JP2019009215A - 処理液供給装置および処理液供給方法 - Google Patents

処理液供給装置および処理液供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】所要時間や多大なコストをかけずにフィルタの性能を保持する処理液供給装置および処理液供給方法を提供する。【解決手段】被処理体に処理液を吐出する処理液吐出部に、処理液を供給する処理液供給装置であって、処理液を貯留する処理液供給源と、処理液吐出部とを接続する処理液供給路210と、処理液供給路210に設けられ、処理液中の異物を除去する筒状のフィルタ303を有するフィルタユニット203と、フィルタ303の中空部において、処理液の流路の出口側に配置された超音波振動子305と、を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、被処理体にレジスト液等の処理液を吐出する処理液吐出部に処理液を供給する処理液供給装置およびその装置を用いた処理液供給方法に関する。
半導体デバイス等の製造プロセスにおけるフォトリソグラフィ工程において、レジストの塗布・欠陥性能に大きく影響する要因として、フィルタの性能が挙げられる。フィルタ性能については、そのフィルタの種類や設置環境、使用する処理液の種類により、塗布や欠陥性能にばらつきが発生し、不安定になることがある。
一方、半導体デバイスの微細化に伴い、要求される性能は年々厳しくなっている。それにより、フィルタのメンブレンサイズの微細化も進み、従来よりもレジスト通液に時間が掛かり、フィルタの安定化が難しくなっている。すなわち、より厳しい欠陥管理基準により、従来のようなフィルタの性能では要求される基準値を満たすことが難しく、安定状態を作るためには大量の処理や時間が必要となっている。
フィルタが不安定になる要因は様々であるが、その大きな要因としては、レジストボトルやフィルタの設置環境のばらつき、フィルタメンブレン材質とレジスト材料の濡れ性、フィルタ樹脂からの成分溶出、レジスト液中の不純物や気泡の捕集による目詰まり、等が挙げられる。
フィルタ装置の立ち上げやメンテナンスにより新規なフィルタユニットを取り付けた際のフィルタユニットの濾過性能は、特に安定しない。このため、フィルタユニットの取り付け初期時には、フィルタユニットの濾過性能が安定するまで、ダミーディスペンスを繰り返し行ったり、溶剤を長時間循環させたりするなどの前処理を行っている。
しかし、このような処理を行うと、溶剤の消費量の増加、基板に対する待ち時間の増加等が発生し、生産性が低下する。また、溶剤によってはフィルタユニットのフィルタから樹脂が溶出し、この溶出物が異物となって欠陥を発生させることもある。
また、ポンプの駆動などによく使用されているNガスは、レジスト液中に溶存しやすく、この溶存気体が意図していない場所で脱泡されることにより、被処理体上で欠陥を発生させることがある。また、レジスト液中で脱泡されてできた気泡は不純物の核となることがあり、これも欠陥を発生させる原因となりうる。
かかる点について、特許文献1には、フィルタユニットの前処理に使用する溶剤として、フィルタユニットのフィルタを構成する樹脂やポリエチレンに対する溶解度が、液処理で用いられる溶剤の溶解度よりも大きくなるような溶剤を選択することが記載されている。このようなフィルタユニット前処理用の溶剤にフィルタを浸漬させることで、フィルタの低分子成分をあらかじめ積極的に溶出させておき、フィルタユニットが液処理用の溶剤に滞留する時間が長くなっても、フィルタを構成する樹脂やポリエチレンが溶剤中に溶出するのを抑えることができる。また、特許文献1には、樹脂およびポリエチレンの溶出を活性化させるため、フィルタユニットの加熱や超音波の印可による制御を行うことも開示されている。
また、特許文献2には、現像液中に溶存したNガスを気化させる方法として、流路内の液圧の制御をすることによりNガスを気化させる方法、および、ケース外側に設置した圧電素子によって超音波振動を発生させ、その超音波振動により強制的にNを気化させる方法が記載されている。また、発生させたNガスは、流路の下流側に設置された気泡除去フィルタを介することにより、現像液から気泡を選択的に除去することが記載されている。特許文献2の発明によれば、現像液中から気泡のみを選択的に除去しているため、処理液の消費量を低減でき、また液処理の均一性が高くなっている。
特開2015−88719号公報 特開2001−121063号公報
しかしながら、特許文献1の場合には、溶剤の充填から排出までの作業を複数回繰り返す必要がある。すなわち、フィルタの濡れ性立ち上げのために、通液を繰り返して濾材全体を濡らすため、フィルタ効率を最大限にするまでに時間を要するうえ、溶剤の消費量が多くコストを要する。
また、特許文献2の場合、フィルタの濡れ性立ち上げの際には、濾材中の狭い部分の微細な泡の除去が困難であり、この泡抜き完了までに時間を要する。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、所要時間や多大なコストをかけずにフィルタの性能を保持する処理液供給装置および処理液供給方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、被処理体に処理液を吐出する処理液吐出部に、当該処理液を供給する処理液供給装置であって、前記処理液を貯留する処理液供給源と、前記処理液供給源と前記処理液吐出部とを接続する処理液供給路と、前記処理液供給路に設けられ、前記処理液中の異物を除去する筒状のフィルタを有するフィルタユニットと、前記フィルタの中空部において、前記処理液の流路の出口側に配置された超音波振動子と、を有することを特徴としている。
前記超音波振動子は、前記フィルタユニットに着脱自在であることが好ましい。また、前記超音波振動子の表面はガラスで被覆されていることが好ましい。
また、前記フィルタの中空部の上方に、前記フィルタユニット内で発生した気泡を捕集するバッファ空間を備える捕集ユニットが設けられ、前記捕集ユニットには、前記処理液供給路と、前記気泡を排出する排出管とが設けられていてもよい。その場合、前記バッファ空間の高さ方向の寸法は、前記気泡が前記処理液の流速によって前記処理液供給路に侵入しないように設定されることが好ましい。前記捕集ユニットは、捕集した気泡の検知を行う気泡検知器を有していてもよい。
別な観点による本発明は、前記処理液供給装置を用いた処理液供給方法であって、前記処理液の流路の出口側から、前記超音波振動子により超音波振動を与えることを特徴としている。
また、本発明は、前記処理液供給装置を用いた処理液供給方法であって、前記フィルタユニットに前記フィルタおよび前記超音波振動子の取り付けを行う挿入ステップと、前記処理液を前記処理液供給路に通液するステップと、前記超音波振動子を振動させて、前記フィルタユニットおよび処理液に超音波振動を与える加振ステップと、前記加振ステップにより発生した気泡を前記捕集ユニットで捕集し、排出する排出ステップと、を有することを特徴としている。
また、本発明は、前記処理液供給装置を用いた処理液供給方法であって、前記フィルタユニットに前記フィルタおよび前記超音波振動子の取り付けを行う挿入ステップと、前記処理液を前記処理液供給路に通液するステップと、前記超音波振動子を振動させて、前記フィルタユニットおよび処理液に超音波振動を与える加振ステップと、前記加振ステップにより発生した気泡を前記捕集ユニットで捕集し、排出する排出ステップと、を有し、前記気泡検知器により検知した気泡量が、予め設定した量以下になるまで、前記加振ステップと前記排出ステップとを繰り返すことを特徴としている。
前記処理液供給方法において、前記処理液を前記フィルタユニット内に充填させた後、前記処理液供給源からの前記処理液の供給を停止して、前記超音波振動子により超音波振動を与えてもよい。あるいは、前記処理液供給源から前記処理液供給路に前記処理液の供給を行いながら、前記超音波振動子により超音波振動を与えてもよい。
本発明によれば、所要時間や多大なコストをかけずにフィルタの性能を保持することができる。
本発明の実施の形態にかかるレジスト液供給装置を備えた基板処理システムの構成の概略を示す平面図である。 図1の基板処理システムの正面図である。 図1の基板処理システムの背面図である。 本実施の形態にかかるレジスト塗布装置の構成の概略を示す縦断面図である。 図4のレジスト塗布装置の横断面図である。 本発明の実施の形態にかかるレジスト液供給装置の構成の概略を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかるフィルタユニットの概略を示す横断面図である。 本発明の実施の形態にかかるフィルタユニットおよび捕集ユニットの構成の概略を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態にかかるレジスト液供給方法の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<基板処理システム>
先ず、本実施の形態にかかるレジスト塗布装置を備えた基板処理システムの構成について説明する。図1は、基板処理システム1の構成の概略を模式的に示す平面図である。図2および図3は、各々基板処理システム1の内部構成の概略を模式的に示す正面図と背面図である。基板処理システム1では、被処理基板としてのウェハWに所定の処理を行う。
基板処理システム1は、図1に示すように複数枚のウェハWを収容したカセットCが搬入出されるカセットステーション10と、ウェハWに所定の処理を施す複数の各種処理装置を備えた処理ステーション11と、処理ステーション11に隣接する露光装置12との間でウェハWの受け渡しを行うインターフェイスステーション13とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション10には、カセット載置台20が設けられている。カセット載置台20には、基板処理システム1の外部に対してカセットCを搬入出する際に、カセットCを載置するカセット載置板21が複数設けられている。
カセットステーション10には、図1に示すようにX方向に延びる搬送路22上を移動自在なウェハ搬送装置23が設けられている。ウェハ搬送装置23は、上下方向および鉛直軸周り(θ方向)にも移動自在であり、各カセット載置板21上のカセットCと、後述する処理ステーション11の第3のブロックG3の受け渡し装置との間でウェハWを搬送できる。
処理ステーション11には、各種装置を備えた複数例えば4つのブロック、すなわち第1のブロックG1〜第4のブロックG4が設けられている。例えば処理ステーション11の正面側(図1のX方向負方向側)には、第1のブロックG1が設けられ、処理ステーション11の背面側(図1のX方向正方向側、図面の上側)には、第2のブロックG2が設けられている。また、処理ステーション11のカセットステーション10側(図1のY方向負方向側)には、既述の第3のブロックG3が設けられ、処理ステーション11のインターフェイスステーション13側(図1のY方向正方向側)には、第4のブロックG4が設けられている。
例えば第1のブロックG1には、図2に示すように複数の液処理装置、例えばウェハWを現像処理する現像処理装置30、ウェハWの処理膜の下層に反射防止膜(以下「下部反射防止膜」という)を形成する下部反射防止膜形成装置31、ウェハWにレジストを塗布して処理膜を形成する処理液塗布装置としてのレジスト塗布装置32、ウェハWの処理膜の上層に反射防止膜(以下「上部反射防止膜」という)を形成する上部反射防止膜形成装置33が下からこの順に配置されている。
例えば現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33は、それぞれ水平方向に3つずつ並べて配置されている。なお、これら現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33の数や配置は、任意に選択できる。
これら現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33では、例えばウェハW上に所定の処理液を塗布するスピンコーティングが行われる。スピンコーティングでは、例えば塗布ノズルからウェハW上に処理液を吐出すると共に、ウェハWを回転させて、処理液をウェハWの表面に拡散させる。
例えば第2のブロックG2には、図3に示すようにウェハWの加熱や冷却といった熱処理を行う熱処理装置40や、レジスト液とウェハWとの定着性を高めるために疎水化処理を行う疎水化処理装置41、ウェハWの外周部を露光する周辺露光装置42が上下方向と水平方向に並べて設けられている。これら熱処理装置40、疎水化処理装置41、周辺露光装置42の数や配置についても、任意に選択できる。
例えば第3のブロックG3には、複数の受け渡し装置50、51、52、53、54、55、56が下から順に設けられている。また、第4のブロックG4には、複数の受け渡し装置60、61、62が下から順に設けられている。
図1に示すように第1のブロックG1〜第4のブロックG4に囲まれた領域には、ウェハ搬送領域Dが形成されている。ウェハ搬送領域Dには、例えばY方向、X方向、θ方向および上下方向に移動自在な搬送アームを有する、ウェハ搬送装置70が複数配置されている。ウェハ搬送装置70は、ウェハ搬送領域D内を移動し、周囲の第1のブロックG1、第2のブロックG2、第3のブロックG3および第4のブロックG4内の所定の装置にウェハWを搬送できる。
また、ウェハ搬送領域Dには、図3に示すように、第3のブロックG3と第4のブロックG4との間で直線的にウェハWを搬送するシャトル搬送装置80が設けられている。
シャトル搬送装置80は、例えば図3のY方向に直線的に移動自在になっている。シャトル搬送装置80は、ウェハWを支持した状態でY方向に移動し、第3のブロックG3の受け渡し装置52と第4のブロックG4の受け渡し装置62との間でウェハWを搬送できる。
図1に示すように第3のブロックG3のX方向正方向側の隣には、ウェハ搬送装置90が設けられている。ウェハ搬送装置90は、例えばX方向、θ方向および上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置90は、ウェハWを支持した状態で上下に移動して、第3のブロックG3内の各受け渡し装置にウェハWを搬送できる。
インターフェイスステーション13には、ウェハ搬送装置100と受け渡し装置101が設けられている。ウェハ搬送装置100は、例えばY方向、θ方向および上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置100は、例えば搬送アームにウェハWを支持して、第4のブロックG4内の各受け渡し装置、受け渡し装置101および露光装置12との間でウェハWを搬送できる。
以上の基板処理システム1には、図1に示すように制御部110が設けられている。制御部110は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、基板処理システム1におけるウェハWの処理を制御するプログラムが格納されている。なお、前記プログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御部110にインストールされたものであってもよい。
<ウェハ処理>
次に、以上のように構成された基板処理システム1を用いて行われるウェハ処理について説明する。
先ず、複数のウェハWを収納したカセットCが、基板処理システム1のカセットステーション10に搬入され、カセット載置板21に載置される。その後、ウェハ搬送装置23によりカセットC内の各ウェハWが順次取り出され、処理ステーション11の第3のブロックG3の受け渡し装置53に搬送される。
次に、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送され温度調節処理される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって例えば第1のブロックG1の下部反射防止膜形成装置31に搬送され、ウェハW上に下部反射防止膜が形成される。その後、ウェハWは、第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送され、加熱処理が行われる。その後、ウェハWは、第3のブロックG3の受け渡し装置53に戻される。
次に、ウェハWは、ウェハ搬送装置90によって同じ第3のブロックG3の受け渡し装置54に搬送される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第2のブロックG2の疎水化処理装置41に搬送され、疎水化処理が行われる。
その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によってレジスト塗布装置32に搬送され、ウェハW上にレジスト膜が形成される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置40に搬送されて、プリベーク処理される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第3のブロックG3の受け渡し装置55に搬送される。
次に、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって上部反射防止膜形成装置33に搬送され、ウェハW上に上部反射防止膜が形成される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置40に搬送されて、加熱され、温度調節される。その後、ウェハWは、周辺露光装置42に搬送され、周辺露光処理される。
その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第3のブロックG3の受け渡し装置56に搬送される。
次に、ウェハWは、ウェハ搬送装置90によって受け渡し装置52に搬送され、シャトル搬送装置80によって第4のブロックG4の受け渡し装置62に搬送される。その後、ウェハWは、インターフェイスステーション13のウェハ搬送装置100によって露光装置12に搬送され、所定のパターンで露光処理される。
次に、ウェハWは、ウェハ搬送装置100によって第4のブロックG4の受け渡し装置60に搬送される。その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置40に搬送され、露光後ベーク処理される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって現像処理装置30に搬送され、現像される。現像終了後、ウェハWは、ウェハ搬送装置90によって熱処理装置40に搬送され、ポストベーク処理される。
<レジスト塗布装置>
次に、上述した第1のブロックG1の液処理装置の一つである処理液塗布装置としてのレジスト塗布装置32の構成について説明する。図4は、レジスト塗布装置32の構成の概略を模式的に示す縦断面図であり、図5は、レジスト塗布装置32の構成の概略を模式的に示す平面図である。
レジスト塗布装置32は、図4に示すように内部を閉鎖可能な処理容器120を有している。処理容器120の側面には、図5に示すようにウェハWの搬入出口121が形成され、搬入出口121には、開閉シャッタ122が設けられている。
処理容器120内の中央部には、図4に示すようにウェハWを保持して回転させるスピンチャック130が設けられている。スピンチャック130は、水平な上面を有し、当該上面には、例えばウェハWを吸着する吸引口(図示せず)が設けられている。この吸引口からの吸引により、ウェハWをスピンチャック130上に吸着保持できる。
スピンチャック130は、例えばモータなどを備えたチャック駆動機構131を有し、そのチャック駆動機構131により所定の速度で回転できる。また、チャック駆動機構131には、シリンダなどの昇降駆動源が設けられており、スピンチャック130は上下移動が可能である。
スピンチャック130の周囲には、ウェハWから飛散又は落下する液体を受け止め、回収するカップ132が設けられている。カップ132の下面には、回収した液体を排出する排出管133、カップ132内の雰囲気を排気する排気管134が接続されている。
図5に示すようにカップ132のX方向負方向(図5の下方向)側には、Y方向(図5の左右方向)に沿って延伸するレール140が形成されている。レール140は、例えばカップ132のY方向負方向(図5の左方向)側の外方からY方向正方向(図5の右方向)側の外方まで形成されている。レール140には、アーム141が取り付けられている。
アーム141には、図4および図5に示すようにレジスト液を吐出する塗布ノズル142が支持されている。アーム141は、図5に示すノズル駆動部143により、レール140上を移動自在である。これにより、塗布ノズル142は、カップ132のY方向正方向側の外方に設置された待機部144からカップ132内のウェハWの中心部上方まで移動でき、さらに当該ウェハWの表面上をウェハWの径方向に移動できる。また、アーム141は、ノズル駆動部143によって昇降自在であり、塗布ノズル142の高さを調整できる。塗布ノズル142は、図4に示すように、処理液供給装置としてのレジスト液供給装置200に接続されている。
<レジスト液供給装置>
次に、本発明の実施の形態にかかるレジスト塗布装置32の処理液吐出部としての塗布ノズル142に対してレジスト液を供給するレジスト液供給装置200の構成について説明する。図6は、レジスト液供給装置200の構成の概略を示す説明図である。なお、レジスト液供給装置200は、例えば不図示のケミカル室内に設けられている。ケミカル室とは、各種処理液を液処理装置に供給するためのものである。
図6に示すように、レジスト液供給装置200は、内部にレジスト液を貯留するレジスト液供給源201を有し、レジスト液供給源201には、塗布ノズル142にレジスト液を供給するレジスト液供給路としての供給管210が接続されている。
また、レジスト液供給源201の下流側には、レジスト液を一時的に貯留させておくバッファタンク202が設けられている。バッファタンク202には、バッファタンク202内の雰囲気を排気する補助管211が設けられている。バッファタンク202は、レジスト液供給源201から供給されるレジスト液が無くなった場合でも、バッファタンク202内に貯留されているレジスト液を塗布ノズル142に供給することができる。レジスト液供給源201とバッファタンク202との間には、供給弁221が設けられている。
また、バッファタンク202の下流側の供給管210には、レジスト液中の異物を捕集するフィルタユニット203が設けられ、さらに、フィルタユニット203で発生した泡およびレジスト液中の溶存気体を捕集するための捕集ユニット204が、フィルタユニット203の上方に設けられている。捕集ユニット204の上部には、捕集した泡を排出するための排気管212が設けられており、排気管212には排出弁222が設けられている。供給管210の、フィルタユニット203よりも上流側には供給弁223が設けられている。
捕集ユニット204の下流側にはポンプ205が設けられ、捕集ユニット204とポンプ205との間には、切替弁224が設けられている。さらに、ポンプ205と塗布ノズル142との間に、供給制御弁225が設けられている。
以上の各弁221〜225は、上述の制御部110と電気的に接続され、レジスト液供給装置200における一連の処理は、制御部110に制御されて自動で行うことができる。
<フィルタユニットと捕集ユニット>
次に、本発明の実施の形態にかかるフィルタユニット203および捕集ユニットについて説明する。図7は、フィルタユニット203の構成の概略を模式的に示す横断面図であり、図8は、フィルタユニット203および捕集ユニット204の構成を模式的に示す縦断面図である。
図7に示すように、フィルタユニット203は、外周側から順に、ケーシング301、レジスト液の流路の入側となる流路入口空間302、フィルタ303、レジスト液の流路の出側となる流路出口空間304を有している。フィルタ303は、例えば図7に示すように中空部を有する円筒状のプリーツ構造であり、外周側が疎、内周側が密になっている。フィルタ303は取り換え可能となっている。
フィルタ303の中空部である流路出口空間304には、超音波振動子305が設置されている。超音波振動子305は、フィルタユニット203および流路内を流れるレジスト液に、超音波振動を与えるものである。超音波振動子305の表面は、超音波振動を伝えることができるとともに耐溶剤性に優れたガラスで被覆されていることが好ましい。
図8に示すように、フィルタユニット203の流路出側となる流路出口空間304の直上には、泡捕集のための捕集ユニット204が設けられている。捕集ユニット204はバッファ空間310を有し、レジスト液の正規流路となる供給管210と、捕集した泡を排出するための排気管212が設けられ、排気管212には排出弁222が設けられている。また、バッファ空間310内に捕集した泡の検知およびその量を測定することができる気泡検知器231が設けられている。なお、バッファ空間310は、捕集した泡が、レジスト液の流速によって供給管210へ流れ込まないために、十分な高さhを有するように設計される。
超音波振動子305は、捕集ユニット204の上端に設けられた取付孔からバッファ空間310およびその直下のフィルタユニット203の流路出口空間304までを貫通して設けられ、フィルタユニット203および捕集ユニット204に対して着脱自在となっている。
気泡検知器231および超音波振動子305は、上述の制御部110と電気的に接続されている。
<フィルタの液入れ作業>
次に、以上のように構成されたフィルタユニット203および捕集ユニット204を用いて行われるフィルタ立ち上げ時の液入れ作業の手順について、図9に基づいて説明する。
フィルタユニット203の立ち上げ作業、すなわち、フィルタユニット203の新規取り付けまたはフィルタ303の交換作業を行う際には、先ず、レジスト液供給装置200のライン全体の洗浄(ステップS1)および、乾燥(ステップS2)を行う。これらの作業により、ライン内の不純物の除去を行い、通液するレジスト液内に不純物が混ざらない状態にしておく。
次に、フィルタ303をフィルタユニット203に取り付け、超音波振動子305を、フィルタユニット203の流路出側となる流路出口空間304内、すなわちフィルタ303の中空部に配置されるように取り付ける(ステップS3:挿入ステップ)。
その後、フィルタユニット203をレジスト液供給装置200のラインに接続し、レジスト液供給源201からレジスト液を通液する(ステップS4)。
そして、超音波振動子305を作動させて、フィルタユニット203および流路内を流れるレジスト液に超音波振動を加え、泡抜き作業を行う(ステップS5:加振ステップ)
泡抜き作業により捕集ユニット204に捕集された気泡は、気泡検知器231により、その量が検知される(ステップS6)。気泡量が予め設定した量よりも多い場合には、捕集ユニット204の上部に設けられた排出弁222を開放することによって、排気管212を通じて気泡を外部へ排出し(ステップS7)、さらに加振ステップ(ステップS5)を行う。
加振ステップ(ステップS5)から排出ステップ(ステップS7)が繰り返され、ステップS6において検知された気泡量が設定値以下になると、フィルタ303に付着した気体およびレジスト液中の溶存気体が十分に除去されたと判断し、泡抜き作業を終了する。そして、塗布ノズル142にレジスト液を送出し、レジスト液中に不純物が含まれていないこと等を確認し(ステップS8)、液入れ作業が完了する。
なお、本実施の形態では、泡抜き作業を終了する判断を、気泡検知器231により検知された気泡量により行うこととしたが、判断基準はこれに限られるものではない。例えば排出ステップ(ステップS7)を規定回数行うことにより終了すると判断したり、または排出ステップの回数と気泡量の検知とを組み合わせて判断してもよい。
本実施の形態によれば、超音波振動子305をフィルタユニット203の流路出側であるフィルタ303の中空部に設けることにより、フィルタ303の内周側、すなわち密な部分に近い位置から超音波振動を与えることができる。これにより、液の攪拌やキャビテーション効果を用いて、フィルタ303の内周側に付着した気泡や不純物の除去を容易にし、フィルタ303の濡れ性を効率よく向上させて、フィルタ303の性能が安定するまでの時間を短縮することができる。さらに、流路中を流れるレジスト液にも超音波振動を直接与えることができるため、レジスト液中に溶存する気体を、キャビテーション効果を用いて効率よく気泡に成長させ、排出することができる。
また、泡捕集用の捕集ユニット204を流路出側となるフィルタユニット203の中空部の直上に設けることにより、フィルタ303から除去された気泡、および、キャビテーション効果によって気泡に成長した溶存気体を直接捕集ユニット204へ送出し、フィルタ303への再吸着を防ぐことができる。
なお、超音波振動子305により与えられる超音波振動の周波数を、制御部110(図1)により制御できるようにしても良い。また、この周波数制御によって、フィルタ303に付着した気泡を除去し、流路内を流れるレジスト液に溶存した気体が気泡へと成長できないような特定の周波数に設定しても良い。
以上説明したように、フィルタユニット203の新規設置またはフィルタ303の交換作業を行い、フィルタユニット203の立ち上げ作業を行う場合には、例えば、フィルタユニット203内にレジスト液を充填した後、フィルタユニット203の前後の弁を閉止してレジスト液の供給を一旦停止し、加振ステップ(ステップS5)から排出ステップ(ステップS7)までの動作を行ってもよい。この場合には、フィルタ303およびフィルタユニット203内のレジスト液に対して、一定時間確実に超音波が発振されることで、効果的且つ確実にフィルタ303の泡抜き作業およびレジスト液中の溶存気体の除去を行うことができる。フィルタユニット203の立ち上げ作業が終了した後は、超音波振動子305をフィルタユニット203から取り外して、レジスト液の通液を行えばよい。
また、例えばフィルタユニット203の立ち上げ作業後に、加振ステップ(ステップS5)から排出ステップ(ステップS7)までの動作を、供給管210にレジスト液を通液しながら行ってもかまわない。この場合には、レジスト液の供給を停止させることなく、レジスト液中の溶存気体の除去を行うことができる。さらに、戻り管を設けてレジスト液が循環する場合にも、レジスト液を循環させながら加振ステップ(ステップS5)から排出ステップ(ステップS7)までの動作を行ってもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施の形態では、処理液をレジスト液として説明したが、本発明が適用される処理液はレジスト液に限らず、例えばSOG(Spin On Glass)等の処理液でもよい。
本発明は、フィルタを介して処理液を供給する際に適用できる。
1 基板処理システム
32 レジスト塗布装置
142 塗布ノズル
200 レジスト液供給装置
201 レジスト液供給源
203 フィルタユニット
204 捕集ユニット
210 供給管
212 排気管
222 排出弁
231 気泡検知器
303 フィルタ
304 流路出口空間
305 超音波振動子
310 バッファ空間
W ウェハ

Claims (11)

  1. 被処理体に処理液を吐出する処理液吐出部に、当該処理液を供給する処理液供給装置であって、
    前記処理液を貯留する処理液供給源と、
    前記処理液供給源と前記処理液吐出部とを接続する処理液供給路と、
    前記処理液供給路に設けられ、前記処理液中の異物を除去する筒状のフィルタを有するフィルタユニットと、
    前記フィルタの中空部において、前記処理液の流路の出口側に配置された超音波振動子と、
    を有することを特徴とする、処理液供給装置。
  2. 前記超音波振動子は、前記フィルタユニットに着脱自在であることを特徴とする、請求項1に記載の処理液供給装置。
  3. 前記超音波振動子の表面はガラスで被覆されていることを特徴とする、請求項1または2のいずれか一項に記載の処理液供給装置。
  4. 前記フィルタの中空部の上方に、前記フィルタユニット内で発生した気泡を捕集するバッファ空間を備える捕集ユニットが設けられ、
    前記捕集ユニットには、前記処理液供給路と、前記気泡を排出する排出管とが設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の処理液供給装置。
  5. 前記バッファ空間の高さ方向の寸法は、前記気泡が前記処理液の流速によって前記処理液供給路に侵入しないように設定されることを特徴とする、請求項4に記載の処理液供給装置。
  6. 前記捕集ユニットは、捕集した気泡の検知を行う気泡検知器を有することを特徴とする、請求項4または5のいずれかに記載の処理液供給装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の処理液供給装置を用いた処理液供給方法であって、
    前記処理液の流路の出口側から、前記超音波振動子により超音波振動を与えることを特徴とする、処理液供給方法。
  8. 請求項4〜6のいずれか一項に記載の処理液供給装置を用いた処理液供給方法であって、
    前記フィルタユニットに前記フィルタおよび前記超音波振動子の取り付けを行う挿入ステップと、
    前記処理液を前記処理液供給路に通液するステップと、
    前記超音波振動子を振動させて、前記フィルタユニットおよび処理液に超音波振動を与える加振ステップと、
    前記加振ステップにより発生した気泡を前記捕集ユニットで捕集し、排出する排出ステップと、
    を有することを特徴とする、処理液供給方法。
  9. 請求項6に記載の処理液供給装置を用いた処理液供給方法であって、
    前記フィルタユニットに前記フィルタおよび前記超音波振動子の取り付けを行う挿入ステップと、
    前記処理液を前記処理液供給路に通液するステップと、
    前記超音波振動子を振動させて、前記フィルタユニットおよび処理液に超音波振動を与える加振ステップと、
    前記加振ステップにより発生した気泡を前記捕集ユニットで捕集し、排出する排出ステップと、を有し、
    前記気泡検知器により検知した気泡量が、予め設定した量以下になるまで、前記加振ステップと前記排出ステップとを繰り返すことを特徴とする、処理液供給方法。
  10. 前記処理液を前記フィルタユニット内に充填させた後、前記処理液供給源からの前記処理液の供給を停止して、前記超音波振動子により超音波振動を与えることを特徴とする、請求項7〜9のいずれか一項に記載の処理液供給方法。
  11. 前記処理液供給源から前記処理液供給路に前記処理液の供給を行いながら、前記超音波振動子により超音波振動を与えることを特徴とする、請求項7〜9のいずれか一項に記載の処理液供給方法。
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