JP4707163B2 - パッケージ材およびパッケージされた用紙 - Google Patents

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    • B65D5/542Lines of weakness to facilitate opening of container or dividing it into separate parts by cutting or tearing for opening containers formed by erecting a blank in tubular form the lines of weakness being provided in the container body

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のシート状の記録用紙を束ねた状態でパッケージングして供給する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリンタなどの印刷装置に使用される記録用紙は包装紙によってパッケージングされて提供されており、プリンタにセットするときは包装紙から出してセットする。感光紙、感熱紙など保管される環境の影響を受ける印刷用紙は、遮光性の材質の袋に入れて提供されており、その中から必要な量だけ取り出してプリンタにセットし、残りの紙はパッケージに入れて保管する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
単票用紙あるいはカットシートタイプの記録用紙をピックアップローラで一枚ずつピックアップして印刷機構に供給するプリンタあるいはコピー機、ファックスなどの印刷装置において、しばしば問題となることは、用紙カセットあるいは用紙収納スペースに収納された記録用紙の最後の数枚が同時にピックアップされてしまうことである。この現象が起きると用紙が無駄になるだけではなく、紙ジャムや印刷品質が劣化する要因となる。この現象は、最終の記録用紙だけが用紙カセットあるいは用紙収納スペースの底あるいは押し上げプレートあるいはボトムプレートなどに直に接触していることが主な要因であると考えられる。これらの底あるいはプレートの表面の摩擦係数が記録用紙と異なるために摩擦力が不足し、最後の数枚の重ねられた記録用紙がセパレートできずに同時にピックアップされてしまう。このため、底やプレートの表面あるいは内面にコルクやゴムなどの摩擦係数を高くする素材を貼り付けて最終の印刷用紙まで一枚ずつ使用できるようにする工夫がされている。
【0004】
しかしながら、ある程度の期間にわたり印刷装置を使用していると、プレートの表面をカバー、ライニングあるいはコーティングする部材が記録用紙との摩擦により磨耗して摩擦係数が低下したり、磨り減ってプレート自体が表れてしまうことがある。したがって、長期間にわたり安定して紙送りできるようにするには、十分な厚みのある素材によりプレートの少なくともピックアップローラと対峙する部分をカバーし、摩耗しても表面の性能が変化しないようにする必要がある。
【0005】
大型のプリンタや、A4サイズ(210mm×297mm)などのレギュラーサイズの記録用紙に印刷するデスクトップサイズのプリンタでは、用紙カセットあるいは用紙収納スペースに余裕がある。したがって、ボトムプレートに十分に厚い素材を取り付けて摩擦係数の改善を図ることは容易である。しかしながら、磨耗が避けられないので、永続的にその性能を維持することは不可能である。さらに、携帯に適したような小型で、厚みが数cmから数mm程度のプリンタにおいては、磨耗による磨り減るような部材を貼り付けておく余分なスペースはない。そして、このような薄型のプリンタでは収納できる記録用紙の枚数も限られているので、最後の一枚まで確実に使用できることが要望される。
【0006】
そこで、本発明においては、カットシートをピックアップして使用するプリンタなどの印刷装置において、長期間にわたり、最後の一枚まで確実に使用することができる技術を提供することを目的としている。特に、上述したようなハンディーサイズで持ち歩きも容易な薄型のプリンタであっても、最後の一枚まで確実に使用することができる技術を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
携帯に適したコンパクトで薄型のプリンタで使用される記録用紙のサイズは、A6サイズ(105mm×148mm)以下の、たとえばA7(74mm×105mm)あるいはA8(52mm×74mm)サイズの小型の用紙である。したがって、A4あるいはそれ以上のレギュラーサイズの記録用紙と比較し、用紙束の形を整えたり、先端を揃えたりすることが難しい。さらに、角などが少しでも折れ曲がると、用紙をピックアップしたり、プリンタ内部で紙送りしたりする際の障害になる。また、用紙サイズが小さいので、それらを収納する用紙カセットあるいは用紙収納スペースも小さく、それらの内部に複数の記録用紙を傾けずに揃えて入れることはそれほど容易な作業ではない。そこで、本願の発明者らは、プリンタの収納スペースあるいは用紙カセットにセットする一回分の記録用紙をパッケージングした状態で、記録用紙の束をばらさずにセットすることを検討した。そして、そのパッケージの一部を下敷きのように記録用紙の最後の一枚とプレートの間にセットすることにより、最後の一枚が直にプレートと接するのを防ぎ、さらに、その下敷きとなる部分に適度な摩擦係数を持たせることにより記録用紙の最後の一枚まで確実に分離して利用できるようにした。
【0008】
すなわち、本発明のパッケージ材(パッケージングマテリアル)は、プリンタに、複数の記録用紙を束ねてセットする紙製のパッケージ材であって、プリンタは、記録用紙をピックアップするピックアップローラと、記録用紙をピックアップローラに加圧する部分とを含む。このパッケージ材は、複数の記録用紙を束ね、これら記録用紙の一方の先端であって第1の外面が前記ピックアップローラに接する先端を除いて保持する部分と、この保持する部分により束ねられた記録用紙の一方の先端の第1の外面と反対側の第2の外面の少なくとも一部を覆うように複数の記録用紙を保持する部分とを有し、この伸びた部分の記録用紙に接する内面の摩擦係数が該記録用紙の摩擦係数にほぼ等しく、伸びた部分は保持する部分と一体であり、折り目または厚みが薄い部分を介して保持する部分に接続され、プリンタにセットされると伸びた部分は保持する部分に対し曲がり、束ねられた記録用紙とともに加圧する部分とピックアップローラとの間に入るようにしている。このパッケージ材に記録用紙が保持された状態のパッケージされた用紙(用紙パッケージ)では、一方の先端を除いて記録用紙が保持されている。したがって、パッケージ材でプリンタに一回で収納可能な量の記録用紙を保持すれば、保持する部分で束ねた用紙を、保持されていない一方の先端を給紙する側としてプリンタなどの印刷装置にセットできる。そして、保持する部分で記録用紙を束ねたまま、ピックアップローラを記録用紙の先端に当てて一枚ずつピックアップできる。したがって、記録用紙がレギュラーサイズよりも小さい場合でも、取り扱いが容易となり、記録用紙を揃える手間を省ける。そして、ピックアップローラで紙送りする際などに、用紙の端が曲がったり折れたりして紙詰まりの原因になるのを防止できる。
【0009】
さらに、本発明のパッケージ材および用紙パッケージは、この保持する部分により束ねられた記録用紙の一方の先端の一方の外面の少なくとも一部を覆うように伸びた部分を備えている。したがって、このパッケージ材で記録用紙を束ねたまま印刷装置にセットすると、用紙収納部あるいは用紙カセットの底、さらには、ピックアップローラに記録用紙を押し付けるボトムプレートや押し上げプレートなどの部材と、記録用紙の最後の一枚との間に、伸びた部分が下敷きのように存在する。このため、記録用紙の最後の一枚に対し摩擦力を発生させる環境あるいは条件は、中間の記録用紙の環境あるいは条件と同じとなり、最後の一枚まで確実に使用することができる。そして、パッケージ材は、記録用紙と同時に交換されるので、磨耗による摩擦係数の変化、部材のすり減りといった問題はない。
【0010】
このように、下敷きとなるパッケージ材の伸びた部分で最後の一枚を保持するのに適した摩擦係数を維持できるので、印刷装置あるいは用紙カセットの側に摩擦係数を保持するための部材を設ける必要がなくなる。さらに、最も外側の記録用紙の外側の面が、パッケージ材の伸びた部分によりカバーされるので、ボトムプレートが無くてもバネなどの弾性部材が直に記録用紙に接触しない。したがって、バネなどの弾性部材だけで加圧しても記録用紙を傷めることがなく、ボトムプレートなどの弾性部材をカバーする部材を省くことができる。このため、本発明のパッケージ材を用いることにより、携帯に適したさらに薄くコンパクトなプリンタを提供でき、コストを削減することができる。その一方で、本発明のパッケージ材を用いた用紙パッケージを使用することにより最後の一枚まで確実に使用できるので、薄くコンパクトなプリンタに収納可能な限られた枚数の記録用紙を有効に使用することができる。
【0011】
ピックアップローラが上下に動く可動式の場合は、最後の記録用紙の厚み方向の位置は変わらない。このため、下敷きとなる、伸びた部分を動かす必要はない。しかしながら、ピックアップローラが固定式の場合は、最後の記録用紙の位置を変えて記録用紙をピックアップローラに押し付ける必要がある。このため、下敷きとなる、伸びた部分が厚み方向に動くようにして、板バネなどによる圧力が容易に記録用紙に伝達されるようにすることが望ましい。すなわち、伸びた部分は保持する部分に対し、この保持する部分で束ねられた記録用紙の厚み方向の位置が変わるように接続しておくことが望ましい。たとえば、伸びた部分は折り目または厚みが薄い部分を介して保持する部分と接続することにより、伸びた部分が保持する部分に対し折れ曲がりやすいようにしておくことができる。
【0012】
さらに、伸びた部分の側辺の少なくとも一部に沿って、伸びた部分が保持する部分と分離して動くように切れ目を設けておくことにより、伸びた部分が折れ曲がるときの旋回半径を大きくし、伸びた部分が記録用紙の厚み方向に動いたときにピックアップローラに対する位置が大きく変化しないようにできる。
【0013】
また、伸びた部分の内面の摩擦係数を記録用紙の摩擦係数と同等にするには、少なくとも伸びた部分を紙製にすることが最も容易である。伸びた部分あるいはパッケージ材全体をプラスチックなどで構成し、その内面の摩擦係数を調整することも可能である。また、伸びた部分に限らず、パッケージ材をすべて紙製にすることも可能であり、再生紙を用いることも可能である。紙製のパッケージ材であれば、記録用紙を使用した後の廃棄を考慮すると環境にやさしく、廃棄処理のし易いパッケージ材を提供できる。また、リサイクルが可能なように記録用紙を使用した後は、折り畳んで記録用紙の供給元に容易に返送できるような形状にすることも可能である。
【0014】
さらに、記録用紙を保管中や輸送中にわたり、印刷装置にセットされる直前まで保護するために、保持する部分および伸びた部分に加えて、保持する部分で束ねられた記録用紙の給紙側となる、一方の先端をカバーする部分を設けることが望ましい。カバーする部分によりピックアップされる記録用紙の先端部分を印刷装置の収納部あるいは用紙カセットにセットする直前まで保持することが可能となり、紙詰まりなどのトラブルを未然に防止できる。
【0015】
このカバーする部分は、保持する部分あるいは伸びた部分とは別の部材で構成するようにしても良い。また、保持する部分あるいは伸びた部分と繋がった状態にして、カバーする部分が、パッケージ材の伸びた部分、さらには保持する部分から分離できるようにしてもよい。カバーする部分を容易に分離するためには、その境界をミシン目にすること望ましく、さらに、帯状の部分を形成する2筋のミシン目をカバーする部分の境界に設けておくことでさらに分離が容易となる。
【0016】
さらに、本発明のパッケージ材は、保持する部分、伸びた部分およびカバーする部分で束ねられた記録用紙のほぼ全体をカバーできるので、用紙全体を輸送中および保管中の損傷やゴミ、さらには熱などから保護できる。また、用紙がピックアップされる際の摩擦力による静電気を逃がし、ごみなどが付着したり、印刷機構においてインクやトナーなどの付着性能に影響を与えないように、保持する部分および伸びた部分を導電性の部材で構成することが望ましい。導電性の部材は、紙であれば炭素などの導電性の組成を混ぜることにより実現することができる。
【0017】
本発明の用紙パッケージにおいては、保持する部分から伸びた部分が舌のように飛び出しており、その伸びた部分がピックアップローラと反対側になるようにセットする。このため、表裏の表示を設けなくても、用紙パッケージを印刷装置にセットする方向は分かりやすい。したがって、感熱紙などの表裏のある記録用紙では、表裏を間違えることなくセットできる。さらに、保持する部分または伸びた部分の外面を、記録用紙を印刷装置にセットする向きを示唆する表示する領域として利用したり、記録用紙の仕様、使用条件、製造メーカまた適用できるプリンタなどの印刷装置の情報を含む記載を表示する領域として利用することができる。記録用紙が消費された後でもパッケージ材は残るので、用紙の仕様を何時でも確認できる。また、同じパッケージ材にカバーされた用紙パッケージを購入させることができ、宣伝効果も得られる。
【0018】
携帯型のコンパクトなプリンタなどに収納する用紙パッケージでは、プリンタの用紙収納スペースは小さくて薄い。したがって、収納される用紙の枚数が数10枚で、パッケージの厚みが数mmあるいはそれ以下のものも有用である。A7あるいはA8程度の小さく取り扱い難い用紙をパッケージングすることによりセットが容易になるが、箱型のパッケージ材で縦横のサイズが数cm程度で厚みが数mm程度あるいはそれ以下のパッケージ材を、紙などを貼り合わせて製造するのでは、十分なサイズの糊代あるいは接着するための面積を確保するのが容易ではない場合がある。そこで、本発明のパッケージ材の保持する部分を、該パッケージ材に収納される記録用紙の上面をカバーする第1の部分と、それらの記録用紙の下面をカバーする第2の部分に分け、これら第1および第2の部分の縁の少なくとも一部を外側に広げて貼り合わせることにより、十分な面積の糊代を確保することができる。さらに、この外側に広げられた縁を用紙パッケージをセットする方向を示すマークとして利用することができ、また、プリンタの紙収納部を、パッケージ材の外側に広げられた縁が所定の方向となるようにセットしないと収納できない構造とすることも可能である。
【0019】
さらに、伸びた部分が保持する部分と分離して動くように切れ目が設けられている場合は、保持する部分で束ねられた記録用紙の先端から少なくとも切れ目までをカバーする部分を設け、保管や輸送中に切れ目からゴミなどが侵入するのを防ぐことが望ましい。そして、このカバーする部分を保持する部分から分離すると伸びた部分が現れるようにすれば良い。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明の実施の形態についてさらに説明する。図1ないし図3に、本発明のパッケージ材の一例を示してある。このパッケージ材1は印刷用紙、本例では感熱紙を内部に束ねて、そのままプリンタの用紙収納部あるいはプリンタの用紙カセットにセットできるようになっている。本例のパッケージ材1は、全体が紙製で縦55mm、横77mmおよび厚さ5mm程度の薄い直方体状の紙カセットであり、内部にA8サイズの印刷用紙をほぼ50枚程度収納できる空間を確保できる。
【0021】
このパッケージ材1は、図3に示すように、帯状の部材3を取り外すと、内部に収納される用紙の給紙側13となる一方の先端をカバーするキャップ状の部分2を本体5から分離できる。そして、用紙は、給紙側13の先端を除いて筒状の本体5により束ねられた状態で保持される。さらに、本体5の裏面側12から給紙側13の先端に向かって舌状に部分4が伸びており、帯状の部材3を取り外すと、キャップ状のカバーする部分2は舌状に伸びた部分4からも分離され、用紙の先端をカバーする部分2がパッケージ本体5から完全に取り除かれる。したがって、本例のパッケージ材1では、一方が開いた箱状あるいは筒状の本体5が用紙を束にして保持する部分であり、キャップ状の部分2が用紙の給紙側の先端近傍をカバーする部分となる。さらに、本体5から舌状に伸びた部分4が、本体5により束ねられた記録用紙の給紙側13の先端の一方の外面の少なくとも一部を覆い、用紙をパッケージ材11に入れてプリンタにセットしたときに、用紙の給紙側の先端近傍の下敷きとなる部分である。そして、図2に示すように、これらの境界となる帯状の部材3は、キャップ状の部分2を本体5および伸びた部分4から取り除き易いように、これらと接する境界に沿って予めミシン目6が2筋入っており、本体5から若干飛び出した端3aを持って引っ張るだけで簡単に分離できる。
【0022】
図4に、本例のパッケージ材1に印刷用紙20を収納し、キャップ状の先端をカバーする部分2を取り外した状態を示してある。本例のパッケージ材1は、キャップ状の部分2を本体5に取付けた状態で、印刷用紙20の束の全体をカバーできるようになっている。したがって、キャップ状のカバーする部分2を本体5から取り除く前のパッケージングされた用紙(用紙パッケージ)21の姿は、キャップ状の部分を取り外す前のパッケージ材1の状態を示す図1および図2と同様である。また、パッケージ材1の寸法は、プリンタの用紙収納スペースあるいは用紙カセットに収まるサイズに設計されている。したがって、収納スペースあるいはカセットに一回でセットできるだけの枚数のA8サイズの用紙をパッケージ材1の本体5に保持したままの状態で、記録用紙20をプリンタに設定することが可能である。
【0023】
本例のパッケージ材1においては、パッケージ材1の本体5は、用紙20を保持した状態でプリンタにセットするときに、プリンタのピックアップローラが接触する用紙の先端部分20aを除いてカバーしている。したがって、プリンタあるいは用紙カセットに用紙パッケージ21をセットするときに、カバーする部分2を取り外すと、記録用紙20の給紙側13の先端部分20aが表れる。このため、パッケージ材1の本体5で印刷用紙20を束ねたままの状態で、印刷用紙20の先端部分20aにピックアップローラを接触させることができる。一方、束ねられた印刷用紙20の外面のうち、ピックアップローラが接触する側(以下では表側)20bに対し、その反対側の裏側においては、本体5から給紙側13に伸びた部分4が、束ねられた印刷用紙20の最も下側の用紙20cを裏側からサポートする下敷きとなる。
【0024】
パッケージ材1の表面(正面あるいは上面)11には、図1あるいは図4などに示すように、プリンタあるいは用紙カセットに差し込む向きおよび方向(給紙する方向、給紙方向)13を示すための表示として矢印15が付記されている。さらに、このパッケージ材1に収納して印刷用紙を提供するメーカ名16と、印刷用紙を使用する際の使用条件、注意点、留意点、使用可能なプリンタ名、さらにはメーカの連絡先などの諸仕様17を示す記載が付記されている。
【0025】
本例の用紙パッケージ21は、本体5に用紙20が保持された状態でプリンタの用紙収納スペースあるいは用紙カセットにセットされる。そして、ピックアップローラと反対側にセットされる、伸びた部分4を備えているので、セットする向きはパッケージ材1により明白であり間違えを起こすことは少ない。さらに、本例のように、セットする方向を示す表示15を本体5に設けておくことにより、伸びた部分4をセットする方向を知らなくても、その表示15にしたがって作業するだけで、確実に正しく印刷用紙をセットできる。特に、感熱紙や感光紙、あるいは、インクジェット方式で印刷するのに適した面(印刷面)を備えた印刷用紙においては、用紙をセットする向きを間違えると、印刷ができなかったり、印刷の品質が著しく劣化するが、本例のパッケージ材1であれば印刷用紙の表面を確認する必要もない。また、余った印刷用紙をカセットから除いて再度セットするときも印刷用紙20はパッケージ材1に入っているので、表示にしたがって間違いなくセットできる。
【0026】
さらに、本体5に諸仕様17を付記しておくことにより、印刷用紙20を使用する直前あるいは使用中でも印刷用紙のセットあるいはその他の使用方法に疑問があれば、いつでも確認することができる。
【0027】
また、本例のパッケージ材1は、収納している印刷用紙20が使い尽くされた後もプリンタあるいは用紙カセットの内部に残る。このため、パッケージ材1に記載されたメーカ名16や仕様17にしたがって次の印刷用紙を購入させることができ、印刷用紙を間違えることがなくなる。また、メーカ名などをパッケージ材1に記載することにより、ユーザに同一のメーカの品物を購入させる広告効果を得ることができる。すなわち、印刷用紙そのものにメーカ独自の特徴が直ぐ分かるようなマークなどを付すことは難しく、印刷用紙の性能が異なっていてもその外観から直ぐには分からない。これに対し、パッケージ材1は、印刷用紙20を束ねているだけであり、印刷されることはないので、独自のデザインあるいは色のマークなどを付加あるいは表示することが可能である。したがって、記録用紙20に影響を与えないで販売あるいは製造メーカの特徴を出すことができる。もちろん、メーカの広告以外の表示を行うことも可能であり、印刷用紙あるいはプリンタメーカ以外のメーカの広告や、イベントの記念品としての表示などを付記することも可能である。
【0028】
図5に、本例の用紙パッケージ21をプリンタ30の用紙収納スペース37にセットした状態を示してある。このプリンタ30は、サーマルヘッド31と、プラテンローラ32を備えたサーマルプリンタであり、記録用紙20として感熱紙が用いられる。したがって、用紙パッケージ21には感熱紙20が収納されており、キャップ状のカバーする部分2が取り外されると、感熱紙20の一方の先端の部分20aが表れ、本体5から伸びた部分4が感熱紙20の束の下に残る。この状態で、伸びた部分4を下にして用紙パッケージ21をプリンタ30の収納部37にセットすると、感熱紙20の先端20aの部分にピックアップローラ33が接し、ピックアップローラ33が給紙方向に回転すると、感熱紙20に給紙方向の力が働き、給紙方向、すなわち、サーマルヘッド31の方向に駆動される。そして、感熱紙20の先端が分離壁34に当たるので、最も上のピックアップローラ33に接した用紙20だけが分離されてサーマルヘッド31の方向に給紙される。さらに、本例の用紙パッケージ21では、パッケージ材1の中に、感熱材が塗布された感熱紙20の表面20bが上方11を向いて収納されており、表面20bがサーマルヘッド31と向かい合うので、サーマルヘッド31で印刷された用紙20が出力される。
【0029】
ピックアップローラ33と用紙20との接触圧力を確保するために、プリンタ30は、ボトムプレート36と、これをピックアップローラ33の方向に押し上げられるばね35を備えている。図6に示すように、印刷用紙20が消費されて用紙20の束の厚みが減少すると、ボトムプレート36が上方に動いてほぼ一定の圧力でピックアップローラ33に用紙20が押し付けられる。さらに、本例の用紙パッケージ21では、最終の用紙20cとボトムプレート36の間に、本体5から舌状に伸びた部分4が下敷きのように挿入されている。したがって、最終の用紙20cにもその他の用紙と同様の摩擦力が作用し、最後の数枚が同時にピックアップされて給紙されてしまうことがない。
【0030】
図7に、用紙20をピックアップするための概略条件を示している。ボトムプレート36がばね35により力Fで押し上げられている状態では、ピックアップローラ33とそれに接触している用紙20dとの間に摩擦係数をμとしてμFの摩擦力が働き紙送りされる。一方、用紙20dの下の用紙20cは、分離壁34に当たって動かず、用紙20dとその下の用紙20cとの間には、用紙同士の摩擦係数をμiとするとμiFの力が働く。この摩擦力μiFは、用紙20dにとっては給紙方向に対する抵抗力となり、用紙20cにとっては給紙方向への駆動力となる。さらに、用紙20cが最終の用紙であると、下敷きとなっているパッケージの伸びた部分4との摩擦係数をμxとするとμxFの力が働き、これが抵抗力となる。
【0031】
用紙20cが最終の用紙でなければ、用紙20cに働く摩擦力の摩擦係数μiとμxは同じであるので、駆動力と抵抗力がバランスし、用紙20dだけがピックアップローラ33によって駆動されて給紙方向に動く。しかしながら、摩擦係数μiとμxが異なり、用紙20cの摩擦力による抵抗力が小さくなると、駆動力との差が分離壁34との抵抗を上回る条件が成立する可能性がある。その場合、用紙20cが上の用紙20dと共に駆動されてしまい、複数の記録用紙20が同時にピックアップされてサーマルヘッド31に向けて給紙されてしまう。このため、用紙が無駄に費やされることに加えて、サーマルヘッド31とプラテンローラ32との間に複数の用紙が入り込もうとするので、紙詰まり(紙ジャム)の原因になる。また、サーマルヘッド31とプラテンローラ32とのギャップが狂うことにより、印刷品質が劣化し、その後の紙送り性能が劣化するなどのトラブルの要因となる。逆に、ボトムプレート36との摩擦係数が高すぎると、ピックアップローラ33の駆動力が不足することになり、最終の用紙をピックアップすることができない。
【0032】
本例の用紙パッケージ21を採用すると、パッケージ材1の伸びた部分4が最終の用紙20cとボトムプレート36との間に介在し下敷きとなっている。そして、この伸びた部分4は他のパッケージ材1と同様に紙製なので印刷用紙20cとの間の摩擦係数μxは、他の印刷用紙の抵抗力となる紙同士の摩擦係数μiとほとんど変わらない。したがって、最終の印刷用紙20cがピックアップされる条件は他の印刷用紙20を変わりなく、最終の印刷用紙20cが上部の印刷用紙と共にピックアップされて給紙されてしまうのを確実に防止できる。このため、最後の用紙まで確実に一枚ずつ給紙できる。
【0033】
したがって、本例のパッケージ材1を採用した用紙パッケージ20を使用すると、最終の用紙とボトムプレートの間に伸びた部分4が入り、最後の用紙の下敷きとなるので、ボトムプレートの摩擦係数を紙の摩擦係数と合わせるためのライニング材を設ける必要がなくなる。さらに、用紙パッケージ20を交換するごとに常にパッケージ材1がリフレッシュされるので、伸びた部分4の摩擦係数は他の用紙と同じ状態となり、印刷用紙20を一枚ずつピックアップするのに適した条件を維持できる。このため、プリンタ30の側ではボトムプレートのライニング材が不要となるので、さらに薄くコンパクトになり、製造コストを低減することができる。そして、印刷用紙20の最後の一枚までを一枚ずつ確実にピックアップして使用できるので用紙が無駄にならず、また、紙ジャムや印刷品質の劣化が起きることも未然に防止できる。特に、携帯に適した薄くコンパクトなプリンタにおいては、収納可能な印刷用紙の枚数が限られているので、最後の一枚まで確実に利用できることは大きなメリットである。
【0034】
さらに、コンパクトで薄いプリンタに用紙をセットする場合は、用紙もコンパクトであるので、複数枚を揃えること自体が難しく、さらに、それらを狭く薄いプリンタの用紙収納部に入れることも難しい。本例の用紙パッケージ21であれば、用紙20が予めパッケージングされており、それをばらさずに、束ねられた状態のまま狭く薄いプリンタの収納部37にセットできるので、用紙のハンドリングが容易となる。したがって、本例のパッケージ材でパッケージングされた印刷用紙、すなわち用紙パッケージ21は、はがきサイズあるいは名刺サイズなどのコンパクトで携帯に適したプリンタを提供する上で重要なものである。
【0035】
さらに、本例の用紙パッケージ21を用いると、プリンタの内部で給紙されている間、用紙20はパッケージ材1で保持され、パッケージ材1と接触する状態となる。したがって、パッケージ材1に導電性を持たせることにより、ピックアップするときの摩擦力などにより発生する静電気を用紙20から外部に逃がすことができる。印刷用紙20が帯電した状態であると、ごみが付着したり、予定外の領域にインクが付着したり、インクが付着しにくくなったりなどのトラブルの要因となる。これに対し、パッケージ材1を構成する紙材にカーボンなどの導電性の素材を混入することによりパッケージ材1に導電性を持たせると、パッケージ材1に保持されている用紙20を直接あるいは間接的に接地することができ、静電気の影響を取り除くことができる。
【0036】
また、本例のパッケージ21においてはキャップ状の部分2を取り除くまではパッケージ材1で用紙20の全体がカバーされている。したがって、保管や流通過程において用紙20の角が折れたり、傷ついたりするのを未然に防止することができる。特に小サイズの印刷用紙では、プリンタ内の紙経路などに余裕があまりなく、印刷用紙の変形が紙ジャムや印刷品質の劣化に繋がることが多い。本例の用紙パッケージ21は、そのようなトラブルも未然に防ぐことができる。
【0037】
図8に、上記と異なる用紙パッケージ41を表面11から見た様子を示してある。また、図9に、その用紙パッケージ41を裏面12から見た様子を示してある。本例の用紙パッケージ41もほぼ直方体状に組み立てられた紙製のパッケージ材50を用いて構成されており、厚さは2.5mm程度とさらに薄くなっている。このような薄いパッケージ材50であっても、内部に25枚程度の印刷用紙を収納することが可能である。したがって、持ち運びできるコンパクトなプリンタにセットする用紙枚数としては十分な枚数をパッケージングできる。
【0038】
図10に展開図を用いて示してあるように、本例のパッケージ材50は表面(正面あるいは上面)11を構成し、折り目59に沿って折って組み立てられると印刷用紙を収納する厚みが確保できるように凸型になる第1の部材51と、裏面12を構成する平板状の第2の部材52と、この第2の部材52と糊付けされて紙カセット状のパッケージ材50を形成する第3の部材53とを備えている。第1の部材51の長手方向の両端の縁51aと、第3の部材53の長手方向の両端の縁53aは、組み立てられたときに直方体状の収納部54の外側に延びて貼り合わされる糊代となっている。したがって、本例のように厚さが2.5mm程度しかないパッケージ材50であっても、十分な重ね代を確保でき、作業効率を向上できる。
【0039】
本例のパッケージ材50の第1の部材51で構成される上面11にも、プリンタあるいは用紙カセットに差し込む向きおよび方向(給紙する方向、給紙方向)を示す矢印15と、メーカ名16あるいは商品名などが付されている。また、収納される記録用紙の一方の端である給紙側13をカバーする部分には、2筋のミシン目6によって取外し可能な帯状の部分3がキャップ状のカバーの部分2の境界に沿って設けられており、端3aを持って引っ張るだけで、組み立てられたときにキャップ状となるカバーの部分2を分離できる。
【0040】
さらに、図9および図10に示すように、裏面12は第2の部材52と第3の部材53が張り合わされた2重構造になっており、内側を構成する第2の部材52には、組み立てられたときに記録用紙を保持する部分となる本体5を構成する部分55aから給紙側13に舌状に伸びた部分4が設けられている。さらに、伸びた部分4が接続された部分の側方には予め切れ目57が入っており、これらの切れ目57により長く伸びた部分4が形成されるようになっている。また、伸びた部分4と本体となる部分55aとの接続個所は折れ目58となっている。
【0041】
外側を構成する第3の部材53の給紙側3は、組み立てられたときに第1の部材51の給紙側13の部分と共にキャップ状のカバーとなる部分2である。また、このカバーの部分2と、第2の部材52と糊付けされ、本体5を構成する部分55bとの境界は2筋のミシン目6により取外し可能な帯状の部分3となっている。第3の部材53の帯状の部分3から給紙側13の部分は、第2の部材52と重ねられたときに、折れ目58から伸びた部分4を覆うようになっている。したがって、図11に示すように、本例のパッケージ材50では、帯状の部分3の端3aを持ってキャップ状のカバーする部分を分離すると、パッケージ材50に収納されている用紙20の表面20bが表れ、裏側では本体5から伸びた部分4が現れる。そして、伸びた部分4が本体5に束ねられた用紙20の最も外側の用紙20cの外側をカバーし、プリンタの収納部にセットすると伸びた部分4が下敷きとなる。
【0042】
さらに、舌状に伸びたの部分4の先端はフリーであり、その側辺も予め設けられた切れ目57によって本体5から分離されており、さらに、伸びた部分4と本体5とは折れ目58により繋がっている。このため、伸びた部分4は折れ目58を中心に本体5に対して自由に旋回できる。したがって、伸びた部分4はプリンタの板バネなどに押されると束ねられた用紙20の厚み方向に変形あるいは移動し、収納された記録用紙20の先端20aをピックアップローラに加圧できる。
【0043】
図12に、本例の用紙パッケージ41をプリンタ60の用紙収納スペース37にセットする様子を示してある。また、図13に、用紙パッケージ41がプリンタ60にセットされた様子を示してある。本例のプリンタ60も上記と同様にサーマルヘッド31と、プラテンローラ32を備えたサーマルプリンタであり、記録用紙20として感熱紙が用いられる。本例のプリンタ60は、さらに、ハウジング61の図面上の下側に配置されたピックアップローラ33で給紙し、図面上の右側のプラテンローラ32に沿って紙送り方向が反転され、サーマルヘッド31により印刷され、さらに、印刷された用紙20がハウジング61の上部のストッカー62に出力される。このため、プリンタ60には、ピックアップされた用紙を下側にガイドし印刷済みの用紙を上側にガイドする紙ガイド67と、プラテンローラ32に沿って用紙をガイドする紙ガイド68と、ハウジング61の外に排紙された用紙20をストッカー62の方向にガイドする排紙ガイド69とを備えている。
【0044】
用紙パッケージ41をセットするときは、図12に示すように、まず、排紙ガイド69をオープンし、次に、ハウジング61の上面のストッカー62となっているカバー63をオープンする。これにより、用紙収納スペース37が表れるので、用紙パッケージ41を装着し、カバー63を閉じる。これだけの操作で用紙をセットできる。用紙パッケージ41をセットする際、本例のプリンタ60ではピックアップローラ33がハウジング61の下側に設けられているので、用紙パッケージ41に収納された用紙が表れた面(表面)11を下側になるようにセットする。さらに、プリンタ60では紙送り方向を180度曲げた後にサーマルヘッド31で印刷し、印刷された面が上を向いて出力される。このため、用紙パッケージ41には、印刷用紙20の印刷面20bが表面11を向いて収納されており、上記のようにプリンタ60に用紙パッケージ40をセットするだけでユーザが用紙の表裏を確認しなくても確実に正しく用紙をセットできる。
【0045】
本例の用紙パッケージ41では、その表側11と裏側12との識別は極めて容易である。まず、表側11には印刷表示15あるいは16などがある。そして、ピックアップローラ33と反対側にセットされる裏面12には舌状に伸びた部分4がある。さらに、本例の用紙パッケージ41では、糊付けされた部分51aおよび53aがフランジ状に表側11あるいは裏側12のいずれか一方から張り出している。したがって、張り出した部分51aおよび53aによっても表側11あるいは裏側12の区別が明確になる。また、用紙パッケージ41をプリンタにセットするときに、正規な方向でセットしないとフランジ状に張り出した部分51aおよび53aがハウジング61に引っ掛かって収納できない。プリンタ側の構造によって用紙パッケージ41が誤った方向でセットされるのを未然に防止する方法としては、蓋63が張り出した部分51aおよび53aに干渉して閉じ難い構造にすることも可能である。
【0046】
本例のプリンタ60では、図13に示すように、用紙パッケージ41を収納部37にセットし、カバー63を閉じると、カバー63の裏側の先端に設けられている板バネ64がパッケージ材41の伸びた部分4に当り、用紙パッケージ41に収納された用紙20の給紙側の部分21aをピックアップローラ33に加圧する。さらに、図14に示すように、用紙20が消費されてパッケージ50に収納されている用紙束の厚みが減ると、伸びた部分4は本体5に対し折り目58で曲がるようになっているので板バネ64の伸びにしたがって旋回する。したがって、用紙20の枚数が減っても、伸びた部分4が下敷きとなって板バネ64と最後の用紙との間に入り、用紙20の最後の一枚までピックアップローラ33に加圧することができる。そして、上記の実施例において詳しく説明しているように、紙製の伸びた部分4を介して加圧しているので、最後の数枚をピックアップするとき摩擦係数などの環境を同一に保つことができ、ミスフィードを無くすことができる。
【0047】
本体5から伸びた部分4の長さが短すぎると、用紙20の枚数が減って伸びた部分4が旋回したときに旋回半径が小さくなり伸びた部分4の先端が板バネ64で加圧する位置から外れてしまう可能性がある。そこで、本例のパッケージ材50を採用した用紙パッケージ41においては、伸びた部分4の両側に切れ込み57を設けて、キャップ2を切り離すと、十分な長さの伸びた部分4が表れるようにしている。したがって、板バネ64が常に伸びた部分4を介して用紙20を加圧し、伸びた部分4がボトムプレートの代わりとなって用紙20に対し適当に分散された圧力が加えられる。板バネに限らず、適当な弾性力を備えた部材あるいは構造であれば、本体5から伸びた部分4を介して用紙20をピックアップローラ33に加圧することができる。そして、最後の数枚の紙送りもミスなくできることは上述した通りである。
【0048】
また、以上では、感熱紙をパッケージングした例で本発明を説明しているが、印刷用紙の種類に限定されず、また、適用可能なプリンタもサーマルに限らない。インクジェット、レーザなどどのタイプであっても本発明を適用できる。また、感熱紙のように印刷する面が決まっている用紙、あるいは表裏によって印刷品質などが大きく異なる印刷用紙に対しては、本発明を適用することにより、ユーザが用紙をセットする向きを悩まなくて良くなるので非常に有効である。
【0049】
さらに、上記に示したプリンタでは、ボトムプレートが上下してピックアップする際の圧力を確保しているが、ボトムプレートが動かず、ピックアップローラ側が上下に動いて加圧するタイプのプリンタあるいは紙送り機構であっても本発明のパッケージ材および用紙パッケージは有効である。ピックアップローラが可動式の場合は、上記のように本体から伸びた部分4を可動にする必要はなく、折り目も不要である。
【0050】
また、パッケージ材の形状は、本例に限定されるものではない。プリンタあるいは用紙カセットに収納するときに印刷用紙の束ねた状態で保持できるような本体と、そこから給紙方向に延びて下敷きとなる部分を備えたパッケージ材であれば、最後の一枚まで確実に使用することができる用紙パッケージを製造して提供できる。したがって、パッケージ材の保持する部分である本体は、本例のように箱状のものの代わりに、用紙束の中央付近だけを保持するような帯状のものであっても良い。しかしながら、本例のように、保管あるいは流通するときには印刷用紙の束の全体を覆えるようなパッケージであれば、用紙の角などの損傷を防止できる。また、キャップ状のカバーとなる部分を分離して印刷用紙の先端をオープンできるようにしているが、カバーとなる部分を給紙する際に障害とならないような形態で除くことができれば、必ずしも分離して取り除く必要はない。たとえば、用紙の先端をカバーする部分をセロファンなどの非常に薄い素材で形成すれば、単に開くだけで分離しなくても給紙の障害にならないようにすることができる。
【0051】
また、上記の例では、帯状の部分3を両側にミシン目6を設けて分離しやすくしているが、帯状の部分を設けずにミシン目だけで分離できるようにしてもよく、また、セロファンなどの薄いテープでキャップ状の部分を取付けてテープをはがすことにより分離できるようにするなど、パッケージの一部を分離する適当な手段を採用できる。さらに、先端をカバーする部分を部分的に本体に接続しておき、その接続された部分にだけミシン目を設けて分離できるようにしておくことも可能である。
【0052】
また、本体から伸びた部分4はパッケージをプリンタあるいはその他の印刷装置にセットしたときに、パッケージされた用紙の下に位置する必要はない。印刷用紙とボトムプレートあるいは収納部の床となる部分との間に挿入された位置にセットされれば良く、図11などに示したように、プリンタの構成によっては記録用紙の上部に位置することもある。また、上記では本体5から伸びた部分4の接続個所に折り目を設けて伸びた部分4が動くようにしているが、接続する部分を薄くしたり、凹みを設けることにより折れ曲がりやすくしても良い。さらに、伸びた部分4と本体5との接続個所を蛇腹状にしたり、スライドするような構造にして用紙束の厚み方向に伸び縮みするようにしても良い。
【0053】
また、上記では、全体が紙製のパッケージ材に基づき本発明を説明しているが、摩擦係数を紙と同程度にすることが望ましい舌状に伸びた部分を除いて、他の部分をプラスチック、ビニールやセロファンなどの異なる部材で構成することも可能である。さらに、伸びた部分も、プラスチックの表面を加工して、紙と同程度の摩擦係数が確保できるようにすれば紙以外の素材であっても良い。そして、本発明のパッケージングマテリアルは使い捨てにすることが可能なので、表面を加工した際も、一度だけ適当な摩擦係数が保持できるものであればよい。もちろん、使い捨てでなく、ユーザあるいはメーカで印刷用紙を再充填してリサイクルしても良い。しかしながら、下敷きとなる、伸びた部分の表面性能が劣化する可能性があるので、使い捨てが最も望ましい例となる。そして、紙製のパッケージ材であれば、廃棄が容易であり、環境にやさしい。また、再生紙を利用することが可能であり、その面でリサイクルすることも可能である。
【0054】
さらに、本例では、A8サイズの印刷用紙をパッケージングする例を示しているが、サイズはA8サイズに限定されないことはもちろんである。A4(210mm×297mm)あるいはA3(297mm×420mm)などの大型の印刷用紙に本発明を適用することも可能である。しかしながら、上述したように、A6あるいはそれ以下の小サイズで、携帯などに適したコンパクトなプリンタに適用される用紙をパッケージングするのに本発明は適している。
【0055】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のパッケージ材は、用紙を束にして保持する部分と、プリンタにセットしたときに用紙束とボトムプレートとの間に入る保持する部分から伸びた部分とを備えている。したがって、記録用紙を本発明のパッケージ材を用いてパッケージングした用紙においては、最後の一枚まで確実にピックアップして印刷することが可能となり、収納できる枚数の限定されたコンパクトなプリンタにおいても、印刷用紙を有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパッケージ材を上面の側から見た様子を示す図である。
【図2】図1に示すパッケージ材を裏面の側から見た様子を示す図である。
【図3】図1に示すパッケージ材のキャップ状の部分を分離した様子を示す図である。
【図4】図1に示すパッケージ材に印刷用紙を収納し、キャップ状の部分を取り除いた様子を示す図である。
【図5】図4に示す用紙パッケージをプリンタにセットした状態を一部断面を用いて示す図である。
【図6】用紙パッケージ内の印刷用紙が少なくなった状態を一部断面を用いて示す図である。
【図7】本例のパッケージ材を用いたときに、最後の数枚をピックアップする環境を模式的に示す図である。
【図8】本発明の異なるパッケージ材を表面の側から見た斜視図である。
【図9】図8に示すパッケージ材を裏面の側から見た斜視図である。
【図10】図8に示すパッケージング材の展開図である。
【図11】図8に示すパッケージ材に印刷用紙を収納し、キャップの部分を取り除いた状態を裏面の側から見た斜視図である。
【図12】プリンタに用紙パッケージをセットする状態を一部断面を用いて示す図である。
【図13】プリンタに用紙パッケージが収納された状態を一部断面を用いて示す図である。
【図14】用紙パッケージの用紙の束が消費されて少なくなった状態を一部断面を用いて示す図である。
【符号の説明】
1、50 パッケージ材
2 キャプ状の部分
3 分離用の帯状の部分
4 本体から伸びた部分
5 パッケージ材の保持する部分となる本体
6 ミシン目
11 パッケージ材の表面(上面)
12 パッケージ材の裏面(下面)
13 給紙側
20 印刷用紙
20a 印刷用紙の給紙する側、20b 印刷面、20c 用紙の最後の一枚
21、41 用紙パッケージ
30、60 プリンタ、31 サーマルヘッド、32 プラテンローラ
33 ピックアップローラ
35 ばね
36 ボトムプレート
37 用紙収納スペース

Claims (7)

  1. プリンタに、複数の記録用紙を束ねてセットする紙製のパッケージ材であって、
    前記プリンタは、記録用紙をピックアップするピックアップローラと、前記記録用紙を前記ピックアップローラに加圧する部分とを含み、
    前記複数の記録用紙を束ね、これら記録用紙の一方の先端であって第1の外面が前記ピックアップローラに接する先端を除いて保持する部分と、
    この保持する部分により束ねられた記録用紙の前記一方の先端の前記第1の外面と反対側の第2の外面の少なくとも一部を覆うように前記保持する部分から伸びた部分とを有し、この伸びた部分の前記記録用紙に接する内面の摩擦係数が該記録用紙の摩擦係数にほぼ等しく、前記伸びた部分は前記保持する部分と一体であり、折り目または厚みが薄い部分を介して前記保持する部分に接続され、前記プリンタにセットされると前記伸びた部分は前記保持する部分に対し曲がり、前記束ねられた記録用紙とともに前記加圧する部分と前記ピックアップローラとの間に入る、パッケージ材。
  2. 請求項1において、前記保持する部分で束ねられた記録用紙の前記一方の先端をカバーする部分を有し、このカバーする部分は前記伸びた部分から分離できるようになっているパッケージ材。
  3. 請求項において、前記カバーする部分は、前記保持する部分から分離できるようになっているパッケージ材。
  4. 請求項において、前記カバーする部分の境界がミシン目となっているパッケージ材。
  5. 請求項において、前記カバーする部分の境界の少なくとも一部が、帯状の部分を形成する2筋のミシン目となっているパッケージ材。
  6. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、当該パッケージ材には導電性の素材が混入されている、パッケージ材。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載のパッケージ材と、このパッケージ材に収納されている記録用紙とを有するパッケージされた用紙。
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