JP2000114355A - 板状セラミック体と筒状セラミック体との接合構造体及びこの接合構造体を用いた加熱装置 - Google Patents

板状セラミック体と筒状セラミック体との接合構造体及びこの接合構造体を用いた加熱装置

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JP2000114355A
JP2000114355A JP27889198A JP27889198A JP2000114355A JP 2000114355 A JP2000114355 A JP 2000114355A JP 27889198 A JP27889198 A JP 27889198A JP 27889198 A JP27889198 A JP 27889198A JP 2000114355 A JP2000114355 A JP 2000114355A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐熱性、耐食性、耐プラズマ性、耐熱衝撃性に
優れるとともに、高温に曝されたとしても板状セラミッ
ク体2と筒状セラミック体7との接合部において破断し
たりクラックを生じることのない、強固に接合された接
合構造体を提供する。 【解決手段】板状セラミック体2に、フランジ部8を有
する筒状セラミック体7をセラミック結合層9を介して
焼結にて一体的に接合してなり、上記筒状セラミック体
7のフランジ部8が包囲する部分の面積をA、上記フラ
ンジ部8のみが占める面積をBとした時、面積比B/A
が0.11〜0.6となるようにして板状セラミック体
2と筒状セラミック体7とからなる接合構造体を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状セラミック体
と筒状セラミック体とからなる接合構造体と、この接合
構造体を用いた加熱装置に関するものであり、上記加熱
装置は、プラズマCVD、減圧CVD、光CVD等の成
膜装置やプラズマエッチング、光エッチング等のエッチ
ング装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファインセラミック材料は金属材
料と比較して高硬度で耐熱性、耐食性にも優れることか
ら、一般産業用材料として様々な分野で使用されてお
り、その中でも近年、半導体製造工程におけるプラズマ
CVD、減圧CVD、光CVD等の成膜装置やプラズマ
エッチング、光エッチング等のエッチング装置などに用
いる構造体として注目されている。
【0003】即ち、これらの成膜装置やエッチング装置
では、デポジッション用ガス、エッチング用ガス、クリ
ーニング用ガスとして塩素系やフッ素系のハロゲンガス
が使用され、これらのハロゲンガスに曝されても腐食摩
耗し難く、また、半導体ウエハを加熱するために耐熱性
も必要であることから、図8に示すようなセラミックス
からなる加熱装置が使用されている。
【0004】この加熱装置は、板状セラミック体22中
にヒータ電極23を埋設したセラミックヒータ21の下
面中央に、円筒状をした筒状セラミック体27を接合一
体化してなり、上記セラミックヒータ21の上面を半導
体ウエハWの載置面24としたもので、上記加熱装置は
Oリング等のシール部材30を介して真空処理室31内
に設置されていた。そして、上記筒状セラミック体27
内より真空処理室31外へ導き出されたリード線26を
介してヒータ電極23に通電することで、上記セラミッ
クヒータ21が発熱し、載置面24上の半導体ウエハW
を加熱するようになっていた。
【0005】また、上記加熱装置を構成するに当たり、
セラミックヒータ21を構成する板状セラミック体22
と筒状セラミック体27との接合は、次の方法により接
合されていた。
【0006】(1)予め焼結した板状セラミック体22
と予め焼結した筒状セラミック体27とをそれぞれ用意
し、両者をガラスや接着剤にて接合する方法。
【0007】(2)予め焼結した板状セラミック体22
と予め焼結した筒状セラミック体27とをそれぞれ用意
し、両者をロウ材にて接合する方法。
【0008】(3)成形段階(焼成前)での板状セラミ
ック体22と成形段階(焼結前)での筒状セラミック体
27とをそれぞれ用意し、両者を互いに接合させたあと
焼成して焼結一体化する方法。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(1)
の接合方法による加熱装置では、接合部が接着剤である
場合、150℃以上の温度域では使用することができ
ず、また、接合部がガラスである場合には、ハロゲンガ
スにより大きく腐食摩耗することから、接合部の気密性
が損なわれ、筒状セラミック体27内より導き出される
リード線26やヒータ電極23が腐食を受けるといった
課題があった。その上、近年、半導体製造工程では、プ
ラズマが使用されるようになり、このプラズマエネルギ
ーによっても接着剤やガラスからなる接合部が大きく摩
耗するため、このような苛酷な条件下では気密性を維持
することができなかった。
【0010】また、(2)の接合方法による加熱装置で
は、接合部をなすロウ材層と板状セラミック体22や筒
状セラミック体27との間の熱膨張差が大きいことか
ら、耐熱衝撃性が低く、気密性が損なわれたり、酷いと
きには破損するといった課題があった。しかも、ロウ材
はハロゲンガスやプラズマによって摩耗し易く、長期間
にわたって気密性を維持することは難しいものであっ
た。
【0011】さらに、(3)の接合方法による加熱装置
では、大型で複雑な構造物を精度良く作製することは難
しいものであった。即ち、セラミック成形体を焼成する
と収縮を伴い寸法変化を生じるため、大型品になればな
るほど収縮に伴う寸法変化は大きいものであった。そし
て、近年、半導体ウエハの大型化に伴ってセラミックヒ
ータ21も8インチ、さらには12インチ以上の大型の
ものが要求されており、このような大きさの成形段階に
ある板状セラミック体22と筒状セラミック体27とを
同時に焼成すると形状が崩れたり、破損することは避け
られなかった。一方、本件出願人は、耐熱性、耐熱衝撃
性、耐蝕性、耐プラズマ性に優れるとともに、セラミッ
ク部材間の優れた熱伝達特性が得られる接合技術とし
て、予め焼結した同種(主成分が同じ)のセラミックス
からなる2つのセラミック部材を、接合材として上記セ
ラミック部材を構成するセラミックスと主成分が同じセ
ラミックペーストを介して接着させ、しかるのち焼成す
ることで、2つのセラミック部材をセラミック結合層を
介して焼結にて一体化することを先に提案している(特
願平9−329338号参照。) その為、この接合技術を用いて加熱装置を構成すれば、
接合部が板状セラミック体22や筒状セラミック体27
を形成するセラミックスと主成分が同じセラミック結合
層からなるため、前記(1)〜(3)の接合技術を用い
た加熱装置を比較して耐久性を大幅に向上させることが
できる。
【0012】しかしながら、本件発明者がさらに研究を
重ねたところ、この接合技術を用いたとしても半導体製
造用に用いられる加熱装置のように550℃以上の高温
に曝されるようになると信頼性の点で問題があった。
【0013】例えば、成膜装置やエッチング装置ではス
ループットを高めるために、室温域から各種処理温度に
加熱するまでの時間をできるだけ短くすることが求めら
れており、例えば室温から650℃の処理温度まで加熱
するには、10℃/min以上の昇温レートで加熱する
ことが要求されている。しかしながら、このような急激
な昇温レートでセラミックヒータ21を加熱すると、板
状セラミック体22とセラミック結合層との接合界面や
セラミック結合層と筒状セラミック体27との接合界面
に発生する熱応力によって破断し、気密性が損なわれる
恐れがあり、信頼性が低いものであった。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本件発明者は、
この熱応力による問題を解消するためにさまざまな角度
から研究を重ねたところ、接合部分をある特定の寸法形
状とすることで解消できることを見出した。
【0015】即ち、本発明は上記課題に鑑み、板状セラ
ミック体と、フランジ部を有する筒状セラミック体とか
らなり、上記筒状セラミック体のフランジ部をセラミッ
ク結合層を介して上記セラミックヒータと焼結にて一体
的に接合してなる板状セラミック体と筒状セラミック体
との接合構造体であって、上記筒状セラミック体のフラ
ンジ部が包囲する部分の面積をA、上記フランジ部のみ
が占める面積をBとした時、面積比B/Aが0.11〜
0.6となるように構成したことを特徴とする。
【0016】また、本発明は、上記板状セラミック体、
セラミック結合層、及び筒状セラミック体をいずれも主
成分が同一のセラミックスにより形成したものである。
【0017】さらに、本発明は、上記板状セラミック体
とセラミック結合層との接合界面が、上記板状セラミッ
ク体側に存在するように構成したものである。
【0018】また、本発明は、上記板状セラミック体と
筒状セラミック体との接合構造体において、上記板状セ
ラミック体中にヒータ電極を埋設して加熱装置を構成し
たものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0020】図1は本発明の板状セラミック体と筒状セ
ラミック体との接合構造体(以下、接合構造体という)
を示す斜視図、図2は図1のX−X線断面図、図3は図
1を分解した状態を示す斜視図である。
【0021】この接合構造体は、予め焼結した板状セラ
ミック体2と、予め焼結した筒状セラミック体7とを、
セラミック結合層9を介して焼結にて一体的に接合した
もので、全体がセラミックスからなるため、各部材2,
7,9の熱膨張差を小さくすることができ、各部材2,
7,9の接合界面に集中する熱応力を緩和して板状セラ
ミック体2と筒状セラミック体7とを強固に接合するこ
とができ、繰り返し熱サイクルが加えられたとしても破
損することがない。しかも、セラミックスは耐食性や耐
プラズマ性に優れることから、ハロゲンガスやプラズマ
に曝されたとしても殆ど摩耗することもない。
【0022】なお、板状セラミック体2、筒状セラミッ
ク体7、及びセラミック結合層9を形成する材質の組み
合わせについては特に限定するものではないが、好まし
くは全ての材質を同一の主成分からなるセラミックスに
より形成することが良く、望ましくは同一組成のセラミ
ックスにより形成することが良い。このように同一の主
成分からなるセラミックスを用いることで、板状セラミ
ック体2とセラミック結合層9との接合界面、及びセラ
ミック結合層9と筒状セラミック体7との接合界面の焼
結性を高めて接合強度を向上させることができるととも
に、熱膨張差を極めて小さくできるため、接合部の耐熱
衝撃性を高めることができる。しかも、熱伝導率等の特
性も近似させることができるため、接合部における熱伝
達特性を高めることもできる。
【0023】ただし、板状セラミック体2と筒状セラミ
ック体7とを接合するに当たり、セラミック結合層9の
厚みは10〜50μm、好ましくは20〜30μmとす
ることが望ましい。
【0024】板状セラミック体2、筒状セラミック体
7、及びセラミック結合層9の材質としては、アルミ
ナ、窒化珪素、窒化アルミニウム、窒化硼素等を主成分
とするセラミックスにより形成することができ、これら
の中でも窒化アルミニウムを主成分とするセラミックス
により形成すれば、他のセラミックスと比較して熱伝達
特性が高く、また、耐プラズマ性や塩素系ガスに対する
耐蝕性にも優れた接合構造体とすることができる。特
に、窒化アルミニウムの含有量が99.5%以上、さら
には99.9%以上である高純度窒化アルミニウムは、
不純物の含有量が極めて少ないため、耐プラズマ性や塩
素系ガスに対する耐食性に優れており、また、焼結助剤
としてY2 3 やErなどの希土類酸化物を1〜9重量
%の範囲で含む窒化アルミニウムは、熱伝導率を100
W/mk以上、さらには150W/mk以上にまで高め
ることができる。
【0025】さらに、本発明によれば、筒状セラミック
体7の端部にフランジ部8を設けるとともに、上記フラ
ンジ部8が包囲する部分の面積をA、上記フランジ部8
のみが占める面積をBとした時、面積比B/Aが0.1
1〜0.6となるように構成することが重要である。
【0026】即ち、面積比B/Aが0.6を越えると、
フランジ部8の占める割合が大き過ぎるため、各部材
2,7,9を同一又は同種のセラミックスで形成したと
しても、板状セラミック体2とセラミック結合層9との
接合界面やセラミック結合層9と筒状セラミック体7と
の接合界面に大きな熱応力が発生し、接合界面にて破断
するからであり、逆に、面積比B/Aが0.11未満で
は、接合面積が小さくなり過ぎるために接合強度が不十
分となるからである。
【0027】また、板状セラミック体2とセラミック結
合層9との接合界面は、図4に示すように、板状セラミ
ック体2の下面を基準面とした時、この基準面より内側
(板状セラミック体2側)にあることが良く、好ましく
は基準面から接合界面までの最も長い距離Lが1μm以
上であるものが良い。このように、接合界面を板状セラ
ミック体2側に存在させることで、アンカー効果的な接
合力を得ることができるため、接合部における強度及び
耐熱衝撃性をより一層高めることができる。
【0028】かくして、本発明の接合構造体は、耐食
性、耐プラズマ性に優れるとともに、高温に曝されたと
しても板状セラミック体2と筒状セラミック体7との接
合部は強固に接合され、また、接合部に集中する熱応力
を小さくできるため、接合部における破損を防いで気密
性を維持することができる。
【0029】なお、本発明の接合構造体を製造するに
は、予め焼結した板状セラミック体2と、予め焼結した
フランジ部8を有する筒状セラミック体7とを準備す
る。そして、別に用意したセラミックペーストを上記板
状セラミック体2又は筒状セラミック体7のフランジ部
8に塗布したあと、他方の部材を当接させて接着し、し
かるのち、セラミックペーストを焼結させることができ
る温度にて焼成することによって得ることができる。こ
の時、筒状セラミック体7のフランジ部8は板状セラミ
ック体2に対して押圧しながら焼成することが望まし
く、このようにフランジ部8を押圧した状態で焼成する
ことで、板状セラミック体2とセラミック結合層9との
接合界面を板状セラミック体2側に存在させることがで
き、接合強度を向上させることができる。
【0030】次に、本発明の接合構造体を用いた応用例
について説明する。
【0031】図5は本発明の接合構造体を加熱装置に応
用した例を示す斜視図、図6は図5の加熱装置を成膜装
置やエッチング装置の真空処理室に設置した概略を示す
断面図、図7は図5の加熱装置を分解した斜視図であ
る。なお、図1乃至図3と同一部分については同一符号
で示す。
【0032】この加熱装置は、円盤状をしたセラミック
ヒータ1と外向きのフランジ部8を有する筒状セラミッ
ク体7とをセラミック結合層9を介して焼結一体化され
た縦断面形状が略T字形をしたものである。セラミック
ヒータ1は円盤状をした板状セラミック体2からなり、
その上面を半導体ウエハWの載置面4とし、上記板状セ
ラミック体2の内部にヒータ電極3を埋設したもので、
ヒータ電極3は板状セラミック体2の下面に接合された
給電端子5と電気的に接続されている。
【0033】また、加熱装置を構成する板状セラミック
体2と筒状セラミック体7とは、図7に示すように筒状
セラミック体7のフランジ部8が包囲する部分の面積を
A、上記フランジ部8のみが占める面積をBとした時、
面積比B/Aが0.11〜0.6となるように構成して
ある。
【0034】そして、この加熱装置は、筒状セラミック
体7により立設した状態で真空処理室11内に設置さ
れ、セラミックヒータ1の給電端子5に接続されたリー
ド線6が筒状セラミック体7内を通って真空処理室11
外へ取り出されるようになっている。なお、図示してい
ないが、セラミックヒータ1にはヒータ電極3以外に熱
電対等の温度検出手段を内蔵してあり、この温度検出手
段のリード線も筒状セラミック体7内を通して真空処理
室11外へ取り出されるようになっている。
【0035】また、加熱装置の筒状セラミック体7と真
空処理室11との間にはOリング等のシール部材10を
介在させて気密にシールしてあり、真空処理室11内の
雰囲気と真空処理室11外の大気雰囲気とを遮断するよ
うになっている。
【0036】この加熱装置によれば、セラミックヒータ
1、筒状セラミック体7、及びセラミック結合層9がい
ずれも耐蝕性、耐プラズマ性、耐熱性等に優れたセラミ
ックスからなるため、ハロゲンガスやプラズマに曝され
たとしても殆ど摩耗せず、また、高温に加熱されたとし
ても破損することがない。
【0037】また、セラミックヒータ1とセラミック結
合層9及びセラミック結合層9と筒状セラミック体7は
共に焼結一体化されているとともに、板状セラミック体
2と筒状セラミック体7とは最適な面積比で接合されて
いることから、ハロゲンガスやプラズマに曝されたり、
高温に加熱されたとしても接合部にクラックが発生した
り、破断することがないため、長期間にわたって気密性
を維持することができる。その為、筒状セラミック体7
内を通して真空処理室11外へ導き出されるヒータ電極
3のリード線6や温度検出手段のリード線、あるいは板
状セラミック体2中のヒータ電極3がハロゲンガスやプ
ラズマによって汚染されることを防ぐことができる。
【0038】なお、加熱装置を構成するセラミックヒー
タ1、筒状セラミック体7、及びセラミック結合層9の
材質としては、前述したアルミナ、窒化珪素、窒化アル
ミニウム、窒化硼素等を主成分とするセラミックスを用
いることができ、これらの中でも窒化アルミニウムを主
成分とするセラミックスは、他のセラミックスと比較し
て熱伝導率が高く、また、耐プラズマ性や塩素系ガスに
対する耐蝕性を有するため、半導体製造用の加熱装置を
構成する材質として好適である。
【0039】また、上記セラミックヒータ1、セラミッ
ク結合層9、及び筒状セラミック体7は同一の主成分か
らなるセラミックスにより形成することが良く、さらに
好ましくは同一組成のセラミックスにより形成すること
が良い。ただし、セラミックヒータ1と筒状セラミック
体7とを同一主成分からなるセラミックスにより形成す
る時には、セラミックヒータ1を形成するセラミックス
の熱膨張係数を、筒状セラミック体7を形成するセラミ
ックスの熱膨張係数より小さくすることが重要である。
これは、セラミックヒータ1を形成するセラミックスの
熱膨張係数が、筒状セラミック体7を形成するセラミッ
クスの熱膨張係数より大きくなると、加熱により接合部
に発生する熱応力が大きく、急激な熱サイクルの繰り返
しにより接合部近傍にクラックが発生して気密性が損な
われるからである。
【0040】なお、セラミックヒータ1の寸法として
は、板厚を15mm以下、好ましくは13mm以下とす
ることが必要で、板厚が15mmを越えると、加熱によ
る熱応力を緩和するようにセラミックヒータ1を変形さ
せることができず、接合部にて破断する恐れがあるから
である。
【0041】この加熱装置を製造するには、まず、予め
焼結されたセラミックヒータ1と筒状セラミック体7を
用意する。セラミックヒータ1は、ヒータ電極3をなす
金属板をセラミック粉末中に埋設したセラミック成形体
を形成し、ホットアイソスタティクプレス法(HIP
法)により一体焼結するか、あるいはヒータ電極3とな
る導体ペーストが印刷されたセラミックグリーンシート
上に、上記導体ペーストを覆うように別のセラミックグ
リーンシートを積層したセラミック積層体を形成したあ
と一体的に焼結して形成する。
【0042】一方、筒状セラミック体7は、セラミック
ヒータ1を形成するセラミックスと同一又は同種のセラ
ミック粉末を所定の形状に成形したあと焼結して形成す
る。次に、セラミックヒータ1と筒状セラミック体7と
を接合するには、上記セラミックヒータ1や筒状セラミ
ック体7を構成するセラミックスと同一又は同種のセラ
ミック粉末を含むセラミックペーストを、セラミックヒ
ータ1の接合面又は筒状セラミック体7のフランジ部8
に塗布し、他方の部材を接合したあと、セラミックスを
焼結させることができる温度にて焼成することで、セラ
ミックペーストを焼結させ、セラミック結合層9を形成
するとともに、セラミックヒータ1及び筒状セラミック
体7とも一体的に焼結させることができる。
【0043】特に、上記セラミックペーストの焼結時に
おいて、筒状セラミック体7のフランジ部8を押圧する
と、ヒータ電極3を含むセラミックヒータ1は筒状セラ
ミック体7よりも弾性係数が僅かに小さいことから、セ
ラミックヒータ1が塑性変形を起こし、セラミックヒー
タ1と筒状セラミック体7との接合界面をセラミックヒ
ータ1側に存在させることができる。
【0044】
【実施例】(実施例1)ここで、面積比B/Aを異なら
せた図5の加熱装置を試作し、接合部の気密性と接合度
合いについて調べる実験を行った。
【0045】本実験では、加熱装置を構成するセラミッ
クヒータ1及び筒状セラミック体7を窒化アルミニウム
の含有量が99.8%の高純度窒化アルミニウムセラミ
ックスにより形成し、外径180mm、厚み11〜13m
mの円盤状をしたセラミックヒータと、外径230m
m、厚み15〜18mmの円盤状をしたセラミックヒー
タを用意し、各セラミックヒータ1にフランジ部8を有
するさまざまな径の筒状セラミック体7を焼結により一
体的に接合した。なお、接合にあたっては、純度99.
9%の窒化アルミニウム粉末を含むセラミックペースト
をセラミックヒータ1と筒状セラミック体7との接合面
間に介在させ、1850〜1900℃の温度で一体的に
焼結させた。
【0046】そして、得られた加熱装置を、50℃から
650℃まで20℃/分の昇温レートで加熱し、650
℃で10分間保持したあと、電源を切って200分間で
65℃まで冷却する加熱試験を繰り返し、接合部の気密
性をHeガスリークディテクターにて測定したあと、加
熱装置のセラミックヒータ1を固定し、接合された筒状
セラミック体7を引っ張る引張試験を施し、破損の有無
について調べた。
【0047】なお、気密性の評価にあたっては、Heガ
スリークディテクターによる測定値が10-9SSC以下
であったものをガスリーク無しと判断した。
【0048】面積比B/A及びその結果は表1に示す通
りである。
【0049】
【表1】
【0050】この結果、試料No.1,2のように、面
積比B/Aが0.11未満である加熱装置は、100回
の加熱試験によって接合部からのHeガスのリークが見
られ、引張試験でも500kgf未満の荷重で破断し
た。
【0051】一方、試料No.11は、面積比B/Aが
0.6より大きいために、10回の加熱試験により接合
部が破断した。
【0052】これに対し、試料No.3〜10は、面積
比B/Aが0.11〜0.6の範囲にあるため、100
回の加熱試験後においてもHeガスのリークは見られ
ず、十分な気密性を有し、しかも引張試験において70
0kgfの荷重を加えても破断することがなかった。
【0053】(実施例2)次に、加熱装置を構成するセ
ラミックヒータ1及び筒状セラミック体7をアルミナ含
有量が99.5%の高純度アルミナセラミックスにより
形成し、純度99.8%のアルミナ粉末を含むセラミッ
クペーストをセラミックヒータ1と筒状セラミック体7
との接合面間に介在させ、1450〜1600℃の温度
で一体的に焼結した加熱装置を用意した。
【0054】そして、得られた加熱装置を、実施例1と
同様の条件にて実験し、接合部の気密性と接合度合いを
調べる実験を行った。
【0055】それぞれの結果は表2に示す通りである。
【0056】
【表2】
【0057】この結果、試料No.12,13のよう
に、面積比B/Aが0.11未満である加熱装置は、1
00回の加熱試験によって接合部からのHeガスのリー
クが見られ、引張試験でも500kgf未満の荷重で破
断し、試料No.20のように、面積比B/Aが0.6
より大きい加熱装置は、10回の加熱試験により接合部
からのHeガスのリークが見られ、引張試験でも500
kgf未満の荷重で破断した。
【0058】これに対し、試料No.14〜19は、面
積比B/Aが0.11〜0.6の範囲にあるため、10
0回の加熱試験後においてもHeガスのリークは見られ
ず、十分な気密性を有し、しかも引張試験において70
0kgfの荷重を加えても破断することがなかった。
【0059】これらの結果、面積比B/Aは0.11〜
0.6の範囲が良いことが判る。
【0060】(実施例3)次に、表1の試料No.6に
ある加熱装置に関し、接合時における接合圧力を異なら
せて、板状セラミック体2とセラミック結合層9との接
合界面の変形量Lを異ならせ、実施例1と同様に100
回の加熱試験を行ったあと、引張試験を調べる実験を行
った。
【0061】それぞれの結果を表3に示す。
【0062】
【表3】
【0063】この結果、板状セラミック体とセラミック
結合層との接合界面が、板状セラミック体の表面上にあ
る加熱装置では、500kgf未満の荷重で破断するこ
とはなかったが、700kgf未満の荷重で破断した。
【0064】これに対し、板状セラミック体とセラミッ
ク結合層との接合界面が、板状セラミック体の表面より
内側に存在する加熱装置では、700kgfの荷重でも
破断は見られなかった。
【0065】この結果、板状セラミック体とセラミック
結合層との接合界面が、板状セラミック体の表面より内
側に存在するように接合することで、接合強度を高めら
れることが判る。
【0066】なお、本発明に係る接合構造体の応用例と
して加熱装置についてのみ示したが、本発明の加熱装置
だけに限定されるものではなく、板状セラミック体と筒
状セラミック体からなる接合構造体であって、少なくと
も熱が加わったり、耐食性や耐プラズマ性等が要求され
る用途においても好適に用いることができるものであ
る。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、板状セ
ラミック体と、フランジ部を有する筒状セラミック体と
からなり、上記筒状セラミック体のフランジ部をセラミ
ック結合層を介して上記板状セラミック体と焼結にて一
体的に接合してなる接合構造体のうち、上記筒状セラミ
ック体のフランジ部が包囲する部分の面積をA、上記フ
ランジ部のみが占める面積をBとした時、面積比B/A
が0.11〜0.6となるように構成したことによっ
て、耐熱性、耐食性、耐プラズマ性、耐熱衝撃性に優れ
るとともに、高温に曝されたとしても板状セラミック体
と筒状セラミック体との接合部が強固に接合され、十分
な気密性を有する接合構造体とすることができる。特
に、板状セラミック体、筒状セラミック体、及びセラミ
ック結合層を同一の主成分からなるセラミックスにより
形成することで各部材間の熱膨張差を極めて小さくする
ことができるため、各部材間の接合界面に集中する熱応
力を緩和して耐熱衝撃性を高めることができる。
【0068】さらに、板状セラミック体とセラミック結
合層との接合界面を、上記板状セラミック体側に存在す
るように構成することで、アンカー効果的な接合力が得
られ、接合部における接合強度をより一層向上させるこ
とができる。
【0069】かくして、本発明の接合構造体の板状セラ
ミック体中にヒータ電極を埋設して加熱装置を構成すれ
ば、急激な加熱・冷却を繰り返しても接合部において破
断したりクラックが発生するようなことがなく、十分な
気密性を維持することができるため、筒状セラミック体
内より導出されるヒータ電極のリード線や温度検知手段
のリード線、あるいはヒータ電極を汚染することがな
く、加熱装置の信頼性を大幅に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板状セラミック体と筒状セラミック体
との接合構造体を示す斜視図である。
【図2】図1に示す接合構造体のX−X線断面図であ
る。
【図3】図1に示す接合構造体を分解した状態を示す斜
視図である。
【図4】板状セラミック体と筒状セラミック体との接合
部を拡大した断面図である。
【図5】本発明の接合構造体を加熱装置に応用した例を
示す斜視図である。
【図6】図5の加熱装置を真空処理室に設置した概略を
示す断面図である。
【図7】図5の加熱装置を分解した状態を示す斜視図で
ある。
【図8】従来の加熱装置を真空処理室に設置した概略を
示す断面図である。
【符号の説明】
1,21・・・セラミックヒータ 2,22・・・板状セラミック体 3,23・・・ヒータ電極 4,24・・・載置面 5・・・給電端子 6,26・・・リード線 7,27・・・筒状セラミック体 8・・・フランジ部 9・・・セラミック結合層 10,30・・・シール部材 11,31・・・真空処理室 W・・・半導体ウエハ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状セラミック体と、フランジ部を有する
    筒状セラミック体とからなり、上記筒状セラミック体の
    フランジ部をセラミック結合層を介して前記板状セラミ
    ック体と焼結にて一体的に接合し、上記筒状セラミック
    体のフランジ部により包囲される部分の面積をA、上記
    フランジ部のみが占める面積をBとした時、面積比B/
    Aが0.11〜0.6の範囲にあることを特徴とする板
    状セラミック体と筒状セラミック体との接合構造体。
  2. 【請求項2】上記板状セラミック体、セラミック結合
    層、及び筒状セラミック体が、いずれも主成分が同一の
    セラミックスからなることを特徴とする請求項1に記載
    の板状セラミック体と筒状セラミック体との接合構造
    体。
  3. 【請求項3】上記板状セラミック体とセラミック結合層
    との接合界面が、上記板状セラミック体側に存在するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の板状セラ
    ミック体と筒状セラミック体との接合構造体。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3に記載の板状セラミ
    ック体と筒状セラミック体との接合構造体において、上
    記板状セラミック体中にヒータ電極を内蔵してなる加熱
    装置。
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