JP2003237955A - 記録媒体パッケージ - Google Patents

記録媒体パッケージ

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JP2003237955A
JP2003237955A JP2002039668A JP2002039668A JP2003237955A JP 2003237955 A JP2003237955 A JP 2003237955A JP 2002039668 A JP2002039668 A JP 2002039668A JP 2002039668 A JP2002039668 A JP 2002039668A JP 2003237955 A JP2003237955 A JP 2003237955A
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JP2002039668A
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Hidekazu Ito
英一 伊藤
Koji Sugiyama
浩司 杉山
Akira Sagou
朗 佐郷
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型・小型化されたことにより機械的強度が
弱く、プリンタ装置に装着される際に撓んだり、記録媒
体パッケージの保存されている環境(温度、湿度等)に
よって変形したりする記録媒体パッケージを使用した場
合においても、画像形成装置と記録媒体パッケージとの
接触を確実に行うことができ、記録媒体パッケージの識
別を確実に行わせることができる記録媒体パッケージを
提供する。 【解決手段】 用紙パッケージ5aは、プリンタ装置1
に装着される際、その装着方向にそってプリンタ装置1
に対する圧力が増加するように側面が形成されており、
その側面には、プリンタ装置1に接触する凹凸部が形成
されているので、プリンタ装置1と用紙パッケージ5a
との接触を確実に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙等の記録媒体
を収納するための記録媒体パッケージであって、記録媒
体に画像を形成する画像形成装置に使用される記録媒体
パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型コンピュータや携帯情報
端末機器のように小型化された情報機器の普及に伴っ
て、プリンタ装置も携帯に便利な薄型・小型化されたも
のが普及し、そのプリンタ装置に使用される用紙等の記
録媒体を収納する記録媒体パッケージも薄型・小型化さ
れたものが要請されている。
【0003】また、プリンタ装置に使用可能な記録媒体
パッケージは、プリンタ装置の特性を活かすために用紙
の種類、用紙のサイズ等によって複数種類用意されてい
ることが多く、それら複数種類の記録媒体パッケージ
は、プリンタ装置本体との機械的接続手段又は電気的接
続手段によって識別されていた。
【0004】一方、薄型・小型化されたプリンタ装置に
使用される記録媒体パッケージとしては、特開昭63−
180629号公報に記載されたような記録媒体パッケ
ージとしての給紙カセットがある。この給紙カセット
は、カット紙を包装するためのカット紙包装部材のケー
ス部分と、カット紙包装部材の蓋部分と、ケース部分と
蓋部分とを接着する部材である粘着テープと、カット紙
の保持手段として使用する厚紙とから構成されている。
この給紙カセットを使用する使用者は、給紙カセットを
使用するに際して、先ず、給紙カセットに粘着された粘
着テープを取り外し、包装部材のケース部分にカット紙
を収納した状態で、カット紙包装部材の蓋部分をカット
紙包装部材のケース部分から取り外す。そして、使用者
がカット紙が収納されたカット紙包装部材のケース部分
をプリンタ装置の給紙部に装着すれば、プリンタ装置に
よって所望の画像がカット紙に形成され、その所望の画
像が形成されたカット紙がプリンタ装置から出力されて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな記録媒体パッケージは、薄型・小型化されているも
のの、紙によって形成されているため機械的強度が弱
く、プリンタ装置に装着される際に撓んだり、記録媒体
パッケージの保存されている環境(温度、湿度等)によ
って変形したりすることがあり、プリンタ装置と記録媒
体パッケージとの接触を確実に行うことができず、記録
媒体パッケージの識別を確実に行うことができないとい
う問題があった。
【0006】本発明は、かかる問題を解決するためにな
されたものであり、薄型・小型化されたことにより機械
的強度が弱く、プリンタ装置に装着される際に撓んだ
り、記録媒体パッケージの保存されている環境(温度、
湿度等)によって変形したりする記録媒体パッケージを
使用した場合においても、画像形成装置と記録媒体パッ
ケージとの接触を確実に行うことができる記録媒体パッ
ケージを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の記録媒体パッケージは、
複数の記録媒体を収納する収納部を備え、画像を形成す
る画像形成装置に装着されることにより使用されるもの
を対象として、特に、前記収納部は、前記画像形成装置
に装着される際、その装着方向にそって前記画像形成装
置に対する圧力が増加するように側面が形成されてお
り、その側面には、前記画像形成装置に接触する部材が
形成されていることを特徴としている。
【0008】上記構成を有する記録媒体パッケージにお
いて、収納部は、画像形成装置に装着される際、その装
着方向にそって前記画像形成装置に対する圧力が増加す
るように側面が形成されており、その側面には、前記画
像形成装置に接触する部材が形成されているので、画像
形成装置と記録媒体パッケージとの接触(例えば、電気
的接触、機械的接触)を確実に行うことができる。
【0009】また、請求項2に記載の記録媒体パッケー
ジは、複数の記録媒体を収納する収納部を備え、画像を
形成する画像形成装置に装着されることにより使用され
るものを対象として、特に、前記収納部は、前記画像形
成装置に装着される際に接触する凸部を備え、前記凸部
には、前記画像形成装置に接触する部材が形成されてい
ることを特徴としている。
【0010】上記構成を有する記録媒体パッケージにお
いて、収納部は、画像形成装置に装着される際に接触す
る凸部を備え、凸部には、画像形成装置に接触する部材
が形成されているので、画像形成装置と記録媒体パッケ
ージとの接触(例えば、電気的接触、機械的接触)を確
実に行うことができる。
【0011】また、請求項3に記載の記録媒体パッケー
ジは、前記収納部が1枚の用紙によって形成され、前記
凸部は、一枚の用紙によって前記収納部を形成する際の
糊代部であることを特徴としている。
【0012】上記構成を有する記録媒体パッケージにお
いて、収納部は、1枚の用紙によって形成され、画像形
成装置に接触する凸部は、画像形成装置に装着される際
に接触する糊代部であるので、収納部を形成する糊代部
を利用して画像形成装置と記録媒体パッケージとの接触
(例えば、電気的接触、機械的接触)を確実に行うこと
ができる。
【0013】さらに、請求項4に記載の記録媒体パッケ
ージは、前記収納部が、前記画像形成装置に装着されて
いないときに前記複数の記録媒体を覆う蓋部を備え、前
記蓋部は、前記収納部が前記画像形成装置に装着される
際、前記画像形成装置に接触する部材が形成されている
領域を除くように切欠け部を有することを特徴としてい
る。
【0014】上記構成を有する記録媒体パッケージにお
いて、収納部は、画像形成装置に装着されていないとき
に複数の記録媒体を覆う蓋部を備え、蓋部は、収納部が
画像形成装置に装着される際、画像形成装置に接触する
部材が形成されている領域を除くように切欠け部を有す
るので、画像形成装置に装着されていない場合には、複
数の記録媒体を粉塵等から保護するとともに、画像形成
装置に装着されている場合には、画像形成装置と記録媒
体パッケージとの接触(例えば、電気的接触、機械的接
触)を阻止することがない。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明を携帯用の小型プリ
ンタ装置に具体化した実施の形態について図面を参照し
ながら説明する。まず、本発明に係る画像形成装置とし
てのプリンタ装置1の概略構造について、図1〜図3を
参照しながら説明する。プリンタ装置1は平面視A6サ
イズ又はA7サイズ程度の大きさで厚みが略1cm程度
あるいはそれ以下の上面開放箱型の本体ケース2を有
し、その上面の片側には固定カバー体3を有する。この
固定カバー体3の箇所を除く本体ケース2内には感熱紙
からなるカットシート状の記録媒体としての用紙4を複
数枚収納した記録媒体パッケージとしての用紙パッケー
ジ5(図4〜図6参照)が収容できる用紙収容部6が形
成されている。前記固定カバー体3の下面側の近傍に
は、後述する印刷機構部7としてのサーマルヘッド8、
プラテンローラ9、ペーパーガイド10及び用紙分離部
としてのピックアップローラ11及び分離ブロック12
等が配置されている。分離ブロック12には、ピックア
ップローラ11の用紙送り出し方向に対して傾斜した案
内係止面121が形成されている。そして、前記用紙収
容部6は、本体ケースの側にて回動及びスライド可能な
開閉支持手段14を介して開閉可能な蓋体13にて覆わ
れる。
【0016】蓋体13の回動支点は、図3(a)のロッ
ク位置と、図3(b)のロック解除位置との間で本体ケ
ース2の上面に沿ってスライド可能に設けられている。
蓋体13は回動支点がロック解除位置にあるときに上下
に回動可能である。
【0017】前記サーマルヘッド8はラインヘッド型で
あり、プラテンローラ9との間に挟まれて搬送される感
熱型の用紙4の搬送方向に直交する方向に延びるライン
毎に文字や画像等を印刷することができる。1ライン印
刷する際の印刷幅は用紙4の直交方向の用紙幅に略等し
く設定されている。サーマルヘッド8及びプラテンロー
ラ9は、A6サイズ又はA7サイズ程度の用紙4の短辺
方向の長さを有している。サーマルヘッド8を印刷ヘッ
ドとして用いるのは、感熱紙を用いることにより、イン
クやインクリボンの消耗品が不要であり、且つそのため
の機構を省略でき、プリンタ装置1をコンパクトにでき
るからである。
【0018】感熱紙としては、サーマルヘッド8の加熱
により発色する発色層を有する感熱発色タイプのもの
や、加熱により穿孔される穿孔層を基材層上に積層した
感熱穿孔タイプのもの等、種々のものを使用できる。
【0019】前記用紙収容部6のうち、前記印刷機構部
7に近い側には、ピックアップローラ11と分離ブロッ
ク12とが配置されている(図3(a)及び図3(b)
参照)。前記用紙収容部6内に収容された用紙パッケー
ジ5は、前記閉止した蓋体13の本体内面側に設けた板
バネ等の付勢手段15を介して用紙収容部6の底板6a
に向けて付勢される。用紙パッケージ5における積層し
た用紙4のうち、用紙パッケージ5外に露出した用紙4
(最下層の用紙)がピックアップローラ11の上面に当
接付勢される。このピックアップローラの回転駆動と分
離ブロック12の案内係止面121との協働により、前
記最下層の用紙4のみが分離ブロック12の下端とガイ
ド板17との隙間を通過する。該分離ブロック12に隣
接してプラテンローラ9が回転可能に設けられ、その外
周面に押圧コイルバネ等の付勢手段16によりペーパー
ガイド10が付勢されている。ピックアップローラ12
と案内係止面121により、用紙パッケージ5から1枚
だけ分離搬送された用紙4はプラテンローラ9とペーパ
ーガイド10との間に搬送される。ペーパーガイド10
は、その断面がプラテンローラ9の外周面に沿うように
断面横向き略U字状等の凹湾曲状の摺接面10aに形成
されている。
【0020】前記ペーパーガイド10と、その上方に配
置されて回動枢支部Pを中心にして回動可能に配置さ
れ、プラテンローラ9の上面の印字位置に接離可能なサ
ーマルヘッド8の下面とにより、前記用紙収容部6から
分離搬送された用紙4は横向きU字状に反転させて搬送
され、プラテンローラ9の印字位置まで搬送される。サ
ーマルヘッド8により用紙4の上面に印字され、前記分
離ブロック12の上面と前記固定カバー体3の端縁との
隙間20から蓋体13の外側に排紙される構成である
(図3(a)参照)。前記サーマルヘッド8はその背面
(上面側)にコイルスプリング(付勢手段)19のばね
掛け部が係止され、プラテンローラ9側に付勢され、サ
ーマルヘッド8の印字部(発熱体部8a)がプラテンロ
ーラ9の上面に当接する。
【0021】前記プラテンローラ9及びピックアップロ
ーラ11の駆動機構は、本体ケース2の長辺に沿う一方
の内側面(実施形態では図2に示す用紙4の搬送方向の
右側)に配置された駆動モータ22と歯車伝動機構(ギ
ヤ列)23とからなる。プラテンローラ9の直径がピッ
クアップローラ11の直径より大きく、プラテンローラ
9の箇所の用紙搬送速度をピックアップローラ11箇所
での用紙搬送速度より大きく設定してピックアップロー
ラ11と分離ブロック12との箇所での用紙分離をゆっ
くり行いプラテンローラ9による用紙搬送、ひいては印
字速度を高速化している。そのために、プラテンローラ
9個所での高速搬送に対してピックアップローラ11が
連れ回り可能とするワンウエイクラッチ(図示せず)を
ギヤ列のプラテンローラ9より下流側に設けている。
【0022】そして、図示しないパソコン等からUSB
端子や赤外線端子を介して印字指令及び画像データ(印
刷データ)をプリンタ装置1に送ると、駆動モータ22
が回転駆動し、ピックアップローラ11とプラテンロー
ラ9は同時に回転し始める。ピックアップローラ11の
回転により、前記積層された用紙4のうち最下層の用紙
4の先端41が、分離ブロック12に衝突して最下層の
用紙4のみが分離されて、分離ブロック12の下面とガ
イド板17と間に搬送さる。次いで、プラテンローラ9
とペーパーガイド10との間に挟持された用紙4は、回
転するプラテンローラ9とペーパーガイド10にて挟持
搬送されてサーマルヘッド8方向に移動し、用紙4の表
面に印字された後、固定カバー体3と前記分離ブロック
12の背面との隙間20からプリンタ装置1外に排紙で
きるのである。
【0023】次に、用紙パッケージの詳細について説明
する。図4は、第1の実施の形態における用紙パッケー
ジ5aの説明図であり、図4(a)は、用紙パッケージ
5aの平面図であり、図4(b)は、用紙パッケージ5
aの右側面図であり、図4(c)は、用紙パッケージ5
aの後断面図及びプリンタ装置1の用紙収容部6を示し
た図である。図4において、用紙パッケージ5aは、1
枚の用紙によって形成されており、型による切断(例え
ば、プレス加工)によって略T型(図示せず)に形成さ
れるものである。また、用紙パッケージ5aは、用紙4
を保持するための保持部51、左側面部55、右側面部
53、左側面部55の更に端部を形成し用紙パッケージ
5aの一方側の上部を形成する上部39、右側面部53
の更に端部を形成し用紙パッケージ5aの他方側の上部
を形成する上部37及び用紙4の分離パッドを兼ねる中
央部49から構成されている。この用紙パッケージ5a
の組み付けは、先ず、用紙4を保持部51に載置した状
態で中央部49を紙面表側に向かって折り曲げ、その
後、その中央部49を覆うように左側面部55及び右側
面部53を紙面表側に向かって折り曲げ、続いて上部3
7及び上部39を紙面表側に向かってさらに折り曲げ
て、上部37の突起部37aを上部39に形成された挿
入孔39aに挿入することによって完成される。
【0024】なお、保持部51、左側面部55、右側面
部53、上部39及び上部37が本発明の収納部を構成
する。
【0025】ここで、用紙パッケージ5aの右側面部5
3には、部材としての凹凸部33a〜33dが形成され
ている。例えば、凹凸部33a〜33cが凹部形状、凹
凸部33dが凸部形状として形成されている場合には、
用紙パッケージ5aをプリンタ装置1に装着したとき
に、凹凸部33a〜33dのうち、凹凸部33dの凸部
がプリンタ装置1に内蔵の基板上に装着されたスイッチ
35を押下する。ここで、スイッチ35を押下した場合
を検出値「1」に割り当て、押下しない場合を検出値
「0」に割り当てることにより、凹凸部33a〜33d
が検出値「0,0,0,1」として、基板上に搭載され
たCPUに検出される。また、凹凸部33a〜33dか
ら検出される4つの検出値と、用紙のサイズ(A6、A
7サイズ)及び用紙の種類(感熱発色タイプ、感熱穿孔
タイプ)とを対応させることにより、例えば、検出値
「0,0,0,1」がA6サイズの感熱発色タイプに相
当するものであれば、用紙パッケージの種類がA6サイ
ズの感熱発色タイプと識別されることとなる。また、用
紙パッケージ5aは、図4(c)から明らかなように、
略台形状に形成されており、プリンタ装置1に装着され
る際、その装着方向に沿って略台形の下辺が上辺より短
くなるように形成されている。一方、プリンタ装置1の
装着部の形状が用紙パッケージ5aの装着底面に対して
略垂直に立つ側壁を有する形状に形成されている。故
に、用紙パッケージ5aの下辺の幅は、前記装着部の幅
Lとほぼ同じ長さに形成されているので、用紙パッケー
ジ5aの上辺の幅は、装置部の幅Lよりも大きく形成さ
れていることになる。従って、用紙パッケージ5aは、
プリンタ装置1の装着部に押し込まれた際、用紙パッケ
ージ5aの両側面部において、下端よりも上端が前記装
置部の両側壁に向かって強く押し付けられるので、プリ
ンタ装置1の装着部の両側壁と用紙パッケージ5aの両
側面部とは密着し、両者間にガタ等の隙間が形成される
のを確実に防止することができ、プリンタ装置1と用紙
パッケージ5aとの接触を確実に行うことができ、延い
ては、用紙パッケージ5aの識別を確実に行うことがで
きる。
【0026】なお、第1の実施の形態においては、凹凸
部33a〜33dとスイッチ35との協働により用紙パ
ッケージ5aの識別を行うように記載したが、識別方法
は、それに限ることはなく、後述するように33a〜3
3dを例えば、白黒の部材としての識別表示を印刷によ
って形成し、その印刷された白黒の識別表示をフォトセ
ンサーによって識別するようにしてもよい。
【0027】次に、用紙パッケージの第2の実施の形態
について説明する。図5は、第2の実施の形態における
用紙パッケージ5bの説明図である。図5において、部
材としての識別表示43a〜43dは、プリンタ装置1
に装着される際に接触する凸部としての糊代部41に白
色又は黒色の識別表示として印刷されている。この識別
表示43a〜43dは、一般にフォトセンサー31a〜
31dがCPU(図示せず)との協働作用によって識別
可能なものであればよく、白又は黒に限定されるもので
はない。また、識別表示43a〜43dは、糊代部41
の重なり部に印刷されているので、糊代部41の凸部形
状を利用してプリンタ装置1に搭載されたフォトセンサ
ー31a〜31dと識別表示43a〜43dとの隙間を
極力少なくして用紙パッケージ5bとの電気的接触を確
実にしているのである。すなわち、識別表示43a〜4
3dをプリンタ装置1に内蔵された基板に装着されたフ
ォトセンサー31a〜31d(図3(a)参照)によっ
て確実に読み取り、用紙パッケージ5bの識別を確実に
行っているのである。
【0028】なお、第2の実施の形態においては、糊代
部41を利用してプリンタ装置1と用紙パッケージ5b
との接触を改良しているが、糊代部41を利用する以外
にも、プリンタ装置1に接触する凸部を別途形成し、そ
の凸部にプリンタ装置1に接触する部材を形成するよう
にして、プリンタ装置1と用紙パッケージ5bとの接触
を改良するようにしてもよい。
【0029】次に、用紙パッケージの第3の実施の形態
について説明する。図6は、第3の実施の形態における
用紙パッケージ5cの説明図であり、図6(a)は、用
紙パッケージ5cの平面図であり、図6(b)は、用紙
パッケージ5cの側面図であり、図6(c)は、用紙パ
ッケージ5cの裏面図である。図6において、用紙パッ
ケージ5cは、その裏面にプリンタ装置1に装着されて
いないときに用紙4を粉塵等から保護するための蓋部4
5を有しており、その蓋部45は、用紙パッケージ5c
がプリンタ装置1に装着されていないときには、用紙パ
ッケージ5cに収納された用紙を覆うように用紙パッケ
ージ5cの表側に折り曲げられ、その突部45aが用紙
パッケージ5cの表側上部に形成された挿入孔(図示し
ない)に挿入されて用紙4を粉塵等から保護する。一
方、用紙パッケージ5cがプリンタ装置1に装着される
ときには、蓋部45の突部45aが前記挿入孔から外さ
れ、用紙パッケージ5cの裏面側に折り返されて、用紙
パッケージ5cの保持部57に形成された挿入孔47に
挿入される。一方、保持部57には、カーボン等によっ
て部材としての識別表示59a〜59dが形成されてお
り、蓋部45は、用紙パッケージ5cをプリンタ装置1
に装着するために用紙パッケージ5cの裏面側に折り曲
げられた際、その識別表示59a〜59dが形成されて
いる領域を除くように切欠け部を有している。従って、
蓋部45は、用紙パッケージ5cがプリンタ装置1に装
着されていない場合には、用紙4を粉塵等から保護する
とともに、プリンタ装置1に装着されている場合には、
プリンタ装置1と用紙パッケージ5cとの接触を阻止す
ることがないのである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に記載の記録媒体パッケージによれ
ば、収納部は、画像形成装置に装着される際、その装着
方向にそって前記画像形成装置に対する圧力が増加する
ように側面が形成されており、その側面には、前記画像
形成装置に接触する部材が形成されているので、画像形
成装置と記録媒体パッケージとの接触(例えば、電気的
接触、機械的接触)を確実に行うことができる。
【0031】また、請求項2に記載の記録媒体パッケー
ジによれば、収納部は、画像形成装置に装着される際に
接触する凸部を備え、凸部には、画像形成装置に接触す
る部材が形成されているので、画像形成装置と記録媒体
パッケージとの接触(例えば、電気的接触、機械的接
触)を確実に行うことができる。
【0032】また、請求項3に記載の記録媒体パッケー
ジによれば、収納部は、1枚の用紙によって形成され、
画像形成装置に接触する凸部は、画像形成装置に装着さ
れる際に接触する糊代部であるので、収納部を形成する
糊代部を利用して画像形成装置と記録媒体パッケージと
の接触(例えば、電気的接触、機械的接触)を確実に行
うことができる。
【0033】さらに、請求項4に記載の記録媒体パッケ
ージによれば、収納部は、画像形成装置に装着されてい
ないときに複数の記録媒体を覆う蓋部を備え、蓋部は、
収納部が画像形成装置に装着される際、画像形成装置に
接触する部材が形成されている領域を除くように切欠け
部を有するので、画像形成装置に装着されていない場合
には、複数の記録媒体を粉塵等から保護するとともに、
画像形成装置に装着されている場合には、画像形成装置
と記録媒体パッケージとの接触(例えば、電気的接触、
機械的接触)を阻止することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願のプリンタ装置の外観を示す斜視図であ
る。
【図2】本体ケースの概略平面図である。
【図3】(a)はプリンタ装置の側断面図、(b)は蓋
体を開いた状態の本体ケースの左側部位の断面図であ
る。
【図4】第1の実施の形態における用紙パッケージ5a
を示した図であり、(a)は、用紙パッケージ5aの平
面図であり、(b)は、用紙パッケージ5aの右側面図
であり、(c)は、用紙パッケージ5aの後断面図及び
プリンタ装置を示した図である。
【図5】第2の実施の形態における用紙パッケージ5b
の説明図である。
【図6】第3の実施の形態における用紙パッケージ5c
の説明図であり、(a)は、用紙パッケージ5cの平面
図であり、(b)は、用紙パッケージ5cの側面図であ
り、(c)は、用紙パッケージ5cの裏面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 本体ケース 4 用紙 5,5a,5b,5c 用紙パッケージ 8 サーマルヘッド 33a〜33d 凹凸部 43a〜43d、59a〜59d 識別表示 45 蓋部
フロントページの続き (72)発明者 佐郷 朗 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 Fターム(参考) 3F343 FA02 FB04 FC30 GA01 GB01 GC01 GD01 HB03 HB06 HC22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録媒体を収納する収納部を備
    え、画像を形成する画像形成装置に装着されることによ
    り使用される記録媒体パッケージであって、 前記収納部は、前記画像形成装置に装着される際、その
    装着方向にそって前記画像形成装置に対する圧力が増加
    するように側面が形成されており、 その側面には、前記画像形成装置に接触する部材が形成
    されていることを特徴とする記録媒体パッケージ。
  2. 【請求項2】 複数の記録媒体を収納する収納部を備
    え、画像を形成する画像形成装置に装着されることによ
    り使用される記録媒体パッケージであって、 前記収納部は、前記画像形成装置に装着される際に接触
    する凸部を備え、 前記凸部には、前記画像形成装置に接触する部材が形成
    されていることを特徴とする記録媒体パッケージ。
  3. 【請求項3】 前記収納部は1枚の用紙によって形成さ
    れ、 前記凸部は、一枚の用紙によって前記収納部を形成する
    際の糊代部であることを特徴とする請求項2に記載の記
    録媒体パッケージ。
  4. 【請求項4】 前記収納部は、前記画像形成装置に装着
    されていないときに前記複数の記録媒体を覆う蓋部を備
    え、 前記蓋部は、前記収納部が前記画像形成装置に装着され
    る際、前記画像形成装置に接触する部材が形成されてい
    る領域を除くように切欠け部を有することを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の記録媒体パッ
    ケージ。
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