JP2003285939A - 用紙パッケージ - Google Patents

用紙パッケージ

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JP2003285939A JP2002092826A JP2002092826A JP2003285939A JP 2003285939 A JP2003285939 A JP 2003285939A JP 2002092826 A JP2002092826 A JP 2002092826A JP 2002092826 A JP2002092826 A JP 2002092826A JP 2003285939 A JP2003285939 A JP 2003285939A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋部を切り離して開封する方式の用紙パッケ
ージでは、使用途中で用紙パッケージをプリンタから取
り外した際に、内部の用紙がパッケージ材から抜脱して
しまうことがあり、取扱いが面倒であった。 【解決手段】 本発明の用紙パッケージ9は、プリンタ
の被印刷媒体としての用紙7と、積層された状態の該用
紙の外側を覆うパッケージ材8と、を有し、該パッケー
ジ材8から用紙7の一部を露出させた状態で該パッケー
ジ材8とともに前記プリンタにセットできるように構成
している。前記プリンタへのセット時には、開放するこ
とにより前記用紙7の一部を露出させ、不使用時には、
閉じることにより前記用紙の露出部分を覆うことが可能
な、前記パッケージ材8と一体的な蓋部44が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重ねられた状態の
用紙の外側をパッケージ材で保護するとともに、該パッ
ケージ材とともにプリンタにセットできる、用紙パッケ
ージの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、積層された状態の用紙の外側
をパッケージ材で覆っておき、用紙をプリンタで用いる
ときには開封して使う構成が知られている。この構成
は、複数枚の用紙をパッケージ単位でまとめて取り扱う
ことができるため使い勝手が向上されるとともに、内部
の用紙を覆って保護できるために、特に光や熱に弱い感
熱紙を用紙として採用する場合に有用である。この用紙
パッケージは、開封時にパッケージ材の蓋部の部分を切
り離すことで用紙の一部を露出させ、この状態でパッケ
ージ材とともにプリンタにセットして用いることとされ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の用紙パッ
ケージは、蓋部を切り離していったんプリンタで使用
し、異なる種類の用紙をセットするために内部の用紙を
使い切らない段階で用紙パッケージをプリンタから再度
取り外した後は、パッケージ材を再び閉じることができ
なかった。このため、取り外した後の用紙パッケージ
は、重力などにより内部の用紙がパッケージ材から抜脱
してしまい易く、取扱いが困難であるという不具合があ
った。特に、用紙の印字面が特定されている場合、パッ
ケージ材から抜脱した用紙を正しい向きに戻さないと、
次回プリンタにセットした時に印字ができなくなるとい
う不具合もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0005】即ち、請求項1においては、プリンタの被
印刷媒体としての用紙と、積層された状態の該用紙の外
側を覆うパッケージ材と、を有し、該パッケージ材から
用紙の一部を露出させた状態で、該パッケージ材ととも
に前記プリンタにセットできるように構成した、用紙パ
ッケージであって、前記プリンタへのセット時には、開
放することにより前記用紙の一部を露出させ、不使用時
には、閉じることにより前記用紙の露出部分を覆うこと
が可能な、前記パッケージ材と一体的な蓋部を設けたも
のである。
【0006】この構成により、いったん用紙パッケージ
の蓋部を開いてプリンタへセットした後に用紙パッケー
ジを取り外した場合でも、蓋部を再び閉じることがで
き、用紙がパッケージ材から重力などにより抜脱してば
ら撒いてしまうようなことが防止される。また、蓋部は
パッケージ材と一体的に設けられているので、蓋部を紛
失してパッケージ材が閉鎖不可能となってしまうことも
ない。
【0007】請求項2においては、前記蓋部は前記パッ
ケージ材の一部部分に構成され、当該一部部分を一側へ
折り返すことで、用紙の一部を露出させた状態とするこ
とができ、かつ、当該一部部分を他側へ折り返すこと
で、前記露出された用紙の一部を再び覆った状態とする
ことができるようにしたものである。
【0008】この構成により、折り返す方向を異ならせ
るだけで蓋部を閉じたり開いたりできるから、取扱いが
容易で、使い勝手が向上される。
【0009】請求項3においては、前記パッケージ材の
一部部分は、未使用のパッケージ材の所定部分を切り取
ることにより、折り返し可能に構成されるものである。
【0010】この構成により、用紙パッケージの使用開
始前(未使用時)においては前記一部部分が折り返され
ないことが確保されるから、未使用時に用紙の一部が露
出されて用紙が劣化してしまうおそれもない。
【0011】請求項4においては、前記パッケージ材に
は、前記一部部分を一側へ折り返すことにより露出する
舌部を設けて、該舌部が、前記用紙パッケージをプリン
タにセットしたときに、用紙の前記露出された部分をプ
リンタのローラへ押し当てるための押圧部材と、該用紙
との間に位置するように構成したものである。
【0012】この構成により、押圧部材が用紙を直接押
圧せずパッケージ材の舌部を介して押圧する構成となる
から、押圧部材の摩耗による用紙分離性能の低下が起こ
りにくい。即ち、内部の用紙を使い切ったらパッケージ
材は廃棄され、新しい用紙パッケージに交換されること
になるから、用紙を使い切るごとに舌部も新しいものに
交換されることとなる。この結果、舌部と用紙との間の
摩擦力はプリンタの長年の使用によっても低下すること
なく一定に保たれ、用紙の分離作用は良好に行われる。
【0013】請求項5においては、前記パッケージ材に
は、前記一部部分を前記一側へ折り返したときの当該一
部部分を差し込むための第一の切込みが設けてあるもの
である。
【0014】この構成により、前記一部部分を第一の切
込みに差し込む簡単な作業により、用紙の一部がパッケ
ージ材から露出した状態を安定的に保持することができ
る。また、切込みを設けるのみの簡素な加工で済むの
で、製造コストも低減できることになる。
【0015】請求項6においては、前記パッケージ材に
は、前記一部部分を前記他側へ折り返したときの当該一
部部分を差し込むための第二の切込みが設けてあるもの
である。
【0016】この構成により、前記一部部分を第二の切
込みに差し込む簡単な作業により、用紙の露出した部分
を再び覆った状態で安定的に保持することができる。ま
た、切込みを設けるのみの簡素な加工で済むので、製造
コストも低減できることになる。
【0017】請求項7においては、前記第二の切込みは
前記舌部に設けてあるものである。
【0018】この構成により、前記一部部分を舌部の切
込みに差し込む簡単な作業で、用紙を再び覆った状態と
でき、使い勝手が一層向上される。
【0019】請求項8においては、一の用紙パッケージ
の前記第一の切込みに、他の用紙パッケージのパッケー
ジ材の一部を差し込むことで、複数の用紙パッケージを
揃えられた状態で互いに連結可能としてあるものであ
る。
【0020】この構成により、複数の用紙パッケージを
互いに連結でき、一つに取りまとめた状態で扱うことが
できるから、用紙の保管や整理などの作業に便宜であ
る。また、用紙パッケージは互いに揃えられた状態で連
結されるので、余計なスペースも取らず、コンパクトな
状態で取り扱うことができる。
【0021】請求項9においては、前記パッケージ材
は、前記舌部の少なくとも一部の外側を覆う外装部を有
するとともに、該外装部にはツマミを設けて、該ツマミ
を摘んで引っ張ることにより、プリンタにセットされて
いる用紙パッケージを該プリンタから取り外すことがで
きるように構成したものである。
【0022】この構成により、用紙パッケージをプリン
タから取り外す作業が容易となる。
【0023】請求項10においては、プリンタの被印刷
媒体としての用紙と、積層された状態の該用紙の外側を
覆うとともに、該用紙の情報を表示する表示部を有する
パッケージ材と、を備え、該パッケージ材から用紙の一
部を露出させた状態で、該パッケージ材とともに前記プ
リンタにセットできるように構成し、かつ、セットされ
た状態ではプリンタの表示窓を介して前記表示部の内容
が視認できるように構成した、用紙パッケージであっ
て、前記パッケージ材は平板状の材料を折り曲げて構成
するとともに、プリンタの表示窓に相当する部分に、前
記材料の合わせ目部分が重複しないように構成したもの
である。
【0024】この構成により、プリンタの前記表示窓に
相当する部分に印刷等で表示部を設ける場合に、合わせ
目部分に跨って印刷を施す必要がないから、印刷が簡単
である。また、合わせ目部分のズレにより表示部の見た
目が損なわれたり表示が確認しにくくなったりすること
もない。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。
【0026】〔プリンタの構成〕まず、プリンタ1の概
略構造を、図1〜図4を参照しながら説明する。図1は
プリンタの斜視図、図2は側面断面図である。図3は用
紙収容部に用紙をセットした状態を示した図である。図
4は用紙分離部および印刷機構部の詳細を示した断面拡
大図である。
【0027】プリンタ1は図1に示すように、平面視で
長方形状(A6〜A7サイズ程度の大きさ)とされ、か
つ、厚みが略2cmあるいはそれ以下となる、コンパク
トな構成とされている。プリンタ1の本体ケース2は、
枠体3の下面を下カバー4で覆うとともに、上面の一部
を上カバー5で覆って形成されている。
【0028】枠体3の上面側のうち前記上カバー5で覆
われた箇所を除いた残りの部分には、図2に示すように
用紙収容部(給紙部)6が形成される。この用紙収容部
6には、A6〜A7サイズのカットシート状の感熱紙
(被記録媒体。以下「用紙」と称する)7をパッケージ
材8の内部に複数枚収納した用紙パッケージ9を、図3
に示すように収容可能としている。前記用紙収容部6の
上方は蓋体10にて覆われ、この蓋体10は図2に示す
ように回動自在とされる。本体ケース2側には図示しな
いロック機構が設けられており、前述のように用紙収容
部6に用紙パッケージ9をセットした状態で、図3に示
すように蓋体10を閉じてロックできるようになってい
る。
【0029】用紙収容部6の一側の端部には、用紙分離
部11としてのピックアップローラ12および分離ブロ
ック13等が配置されている。また、上カバー5の下方
には、後に詳述する印刷機構部14としてのサーマルヘ
ッド15、プラテンローラ16、ペーパーガイド17が
配置される。
【0030】用紙分離部11を説明する。図4に示すよ
うに、前記用紙収容部6の、前記印刷機構部14に近い
側の端部には、ピックアップローラ12と分離ブロック
13とが設けられている。前記蓋体10の用紙収容部6
側を向く内面には、押圧板18が回動自在に支持されて
いる。この押圧板18と蓋体10との間にはコイル状の
付勢バネ19が介在され、押圧板18に対し、該押圧板
18を下方へ回動させる向きの付勢力を常時作用させて
いる。
【0031】用紙パッケージ9は、印字面を下側へ向け
ながら積層された状態で内部に収納されている用紙7の
うち、最も下側に位置する用紙7の下面をパッケージ材
8から一部露出させた状態で、用紙収容部6にセットさ
れる。そして、前記蓋体10を閉じてロックした際に
は、前述の付勢バネ19により下方へ付勢される押圧板
18が、パッケージ材8を介して、用紙7の前記露出し
た部分をピックアップローラ12側へ押し付け、該用紙
7の下面を該ピックアップローラ12に接触させる。
【0032】前記ピックアップローラ12に近接させて
分離ブロック13が設けられ、この分離ブロック13
は、ピックアップローラ12の用紙送り出し方向に対し
て傾斜した分離案内面13aを備えている。
【0033】この構成でピックアップローラ12が回転
駆動することにより、該ピックアップローラ12に接触
する最下層の用紙7に搬送力が加えられる。そして、前
記分離ブロック13の分離案内面13aの分離作用とあ
いまって、最下層に位置する一枚の用紙7のみが分離さ
れて送り出される。
【0034】印刷機構部14を説明する。分離ブロック
13に隣接してプラテンローラ16が回転自在に設けら
れ、その外周面に近接させてペーパーガイド17が配置
される。図4の拡大図に示すように、このペーパーガイ
ド17には、前記プラテンローラ16の外周面に沿うよ
うに、断面が横向き略「U」字状となるような凹湾曲状
の摺接面17aが形成されている。該ペーパーガイド1
7と本体ケース2との間には押圧コイルバネ20が設け
られており、前記摺接面17aをプラテンローラ16の
外周面に向けて付勢するようになっている。
【0035】この構成において、前述の用紙分離部11
で分離された用紙7は、ピックアップローラ12により
搬送されて、分離ブロック13の下端と、用紙の向きを
プラテンローラ16側へ向けるためのガイド板21の間
を通過する。用紙7はこのガイド板21により案内さ
れ、プラテンローラ16の下面側から、該プラテンロー
ラ16とペーパーガイド17との間に送られる。そして
用紙7は、プラテンローラ16の外周面とペーパーガイ
ド17の摺接面17aとの間で保持されつつ、プラテン
ローラ16の回転駆動により横向きU字状に反転されな
がら搬送され、印字面を上側に向けながらプラテンロー
ラ16の上面側に至る。
【0036】プラテンローラ16の上面側に位置する前
記サーマルヘッド15は、印字部たる発熱体部15aを
有している。該サーマルヘッド15は回動軸15bまわ
りに回動可能に設けられて、前記発熱体部15aがプラ
テンローラ16の上面に接離可能とされている。なお、
このようにサーマルヘッド15を回動自在に構成したの
は、前記プラテンローラ16とペーパーガイド17との
間で用紙7が詰まった場合におけるジャム紙除去作業に
おいて、サーマルヘッド15が作業の邪魔にならないよ
うにするためである。サーマルヘッド15には捩りコイ
ルバネタイプのスプリング22の一端が係止されて、該
サーマルヘッド15の発熱体部15aがプラテンローラ
16上面に近接する方向の付勢力を常時加えている。こ
の構成で、前述のように印字面を上側に向けながらプラ
テンローラ16により送られてくる用紙の上面にサーマ
ルヘッド15の発熱体部15aが接触し、この接触する
箇所において用紙7に印字がなされる。
【0037】サーマルヘッド15はラインヘッド型とさ
れ、搬送されてくる感熱型の用紙7に対し、該用紙7の
搬送方向に直交する方向に延びるライン毎に、任意の文
字や画像を印刷することができる。一本のラインにつき
印刷する際の印刷幅は、印刷対象の用紙7の幅に略等し
く設定されている。このようにサーマルヘッド15を印
刷ヘッドとして用いるのは、被記録媒体として感熱紙を
用いることで、インクやインクリボンなどの消耗品が不
要とできるほか、インクの供給のための機構などを省略
でき、プリンタ1をコンパクトに構成できるからであ
る。感熱紙としては、サーマルヘッド15の加熱により
発色する発色層を有する感熱発色タイプのものや、加熱
により穿孔される穿孔層を基材層上に積層した感熱穿孔
タイプのもの等、種々のものを使用できる。
【0038】前記分離ブロック13には、プラテンロー
ラ16の用紙送り出し方向に対して傾斜した排紙ガイド
面13bが形成されている。この構成において、サーマ
ルヘッド15の発熱体部15aにより印字がなされた後
の用紙7は、この排紙ガイド面13bにより案内され
て、図1に示すように、本体ケース2の上カバー5と前
記蓋体10とがなす隙間から、蓋体10の上側へ排紙さ
れる。
【0039】〔用紙パッケージの構成〕次に、本実施形
態において、プリンタ1にセットされる用紙パッケージ
9について説明する。図5は用紙パッケージの斜視図、
図6はパッケージ材の展開図である。用紙パッケージを
製造する工程は、図7〜図11に順を追って示されてい
る。
【0040】用紙パッケージ9は図5に示すように、例
えばA6〜A7サイズ程度の小サイズのカットシート状
の感熱紙(被記録媒体。以下「用紙」と称する)が、パ
ッケージ材8の内部に、複数枚積層されて収納される構
成となっている。ユーザはこの図5の状態で販売されて
いる用紙パッケージを購入し、後述する工程を行って内
部の用紙を露出させてから、プリンタ1の用紙収容部6
にパッケージ材8とともにセットするように構成されて
いる。
【0041】上記のパッケージ材8は、平板状の厚紙材
を折り曲げて箱状に組み立てたものである。厚紙材を折
り曲げる前の状態が図6に示され、該厚紙材の形状は、
用紙7とほぼ同じ形状(長方形)とした底部40の周囲
に、第一外装部41、第二外装部42、舌部43、蓋部
44がそれぞれ一体的に形成されたものとなっている。
なお、図6で細い鎖線で示されているのは折り目加工が
施されている部分であって、当該折り目で厚紙材を折り
曲げ易くして組立て時の便宜を図っている。底部40に
は第一の切込み31が、舌部43には第二の切込み32
が、第一外装部41には第三の切込み36がそれぞれ形
成され、パッケージ材8の一部部分を差し込むことがで
きるようになっている。詳細は後述する。
【0042】まず、用紙パッケージ9を製造する工程を
以下に説明する。図6の状態の厚紙材は、先ず、その舌
部43が図7に示すように上方へ折り曲げられる。その
上で、当該舌部43の上方に重ねるようにして、第一外
装部41、第二外装部42の順に折り曲げられる(図
8、図9)。そして、第二外装部42の先端に形成され
ている差込み部35を、第一外装部41に形成されてい
る第三の切込み36へ挿入することで、図10のような
箱体が形作られる。図10に示すようにこの箱体は長方
形状に構成され、かつ、その長手方向一側が開放されて
いる。
【0043】そして図10に示すように、重ねられた状
態の用紙7が、前記厚紙材の底部40と舌部43との間
に差し込むように、箱体の開放側から挿入される。な
お、用紙7を挿入する際には、用紙7の感熱面(印字
面)が底部40側を向くように、予めその向きが定めら
れる。これは、後に用紙パッケージ9をプリンタにセッ
トし、当該用紙がプリンタの印刷機構部14に送られる
ときに、前記サーマルヘッド15側に用紙7の感熱面が
向くようにするためである。
【0044】用紙7を挿入した後は図11に示すよう
に、前記蓋部44を上方へ折り返して、その先端の差込
み部33を、舌部43に形成されている該第二の切込み
32に差し込む。これにより、前記箱体の開放側が蓋部
44により覆われた状態で固定される。
【0045】以上により図5に示す用紙パッケージ9が
完成するが、本実施形態においては、前述した用紙パッ
ケージ9の製造作業はメーカ側で行い、プリンタ1を使
用するユーザとしては、この図5の状態で販売されてい
る用紙パッケージ9を購入し、当該用紙パッケージ9に
対し以下に示す簡単な作業を施した上で、プリンタ1に
セットして使用することになる。
【0046】次に、図5の状態の用紙パッケージ9をプ
リンタにセットするための作業の流れを、図12以降を
参照して説明する。図12〜図16には、当該作業の様
子が順を追って示されている。
【0047】最初に、ユーザは図5の状態の用紙パッケ
ージ9の蓋部44の差込み部33を第二の切込み32か
ら抜き取って、図12に示すように蓋部44を開く。そ
の上で図13に示すように、第一外装部41・第二外装
部42のそれぞれに形成されている切取部45に指を掛
けて、当該切取部45を切り離す。この二つの切取部4
5は図6に示すように、パッケージ材8のいずれも外装
部(41または42)から底部40に跨った部分に形成
されている。なお、切取部45の切離し作業を容易とす
べく、当該切取部45の輪郭に沿って、パッケージ材8
にはミシン目加工46が施されている。
【0048】この切取部45の切離し作業によって、前
記底部40の一部を図6に符号Aで示す折り目を境に、
蓋部44とともに下方へ折り返すことができるようにな
る。ユーザは蓋部44および底部40をこのように折り
返した上で(図14)、その先端に形成されている差込
み部33を、パッケージ材8の底部40に図6のように
形成されている第一の切込み31に差し込む(図1
5)。以上により、蓋部44が開いた状態で固定され、
内部の用紙7の一部がパッケージ材8から露出される。
【0049】なお、前述のように切取部45を構成した
ことにより、該切取部45が切り離されていないとき
(即ち、用紙パッケージ9の未使用時)においては、前
記折り目Aを境にパッケージ材8が折り返されることは
防止され、この結果、未使用の段階で用紙7が露出され
るのを防ぎ、用紙7を確実に保護できるようになってい
る。
【0050】次いで図16のように、この状態の用紙パ
ッケージ9をプリンタ1の用紙収容部6にセットする。
この結果、パッケージ材8内で積層されているうち最下
層の用紙7の、パッケージ材8から露出されている部分
が、ピックアップローラ12の上面に接触する。従っ
て、この状態でピックアップローラ12を回転駆動させ
ることにより、用紙7を繰り出して搬送できることにな
る。
【0051】この後に蓋体10を閉じた状態が図3およ
び図4に示され、このときは前記舌部43は、用紙7を
ピックアップローラ12に押し当てるための押圧板18
(押圧部材)と、用紙7との間に位置する。
【0052】このようにして用紙7は用紙パッケージ9
の形でプリンタ1にセットされ、用紙7が一枚ずつ繰り
出されて無くなったときは、残ったパッケージ材8はプ
リンタ1から取り出されて廃棄されることになる。この
構成は、プリンタ1を長年にわたって使用しても前記ピ
ックアップローラ12や分離ブロック13の用紙分離性
能が低下しない点で有用である。即ち、仮に用紙7が前
記押圧板18に舌部43を介さず直接接触する構成とす
ると、プリンタ1の長年の使用により押圧板18が摩耗
して用紙7との間の摩擦力が低下し、分離作用が低下し
て用紙7を複数枚同時に送ってしまう重送が発生し易く
なってしまう。この点本実施形態の構成では、用紙7が
直接接触するのは舌部43であり、用紙7を所定の枚数
使い切る毎に舌部43はパッケージ材8ごと新しいもの
に交換されることになるから、長年の使用により舌部4
3・用紙7間の摩擦力が低下してしまうことがなく、常
に良好な分離作用が営まれて重送などの用紙搬送トラブ
ルが防止される。
【0053】また図6に示すように、舌部43の外側を
覆う第一外装部41と第二外装部42はいずれも「L」
字状に構成して、外装部41・42全体で図15に示す
ように「凹」字状となるようにしてある。このようにす
ることで、前記押圧板18が舌部43を押圧する際に前
記外装部41・42が邪魔にならず、舌部43を介して
用紙7をピックアップローラ12側へ確実に押圧でき、
用紙7の分離搬送がスムーズに行われる。
【0054】なお、前記プリンタ1は目的に応じて、単
なる感熱紙のほかにも、二枚の用紙を糊付けしてプリン
タ1で二枚同時に印字可能とした複写紙や、感熱紙の裏
面に粘着剤層を形成してセパレータと貼り合わせ、印字
後にセパレータから剥がして貼り付けるようにしたラベ
ル紙など、様々な種類の用紙に印字できるようになって
いる。従って、用紙パッケージ9の用紙7を全て使い切
らないうちに、他の種類の用紙に交換したいような場合
がある。本実施形態では一つのパッケージ材8の中には
一種類のみの用紙を収納する構成となっているため、違
う用紙7に交換したい場合は用紙パッケージ9ごと取り
換える必要がある。
【0055】このような場合は、ユーザはプリンタ1の
前記蓋体10を開いて、用紙収容部6から用紙パッケー
ジ9を取り外す。なお、図17の変形例に示すように、
パッケージ材8の第二外装部42の部分にツマミ47を
設けてもよい。この構成によれば、指でツマミ47を上
方に起こして摘んで引っ張ることで、容易に用紙パッケ
ージ9をプリンタ1の用紙収容部6から取り外すことが
できる。
【0056】その後は図18に示すように、底部40の
下側に折り返されていた蓋部44の先端の差込み部33
を第一の切込み31から引き抜き、図18・図19の矢
印に示すように蓋部44を上方へ折り返す。そして、前
記差込み部33を第二の切込み32へ差し込むことで、
図19に示すように、蓋部44が閉じた状態(パッケー
ジ材8の開放側が再び閉鎖された状態)で固定される。
この図19の状態で用紙7は保管されるが、再び使用す
るときは前述の作業とは逆に、蓋部44の先端の差込み
部33を第二の切込み32から引き抜き、蓋部44を下
方へ折り返して該差込み部33を第一の切込み31へ差
し込めば、プリンタ1にセットできる状態となる。
【0057】このように本実施形態の用紙パッケージ9
は、いったんプリンタ1にセットして使用した後取り外
したときにも、その蓋部44を閉じた状態で固定するこ
とができる構成となっている。従って、内部の用紙7が
重力等でパッケージ材8から抜脱してばら撒かれてしま
うようなことも防止され、用紙7の取扱いが便宜であ
る。また、一般に熱や光に対して弱いとされている感熱
紙(用紙7)の大部分を覆うことで感熱紙の劣化を防ぐ
ことができ、保管後に再びプリンタ1で印字したときも
印字品質は良好である。またこの蓋部44もパッケージ
材8に一体的に形成されており、プリンタ1にセットし
て使用する際も蓋部44は折り返されるのみで切り離さ
れることはない。従って、蓋部44を紛失してしまいパ
ッケージ材8を閉じられなくなることも未然に防止され
るのである。
【0058】また、蓋部44は、折り返す方向を上か下
かで異ならせるだけで、パッケージ材8を閉じたり開い
たりできる構成となっているため、取り扱いが容易で、
使い勝手が向上される。更には、蓋部44の差込み部3
3を第一の切込み31に差し込むだけで、用紙7がパッ
ケージ材8から露出した状態を安定的に保つことができ
る。同様に、前記差込み部33を第二の切込み32に差
し込むだけで、用紙7が再び覆われた状態を安定的に保
つことができる。特にこの第二の切込み32は舌部43
に設けられているから、外装部41・42などに切込み
を設ける構成に比して差込み部33を差し込む作業が容
易で、用紙パッケージ9の取扱いがいっそう容易とな
る。
【0059】なお、図20の変形例に示すように、第二
外装部42に差込み部48を設けて、この差込み部48
が図中矢印の如く他の用紙パッケージ9の前記第一の切
込み31に差込み可能としても良い。この構成によれ
ば、複数の用紙パッケージ9を図21のように次々と繋
げて連結できるので、複数を取りまとめて扱うことがで
き便宜である。前記差込み部48の長さや前記第一の切
込み31の位置などは、複数の用紙パッケージ9が図2
1のように互いに揃えられた状態で連結されるように、
適宜定められている。この構成により、複数の用紙パッ
ケージ9をコンパクトにまとめることができ、保管など
の際に余分なスペースを取らない点で有用である。
【0060】なお、プリンタ1の蓋体10には図1に示
すように透明な合成樹脂製の表示窓49が設けられてお
り、蓋体10が閉じられているときでも、この表示窓4
9を介して用紙収容部6の内部が視認できるようになっ
ている。これに対応して用紙パッケージ9側では図22
に示すように、第二外装部42の前記表示窓49に相当
する部分に印刷を施して、用紙7の種類や大きさを表示
する表示部50を設けるようにすることもできる。この
構成によれば、ユーザは蓋体10を開かなくても、表示
窓49を覗き込んで内部の前記表示部50を確認するこ
とで、現在セットされている用紙7の種類・大きさにつ
いて知ることができる。
【0061】なお、パッケージ材8においては図6等に
示すように、第二外装部42を第一外装部41よりも比
較的長く構成して、第二外装部42と第一外装部41と
の合わせ目部分Bがパッケージ材8の端部近傍に位置す
るようにし、プリンタの表示窓49に相当する部分(表
示部50を設ける部分)にその合わせ目部分Bが重複し
ないように構成している。この構成により、表示部50
を合わせ目部分Bに跨らせて付する必要がなくなり、印
刷等により表示部50を形成する場合も容易である。ま
た、表示部50の印刷が合わせ目部分Bでズレてしま
い、見た目を損なって用紙の種類などの確認を困難にし
てしまうこともないのである。
【0062】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、い
ったん用紙パッケージの蓋部を開いてプリンタへセット
した後に用紙パッケージを取り外した場合でも、蓋部を
再び閉じることができ、取扱いに便宜である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタの全体的な
構成を示した斜視図。
【図2】同じく側面断面図。
【図3】プリンタの用紙収容部に用紙をセットした状態
を示した図。
【図4】用紙分離部および印刷機構部の詳細を示した断
面拡大図。
【図5】用紙パッケージの斜視図。
【図6】パッケージ材の展開図。
【図7】パッケージ材の舌部を折り曲げる様子を示した
図。
【図8】パッケージ材の第一外装部を折り曲げる様子を
示した図。
【図9】パッケージ材の第二外装部を折り曲げる様子を
示した図。
【図10】用紙をパッケージ材へ挿入する様子を示した
図。
【図11】パッケージ材の蓋部を閉じる様子を示した
図。
【図12】用紙パッケージをプリンタに使用するため
に、パッケージ材の蓋部を開く様子を示した図。
【図13】切取部を切り離す様子を示した図。
【図14】蓋部を下方へ折り曲げる様子を示した図。
【図15】蓋部を下面側で固定する様子を示した図。
【図16】用紙パッケージをプリンタにセットする様子
を示した図。
【図17】ツマミを設けた変形例を示した図。
【図18】プリンタから取り外した用紙パッケージにお
いて、蓋部を上方へ折り返す様子を示した図。
【図19】蓋部を閉じる様子を示した図。
【図20】複数の用紙パッケージを連結可能とする変形
例を説明する斜視図。
【図21】複数の用紙パッケージが連結された様子を示
した斜視図。
【図22】表示部を設けた変形例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 プリンタ 7 用紙 8 パッケージ材 9 用紙パッケージ 12 ピックアップローラ 31 第一の切込み 32 第二の切込み 44 蓋部 45 切取部 47 ツマミ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 稔 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 瀬尾 恵二 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 奥村 隆司 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 嶋田 勝彦 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 直江 六男 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 Fターム(参考) 3F343 FA02 FB04 HB06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタの被印刷媒体としての用紙と、 積層された状態の該用紙の外側を覆うパッケージ材と、
    を有し、 該パッケージ材から用紙の一部を露出させた状態で、該
    パッケージ材とともに前記プリンタにセットできるよう
    に構成した、用紙パッケージであって、 前記プリンタへのセット時には、開放することにより前
    記用紙の一部を露出させ、不使用時には、閉じることに
    より前記用紙の露出部分を覆うことが可能な、前記パッ
    ケージ材と一体的な蓋部を設けたことを特徴とする、 用紙パッケージ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の用紙パッケージであっ
    て、 前記蓋部は前記パッケージ材の一部部分に構成され、 当該一部部分を一側へ折り返すことで、用紙の一部を露
    出させた状態とすることができ、 かつ、当該一部部分を他側へ折り返すことで、前記露出
    された用紙の一部を再び覆った状態とすることができる
    ようにしたことを特徴とする、 用紙パッケージ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の用紙パッケージであっ
    て、 前記パッケージ材の一部部分は、未使用のパッケージ材
    の所定部分を切り取ることにより、折り返し可能に構成
    されることを特徴とする、 用紙パッケージ。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の用紙パ
    ッケージであって、 前記パッケージ材には、前記一部部分を一側へ折り返す
    ことにより露出する舌部を設けて、 該舌部が、前記用紙パッケージをプリンタにセットした
    ときに、用紙の前記露出された部分をプリンタのローラ
    へ押し当てるための押圧部材と、該用紙との間に位置す
    るように構成したことを特徴とする、用紙パッケージ。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4までのいずれか一
    項に記載の用紙パッケージであって、 前記パッケージ材には、前記一部部分を前記一側へ折り
    返したときの当該一部部分を差し込むための第一の切込
    みが設けてあることを特徴とする、用紙パッケージ。
  6. 【請求項6】 請求項2から請求項5までのいずれか一
    項に記載の用紙パッケージであって、 前記パッケージ材には、前記一部部分を前記他側へ折り
    返したときの当該一部部分を差し込むための第二の切込
    みが設けてあることを特徴とする、用紙パッケージ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の用紙パッケージであっ
    て、 前記第二の切込みは前記舌部に設けてあることを特徴と
    する、用紙パッケージ。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の用紙パッケージであっ
    て、 一の用紙パッケージの前記第一の切込みに、他の用紙パ
    ッケージのパッケージ材の一部を差し込むことで、複数
    の用紙パッケージを揃えられた状態で互いに連結可能と
    してあることを特徴とする、用紙パッケージ。
  9. 【請求項9】 請求項4に記載の用紙パッケージであっ
    て、 前記パッケージ材は、前記舌部の少なくとも一部の外側
    を覆う外装部を有するとともに、 該外装部にはツマミを設けて、該ツマミを摘んで引っ張
    ることにより、プリンタにセットされている用紙パッケ
    ージを該プリンタから取り外すことができるように構成
    したことを特徴とする、用紙パッケージ。
  10. 【請求項10】 プリンタの被印刷媒体としての用紙
    と、 積層された状態の該用紙の外側を覆うとともに、該用紙
    の情報を表示する表示部を有するパッケージ材と、を備
    え、 該パッケージ材から用紙の一部を露出させた状態で、該
    パッケージ材とともに前記プリンタにセットできるよう
    に構成し、かつ、セットされた状態ではプリンタの表示
    窓を介して前記表示部の内容が視認できるように構成し
    た、用紙パッケージであって、 前記パッケージ材は平板状の材料を折り曲げて構成する
    とともに、 プリンタの表示窓に相当する部分に、前記材料の合わせ
    目部分が重複しないように構成したことを特徴とする、 用紙パッケージ。
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