JP2000128365A - 記録紙パッケージ - Google Patents

記録紙パッケージ

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JP2000128365A
JP2000128365A JP10303063A JP30306398A JP2000128365A JP 2000128365 A JP2000128365 A JP 2000128365A JP 10303063 A JP10303063 A JP 10303063A JP 30306398 A JP30306398 A JP 30306398A JP 2000128365 A JP2000128365 A JP 2000128365A
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装体内の記録紙の遮光性及び防湿性を向上
させる。 【解決手段】 外装体20を薄型角筒状に形成する。外
装体20の底板に押上板挿入口26を設ける。この挿入
口26から給紙カセットの押上板を挿入する。可動底板
21aと端板21bと押さえ板21cとを折り線で折り
曲げて、内装体21を構成する。押さえ板21cの先端
にバネ板21eを設ける。積層した記録紙15を、記録
面が可動底板21aに対面する向きで、可動底板21a
と押さえ板21cとの間に挿入する。この内装体21を
外装体20に挿入する。バネ体21eの折り曲げ部21
gのバネ性により、記録紙15を可動底板21aと押さ
え板21cとの間で挟持する。記録紙15の枚数が減っ
ても、各記録紙同士が密着する。これらの間に隙間が発
生することがないので、遮光性及び防湿性の低下が抑え
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルプリン
タ、特に感光感熱記録材料を用いたサーマルプリンタに
使用される記録紙パッケージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタには、直接感熱プリン
タと熱転写プリンタとがあり、それぞれ専用の記録紙が
用いられる。両者とも最近の画像情報のカラー化に伴
い、カラー化が進んでいる。例えば、直接感熱プリンタ
に用いられる記録紙の例としては、特開昭61−213
169号公報に記載されているように、支持体上にシア
ン感熱発色層、マゼンタ感熱発色層、イエロー感熱発色
層が順次層設してある。各発色層には、発色素材を内包
するマイクロカプセルが分散されている。この感熱記録
紙では、発色層毎に発色熱エネルギが異なっている。こ
のため、熱エネルギを異ならしめることにより、発色層
を選択的に発色させることができる。そして、上層を熱
記録した後で下層を熱記録する前に、上層が再度発色し
ないように、熱記録済みの発色層に特有の波長の光、例
えば紫外線を照射して、定着を行う。この感熱記録紙
は、通常の光源下でも長時間曝した場合には発色特性に
影響が出るので、遮光袋に収納され、さらにこれが紙箱
に収納された状態で供給されている。
【0003】一方、熱転写プリンタはインクフイルムの
インクを溶融又は軟化させて記録紙に転写する溶融型
と、インクフイルムの染料を記録紙に昇華又は拡散させ
る昇華型とがある。そして、溶融型プリンタ用の記録紙
には平滑性の高い塗工紙を用い、昇華型プリンタ用の記
録紙にはポリエステル系樹脂でコーティングした専用紙
を用いる。これらの熱転写プリンタ用の記録紙は、複数
枚が積層されて防湿袋に収納され、さらにこれが紙箱に
収納された状態で供給されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的な感熱プリンタ
においては、記録紙をプリンタの給紙カセットに装填す
るが、記録紙の表裏を誤ってセットしたり、また、セッ
ト時に記録紙の表面を汚してしまったり、感光感熱型の
記録紙において許容以上の露光をしてしまったりして、
所望のプリント品質が得られないトラブルが少なからず
発生していた。また、通常複数枚の記録紙をセットする
が、セット中に記録紙がバラバラになってしまう可能性
があるなど、装填作業が面倒であった。
【0005】これに対して、本出願人は、記録紙に直接
に手を触れることなく、且つ記録紙のプリンタへの装填
を簡単に行えるようにした記録紙パッケージを例えば特
開平5−116774号公報で提案している。しかしな
がら、この記録紙パッケージは、紙製のカセット本体に
ミシン目を入れておき、使用時にこのミシン目からカセ
ット本体の一部を切り取って、記録紙排出用開口などを
形成するものであり、プリンタへの装填に際してミシン
目からの切り取りを必要とし、手間がかかるという問題
がある。
【0006】また、従来の記録紙パッケージでは、給紙
ローラが入り込むローラ挿入口の他に、パッケージの下
側に押圧レバー開口を設けている。そして、この押圧レ
バー開口から押圧レバーで記録紙を上方に持ち上げて、
給紙ローラに最上層の記録紙を押しつけている。したが
って、ローラ挿入口の他に押圧レバー開口が形成される
ため、記録紙パッケージを給紙カセットから取り出す
と、この押圧レバー開口からゴミが入ったり、光や湿気
が入りやすくなる。したがって、遮光性や防湿性で問題
になる。
【0007】更には、単に記録紙をカセット本体などの
包装体に収納しただけでは、使用により記録紙が減ると
従来は記録紙が包装体内でフリーになる。このため、記
録紙同士の隙間から光や湿気などが記録面に侵入し、発
色特性を変化させたりする不都合がある。
【0008】本発明は、遮光性や防湿性を保持すること
ができ、しかも記録紙が使用により減少しても包装体内
で記録紙がばらけることのないようにした記録紙パッケ
ージを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の記録紙パッケージでは、一端部が給
紙開口として開放されている箱形状の包装体と、包装体
の底板に形成した記録紙押上部材の挿入口と、底板の上
に配置されており、上方に持ち上げ自在な可動底板と、
可動底板に記録紙を押さえつける押さえ板と、可動底板
と押さえ板との間で挟持される積層された複数枚の記録
紙とを備えている。
【0010】請求項2記載の記録紙パッケージでは、角
筒状の外装体と、この外装体の端部から挿入される内装
体とから包装体を構成し、前記外装体を、上板と、底板
と、これらの両側縁を連結する側板と、前記上板に形成
され、給紙ローラが挿入されるローラ挿入口と、前記底
板に形成され、押上部材が挿入される押上部材挿入口と
から構成し、前記内装体を、記録紙が載せられる可動底
板と、この可動底板に連結され、前記外装体の開放端部
を塞ぐ端板と、この端板に連結され、可動底板とともに
記録紙を挟持する押さえ板とから構成している。
【0011】請求項3記載の記録紙パッケージでは、上
板と、この上板に連続して上板に対して90度に折り曲
げられる端板と、この端板に連続して上板と対面する位
置に折り曲げられる可動底板と、前記端板と反対側の上
板に連続して上板の下方に折り曲げられる押さえ板と、
上板と押さえ板の折り曲げ部に形成される給紙ローラの
挿入口とにより、記録紙を挟持する内装体を構成し、前
記上板の端板連続端縁に直交する両側縁に連続して、前
記可動底板に載せられた記録紙をくるむ外装体を設け、
この外装体を、上体の前記両側縁に連続する側板と、上
板に対面するように側板に連結される固定底板とから構
成し、前記固定底板に、押上部材が挿入される押上部材
挿入口を設けている。
【0012】なお、前記可動底板を、記録紙と同じか少
し大きめに形成することが好ましい。また、前記押さえ
板に連続するバネ板を設け、このバネ板を折り曲げてこ
れのバネ性により記録紙を可動底板へ付勢することが好
ましい。前記包装体として、片面に疎水性高分子膜をラ
ミネートした紙を用い、このラミネート側を外側に向け
ることが好ましい。また、紙は、300nmないし50
0nmの光透過性が1%以下である板紙を用いることが
好ましい。また、可動底板の給紙開口端縁に連続させて
残量検出用開口を形成することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1において、記録紙パッケージ
10は、積層されている感熱記録紙(以下、単に記録紙
という)11と、これを収納する包装体12とから構成
されている。包装体12は板紙13から薄型箱状に形成
されている。
【0014】板紙13は図2に示すように複数の紙を積
層してなるもので、通常は抄紙の段階で積層される。包
装体に収納する記録紙に感光性がある場合には、板紙1
3が遮光性であることが好ましく、具体的には300n
mないし500nmの可視・紫外光の透過性が1%以下
であることが好ましい。板紙13に遮光性を付与する方
法としては、複数の積層した紙の少なくとも一つの層に
カーボンブラックや染料、屈折率が1.50以上の無機
物質例えば酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム
などの光吸収性物質を含有させておくことにより達成で
きる。特に最外層を着色したものは印刷と同等の着色効
果があるため好ましい。
【0015】また、板紙13の片面に水蒸気透過性の小
さい高分子膜14を貼り合わせ(ラミネート)、塗布あ
るいは印刷することにより、板紙13の水蒸気透過性を
低下させたものは、プリントする環境湿度変化にかかわ
らず、包装体内部の湿度変化が少なくなるため、より安
定なプリント品質が得られる点で好ましい。この場合
に、板紙13の両面に水蒸気透過性の小さい層を設ける
よりも、片面にのみ設け、該処理面を外側(板紙面を内
側)にして包装体を形成することが好ましい。理由は、
板紙面を内側にすることにより、板紙13自身の保湿効
果が発揮されるためである。水蒸気透過性の小さい高分
子膜14としては、ポリエチレンテレフタレート等のポ
リエステルフイルム、塩化ビニリデン、塩化ビニル、ポ
リプロピレン、プリエチレン、ポリビニルアルコール及
びこれらの共重合体等があげられる。通常、これらの高
分子膜14の厚みは5ミクロン以上60ミクロン以下で
十分な効果が発現され、10〜30ミクロンが特に好ま
しい。板紙13の坪量としては強度及び加工性の観点か
ら180ないし650g/m2、さらには280ないし4
50g/m2が好ましい。
【0016】図1に示すように、記録紙11は包装体1
2に複数枚積層されて収納される。感光性を有する記録
紙の場合には、可動底板に記録面(感光面)が接するよ
うに収納することが遮光の点で好ましい。また、収納さ
れる記録紙の枚数は、記録紙の厚み等により適宜選択で
きる。記録紙が接する包装体内側の摩擦係数は、記録紙
表裏の摩擦係数と揃えることが安定した給紙を行う上で
好ましく、具体的には上下20%以内に調整することが
好ましい。記録紙が接する包装体内側の摩擦係数が記録
紙表裏の摩擦係数より著しく大きいと最後の1枚が良好
に給紙できず、逆に、著しく小さいと複数枚の記録紙が
同時に給紙されるおそれがある。
【0017】図3に示すように、記録紙パッケージ10
は、遮光性及び防湿性を有する収納袋16に入れられて
販売され、使用時に、収納袋16の切取り部16aが切
り取り線16bに沿って破り取られることで開封され
る。また、使用途中の記録紙パッケージ10を再度収納
するために、収納袋16の切り取り線16bの近くに
は、合成樹脂製のファスナー17が設けられている。フ
ァスナー17は周知のように、1組の嵌合突条からな
り、一方の突条が他方の突条に嵌合されることで、密封
されるようになっている。このファスナー17は省略し
てもよい。
【0018】なお、記録紙パッケージ10を収納袋16
から引き出した後、記録紙11が包装体12から脱落す
ることがないようにしておくことが好ましい。脱落防止
の方法としては、給紙開口部テープ100により給紙開
口部を塞いでおくことで達成される。脱落防止用のテー
プ100を用いると、記録紙11と可動底板21aとが
密着するので、防湿効果も得られる。更に、このテープ
100は、剥がした後に糊跡が残らないものが好まし
い。
【0019】図1に示すように、包装体12は、筒状の
外装体20と、この外装体20の端部から挿入される内
装体21とから構成されている。図4(A)に示すよう
に、外装体20は、上板20a、2個の側板20b,2
0c、2個に分割されている分割底板20d,20eか
ら構成されている。(B),(C)に示すように、これ
らは折り線20fにより90度の角度で谷折りされた後
に、分割底板20d,20eの端縁の糊代部20gを重
ね合わせて接着することにより、薄型の角筒状に形成さ
れている。上板20aは、記録紙11よりも少し大きい
サイズの矩形状に構成され、且つ可動底板21aが容易
に動き得る幅となっている。この外装体20は、前記高
分子膜14がラミネートされた面が外側を向くようにし
て構成されている。
【0020】外装体20の一方の端部は給紙開口22と
されている。また、上板20aにはローラ挿入口25が
切り欠いて形成されている。ローラ挿入口25は給紙開
口22に連続している。このローラ挿入口25には、感
熱プリンタの給紙ローラ24(図8参照)が入り込む。
【0021】分割底板20d,20eには切欠き26
a,26bが形成してあり、この切欠き26a,26b
は給紙開口22に連続している。これらの切欠き26
a,26bにより、外装体20として組み立てられた時
に、押上板挿入口26(図1参照)が構成される。この
押上板挿入口26には、給紙カセット27(図8参照)
の押上板28が入り込み、記録紙11を給紙ローラ24
に向けて付勢する。
【0022】図4に示すように、包装体12の一部に挿
入されている記録紙11に関する情報を記録したラベル
29を貼付することにより、プリンタに記録紙種別を認
識させることもできる。具体的には、図4に示すよう
に、分割底板20dに記録紙種別のためのバーコード2
9aを記録したラベル29を貼り付け、プリンタにはそ
れを読み取るセンサを設けて、記録紙種別を読み取り、
誤ったプリント指示に対して警告を発する等の動作を行
わせる。また、直接感熱記録紙の場合には、記録紙の感
度特性をバーコード化し、常に最適な画像をプリントで
きるように、プリンタ動作を補償することもできる。
【0023】図5に示すように、可動底板21a、端板
21b、押さえ板21cを折り線21dにそって90度
に谷折りすることにより内装体21が構成され、そのラ
ミネート面が外側に向くようにされている。押さえ板2
1cの先端にはバネ板21eが折り線21fを介し連続
して設けられている。
【0024】図1に示すように、記録紙11は、その記
録面が可動底板21aの上面に対面するようにして、可
動底板21aと押さえ板21cとの間に挿入される。前
記バネ板21eは可動底板21aがわに折り曲げられて
おり、この折り曲げ部21gのバネ性により、記録紙1
1が可動底板21a側に付勢される。したがって、記録
紙11は可動底板21aとバネ板21eとにより挟持さ
れる。
【0025】可動底板21aの先端の中央部には残量検
出用切欠き30が形成してあり、この切欠き30から、
後に説明する残量検出レバー62b(図8参照)の先端
が入り込み、この先端が記録紙11に当接する。
【0026】内装体21は、外装体20の給紙開口22
とは反対側の開口32から挿入される。内装体21の端
板21bの両側端縁は外装体20の厚み分だけ僅かに突
出して形成されており、この突出した部分がストッパに
なっている。このストッパは、外装体20の側板20
b,20cの端面に当たり、内装体21が外装体にそれ
以上入り込むことがないように規制する。更に、内装体
21を接着テープ等で外装体20に固定することが好ま
しい。
【0027】このようにして構成された記録紙パッケー
ジ10は、外表面を樹脂フイルムなどの疎水性高分子膜
14によりラミネート加工した紙を用いているので、強
度的に優れ、変形や撓みなどの発生がない他に、防湿性
が向上する。しかも、内側はラミネート加工されてな
く、紙そのままとされているので、この紙が吸湿及び調
湿材として作用する。したがって、記録紙11が適度な
湿度で保持される。
【0028】図6,図7は、給紙カセット27を示す斜
視図であり、図8は給紙カセット27の断面図である。
給紙カセット27は、記録紙パッケージ10を内蔵する
ように、カセット本体35と蓋36とから構成されてお
り、全体が薄型箱状に形成されている。
【0029】蓋36は取付軸部37を介してカセット本
体35に取り付けられる。これにより、図7に示すよう
に、蓋36が起立した開状態で、パッケージ装填部38
に記録紙パッケージ10が装填される。また、蓋36が
水平になる閉状態(図6参照)では、係止爪39がカセ
ット本体35内のロック装置40に係止することで、こ
の閉状態が維持される。蓋36を開ける場合には、ロッ
ク解除ボタン41をスライド移動させることにより、ロ
ック装置40の係止爪と蓋側の係止爪39との係止が解
除され、蓋36の開放が可能になる。
【0030】パッケージ装填部38は記録紙パッケージ
10よりも少し大きめに形成されており、装填が容易に
行えるようになっている。また、装填部38内の一方の
側壁には位置合わせ突起42が形成してある。さらに、
外装体20の上面には位置合わせマーク43が印刷され
ている。したがって、これらを合わせるように記録紙パ
ッケージ10をカセット本体35に挿入することで、記
録紙パッケージ10が正しい向きで装填され、誤装填が
防止される。
【0031】カセット本体35の底部35aにはバーコ
ード表示窓44が形成されている。バーコード表示窓4
4は、記録紙パッケージ10のバーコードラベル29
(図4参照)に対応する位置に形成されている。このバ
ーコード表示窓44は、底部35aの開口に透明プラス
チックプレートを貼り付けて構成されている。
【0032】図8に示すように、パッケージ装填部38
には、押上板28が取付部46を介して回動可能に取り
付けられている。押上板28は、コイルバネ47により
上方に付勢されており、記録紙パッケージ10内の可動
底板21aを上方に押し上げる。
【0033】蓋36を閉じた状態で、前記取付軸部37
の近くで、カセット本体35と蓋36との間には隙間が
形成してあり、この隙間により給紙口50が構成されて
いる。給紙口50の近くの給紙通路で、カセット本体3
5側には、記録紙分離部51が突出して形成してある。
【0034】図7に示すように、記録紙分離部51の中
央には、ゴム製の記録紙分離ブロック52が配置されて
いる。記録紙分離ブロック52は、上面52aが傾斜面
とされており、記録紙通路に斜めにこの上面52aが突
出している。したがって、記録紙11が重なって二重送
りされたときに、下側の記録紙11のみがゴム製の分離
ブロック52との間の摩擦により係止して、上側の記録
紙11のみが給紙される。更に、記録紙分離部51に
は、2個の分離突起53が離して設けられている。この
分離突起53は、二重送りされる際の下側の記録紙11
の先端に係止し、その送りを阻止する。
【0035】図6,図7に示すように、給紙カセット2
7の蓋36にはローラ開口55が形成されている。この
ローラ開口55は、記録紙パッケージ10のローラ挿入
口25に対応する位置に設けられている。このローラ開
口55には、図8に示すように、給紙ローラ24が入り
込み、この給紙ローラ24が記録紙パッケージ10の最
上層の記録紙11に接触する。給紙ローラ24はプリン
トの際に給紙方向に回転する。これにより記録紙パッケ
ージ10から最上層の記録紙11のみを引き出して、感
熱プリンタのプリントステージに給紙する。
【0036】図6,図9に示すように、蓋36の上面は
排紙トレイを兼ねている。このため、蓋36の両側に
は、記録紙ガイド57,58が突出して設けられてい
る。記録紙ガイド57,58は、記録紙11の両側を案
内するものであり、蓋36の長辺に沿って長く形成され
ている。
【0037】図7に示すように、カセット本体35に
は、記録紙残量表示計60が設けてある。図10に示す
ように、記録紙残量表示計60は、残量表示窓61と、
残量検出レバー62と、残量表示レバー63と、保持板
64とから構成されている。図6に示すように、残量表
示窓61は、給紙カセット27の給紙口50とは反対側
の端部に設けられており、カセット本体35に形成した
開口65と、これを塞ぐ透明プラスチックプレート66
とから構成されている。
【0038】図11に示すように、残量検出レバー62
は、カセット本体35の底部35aに設けた取付軸受け
部67に回動自在に取り付けられている。残量検出レバ
ー62は、取付軸62aに、検出レバー部62bと、係
合レバー部62cとを突出させて、一体的に形成されて
いる。図8に示すように、検出レバー部62bは、押上
板28の残量検出用切欠き28aからその先端が突出す
るように形成されている。
【0039】係合レバー部62cの先端には2個の係合
爪68が突出して形成してあり、この2個の係合爪68
は、残量表示レバー63の一端に形成した係合孔69に
入り込む。これにより、残量検出レバー62の回転変移
を残量表示レバー63に伝達する。
【0040】図10に示すように、残量表示レバー63
は、係合レバー部63aと表示レバー部63bとによ
り、L字形状に形成されており、取付軸35cにより、
カセット本体35の底部35aに回動自在に取り付けら
れている。この残量表示レバー63の上には、保持板6
4が取付ビス74により固定される。
【0041】残量表示レバー63と底部35aとの間に
はねじりバネ70が配置してあり、このバネ70は残量
表示レバー63を反時計方向に付勢する。係合レバー部
63aの係合孔69から取付軸35cまでの長さに比べ
て、表示レバー部63bの先端と取付軸35cまでの長
さが長くしてある。これにより、残量検出レバー62の
小さな回転変移は、残量表示レバー63の先端で大きな
回転変移に変換される。
【0042】表示レバー部63bの先端は90度に折り
曲げてあり、この折り曲げ部分により、ラベル貼り付け
部63cが形成されている。このラベル貼り付け部63
cには、残量表示ラベル71が貼り付けてある。
【0043】図12に示すように、残量表示ラベル71
は残量表示窓61に対面する位置に配置されている。残
量表示ラベル71は、残量「0」を示す矩形状の記録紙
無し表示エリア72と、残量度合いを白と緑との面積割
合で示す残量表示エリア73とから構成されている。記
録紙無し表示エリア72は赤色で塗られており、これが
カセット本体35の残量表示窓61に表示されること
で、記録紙11がカセット本体35内に無いことが一目
で判るようになっている。
【0044】また、残量表示エリア73は、矩形エリア
を1つの対角線で区画した2個の三角エリアを、上側を
白で、下側を緑で塗り分けて構成されている。そして、
残量表示窓61に現れる白と緑とのエリア73a,73
bの面積の割合により、例えば、図11(C)に示すよ
うに、緑エリア73bの面積が大きい場合には記録紙1
1の残量が多くあり、図11(B)に示すように、白エ
リア73aの面積が大きくなって緑エリア73bの面積
が小さい場合には残量が少ないことが表示される。
【0045】図8に示すように、記録紙11が少なくな
ると、この減りに対応して、最下層の記録紙11が給紙
ローラ24側に変移する。この変移は残量検出レバー6
2の回転変移として検出される。図11に示すように、
残量検出レバー62の回転変移は係合レバー62cを介
して残量表示レバー63に伝達される。これにより、図
10に示すように、表示レバー部63bの先端が反時計
方向に回転する。この回転変移に応じて、残量表示窓6
1には図12(A)〜(C)のように、残量表示ラベル
71が表示される。
【0046】例えば、図12(A)に示すように、記録
紙11が無い状態では、残量表示窓61に赤色の記録紙
無し表示エリア72が表示される。また、記録紙が残っ
ている状態では、図12(B),(C)に示すように、
残量表示窓61には、白エリア73aと緑エリア73b
とが混在した残量表示エリア73が表示される。これに
より、記録紙が残っていることが一目で判る。また、記
録紙の残り枚数は、積層した記録紙の厚みの減り具合か
ら判るため、この記録紙の厚みに応じて残量検出レバー
62が回転変移する。したがって、この回転変移によ
り、残量表示エリア73の白と緑の面積割合が変動する
ため、緑が少なくなると、記録紙が減少していることが
判る。
【0047】図9は、感熱プリンタ56を示す斜視図で
ある。感熱プリンタ56の前面75には、給紙カセット
27の差込み口76が形成されており、これに給紙カセ
ット27が差し込まれる。給紙カセット27を差込み口
76にセットすると、図8に示すように、蓋36のロー
ラ開口55内に給紙ローラ24が入り込む。また、給紙
カセット27内の記録紙11は押上板28により上方に
付勢されているので、最上層の記録紙11が常に給紙ロ
ーラ24に接触するようにされる。
【0048】前面75には、差込み口76の他に、操作
キー部77,スマートメディア78の挿入口79,及び
電源スイッチ80が設けられている。操作キー部77の
各キーを操作して、プリント操作を指示すると、外部デ
ィスプレイ81としてのテレビ受像機にプリント対象画
像が表示される。これを確認した後に操作キー部77の
プリントキーを操作すると、プリントが開始される。
【0049】プリントに際しては、先ず給紙ローラ24
が給紙方向に回転して、給紙カセット27内の記録紙パ
ッケージ10の最上層の記録紙11のみが引き出され、
感熱プリンタ56内に給紙される。給紙された記録紙1
1には、周知のように、サーマルヘッドにより、三色面
順次記録が行われる。この記録は1ラインずつ行われ、
記録紙11の送りに同期してサーマルヘッドの各発熱素
子が、記録する画素に対応して駆動される。そして、記
録済みの感熱発色層が次の層の熱記録の際に発色するこ
とがないように、対応する光定着ランプが点灯され、光
定着が行われる。三色面順次記録を終了すると、記録紙
11は給紙カセット27の蓋36の上に排出されて、プ
リントが終了する。
【0050】記録紙11が残り少なくなると、押上板2
8により包装体12の可動底板21aが上方に持ち上げ
られる。また、押さえ板21c及びバネ板21eは最上
層の記録紙11を下方に押さえる。したがって、各記録
紙11に隙間が発生することがなく、防湿性や遮光性の
低下が抑えられる。また、外装体20の底板20d,2
0eに押上板挿入口26が形成されていても、内装体2
1の可動底板21aが記録紙11に密着しているため、
ゴミなどが各記録紙11の隙間に入り込むこともない。
【0051】記録紙11の種類を例えば普通の感熱記録
紙から厚手のシールプリント用記録紙に変更する場合な
どには、記録紙パッケージ10の交換が行われる。取り
出した記録紙パッケージ10は、図3に示す収納袋16
に入れられ、ファスナー17が閉じられることで、防湿
及び遮光状態で保存される。
【0052】上記実施形態では、外装体20と内装体2
1とを別個に設け、内装体21を外装体20に挿入する
ことで、包装体12を構成したが、この他に、図13に
示すように、1枚の板紙90を折り曲げて、外装体と内
装体とを一体化した包装体91を用いてもよい。図13
(A)は、この包装体91の展開図である。この実施形
態では、上板91aのローラ挿入口91b側に折り線9
1cを介して押さえ板91dを連続させる。更に、押さ
え板91dの先端には2個のバネ板91eを折り線91
fを介して連続させる。
【0053】また、上板91aのローラ挿入口91bと
は反対側の端縁には、折り線91cを介して端板91g
を連続させる。この端板91gには更に折り線91cを
介して可動底板91hを連続させる。更に、上板91a
の両側縁には、図4に示す外装体20と同じように、側
板91j及び分割底板91kを折り線91cを介し連続
させる。
【0054】組み立てに際しては、バネ板91eを下側
に折り曲げた後に、押さえ板91dを上板91aの下側
に位置させるように折り曲げる。次に、図13(B)に
示すように、可動底板91h及び端板91gを90度に
折り曲げて、可動底板91hを押さえ板91dの下方に
位置させる。この後、押さえ板91dと可動底板91h
との間に記録紙を、その記録面を可動底板91hに向け
て挿入する。
【0055】次に、(C)に示すように、側板91j及
び分割底板91kを90度に折り曲げて、記録紙及び可
動底板91hを包むようにし、この後に分割底板91k
の糊代91mを接着剤により接着する。なお、本実施形
態では、分割底板91kに糊代91mを設けてこれらを
接着するようにしたが、分割位置及び糊代91の形成位
置はこれに限定されない。例えば、側板91jに設けて
もよい。また、側板91jと上板91a、側板91jと
底板91kとの両方に糊代を形成し、これらの部分で接
着してもよい。
【0056】上記実施形態では、感熱記録紙に本発明を
実施したものであるが、これに限定されることなく、例
えば昇華型や熱溶融型の記録紙を記録紙パッケージに収
納してもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、箱形状の包装体と、包
装体の底板に形成した記録紙押上部材の挿入口と、底板
の上に配置されており、上方に持ち上げ自在な可動底板
と、可動底板に記録紙を押さえつける押さえ板と、可動
底板と押さえ板との間で挟持される積層された複数枚の
記録紙とを備えており、記録紙は記録面を可動底板に向
けて収納したから、積層した記録紙同士が密着するよう
に保持されるため、記録面に隙間が発生することがな
く、遮光性及び防湿性が保持される。
【0058】前記包装体を、筒状の外装体と、この外装
体の端部から挿入される内装体とから構成することによ
り、二重構造にすることができ、積層した記録紙の挟持
を確実に行うことができる。また、給紙開口と端板との
間の上板の両辺に連続させて、前記可動底板に載せられ
た記録紙をくるむ外装体を設けることにより、簡単な構
成で二重構造にすることができる。
【0059】包装体として、疎水性高分子膜をラミネー
トした紙を使用し、このラミネート側を外側に向けるこ
とにより、紙が調湿剤や吸湿剤として作用するようにな
る。したがって、環境湿度が変化しても、記録紙パッケ
ージ内の湿度はゆるやかに変化するため、発色特性が急
激に変化することがなくなる。また、ラミネートにより
剛性が向上し、記録紙パッケージを強化することがで
き、変形などが抑えられる。更に、300nmないし5
00nmの光透過性が1%以下である板紙を用いること
により、遮光性が向上し、感光感熱性記録紙のパッケー
ジとして最適なものとなる。
【0060】可動底板の給紙開口端縁に連続させて残量
検出用開口を形成することにより、給紙開口とは別個に
新たに残量検出用開口を包装体に設ける必要がなくな
り、防湿及び遮光性の低下が抑えられる。しかも、可動
底板側に設けるため、給紙ローラとの干渉が避けられ、
記録紙の残量検出を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録紙パッケージの分解斜視図であ
る。
【図2】板紙の拡大した断面図である。
【図3】収納袋に入れられた記録紙パッケージを取り出
した状態を示す斜視図である。
【図4】外装体の折り曲げ加工を示す斜視図である。
【図5】内装体の折り曲げ加工を示す斜視図である。
【図6】閉じた状態の給紙カセットを示す斜視図であ
る。
【図7】開いた状態の給紙カセットと記録紙パッケージ
とを示す斜視図である。
【図8】給紙カセットの断面図である。
【図9】給紙カセットを装着した感熱プリンタを示す斜
視図である。
【図10】記録紙残量表示計を示す分解斜視図である。
【図11】残量検出レバーを示す斜視図である。
【図12】残量表示窓と残量表示ラベルとの相対位置関
係を示す説明図である。
【図13】1枚の板紙から外装体と内装体とを一体的に
形成する他の実施形態における包装体の斜視図である。
【符号の説明】
10 記録紙パッケージ 11 記録紙 12,91 包装体 13,90 板紙 14 高分子膜 16 収納袋 20 外装体 20a 上板 20b,20c 側板 20d,20e 分割底板 21 内装体 21a 可動底板 21c 押さえ板 21e バネ板 22 給紙開口 24 給紙ローラ 26 押上板挿入口 27 給紙カセット 28 押上板 29 記録紙種別ラベル 30 残量検出用切欠き 35 カセット本体 36 蓋 56 感熱プリンタ 60 記録紙残量表示計 61 残量表示窓

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルプリンタに記録紙を供給する記
    録紙パッケージにおいて、 一端部が給紙開口として開放されている箱形状の包装体
    と、 包装体の底板に形成した記録紙押上部材の挿入口と、 底板の上に配置されており、上方に持ち上げ自在な可動
    底板と、 可動底板に記録紙を押さえつける押さえ板と、 可動底板と押さえ板との間で挟持される積層された複数
    枚の記録紙とを備えていることを特徴とする記録紙パッ
    ケージ。
  2. 【請求項2】 積層されて包装体に収納された記録紙が
    サーマルプリンタ側の押上部材によりサーマルプリンタ
    側の給紙ローラ側に付勢され、給紙ローラの回転により
    記録紙をサーマルプリンタに供給するための記録紙パッ
    ケージにおいて、 角筒状の外装体と、この外装体の端部から挿入される内
    装体とから前記包装体を構成し、 前記外装体を、上板と、底板と、これらの両側縁を連結
    する側板と、前記上板に形成され、前記給紙ローラが挿
    入されるローラ挿入口と、前記底板に形成され、前記押
    上部材が挿入される押上部材挿入口とから構成し、 前記内装体を、記録紙が載せられる可動底板と、この可
    動底板に連結され、前記外装体の開放端部を塞ぐ端板
    と、この端板に連結され、可動底板とともに記録紙を挟
    持する押さえ板とから構成したことを特徴とする記録紙
    パッケージ。
  3. 【請求項3】 積層された記録紙がサーマルプリンタ側
    の押上部材によりサーマルプリンタ側の給紙ローラ側に
    付勢され、給紙ローラの回転により記録紙をサーマルプ
    リンタに供給するための記録紙パッケージにおいて、 上板と、この上板に連続して上板に対して90度に折り
    曲げられる端板と、この端板に連続して上板と対面する
    位置に折り曲げられる可動底板と、前記端板と反対側の
    上板に連続して上板の下方に折り曲げられる押さえ板
    と、上板と押さえ板の折り曲げ部に形成される前記給紙
    ローラの挿入口とにより、前記記録紙を挟持する内装体
    を構成し、 前記上板の端板連続端縁に直交する両側縁に連続して、
    前記可動底板に載せられた記録紙をくるむ外装体を設
    け、この外装体を、上体の前記両側縁に連続する側板
    と、上板に対面するように側板に連結される固定底板と
    から構成し、 前記固定底板に、前記押上部材が挿入される押上部材挿
    入口を設けたことを特徴とする記録紙パッケージ。
  4. 【請求項4】 前記可動底板は、記録紙と同じか少し大
    きめに形成されていることを特徴とする請求項1ないし
    3いずれか1つ記載の記録紙パッケージ。
  5. 【請求項5】 前記押さえ板に連続するバネ板を設け、
    このバネ板を折り曲げてこれのバネ性により記録紙を可
    動底板へ付勢することを特徴とする請求項1ないし4い
    ずれか1つ記載の記録紙パッケージ。
  6. 【請求項6】 前記包装体として、片面に疎水性高分子
    膜をラミネートした紙を用い、このラミネート側を外側
    に向けたことを特徴とする請求項1ないし5いずれか1
    つ記載の記録紙パッケージ。
  7. 【請求項7】 300nmないし500nmの光透過性
    が1%以下である板紙を用いたことを特徴とする請求項
    6記載の記録紙パッケージ。
  8. 【請求項8】 前記可動底板には、記録紙残量検出部材
    が記録紙に接触するための残量検出用開口を形成したこ
    とを特徴とする請求項1ないし7いずれか1つ記載の記
    録紙パッケージ。
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