JP2000104399A - 足場吊りチェーン用フック - Google Patents

足場吊りチェーン用フック

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JP2000104399A
JP2000104399A JP10275987A JP27598798A JP2000104399A JP 2000104399 A JP2000104399 A JP 2000104399A JP 10275987 A JP10275987 A JP 10275987A JP 27598798 A JP27598798 A JP 27598798A JP 2000104399 A JP2000104399 A JP 2000104399A
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JP
Japan
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hook
spring
chain
view
hairpin
Prior art date
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Application number
JP10275987A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Taira
和幸 平
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Kondotec Inc
Original Assignee
Kondotec Inc
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フック部内部でチェーンが振動しても、バネ
が摩耗しにくい構造の足場吊りチェーン用フックを提供
する。 【解決手段】 フック部2の内側に先端部が当接する自
己復帰機能を有するヘアピン状バネ3を有する足場吊り
チェーン用フックにおいて、ヘアピン状バネ3の長手方
向が、フック部2の内側2aの当接部における接線方向
に対して30〜60度の傾斜角を有するようにヘアピン
状バネ3を取り付けた足場吊りチェーン用フック。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設現場等の足場
板を吊り下げるための足場吊りチェーン用フックに関す
る。
【0002】
【従来の技術】建設現場等の足場を吊り下げるための足
場吊りチェーンは、図7に示すように、上部構造物11
に足場吊りチェーン12を巻き付けて、フック13,1
4を任意のリンクの内側に掛けて使用する。
【0003】上部のフック13には、図8((a)は正
面図、(b)は側面図)に示すように、チェーン15や
下部吊り物16などの自重によって、常にチェーン15
には下向きの力Fが加わっているので、フック13が外
れることはない。
【0004】また、下部のフック14には、下部吊り物
16などの自重によってフック14がチェーン15に食
い込む方向に力が加わるのでフック14が外れることは
ない。
【0005】以上のことから、通常の使用状態において
は、従来のフックはそれ自体で外れ止めの機能を有する
ので、特に外れ止めの必要はない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上部構造物
11にチェーン12を巻いて、フック13を掛けただけ
で放置したり、チェーン12が弛んだ状態のときに大き
な上下の振動が加わると、まれにフック13がリンクか
ら外れることがある。
【0007】その対策として、フックを掛けた後にビニ
ールテープの巻き付けを行う措置を施すことがなされて
いることもあるが、取り外しに手間を要して大変なの
と、ビニールテープで万全とはいかない。
【0008】スプリングフック、環付きフックのよう
に、バネ式金具を取り付けることもあり、実開平5−3
8414号(図9参照)のような大型フック17付き足
場チェーン18もあるが、バネ式金具19は部品点数が
多く、コストが高くなる。
【0009】さらに、意匠登録第952559号公報に
は、図10((a)は正面図、(b)は(a)のA−A
線における断面図)に示すロープ連結具が開示されてい
る。これは、J字状のフック部21を持つロープ連結具
20にヘアピン状のバネ22の両端部22a,22bを
取り付けたものである。このバネ22の両端部22a,
22bの位置をバネ22の長手方向に対してずらせるこ
とにより、バネ22に自己復元力を持たせている。この
ロープ連結具20は、簡単な構成であるが、バネ22の
長手方向がフック部21の長手方向とほぼ一致してお
り、バネ22の先端部がフック部21の内側にほぼ平行
に接しているため、チェーンのリンクをフック部21内
部に嵌入した場合、振動によってチェーンのリンクがバ
ネ22の先端部に当接し、バネ22の先端が次第に摩耗
して破損するおそれがある。
【0010】そこで本発明が解決しようとする課題は、
フック部内部でチェーンが振動しても、バネが摩耗しに
くい構造の足場吊りチェーン用フックを提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の足場吊りチェーン用フックは、フック部の
内側に先端部が当接する自己復帰機能を有するヘアピン
状バネを有する足場吊りチェーン用フックにおいて、前
記ヘアピン状バネの長手方向が、前記フック部の内側の
当接部における接線方向に対して30〜60度の傾斜角
を有するように前記ヘアピン状バネを取り付けたもので
ある。本発明の別の足場吊りチェーン用フックは、フッ
ク部の外側に先端部内周が当接する自己復帰機能を有す
るヘアピン状バネを設けたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に示す実施例を参照しながら具体的に説明す
る。
【0013】図1は本発明の第1実施例を示すもので、
(a)は正面図、(b)は側面図である。同図におい
て、1はフック本体、2はフック部、2aはフック部2
の内側部、3はヘアピン状バネ、3a,3bはバネ3の
端部、4はチェーン吊り用穴である。
【0014】本第1実施例において、バネ3は、図2
((a)は正面図、(b)は側面図)に示すように、両
側のバネ片が同一平面上にないひねりをもっており、そ
の端部3aと3bは、長手方向と高さ方向の位置を異な
らせて形成されている。
【0015】図1に戻って、バネ3は、フック部2の内
側部2aの接線方向に対してαの角度を形成するように
フック本体1に取り付けられる。このαの角度は、30
〜60度の範囲とする。フック本体1の大きさが一定で
ある場合、30度以下では、バネの長さが長くなってフ
ック部2に掛けられるチェーンのリンクによりバネの先
端が摩耗するおそれがあり、60度以上では、フック部
2の長さが長くなるほか、製作誤差によりフック部2の
内側部2aとバネ3の先端との当接位置がばらばらにな
るおそれがある。
【0016】なお、バネ3は、図2に示すように先端が
U字状のもののほか、図3に示すように先端部が幅広の
もの、図4に示すように先端部に凹部が形成されている
ものを使用することができる。図3の実施例の場合、フ
ック部2からチェーンのリンクを外す場合に、バネを手
で後退させるときに操作しやすい。図4の実施例の場合
は、バネ3の凹部がフック部2の内側部2aの当接部に
当たるので、バネ3が左右に振れるのを防止することが
できる。
【0017】図5は本発明の第2実施例を示すもので、
(a)は正面図、(b)は側面図である。同図におい
て、5はフック本体、6はフック部、6aはフック部6
の外側部、7はヘアピン状バネ、7a,7bはバネ7の
端部、8はチェーン吊り用穴である。この第2実施例で
は、足場チェーンのように本来内部のチェーンの抜けに
くいフックではチェーンの抜け出る力は極めて小さいの
で、ヘアピン状バネ7はフック部6の外側部6aに掛か
るようにする。これにより、チェーンが絡みにくくな
る。チェーンを掛けるときは、やや面倒であるが、チェ
ーンを外すときは力を加えてチェーンを引っ張るだけ
で、小さなバネ7を手で操作せずに楽に外すことができ
る。
【0018】図6は第2実施例の変形を示すもので、足
場吊りチェーン用フックとしてよく使用されている構造
のフック9に外掛けのバネ7を取り付けたものである。
その他の構造は図5の第2実施例と同様であるので説明
を省略する。
【0019】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば下記の
効果を奏する。
【0020】(1)自己復帰機能を有するヘアピン状バ
ネをフック部の内側の当接部における接線方向に対して
30〜60度の傾斜角を有するように取り付けた構成に
よれば、フック部内部でチェーンが振動しても、チェー
ンがバネの一部に当たりにくく、バネが摩耗しにくく、
安全性が向上する。また、足場チェーンの回収後のチェ
ック時にチェーンにフックが入りにくいので絡みにく
い。
【0021】(2)フック部の外側に先端部内周が当接
する自己復帰機能を有するヘアピン状バネを設けた構成
によれば、バネが内側に入り込まないため、チェーンが
絡みにくくなる。チェーンを掛けるときは、やや面倒で
あるが、チェーンを外すときは力を加えてチェーンを引
っ張るだけで、小さなバネを手で操作せずに楽に外すこ
とができる。
【0022】(3)いずれの構成においても、自己復帰
機能を有するヘアピン状バネは、ひねりによってバネ効
果を出すので、フック単体の時に予め取り付けておき、
全体を一気にメッキできるので、コストが安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示すもので、(a)は
正面図、(b)は側面図である。
【図2】 本発明第1実施例のバネを示すもので、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図3】 バネの他の実施例を示す平面図である。
【図4】 バネのさらに他の実施例を示す平面図であ
る。
【図5】 本発明の第2実施例を示すもので、(a)は
正面図、(b)は側面図である。
【図6】 第2実施例の変形例を示す正面図である。
【図7】 建設現場等の足場を吊り下げるための足場吊
りチェーンを示す正面図である。
【図8】 図5における上部フックの拡大図であり、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図9】 従来のフックの例を示す正面図である。
【図10】 他の従来のフックを示すもので、(a)は
正面図、(b)は(a)のA−A線における断面図であ
る。
【符号の説明】
1 フック本体、2 フック部、2a フック部の内側
部、3 ヘアピン状バネ、3a,3b バネの端部、4
チェーン吊り用穴、5 フック本体、6 フック部、
6a フック部の外側部、7 ヘアピン状バネ、7a,
7b バネの端部、8 チェーン吊り用穴、9 フック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フック部の内側に先端部が当接する自己
    復帰機能を有するヘアピン状バネを有する足場吊りチェ
    ーン用フックにおいて、前記ヘアピン状バネの長手方向
    が、前記フック部の内側の当接部における接線方向に対
    して30〜60度の傾斜角を有するように前記ヘアピン
    状バネを取り付けたことを特徴とする足場吊りチェーン
    用フック。
  2. 【請求項2】 フック部の外側に先端部内周が当接する
    自己復帰機能を有するヘアピン状バネを設けたことを特
    徴とする足場吊りチェーン用フック。
JP10275987A 1998-09-29 1998-09-29 足場吊りチェーン用フック Pending JP2000104399A (ja)

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Effective date: 20040716

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041217