JP2002046785A - パッケージ材およびパッケージされた用紙 - Google Patents

パッケージ材およびパッケージされた用紙

Info

Publication number
JP2002046785A
JP2002046785A JP2001017280A JP2001017280A JP2002046785A JP 2002046785 A JP2002046785 A JP 2002046785A JP 2001017280 A JP2001017280 A JP 2001017280A JP 2001017280 A JP2001017280 A JP 2001017280A JP 2002046785 A JP2002046785 A JP 2002046785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
package material
package
holding
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001017280A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4707163B2 (ja
Inventor
Ichiji Fujiwara
一司 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
F & F Kk
F&F Ltd
Original Assignee
F & F Kk
F&F Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by F & F Kk, F&F Ltd filed Critical F & F Kk
Priority to JP2001017280A priority Critical patent/JP4707163B2/ja
Priority to CNB018100112A priority patent/CN1177735C/zh
Priority to PCT/JP2001/004368 priority patent/WO2001089957A1/ja
Priority to US10/296,062 priority patent/US20030164317A1/en
Priority to EP01932251A priority patent/EP1302411A1/en
Priority to AU2001258832A priority patent/AU2001258832A1/en
Publication of JP2002046785A publication Critical patent/JP2002046785A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4707163B2 publication Critical patent/JP4707163B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/08Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession
    • B65D83/0805Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture in a wall
    • B65D83/0811Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture in a wall with means for assisting dispensing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/54Lines of weakness to facilitate opening of container or dividing it into separate parts by cutting or tearing
    • B65D5/5405Lines of weakness to facilitate opening of container or dividing it into separate parts by cutting or tearing for opening containers formed by erecting a blank in tubular form
    • B65D5/542Lines of weakness to facilitate opening of container or dividing it into separate parts by cutting or tearing for opening containers formed by erecting a blank in tubular form the lines of weakness being provided in the container body

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型のプリンタにおいては収納できる記録
用紙の枚数が限られているので最後の一枚まで確実に使
用できるようにする。 【解決手段】 複数の印刷用紙20を束にして保持可能
な本体5と、この本体5から伸びた下敷きとなる部分4
を備えたパッケージ材1を提供する。このパッケージ材
1で用紙20を保持したまま、プリンタにセットするこ
とにより、プリンタのボトムプレートと最後の用紙との
間に本体から伸びた部分4がセットされるので、この部
分4を紙製にすれば最後の用紙も他の用紙と同様の摩擦
力を得ることができる。したがって、最後の用紙が上の
用紙と共にピックアップされたり、最後の用紙がピック
アップできないといったトラブルを未然に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のシート状の
記録用紙を束ねた状態でパッケージングして供給する技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタなどの印刷装置に使用される記
録用紙は包装紙によってパッケージングされて提供され
ており、プリンタにセットするときは包装紙から出して
セットする。感光紙、感熱紙など保管される環境の影響
を受ける印刷用紙は、遮光性の材質の袋に入れて提供さ
れており、その中から必要な量だけ取り出してプリンタ
にセットし、残りの紙はパッケージに入れて保管する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】単票用紙あるいはカッ
トシートタイプの記録用紙をピックアップローラで一枚
ずつピックアップして印刷機構に供給するプリンタある
いはコピー機、ファックスなどの印刷装置において、し
ばしば問題となることは、用紙カセットあるいは用紙収
納スペースに収納された記録用紙の最後の数枚が同時に
ピックアップされてしまうことである。この現象が起き
ると用紙が無駄になるだけではなく、紙ジャムや印刷品
質が劣化する要因となる。この現象は、最終の記録用紙
だけが用紙カセットあるいは用紙収納スペースの底ある
いは押し上げプレートあるいはボトムプレートなどに直
に接触していることが主な要因であると考えられる。こ
れらの底あるいはプレートの表面の摩擦係数が記録用紙
と異なるために摩擦力が不足し、最後の数枚の重ねられ
た記録用紙がセパレートできずに同時にピックアップさ
れてしまう。このため、底やプレートの表面あるいは内
面にコルクやゴムなどの摩擦係数を高くする素材を貼り
付けて最終の印刷用紙まで一枚ずつ使用できるようにす
る工夫がされている。
【0004】しかしながら、ある程度の期間にわたり印
刷装置を使用していると、プレートの表面をカバー、ラ
イニングあるいはコーティングする部材が記録用紙との
摩擦により磨耗して摩擦係数が低下したり、磨り減って
プレート自体が表れてしまうことがある。したがって、
長期間にわたり安定して紙送りできるようにするには、
十分な厚みのある素材によりプレートの少なくともピッ
クアップローラと対峙する部分をカバーし、摩耗しても
表面の性能が変化しないようにする必要がある。
【0005】大型のプリンタや、A4サイズ(210m
m×297mm)などのレギュラーサイズの記録用紙に
印刷するデスクトップサイズのプリンタでは、用紙カセ
ットあるいは用紙収納スペースに余裕がある。したがっ
て、ボトムプレートに十分に厚い素材を取り付けて摩擦
係数の改善を図ることは容易である。しかしながら、磨
耗が避けられないので、永続的にその性能を維持するこ
とは不可能である。さらに、携帯に適したような小型
で、厚みが数cmから数mm程度のプリンタにおいて
は、磨耗による磨り減るような部材を貼り付けておく余
分なスペースはない。そして、このような薄型のプリン
タでは収納できる記録用紙の枚数も限られているので、
最後の一枚まで確実に使用できることが要望される。
【0006】そこで、本発明においては、カットシート
をピックアップして使用するプリンタなどの印刷装置に
おいて、長期間にわたり、最後の一枚まで確実に使用す
ることができる技術を提供することを目的としている。
特に、上述したようなハンディーサイズで持ち歩きも容
易な薄型のプリンタであっても、最後の一枚まで確実に
使用することができる技術を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】携帯に適したコンパクト
で薄型のプリンタで使用される記録用紙のサイズは、A
6サイズ(105mm×148mm)以下の、たとえば
A7(74mm×105mm)あるいはA8(52mm
×74mm)サイズの小型の用紙である。したがって、
A4あるいはそれ以上のレギュラーサイズの記録用紙と
比較し、用紙束の形を整えたり、先端を揃えたりするこ
とが難しい。さらに、角などが少しでも折れ曲がると、
用紙をピックアップしたり、プリンタ内部で紙送りした
りする際の障害になる。また、用紙サイズが小さいの
で、それらを収納する用紙カセットあるいは用紙収納ス
ペースも小さく、それらの内部に複数の記録用紙を傾け
ずに揃えて入れることはそれほど容易な作業ではない。
そこで、本願の発明者らは、プリンタの収納スペースあ
るいは用紙カセットにセットする一回分の記録用紙をパ
ッケージングした状態で、記録用紙の束をばらさずにセ
ットすることを検討した。そして、そのパッケージの一
部を下敷きのように記録用紙の最後の一枚とプレートの
間にセットすることにより、最後の一枚が直にプレート
と接するのを防ぎ、さらに、その下敷きとなる部分に適
度な摩擦係数を持たせることにより記録用紙の最後の一
枚まで確実に分離して利用できるようにした。
【0008】すなわち、本発明のパッケージ材(パッケ
ージングマテリアル)は、複数の記録用紙を束ね、これ
ら記録用紙の少なくとも一方の先端を除いて保持する部
分と、この保持する部分により束ねられた記録用紙の一
方の先端の一方の外面の少なくとも一部を覆うように複
数の記録用紙を保持する部分とを有し、この伸びた部分
の記録用紙に接する内面の摩擦係数が該記録用紙の摩擦
係数にほぼ等しくなるようにしている。このパッケージ
材に記録用紙が保持された状態のパッケージされた用紙
(用紙パッケージ)では、一方の先端を除いて記録用紙
が保持されている。したがって、パッケージ材でプリン
タに一回で収納可能な量の記録用紙を保持すれば、保持
する部分で束ねた用紙を、保持されていない一方の先端
を給紙する側としてプリンタなどの印刷装置にセットで
きる。そして、保持する部分で記録用紙を束ねたまま、
ピックアップローラを記録用紙の先端に当てて一枚ずつ
ピックアップできる。したがって、記録用紙がレギュラ
ーサイズよりも小さい場合でも、取り扱いが容易とな
り、記録用紙を揃える手間を省ける。そして、ピックア
ップローラで紙送りする際などに、用紙の端が曲がった
り折れたりして紙詰まりの原因になるのを防止できる。
【0009】さらに、本発明のパッケージ材および用紙
パッケージは、この保持する部分により束ねられた記録
用紙の一方の先端の一方の外面の少なくとも一部を覆う
ように伸びた部分を備えている。したがって、このパッ
ケージ材で記録用紙を束ねたまま印刷装置にセットする
と、用紙収納部あるいは用紙カセットの底、さらには、
ピックアップローラに記録用紙を押し付けるボトムプレ
ートや押し上げプレートなどの部材と、記録用紙の最後
の一枚との間に、伸びた部分が下敷きのように存在す
る。このため、記録用紙の最後の一枚に対し摩擦力を発
生させる環境あるいは条件は、中間の記録用紙の環境あ
るいは条件と同じとなり、最後の一枚まで確実に使用す
ることができる。そして、パッケージ材は、記録用紙と
同時に交換されるので、磨耗による摩擦係数の変化、部
材のすり減りといった問題はない。
【0010】このように、下敷きとなるパッケージ材の
伸びた部分で最後の一枚を保持するのに適した摩擦係数
を維持できるので、印刷装置あるいは用紙カセットの側
に摩擦係数を保持するための部材を設ける必要がなくな
る。さらに、最も外側の記録用紙の外側の面が、パッケ
ージ材の伸びた部分によりカバーされるので、ボトムプ
レートが無くてもバネなどの弾性部材が直に記録用紙に
接触しない。したがって、バネなどの弾性部材だけで加
圧しても記録用紙を傷めることがなく、ボトムプレート
などの弾性部材をカバーする部材を省くことができる。
このため、本発明のパッケージ材を用いることにより、
携帯に適したさらに薄くコンパクトなプリンタを提供で
き、コストを削減することができる。その一方で、本発
明のパッケージ材を用いた用紙パッケージを使用するこ
とにより最後の一枚まで確実に使用できるので、薄くコ
ンパクトなプリンタに収納可能な限られた枚数の記録用
紙を有効に使用することができる。
【0011】ピックアップローラが上下に動く可動式の
場合は、最後の記録用紙の厚み方向の位置は変わらな
い。このため、下敷きとなる、伸びた部分を動かす必要
はない。しかしながら、ピックアップローラが固定式の
場合は、最後の記録用紙の位置を変えて記録用紙をピッ
クアップローラに押し付ける必要がある。このため、下
敷きとなる、伸びた部分が厚み方向に動くようにして、
板バネなどによる圧力が容易に記録用紙に伝達されるよ
うにすることが望ましい。すなわち、伸びた部分は保持
する部分に対し、この保持する部分で束ねられた記録用
紙の厚み方向の位置が変わるように接続しておくことが
望ましい。たとえば、伸びた部分は折り目または厚みが
薄い部分を介して保持する部分と接続することにより、
伸びた部分が保持する部分に対し折れ曲がりやすいよう
にしておくことができる。
【0012】さらに、伸びた部分の側辺の少なくとも一
部に沿って、伸びた部分が保持する部分と分離して動く
ように切れ目を設けておくことにより、伸びた部分が折
れ曲がるときの旋回半径を大きくし、伸びた部分が記録
用紙の厚み方向に動いたときにピックアップローラに対
する位置が大きく変化しないようにできる。
【0013】また、伸びた部分の内面の摩擦係数を記録
用紙の摩擦係数と同等にするには、少なくとも伸びた部
分を紙製にすることが最も容易である。伸びた部分ある
いはパッケージ材全体をプラスチックなどで構成し、そ
の内面の摩擦係数を調整することも可能である。また、
伸びた部分に限らず、パッケージ材をすべて紙製にする
ことも可能であり、再生紙を用いることも可能である。
紙製のパッケージ材であれば、記録用紙を使用した後の
廃棄を考慮すると環境にやさしく、廃棄処理のし易いパ
ッケージ材を提供できる。また、リサイクルが可能なよ
うに記録用紙を使用した後は、折り畳んで記録用紙の供
給元に容易に返送できるような形状にすることも可能で
ある。
【0014】さらに、記録用紙を保管中や輸送中にわた
り、印刷装置にセットされる直前まで保護するために、
保持する部分および伸びた部分に加えて、保持する部分
で束ねられた記録用紙の給紙側となる、一方の先端をカ
バーする部分を設けることが望ましい。カバーする部分
によりピックアップされる記録用紙の先端部分を印刷装
置の収納部あるいは用紙カセットにセットする直前まで
保持することが可能となり、紙詰まりなどのトラブルを
未然に防止できる。
【0015】このカバーする部分は、保持する部分ある
いは伸びた部分とは別の部材で構成するようにしても良
い。また、保持する部分あるいは伸びた部分と繋がった
状態にして、カバーする部分が、パッケージ材の伸びた
部分、さらには保持する部分から分離できるようにして
もよい。カバーする部分を容易に分離するためには、そ
の境界をミシン目にすること望ましく、さらに、帯状の
部分を形成する2筋のミシン目をカバーする部分の境界
に設けておくことでさらに分離が容易となる。
【0016】さらに、本発明のパッケージ材は、保持す
る部分、伸びた部分およびカバーする部分で束ねられた
記録用紙のほぼ全体をカバーできるので、用紙全体を輸
送中および保管中の損傷やゴミ、さらには熱などから保
護できる。また、用紙がピックアップされる際の摩擦力
による静電気を逃がし、ごみなどが付着したり、印刷機
構においてインクやトナーなどの付着性能に影響を与え
ないように、保持する部分および伸びた部分を導電性の
部材で構成することが望ましい。導電性の部材は、紙で
あれば炭素などの導電性の組成を混ぜることにより実現
することができる。
【0017】本発明の用紙パッケージにおいては、保持
する部分から伸びた部分が舌のように飛び出しており、
その伸びた部分がピックアップローラと反対側になるよ
うにセットする。このため、表裏の表示を設けなくて
も、用紙パッケージを印刷装置にセットする方向は分か
りやすい。したがって、感熱紙などの表裏のある記録用
紙では、表裏を間違えることなくセットできる。さら
に、保持する部分または伸びた部分の外面を、記録用紙
を印刷装置にセットする向きを示唆する表示する領域と
して利用したり、記録用紙の仕様、使用条件、製造メー
カまた適用できるプリンタなどの印刷装置の情報を含む
記載を表示する領域として利用することができる。記録
用紙が消費された後でもパッケージ材は残るので、用紙
の仕様を何時でも確認できる。また、同じパッケージ材
にカバーされた用紙パッケージを購入させることがで
き、宣伝効果も得られる。
【0018】携帯型のコンパクトなプリンタなどに収納
する用紙パッケージでは、プリンタの用紙収納スペース
は小さくて薄い。したがって、収納される用紙の枚数が
数10枚で、パッケージの厚みが数mmあるいはそれ以
下のものも有用である。A7あるいはA8程度の小さく
取り扱い難い用紙をパッケージングすることによりセッ
トが容易になるが、箱型のパッケージ材で縦横のサイズ
が数cm程度で厚みが数mm程度あるいはそれ以下のパ
ッケージ材を、紙などを貼り合わせて製造するのでは、
十分なサイズの糊代あるいは接着するための面積を確保
するのが容易ではない場合がある。そこで、本発明のパ
ッケージ材の保持する部分を、該パッケージ材に収納さ
れる記録用紙の上面をカバーする第1の部分と、それら
の記録用紙の下面をカバーする第2の部分に分け、これ
ら第1および第2の部分の縁の少なくとも一部を外側に
広げて貼り合わせることにより、十分な面積の糊代を確
保することができる。さらに、この外側に広げられた縁
を用紙パッケージをセットする方向を示すマークとして
利用することができ、また、プリンタの紙収納部を、パ
ッケージ材の外側に広げられた縁が所定の方向となるよ
うにセットしないと収納できない構造とすることも可能
である。
【0019】さらに、伸びた部分が保持する部分と分離
して動くように切れ目が設けられている場合は、保持す
る部分で束ねられた記録用紙の先端から少なくとも切れ
目までをカバーする部分を設け、保管や輸送中に切れ目
からゴミなどが侵入するのを防ぐことが望ましい。そし
て、このカバーする部分を保持する部分から分離すると
伸びた部分が現れるようにすれば良い。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態についてさらに説明する。図1ないし図3に、
本発明のパッケージ材の一例を示してある。このパッケ
ージ材1は印刷用紙、本例では感熱紙を内部に束ねて、
そのままプリンタの用紙収納部あるいはプリンタの用紙
カセットにセットできるようになっている。本例のパッ
ケージ材1は、全体が紙製で縦55mm、横77mmお
よび厚さ5mm程度の薄い直方体状の紙カセットであ
り、内部にA8サイズの印刷用紙をほぼ50枚程度収納
できる空間を確保できる。
【0021】このパッケージ材1は、図3に示すよう
に、帯状の部材3を取り外すと、内部に収納される用紙
の給紙側13となる一方の先端をカバーするキャップ状
の部分2を本体5から分離できる。そして、用紙は、給
紙側13の先端を除いて筒状の本体5により束ねられた
状態で保持される。さらに、本体5の裏面側12から給
紙側13の先端に向かって舌状に部分4が伸びており、
帯状の部材3を取り外すと、キャップ状のカバーする部
分2は舌状に伸びた部分4からも分離され、用紙の先端
をカバーする部分2がパッケージ本体5から完全に取り
除かれる。したがって、本例のパッケージ材1では、一
方が開いた箱状あるいは筒状の本体5が用紙を束にして
保持する部分であり、キャップ状の部分2が用紙の給紙
側の先端近傍をカバーする部分となる。さらに、本体5
から舌状に伸びた部分4が、本体5により束ねられた記
録用紙の給紙側13の先端の一方の外面の少なくとも一
部を覆い、用紙をパッケージ材11に入れてプリンタに
セットしたときに、用紙の給紙側の先端近傍の下敷きと
なる部分である。そして、図2に示すように、これらの
境界となる帯状の部材3は、キャップ状の部分2を本体
5および伸びた部分4から取り除き易いように、これら
と接する境界に沿って予めミシン目6が2筋入ってお
り、本体5から若干飛び出した端3aを持って引っ張る
だけで簡単に分離できる。
【0022】図4に、本例のパッケージ材1に印刷用紙
20を収納し、キャップ状の先端をカバーする部分2を
取り外した状態を示してある。本例のパッケージ材1
は、キャップ状の部分2を本体5に取付けた状態で、印
刷用紙20の束の全体をカバーできるようになってい
る。したがって、キャップ状のカバーする部分2を本体
5から取り除く前のパッケージングされた用紙(用紙パ
ッケージ)21の姿は、キャップ状の部分を取り外す前
のパッケージ材1の状態を示す図1および図2と同様で
ある。また、パッケージ材1の寸法は、プリンタの用紙
収納スペースあるいは用紙カセットに収まるサイズに設
計されている。したがって、収納スペースあるいはカセ
ットに一回でセットできるだけの枚数のA8サイズの用
紙をパッケージ材1の本体5に保持したままの状態で、
記録用紙20をプリンタに設定することが可能である。
【0023】本例のパッケージ材1においては、パッケ
ージ材1の本体5は、用紙20を保持した状態でプリン
タにセットするときに、プリンタのピックアップローラ
が接触する用紙の先端部分20aを除いてカバーしてい
る。したがって、プリンタあるいは用紙カセットに用紙
パッケージ21をセットするときに、カバーする部分2
を取り外すと、記録用紙20の給紙側13の先端部分2
0aが表れる。このため、パッケージ材1の本体5で印
刷用紙20を束ねたままの状態で、印刷用紙20の先端
部分20aにピックアップローラを接触させることがで
きる。一方、束ねられた印刷用紙20の外面のうち、ピ
ックアップローラが接触する側(以下では表側)20b
に対し、その反対側の裏側においては、本体5から給紙
側13に伸びた部分4が、束ねられた印刷用紙20の最
も下側の用紙20cを裏側からサポートする下敷きとな
る。
【0024】パッケージ材1の表面(正面あるいは上
面)11には、図1あるいは図4などに示すように、プ
リンタあるいは用紙カセットに差し込む向きおよび方向
(給紙する方向、給紙方向)13を示すための表示とし
て矢印15が付記されている。さらに、このパッケージ
材1に収納して印刷用紙を提供するメーカ名16と、印
刷用紙を使用する際の使用条件、注意点、留意点、使用
可能なプリンタ名、さらにはメーカの連絡先などの諸仕
様17を示す記載が付記されている。
【0025】本例の用紙パッケージ21は、本体5に用
紙20が保持された状態でプリンタの用紙収納スペース
あるいは用紙カセットにセットされる。そして、ピック
アップローラと反対側にセットされる、伸びた部分4を
備えているので、セットする向きはパッケージ材1によ
り明白であり間違えを起こすことは少ない。さらに、本
例のように、セットする方向を示す表示15を本体5に
設けておくことにより、伸びた部分4をセットする方向
を知らなくても、その表示15にしたがって作業するだ
けで、確実に正しく印刷用紙をセットできる。特に、感
熱紙や感光紙、あるいは、インクジェット方式で印刷す
るのに適した面(印刷面)を備えた印刷用紙において
は、用紙をセットする向きを間違えると、印刷ができな
かったり、印刷の品質が著しく劣化するが、本例のパッ
ケージ材1であれば印刷用紙の表面を確認する必要もな
い。また、余った印刷用紙をカセットから除いて再度セ
ットするときも印刷用紙20はパッケージ材1に入って
いるので、表示にしたがって間違いなくセットできる。
【0026】さらに、本体5に諸仕様17を付記してお
くことにより、印刷用紙20を使用する直前あるいは使
用中でも印刷用紙のセットあるいはその他の使用方法に
疑問があれば、いつでも確認することができる。
【0027】また、本例のパッケージ材1は、収納して
いる印刷用紙20が使い尽くされた後もプリンタあるい
は用紙カセットの内部に残る。このため、パッケージ材
1に記載されたメーカ名16や仕様17にしたがって次
の印刷用紙を購入させることができ、印刷用紙を間違え
ることがなくなる。また、メーカ名などをパッケージ材
1に記載することにより、ユーザに同一のメーカの品物
を購入させる広告効果を得ることができる。すなわち、
印刷用紙そのものにメーカ独自の特徴が直ぐ分かるよう
なマークなどを付すことは難しく、印刷用紙の性能が異
なっていてもその外観から直ぐには分からない。これに
対し、パッケージ材1は、印刷用紙20を束ねているだ
けであり、印刷されることはないので、独自のデザイン
あるいは色のマークなどを付加あるいは表示することが
可能である。したがって、記録用紙20に影響を与えな
いで販売あるいは製造メーカの特徴を出すことができ
る。もちろん、メーカの広告以外の表示を行うことも可
能であり、印刷用紙あるいはプリンタメーカ以外のメー
カの広告や、イベントの記念品としての表示などを付記
することも可能である。
【0028】図5に、本例の用紙パッケージ21をプリ
ンタ30の用紙収納スペース37にセットした状態を示
してある。このプリンタ30は、サーマルヘッド31
と、プラテンローラ32を備えたサーマルプリンタであ
り、記録用紙20として感熱紙が用いられる。したがっ
て、用紙パッケージ21には感熱紙20が収納されてお
り、キャップ状のカバーする部分2が取り外されると、
感熱紙20の一方の先端の部分20aが表れ、本体5か
ら伸びた部分4が感熱紙20の束の下に残る。この状態
で、伸びた部分4を下にして用紙パッケージ21をプリ
ンタ30の収納部37にセットすると、感熱紙20の先
端20aの部分にピックアップローラ33が接し、ピッ
クアップローラ33が給紙方向に回転すると、感熱紙2
0に給紙方向の力が働き、給紙方向、すなわち、サーマ
ルヘッド31の方向に駆動される。そして、感熱紙20
の先端が分離壁34に当たるので、最も上のピックアッ
プローラ33に接した用紙20だけが分離されてサーマ
ルヘッド31の方向に給紙される。さらに、本例の用紙
パッケージ21では、パッケージ材1の中に、感熱材が
塗布された感熱紙20の表面20bが上方11を向いて
収納されており、表面20bがサーマルヘッド31と向
かい合うので、サーマルヘッド31で印刷された用紙2
0が出力される。
【0029】ピックアップローラ33と用紙20との接
触圧力を確保するために、プリンタ30は、ボトムプレ
ート36と、これをピックアップローラ33の方向に押
し上げられるばね35を備えている。図6に示すよう
に、印刷用紙20が消費されて用紙20の束の厚みが減
少すると、ボトムプレート36が上方に動いてほぼ一定
の圧力でピックアップローラ33に用紙20が押し付け
られる。さらに、本例の用紙パッケージ21では、最終
の用紙20cとボトムプレート36の間に、本体5から
舌状に伸びた部分4が下敷きのように挿入されている。
したがって、最終の用紙20cにもその他の用紙と同様
の摩擦力が作用し、最後の数枚が同時にピックアップさ
れて給紙されてしまうことがない。
【0030】図7に、用紙20をピックアップするため
の概略条件を示している。ボトムプレート36がばね3
5により力Fで押し上げられている状態では、ピックア
ップローラ33とそれに接触している用紙20dとの間
に摩擦係数をμとしてμFの摩擦力が働き紙送りされ
る。一方、用紙20dの下の用紙20cは、分離壁34
に当たって動かず、用紙20dとその下の用紙20cと
の間には、用紙同士の摩擦係数をμiとするとμiFの
力が働く。この摩擦力μiFは、用紙20dにとっては
給紙方向に対する抵抗力となり、用紙20cにとっては
給紙方向への駆動力となる。さらに、用紙20cが最終
の用紙であると、下敷きとなっているパッケージの伸び
た部分4との摩擦係数をμxとするとμxFの力が働
き、これが抵抗力となる。
【0031】用紙20cが最終の用紙でなければ、用紙
20cに働く摩擦力の摩擦係数μiとμxは同じである
ので、駆動力と抵抗力がバランスし、用紙20dだけが
ピックアップローラ33によって駆動されて給紙方向に
動く。しかしながら、摩擦係数μiとμxが異なり、用
紙20cの摩擦力による抵抗力が小さくなると、駆動力
との差が分離壁34との抵抗を上回る条件が成立する可
能性がある。その場合、用紙20cが上の用紙20dと
共に駆動されてしまい、複数の記録用紙20が同時にピ
ックアップされてサーマルヘッド31に向けて給紙され
てしまう。このため、用紙が無駄に費やされることに加
えて、サーマルヘッド31とプラテンローラ32との間
に複数の用紙が入り込もうとするので、紙詰まり(紙ジ
ャム)の原因になる。また、サーマルヘッド31とプラ
テンローラ32とのギャップが狂うことにより、印刷品
質が劣化し、その後の紙送り性能が劣化するなどのトラ
ブルの要因となる。逆に、ボトムプレート36との摩擦
係数が高すぎると、ピックアップローラ33の駆動力が
不足することになり、最終の用紙をピックアップするこ
とができない。
【0032】本例の用紙パッケージ21を採用すると、
パッケージ材1の伸びた部分4が最終の用紙20cとボ
トムプレート36との間に介在し下敷きとなっている。
そして、この伸びた部分4は他のパッケージ材1と同様
に紙製なので印刷用紙20cとの間の摩擦係数μxは、
他の印刷用紙の抵抗力となる紙同士の摩擦係数μiとほ
とんど変わらない。したがって、最終の印刷用紙20c
がピックアップされる条件は他の印刷用紙20を変わり
なく、最終の印刷用紙20cが上部の印刷用紙と共にピ
ックアップされて給紙されてしまうのを確実に防止でき
る。このため、最後の用紙まで確実に一枚ずつ給紙でき
る。
【0033】したがって、本例のパッケージ材1を採用
した用紙パッケージ20を使用すると、最終の用紙とボ
トムプレートの間に伸びた部分4が入り、最後の用紙の
下敷きとなるので、ボトムプレートの摩擦係数を紙の摩
擦係数と合わせるためのライニング材を設ける必要がな
くなる。さらに、用紙パッケージ20を交換するごとに
常にパッケージ材1がリフレッシュされるので、伸びた
部分4の摩擦係数は他の用紙と同じ状態となり、印刷用
紙20を一枚ずつピックアップするのに適した条件を維
持できる。このため、プリンタ30の側ではボトムプレ
ートのライニング材が不要となるので、さらに薄くコン
パクトになり、製造コストを低減することができる。そ
して、印刷用紙20の最後の一枚までを一枚ずつ確実に
ピックアップして使用できるので用紙が無駄にならず、
また、紙ジャムや印刷品質の劣化が起きることも未然に
防止できる。特に、携帯に適した薄くコンパクトなプリ
ンタにおいては、収納可能な印刷用紙の枚数が限られて
いるので、最後の一枚まで確実に利用できることは大き
なメリットである。
【0034】さらに、コンパクトで薄いプリンタに用紙
をセットする場合は、用紙もコンパクトであるので、複
数枚を揃えること自体が難しく、さらに、それらを狭く
薄いプリンタの用紙収納部に入れることも難しい。本例
の用紙パッケージ21であれば、用紙20が予めパッケ
ージングされており、それをばらさずに、束ねられた状
態のまま狭く薄いプリンタの収納部37にセットできる
ので、用紙のハンドリングが容易となる。したがって、
本例のパッケージ材でパッケージングされた印刷用紙、
すなわち用紙パッケージ21は、はがきサイズあるいは
名刺サイズなどのコンパクトで携帯に適したプリンタを
提供する上で重要なものである。
【0035】さらに、本例の用紙パッケージ21を用い
ると、プリンタの内部で給紙されている間、用紙20は
パッケージ材1で保持され、パッケージ材1と接触する
状態となる。したがって、パッケージ材1に導電性を持
たせることにより、ピックアップするときの摩擦力など
により発生する静電気を用紙20から外部に逃がすこと
ができる。印刷用紙20が帯電した状態であると、ごみ
が付着したり、予定外の領域にインクが付着したり、イ
ンクが付着しにくくなったりなどのトラブルの要因とな
る。これに対し、パッケージ材1を構成する紙材にカー
ボンなどの導電性の素材を混入することによりパッケー
ジ材1に導電性を持たせると、パッケージ材1に保持さ
れている用紙20を直接あるいは間接的に接地すること
ができ、静電気の影響を取り除くことができる。
【0036】また、本例のパッケージ21においてはキ
ャップ状の部分2を取り除くまではパッケージ材1で用
紙20の全体がカバーされている。したがって、保管や
流通過程において用紙20の角が折れたり、傷ついたり
するのを未然に防止することができる。特に小サイズの
印刷用紙では、プリンタ内の紙経路などに余裕があまり
なく、印刷用紙の変形が紙ジャムや印刷品質の劣化に繋
がることが多い。本例の用紙パッケージ21は、そのよ
うなトラブルも未然に防ぐことができる。
【0037】図8に、上記と異なる用紙パッケージ41
を表面11から見た様子を示してある。また、図9に、
その用紙パッケージ41を裏面12から見た様子を示し
てある。本例の用紙パッケージ41もほぼ直方体状に組
み立てられた紙製のパッケージ材50を用いて構成され
ており、厚さは2.5mm程度とさらに薄くなってい
る。このような薄いパッケージ材50であっても、内部
に25枚程度の印刷用紙を収納することが可能である。
したがって、持ち運びできるコンパクトなプリンタにセ
ットする用紙枚数としては十分な枚数をパッケージング
できる。
【0038】図10に展開図を用いて示してあるよう
に、本例のパッケージ材50は表面(正面あるいは上
面)11を構成し、折り目59に沿って折って組み立て
られると印刷用紙を収納する厚みが確保できるように凸
型になる第1の部材51と、裏面12を構成する平板状
の第2の部材52と、この第2の部材52と糊付けされ
て紙カセット状のパッケージ材50を形成する第3の部
材53とを備えている。第1の部材51の長手方向の両
端の縁51aと、第3の部材53の長手方向の両端の縁
53aは、組み立てられたときに直方体状の収納部54
の外側に延びて貼り合わされる糊代となっている。した
がって、本例のように厚さが2.5mm程度しかないパ
ッケージ材50であっても、十分な重ね代を確保でき、
作業効率を向上できる。
【0039】本例のパッケージ材50の第1の部材51
で構成される上面11にも、プリンタあるいは用紙カセ
ットに差し込む向きおよび方向(給紙する方向、給紙方
向)を示す矢印15と、メーカ名16あるいは商品名な
どが付されている。また、収納される記録用紙の一方の
端である給紙側13をカバーする部分には、2筋のミシ
ン目6によって取外し可能な帯状の部分3がキャップ状
のカバーの部分2の境界に沿って設けられており、端3
aを持って引っ張るだけで、組み立てられたときにキャ
ップ状となるカバーの部分2を分離できる。
【0040】さらに、図9および図10に示すように、
裏面12は第2の部材52と第3の部材53が張り合わ
された2重構造になっており、内側を構成する第2の部
材52には、組み立てられたときに記録用紙を保持する
部分となる本体5を構成する部分55aから給紙側13
に舌状に伸びた部分4が設けられている。さらに、伸び
た部分4が接続された部分の側方には予め切れ目57が
入っており、これらの切れ目57により長く伸びた部分
4が形成されるようになっている。また、伸びた部分4
と本体となる部分55aとの接続個所は折れ目58とな
っている。
【0041】外側を構成する第3の部材53の給紙側3
は、組み立てられたときに第1の部材51の給紙側13
の部分と共にキャップ状のカバーとなる部分2である。
また、このカバーの部分2と、第2の部材52と糊付け
され、本体5を構成する部分55bとの境界は2筋のミ
シン目6により取外し可能な帯状の部分3となってい
る。第3の部材53の帯状の部分3から給紙側13の部
分は、第2の部材52と重ねられたときに、折れ目58
から伸びた部分4を覆うようになっている。したがっ
て、図11に示すように、本例のパッケージ材50で
は、帯状の部分3の端3aを持ってキャップ状のカバー
する部分を分離すると、パッケージ材50に収納されて
いる用紙20の表面20bが表れ、裏側では本体5から
伸びた部分4が現れる。そして、伸びた部分4が本体5
に束ねられた用紙20の最も外側の用紙20cの外側を
カバーし、プリンタの収納部にセットすると伸びた部分
4が下敷きとなる。
【0042】さらに、舌状に伸びたの部分4の先端はフ
リーであり、その側辺も予め設けられた切れ目57によ
って本体5から分離されており、さらに、伸びた部分4
と本体5とは折れ目58により繋がっている。このた
め、伸びた部分4は折れ目58を中心に本体5に対して
自由に旋回できる。したがって、伸びた部分4はプリン
タの板バネなどに押されると束ねられた用紙20の厚み
方向に変形あるいは移動し、収納された記録用紙20の
先端20aをピックアップローラに加圧できる。
【0043】図12に、本例の用紙パッケージ41をプ
リンタ60の用紙収納スペース37にセットする様子を
示してある。また、図13に、用紙パッケージ41がプ
リンタ60にセットされた様子を示してある。本例のプ
リンタ60も上記と同様にサーマルヘッド31と、プラ
テンローラ32を備えたサーマルプリンタであり、記録
用紙20として感熱紙が用いられる。本例のプリンタ6
0は、さらに、ハウジング61の図面上の下側に配置さ
れたピックアップローラ33で給紙し、図面上の右側の
プラテンローラ32に沿って紙送り方向が反転され、サ
ーマルヘッド31により印刷され、さらに、印刷された
用紙20がハウジング61の上部のストッカー62に出
力される。このため、プリンタ60には、ピックアップ
された用紙を下側にガイドし印刷済みの用紙を上側にガ
イドする紙ガイド67と、プラテンローラ32に沿って
用紙をガイドする紙ガイド68と、ハウジング61の外
に排紙された用紙20をストッカー62の方向にガイド
する排紙ガイド69とを備えている。
【0044】用紙パッケージ41をセットするときは、
図12に示すように、まず、排紙ガイド69をオープン
し、次に、ハウジング61の上面のストッカー62とな
っているカバー63をオープンする。これにより、用紙
収納スペース37が表れるので、用紙パッケージ41を
装着し、カバー63を閉じる。これだけの操作で用紙を
セットできる。用紙パッケージ41をセットする際、本
例のプリンタ60ではピックアップローラ33がハウジ
ング61の下側に設けられているので、用紙パッケージ
41に収納された用紙が表れた面(表面)11を下側に
なるようにセットする。さらに、プリンタ60では紙送
り方向を180度曲げた後にサーマルヘッド31で印刷
し、印刷された面が上を向いて出力される。このため、
用紙パッケージ41には、印刷用紙20の印刷面20b
が表面11を向いて収納されており、上記のようにプリ
ンタ60に用紙パッケージ40をセットするだけでユー
ザが用紙の表裏を確認しなくても確実に正しく用紙をセ
ットできる。
【0045】本例の用紙パッケージ41では、その表側
11と裏側12との識別は極めて容易である。まず、表
側11には印刷表示15あるいは16などがある。そし
て、ピックアップローラ33と反対側にセットされる裏
面12には舌状に伸びた部分4がある。さらに、本例の
用紙パッケージ41では、糊付けされた部分51aおよ
び53aがフランジ状に表側11あるいは裏側12のい
ずれか一方から張り出している。したがって、張り出し
た部分51aおよび53aによっても表側11あるいは
裏側12の区別が明確になる。また、用紙パッケージ4
1をプリンタにセットするときに、正規な方向でセット
しないとフランジ状に張り出した部分51aおよび53
aがハウジング61に引っ掛かって収納できない。プリ
ンタ側の構造によって用紙パッケージ41が誤った方向
でセットされるのを未然に防止する方法としては、蓋6
3が張り出した部分51aおよび53aに干渉して閉じ
難い構造にすることも可能である。
【0046】本例のプリンタ60では、図13に示すよ
うに、用紙パッケージ41を収納部37にセットし、カ
バー63を閉じると、カバー63の裏側の先端に設けら
れている板バネ64がパッケージ材41の伸びた部分4
に当り、用紙パッケージ41に収納された用紙20の給
紙側の部分21aをピックアップローラ33に加圧す
る。さらに、図14に示すように、用紙20が消費され
てパッケージ50に収納されている用紙束の厚みが減る
と、伸びた部分4は本体5に対し折り目58で曲がるよ
うになっているので板バネ64の伸びにしたがって旋回
する。したがって、用紙20の枚数が減っても、伸びた
部分4が下敷きとなって板バネ64と最後の用紙との間
に入り、用紙20の最後の一枚までピックアップローラ
33に加圧することができる。そして、上記の実施例に
おいて詳しく説明しているように、紙製の伸びた部分4
を介して加圧しているので、最後の数枚をピックアップ
するとき摩擦係数などの環境を同一に保つことができ、
ミスフィードを無くすことができる。
【0047】本体5から伸びた部分4の長さが短すぎる
と、用紙20の枚数が減って伸びた部分4が旋回したと
きに旋回半径が小さくなり伸びた部分4の先端が板バネ
64で加圧する位置から外れてしまう可能性がある。そ
こで、本例のパッケージ材50を採用した用紙パッケー
ジ41においては、伸びた部分4の両側に切れ込み57
を設けて、キャップ2を切り離すと、十分な長さの伸び
た部分4が表れるようにしている。したがって、板バネ
64が常に伸びた部分4を介して用紙20を加圧し、伸
びた部分4がボトムプレートの代わりとなって用紙20
に対し適当に分散された圧力が加えられる。板バネに限
らず、適当な弾性力を備えた部材あるいは構造であれ
ば、本体5から伸びた部分4を介して用紙20をピック
アップローラ33に加圧することができる。そして、最
後の数枚の紙送りもミスなくできることは上述した通り
である。
【0048】また、以上では、感熱紙をパッケージング
した例で本発明を説明しているが、印刷用紙の種類に限
定されず、また、適用可能なプリンタもサーマルに限ら
ない。インクジェット、レーザなどどのタイプであって
も本発明を適用できる。また、感熱紙のように印刷する
面が決まっている用紙、あるいは表裏によって印刷品質
などが大きく異なる印刷用紙に対しては、本発明を適用
することにより、ユーザが用紙をセットする向きを悩ま
なくて良くなるので非常に有効である。
【0049】さらに、上記に示したプリンタでは、ボト
ムプレートが上下してピックアップする際の圧力を確保
しているが、ボトムプレートが動かず、ピックアップロ
ーラ側が上下に動いて加圧するタイプのプリンタあるい
は紙送り機構であっても本発明のパッケージ材および用
紙パッケージは有効である。ピックアップローラが可動
式の場合は、上記のように本体から伸びた部分4を可動
にする必要はなく、折り目も不要である。
【0050】また、パッケージ材の形状は、本例に限定
されるものではない。プリンタあるいは用紙カセットに
収納するときに印刷用紙の束ねた状態で保持できるよう
な本体と、そこから給紙方向に延びて下敷きとなる部分
を備えたパッケージ材であれば、最後の一枚まで確実に
使用することができる用紙パッケージを製造して提供で
きる。したがって、パッケージ材の保持する部分である
本体は、本例のように箱状のものの代わりに、用紙束の
中央付近だけを保持するような帯状のものであっても良
い。しかしながら、本例のように、保管あるいは流通す
るときには印刷用紙の束の全体を覆えるようなパッケー
ジであれば、用紙の角などの損傷を防止できる。また、
キャップ状のカバーとなる部分を分離して印刷用紙の先
端をオープンできるようにしているが、カバーとなる部
分を給紙する際に障害とならないような形態で除くこと
ができれば、必ずしも分離して取り除く必要はない。た
とえば、用紙の先端をカバーする部分をセロファンなど
の非常に薄い素材で形成すれば、単に開くだけで分離し
なくても給紙の障害にならないようにすることができ
る。
【0051】また、上記の例では、帯状の部分3を両側
にミシン目6を設けて分離しやすくしているが、帯状の
部分を設けずにミシン目だけで分離できるようにしても
よく、また、セロファンなどの薄いテープでキャップ状
の部分を取付けてテープをはがすことにより分離できる
ようにするなど、パッケージの一部を分離する適当な手
段を採用できる。さらに、先端をカバーする部分を部分
的に本体に接続しておき、その接続された部分にだけミ
シン目を設けて分離できるようにしておくことも可能で
ある。
【0052】また、本体から伸びた部分4はパッケージ
をプリンタあるいはその他の印刷装置にセットしたとき
に、パッケージされた用紙の下に位置する必要はない。
印刷用紙とボトムプレートあるいは収納部の床となる部
分との間に挿入された位置にセットされれば良く、図1
1などに示したように、プリンタの構成によっては記録
用紙の上部に位置することもある。また、上記では本体
5から伸びた部分4の接続個所に折り目を設けて伸びた
部分4が動くようにしているが、接続する部分を薄くし
たり、凹みを設けることにより折れ曲がりやすくしても
良い。さらに、伸びた部分4と本体5との接続個所を蛇
腹状にしたり、スライドするような構造にして用紙束の
厚み方向に伸び縮みするようにしても良い。
【0053】また、上記では、全体が紙製のパッケージ
材に基づき本発明を説明しているが、摩擦係数を紙と同
程度にすることが望ましい舌状に伸びた部分を除いて、
他の部分をプラスチック、ビニールやセロファンなどの
異なる部材で構成することも可能である。さらに、伸び
た部分も、プラスチックの表面を加工して、紙と同程度
の摩擦係数が確保できるようにすれば紙以外の素材であ
っても良い。そして、本発明のパッケージングマテリア
ルは使い捨てにすることが可能なので、表面を加工した
際も、一度だけ適当な摩擦係数が保持できるものであれ
ばよい。もちろん、使い捨てでなく、ユーザあるいはメ
ーカで印刷用紙を再充填してリサイクルしても良い。し
かしながら、下敷きとなる、伸びた部分の表面性能が劣
化する可能性があるので、使い捨てが最も望ましい例と
なる。そして、紙製のパッケージ材であれば、廃棄が容
易であり、環境にやさしい。また、再生紙を利用するこ
とが可能であり、その面でリサイクルすることも可能で
ある。
【0054】さらに、本例では、A8サイズの印刷用紙
をパッケージングする例を示しているが、サイズはA8
サイズに限定されないことはもちろんである。A4(2
10mm×297mm)あるいはA3(297mm×4
20mm)などの大型の印刷用紙に本発明を適用するこ
とも可能である。しかしながら、上述したように、A6
あるいはそれ以下の小サイズで、携帯などに適したコン
パクトなプリンタに適用される用紙をパッケージングす
るのに本発明は適している。
【0055】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のパッケ
ージ材は、用紙を束にして保持する部分と、プリンタに
セットしたときに用紙束とボトムプレートとの間に入る
保持する部分から伸びた部分とを備えている。したがっ
て、記録用紙を本発明のパッケージ材を用いてパッケー
ジングした用紙においては、最後の一枚まで確実にピッ
クアップして印刷することが可能となり、収納できる枚
数の限定されたコンパクトなプリンタにおいても、印刷
用紙を有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパッケージ材を上面
の側から見た様子を示す図である。
【図2】図1に示すパッケージ材を裏面の側から見た様
子を示す図である。
【図3】図1に示すパッケージ材のキャップ状の部分を
分離した様子を示す図である。
【図4】図1に示すパッケージ材に印刷用紙を収納し、
キャップ状の部分を取り除いた様子を示す図である。
【図5】図4に示す用紙パッケージをプリンタにセット
した状態を一部断面を用いて示す図である。
【図6】用紙パッケージ内の印刷用紙が少なくなった状
態を一部断面を用いて示す図である。
【図7】本例のパッケージ材を用いたときに、最後の数
枚をピックアップする環境を模式的に示す図である。
【図8】本発明の異なるパッケージ材を表面の側から見
た斜視図である。
【図9】図8に示すパッケージ材を裏面の側から見た斜
視図である。
【図10】図8に示すパッケージング材の展開図であ
る。
【図11】図8に示すパッケージ材に印刷用紙を収納
し、キャップの部分を取り除いた状態を裏面の側から見
た斜視図である。
【図12】プリンタに用紙パッケージをセットする状態
を一部断面を用いて示す図である。
【図13】プリンタに用紙パッケージが収納された状態
を一部断面を用いて示す図である。
【図14】用紙パッケージの用紙の束が消費されて少な
くなった状態を一部断面を用いて示す図である。
【符号の説明】
1、50 パッケージ材 2 キャプ状の部分 3 分離用の帯状の部分 4 本体から伸びた部分 5 パッケージ材の保持する部分となる本体 6 ミシン目 11 パッケージ材の表面(上面) 12 パッケージ材の裏面(下面) 13 給紙側 20 印刷用紙 20a 印刷用紙の給紙する側、20b 印刷面、20
c 用紙の最後の一枚 21、41 用紙パッケージ 30、60 プリンタ、31 サーマルヘッド、3
2 プラテンローラ 33 ピックアップローラ 35 ばね 36 ボトムプレート 37 用紙収納スペース

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録用紙を束ね、これら記録用紙
    の少なくとも一方の先端を除いて保持する部分と、 この保持する部分により束ねられた記録用紙の前記一方
    の先端の一方の外面の少なくとも一部を覆うように前記
    保持する部分から伸びた部分とを有し、この伸びた部分
    の前記記録用紙に接する内面の摩擦係数が該記録用紙の
    摩擦係数にほぼ等しいパッケージ材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、少なくとも前記伸び
    た部分が紙製であるパッケージ材。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記伸びた部分は前
    記保持する部分に対し、前記保持する部分で束ねられた
    記録用紙の厚み方向の位置が変わるように接続されてい
    るパッケージ材。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記伸びた部分は折
    り目または厚みが薄い部分を介して前記保持する部分と
    接続されているパッケージ材。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記伸びた部分の側
    辺の少なくとも一部に沿って、前記伸びた部分が前記保
    持する部分と分離して動くように切れ目が設けられてい
    るパッケージ材。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記保持する部分で
    束ねられた記録用紙の前記一方の先端をカバーする部分
    を有し、このカバーする部分は前記伸びた部分から分離
    できるようになっているパッケージ材。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記カバーする部分
    は、前記保持する部分から分離できるようになっている
    パッケージ材。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記カバーする部分
    の境界がミシン目となっているパッケージ材。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記カバーする部分
    の境界の少なくとも一部が、帯状の部分を形成する2筋
    のミシン目となっているパッケージ材。
  10. 【請求項10】 請求項1において、前記保持する部分
    および伸びた部分が導電性の部材で構成されているパッ
    ケージ材。
  11. 【請求項11】 請求項1において、前記保持する部分
    は、該パッケージ材に収納される記録用紙の上面をカバ
    ーする第1の部分と、それらの記録用紙の下面をカバー
    する第2の部分とを備えており、これら第1および第2
    の部分の縁の少なくとも一部が外側に広がり貼り合わさ
    れているパッケージ材。
  12. 【請求項12】 請求項1において、前記伸びた部分の
    側辺の少なくとも一部に沿って、前記伸びた部分が前記
    保持する部分と分離して動くように切れ目が設けられて
    おり、前記保持する部分で束ねられた記録用紙の先端近
    傍から少なくとも前記切れ目までをカバーする部分を有
    し、このカバーする部分を前記保持する部分から分離す
    ると前記伸びた部分が現れるパッケージ材。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載のパッケージ材と、こ
    のパッケージ材に収納されている記録用紙とを有するパ
    ッケージされた用紙。
JP2001017280A 2000-05-24 2001-01-25 パッケージ材およびパッケージされた用紙 Expired - Lifetime JP4707163B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001017280A JP4707163B2 (ja) 2000-05-24 2001-01-25 パッケージ材およびパッケージされた用紙
CNB018100112A CN1177735C (zh) 2000-05-24 2001-05-24 包装结构及被包装的用纸
PCT/JP2001/004368 WO2001089957A1 (fr) 2000-05-24 2001-05-24 Materiau d'emballage et feuilles de papier emballees
US10/296,062 US20030164317A1 (en) 2000-05-24 2001-05-24 Package material and packaged paper sheets
EP01932251A EP1302411A1 (en) 2000-05-24 2001-05-24 Package material and packaged paper sheets
AU2001258832A AU2001258832A1 (en) 2000-05-24 2001-05-24 Package material and packaged paper sheets

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-152836 2000-05-24
JP2000152836 2000-05-24
JP2000152836 2000-05-24
JP2001017280A JP4707163B2 (ja) 2000-05-24 2001-01-25 パッケージ材およびパッケージされた用紙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002046785A true JP2002046785A (ja) 2002-02-12
JP4707163B2 JP4707163B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=26592467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001017280A Expired - Lifetime JP4707163B2 (ja) 2000-05-24 2001-01-25 パッケージ材およびパッケージされた用紙

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20030164317A1 (ja)
EP (1) EP1302411A1 (ja)
JP (1) JP4707163B2 (ja)
CN (1) CN1177735C (ja)
AU (1) AU2001258832A1 (ja)
WO (1) WO2001089957A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101065151B1 (ko) * 2009-08-16 2011-09-16 김현창 금속실 포장지
JP2013006618A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Dainippon Printing Co Ltd Idカード包装体、idカード包装方法およびidカード装填方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3714272B2 (ja) * 2002-03-28 2005-11-09 ブラザー工業株式会社 用紙パッケージ
JP3690379B2 (ja) * 2002-07-29 2005-08-31 ブラザー工業株式会社 用紙パッケージ
US7395024B2 (en) * 2002-12-20 2008-07-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet package, package member and printer
US7165675B2 (en) * 2003-07-08 2007-01-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Media wrapper and method of using the same
US20050116042A1 (en) * 2003-08-18 2005-06-02 Willkens Matthew F. Magnetic retaining or holstering device for attaching a hand-held scanner to the body
US7568611B2 (en) * 2004-04-30 2009-08-04 Meadwestvaco Packaging Systems, Llc Carton having stacking strength-enhancing feature
JP4483774B2 (ja) * 2005-12-06 2010-06-16 ブラザー工業株式会社 パッケージ材
FI20065712L (fi) * 2006-11-10 2008-05-11 Upm Kymmene Corp Paperiarkkien pakkaus
US9327866B2 (en) * 2013-01-30 2016-05-03 Welch Allyn, Inc. Carton holder with dispensing configurations, system, and method of use
US11684221B2 (en) * 2020-08-25 2023-06-27 Illinois Tool Works Inc. Corrugated packages for pre-saturated wipes

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000128365A (ja) * 1998-10-23 2000-05-09 Fuji Photo Film Co Ltd 記録紙パッケージ

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3642273A (en) * 1970-04-29 1972-02-15 Burt & Co F N Carton with inner compartment for use in feeding small-sized paper
US3727823A (en) * 1971-03-31 1973-04-17 Nashua Corp Container
US3767188A (en) * 1971-05-24 1973-10-23 Burt & Co F N Paper feeding device
US3761012A (en) * 1971-05-26 1973-09-25 Burt & Co F N Cartons
US4265441A (en) * 1977-12-30 1981-05-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Sheet dispensing device for use with copying machines, and a container for the stack of sheets
US4802586A (en) * 1984-09-27 1989-02-07 Xerox Corporation High speed duplicator with copy sheet prepackaged shipping and loading carton
US5053814A (en) * 1986-12-24 1991-10-01 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP3006144B2 (ja) * 1991-04-15 2000-02-07 キヤノン株式会社 シート給送装置及びシート処理装置
JP2977343B2 (ja) * 1991-10-25 1999-11-15 富士写真フイルム株式会社 記録紙カセット
JPH06255687A (ja) * 1993-02-26 1994-09-13 Nec Corp 印刷用紙の包装構造
EP1564012A2 (en) * 1998-04-14 2005-08-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Recording sheet package and sheet supply cassette for printer

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000128365A (ja) * 1998-10-23 2000-05-09 Fuji Photo Film Co Ltd 記録紙パッケージ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101065151B1 (ko) * 2009-08-16 2011-09-16 김현창 금속실 포장지
JP2013006618A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Dainippon Printing Co Ltd Idカード包装体、idカード包装方法およびidカード装填方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2001089957A1 (fr) 2001-11-29
EP1302411A1 (en) 2003-04-16
CN1430569A (zh) 2003-07-16
US20030164317A1 (en) 2003-09-04
JP4707163B2 (ja) 2011-06-22
CN1177735C (zh) 2004-12-01
AU2001258832A1 (en) 2001-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4707163B2 (ja) パッケージ材およびパッケージされた用紙
US7789232B2 (en) Sheet package
US7900910B2 (en) Sheet package
US4240757A (en) Fanfold replacement ribbon package
US7597315B2 (en) Sheet package including side parts for a printer
US7726646B2 (en) Sheet package with recloseable flap
US7395024B2 (en) Sheet package, package member and printer
JP4007603B2 (ja) 記録紙収納パック
JP7081304B2 (ja) インクコンテナ及びそれを備えたインクジェット記録装置
JP4735624B2 (ja) 用紙パッケージ
JP4780068B2 (ja) 用紙パッケージ及び用紙パッケージの製造方法
JP2004059184A (ja) 用紙パッケージ
WO2002100748A1 (fr) Emballage pour supports d'inscription
JP2004059225A (ja) 用紙パッケージ
JP4735623B2 (ja) 用紙パッケージ
JPH10279110A (ja) 給紙カセット
JP3724451B2 (ja) 用紙パッケージ
JP2004010206A (ja) 記録装置用給紙機構、及び記録用紙包装箱
JP2003237955A (ja) 記録媒体パッケージ
JP2001310831A (ja) シート梱包部材及びシートパック及びシート載置装置及び画像形成装置及びシートパックの載置方法
JP2003267563A (ja) 用紙パッケージおよびプリンタ
JPH11322093A (ja) 記録紙パッケージ
JPH10273245A (ja) 給紙カセット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4707163

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term