JPH0439689Y2 - - Google Patents

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JPH0439689Y2
JPH0439689Y2 JP1985089609U JP8960985U JPH0439689Y2 JP H0439689 Y2 JPH0439689 Y2 JP H0439689Y2 JP 1985089609 U JP1985089609 U JP 1985089609U JP 8960985 U JP8960985 U JP 8960985U JP H0439689 Y2 JPH0439689 Y2 JP H0439689Y2
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connecting part
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Description

【考案の詳細な説明】 〔利用できる技術分野〕 この考案は小型機器を、吊りさげ用ベルトに連
結するためのフツクに関する。
〔考案の背景〕
携帯性を向上させるために肩などに吊りさげる
ことを可能とした小型機器が種々出回つている。
この種の小型機器においては一般に、本体55両
側部に吊りさげベルト56のフツクを着脱自在に
係入可能な連結部53が本体55と一体的に形成
されており、該連結部53に上記フツクを係入す
るものであるが、フツク52が第7図a,bに示
すように弾性変形により一時的に係入間隙tを得
られるものの場合、弾性変形を良好に行なえるよ
うに長尺の押圧部51が形成されている。
連結部53にフツク52が係入されると、フツ
クのループ内を連結部53が移動可能であるが、
この種のフツク52においては、上述の押圧部5
1が弾性変形を良好にするためにある程度の長さ
Lが必要で、連結部53の遊嵌空間Uが必要以上
大きなものとなつている。
このためフツク52と連結部53のがたつきが
大きく、しかも第7図cに示すように押圧部51
およびこれに対向する対向部54により形成され
た空間U1内に連結部53が位置した状態で、ベ
ルト56を上方に引つ張ると、フツク52と連結
部53が正常な状態(第7図c鎖線参照)になら
ずにフツク52が連結部53と機器本体55に引
つかかつたまま、無理な力が加わるので、フツク
52、連結部53および機器本体55を破損した
りあるいはベルト56がこじれて正常な吊りさげ
状態を得ることができない等の不都合があつた。
この欠点を解決する手段としては第8図a,b
に示すように連結部53と本体ケース55間の距
2をフツクの長さ1に対して長くとつたり、
別体にリング状の連結部57を設けるなどの方法
が考えられるが、前者にあつては連結部53が外
力に対して破損しやすくなるものであり、またデ
ザイン状の制約も大きなものとなる。後者におい
ては前者と同様の欠点の他、部品点数が多くな
り、製造コストも増大するなどの欠点を有す。さ
らには、上述の手段を施してもフツク52と連結
部53,57のがたつきが大きい点は何ら解消さ
れていないものである。
そこでこの考案は、吊りさげヘルトを一端側に
有し、押圧動作による弾性変形で本体ケースに一
体的に形成された連結部を係入するための間隙を
形成することのできるフツクにおいて、該係入間
隙が形成される連結部の係入空間と押圧動作によ
り弾性変形される押圧部が形成される押圧空間と
を分断する分断部を形成することにより、押圧部
の弾性力が十分に得るための押圧部をある一定の
長さ確保しながら、しかも、その押圧空間内に連
結部が移動するのを分断部により防止して、上記
の欠点を解消しようとするものである。
〔実施例〕
以下この考案を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案は係るフツクを用いた肩かけ
式電動噴霧器を示したものであり、1はモータ、
ポンプ等の主要部品を収納してなる本体ケースで
あり係合片2により下方に備えられた薬液タンク
9と着脱自在に係合するものである。3は本体ケ
ース上方に設けられた押圧式スイツチであり、把
手部4を手に持つた状態で押圧操作できるもので
ある。
5,5は本体ケース両端に形成された連結部で
あり、後述するようにフツク6,6が係入自在で
ある。該フツク6,6の後端にはベルト7が設け
られており、通常は第2図に示すように肩あて部
8を肩にあて、本体ケース1およびタンク9を該
ベルト7により吊りさげて使用するものである。
21は送水ホース22の取り付け部である。
フツク6は第3図に示すような形状をしてお
り、金属等から成る線材を変形させたり、あるい
は十分に強度と弾性を有すポリアセタールなどの
合成樹脂を成型するなどして形成されたものであ
る。
長尺の押圧部10を指先などで押圧すると適度
に弾性変形し、屈曲部12と一方の端部13との
間に間隙Tが生じる。押圧を解除すると押圧部1
0弾性復帰により、屈曲部12と端部13が当接
するものである。
上記屈曲部12から分断部16が、上記フツク
6により閉成された空間Aを分断する方向に延出
しており、該分断部16を境にして押圧空間a1 と連結部の係入空間a2が形成される。なお分断部
16の端部11はフツク6の側部上方6suあるい
は下方6sdに接しており、押圧動作時に、フツク
の側部6suあるいは6sdと分断部16は摺接しな
がら移動する。係入空間a2は主に、該フツク6の
一方側に形成された湾曲部15と上記分断部16
により成り、上述した本体ケース1の連結部5
が、間隙Tから係入される。(第4図a参照) 該連結部5は分断部16により、押圧空間a1
への移動を規制されており、たとえば第4図bに
示すような力Fを受けても連結部5が押圧空間a1
内に移動することなく、したがつてこの状態でベ
ルト7を矢印P側に引つ張つても従来例第7図c
に示すように押圧部10あるいは押圧部10との
対向部10′が連結部5や本体ケース1に引つか
かる状態にならず、第4図b鎖線にて示すように
湾曲部15の近傍に位置する連結部5を支点とし
て湾曲部15に沿つてスムーズに正常な吊りさげ
状態を得ることができる。
また本実施例にあつては第5図a,bに示すよ
うに外力によりフツク6や連結部5が傷つくのを
防止するために、連結部5を末広がり状の保護壁
部17,18の間に設けているので、該保護壁部
17,18によりフツク6が水平方向(矢印H
側)に倒れるのを防止しており、したがつて把手
部4のみを用いて使用したり、あるいは非使用時
にあつてもフツク6が垂直状態を維持し、第5図
b鎖線の従来例にて示すように本体ケース1の側
壁1′より外方にフツク52が露呈することなく、
したがつて小枝がフツクに引つかかつたり、塀な
どに当たり傷んだりすることなく特に噴霧器など
の戸外で使用することの多いものにあつては都合
の良いものである。もちろん送水ホース22の取
り付け部21側にも倒れないので、フツクが軟質
材などからなるホース22に当たり、傷めるよう
なこともない。
〔他の実施例〕
第6図a〜gに、他の実施例を示す。分断部1
6の形状は第6図a〜dに示すように種々考えら
れ、特に第6図bに示すように湾曲した分断部1
6bを形成すると、湾曲部15bと分断部16b
の間の連結部との係入空間a2が略円状となり、よ
りスムーズな吊りさげ状態を得ることができる。
もちろんフツクは一本の線材を変形させたものに
限らず、第6図e,fに示すように分断部16
e,16fをフツク6e,6fの側部20e,2
0fから突出させたものであつても良い。更には
第6図gに示すように連結部5gとの係入空間a2
は、湾曲した部分を有せずとも、分断部16gに
より連結部5gが押圧空間a1内へ移動することを
防止するものであれば本考案の目的が達成できる
ものである。
以上のごとく本考案は、吊りさげヘルト7を一
端側に有し、押圧動作による弾性変形で本体ケー
ス1に一体的に形成された連結部5を係入するた
めの間隙Tを形成することのできるフツク6にお
いて、該係入間隙Tが形成される連結部5の係入
空間a2と押圧動作により弾性変形される押圧部1
0が形成される押圧空間a1とを分断する分断部1
6を形成したので、押圧部の弾性力を適度に得ら
れるように押圧部10を十分長く形成しているに
もかかわらず、押圧空間a1と連結部5との係入空
間a2を分断する分断部16が形成されているの
で、連結部5が押圧空間a1内へ移動するのを防止
しており、したがつて長尺の押圧部10が連結部
5および本体ケース1に引つかかることがなく、
スムーズに良好な吊りさげ状態を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフツクを用いた電動噴霧
器を示す斜視図、第2図はその使用状態を示す
図、第3図は本考案に係るフツクを示す斜視図、
第4図a,bは本考案に係るフツクの動作説明
図、第5図a,bは本考案に係るフツクを用いた
電動噴霧器の連結部を示す斜視図、第6図a〜g
は他の実施例を示した平面図であり、第7図a〜
cおよび第8図a,bは従来例を示す平面図およ
び斜視図である。 1……本体ケース、5……連結部、6……フツ
ク、7……ベルト、10……押圧部、16……分
断部、T……係入間隙、a1……押圧空間、a2……
係入空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吊りさげベルト7を一端側に有し、押圧動作に
    よる弾性変形で本体ケース1に一体的に形成され
    た連結部5を係入するための間隙Tを形成するこ
    とのできるフツク6において、該係入間隙Tが形
    成される連結部5の係入空間a2と押圧動作により
    弾性変形される押圧部10が形成される押圧空間
    a1とを分断する分断部16を形成したことを特徴
    とする吊りさげベルトの連結用フツク。
JP1985089609U 1985-06-13 1985-06-13 Expired JPH0439689Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985089609U JPH0439689Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985089609U JPH0439689Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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Publication Number Publication Date
JPS61204518U JPS61204518U (ja) 1986-12-23
JPH0439689Y2 true JPH0439689Y2 (ja) 1992-09-17

Family

ID=30643846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985089609U Expired JPH0439689Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4724454U (ja) * 1971-04-12 1972-11-18

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JPS61204518U (ja) 1986-12-23

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