JPH0471884A - インクシートカートリッジ - Google Patents

インクシートカートリッジ

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JPH0471884A
JPH0471884A JP18412690A JP18412690A JPH0471884A JP H0471884 A JPH0471884 A JP H0471884A JP 18412690 A JP18412690 A JP 18412690A JP 18412690 A JP18412690 A JP 18412690A JP H0471884 A JPH0471884 A JP H0471884A
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JP
Japan
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recording
ink sheet
reel
cartridge
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP18412690A
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English (en)
Inventor
Akihiro Asada
昭宏 朝田
Yasushi Ishida
靖 石田
Takashi Awai
孝 粟井
Minoru Yokoyama
実 横山
Masakatsu Yamada
昌克 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はインクシートを収納するためのインクシートカ
ートリッジに関し、更に詳しくは輸送時等に衝撃を受け
ても破損し難いように梱包可能にしたことを特徴として
なる。
〈従来の技術〉 今日、情報処理システムの発達に伴い、種々の情報処理
機器が開発されている。これら機器のうち、ファクシミ
リ装置やプリンタ等の記録装置はオフィスのみならず、
一般家庭に於いても広く使用されるようになっている。
これらファクシミリ装置等にあっては小型化を容易にす
るために、加熱により発色する感熱シートを使用した所
謂感熱記録方式が一般的に使用されているが、近年では
インクシートを使用した所謂熱転写記録方式に係るファ
クシミリ装置も開発されている。この熱転写記録方式の
ファクシミリ装置にあっては記録シートとして普通紙を
用いることが出来ると共に、画像も鮮明に記録し得る利
点がある。
しかし、前記インクシートは極薄シートであるために皺
が発生し易い。そこで前記インクシートに皺を発生させ
ることなくインクシートを記録装置に装填することが出
来るようにするために、前記インクシートをカートリッ
ジ内に収納し、このインクシートカートリッジを記録装
置に簡単に装填する方法が提案されている。
前記インクシートカートリッジはインクシートを枠体内
に収納しており、輸送時には前記枠体が破損しないよう
に発泡スチロール等を枠体形状にくり抜いた梱包部材に
よって梱包し、輸送時や落下時等の衝撃により前記イン
クシートカートリッジが損傷しないようにしている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、前記梱包部材はインクシートカートリッ
ジの形状に密着するように構成されているために、落下
時等に於ける衝撃は梱包部材によって緩衝されるものの
、梱包部材が密着しているインクシートカートリッジ全
体に伝達する。このため前記枠体の接合部等の如く衝撃
に弱い部分にあっては、その衝撃によって接合部が剥が
れてしまうことがある。
本発明は従来の前記課題を解決し、梱包したインクシー
トカートリッジが衝撃を受けた場合、衝撃に弱い部分に
前記衝撃が直接加わらないようにすることを目的とする
ものである。
〈課題を解決するための手段〉 前記課題を解決するための本発明に係る代表的な手段は
、第一筺体と第二筺体とを接合してなり、インクシート
を巻き付ける供給リール及び巻取リールを軸受を介して
保持するための枠体と、前記軸受及び枠体の接合部を逃
げるための凹部と、前記枠体に当接する当接部とを形成
した梱包部材とを有し、前記梱包部材を枠体に嵌合する
ことを特徴としてなる。
く作用〉 前記手段にあっては、梱包部材を枠体に嵌合したとき、
衝撃に弱い軸受や枠体接合部には梱包部材が当接してい
ない。このため落下時等に於いて梱包部材が受けた衝撃
は直接軸受や枠体接合部に加わらず、軸受の破損や枠体
接合部のはがれ等が防止されるものである。
〈実施例〉 次に前記手段を適用したインクシートカートリッジ及び
前記インクシートカートリッジを用いる記録装置の一実
施例について説明する。
〔第一実施例〕
この実施例に係る記録装置Aはファクシミリ装置の記録
系として構成されており、第1図はそのファクシミリ装
置の全体構造説明図、第2図は外観斜視説明図、第3図
はインクシートの断面説明図、第4図はインクシートカ
ートリッジの展開説明図、第5図及び第6図は前記カー
トリッジの外観斜視説明図である。
(ファクシミリ全体説明) 先ず、第1図及び第2図によりファクシミリ装置の全体
構成を説明する。尚、以後第2図に示す矢印X方向を装
置の左右方向とし、矢印y方向を前後方向とし、矢印2
方向を上下方向として説明する。
このファクシミリ装置は第1図に示すように記録装置と
し2ての記録系Aと、原稿に記載された画像を読み取る
ための読取系Bと、操作パネルCと、装填されたインク
シートカートリッジDによって構成されている。
記録系Aは他機から伝送された画信号、或いは後述する
読取系Bから伝送された画信号に応して記録シート1に
画像を記録するものである。即ち、重合した記録シート
1とインクシート2とを記録手段3を構成する記録へ、
ド3aによってプラテンローラ3b側に押圧し、プラテ
ンローラ3bを第1図の矢印方向へ駆動回転させること
で記録シート1を矢印a方向へ搬送すると共に、後述す
る駆動機構によってインクシート2を矢印す方向へ搬送
する。前記記録シート1及びインクシート2の搬送と同
期して記録ヘッド3aを画信号に応して発熱させてイン
クソート2に塗布したインクを熔融(昇華を含む、以下
間し)させ、溶融したインクを記録シー)1に転写して
画像を形成するものである。
そして所定の画像を形成した記録シート1を更に矢印a
方向に搬送し、カンタ−4によって切断した後、排出ロ
ーラ対5a、5bによって搬送して装置外へ排出する。
前記記録シート1は、装置本体6に設けたロールホルダ
ー7に収納されており、このロールホルダー7及びプラ
テンローラ3b、カッター4、更には排出ローラ対5a
、5bは夫々装置本体6に設けられている。
またインクシート2は、本実施例では後述する構成より
なるインクシートカートリッジDに収納されている。そ
してこのインクシートカートリッジDは装置本体6に回
動軸8を介して回動可能に構成された蓋体としての記録
カバー9に着脱自在に装填される。また前記記録ヘッド
3aは前記記録カバー9の所定位置に設けられている。
一方、読取系Bは原稿10に光を照射してその反射光を
電気信号に変換し、この信号を操作モードに応して他機
に伝送し、或いは自己の記録系Aに伝送するものである
即ち、記録カバー9の上面に形成された原稿載置台9a
に原稿10を複数枚載置し、この原稿10を予備搬送ロ
ーラlla及び押圧片11bで予備搬送すると共に、分
離ローラ12a及びこれに圧接する圧接片12bによっ
て一枚ずつ分離給送し、その原稿10を搬送ローラ対1
3a、13b及び排出ローラ対14a、14bによって
搬送して排出トレイ15へ排出するように構成している
。そして前記原稿10が搬送される間に光源16から原
稿面に光照射し、その反射光をミラー17及びレンズ1
8を介してCCD等の光電変換素子19に至らせ、その
画信号をコピーモードの場合には自己の記録系に伝送し
、送信モードの場合は他機の記録系に伝送するように構
成している。
操作パネルCは、第2図に示すように前記モード切り換
え操作、コピー操作、送信操作等の操作を行うためのパ
ネルであり、各種操作に応したキーが設けられている。
この操作パネルCは、読取系Bに於ける原稿搬送機構の
上部に設けられており、装置本体6に対して回動可能に
構成されている。尚、操作パネルCの一方端側には送信
・受信を行う電話機のハンドセット20が装備されてい
る。
尚、第1図に於いて、21は電装基板であり、22は電
源部である。
次に上記記録系A及びインクカートリンジD等の各部の
構成について具体的に説明する。
(記録シート) 記録シート1としては、普通紙やプラスチツクシート等
及びその他の材質であって、インクを転写し得るものを
用いることが可能である。本実施例では、B4サイズ幅
又はA4サイズ幅の長尺状の普通紙を記録シート1とし
て用いる。そして記録シート1をロール状に巻いたシー
トロール1aを装置本体6の所定位置(第1図の略中央
)に設けたロールホルダー7に収納している。
尚、前記記録シート1はロール状に巻き付けられている
ためにカールが発生するおそれがある。
そこでこれを除去する目的でロールホルダー7のプラテ
ンローラ3b側近傍には、デカールシャフト23が設け
られている。前記デカールシャフト23は、記録シート
1に作用する張力に応して回動し、後述するガイドシャ
フト24と協働して記録シート1のカールを除去するも
のである。
また本実施例ではランニングコストの低減を図るために
記録シート1の搬送速度よりも、インクシート2の搬送
速度を遅くして記録を行う所謂マルチプリント方式を採
用している。このマルチプリント方式は、記録時に於け
る記録シート1の搬送長さしよりも、インクシート2の
搬送長さβを短く、(L/ff1=n>1)として記録
を行うものである。このようにすると、記録シート1と
インクシート2の搬送長さを同じにした従来の記録方式
(L#!=1)に比べてインクシート2の使用効率をn
倍にすることが出来る。
(インクシート) インクノート2は前述した如くマルチプリントを行うた
めに、同一部分でn回分のインク転写が可能となるよう
に構成している。そのため、本実施例では第3図に示す
ように第1層の耐熱コート層2a、第2層のベースフィ
ルム層2b、第3層のインク層2c、第4層のトップコ
ーティング層2dの4層で構成してなる。
前記耐熱コート層2aはサーマルヘノドである記録ヘッ
ド3aの熱からベースフィルム2bを保護するものであ
る。この耐熱コート層2aは同一箇所に0947分の熱
エネルギーが印加される可能性のある(発熱情報が連続
したとき)マルチプリントには好適であるが、この耐熱
コート層2aを設けるか否かは記録方式に応じて適宜選
択すれば良い。尚、ポリエステルフィルムのように比較
的耐熱性の低いベースフィルムには前記耐熱コート層2
aを設けることは有効である。
第2層のベースフィルム層2bはインクシート2の支持
体となるものであり、マルチプリントの場合、同一箇所
に何回も熱エネルギーが印加されるため、耐熱性の高い
芳香族ポリアミドフィルムやコンデンサ紙が有利である
が、従来のポリエステルフィルムでも使用に耐える。こ
れらの厚さは、媒体という役割からなるべく薄い方が印
字品質の点で有利となるが、強度の点を加味しなければ
ならず、大体31〜8j1m程度が好ましい。
また第3層のインク層2cは記録シート1にn回分の転
写が可能な量のインクを含有した層である。このインク
成分は、接着剤としてのEVA等の樹脂、着色のための
カーボンブランクやニグロ”7DH、パインディング材
としてのカルナバワックス、パラフィンヮンクス等を主
成分として同一箇所でn回の使用に耐えるように配合さ
れている。このインク層2Cの塗布量によって感度や濃
度が異なり、これは任意に選択すれば良いが、4g/l
ri〜9g/rW程度が好ましい。
また第4層のトップコーティング層2dは記録しない部
分で記録シート1に第3層のインク層2Cが圧力転写さ
れるのを防止するためのものであり、一般に透明なワッ
クス等で構成される。これにより、非記録部分で記録シ
ート1に圧力転写されるのは透明なトップコーティング
層2dだけとなり、記録シート1の地汚れが防止される
ものである。
尚、インクシート2の構成はこの実施例のものに限定さ
れるものでなく、例えばベース層及びベース層の片側に
設けられたインクが含有された多孔性インク保持層とか
らなるものでも良く、またベースフィルム上に微細多孔
質網状構造を有する耐熱性インク層を設け、そのインク
層内にインクを含有させたものでも良い。
またベースフィルム層2bの材質としては、例えばポリ
イミド、ポリエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル
、トリアセチルセルロース、ナイロン等からなるフィル
ム、或いは紙であっても良い。更に耐熱コート層2aは
必ずしも必要でないが、その材質としては、例えばシリ
コン樹脂やエホ+ン樹脂、フン素樹脂、ニトロセルロー
ス等であっても良い。
また熱昇華性インクを有するインクシート2の一例とし
ては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフ
タレート、芳香族ポリアミドフィルム等で形成された基
材上に、グアナミン系樹脂とフッ素系樹脂で形成したス
ペーサ粒子及び染料を含有する色材層を設けたインクシ
ートが挙げられる。
本実施例にあっては前記インクシート2の取り扱いを容
易にするために、これをインクシートカートリッジDに
装填している。
(インクシートカートリッジ) インクシートカートリッジDの構成は、第4図乃至第6
図に示すように供給リール25及び巻取り一ル26を枠
体27の所定位置に装着すると共に、供給リール25に
巻き付けたインクシート2を巻取リール26側に張り渡
すことによって、インクシート2を装填している。この
インクシートリンジDを用いることによって、記録系A
に対するインクシート2を極めて簡単に、且つ確実に安
定した状態で装填し得るものである。
前記インクシートカートリッジDはインクシート2が使
い終わると、そのインクノート2と共に廃棄される。即
ち、インクシートカートリ・7ジDは使い捨てとなるた
めに、安価に提供し得ることが要求される。次に前記イ
ンクシートカートリッジDの各部の構成について具体的
に説明する。
(枠体) 本実施例に於ける枠体27は第一筺体27a、第二筺体
27bが超音波溶着されている。即ち、第4図に示すよ
うに第一筺体27aと第二置体27bとの連結部の溶着
部27c1.21czを超音波溶着し、第一筺体27a
と該筺体27aの略先端及び側端に形成した溶着部27
a+、 27anと、第二筺体27bの略先端及び側端
に形成した溶着部27b+、 27bhとを超音波溶着
することによって構成している。
前記溶着部27a+、 27b+及び27c、、 27
cmは全長にわたって形成しても良く、インクシート幅
方向へ所定の長さを持って断続的に形成しても良い。
前記枠体27の成形材料としては、ポリプロピレン樹脂
、ABS樹脂等の樹脂を用いることが可能である。
前記枠体27に於いて、第一筺体27aの略中央には第
4図に示すように記録ヘノド3aを挿入するための窓2
7dが形成されており、第二筺体27bの略中央にはプ
ラテンローラ3bを挿入するための窓27eが形成され
ており、この窓27eに連続してプラテンローラ3bの
軸部3b1(第1図参照)を逃げるための切欠27e1
が形成されている。
また前記第一筺体27a及び第二筺体27bの両側面に
は、夫々側板27az、 27bzが起立形成されてお
り、溶着部27c、、 27c=側及び開放側は夫々1
/4円の曲面が形成されている。そして第一筺体27a
の開放側曲面端部に形成された溶着部27a +には嵌
入孔27a、が穿孔され、第二筺体27bの開放側曲面
端部に形成された溶着部27b、には前記嵌入孔27a
に嵌入する嵌入突起27b3が形成されている。更に第
二筺体27bの開放側曲面には、インクシートカートリ
ッジDを記録カバー9に装着した際に、該カバー9に設
けた後述するロックラッチと係合する係止突起27b4
が形成されている。
前記第二筺体27bの側板27b2の両側所定値1には
、インクシートカートリッジDを記録カバー9に装着す
る際のガイドとなるガイドビン27fが形成されている
また前記側板27az、 27bzの所定位置には、供
給リール25の両端部に装着した軸受28aを遊嵌する
ためのU溝27g1と、巻取リール26の両端部に装着
した軸受28bを遊嵌するためのU溝27g2が夫々形
成されている。更に第一筺体27a、第二筺体27bに
は夫々供給リール25のリールギヤ25c及び巻取り−
ル26のリールギヤ26cを露出するための開口27h
+、 27hzが形成されている。
(供給リール及び巻取リール) 供給リール25及び巻取り−ル26は夫々インクシート
2を巻き付けるためのものであり、第4図に示すように
インクシート2の幅寸法と路間−の長さを有するリール
軸25a、26aの両端にフランジ25b+、 25b
z、26b、、 26bzが設けられ、一方のフランジ
25b+、 26b+にはリールギヤ25c、26cが
一体的に形成されている。
そして記録時には前記巻取リールギヤ26cに駆動力を
伝達し、巻取リール軸26aを回転させて該リール軸2
6aにインクシート2を巻き付けることによって、該シ
ート2を記録シート1の搬送方向と逆方向(第1図の矢
印す方向)へ搬送するものである。
前記の如くインクシート2を記録シート1の搬送方向と
逆方向へ搬送巻き取りを行うと、インクシート2の搬送
時には該シート2に大きなテンションがかかる。従って
、巻取リール軸26aの強度が不足していると、該軸2
6aが撓んでしまい、インクシート2に皺が発生したり
、或いは搬送ムラが発生して画像品位が低下してしまう
このため本実施例では前記供給リール軸25aを紙製(
例えばクラフト紙)で構成しているのに対し、巻取リー
ル軸26aは材質強度のあるアルミニウム製の管で構成
している。尚、前記巻取リール軸26aは機械的強度の
高い材質、例えば鉄や真鍮で構成しても良いし、強度が
低い材質でも外径を大きくして例えば供給リール軸25
aより巻取リール軸26aの外径を大きくすることによ
って巻取リール軸26aに強度をもたせるようにしても
良い。
尚、本実施例では前記供給リール軸25aの外径り、を
約22m+に設定し、巻取リール軸26aの外径D2も
約22閣に設定し、更に供給リール25aの肉厚t1を
約5閣、巻取リール26aの肉厚t2を約2閣に設定し
ている。そして前記アルミ合金製の巻取リール軸26a
はブリネル硬度H126〜150のものを使用している
。前記構成により供給リール軸25a及び巻取リール軸
26aの曲げ剛性は、供給リール軸25aが曲げ剛性E
l 2.1xlO’ kgm”であるのに対し、巻取リ
ール軸26aは曲げ剛性El 4.5XIO’ )cg
lがであり、供給リール軸25aに比べて巻取リール軸
26aが強度的に強くなっている。
前記曲げ剛性は供給リール軸25aはEl I XIO
’kgw” 〜2.5X10’ kgtxm”程度の範
囲で設定し、巻取リール軸26aはEl3 XIO’ 
kgm” 〜5.5X10’眩閣2程度の範囲で設定す
るのが好ましい。このように巻取リール軸26aを強度
的に強くすることにより、インクシート巻き取り時に大
きな力がかかったとしても撓んでしまうようなことがな
く、巻き取り時にインクシート2に皺が発生することは
なく、また記録に際し画像不良を生ずることがない。
(識別片) また第4図及び第5図に示すように前記第一筺体27a
の所定位置にはインクシートカートリッジDに装填した
インクシート2のサイズや記録シート1に対するインク
シート2の記録n値を識別させるために識別手段27i
を設けている。
本実施例では前記識別手段27iとして3個の識別片2
7++、 27+z、 27+、を設けている。前記識
別片27++、 2712.2713は合成樹脂製より
なる第一筺体27aの一部を切り欠くようにして形成さ
れており、必要に応じて個々に切り取れるように元部が
第7図(a)に示すように肉薄に形成されている。前記
識別片27i1.27i−、27i3はインクシートカ
ートリッジDを記録系Aに装填したときに、記録カバー
9に取り付けたマイクロスイッチ29のアクチュエータ
を押圧するものであり、所定の識別片が前記マイクロス
イッチ29をオンさせることによってインクシート2の
サイズ等を識別させるようにしている。
また前記の如く識別片の元部を肉薄に形成することによ
って各識別片21L、 27iz、 27i3が弾性を
有するようになっている。一般にマイクロスイッチ29
のアクチュエータの動作量は数肛であり、これを確実に
動作させるためにはこのアクチュエータに対して前記識
別片27i、、 27iz、 27i、がオーバースト
ロークしなければならない。この点、本実施例の各識別
片27i2.27iz、 27izは前記の如く弾性を
有するために、インクシートカートリッジDが記録カバ
ー9に装填された時、第7図(b)に示すように識別片
が弾性変形してマイクロスインチ29のアクチュエータ
を確実に押圧する。
本実施例では前記識別片27L、 27iz、 27i
3によってインクシートカートリッジDの有無、インク
シート2のサイズ及び記録n値の検出を行うが、その検
出制御は後述する。
(インクシート弛み防止部材) 次にインクシート2の弛み防止について説明する。第4
図及び第8図に示すように第二筺体27b(7)供給リ
ール25が取り付けられる部分であってフランジ25b
1の位置する部分には弾性部材であるスポンジ30が貼
られている。このスポンジ3oは供給リール25を装填
したときに前記フランジ25b、に接触し、供給リール
25に回転負荷を付与するものであり、記録カバー9の
開閉時に供給リール25が不用意に回転してインクシー
ト2が弛むのを防止するものである。
前記フランジ25b1とスポンジ30との接触圧が大き
い程供給リール25の回転負荷が増大するが、この回転
負荷は記録時に於いて巻取り−ル26が駆動回転してイ
ンクシート2を供給リール25から引き出すときに支障
を与えない程度の大きさに設定している。
尚、本実施例では記録時に於いてフランジ25bの圧接
によりスポンジ30が約1〜1.5m+n変形し、供給
リール25が回転するときに前記スポンジ30の摩擦に
よって約50〜200g程度の回転負荷を受けるように
構成している。
(記録シートのガイド部材) 前記第二筺体27bに形成したプラテンローラ用の窓2
7eの縁部であって、記録ノートi送方向上流側には第
1図及び第6図に示すようにガイド部材31が取り付け
られている。このガイド部材31は後述するように記録
時に於ける記録シート1をガイドすると共に、前記記録
ノート1がインクシートカートリッジD内に巻き込まれ
るのを防止するためのものであり、本実施例では前記窓
27eの縁部に沿ってマイラシートを貼着することによ
って構成している。
(インクシートカートリッジの組立) 次に前記インクシートカートリッジDを組立梱包する場
合について説明する。
第4図に示すようにインクシート2を巻き付けた供給リ
ール軸25a及び巻取リール軸26aの両端は、夫々リ
ールギヤ25c、26c及びフランジ25bx。
26b2の外方に突出して形成されている。従って、前
記リール軸25a、26aの両端に夫々軸受28a28
bを取り付け、この軸受28a、28bを第二筺体27
bに形成したU溝27g+、 27gzに遊嵌する。そ
して第一筺体27aを第二筺体27bと対向させ、溶着
部27a、 27b+と溶着部27a4.27b6を夫
々超音波溶着することで、第5図及び第6回に示すよう
にインクシート2を装填したインクシートカートリッジ
Dを組み立てる。
(リールギヤ空転防止ストンバー) 前記インクシートカートリッジDを輸送、保管する際に
振動等によって供給リール25及び巻取リール26が空
転すると、インクシート2が弛んでしまう。そこで本実
施例では前記インクシート2の弛みを防止するために第
8図及び第9図に示すように供給リール25及び巻取り
−ル26の回転を規制する規制部材となるストッパー3
2を取り付けている。
前記ストッパー32は合成樹脂製であって、供給リール
ギヤ25cと巻取リールギヤ26c間の距離より若干長
く形成され、弾性変形可能な係止部32aの両端部を、
第一筺体27aの窓27a端部から露出した供給リール
ギヤ25cと巻取り−ルギャ26c間に噛み込ませるこ
とによって、両ギヤ25c、26cが空転することを防
止するものである。
また前記係止部32aの両端部近傍にはカギ状の垂下片
32bが突設され、第8図に示すように係止部32aを
両リールギヤ25c、26c間に噛み込ませたときに垂
下片32bの下端が第二筺体27bに形成された突出部
27b、に当接し、係止部32aの上端が第一筺体27
aの窓縁部27dlに当接する。これによって係止部3
2aの両端部がリールギヤ25c、26cに弾性的に噛
み込み固定される。
また前記係止部32aの長手方向中央部には起立部32
cが突設され、この起立部32cの上端には肉薄部32
dを介して引抜きリング部32eが設けられている。従
って、第8図に示すように供給リールギヤ25c及び巻
取リールギヤ26c間に噛み込み係止されたストンパー
32を取り外すときは、前記引抜きリング部32eを持
って第8図の上方へ引き抜くことにより、ストッパー3
2を容易に取り外すことが出来る。
尚、前記起立部32cは第8図に示すようにストンパー
32を取り付けた状態に於いて、第一筺体27aの深さ
以下に形成されており、肉薄部32dによって引抜きリ
ング部32eを折り畳んだ状態にあってはストッパー3
2が第一筺体27aの上方に突出しないようになってい
る。
(梱包部材) 前記インクシートカートリッジDを輸送するときには、
該カートリッジDの落下や振動時の衝撃を和らげるため
に、第1O図に示す如き梱包部材33を用いて梱包する
ようにしている。
本実施例に於ける梱包部材33はインクシートカートリ
ッジDの側端部に装填し得るように発泡スチロールに凹
部を形成してなる。具体的には第10図乃至第12図に
示すように、梱包部材33をインクシートカートリッジ
Dの側面に装填したときに枠体27の側板27az、 
27bzに当接する当接部33aが形成され、二〇当接
部33aの中央に溶着部27a4.27b、を逃げるた
めの凹部33bが形成されている。更に前記当接部33
aの両側には軸受28a、28b及びガイドピン27f
を逃げるための凹部33cが形成されている。
従って、前記梱包部材33を装填し、これを第11図に
示すように外箱已に収納した状態に於いては、第12図
(第11図のA−A断面図)に示すように衝撃に弱い溶
着部21aa、 21bb、軸受28a、28b及びガ
イドピン27fは梱包部材33から浮いた状態になって
いる。このためインクシートカートリッジDが輸送時に
落下等して衝撃を受けた場合でも、梱包部材33が受け
た衝撃は梱包部材33から前記軸受28a、28b等に
直接伝わらない、これにより軸受28a、28b等の破
損を効果的に防止することが出来るものである。
尚、前記梱包部材33をインクシートカートリッジDの
側面に装填する場合、前記ストッパー32の引抜きリン
グ部32eは肉薄部32dによって折り畳むことにより
、第11図に示すように梱包の邪魔にならないようにな
っている。
次に前記インクシートカートリッジDを記録系Aへ装填
するための構成について説明する。
(記録カバー) 第1図及び第2図に示すように装置本体6には、インク
シートカートリッジDの装填部となる記録カバー9が開
閉可能に取り付けられている。
従来のファクシミリ装置に於いては装置本体6に対する
記録カバー9の回動中心は、操作パネルCの下方に設け
られている。このため、記録カバー9を開放する際に該
カバー9の上面に設けた原稿載置台の端部と操作パネル
Cを原稿載置台よりも離隔した位置に設けており、従っ
て装置全体の長さが長くなっていた。
これに対して本実施例では装置本体6に対する記録カバ
ー9の回動中心を、操作パネルCの側方であって、且つ
記録カバー9の上面に形成した原稿載置台9a側の端部
に位置させている。そして記録カバー9の上面を原稿載
置台9aとして構成しており、更には前記原稿載置第9
aは原稿10を載置する水平部9a+と、これに連続し
て読取系Bへ向かって下向き傾斜をもった傾斜部9az
を形成し、且つ前記水平部9a+が操作パネルCの上面
と略等しい高さとなるように構成している。
尚、前記傾斜部9azには原稿10をガイドするスライ
ダー9Cが設けられており、該スライダー9Cは原稿1
0のサイズに合わせてスライド可能になっている。
前記記録カバー9の読取系B側の端部、即ち原稿載置台
9aの傾斜部9azの端部には、第13図及び第14図
に示すように両側部に回動軸8を有する軸部材9bが設
けられている。この軸部材9bは記録カバー9の原稿載
置台9a側に突出し、回動軸8を操作パネルCの側方に
位置させるように構成されている。
また装置本体6は両側壁6a、6bで囲われ、且つ記録
系Aと読取系Bとの間に仕切壁6cが設けられており、
前記仕切壁6c側の端部には一対のブラケット6dが対
向して形成されている。このブラケット6dは装置本体
6に対して記録カバー9を回動可能に取り付ける支持部
となるものである。このため第15図(a)、 (b)
に示すように前記ブラケット6dには記録カバー9に設
けた回動軸8を嵌挿するための軸孔6d1が形成されて
いる。この軸孔6d、は丸孔で形成しても良いが、本実
施例では記録カバー9を装置本体6に対して前後方向に
移動し得る長孔として形成している。前記軸孔6d+に
記録カバー9の回動軸8を嵌合することによって、装置
本体6に記録カバー9を開閉可能に取り付けるものであ
る。
前記の如く装置本体6に対する記録カバー9の回動中心
を、操作パネルCの側方であって、且つ原稿載置台9a
側の端部に位置させることによって、記録カバー9を開
放する際に、操作パネルCの端部と原稿載置台9aの端
部が干渉しなくなる。
従って、操作パネルCを原稿載置台9a側に接近させて
配置することが可能となり、装置全体の長さを短く構成
することが出来る。
(カバーステー) 前記記録カバー9を閉鎖する際に回動軸8には、記録カ
バー9の重心に作用する重量と、回動軸8と重心までの
水平距離とに応した回動トルクが作用する。従って、記
録カバー9を開放状態から自由落下させた場合には、該
カバー9が閉鎖する際に前記回動トルクの作用によって
衝撃を発生するおそれがある。このため従来の記録装置
では記録カバーの回動輪に捩しりコイルバネを取り付け
、このハフによって制動力を発生させるようにしている
。しかし、前記回動輪は通常記録カバーの端部に設けら
れるため、該回動軸と記録カバーの重心との距離が長く
なり、従って前記捩しりコイルバネのバネ力を高くする
必要があった。
そこで本実施例では第16図(a)、 (b)に示す如
く記録カバー9の開放姿勢を維持するためのカバーステ
ー34を取り付け、このカバーステー34の回動軸に捩
じりコイルバネを取り付けて前記制動力を発生させるよ
うにしている。
即ち、第16図(a)、 (b)及び第17図に示すよ
うに、装置本体6の一方の側壁6bにカバーステー34
が回動可能に装着されており、記録カバー9にピン35
が設けられている。そして前記カバーステー34は側壁
6bに設けた取付部36に取り付けられている。前記取
付部36の位置は、装置本体6と記録カバー9の回動中
心である回動軸8よりも記録カバー9の重心位置G(第
18図参照)に接近して設けられている。またピン35
は記録カバー9の重心位置近傍に設けられている。
前記カバーステー34は、溝34aを形成した板部34
bと、捩しりコイルバネ37を装着するための軸部34
cとによって構成されている。前記溝34aは第17図
に示すように軸部34cの近傍が弧状溝348゜が形成
され、該弧状溝34a1に連続して略直線的な直線状溝
34a2が形成されている。そして記録カバー9に設け
たピン35が溝34aに嵌合し、記録カバー9の回動力
がピン35を介してカバーステー34に伝達される。尚
、溝34a2の端部に形成した突起34a、は、ピン3
5と係合して記録カバー9の開放状態を保持するための
ものである。
前記軸部34cは軸方向に貫通して貫通孔34dが形成
されている。前記貫通孔34dを介してカバーステー3
4を取付部36に設けた軸36aに嵌合することによっ
て、該ステー34は軸36aを中心として回動可能に装
置本体6に取り付けられる。
前記軸部34cの外周には捩しりコイルハネ37が取り
付けられている。このネジコイルハネ37の一方の腕3
7aは、第17図に示すように取付部36に形成した溝
36bに嵌挿され、他方の腕37bは自由端となってい
る。そして捩しりコイルバネ37は、カバーステー34
が記録カバー9の閉鎖方向に回転する際に締まり勝手と
なり、記録カバー11の開放方向に回転する際に緩み勝
手となるように軸部34cに装着されている。また捩し
りコイルバネ37の内径は、軸部34cの外径と略等し
いか、或いは僅かに小さく形成されている。従って、捩
じりコイルハネ37と軸部34cとの間には常に摩擦負
荷が作用している。前記の如く構成したカバーステー3
4を取り付けることによって、記録カバー9を閉鎖する
際に捩しりコイルハネ37によって制動力を発生させる
ことが可能である。
即ち、第16図(a)に示す記録カバー9の開放状態か
ら第16図(b)に示す記録カバー9の閉鎖状態に移行
する間(記録カバー9を等角速度運動で開放状態から閉
鎖状態に移行する間)で、第18図(a)に示すように
カバーステー34の直線状溝34a2とピン35とが係
合する。このとき記録カバー9の回動に伴いカバーステ
ー34が回動するが、この回動角度は溝3482が直線
状であるために大きくはない。そして記録カバー9の回
動が進行し、ピン35が第18図(b)に示すように弧
状溝34a1と係合すると、カバーステー34の回動角
度が大きくなる。従って、捩じりコイルバ237と軸部
34cとの摩擦負荷が大きくなり、該バネ37が締まり
勝手となることにより、カバーステー34に制動力が作
用する。このときカバーステー34の軸部34cに作用
する回動トルクは記録カバー9の回動軸8に作用する回
動トルクよりも小さな値となり、このため捩じりコイル
バネ37の閘性を小さくすることが可能となる。
(ガイドシャフトとインクシートカートリッジとの関係
) 前記記録カバー9へインクシートカートリッジDを装填
するが、次にその取り付は構成を説明する。
第13図及び第14図に示すように記録カバー9の所定
位置にはインクシートカートリッジDのガイドピン27
fを係止するカギ状溝9d、を設けた係止部9dが形成
され、且つ軸受28a、28bを位置決めするための軸
受溝9e、、9ez及び9L、9fzが形成されている
。尚、第14図に示すように前記軸受溝9e+、9fl
は記録カバー9を貫通したU溝として形成され、軸受溝
9ez、  9f2は軸方向の端部が閉塞されたし溝と
して形成されている。
また前記記録カバー9には記録シート1の搬送方向を変
向する変向部材であるガイドシャフト240両端に取り
付けたL字状アーム24aが、第19図(a)、 (b
)に示すように軸24bを介して回動可能に取り付けら
れている。このアーム24aは第19図(a)に示すよ
うに記録カバー9を開いた状態に於いては前記係止部9
dの端部に形成されたストッパ一部9dzに当接し、回
転が規制される如く構成されている。
従って、前記インクシートカートリッジDを記録カバー
9に装填する際にはカートリッジDを前記ガイドシャフ
ト24上に乗せ、該シャフト24に沿わせて挿入すると
、第19図(a)に示す如(カートリッジDのガイドピ
ン27fが記録カバー9のカギ状係止溝9a+に入り込
む。次に前記係止溝9d、に係止したガイドピン27f
を中心にしてインクシートカートリッジDを矢印C方向
へ回転させると、第19図(b)に示すようにインクシ
ートカートリッジDの端部に形成された係止突起27b
4が記録カバー9の回動端部に設けられたランチ手段3
8にロックされる。尚、前記インクシートカートリッジ
Dを第19図(a)の矢印C方向へ回転すると、第二筺
体27bの側板27b、 (第4図参照)に突設した係
止ピン27b7がL字アーム24aに係止し、該アーム
24aもインクシートカートリッジDと一体出なって矢
印C方向へ回転する。このため例えば記録シート1を交
換する際に記録カバー9を開放したとき、ガイドシャフ
ト24が邪魔になることはない。
また前記記録カバー9からインクシートカートリッジD
を取り外す場合は、前記と逆にラッチ手段38をロック
解除する。尚、前記ロックラッチ38は後述するように
インクシートカートリッジDを該ラッチ38に押し付け
るとロックし、再度押し付けるとロック解除するもので
あり、ロック及びロック解除が片手で容易になし得る。
前記ロック解除したインクシートカートリッジDをガイ
ドピン27fを中心にして回転し、所定位置まで回転す
ると第19図(a)に示すようにL字アーム24aがス
トッパ一部9d2に当接して停止する。このため不用意
にインクシートカートリッジDから手を離した場合でも
、記録カバー9の天面上ガイドシャフト24との間に装
填されているインクシートカートリッジDは前記ガイド
シャフト24によって支持されるために記録カバー9か
ら落下することがない。そして前記第19図(a)の状
態からインクシートカートリッジDをガイドシャフト2
4に沿って引き抜くことにより、容易に取り外すことが
出来る。
前記の如くインクシートカートリッジDの装填する場合
及び取り外す場合の何れもガイドシャフト24に沿って
スライドさせ、且つカギ状係止溝9d、に係止したガイ
ドピン27fを中心にして回動させるだけで良いために
、カートリッジDの装填及び取り外しを片手で容易に行
うことが出来る。
(ランチ手段) 前記ランチ手段38は第20図に示すようにフック部材
38aと、ケース部材38b及び係止片38cとからな
る。
前記フック部材38aはスライド部38a、の先端に肉
薄部を介してフック部38a2が回動可能に取り付けら
れている。このフック部38a2は第一係止部38a3
と、これよりも長い第二係止部38a4とが背板部38
a、介して断面コ字状に形成され、該フック部38ax
がコイルスプリング38ahによって第20図の矢印d
方向へ付勢されるように構成されている。また前記スラ
イド部38aIの所定位置には係止突起38a7及びス
ライド溝38a8が設けられている。
前記スライド溝38a、には係止片38cのスライド突
起38c 、が嵌入し、該係止片38cが前記スライド
溝38a、に沿ってスライド可能に取り付けられ、この
状態で前記スライド部38a 、がケース部材38bに
挿入され、前記係止突起38a7がケース部材38bに
設けられた長孔38b1に強制嵌入されて脱落不能状態
となる。
従って、前記フック部材38aは係止突起38a7が長
孔38b1に係止した範囲でスライド可能であり、且つ
このときコイルスプリング38a6によって常に第20
図の矢印d方向へ付勢されでいる。そして前記フック部
材38aをコイルスプリング38a6の押圧力に抗して
1ブツシユすると係止片38cがケース部材38b内に
突設された係止突起38b2と係止してロックし、再度
1プンシニするとロック解除する如く構成されている。
ここで前記ロック及びロック解除させるための構成につ
いて説明する。前記係止片38cには第20図及び第2
1図に示すようにガイド凸部38C2,38C3が形成
され、且つ係止凸部38c4が形成され、更にはガイド
凹部38c5.38c6が形成されている。そしてフッ
ク部材38aに取り付けられた係止片38cはコイルス
プリング38a6によって第21図の矢印e方向へ常に
付勢されている。
前記状態でフック部材38aを押圧すると第21図(a
)の状態にある係止突起38b2と係止片38cとの関
係は、第21図(b)、 (C)に示すようにガイド凸
部38c2、係止凸部38c4及びガイド凹部38c、
に沿って変位する。そして第21図(C)の状態でフッ
ク部材38aの押圧を解除すると、係止片38cがガイ
ド凹部38c6に沿って変位し、第21図(d)に示す
ように係止突起38b2が係止凸部38c4に係止する
。即ち、1プンシユでロック状態となる。
次に前記第21図(d)の状態から、再度フック部材3
8aを押圧すると、第21図(e)、げ)に示すように
係止突起38b2と係止片38cとの関係は、ガイド凸
部38C3に沿って変位し、第21図(f)の状態で押
圧を解除すると第21図(匂の如くガイド凸部38c2
に沿って変位して第21図(a)の状態に戻る。即ち、
1ブツシユでロック解除状態となる。
従って、第19図(a)に示すようにインクシートカー
トリッジDをガイドピン27fを中心にして矢印C方向
へ回転させると、カートリッジDの係止突起27b4が
ラッチ手段38の第一係止部38a3をかわして第二係
止部38a4に当接し、ロック部材38aをケース部材
38b内へ押圧し、第19図(b)に示すようにラッチ
手段38をロック状態とする。これによってインクシー
トカートリッジDは記録カバー9に装填される。このラ
ッチ手段38はロック状態に於いて約1 kg程度の保
持力を有しており、第19図(b)の状態に於いてイン
クシートカートリッジD(本実施例に於けるインクシー
トカートリッジDの重量は約0.8kg程度)を確実に
保持することが出来る。
また前記インクシートカートリッジDを再度記録カバー
9方向へ押圧すると、ラッチ手段38がロック解除され
、第19図(a)に示すようにインクシートカートリッ
ジDを記録カバー9から取り外し可能となるものである
前記ラッチ手段38を用いることにより、インクシート
カートリッジDの1箇所に係止突起27b4を設ければ
ロック出来、該カートリッジDのデザイン自由度を増す
ことが出来、更にはロック及び口7り解除操作も片手で
容易になし得る。また前記ラッチ手段38はロック及び
ロック解除に際してエプノシェするとクリック感が得ら
れ、ロック及びロック解除したことを容易に知り得るも
のである。
(インクシートカートリッジのがたつき)インクシート
カートリッジDは記録カバー9に装填し、ラッチ手段3
8をロック状態にした場合に、軸受28a、28bが第
13図及び第14図に示す夫々の軸受溝9e、、  9
ez、9fl、  9rzに嵌合して位置決めされる。
また前記インクシートカートリッジDを装填した記録カ
バー9を閉しると、第1図に示すように記録カバー9に
取り付けられた記録ヘッド3aが窓27dからカートリ
ッジD内部に入り込み、装置本体6に取り付けられたプ
ラテンローラ3bが窓27eから入り込み、更にはリー
ルギヤ25c、26cが装置本体6に設けられた駆動伝
達ギヤと噛合する。従って、記録ヘッド3aやプラテン
ローラ3bに対する窓27d□27eの位置や、駆動伝
達ギヤに対するリールギヤ25c、26cの位置が正確
でないと、インクシートカートリッジDの装填が確実に
行えない。
そのためには記録カバー9に対するインクシートカート
リッジDの装填寸法を厳密にする必要があるが、本実施
例では記録カバー9に対してインクシートカートリッジ
Dが多少のガタッキをもつように構成している。
即ち、第19図(b)に示すようにインクシートカート
リッジDを記録カバー9に装填し、ラッチ手段38をロ
ックした状態に於いて、係止突起27b4と第二係止部
38a4との間に隙間δ1を有し、係止突起27baと
背板部38a、との間に隙間6□を有するように構成さ
れている。従って、前記隙間δ8.δ2の分だけインク
シートカートリッジDは記録カバー9に対してガタッキ
を有することとなる。前記隙間δ1は0.2sm〜0.
5閣程度に設定するのが好ましく、隙間δ2は0.5皿
〜1.5m+程度に設定するのが好ましい。尚、本実施
例では前記隙間δ10.2閣に設定し、隙間δ、=1m
に設定している。
前記の如く記録カバー9に対してインクシートカートリ
ッジDにガタッキを設けることにより、装填寸法に多少
の誤差があったとしても、その寸法誤差は前記ガタッキ
によって吸収され、装置本体6や記録カバー9に対して
インクシートカートリッジDを確実に装填することが出
来るものである。従って、前記装填寸法にある程度の自
由度をもたせることが出来る。
(記録カバーの固定) 前記の如くインクシートカートリッジDを装填した記録
カバー9を閉鎖すると、該カバー9が装置本体6に対し
て固定され、装置前後方向に移動することのないように
構成している。
即ち、本実施例の記録系Aはマルチプリント方式を用い
ており、記録シート1とインクシート2とを逆方向に搬
送して記録を行うようにしている。
従って、正常な熱転写記録が行われているときは溶融イ
ンクが記録シート2に転写されるが、何らかの事情によ
り記録シート1とインクシート2が重合した状態で溶融
インクが固化した場合には、大きな貼り付き力が発生し
、これにより記録カバー9が記録シート1の搬送方向に
移動するおそれがある。
そこで本実施例では第13図及び第14図に示すように
、装置本体6の側壁6a、6bであって、記録シート1
の搬送方向下流側に軸6eを夫々設けている。前記軸6
eはプラテンローラ3bの軸方向に対して所定の平行度
をもって配設されている。
一方、記録カバー9の両側には前記軸6eと対向した位
置に一対の係止部材9gが固着されている。
この係止部材9gは、前記軸6eと係合するし溝9g+
を有するフォーク状に形成されており、U溝9g+の内
径寸法は軸6eの外径寸法に対し、所定の嵌め合い公差
をもって形成されている。前記−対のU溝9g+の中心
を結ぶ線は、インクシート2の供給リール25及び巻取
り−ル26と平行に配設されている。そして装置本体6
に対し、記録カバー9を閉鎖する際に、前記軸6eに係
止部材9gを係合させるよって記録カバー9を装置本体
6に対して正確に位置決めすると共に、該カバー9の前
後方向に対する移動を防止している。
また前記記録カバー9に形成した軸受溝9e+9ez、
9 fl+  9 fzと対向する装置本体6の側壁6
a、6bには、第13図及び第14図に示すように支持
部材6fが設けられている。前記支持部材6fは、各リ
ール25.26の両端に嵌合した軸受28a28bと当
接し、該軸受28a、28bを前記軸受溝9”l+  
9e4.9f、、9f2側に付勢することによッテ、各
リール25.26の記録カバー9に対する位置を保持さ
せるものである。また前記支持部材6fは、第14図に
示すように側壁6a、6bに固着されたケース6f+と
、一端がケース6f+内に収納され、他端に軸受28a
、28bとの当接面を有する支持片61□と、ケース6
f、内に収納されたバネとによって構成されている。
従って、記録カバー9を図示しないフック部材を係止し
て閉鎖すると、軸受28a、28bが支持部材6fの支
持片6fzによって支持されると共に、軸受溝9el、
  9ez、9ft、  9f2側に付勢され、各リー
ル25.26は夫々記録カバー9に対して位置決め固定
される。
(記録構成) 前記の如くしてインクシートカートリッジDを装填し、
記録手段3によって熱転写記録を行うものである。
(記録手段) 次に記録手段3について説明する。記録へノド3aは通
電により発熱する複数の発熱素子を一列に配列したサー
マルヘッドであり、第1図に示すように記録カバー9に
設けたヘッド支持部3cに揺動可能に取り付けられてい
る。また記録ヘッド3aは、該ヘッド3aと記録カバー
9との間に配設されたハネ3dによってプラテンローラ
3b側に付勢されている。そしてこの付勢力によって、
重合した記録シート1とインクシート2とをプラテンロ
ーラ3b側に圧接している。
また第13図及び第14図に示すように記録ヘッド3a
の長手方向両側にフォーク部材3eが設けられている。
このフォーク部材3eは、記録カバー9にインクカート
リッジDを装着する際に、プラテンローラ3bの軸部3
b、が係合してプラテンローラ3bに対する記録ヘッド
3aの位置を設定するための位置決め機能を有するもの
である。
プラテンローラ3bは記録シートIの幅寸法に応したロ
ーラ部3b2が形成され、このローラ部3b2の両側に
軸部3b、が形成されている。
前記プラテンローラ3bは第13図に示すステッピング
モーターよりなるプラテンモーター39の駆動によって
駆動される。このモーター39は、装置本体6の側壁6
aに取り付けられ、その回転力はギヤ40 a 、 4
0 b 、 40 cを介してプラテンローラ3bに伝
達される。そして記録シート1に対する記録に際しては
、プラテンローラ3bを第1図の矢印f方向に回転させ
て記録シート1を矢印a方向に搬送し、この記録シート
1がカッター4によって切断された後は、プラテンロー
ラ3bを矢印f方向とは反対方向に回転させて記録シー
ト1を矢印aとは反対方向に戻して待機状態にするもの
である。
(巻取リール駆動機構) 記録に際しては前記プラテンローラ3bによって記録シ
ート1を搬送すると同時に、インクシート2を巻取り−
ル26に巻き取りながら記録を行う。
本実施例では前記巻取リール26を、第13図及び第1
4図に示すように記録カバー9に設けた駆動機構41に
よって回転させ、インクシート2を巻取り一ル26に巻
き取る如く構成している。
従来のワンタイムインクシートを用いる記録装置に於い
ては巻取リールの駆動機構は装置本体側に設けているの
が一般的であり、その構成は駆動力伝達ギヤを振子ギヤ
として構成することによって巻取リールのリールギヤと
容易に噛合させ、且つ駆動機構に滑りクラッチを配設し
てモーターの回転を伝達するように構成するのが一般的
である。
このため、インクシートに作用する張力が大きくなった
場合、振子ギヤの噛合部で歯飛びが生じたり、或いは滑
りクラッチに於いて滑りが生ずるおそれがある。即ち、
駆動機構を構成する駆動モーターの回転が確実に巻取リ
ールに伝達されないおそれがある。
これに対してマルチプリント記録方式を採用した場合、
インク層内に於いてインクを剪断しつつ画像を形成する
ため、インクシート2の搬送はインクシート2と記録ヘ
ッド3との摩擦力と、インクの剪断力とを加えた力が必
要となる。このためインクシート2に対する搬送力は従
来のワンタイムインクシートを用いた場合の搬送力と比
較して大きな力が必要となる。
またマルチプリント記録方式にあっては、記録シート1
に1ライン分の画像を形成する毎にインクシート2をI
 / nライフ分だけ確実に搬送することが必要であり
、前記搬送を確実に行うことによって記録画像の品質を
高めることが可能となる。
前記条件を満足させるために、本実施例では巻取リール
駆動機構41を記録カバー9に設け、該カバー9に装填
されるインクシートカートリッジDの巻取り−ルギャ2
6cに駆動力を確実に伝達するものである。
その構成は第22図に示すように、記録カバー9の側面
(本実施例では右側面)にプラテン)41aを固着し、
該ブラケット41aにステッピングモーターよりなるイ
ンクン−トモ−ター41bを固着している。このモータ
ー41bの軸にモーターギヤ41Cが取り付けら、プラ
テン)41aには第一減速ギヤ41d、第二減速ギヤ4
1e及び駆動力伝達ギヤ41gと一体的に形成された第
三減速ギヤ41fが夫々回転可能に、且つ各ギヤ間に於
ける所定の軸間距離を保持して取り付けられている。従
って、インクシートモーター41bの回転はモーターギ
ヤ41cから減速41 d 、 41 e 、 41 
fを介して減速され、巻取り−ル26のリールギヤ26
cと噛合する駆動力伝達ギヤ41gに確実に伝達される
従って、前記巻取リール駆動機構41の駆動によってイ
ンクシート2を所定の搬送速度をもって確実に搬送する
ことが可能となるものである。
(パックテンシラン付与機構) 前記駆動機構41によって巻取り−ル26が回転してイ
ンクシート2がイ共給リール25が引き出されると共に
、巻取り−ル26に巻き取られるが、このとき供給リー
ル25から引き出されるインクシート2にハックテンシ
ョン付与機構によって一定のバックテンションが付与さ
れる如く構成されている。
前記バックテンション付与機構42は第13図及び第1
4図に示すように、装置本体6の側壁6aに回動支点4
2aを中心として回動可能に構成した回動板42bと、
前記回動板42bに固着されると共に、張力伝達ギヤ4
2cと連結された滑りクラッチ42dと、回動板42b
を上方に付勢する引張ハネ42eとによって構成されて
いる。
前記の如く構成したハックテンション付与機構42に於
いて、インクシートカートリッジDを装填した記録カバ
ー9が閉鎖されると、供給リール25のリールギヤ25
cと張力伝達ギヤ42cとが噛合する。そして供給リー
ル25に巻き付けられたインクシート2が引き出される
と、該リール25は滑りクラッチ42dの回転負荷を受
けながら回転し、引き出されるインクシート2にハック
テンションを付与するものである。
(リールギヤの推力) 前記の如くインクシートモーター41bが駆動すると、
インクシート2はバンクテンションを受けながら巻取り
−ル26に巻き取られるが、このとき供給リール25及
び巻取り−ル26には軸方向に一定の推力が作用する如
く構成されている。
一般に一つの操作によって複数方向の位置決めを行う場
合には操作の熟練が要求されるが、記録装置の如き事務
機では操作の熟練を要求することは困難である。このた
めの従来の記録装置では、巻取リール及び供給リールの
記録カバーに対する装填を容易にする目的で各リールの
軸方向に多少の余裕、即ちガタを設けている。しかし、
各り−ルが有するガタのために、画像形成中に搬送され
るインクシートに斜行が発生し、これによりジャムが発
生するおそれがあり、またこのガタを防止するために供
給リール、巻取リールに側圧を与えるハネ手段が必要と
なって部品点数が増加していた。
本実施例では装填部としての記録カバー9にインクシー
トカートリッジDを装着し、該カバー9を閉鎖すること
によって、各リール25.26の前後方向の位置及び上
下方向の位置を軸受溝9e、、  9e2.9f+、9
fz及び支持部材6fによって設定すると共に、各リー
ル25.26に軸方向の推力を作用させることによって
、各リール25.26の左右方向の位置を設定するよう
に構成し、各リール25.26の左右方向への位置ブレ
を防止している。
その構成を説明すると、前記の如く記録カバー9を閉鎖
するとインクシートカートリッジDの供給リール25の
リールギヤ25cはバンクテンション付与機構42の張
力伝達ギヤ42cと噛合し、巻取り−ル26のリールギ
ヤ26cは駆動機構41の駆動力伝達ギヤ41gと噛合
する。
前記各リール25.26のリールギヤ25c、26cを
、ヘリカルギヤによって構成し、また前記リールギヤ2
5c  26cと噛合する張力伝達ギヤ42c及び駆動
伝達ギヤ41gも同様にへりカルギヤによって構成して
いる。
巻取り−ル26を例にとると、第23回に示すようにリ
ールギヤ26cと記録カバー9側の駆動力伝達ギヤ41
gとを噛合させ、駆動力伝達ギヤ41gに回転力を作用
させることによって、巻取り−ル26に第23図の矢印
g方向への推力を発生させるようにしている。
また供給リール25のリールギヤ25cと、これに噛合
する張力伝達ギヤ42cとの関係も同様に、インクシー
ト2の引き出しによって供給リール25が回転すると、
その回転力が張力伝達ギヤ42cに作用する際に巻取り
−ル26と同方向の推力を発生させるようにしている。
このため、インクシート2の搬送中は前記各リール25
.26が記録カバー9に形成した軸受溝9ez9rz方
向に常に付勢され、各リール25.26がインクシート
2の搬送中に軸方向にブレないようになっている。
(カートリッジ及びn値の識別) 前記構成のインクシートカートリッジDを装填して記録
を行う場合、本実施例にあっては記録に先立って装填し
たインクシートカートリッジDの有無、インクシート2
のサイズ及び記録n値を判別するように構成している。
そのために第13図及び第14図に示すように、記録カ
バー9であって、インクシートカートリッジDを装填し
たときの識別片27i1.27i−、27i3の対向位
置にカートリッジの有無やインクシート2の種類等の検
出手段となるマイクロスイッチ29を取り付けている。
このマイクロスイッチ29は第24図に示すようにイン
クシートカートリッジDの各識別片27i、、 271
2.27i3に当接する3個のアクチュエータを有して
おり、インクシートカートリッジDを装填したときに識
別片271.が第一スイッチ29aを押圧し、識別片2
712が第二スイッチ29bを押圧し、識別片2713
が第三スイッチ29cを押圧し、前記押圧によって各ス
イッチがオンする如く構成されている。
本実施例の装置にあっては、前記第一スイッチ29aは
インクシートカートリッジDの有無を検出し、第二スイ
ッチ29bはカートリッジD内に収納されたインクシー
ト2のサイズがB4サイズであるかA4サイズ及びレタ
ーサイズであるかを検出し、第三スイッチ29cが記録
n値を検出するようになっている。従って、各識別片2
7i1.27i−、2713をインクシートサイズや記
録n値に応じて適宜切り取り、そのインクシートカート
リッジDを記録カバー9に装填すると、各スイッチ29
a、29b。
29cが選択的にオンしてインクシートのサイズ等を検
出するものである。
ここで前記スイッチ29による検出動作を説明する。
第25図は記録系A及び前記スイッチ29を中心とした
装置の制御系のブロック図であり、図に於いて43は制
御部であって、CPU43a、ROM43b、RA M
43 cからなる。
CPU43aは中央演算処理装置であり、操作パネルC
や後述のROM43bからプログラムや各種データを読
み出し、必要な演算や判断を行い、各種制御を行うもの
である。
ROM43 bは読み出し専用メモリーであり、CPU
43aが動作するための各種プログラムや文字コード、
ドツトパターン記録等に必要な各種データを格納してい
る。
RAM43Cはランダムアクセスメモリーであり、前記
CPU43aが命令中のデータや演算結果を一時貯えて
おくワーキングエリア、操作パ茅ルCから入力された各
種データを格納しておくパンファエリア、文書等を保存
しておくテキストエリア等からなっている。
前記制御部43はインターフェース44を介して読取系
Bから伝送された画信号や操作パネルCからの指示信号
等を入力し、またマイクロスイッチ29からの検出信号
を入力する。そして前記制御部43は前記入力信号に応
してプラテンモーター39やインクシートモーター41
bを駆動するためのモータードライバー4.5.46に
駆動信号を出力し、また記録へ・ノド3aを駆動するた
めのヘッドドライバー47に駆動信号を出力する如く構
成している。
前記制御部43からの信号により記録に際してインクシ
ート2のサイズや記録n値を検出して記録制御を行う手
順は第26図のフローチャートに示すプログラムに従っ
て行われる。
即ち、第26図に於いてインクシートカートリッジDを
装填して記録を実行させると、先ずステップS1に於い
てマイクロスイッチ29の第一スイッチ29aがオンし
ているか否かを判別し、オンしていないときはインクシ
ートカートリッジDが装填されていないとしてステップ
S2へ進んで操作パネルC上に設けられた液晶表示部へ
rカートリッジ点検j等のエラー表示を行う。
前記ステップS1で第一スイッチ29aがオンしている
と、ステップS2へ移行して第二スイッチ29bがオン
しているか否かを判別する。この第二スイッチ29bが
オンしているときはステップS4へ移行してインクシー
トカートリッジD内のインクシート2が84サイズと判
別して液晶表示部へrB4jと表示し、第二スイッチ2
9bがオフしているときはステップS5へ移行して前記
インクシート2がA4サイズ若しくはレターサイズであ
ると判別し、液晶表示部へrA4/レター」と表示する
次にステップS6に於いて第三スイッチ29cがオンし
ているか否かを判別する。この第三スイッチ29cがオ
ンしている場合にはステップS7へ移行して記録n値を
n=5 (インクシートモーター41bの1ライン当た
りのステップ数−2)に設定し、前記第三スイッチ29
cがオンしていない場合にはステップS8へ移行して記
録n値をn=10(インクシートモーター41bの1ラ
イン当たりのステップ数=1)に設定する。
次にステップS9に移行して1ライン分の記録データを
記録ヘッド3aに出力し、この記録データの転送が終了
すると、ステップ310でラッチ信号を出力してヘッド
ドライバー47のラッチ回路に1ライン分の記録データ
を格納する。
そしてステップSllでインクシートモーター41bを
駆動し、インクシート2を1 / nライン分第1図の
矢印す方向へ搬送する。更にステップS12でプラテン
モーター39を駆動して記録シート1を第1図の矢印a
方向へ1ライン分搬送する。尚、前記1ライン分は記録
ヘッド3aにより記録される1ドツトの長さに相当する
長さである。
次にステップS13へ移行して記録ヘッド3aの発熱素
子の各ブロフクに通電する(記録ヘッド3aの発熱は発
熱素子ラインを数ブロックに分割し、各ブロンク毎に行
うものである)。尚、前記通電は記録n値に応じてヒー
ト制御(通電パルス幅制御)を行う。そしてステップS
14で記録ヘッド3aの発熱素子ラインの全てのブロフ
クに通電されたか否かを判別し、1ラインの記録が終了
していない場合にはステップS13へ戻り、1ラインの
記録が終了した場合にはステップS15へ移行して1ペ
一ジ分の記録が終了したか否かを判別する。1ペ一ジ分
の記録が終了していないときは、ステップS16へ移行
して次ラインの記録データを記録ヘッド3aに転送し、
ステップSIOへ戻る。
前記ステップS15で1ペ一ジ分の記録が終了している
ときはステップ517へ移行し、プラテンモーター39
を所定量駆動して記録シート1の画像後端がカッター4
の位置へ至るように搬送し、ステップS18で前記カッ
ター4を動作さけて記録シート1を切断する。そしてス
テップS19に於いてプラテンモーター39を逆転駆動
して装置内の記録シート先端を記録ヘッド3aとプラテ
ンローラ3bとの押圧位置まで戻して次ページ記録を待
機する。
前記の如く記録に際して装填したインクシートカートリ
ッジD内のインクシート2に最適な記録n値等をマイク
ロスイッチ29で識別し、インクシート2の搬送や記録
ヘッド3aの発熱制御を自動的に行わせることにより、
オペレータがモード設定を行わなくても最適な記録画像
を得ることが出来るものである。
(記録シートの巻き込み防止) 前記の如くして所定画像が記録された記録シート1はカ
ッター4によって画像後端から切断され、切断された記
録シート1は排出ローラ対5a、5bによって装置外へ
排出される。一方、装置内の記録シートは次ページ記録
に際して先端余白を無くすために、プラテンモーター3
9を逆転駆動して記録シート1の先端を前記カッター4
位置から記録ヘッド3aとプラテンローラ3bとの二ン
プ位置まで送り戻す。このときプラテンローラ3bの後
部に於いてプラテンローラ3bとカートリッジDの窓2
7eの縁部との間隙が大きいと、記録シート1がカート
リッジDの中に折れながら入り込んでしまい、該シート
1に折れぐせかつき、次の記録を行うときにジャム等を
起こすことが考えられる。
この点、本実施例に於けるインクシートカートリッジD
は第1図に示す如くカートリッジDに記録シート1のガ
イド部材31を貼っであるために、前記プラテンローラ
3bと窓27eの縁部との間隙が小さい。従って、前記
記録シート1の逆送に際してもカートリッジDの中に入
り込むことがなく、従って折れぐせが付くこともない。
尚、前記ガイド部材31はインクシート2が巻取り−ル
26に略巻き取られ、第27図に示すように巻き取り完
了直前状態となってもガイド部材31がインクシート2
に触らないように構成されている。
もっともこれは記録カバー9が装置本体6に対して閉鎖
状態で、しかもインクシート2にテンションがかかって
いる状態であって、その他の状態ではガイド部材31が
インクシート2に接触してもかまわない。
また本実施例では前記ガイド部材31は第二筺体27b
にマイラシートを貼着して構成したが、このガイド部材
31は枠体27の一部で構成しても良い。
しかしインクシート2と接触したときに該シート2を傷
つけないためにはマイラシートやポリエステル等の弾性
体で構成することが好ましい。
(記録シート有無センサーの反射部) この装置は前記記録の実行中に記録シート1が無くなる
とこれを検出して液晶表示部にその旨を表示する如く構
成している。そのため第1図に示すように記録シート1
の搬送経路であって、ガイドシャフト24とプラテンロ
ーラ3bの間に記録シート有無センサー48を設けてい
る。
本実施例では前記記録シート有無センサー48を反射型
の光センサーで構成してなり、該センサー48の発光素
子からの光が第二筺体27bに形成した窓27eの縁部
斜面27e2と、装置本体6に形成した斜面6gとの間
を通る記録シート1で反射し、受光素子に至るように構
成されている。即ち、前記センサー48の発光素子面と
、ガイド部材31でガイドされる記録シート1との面は
略平行になるように構成され、前記発光素子からの光が
記録シート1で反射すると確実に受光素子へ至る如く構
成されている。
尚、記録シート1がない場合には前記発光素子からの光
はカートリッジDの縁部斜面27e2で反射し、前記記
録シート1で反射した場合の光量との相違を電圧レベル
で検出し、記録シートlの有無を検出するものである。
ここで前記センサー48の発光素子面とカートリッジD
の縁部斜面27e2とが平行であると、そのときの検出
電圧レベルが記録シートlがあるときの検出レベルとあ
まり変化せず、その差を検出し難くなる。そのため本実
施例では第6図に示すように前記縁部斜面27e2の一
部で、前記センサー48の発光素子からの光がカートリ
ッジDに当たって反射する反射面27e、にはシートガ
イド部材31を貼着せず、他の縁部斜面27e2とは傾
斜角度が変わるように構成している。
本実施例では反射面27e3の傾斜角度として第28図
に示すように、搬送される記録シート1と略平行なガイ
ド部材31に対して角度θ=5″に設定している。尚、
この角度θは1°〜90″の範囲となるように、より好
ましくはθ=5°〜30°の範囲で設定することが好ま
しい。
前記の如く反射面27e、に傾斜角度を設けることによ
り、シート有無センサー48の発光素子48aからの光
が前記反射面27e、で反射すると、受光素子48bで
は殆ど受光されない。このため記録シート1で反射した
場合と、該シート1が存在せずに反射面27e、で反射
した場合との受光素子48bの電圧レベルに明らかな差
が表れ、記録に際して記録シート1の有無が確実に検出
されるものである。
(ハンドセットとインクシートモーター)次に前記装置
ファクシミリ装置に於けるハンドセットとモーターとの
関係について説明する。
ファクシミリ装置は第13図に示すように電話通信用の
ハンドセントを20を設けているのが一般的である。本
実施例では前記ハンドセット20を巻取リール駆動機構
41とは装置の反対側に配置している。即ち、巻取リー
ル駆動機構41を装置側壁6a側に設け、ハンドセット
20を装置側壁6b側に設けている。
前記ハンドセット20は装置内に設けられたNCU(網
制御装置)49とカールコード20a等で接続されてい
る。そして前記NCU49には電話線20bが接続され
ており、本装置がファクシミリモードの場合には送信或
いは受信動作を、電話モードの場合には発呼或いは被呼
を行っている。
前記NCU49には様々な電気パーツからなっており、
ノイズの影響を受は易いためインクシートモーター41
bのようにノイズ源となる部品からは遠ざけた方が好ま
しい。一般にオペレータの通常動作では左手でハンドセ
ット20を持ち、右手でダイヤルを操作するものであり
、このことを考慮すると、ハンドセット20及びNCU
49は装置の左側壁6b側或いは手前側に配置すること
が好ましい。
このため本実施例ではインクシートモーター41bを前
記ハンドセット20とは装置の反対側である右側壁6a
側或いは奥側に配置してハンドセラ)20及びN CU
49から遠ざかるようにしている。これにより前記NC
U49はインクシートモーター41bによるノイズの影
響を受は難くなり、正常な通信。
通話が行われる。
尚、本実施例では第13図に示すようにプラテンモータ
ー39も装置右側壁6a側に配置し、前記NCU49へ
のノイズの影響をなくすようにしている。
〔他の実施例〕
次に前述したインクシートカートリッジD及び記録装置
に於ける各部の他の実施例について説明する。
(インクシート弛み防止部材) 前述した実施例ではインクシート2の弛みを防止するた
めに、第8図に示すように供給リール25のフランジ2
5b1の一部にスポンジ30が接触するようにしたが、
前記スポンジ30はフランジ25b1の円周上に連続的
に接触するように貼っても良いし、何箇所かに分割して
接触するように貼っても良い。
またスポンジでなくても第29図に示すように第筺体2
7bに永久歪みの少ない弾性部を50を一体的に設け、
この弾性部50を供給リール25のフランジ25b1に
圧接するように構成しても供給リール25の空回りを防
止してインクシート2の弛みを防止することが出来る。
前記の如く第二筺体27bと弾性体を一体的に構成こと
により、部品点数を減少して組立を容易にすると共に、
コストダウンを図ることが出来る。
また前記インクシート2の弛み防止部材を設ける位置も
、前記フランジ25b1以外の他のフランジ25b2.
26b1.26bzに圧接するようにしても良い。
しかし、前記弛み防止部材はインクシートカートリッジ
Dを装填して記録カバー9を閉鎖したときに、第13図
に示す支持部材6fの作用を妨げないように、その反力
とならない位置、或いは記録カバー9を開放した状態で
供給リール25又は巻取り−ル26の自重によってフラ
ンジが弛み防止部材と圧接する位置、即ち第二筺体27
b側に設けた方が効果的である。
(リールギヤ空転防止ス)yバー) 前述した実施例ではインクシートカートリッジDの輸送
時等に供給リール25及び巻取り−ル26が空転しない
ように、第8回及び第9回に示すようなストッパー32
をリールギヤ25c、26cに係止するようにしたが、
前記空転防止部材とてはリールギヤ25c、26cに係
止するものでな(でも、例えば第30図に示すように軸
受28a、28bに切込み51a、51bを設け、且つ
前記切込み51a、51bと対応したリール軸25a、
26aに凹部を形成する。そしてこの切込み51a、5
1bから前記凹部へ差込み部材52を差し込むことによ
り、供給リール25及び巻取り−ル26の回転を規制す
るようにしても良い。
尚、前記差込み部材52は把手52aを引っ張ることに
よって容易に取り外すことが可能である。
(梱包部材) 前述した実施例では第10図に示すようにインクシート
カートリッジDの側面から梱包部材33を装填するよう
にしたが、第31図に示すようにインクソートカートリ
ッジDの上下から梱包部材53を装填し、このとき軸受
28a、28bや溶着部27’a、、 27b、及び2
7aa、 27b6を逃げるように構成し、この状態で
外箱已に収納しても、軸受28a、28b等を衝撃から
守ることが出来る。
(カートリッジ及びn値の識別) 前述した実施例ではカートリッジDの有無やインクシー
トサイズ及び記録n値を検出するために、カートリッジ
Dに識別片27i1.27iz、 27i3を設け、こ
の識別片27+1.27i−、27isが肉薄部によっ
て弾性変形してマイクロスイッチ29を確実に押圧する
ようにしたが、前記肉薄部でなくハネ部材等によって連
設することにより識別片27i、、 27iz、 27
i3が弾性変形可能に構成しても良い。
また前記検出手段としてはマイクロスイッチ29でなく
ても、例えば反射型センサー等を用いるようにしても良
い。
更に前記識別片は3個に限定するものでなく、インクシ
ートサイズや記録n値の選択数に応して適宜変更し得る
。そして識別手段の構成も、前述した実施例のように識
別片27i+、 27iz、 27isに限定するもの
でなく、検出手段に応じて花形状や、突起形状に構成し
ても良い。
更に記録n値に応じて記録シート1及びインクシート2
を搬送するプラテンモーター39及びインクシートモー
ター41bは、前述した実施例ではステッピングモータ
ーを使用したが、これもDCモーターやサーボモーター
を用いるようにしても良い。
〈発明の効果〉 本発明は前述した如く、梱包部材を枠体に嵌合したとき
、衝撃に弱い軸受や枠体接合部には梱包部材が当接しな
いようにしたために、例えば輸送時に落下して衝撃を受
けた場合でも、梱包部材が受けた衝撃が直接軸受や枠体
接合部に加わらず、軸受の破損や枠体接合部のはがれ等
を防止することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を通用したファクシミリ装置
の構成説明図、第2図はファクシミリ装置の外観説明図
、第3図はインクシートの断面説明図、第4図はインク
シートカートリッジの展開説明図、第5図及び第6図は
インクシートカートリッジの斜視説明図、第7図(a)
、 (b)は識別片とマイクロスインチの関係説明図、
第8図及び第9図はインクシートカートリッジにストッ
パーを取り付ける構成説明図、第10図乃至第12図は
インクシートカートリッジを梱包する場合の説明図、第
13図及び第14図は装置本体と記録カバーの説明図、
第15図(a)、 (b)は装置本体に対する記録カバ
ーの取り付は説明図、第16図(a)、 (b)は装置
本体に対する開閉カバー〇回動説明図、第17図はカバ
ーステーの取り付は説明図、第18図(a)、 (b)
はカバーステーの回動説明図、第19図(a)、 (b
)はインクシートカートリッジを記録カバーに装填する
状態説明図、第20図はラッチ手段の部品分解説明図、
第21図はラッチ手段のロック及びロック解除構成説明
図、第22図は巻取リールへの駆動力伝達構成を示す説
明図、第23図はヘリカルギヤによる推力の説明図、第
24図はマイクロスイッチの説明図、第25図は制御系
のブロンク、第26図はインクシートサイズ等の検出手
順を示すフローチャート、第27図はインクシートの巻
き取り完了状態を示す説明図、第28図は記録ノート有
無センサーの光反射の説明図、第29図はインクシート
弛み防止構成の他の実施例を示す説明図、第30図は供
給リール及び巻取リールの空回りを防止する他の実施例
の説明図、第31図は梱包部材の他の実施例の説明図で
ある。 A記録系、Bは読取系、Cは操作パネル、Dはインクシ
ートカートリッジ、Eは外箱、1は記録ソート、1aは
シートロール、2はインクシート、3は記録手段、3a
は記録ヘッド、3bはプラテンローラ、3b、はローラ
軸部、3bzはローラ部、3cはヘッド支持部材、3d
はハネ、3eはフォーク部材、4はカッター、5a、5
bは排出ローラ、6は装置本体、6a、6bは側壁、6
cは仕切壁、6dはブラケット、6d+は軸孔、6eは
軸、6fは支持部材、6r、はケース、6には支持片、
6gは記録シートバス斜面、7はロールホルダー8は回
動軸、9は記録カバー、9aは原稿載置台、9a+は水
平部、9azは傾斜部、9bは軸部材、9Cはスライダ
ー、9dは係止部、9d、はカギ状係止溝、9d2はス
トンパ一部、9e+、  9ez、9 r、。 9r2は軸受溝、9gは係止部材、9g+はU溝、1゜
は原稿、llaは予備搬送ロー5.llbは押圧片、1
2aは分離ローラ、12bは押圧片、13a、13bは
搬送ローラ、14a、14bは排出ロー乞15は排出ト
レイ、16は光源、17はミラー、18はレンズ、19
は光電変換素子、20はハンドセット、20aはカール
コード、20bは電話線、21は電装基板、22は電源
部、23はデカールシャフト、24はガイドシャフト、
24aはL主アーム、24bは軸、25は供給リール、
25aはリール軸、25b+、 25bzはフランジ、
25Cはリールギヤ、26は巻取リール、26aはリー
ル軸、26b+、 26bzはフランジ、26cはリー
ルギヤ、27は枠体、27aは第一筺体、27a 、は
溶着部、27a2は側板、27a3は嵌入孔、27a4
は溶着部、27b4!第二筺体、27b 、は溶着部、
27b2は側板、27b、は嵌入突起、27b、は係止
突起、27b、は突出部、27a6は溶着部、27c、
、 27c、は溶着部、27dは窓、27d、は窓縁部
、27eは窓、27e1は切欠、27e2は縁部斜面、
27esは反射面、27fはガイドピン、27g+、 
27gzはU溝、27hl、 27hzは開口、274
は識別手段、27i、。 27iz、 27isは識別片、28a、28bは軸受
、29は゛フィクロスイッチ、29aは第一スイッチ、
29bは第二スイッチ、29cは第三スイッチ、30は
スポンジ、31はガイド部材、32はストッパー、32
aは係止部、32bは垂下片、32cは起立部、32d
は肉薄部、32eは引抜きリング部、33は梱包材、3
4はカバーステー、34aは溝、34a1は弧状溝、3
4a2は直線状溝、34a、は突起、34bは板部、3
4cは軸部、34dは貫通孔、35はビン、36はステ
ー取付部、36aは軸、37は捩じりコイルバネ、38
はラッチ手段、38aはフック部材、38a、はスライ
ド部、38a2はフック部、38a、は第一係止部、3
8a4は第二係止部、38a、は背板部、38a、はコ
イルスプリング、38a、は係止突起、38a、はスラ
イド溝、38bはケース部材、38b、は長孔、38b
2は係止突起、38cは係止片、38c1はスライド突
起、38cm、 38c、はガイド凸部、38c4はは
係止凸部、38C5,38C6はガイド凹部、39はプ
ラテンモーター、40a、40b、40cはギヤ、41
は巻取リール駆動機構、41aはブラケット、41bは
インクシートモーター、41cはモーターギヤ、41d
は第一減速ギヤ、41eは第二減速ギヤ、41fは第三
減速ギヤ、41gは駆動力伝達ギヤ、42はバンクテン
ション付与機構、42aは回動支点、42bは回動板、
42cは張力伝達ギヤ、42dは滑りクラッチ、42e
は引張バネ、43は制御部、43aはCPU、43bは
F?OM、43CはRAM、44はインターフェース、
45、46はモータードライバー、47はヘッドドライ
バー、48は記録シート有無センサー、48aは発光素
子、48bは受光素子、49はNCU、50は弾性部、
51a、51bは切込み、52は差込み部材、52aは
把手、53は梱包部材である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第一筺体と第二筺体とを接合してなり、インクシートを
    巻き付ける供給リール及び巻取リールを軸受を介して保
    持するための枠体と、 前記軸受及び枠体の接合部を逃げるための凹部と、前記
    枠体に当接する当接部とを形成した梱包部材とを有し、 前記梱包部材を枠体に嵌合するインクシートカートリッ
    ジ。
JP18412690A 1990-07-13 1990-07-13 インクシートカートリッジ Pending JPH0471884A (ja)

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