼成でも同一の黒鉛化度を得ることができることがわか
る。このような結果は、添加されたホウ素が黒鉛化反応
の触媒の役割を遂行して黒鉛化度を向上させることは勿
論、これによって副反応が抑制されて初期放電容量及び
効率を増加させることを証明するものである。
び13との活物質及び電池の特性を表2に表した。
法を使用するより液相混合法を使用する方がより高いホ
ウ素の固溶度を有することがわかる。また、ホウ素の固
溶度が高い場合、電池の放電容量及び充放電効率が向上
した。
内に固溶されるホウ素の固溶量が増加したが、適正量以
上になるとそれ以上は活物質構造内に固溶されずにB4
C等のホウ素化合物の形態で存在して活物質の充放電性
能を低下させた。
ドロフラン不溶性成分を除去してテトラヒドロフラン可
溶性ピッチを製造した。テトラヒドロフラン2リットル
にテトラヒドロフラン可溶性ピッチ80g及びH3BO
3を添加した。このとき、H3BO3の添加量はテトラ
ヒドロフラン可溶性ピッチの5重量%であった。テトラ
ヒドロフラン可溶性ピッチ、H3BO3及びテトラヒド
ロフランを含む混合溶液を蒸留させてテトラヒドロフラ
ンを除去した。次いで、テトラヒドロフランが除去され
た混合物を不活性雰囲気下で450℃で8時間熱処理し
てメソフェーズピッチを製造した。このメソフェーズピ
ッチをこれの軟化点より約50℃程度高い温度である2
50℃に紡糸ポイントを決めて直径が0.3mmである
紡糸ノズルを通して繊維の直径が10μm以下を維持す
るように300〜800m/分の速度で溶融紡糸して繊
維状物質を製造した。製造された繊維状物質を空気雰囲
気、即ち酸化雰囲気下で3℃/分の速度で昇温するオー
ブン内で350℃まで2時間加熱して不融化工程を実施
した。不融化させた繊維状物質を粉砕及び分級して25
〜45μmの大きさの物質を選別した。選別した物質を
1000℃で2時間熱処理して炭化させた後、2800
℃で30分間黒鉛化して活物質を得た。
例13と同様に実施した。
例13と同様に実施した。
例13と同様に実施した。
ッチ、H3BO3及びテトラヒドロフランを含む混合溶
液を製造するために、テトラヒドロフラン可溶性ピッチ
80gを500mlのテトラヒドロフランに溶解した溶
液と前記テトラヒドロフラン可溶性ピッチの3重量%に
該当するH3BO3を200mlのメタノールに溶解し
て分散させた溶液とを液相で混合、攪拌して混合溶液を
製造したこと以外は前記実施例13と同様に実施した。
例17と同様に実施した。
例17と同様に実施した。
例17と同様に実施した。
添加したこと以外は前記実施例13と同様に実施した。
添加したこと以外は前記実施例14と同様に実施した。
添加したこと以外は前記実施例15と同様に実施した。
添加したこと以外は前記実施例16と同様に実施した。
ドロフラン不溶性成分を除去してテトラヒドロフラン可
溶性ピッチを製造した。テトラヒドロフラン2リットル
にテトラヒドロフラン可溶性ピッチ80g及びB2O3
を添加した。このとき、B2O3の添加量はテトラヒド
ロフラン可溶性ピッチの1重量%であった。テトラヒド
ロフラン可溶性ピッチ、B2O3及びテトラヒドロフラ
ンを含む混合溶液を蒸留させてテトラヒドロフランを除
去した。次いで、テトラヒドロフランが除去された混合
物を不活性雰囲気下で450℃で8時間熱処理してメソ
フェーズピッチを製造した。このメソフェーズピッチを
300℃の紡糸ポイントで繊維の直径が約10μm以下
になるように溶融ブローイング(melt blowing)して繊
維状物質を製造した。製造された繊維状物質を空気雰囲
気、即ち酸化雰囲気下で3℃/分の速度で昇温するオー
ブン内で350℃まで2時間加熱して不融化工程を実施
した。不融化させた繊維状物質を粉砕及び分級して25
〜45μmの大きさの物質を選別した。選別した物質を
1000℃で2時間熱処理して炭化させた後、2800
℃で30分間黒鉛化して活物質を得た。
例25と同様に実施した。
例25と同様に実施した。
例25と同様に実施した。
ドロフラン不溶性成分を除去してテトラヒドロフラン可
溶性ピッチを製造した。テトラヒドロフラン可溶性ピッ
チを不活性雰囲気下で450℃で8時間熱処理してメソ
フェーズピッチを製造した。このメソフェーズピッチを
この軟化点より約50℃程度高い温度である250℃に
紡糸ポイントを決めて直径が0.3mmである紡糸ノズ
ルを通して炭素繊維の直径が10μm以下になるように
300〜800m/分の紡糸速度で溶融紡糸して繊維状
物質を製造した。製造された繊維状物質を空気雰囲気、
即ち酸化雰囲気下で3℃/分の速度で昇温するオーブン
内で350℃まで2時間加熱して不融化工程を実施し
た。不融化させた繊維状物質を粉砕及び分級して25〜
45μmの大きさの物質を選別した。選別した物質を1
000℃で2時間熱処理して炭化させた後、2800℃
で30分間黒鉛化して活物質を得た。
例17と同様に実施した。
例17と同様に実施した。
例17と同様に実施した。
ドロフラン不溶性成分を除去してテトラヒドロフラン可
溶性ピッチを製造した。テトラヒドロフラン可溶性ピッ
チを不活性雰囲気下で450℃で8時間熱処理してメソ
フェーズピッチを製造した。このメソフェーズピッチの
軟化点より約50℃程度高い温度である250℃に紡糸
ポイントを決めて直径が0.3mmである紡糸ノズルを
通して炭素繊維の直径が10μm以下になるように30
0〜800m/分の紡糸速度で溶融紡糸して繊維状物質
を製造した。製造された繊維状物質を空気雰囲気、即ち
酸化雰囲気下で3℃/分の速度で昇温するオーブン内で
350℃まで2時間加熱して不融化工程を実施した。不
融化させた繊維状物質に前記テトラヒドロフラン可溶性
ピッチの5重量%に該当するH3BO3を添加した。こ
の混合物を1000℃で2時間熱処理して炭化させた
後、粉砕及び分級して25〜45μmの大きさの物質を
選別した。選別した物質を2800℃で30分間黒鉛化
して活物質を得た。
例21と同様に実施した。
例21と同様に実施した。
例21と同様に実施した。
%添加したこと以外は前記比較例21と同様に実施し
た。
%添加したこと以外は前記比較例22と同様に実施し
た。
%添加したこと以外は前記比較例23と同様に実施し
た。
%添加したこと以外は前記比較例24と同様に実施し
た。
添加したこと以外は比較例21と同様に実施した。
添加したこと以外は比較例22と同様に実施した。
添加したこと以外は比較例23と同様に実施した。
添加したこと以外は比較例24と同様に実施した。
ないし20で製造した活物質に対してX線回折分析を実
施して結晶格子の層間距離であるd002値及び電池の
初期放電容量及び初期充放電効率を測定した。その結果
を表3に表した。また、前記で製造された活物質、結合
剤としてポリフッ化ビニリデン10重量%及びN−メチ
ルピロリドンを混合して負極活物質スラリーを製造し
た。前記負極活物質スラリーを銅ホイル集電体にキャス
ティングして負極を製造した。製造された負極と、これ
に対する対極としてリチウム金属薄片を使用し、電解質
としてLiPF6又はLiClO4を溶解したエチレン
カーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DM
C)との混合物又はエチレンカーボネート、ジメチルカ
ーボネート及びプロピレンカーボネート(PC)の混合
物を使用してリチウム二次電池を製造した。製造された
リチウム二次電池の初期放電容量と初期充放電効率(放
電容量/充電容量)を測定してその結果を下記表3に表
した。
含有する活物質が比較例17ないし20のホウ素を含有
しない活物質に比べて初期放電容量及び初期充放電効率
が増加したことがわかる。また、実施例13ないし28
による活物質は、活物質の微細構造内に固溶されたホウ
素の黒鉛化触媒効果によって、ホウ素が固溶されていな
い比較例17ないし20の活物質に比べて同一温度の焼
成によってもより小さい黒鉛結晶格子の層間距離値を得
ることができることがわかる。
較例21、25及び29の活物質及び電池の特性を表4
に表した。
混合法に比べて液相混合法を介してホウ素を添加する方
がより多くの残留ホウ素量を有するので、液相混合法が
固相混合法よりホウ素の分散により容易であることがわ
かる。また、添加するホウ素の含量が増加するほど活物
質構造内に固溶されるホウ素の固溶量が増加した。しか
し、適正固溶量以上になるとそれ以上は黒鉛構造内に固
溶されずにB4C等のホウ素化合物の形態で存在して活
物質の充放電性能を低下させる要因として作用すること
がわかる。
例17の活物質、結合剤としてポリフッ化ビニリデン1
0重量%及びN−メチルピロリドンを混合して負極活物
質スラリーを製造した。前記負極活物質スラリーを銅ホ
イル集電体にキャスティングして負極を製造した。製造
された負極と、これに対する対極としてリチウム金属薄
片を使用し、電解質としてLiPF6又はLiClO4
を溶解したエチレンカーボネート(EC)、ジメチルカ
ーボネート(DMC)及びプロピレンカーボネート(P
C)の混合物を使用してリチウム二次電池を製造した。
製造されたリチウム二次電池の初期放電容量と初期充放
電効率(放電容量/充電容量)を測定してその結果を下
記表5に表した。
場合及びEC/DMC/PCを使用する場合の両方にお
いて実施例5及び実施例17が比較例1及び比較例17
に比べて初期放電容量及び放電効率が優れていることが
わかる。
較すると、特にPCが添加された電解液の場合に非常に
優れた初期放電容量及び放電効率を有する。これは実施
例5の活物質(ホウ素がドーピングされた無定形の人造
黒鉛)が、黒鉛層状構造のエッジ部位が電解液に露出さ
れないように基底平面(basal plane)が内側に巻き込
まれた構造を有するため、このような構造を有しない比
較例1(ホウ素がドーピングされていない無定形の人造
黒鉛)の活物質に比べて電解液に露出されるエッジ部位
が少なく、初期充放電時における活物質と電解液との副
反応が抑制されるためである。
液相状態で混合して製造したホウ素含有ピッチを前駆体
として人造黒鉛を製造するので、複雑な工程を経なくて
も人造黒鉛構造内にホウ素を均一に分散させることがで
きる。これによって最終黒鉛化温度を低下させて生産単
価を低減させることができ、黒鉛系活物質に適用するこ
とが難しいPC系電解液を使用することができるので、
経済的効用価値が高く、初期放電容量及び充放電効率が
向上した電池を提供することができる。
ある。
Claims (12)
- 【請求項1】 ピッチ、ホウ素化合物及び溶媒を含む混
合溶液を製造する工程と、 前記混合溶液から溶媒を除去する工程と、 前記溶媒が除去された混合物でメソフェーズピッチを製
造する工程と、 前記メソフェーズピッチを炭化させた後で黒鉛化する工
程と、を含むリチウム二次電池用負極活物質の製造方
法。 - 【請求項2】 ピッチ、ホウ素化合物及び溶媒を含む混
合溶液を製造する工程と、 前記混合溶液から溶媒を除去する工程と、 前記溶媒が除去された混合物でメソフェーズピッチを製
造する工程と、 前記メソフェーズピッチを溶融紡糸又は溶融ブローイン
グして繊維状物質を製造する工程と、 前記繊維状物質を不融化する工程と、 前記不融化された繊維状物質を粉砕する工程と、 前記粉砕された繊維状物質を炭化させた後で黒鉛化する
工程と、を含むリチウム二次電池用負極活物質の製造方
法。 - 【請求項3】 前記混合溶液を製造する工程において、
ピッチ及びホウ素化合物を溶媒に、ともに溶解して混合
溶液を製造する請求項1又は請求項2に記載のリチウム
二次電池用負極活物質の製造方法。 - 【請求項4】 前記溶媒はテトラヒドロフラン又はトル
エンである請求項3に記載のリチウム二次電池用負極活
物質の製造方法。 - 【請求項5】 前記混合溶液を製造する工程において、
ピッチを第1の溶媒に溶解した溶液と、ホウ素化合物を
第2の溶媒に溶解した溶液とを混合して混合溶液を製造
する請求項1又は請求項2に記載のリチウム二次電池用
負極活物質の製造方法。 - 【請求項6】 前記第1の溶媒はテトラヒドロフラン、
トルエン、キノリン、ピリジン及びこれらの混合物から
なる群から選択されるものであり、前記第2の溶媒はエ
タノール、メタノール、イソプロピルアルコール及びこ
れらの混合物からなる群から選択されるアルコールであ
る請求項5に記載のリチウム二次電池用負極活物質の製
造方法。 - 【請求項7】 前記ホウ素化合物の量はピッチの0.1
〜5重量%である請求項1又は請求項2に記載のリチウ
ム二次電池用負極活物質の製造方法。 - 【請求項8】 前記ピッチは石炭系ピッチ、石油系ピッ
チ、高分子系ピッチ、及びこれらの混合物からなる群か
ら選択されるものであり、前記ホウ素化合物はH3BO
3、B2O3及びこれらの混合物からなる群から選択さ
れるものである請求項1又は請求項2に記載のリチウム
二次電池用負極活物質の製造方法。 - 【請求項9】 前記メソフェーズピッチを製造する工程
は300〜450℃で実施され、前記炭化は1000〜
1700℃で実施され、前記黒鉛化は2200〜280
0℃のアルゴン不活性雰囲気、及び窒素或いは空気が含
まれた雰囲気で実施される請求項1又は請求項2に記載
のリチウム二次電池用負極活物質の製造方法。 - 【請求項10】 前記不融化工程において、空気雰囲気
下で3〜5℃/分の昇温速度で330〜370℃まで昇
温する請求項2に記載のリチウム二次電池用負極活物質
の製造方法。 - 【請求項11】 ホウ素の含有量が0.1〜5重量%で
あり、X線回折分析時の結晶格子の層間距離及び大きさ
がそれぞれd002≦3.40Å、Lc≧400Åであ
る炭素材を含むリチウム二次電池用負極活物質。 - 【請求項12】 無定形人造黒鉛のエッジ部位がオニオ
ンシース構造で巻かれた形態に形成されることによって
閉じられた層状構造を有する無定形人造黒鉛を含むリチ
ウム二次電池用負極活物質。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1998-50652 | 1998-11-25 | ||
KR1019980050652A KR100303539B1 (ko) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | 리튬이차전지용음극활물질및그제조방법 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000164219A true JP2000164219A (ja) | 2000-06-16 |
JP4204720B2 JP4204720B2 (ja) | 2009-01-07 |
Family
ID=19559629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33387999A Expired - Fee Related JP4204720B2 (ja) | 1998-11-25 | 1999-11-25 | リチウム二次電池用負極活物質及びその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6399250B1 (ja) |
JP (1) | JP4204720B2 (ja) |
KR (1) | KR100303539B1 (ja) |
CN (1) | CN1209833C (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002075362A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-15 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 二次電池負極に適した黒鉛粉末とその製造方法及び用途 |
KR100354227B1 (ko) * | 2000-11-15 | 2002-09-28 | 삼성에스디아이 주식회사 | 리튬 이차 전지용 음극 활물질의 제조 방법 및 이방법으로 제조된 리튬 이차 전지용 음극 활물질, 이 음극활물질을 포함하는 리튬 이차 전지 |
KR101094785B1 (ko) * | 2010-02-19 | 2011-12-20 | 국방과학연구소 | 탄소-탄소 복합재 함침용 피치의 제조방법 |
CN102633254A (zh) * | 2011-08-27 | 2012-08-15 | 天津市贝特瑞新能源材料有限责任公司 | 硼酸用于制备中间相炭微球的催化剂中的应用 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100529068B1 (ko) * | 1999-11-18 | 2005-11-16 | 삼성에스디아이 주식회사 | 리튬 이온 이차 전지용 음극 활물질 및 그 제조 방법 |
US20030160215A1 (en) * | 2002-01-31 | 2003-08-28 | Zhenhua Mao | Coated carbonaceous particles particularly useful as electrode materials in electrical storage cells, and methods of making the same |
CN102110813B (zh) * | 2009-12-23 | 2012-12-12 | 上海杉杉科技有限公司 | 锂离子电池负极石墨材料及其制备方法 |
CN103579624B (zh) * | 2013-10-17 | 2016-03-02 | 东莞市凯金新能源科技股份有限公司 | 改性锂电池石墨坩埚废料负极材料及其制备方法与应用 |
CN104051790B (zh) * | 2014-06-06 | 2016-04-13 | 中南大学 | 一种由大蒜和/或洋葱制备锂电池的方法 |
CN105217602A (zh) * | 2015-11-09 | 2016-01-06 | 沈阳化工大学 | 一种沥青基碳晶材料制备方法 |
JP2018195560A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 非水二次電池用負極活物質、及び、非水二次電池 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4770825A (en) * | 1982-11-19 | 1988-09-13 | Union Carbide Corporation | Process for producing electrodes from carbonaceous particles and a boron source |
JPH03182296A (ja) | 1989-12-11 | 1991-08-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗濯機の制御装置 |
JP2783381B2 (ja) | 1993-11-05 | 1998-08-06 | 松下冷機株式会社 | 密閉型圧縮機 |
JPH07232072A (ja) | 1993-12-28 | 1995-09-05 | Kawaken Fine Chem Co Ltd | 過酸化水素分解触媒およびその製造方法 |
JP3500682B2 (ja) | 1994-02-23 | 2004-02-23 | 三菱化学株式会社 | アルカンよりニトリルを製造するための触媒 |
US5698341A (en) * | 1995-08-18 | 1997-12-16 | Petoca, Ltd. | Carbon material for lithium secondary battery and process for producing the same |
JPH10255799A (ja) * | 1997-03-07 | 1998-09-25 | Petoca:Kk | 高容量非水系二次電池負極用黒鉛材及びその製造方法 |
US6156457A (en) * | 1997-03-11 | 2000-12-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Lithium secondary battery and method for manufacturing a negative electrode |
-
1998
- 1998-11-25 KR KR1019980050652A patent/KR100303539B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1999
- 1999-11-23 US US09/448,327 patent/US6399250B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-11-25 CN CNB991243544A patent/CN1209833C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1999-11-25 JP JP33387999A patent/JP4204720B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002075362A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-15 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 二次電池負極に適した黒鉛粉末とその製造方法及び用途 |
JP4701484B2 (ja) * | 2000-08-30 | 2011-06-15 | 中央電気工業株式会社 | 二次電池負極に適した黒鉛粉末とその製造方法及び用途 |
KR100354227B1 (ko) * | 2000-11-15 | 2002-09-28 | 삼성에스디아이 주식회사 | 리튬 이차 전지용 음극 활물질의 제조 방법 및 이방법으로 제조된 리튬 이차 전지용 음극 활물질, 이 음극활물질을 포함하는 리튬 이차 전지 |
KR101094785B1 (ko) * | 2010-02-19 | 2011-12-20 | 국방과학연구소 | 탄소-탄소 복합재 함침용 피치의 제조방법 |
CN102633254A (zh) * | 2011-08-27 | 2012-08-15 | 天津市贝特瑞新能源材料有限责任公司 | 硼酸用于制备中间相炭微球的催化剂中的应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4204720B2 (ja) | 2009-01-07 |
KR20000033683A (ko) | 2000-06-15 |
KR100303539B1 (ko) | 2001-11-30 |
US6399250B1 (en) | 2002-06-04 |
CN1209833C (zh) | 2005-07-06 |
CN1257319A (zh) | 2000-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5447467B2 (ja) | リチウム二次電池用負極材料、それを用いたリチウム二次電池用負極及びリチウム二次電池 | |
JP3540478B2 (ja) | リチウムイオン二次電池用負極材 | |
JPH10326611A (ja) | リチウム二次電池負極用炭素材料 | |
EP0675555B1 (en) | Negative electrode for use in lithium secondary battery and process for producing the same | |
JPH0831422A (ja) | リチウム二次電池負極用炭素材料とその製造方法 | |
JP4204720B2 (ja) | リチウム二次電池用負極活物質及びその製造方法 | |
JP2000348720A (ja) | 内部黒鉛よりも黒鉛化性が高い黒鉛を表層に持つリチウムイオン二次電池負極材用黒鉛質炭素材とその製法 | |
US20020160266A1 (en) | Graphite material for negative electrode of lithium ion secondary battery and process for producing the same | |
JP2000090925A (ja) | 負極用炭素材料、その製造方法、ならびにそれを用いたリチウム二次電池 | |
JP4470467B2 (ja) | 粒子状人造黒鉛負極材料及びその製造方法、並びにそれを用いたリチウム二次電池用負極及びリチウム二次電池 | |
JPH0963584A (ja) | リチウム二次電池用炭素材及びその製造方法 | |
KR101568022B1 (ko) | 리튬 이차 전지용 인조흑연 음극재의 제조 방법 및 이로부터 제조된 리튬 이차 전지용 인조흑연 음극재 | |
JP2002100359A (ja) | リチウム二次電池負極用黒鉛材およびその製造方法 | |
JPH09320590A (ja) | リチウムイオン二次電池用負極材及びその製造方法 | |
JP2002146635A (ja) | 高黒鉛化炭素材、その製造方法及びその用途 | |
JPH10255799A (ja) | 高容量非水系二次電池負極用黒鉛材及びその製造方法 | |
JPH0963585A (ja) | リチウム系二次電池用炭素材及びその製造法 | |
JP2000012034A (ja) | リチウム二次電池用黒鉛材及びその製造方法 | |
JP4853692B2 (ja) | 黒鉛粉末およびその製造方法 | |
JPH09283145A (ja) | リチウム系二次電池用炭素材及びその製造方法 | |
JPH10312809A (ja) | 高容量非水系二次電池負極用黒鉛材及びその製造法 | |
JP2003077472A (ja) | リチウムイオン二次電池負極用黒鉛材料の製法 | |
JPH10162829A (ja) | リチウムイオン二次電池用負極材及びその製造方法 | |
JP2003331834A (ja) | 非水溶媒二次電池用炭素材料の製造法 | |
JP2003077471A (ja) | リチウムイオン二次電池負極用黒鉛材料及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040810 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071120 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080220 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080225 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080319 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080325 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081007 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081015 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |