JP3841783B2 - 吊り具 - Google Patents

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Description

本発明は洗濯物等の被吊物を竿部材に吊すための吊り具に関する。
洗濯物等を吊すための吊り具は竿部材に引掛けられるフックと、該フックに結合されたフレームと、該フレームに取着された複数の挾み部材とを備える構成になっている(例えば、特許文献1)。
実開平7−39796号公報
従来の吊り具はフックの湾曲凹部が竿部材に遊嵌合されるように形成されているため、竿部材への取着及び取外し操作は簡易に行えるが、洗濯物等の被吊物が吊り下げられた状態では被吊物が風によって揺れた場合にフック部が竿部材に沿って滑ることになり、竿部材への取着位置を維持することができなくなると言う問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、竿部材に外嵌される凹部と、つまみ操作によって前記凹部を外方へ撓ませるための摘み部と、各摘み部よりも前記凹部の両端側に突設された2つの突起とを備えた構成とすることにより、竿部材への取着及び取外し操作を簡易にできるとともに、風によって被吊物が揺れる場合においても竿部材への取着位置を維持することができる吊り具を提供することを目的とする。
第1発明に係る吊り具は、竿部材に外嵌され、且つ内方及び外方への撓みが可能な凹部と、該凹部と一体的に形成され、つまみ操作によって前記凹部を外方へ撓ませるための2つの摘み部と、各摘み部よりも前記凹部の両端側から該凹部の両側方へ延出され、被吊物が吊り下げられる2つの突起とを備えており、前記凹部は前記2つの突起に吊り下げられる被吊物の荷重により内方へ撓み可能になっていることを特徴とする。
第1発明にあっては、2つの摘み部を摘むことにより凹部を外方へ撓ませることができるため、竿部材への取着及び取外し操作を簡易にでき、また、2つの突起に被吊物が吊り下げられることにより、被吊物の荷重が2つの突起から凹部の両端部に加わり、該凹部の両端部が竿部材に押付けられ、凹部の竿部材との接触抵抗を増大することができるため、風によって被吊物が揺れる場合においても凹部の竿部材に対する位置を維持することができ、吊り具の取着位置を維持することができる。
第2発明に係る吊り具は、第1発明において、前記凹部、摘み部及び突起は一体に成形されていることを特徴とする。
第2発明にあっては、凹部、摘み部及び突起が一体に成形されているため、凹部の厚さを比較的薄くすることができ、凹部の可撓性を高めることができる。従って、比較的軽い被吊物であっても凹部の両端部に押付力を発生させることができ、竿部材の適宜の取着位置に維持することができる。
第3発明に係る吊り具は、竿部材に外嵌され、丸く湾曲する湾曲凹部と、該湾曲凹部の凸面部と一体に成形され、つまみ操作によって前記湾曲凹部を外方へ撓ませるための2つの摘み部と、前記湾曲凹部の両端部から該湾曲凹部の両側方へ突設された杆状の2つの突起と、該2つの突起の先端部に吊り下げられた挾み部材とを備え、前記凹部は前記2つの突起に吊り下げられた挾み部材に挾着される被吊物の荷重により内方へ撓み可能になっていることを特徴とする。
第3発明にあっては、2つの摘み部を摘むことにより湾曲凹部を外方へ撓ませることができるため、竿部材への取着及び取外し操作を簡易にでき、また、2つの挾み部材に被吊物が吊り下げられることにより、被吊物の荷重が2つの突起から湾曲凹部の両端部に加わり、該湾曲凹部の両端部が竿部材に押付けられ、湾曲凹部の竿部材との接触抵抗を増大することができるため、風によって被吊物が揺れる場合においても湾曲凹部の竿部材に対する位置を維持することができ、吊り具の取着位置を維持することができる。また、各突起の先端部に吊り下げられた挾み部材により被吊物を挾着することができるため、被吊物の吊り下げ、取外しを簡易に行うことができる。
第4発明に係る吊り具は、第3発明において、各挾み部材はリンク部材により吊り下げられていることを特徴とする。
第4発明にあっては、各挾み部材を突起から離隔させることができるため、突起に邪魔されることなく挾み部材を摘み操作することができ、被吊物の吊り下げ、取外しをより一層簡易に行うことができる。
第1発明によれば、竿部材への取着及び取外し操作を簡易にでき、しかも、風によって被吊物が揺れる場合においても凹部の竿部材に対する位置を維持することができ、吊り具の取着位置を維持することができる。
第2発明によれば、比較的軽い被吊物であっても凹部の両端部に押付力を発生させることができ、竿部材の適宜の取着位置に維持することができる。
第3発明によれば、竿部材への取着及び取外し操作を簡易にでき、しかも、風によって被吊物が揺れる場合においても湾曲凹部の竿部材に対する位置を維持することができ、吊り具の取着位置を維持することができる。さらに、被吊物の吊り下げ、取外しを挾み部材により簡易に行うことができる。
第4発明によれば、突起に邪魔されることなく挾み部材を摘み操作することができ、被吊物の吊り下げ、取外しをより一層簡易に行うことができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は吊り具の構成を示す斜視図、図2は吊り具の構成を示す正面図、図3は吊り具の構成を示す平面図、図4は吊り具の構成を示す底面図、図5は吊り具の構成を示す側面図、図6は図2のVI−VI線の断面図である。
図に示した吊り具は竿部材に外嵌される略C字形の凹部(湾曲凹部)1と、該凹部1の凸面部と一体に成形されており、つまみ操作によって前記凹部1を外方へ撓ませるための2つの離隔した摘み部2,2と、前記凹部1の両端に突設された杆状の2つの突起3,3と、各突起3,3の先端部にリンク部材4,4を介して吊り下げられた挾み部材5,5とを備えている。
凹部1と、摘み部2,2及び突起3,3とは成形用型に溶融した合成樹脂材料を充填することにより一体に成形されている。
凹部1は半円以上に丸く湾曲しており、内方及び外方への撓みが可能になっている。
摘み部2,2は凹部1の両端から等距離離隔した位置に突設されており、該摘み部2,2を摘むことにより凹部1が外方へ撓み、両端が離隔するようになっている。
突起3,3は凹部1の両側方へ延出された杆部からなり、各突起3,3の先端部に貫通孔3b,3bを有する係止部3a,3aが一体に設けられており、この係止部3a,3aに加わる荷重が杆部から凹部1に加わるようになっている。
リンク部材4,4は両端部に円形のフック4a,4bを有しており、一方のフック4a,4aが突起3,3の貫通孔3b,3bに係止されており、他方のフック4b,4bに挾み部材5,5が吊り下げられている。
挾み部材5,5は途中に支点Oを有する2つの挾み体5a,5aと、各挾み体5a,5aの一端部が当接する方向へ各挾み体5a,5aを付勢するリングバネ5bと、各挾み体5a,5aの他端部に装架された紐部材5cとを有しており、他端部を摘むことにより支点Oを中心として各挾み体5a,5aが回動し、一端部を離間させることができ、摘み操作を解除することによりリングバネ5bの復元力によって各挾み体5a,5aが回動し、一端部が当接するように構成されている。
図7は使用状態を示す斜視図である。以上のように構成された吊り具は摘み部2,2を片手で摘むことにより凹部1が外方へ撓み、両端が離隔するため、該凹部1を竿部材Aに容易に取着することができる。このように竿部材Aに取着した状態で2つの挾み部材5,5に洗濯物等の被吊物を挾着して吊り下げることにより、被吊物の荷重が挾み部材5,5、リンク部材4,4及び突起3,3を介して凹部1の両端部に加わり、該凹部1の両端部が竿部材Aに押し付けられる。この結果、凹部1の竿部材Aとの接触抵抗を増大することができるため、風によって被吊物が揺れる場合においても凹部1の竿部材Aに対する位置を維持することができ、吊り具の取着位置を維持することができる。また、吊り具を取外す場合は、摘み部2,2を片手で摘むことにより凹部1が外方へ撓むため、該凹部1の外嵌を容易に解除することができ、吊り具を簡易に取外すことができる。
また、以上のように構成された吊り具は竿部材Aに取着した後で挾み部材5,5に被吊物を吊り下げる他、挾み部材5,5に被吊物を吊り下げた状態で凹部1を竿部材Aに外嵌し、竿部材Aに取着することもできる。
尚、以上説明した実施の形態の吊り具は突起3,3の先端部にリンク部材4,4を介して挾み部材5,5を吊り下げた構成としたが、その他、吊り具は突起3,3の先端部に挾み部材5,5を吊り下げた構成としてもよいし、また、突起3,3の先端部に係止部3a,3aを設け、該係止部3a,3aに挾み部材5,5等の吊り部材が係止される構成としてもよいし、また、突起3,3に被吊物が直接吊り下げられる構成としてもよいのであり、被吊物の吊り下げ構成は特に制限されない。
また、以上説明した実施の形態では凹部1の両端に突起3,3を設けた構成としたが、その他、突起3,3は摘み部2,2と凹部1の両端との間に突設された構成としてもよい。また、突起3,3は凹部1の外径寸法以上の長さに形成されているが、この突起3,3の長さは特に制限されない。また、突起3,3は凹部1と一体に成形された構成である他、凹部1と別個に形成された突起3,3を凹部1に一体的に結合した構成としてもよい。また、凹部1、摘み部2,2及び突起3,3が一体に成形された吊り具は合成樹脂製である他、例えば金属板製であってもよい。
本発明に係る吊り具の構成を示す斜視図である。 本発明に係る吊り具の構成を示す正面図である。 本発明に係る吊り具の構成を示す平面図である。 本発明に係る吊り具の構成を示す底面図である。 本発明に係る吊り具の構成を示す側面図である。 図2のVI−VI線の断面図である。 本発明に係る吊り具の使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 凹部(湾曲凹部)
2 摘み部
3 突起
4 リンク部材
5 挾み部材

Claims (4)

  1. 竿部材に外嵌され、且つ内方及び外方への撓みが可能な凹部と、該凹部と一体的に形成され、つまみ操作によって前記凹部を外方へ撓ませるための2つの摘み部と、各摘み部よりも前記凹部の両端側から該凹部の両側方へ延出され、被吊物が吊り下げられる2つの突起とを備えており、前記凹部は前記2つの突起に吊り下げられる被吊物の荷重により内方へ撓み可能になっていることを特徴とする吊り具。
  2. 前記凹部、摘み部及び突起は一体に成形されている請求項1記載の吊り具。
  3. 竿部材に外嵌され、丸く湾曲する湾曲凹部と、該湾曲凹部の凸面部と一体に成形され、つまみ操作によって前記湾曲凹部を外方へ撓ませるための2つの摘み部と、前記湾曲凹部の両端部から該湾曲凹部の両側方へ突設された杆状の2つの突起と、該2つの突起の先端部に吊り下げられた挾み部材とを備え、前記凹部は前記2つの突起に吊り下げられた挾み部材に挾着される被吊物の荷重により内方へ撓み可能になっていることを特徴とする吊り具。
  4. 各挾み部材はリンク部材により吊り下げられている請求項3記載の吊り具。
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