JP2000120530A - 薬液供給方法および薬液供給装置 - Google Patents

薬液供給方法および薬液供給装置

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JP2000120530A JP29052598A JP29052598A JP2000120530A JP 2000120530 A JP2000120530 A JP 2000120530A JP 29052598 A JP29052598 A JP 29052598A JP 29052598 A JP29052598 A JP 29052598A JP 2000120530 A JP2000120530 A JP 2000120530A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体中の気泡やゲル化した部分などの品質不
良部分を除去して清浄度を高めて液体を吐出し得るよう
にする。 【解決手段】 戻し流路53と液体吐出流路48とを閉
じた状態のもとで、ポンプ室17を拡張させて液体収容
部46内の液体をフィルタ41を介してポンプ室17内
に吸入し、フィルタ41のベントポート41cと戻し流
路53とを開きかつ液体導入流路42と液体吐出流路4
8とポンプ入口流路47とを閉じた状態のもとで、ポン
プ室17を収縮させてポンプ室17内の液体をフィルタ
41側に戻してフィルタ41内の空気を外部に排気し、
戻し流路53とポンプ入口流路47とを閉じた状態のも
とで、ポンプ室17を収縮させて塗布ノズル50から液
体を吐出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薬液などの液体を所
定量吐出するようにした薬液供給技術に関し、たとえ
ば、半導体ウエハの表面にフォトレジスト液などの処理
液を塗布するために使用して好適な薬液供給技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ製造技術を始めとして、液
晶基板製造技術、磁気ディスク製造技術および多層配線
基板製造技術などの種々の技術分野における製造プロセ
スにあっては、フォトレジスト液、スピニオンガラス
液、ポリイミド樹脂液、純水、現像液、エッチング液、
洗浄液、有機溶剤などの化学薬液が使用されている。
【0003】たとえば、半導体ウエハの表面にフォトレ
ジスト液を塗布する場合には、半導体ウエハを水平面内
において回転させた状態のもとで、半導体ウエハの表面
にフォトレジスト液を塗布ノズルから滴下するようにし
ている。このようなフォトレジスト液の塗布のために使
用される薬液供給装置にあっては、フォトレジスト液の
中の気泡や異物を除去するためにフィルタが設けられて
いる。液体タンク内で収容された状態のフォトレジスト
液にゲル化した部分が発生するとそれが異物となり、ゲ
ル化した異物が半導体ウエハに塗布されると、半導体集
積回路装置の製造歩留りが低下することになる。
【0004】従来の薬液供給装置にあっては、フォトレ
ジスト液などの液体を吐出するために弾性変形自在のチ
ューブや蛇腹形状のベローズからなる容積変化式のポン
プが設けられている。このようなポンプを有する従来の
薬液供給装置にあっては、ポンプの二次側つまり吐出側
にフィルタを配置し、ポンプからの吐出圧によって液体
がフィルタを透過するようにしており、フィルタにより
ろ過された液体はフィルタの二次側に設けられた塗布ノ
ズルから塗布されるようになっている(たとえば、米国
特許第5527161 号および同第5490765 号参照) 。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、ポンプの
二次側にフィルタを配置するようにした場合には、ポン
プの吐出動作によって塗布ノズルから液体を吐出させる
際に液体をフィルタによりろ過することになるので、塗
布ノズルからの液体の吐出流量ないし流速と、フィルタ
内でのろ過時の流量ないし流速は同一となる。
【0006】フォトレジスト液はゲル化することがあ
り、ゲル化した部分を含むフォトレジスト液が半導体ウ
エハに塗布されると半導体集積回路装置の製造歩留りが
低下することになり、同様にフォトレジスト液が気泡を
含む状態で塗布されると、歩留りを低下させることにな
る。ゲル化した部分や気泡を捕捉するために、フィルタ
が設けられているが、フォトレジスト液の種類や吐出流
量などによっては、これらがフィルタを通過してしまう
ことがあった。つまり、ポンプの吐出速度を塗布ノズル
からの吐出速度に対応させて設定し、その吐出速度でフ
ィルタに薬液を供給すると、気泡やゲル化した部分がフ
ィルタを通過してしまうことがあった。
【0007】実験の結果、フォトレジスト液などの薬液
はその種類によって粘度などが相違しているので、塗布
ノズルからの薬液の吐出流量は薬液の種類によって最適
な流量があり、フィルタを通過させる流量も薬液の種類
によって最適な流量があることが判明し、フィルタを通
過させる薬液の流量を塗布ノズルからの吐出流量よりも
小さくすると、フィルタによりゲル化した部分や気泡な
どの品質不良部分を捕捉するために有効であることが判
明した。
【0008】本発明の目的は、液体中の気泡やゲル化し
た部分などの品質不良部分を除去して清浄度を高めて液
体を吐出し得るようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の薬液供給方法
は、フィルタ入口に接続される液体導入流路を介して液
体収容部に連通されるフィルタと、ポンプ入口流路を介
してフィルタ出口に接続され拡張収縮するポンプ室を有
するポンプと、ポンプ出口に液体吐出流路を介して接続
された液体吐出部と、前記ポンプから吐出された液体を
前記液体導入流路側に戻す戻し流路とを有する薬液供給
装置を用いた薬液供給方法であって、前記戻し流路と前
記液体吐出流路とを閉じた状態のもとで、前記ポンプ室
を拡張させて前記液体収容部内の液体を前記フィルタを
介して前記ポンプ室内に吸入する吸入工程と、前記フィ
ルタのベントポートと前記戻し流路とを開きかつ前記液
体導入流路と前記液体吐出流路と前記ポンプ入口流路と
を閉じた状態のもとで、前記ポンプ室を収縮させて前記
ポンプ室内の液体を前記フィルタ側に戻して前記フィル
タ内の空気を外部に排気する排気工程と、前記戻し流路
と前記ポンプ入口流路とを閉じた状態のもとで、前記ポ
ンプ室を収縮させて前記液体吐出部から液体を吐出する
吐出工程とを有することを特徴とする。前記吸入工程と
前記排気工程とを複数回繰り返した後に前記吐出工程を
行うようにしても良い。
【0010】本発明の薬液供給方法は、フィルタ入口に
接続される液体導入流路を介して液体収容部に連通され
るフィルタと、ポンプ入口流路を介してフィルタ出口に
接続され拡張収縮するポンプ室を有するポンプと、ポン
プ出口に液体吐出流路を介して接続された液体吐出部
と、前記ポンプから吐出された液体を前記液体導入流路
側に戻す戻し流路とを有する薬液供給装置を用いた薬液
供給方法であって、前記戻し流路と前記液体吐出流路と
を閉じた状態のもとで、前記ポンプ室を拡張させて前記
液体収容部内の液体を前記フィルタを介して前記ポンプ
室内に吸入する吸入工程と、前記戻し流路と前記液体導
入流路とを開きかつ前記液体吐出流路と前記ポンプ入口
流路とを閉じた状態のもとで、前記ポンプ室を収縮させ
て前記ポンプ室内の液体を前記液体導入流路側に戻す帰
還工程と、前記戻し流路と前記液体吐出流路とを閉じた
状態のもとで、前記ポンプ室を拡張させて前記液体導入
流路内に戻された液体を再度前記フィルタを介して前記
ポンプ室側に吸入する再吸入工程と、前記戻し流路と前
記ポンプ入口流路とを閉じた状態のもとで、前記ポンプ
室を収縮させて前記液体吐出部から液体を吐出する吐出
工程とを有することを特徴とする。所定の時間を隔てて
行われる前記吐出工程相互間に、前記帰還工程と前記再
吸入工程とを繰り返すようにしても良い。また、吐出工
程の後に前記液体吐出流路を開いた状態のもとで、前記
ポンプ室を拡張して前記液体吐出部内に液体を戻すサッ
クバック動作を行うようにしても良い。
【0011】本発明の薬液供給装置は、拡張収縮するポ
ンプ室を有し、前記ポンプ室の拡張時にポンプ入口から
前記ポンプ室内に液体を吸入し収縮時にポンプ出口から
液体を吐出するポンプと、液体を収容する液体収容部に
液体導入流路を介して連通されるフィルタ入口、および
前記ポンプ入口に接続されたポンプ入口流路が接続され
るフィルタ出口を有するフィルタと、前記ポンプ出口に
接続された液体吐出流路に接続されて液体を吐出する液
体吐出部と、前記ポンプ室を拡張させて前記フィルタを
通過した液体を前記ポンプ室に向けて吸入する時のポン
プ作動速度と、前記ポンプ室を収縮させて前記ポンプ出
口から液体を吐出させる時のポンプ作動速度とを独立し
て制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0012】前記ポンプから吐出した液体を前記フィル
タ側に戻す戻し流路を有し、前記戻し流路を介して前記
フィルタ内に液体を戻し、前記フィルタ内に捕捉された
空気を外部に排気するようにしても良い。また、前記ポ
ンプから吐出した液体を前記フィルタ側に戻す戻し流路
を有し、前記戻し流路を介して前記液体導入流路に液体
を帰還した後に、帰還した液体を再度前記フィルタを透
過させて循環ろ過するようにしても良い。
【0013】本発明の薬液供給装置は、前記ポンプ、前
記フィルタおよび前記ポンプを駆動するポンプ駆動部が
組み込まれた薬液供給ユニットと、それぞれの前記薬液
供給ユニットに設けられた液体導入流路、液体吐出流路
および排気流路のそれぞれのジョイント部に接続される
流路接続部が設けられたマザーボードとを有し、それぞ
れの前記薬液供給ユニットを前記マザーボードに集積し
て装着し得るようにしたことを特徴とする。それぞれの
前記薬液供給ユニットに設けられた配管接続部に共通に
接続される配管接続ポートを前記マザーボードに設け、
さらに、それぞれの前記薬液供給ユニット内の電装部に
電気的に接続されたコネクタに共通に接続される共通コ
ネクタを前記マザーボードに設けるようにしても良い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施の形態である薬液供
給装置を示す断面図であり、図2は図1に示された薬液
供給装置の薬液の流れの概略を示す液体回路図であり、
図3は図1に示されたポンプ部を拡大して示す断面図で
ある。
【0016】この薬液供給装置は、ハウジング10内に
組み込まれるポンプ11とポンプ駆動部12とを有して
おり、ポンプ11は弾性材料により形成されて径方向に
弾性拡張収縮自在の可撓性チューブ13と、この外側に
配置されるとともに弾性材料により形成されて軸方向に
弾性変形自在のベローズ14とを備えている。
【0017】可撓性チューブ13の一端部には入口側ア
ダプタ15が取り付けられ、他端部には出口側アダプタ
16が取り付けられており、両方のアダプタ15,16
の間における可撓性チューブ13内は拡張収縮するポン
プ室17となっている。
【0018】ベローズ14は、図3に示すように、軸方
向中央部の作動ディスク部21と、有効径dを有する小
型ベローズ部22と、有効径dよりも大きな有効径Dを
有する大型ベローズ部23とを有し、両方のベローズ部
22,23は作動ディスク部21を介して一体となって
いる。ベローズ14の両端部には固定ディスク部24,
25が一体となって設けられており、大型ベローズ部2
3側の固定ディスク部24は可撓性チューブ13を介し
て入口側アダプタ15に固定され、小型ベローズ部22
側の固定ディスク部25は可撓性チューブ13を介して
出口側アダプタ16に固定されている。
【0019】この可撓性チューブ13は、図示する場合
には供給される薬液がフォトレジスト液であることか
ら、薬液と反応しないように、フッ素樹脂であるテトラ
フルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル
共重合体(PFA)により形成されており、アダプタ1
5,16も同様の材料により形成されている。また、ベ
ローズ14も、同様の樹脂材料により、ディスク部2
1,24,25とベローズ部22,23とが一体となっ
て形成されている。ただし、樹脂材料としては、PFA
に限られず、弾性変形する材料であれば、可撓性チュー
ブ13およびベローズ14についても、他の樹脂材料を
使用するようにしても良い。また、可撓性チューブ13
とベローズ14とを一体に形成するようにしても良く、
その場合にはアダプタ15,16は不要となる。さら
に、ベローズ14については、金属製としても良い。
【0020】可撓性チューブ13とこの外側に配置され
たベローズ14との間の空間は駆動室26となってお
り、この駆動室26内には液体等の非圧縮性媒体27が
充填されている。したがって、ベローズ14をその中央
部分の作動ディスク部21で軸方向に弾性変形すると、
ベローズ14の全長は変化することなく、小型ベローズ
部22と大型ベローズ部23の内側の容積が変化するこ
とになる。これにより、非圧縮性媒体27を介して可撓
性チューブ13が径方向つまり横方向に拡張収縮して可
撓性チューブ13のポンプ室17はポンプ動作すること
になる。図3に示すポンプ11の構造は、本出願人が提
案した特開平10-61558号公報に記載されたものと基本的
に同様となっており、可撓性チューブ13の断面形状と
しては、前記公報に記載されるように、長円形、円形、
あるいは異形断面など種々の形状とすることができる。
【0021】ハウジング10内には支持台30が固定さ
れ、固定ディスク部24には支持台30に固定された固
定ブラケット31が嵌め込まれ、固定ディスク部25に
は支持台30に固定された固定ブラケット32が嵌め込
まれており、ベローズ14はそれぞれの固定ディスク部
24,25の部分で支持台30に取り付けられるように
なっている。
【0022】作動ディスク部21を軸方向に変位させて
ポンプ動作を行うために、作動ディスク部21に嵌め込
まれた作動ブラケット33は、支持台30にベローズ1
4と平行に延びて回転自在に取り付けられたボールねじ
軸34にねじ結合されたボールナット35に連結されて
いる。ボールナット35は支持台30に設けられたガイ
ドレール36に対して摺動自在に接触しており、ボール
ねじ軸34の回転によって軸方向に駆動されるようにな
っている。このボールねじ軸34を回転駆動するため
に、支持台30に取り付けられたモータ37のシャフト
に固定されたプーリー38と、ボールねじ軸34に固定
されたプーリー39との間にはベルト40が装着されて
いる。
【0023】ハウジング10内にはフィルタ41が着脱
自在に組み込まれるようになっており、このフィルタ4
1のフィルタ入口41aに接続される液体導入流路42
がハウジング10内に設けられている。この液体導入流
路42はハウジング10に設けられたジョイント部43
aに接続されており、このジョイント部43aには継手
44aにより液体導入パイプ45が取り付けられ、この
液体導入パイプ45は液体導入流路42の一部をなして
フォトレジスト液を収容する液体収容部つまり液体タン
ク46に接続されるようになっている。したがって、フ
ィルタ41はフィルタ入口に接続された液体導入流路4
2を介して液体タンク46に接続されている。
【0024】フィルタ出口41bとポンプ入口15aと
の間には、フィルタ41により浄化された液体をポンプ
室17内に案内するためのポンプ入口流路47が接続さ
れている。
【0025】ハウジング10に設けられたジョイント部
43bとポンプ出口16aとの間には、液体吐出流路4
8が接続されており、ジョイント部43bには継手44
bにより液体吐出パイプ49が取り付けられ、この液体
吐出パイプ49の先端には半導体ウエハにフォトレジス
ト液を塗布する塗布ノズル50が、図2に示すように、
液体吐出部として設けられている。
【0026】フィルタ41のベントポート41cには排
気流路51が接続され、この排気流路51はハウジング
10に設けられたジョイント部43cに接続されてお
り、このジョイント部43cには継手44cにより排気
パイプ52が取り付けられるようになっている。これに
より、フィルタ41により捕捉された液体内の空気は、
排気パイプ52により外部に排出されることになる。
【0027】液体吐出流路48と液体導入流路42との
間にはこれらを連通させる戻し流路53が接続されてお
り、液体吐出流路48にポンプから吐出された液体が戻
し流路53を介して液体導入流路42に案内されるよう
になっている。
【0028】これらの液体導入流路42、ポンプ入口流
路47,液体吐出流路48および戻し流路53は、前述
したPFAなどの樹脂により出口側アダプタ16などと
もに一体に成形されたブロックの中に形成されている
が、ホースなどにより形成するようにしても良い。
【0029】液体導入流路42にはこの流路を開閉する
ために開閉弁V1が設けられ、排気流路51にはこの流
路を開閉するために開閉弁V2が設けられ、ポンプ入口
流路47にはこの流路を開閉するために開閉弁V3が設
けられ、戻し流路53にはこの流路を開閉するために開
閉弁V4が設けられ、液体吐出流路48にはこの流路を
開閉するために開閉弁V5が設けられている。これらの
開閉弁V1〜V5としては、電気信号により作動するソ
レノイドバルブ、または空気圧により作動するエアオペ
レートバルブなどを用いることができる。図示する場合
には、PFA製のブロックの中にそれぞれの開閉弁を組
み込むようにしているが、前記それぞれの流路をホース
などにより形成した場合には、それぞれのホースに取り
付けるようにしても良い。
【0030】それぞれの開閉弁V1〜V5の作動を制御
するために、ハウジング10に設けられたコネクタ54
を介して外部の制御部56から作動信号が送られ、モー
タ37の作動を制御するために、ハウジング10に設け
られたコネクタ55を介してモータ37は外部の制御部
56に接続されている。
【0031】図4は前述した薬液供給装置により半導体
ウエハに塗布ノズル50からフォトレジスト液を塗布す
るための基本動作を示す工程図であり、それぞれの開閉
弁V1〜V5に示したOPの符号は開閉弁が開いた状態
であることを示し、CLの符号は閉じた状態であること
を示す。
【0032】フォトレジスト液を塗布するには、図4
(A)に示すように、開閉弁V2,V4およびV5を閉
じて、排気流路51,戻し流路53および液体吐出流路
48が閉じ、さらに、開閉弁V1およびV3を開いて液
体導入流路42およびポンプ入口流路47が開いた状態
のもとで、ポンプ室17を拡張するようにモータ37を
駆動する。つまり、ベローズ14の大型ベローズ部23
の長さを長くする方向に作動ディスク部21を変位させ
る。これにより、ポンプ室17が拡張されて、液体タン
ク46内のフォトレジスト液はフィルタ41を介してポ
ンプ室17内に吸入される。
【0033】このようにして吸入動作つまり吸入工程が
終了した後に、図4(B)に示すように、開閉弁V1,
V3およびV5を切り換えて、ポンプ入口流路47を閉
じた状態のもとで、ポンプ室17を収縮するようにモー
タ37を駆動する。つまり、小型ベローズ部22の長さ
を長くする方向に作動ディスク部21を変位させる。こ
れにより、ポンプ室17が収縮されて、ポンプ室17内
のフォトレジスト液は塗布ノズル50から吐出されて半
導体ウエハの表面に塗布される。この吐出工程つまり吐
出動作に際しては、開閉弁V1を開いた状態としても良
い。
【0034】所定量のフォトレジスト液が塗布されたな
らば、ポンプ11の作動を停止した後に、図4(C)に
示すように、サックバック動作つまりサックバック工程
を行う。このサックバック動作は、塗布ノズル50から
の液垂れを防止するための動作であり、それぞれの開閉
弁を図4(B)に示す場合と同様の状態のままで、ポン
プ室17を拡張するように駆動する。これにより、塗布
ノズル50の中にフォトレジスト液が入り込んで液垂れ
が防止される。
【0035】このように、フィルタ41の下流側つまり
二次側にポンプ11が設けられているので、塗布ノズル
50から液体を吐出させる吐出動作のときには、ポンプ
入口流路47を閉じるとフィルタ41には液体の流れが
発生せず、ポンプ室17内に液体を供給させる吸入動作
のときにのみフィルタ41に流れが発生する。このよう
に、制御部56からの制御信号によって、ポンプ室17
を拡張させてフィルタ41を通過した液体をポンプ室1
7に向けて吸入する時のポンプ作動速度と、ポンプ室1
7を収縮させてポンプ出口16aから液体を吐出させる
時のポンプ作動速度とを相違させることができ、液体に
種類に応じてフィルタの通過速度と塗布ノズル50から
の吐出速度とを任意の速度に設定できる。
【0036】したがって、たとえば、液体の種類に応じ
て、吐出動作よりも吸入動作の時間を長く設定すれば、
フィルタ41を液体が通過するときには、塗布ノズル5
0から液体を吐出する場合よりも流量を少なくするよう
に、ゆっくりとポンプ室17を拡張させることができ、
液体タンク46内に収容された液体の中にゲル化して固
化した部分や気泡を含む品質不良の部分が含まれていて
も、品質不良部分はフィルタ41を通過することなく、
液状の部分のみのフォトレジスト液がフィルタ41を通
過することになる。
【0037】また、吐出動作時にはフィルタ41に液体
が流れないので、フィルタの圧力損失の影響を受けるこ
とがなく、吐出動作時における液体の吐出量や流速を高
い精度とすることができる。つまり、従来のように、フ
ィルタをポンプの二次側に配置すると、吐出する際にポ
ンプとフィルタとの間に圧力が発生し、これにより、フ
ィルタのハウジング、ポンプおよび配管チューブが膨ら
み、これが吐出量の精度の劣化につながるが、フィルタ
の二次側にポンプを配置することにより、高精度で液体
の吐出動作を行うことができる。
【0038】この薬液供給装置は、液体タンク46内に
収容されている液体の中に微細な気泡となって含まれる
空気を外部に排出するために、空気抜き動作を行うこと
ができる。
【0039】図5は液体の中の空気を除去するための空
気抜き動作を示す工程図であり、図5(A)は図4
(A)と同様の状態にそれぞれの開閉弁V1〜V5を作
動させた吸入動作を示し、戻し流路53と液体吐出流路
48とを閉じた状態のもとで、ポンプ室17を拡張させ
て液体タンク46内の液体をフィルタ41を介してポン
プ室17内に吸入する。
【0040】次いで、図5(B)に示す排気動作つまり
排気工程が実行される。この排気動作にあっては、排気
流路51に設けられた開閉弁V2を開くことによりベン
トポート41cが開き、開閉弁V4により戻し流路53
が開いた状態となり、さらに、液体導入流路42とポン
プ入口流路47とをそれぞれ開閉弁V1,V3により閉
じた状態のもとで、ポンプ室17を収縮させる。これに
より、ポンプ室17内の液体は戻し流路53を介してフ
ィルタ41側に戻されるように流れて、フィルタ41内
に捕捉された空気がベントポート41cから外部に排出
される。
【0041】図5(A)に示す吸入動作と、図5(B)
に示す排気動作とを繰り返すことにより、フィルタ41
内に捕捉された空気は確実に外部に排出される。したが
って、新たな液体タンク46が図1に示す薬液供給装置
に装填されたときには、図5に示す空気抜き動作を所定
回数繰り返して、図4に示す液体塗布動作を行う状態に
準備することができる。また、図4(B)に示す吐出動
作を行う前に、図5に示す吸入動作と排気動作とを複数
回繰り返して、塗布ノズル50から吐出される液体の中
に空気が入り込むことを防止できる。
【0042】図6は液体の中の品質不良部分を高精度で
除去するための循環ろ過動作を示す工程図であり、図6
(A)は図4(A)と同様にそれぞれの開閉弁V1〜V
5を作動させた吸入動作を示し、戻し流路53と液体吐
出流路48とを閉じた状態のもとで、ポンプ室17を拡
張させて液体タンク46内の液体をフィルタ41を介し
てポンプ室17内に吸入する。
【0043】次いで、図6(B)に示す帰還動作つまり
帰還工程が実行される。この帰還動作にあっては、戻し
流路53と液体導入流路42とを開き、液体吐出流路4
8とポンプ入口流路47とを閉じた状態のもとでポンプ
室17が収縮される。これにより、ポンプ室17内の液
体は液体導入流路42側に戻される。
【0044】戻された液体を再度フィルタ41を通過さ
せてろ過するために、図6(C)に示す再吸入動作が実
行される。この再吸入動作にあっては、開閉弁V1〜V
5は吸入動作と同様の状態となる。帰還動作で液体導入
流路42側に戻された液体は既にフィルタ41を通過し
た液体であり、フィルタ41によって浄化されており、
再吸入動作により再度フィルタ41により浄化されるの
で、塗布される液体の清浄度が高められる。図6(A)
の吸入動作の後に、帰還動作と再吸入動作とを複数回繰
り返すことにより、液体の中に含まれる品質不良部分の
除去処理が複数回行われ、液体の清浄度をより高めるこ
とができる。
【0045】図6(B)に示す帰還動作により液体は戻
し流路53を介して液体導入流路42側に戻されること
になるが、ポンプ室17からの1回のポンプ動作によっ
て戻される液体の量に比して、液体導入パイプ45の先
端までを含めた液体導入流路内の容積を大きくすれば、
帰還動作に際して戻される液体は液体タンク46にまで
達することはなく、流路内に留まることになる。
【0046】ただし、液体導入パイプ45の先端までの
流路の長さが短い場合には、液体導入流路42に1回の
ポンプによる戻り液量以上の容積を持つバッファタンク
57を図6に示すように設けるようにしても良い。液体
タンク46の中にまで液体を戻すようにした場合には、
液体タンク46内の液体が循環することになり、図6に
示す循環ろ過動作によって液体タンク46内の液体も直
接ろ過することができる。
【0047】図4(B)に示す吐出動作により1つの半
導体ウエハにフォトレジスト液が塗布されてから、次の
半導体ウエハにフォトレジスト液を塗布するまでの間に
は、塗布済みの半導体ウエハを取り出して新たなものを
装填するために所定の待機時間があり、その間に、図5
に示した空気抜き動作と図6に示した循環ろ過動作とを
複数回実行することにより、フォトレジスト液中に含ま
れる気泡つまり空気やゲル化した部分などの品質不良部
分の除去を確実に行うことができ、半導体ウエハに形成
される集積回路を高品質に歩留り良く製造することがで
きる。
【0048】図7(A)は本発明他の実施の形態である
薬液供給装置を示す液体回路図であり、図2に示した場
合には戻し流路53の開閉と、液体吐出流路48の開閉
を別々の開閉弁V4,V5によって行っているが、この
場合には1つの三方弁V6によって両方の流路の開閉を
行うようにしている。この場合にも前述した場合と同様
の動作を行うことができる。
【0049】図7(B)は本発明他の実施の形態である
薬液供給装置を示す液体回路図であり、図2に示した場
合には液体導入流路42とポンプ入口流路47の開閉を
行う開閉弁V1,V3をそれぞれ制御部からの信号によ
り作動するようにしているが、図7(B)に示す場合に
はそれぞれの開閉弁に代えて逆止弁つまりチェッキ弁V
1c ,V3c が用いられている。この場合には循環ろ過
動作を行うことはできないが、空気抜き動作を行うこと
ができる。
【0050】図8は図1に示された薬液供給装置がユニ
ット化された6つの薬液供給ユニット61をラックない
しケース62などからなる集積保持部材に着脱自在に組
み込むようにした薬液供給装置の正面側を示し、図9は
その背面側を示す。ケース62は底壁部と左右側壁部と
天壁部とからなるケース本体63を有し、このケース本
体63内にはコントロールユニット60と6つの薬液供
給ユニット61が設けられている。ケース本体63の背
面側には図9に示すようにマザーボード64が設けられ
ている。この集積保持部材であるケース62としては、
図示した場合に限られず、フレーム材などの種々の部材
により形成することができ、複数の薬液供給ユニット6
1をマザーボード64に集積つまり寄せ集めて保持する
ことができるものであればどのようなものでも良い。
【0051】図10は各々の薬液供給ユニット61の正
面側を示し、図11はその背面側を示し、図12はその
断面図を示す。薬液供給ユニット61の内部構造は図2
に示した薬液供給装置とほぼ同様であり、ハウジング1
0の正面側のプレート10aには取手65と表示部66
が設けられ、背面側のプレート10bには液体導入流路
42と液体吐出流路48と排気流路51のジョイント部
43a〜43cが設けられている。
【0052】背面側のプレート10bには、さらに空
気、N2 ガスの供給や排出を行うための配管接続部67
a〜67cと、モータ37や開閉弁を作動するための電
力や制御信号を送るコネクタ68とが設けられ、図12
に示すように、ハウジング10内にはモータ37や開閉
弁の作動を制御するための制御装置を有する電装部68
aが設けられている。
【0053】一方、マザーボード64には、図9の各々
の薬液供給ユニット61のジョイント部43a〜43c
に対応させて流路が接続されたジョイント部71a〜7
1cが設けられ、各々の配管接続部67a〜67cに共
通して接続される配管接続ポート72a〜72cが設け
られ、さらに、電装部68aやコントロールユニット6
0に電気的に接続される共通コネクタ73がマザーボー
ド64に設けられている。
【0054】したがって、各々の薬液供給ユニット61
はこれをケース62内に挿入してマザーボード64のジ
ョイント部71a〜71cに薬液供給ユニット61のジ
ョイント部43a〜43cを対応させて接続し、配管接
続部67a〜67cを共通の配管接続ポート72a〜7
2cに接続し、各々の薬液供給ユニット61のコネクタ
68を共通コネクタ73に接続することにより使用可能
状態となる。
【0055】半導体集積回路装置を製造するための前工
程においては、同一の処理液を複数系統で供給したり、
フォトレジスト液以外に種々の処理液が半導体ウエハに
塗布されており、従来では、それぞれは別々の薬液供給
装置によって供給するようにしている。このため、それ
ぞれの薬液供給装置に対する配管や配線の接続は、端子
台を介して這い回しており、複雑かつ煩雑となってい
た。しかしながら、図9〜図12に示す薬液供給装置に
あっては、それぞれの薬液供給装置をユニット化してケ
ース62内に着脱自在に装着することによって、電源ラ
イン、信号ライン、ガスラインおよび液ラインなどの種
々のラインのうち共通化できるものを、マザーボード6
4に対して1系統設けるだけで済ませることができる。
これにより、半導体集積回路装置を製造するための製造
装置における配管や配線を簡素化することができ、製造
装置の信頼性を向上させることができる。
【0056】複数の薬液供給ユニット61の正面側およ
び背面側が揃っており、それぞれの薬液供給ユニット6
1の操作性が向上するとともに、配管や配線が背面側に
集中して設けられているので、スペース効率が良好とな
る。
【0057】各々の薬液供給ユニット61はケース62
に対して着脱自在となっているので、各ユニット61の
定期点検、およびフィルタ41の交換や修理を行う際に
は、ユニット61を取り外すことにより容易に行うこと
ができ、短時間で作動させることができる。また、交換
用のユニットを用意しておけば、ユニットの交換作業の
みで、製造ラインの停止時間を短時間とすることがで
き、製造装置を24時間稼働させる場合に有益となる。
【0058】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【0059】たとえば、以上の説明では、薬液供給装置
を半導体ウエハにフォトレジスト液を塗布するために使
用した場合について説明したが、レジスト液に限られ
ず、種々の液体の供給のために本発明を適用することが
可能であり、特に、結晶化しやすい物質を含む液や、気
泡が発生しやすい液をフィルタを透過させて吐出する場
合に用いて有用である。また、ポンプの形式としては、
図3に示されるもの以外に、容積変化式のポンプであれ
ば、ダイヤフラム式のポンプでも良い。図8に示される
薬液供給装置において、ケース62に着脱自在に装着さ
れる薬液供給ユニット61の数は、図示する場合に限ら
れず、任意の数とすることができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、ポンプの一次側にフィ
ルタを配置しており、液体はポンプの吸入動作時にフィ
ルタによりろ過されることになり、吐出動作に際しては
液体はフィルタを通過することがない。これにより、フ
ィルタを通過させてろ過する際の液体の流速と、液体吐
出部から液体を吐出させる際の吐出流速とを相違させる
ことができる。ろ過する際の流速を吐出する際の吐出流
速よりも低くすることにより、ゆっくりとポンプの吸入
動作を行うことができ、ゲル化した部分や気泡などの品
質不良部分がフィルタを通過することを防止できる。
【0061】これにより、吐出される液体の清浄度を高
めることができ、半導体集積回路装置の製造工程に本発
明の薬液供給技術を適用すると、半導体集積回路装置の
製造歩留りを高めることができる。
【0062】ポンプから吐出された液体を1つのポンプ
によってフィルタに戻し流路を介して戻すことにより、
簡単な構造で確実に液体中に含まれる気泡を排出するこ
とができる。
【0063】フィルタを通過させる際のポンプ作動速度
と、ポンプ出口から吐出させる際のポンプ作動速度とを
独立して制御することができるので、吐出時には液体を
フィルタを通過させることを防止することによって、フ
ィルタの圧力損失の影響を受けることがなく、液体の吐
出量ないし吐出流量を高精度とすることができる。ま
た、フィルタを通過させる速度と吐出部からの吐出速度
とを別々にそれぞれ最適速度に設定することができる。
【0064】液体導入流路からフィルタを通過した液体
を戻し流路により液体導入流路に戻した後に再度フィル
タを通過させる循環ろ過を複数回繰り返すことにより、
ゲル化した部分や気泡を確実にフィルタにより除去する
ことができ、気泡などの品質不良部を含まない高品質の
液体を吐出させることができる。
【0065】薬液供給ユニットをマザーボードに積層な
いし集積して着脱自在に装着するようにしたので、マザ
ーボードに対して配管を集中的に接続することにより、
スペース効率が良好となる。また、電源ライン、信号ラ
イン、ガスラインおよび液ラインなどの種々のラインの
うち共通化できるものを、マザーボードに対して1系統
設けるだけで済ませることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である薬液供給装置を示
す断面図である。
【図2】図1に示された薬液供給装置の液体の流れの概
略を示す液体回路図である。
【図3】図1に示されたポンプを拡大して示す断面図で
ある。
【図4】薬液供給装置による液体の塗布を行う場合の基
本動作を示す工程図である。
【図5】液体の中の気泡を除去するための空気抜き動作
を示す工程図である。
【図6】液体中の異物を高精度で除去するための循環ろ
過動作を示す工程図である。
【図7】(A)および(B)はそれぞれ本発明の他の実
施の形態である薬液供給装置の液体の流れの概略を示す
液体回路図である。
【図8】本発明の他の実施の形態である薬液供給装置の
正面図である。
【図9】図8の背面図である。
【図10】薬液供給装置に設けられた薬液供給ユニット
を示す正面図である。
【図11】図10の背面図である。
【図12】図10の断面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 11 ポンプ 12 ポンプ駆動部 13 可撓性チューブ 14 ベローズ 15 入口側アダプタ 15a ポンプ入口 16 出口側アダプタ 16a ポンプ出口 17 ポンプ室 21 作動ディスク部 22 小型ベローズ部 23 大型ベローズ部 24,25 固定ディスク部 26 駆動室 27 非圧縮性媒体 30 支持台 34 ボールねじ軸 41 フィルタ 41a フィルタ入口 41b フィルタ出口 41c ベントポート 42 液体導入流路 43a〜43c ジョイント部 45 液体導入パイプ(液体導入流路) 46 液体タンク(液体収容部) 47 ポンプ入口流路 48 液体吐出流路 49 液体吐出パイプ(液体吐出流路) 50 塗布ノズル(液体吐出部) 51 排気流路 52 排気パイプ(排気流路) 53 戻し流路 56 制御部(制御手段) 57 バッファタンク 61 薬液供給ユニット 62 ケース 63 ケース本体 64 マザーボード 68 コネクタ 67a〜67c 配管接続部 71a〜71c ジョイント部 72a〜72c 配管接続ポート 73 共通コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H025 AA00 AB15 AB16 AB17 EA05 3H075 AA09 BB04 CC23 CC28 DA05 DA06 DA11 DA13 DB10 DB47 3H077 AA08 CC03 CC07 DD09 DD15 EE25 FF13 FF15 4F042 AA07 AB00 CB02 CB03 CB20 CB24 CB25 5F046 JA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタ入口に接続される液体導入流路
    を介して液体収容部に連通されるフィルタと、ポンプ入
    口流路を介してフィルタ出口に接続され拡張収縮するポ
    ンプ室を有するポンプと、ポンプ出口に液体吐出流路を
    介して接続された液体吐出部と、前記ポンプから吐出さ
    れた液体を前記液体導入流路側に戻す戻し流路とを有す
    る薬液供給装置を用いた薬液供給方法であって、 前記戻し流路と前記液体吐出流路とを閉じた状態のもと
    で、前記ポンプ室を拡張させて前記液体収容部内の液体
    を前記フィルタを介して前記ポンプ室内に吸入する吸入
    工程と、 前記フィルタのベントポートと前記戻し流路とを開きか
    つ前記液体導入流路と前記液体吐出流路と前記ポンプ入
    口流路とを閉じた状態のもとで、前記ポンプ室を収縮さ
    せて前記ポンプ室内の液体を前記フィルタ側に戻して前
    記フィルタ内の空気を外部に排気する排気工程と、 前記戻し流路と前記ポンプ入口流路とを閉じた状態のも
    とで、前記ポンプ室を収縮させて前記液体吐出部から液
    体を吐出する吐出工程とを有することを特徴とする薬液
    供給方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の薬液供給方法において、
    前記吸入工程と前記排気工程とを複数回繰り返した後に
    前記吐出工程を行うことを特徴とする薬液供給方法。
  3. 【請求項3】 フィルタ入口に接続される液体導入流路
    を介して液体収容部に連通されるフィルタと、ポンプ入
    口流路を介してフィルタ出口に接続され拡張収縮するポ
    ンプ室を有するポンプと、ポンプ出口に液体吐出流路を
    介して接続された液体吐出部と、前記ポンプから吐出さ
    れた液体を前記液体導入流路側に戻す戻し流路とを有す
    る薬液供給装置を用いた薬液供給方法であって、 前記戻し流路と前記液体吐出流路とを閉じた状態のもと
    で、前記ポンプ室を拡張させて前記液体収容部内の液体
    を前記フィルタを介して前記ポンプ室内に吸入する吸入
    工程と、 前記戻し流路と前記液体導入流路とを開きかつ前記液体
    吐出流路と前記ポンプ入口流路とを閉じた状態のもと
    で、前記ポンプ室を収縮させて前記ポンプ室内の液体を
    前記液体導入流路側に戻す帰還工程と、 前記戻し流路と前記液体吐出流路とを閉じた状態のもと
    で、前記ポンプ室を拡張させて前記液体導入流路内に戻
    された液体を再度前記フィルタを介して前記ポンプ室側
    に吸入する再吸入工程と、 前記戻し流路と前記ポンプ入口流路とを閉じた状態のも
    とで、前記ポンプ室を収縮させて前記液体吐出部から液
    体を吐出する吐出工程とを有することを特徴とする薬液
    供給方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の薬液供給方法において、
    所定の時間を隔てて行われる前記吐出工程相互間に、前
    記帰還工程と前記再吸入工程とを繰り返すことを特徴と
    する薬液供給方法。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4のいずれか1
    項に記載の薬液供給方法において、吐出工程の後に前記
    液体吐出流路を開いた状態のもとで、前記ポンプ室を拡
    張して前記液体吐出部内に液体を戻すサックバック工程
    を有することを特徴とする薬液供給方法。
  6. 【請求項6】 拡張収縮するポンプ室を有し、前記ポン
    プ室の拡張時にポンプ入口から前記ポンプ室内に液体を
    吸入し収縮時にポンプ出口から液体を吐出するポンプ
    と、 液体を収容する液体収容部に液体導入流路を介して連通
    されるフィルタ入口、および前記ポンプ入口に接続され
    たポンプ入口流路が接続されるフィルタ出口を有するフ
    ィルタと、 前記ポンプ出口に接続された液体吐出流路に接続されて
    液体を吐出する液体吐出部と、 前記ポンプ室を拡張させて前記フィルタを通過した液体
    を前記ポンプ室に向けて吸入する時のポンプ作動速度
    と、前記ポンプ室を収縮させて前記ポンプ出口から液体
    を吐出させる時のポンプ作動速度とを独立して制御する
    制御手段とを有することを特徴とする薬液供給装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の薬液供給装置において、
    前記ポンプから吐出した液体を前記フィルタ側に戻す戻
    し流路を有し、前記戻し流路を介して前記フィルタ内に
    液体を戻し、前記フィルタ内に捕捉された空気を外部に
    排気するようにしたことを特徴とする薬液供給装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の薬液供給装置において、
    前記ポンプから吐出した液体を前記フィルタ側に戻す戻
    し流路を有し、前記戻し流路を介して前記液体導入流路
    側に液体を帰還した後に、帰還した液体を再度前記フィ
    ルタを透過させて循環ろ過するようにしたことを特徴と
    する薬液供給装置。
  9. 【請求項9】 請求項6,7または8のいずれか1項に
    記載の前記ポンプ、前記フィルタおよび前記ポンプを駆
    動するポンプ駆動部が組み込まれた薬液供給ユニット
    と、 それぞれの前記薬液供給ユニットに設けられた液体導入
    流路、液体吐出流路および排気流路のそれぞれのジョイ
    ント部に接続される流路接続部が設けられたマザーボー
    ドとを有し、 前記それぞれの薬液供給ユニットを前記マザーホードに
    集積して装着し得るようにしたことを特徴とする薬液供
    給装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の薬液供給装置におい
    て、それぞれの前記薬液供給ユニットに設けられた配管
    接続部に共通に接続される配管接続ポートを前記マザー
    ボードに設け、それぞれの前記薬液供給ユニット内の電
    装部に電気的に接続されたコネクタに共通に接続される
    共通コネクタを前記マザーボードに設けたことを特徴と
    する薬液供給装置。
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