JP2012158255A - ブレーキ付きキャスター - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な構造の軽量低コストなブレーキで、キャスターのタイヤの回転を阻止する。
【解決手段】タイヤ11とハブ12とからなる車輪10を、フォーク部14で車軸13により回転可能に保持する。フォーク部14をベアリング15と旋回軸17で旋回可能に保持するキャスター取付板20を、旅行鞄などに取り付ける。細長いU字形状の弾性樹脂部材のブレーキ30を、フォーク部14の左右の腕のタイヤ11の直ぐ上に水平に取り付ける。操作しない限りブレーキ30は安定な水平状態に戻るので、不用意に車輪10の回転を妨げることはない。ブレーキ30の先端の操作部31を操作して、ブレーキ30の中央の摩擦部33を、フォーク部14の腕とタイヤ11の間に入れると、タイヤ11を挟む摩擦力で車輪10の回転が阻止される。
【選択図】図1

Description

本発明は、旅行鞄用のブレーキ付きキャスターに関し、特に、簡単な構成かつ軽量、低コストのブレーキ付きキャスターに関する。
従来、旅行鞄用のブレーキ付きのキャスターが種々開発されてきた。図9(a)、(b)に示すものは、キャスターハウジングにあるレバーを下げると、ブレーキ爪が車輪のリムの凹部に嵌って、車輪の回転を阻止するものである。図9(c)、(d)に示すものは、キャスターのフォーク部に設けられたレバーを回転させて下げると、ブレーキ爪が車輪のリムの凹部に嵌って、車輪の回転を阻止するものである。以下に、これに関連する従来技術の例をいくつかあげる。
特許文献1に開示された「キャスターのブレーキ装置」は、キャスター車輪に対する制動力を自在に調整できるものである。図9(e)に示すように、キャスターホルダー部に、キャップ付ボルトを設ける。ボルトのねじ込み作動によって、弾性ブレーキ板を動かす。ブレーキ板の一部を、キャスター車輪に接触させる。接触摩擦抵抗を、キャップボルトによって調整する。キャスターの制動力をコントロールする。キャスターホルダー上枠内面に、曲状ブレーキ板を取り付ける。座金ナット金具にキャップボルトを捻じ込んで、制動力を調整する。
特許文献2に開示された「キャスター」は、タイヤ部の摩耗を外観から直に認識でき、ブレーキ力の調整時期の認識などに役立てることができるものである。図9(f)に示すように、キャスターは、二又状に形成されたフォークの下部に車輪が回転自在に軸支される。車輪は、ホイールの外周部にタイヤ部が取り着けられて形成される。タイヤ部の外周部にブレーキ部材を押し付けて、ブレーキをかける。車輪のタイヤ部の内部に、タイヤ部とは相違した色に着色されたマーク部材が埋設される。キャスターの使用によりタイヤ部の外周部が摩耗したとき、マーク部材の一部がタイヤ部の外周に露出する。
特開2004-082994号公報 特開2008-290628号公報
しかし、上記従来のブレーキ付きキャスターでは、構造が複雑になりコストが掛かるとともに、部品が重くなって旅行鞄の重量が増加するという問題がある。
本発明の目的は、上記従来の問題を解決して、簡便な構造の軽量低コストなブレーキで、キャスターのタイヤの回転を阻止することである。
上記の課題を解決するために、本発明では、タイヤとハブとからなる車輪と、車輪を車軸で回転可能に保持するフォーク部と、フォーク部をベアリングで旋回可能に保持するキャスター取付板と、車輪の回転を阻止するブレーキとを具備するブレーキ付きキャスターのブレーキを、弾性樹脂部材とし、フォーク部の左右の腕に取り付ける取付部と、フォーク部の腕とタイヤの間に入ってタイヤを挟む摩擦部と、タイヤを挟まないで水平状態にある解放位置とタイヤを挟んで回転を阻止する停止位置の一方の位置から他方の位置に向けて動かすための先端の操作部で構成した。
上記のように構成したことにより、簡便な構造の軽量低コストなブレーキで、キャスターのタイヤの回転を阻止できるので、旅行鞄の重量を増加させることなく、ブレーキ付きキャスターを旅行鞄に取り付けることができる。
本発明の実施例1におけるブレーキ付きキャスターの概念図である。図1(a)は、ブレーキ付きキャスターの側面図である。図1(b)は、ブレーキ付きキャスターの縦断面図である。 本発明の実施例1におけるブレーキ付きキャスターの概念図である。図2(a)は、ブレーキ付きキャスターの正面図である。図2(b)は、ブレーキ付きキャスターの平面図である。図2(c)は、ブレーキ付きキャスターの横断面図である。 本発明の実施例1におけるブレーキ付きキャスターのキャスター取付板の平面図である。 本発明の実施例2におけるブレーキ付きキャスターの側面図である。 本発明の実施例2におけるブレーキ付きキャスターの正面図である。 本発明の実施例2におけるブレーキ付きキャスターの側面断面図である。 本発明の実施例2におけるブレーキ付きキャスターの平面断面図である。 本発明の実施例2におけるブレーキ付きキャスターのブレーキの概念図である。 従来のブレーキ付きキャスターの概念図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図1〜図8を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例1は、車輪を車軸で回転可能に保持するフォーク部の左右の腕のタイヤの直ぐ上のところに、細長いU字形状の弾性樹脂部材のブレーキを水平に取り付け、先端の操作部を下に押してフォーク部の腕とタイヤの間に摩擦部を入れてタイヤを挟んで回転を阻止するブレーキ付きキャスターである。
図1〜図3において、車輪10は、タイヤとハブからなる接地回転部材である。タイヤ11は、ウレタン樹脂製のタイヤである。ハブ12は、プラスチック製の軸受け兼リムである。車軸13は、車輪を回転可能に支持する部材である。フォーク部14は、車軸を介して車輪を保持する部材である。ベアリング15は、旋回軸を支持する軸受けである。旋回軸17は、フォーク部の旋回中心軸である。キャスター取付板20は、フォーク部を旋回可能に保持して、鞄に取り付けるための基板である。ブレーキ30は、車輪の回転を阻止する樹脂製制動部材である。操作部31は、手やつま先で押してブレーキを掛ける部分である。取付部32は、ブレーキをフォーク部に取り付けるための部分である。摩擦部33は、フォーク部とタイヤの間に入って摩擦によりブレーキを掛ける部分である。
上記のように構成された本発明の実施例1におけるブレーキ付きキャスターの機能と動作を説明する。最初に、図1を参照しながら、ブレーキ付きキャスターの機能の概要を説明する。タイヤ11とハブ12とからなる車輪10を、フォーク部14により車軸13で回転可能に保持する。フォーク部14を、キャスター取付板20によりベアリング15で旋回可能に保持する。タイヤ11の直ぐ上のところで、フォーク部14の左右の腕に、ブレーキ30を取り付ける。ブレーキ30は、弾性樹脂部材でU字型に成形したものである。ブレーキ30は、常に上方向に持ち上がるように、取付部32でフォーク部14に取り付けてあるので、タイヤ11を挟まない水平の解放状態の位置に安定して留まる。したがって、キャスター使用中に、不用意にタイヤ11に嵌ってブレーキが掛かることはない。
ブレーキ30の先端の操作部31を操作して下に動かすと、ブレーキシューとなる摩擦部33が、フォーク部14の腕とタイヤ11の隙間に入ってタイヤ11を挟み、車輪10の回転を摩擦力により強制的に阻止する。この制動状態のとき、ブレーキ30がタイヤ11を押し付けるので、タイヤ11の側面が変形するが、タイヤ11はウレタン樹脂製であり、一時的に凹んでも時間が経てば復元するので、タイヤ11が永久的に変形することはない。ブレーキ30は、1つのU字形の部品のみからできており、軽量でコストが安い。操作レバーなどが不要であるなどブレーキの仕掛けが簡単であり、確実に作用して壊れ難い。
次に、図1(b)を参照しながら、ブレーキ付きキャスターの旋回機構を説明する。車輪10は、フォーク部14で車軸13を介して回転可能に支持されている。フォーク部14は、旋回軸17とベアリング15を介してキャスター取付板20に支持されている。旋回中心は、タイヤ11の接地部とずれているので、旋回中心が前になり接地部が後ろになるように、車輪10を旋回させる力が働く。したがって、車輪10は、旋回軸17を軸として回転し、常に接地部が旋回中心に追従するように動く。鞄の重量は、ベアリング15のボールで受けているので、車輪10は転がり摩擦のみで軽々と旋回する。
次に、図2を参照しながら、樹脂製ブレーキ付きキャスターの説明をする。樹脂製ブレーキは、タイヤ11の直ぐ上のフォーク部14に取り付けられている。図示の状態は解放状態である。ブレーキ30の幅は、タイヤ11の幅とほぼ同じである。フォーク部14の内側で、タイヤ11との間に摩擦部33が嵌って、タイヤ11の回転を摩擦により阻止する。車輪10は、フォーク部14で車軸13を介して回転可能に支持されている。フォーク部14は、旋回軸17とベアリング15を介してキャスター取付板20に支持されている。
次に、図2(c)を参照しながら、ブレーキ付きキャスターのブレーキの形状と取り付け方法を説明する。ブレーキ30は、U字形状をしている。タイヤ11の直ぐ上のフォーク部14に取付部32が取り付けられている。水平位置で安定するように取り付けてある。上または下に傾くと、取付位置のずれのために全体が歪むので、水平に戻す弾力が働く。図示の状態は解放状態である。ブレーキ30の幅は、タイヤ11の幅とほぼ同じである。フォーク部14の内側で、タイヤ11との間に嵌って、タイヤ11の回転を摩擦により阻止する。
ブレーキは弾力により水平の解放状態に戻ろうとする。このため、不用意にブレーキが掛かることはない。ブレーキ状態では、元に戻ろうとする弾力は大きいが、タイヤとフォーク部とブレーキの間の摩擦力がそれ以上に大きいので、ブレーキがタイヤを強く挟んだ状態で安定に止まる。ブレーキを解除する場合は、ブレーキの先端を少し強い力で上方に持ち上げれば、摩擦力に抗してブレーキが外れて水平位置に戻る。
次に、図3を参照しながら、ブレーキ付きキャスターの取付板を説明する。キャスター取付板20は、4本のネジで鞄に取り付けるようになっている。このキャスター取付板20は、従来の鞄用の普通のキャスターと格別異なるところはないので、詳しい説明は省略する。
上記のように、本発明の実施例1では、ブレーキ付きキャスターを、車輪を車軸で回転可能に保持するフォーク部の左右の腕のタイヤの直ぐ上のところに、細長いU字形状の弾性樹脂部材のブレーキを水平に取り付け、先端の操作部を下に押してフォーク部の腕とタイヤの間に摩擦部を入れてタイヤを挟んで回転を阻止する構成としたので、軽量低コストの簡便な仕掛けで、キャスターのタイヤの回転を阻止できる。
本発明の実施例2は、車輪を車軸で回転可能に保持するフォーク部の左右の腕のタイヤの直ぐ上のところに、左右の長さが異なる細長いU字形状の弾性金属部材のブレーキを水平に取り付け、先端の操作部を下に押してフォーク部の腕とタイヤの間に摩擦部を入れてタイヤを挟んで回転を阻止するブレーキ付きキャスターである。
図4に、ブレーキ付きキャスターの概念図を示す。図5に、ブレーキ付きキャスターの正面図を示す。図6に、ブレーキ付きキャスターの側面断面図を示す。図7に、ブレーキ付きキャスターの平面断面図を示す。図8に、ブレーキの概念図を示す。
図4〜図8において、車輪10は、タイヤとハブからなる接地回転部材である。タイヤ11は、ウレタン樹脂製のタイヤである。ハブ12は、プラスチック製の軸受け兼リムである。車軸13は、車輪を回転可能に支持する部材である。フォーク部14は、車軸を介して車輪を保持する部材である。ベアリング15は、旋回軸を支持する軸受けである。旋回軸17は、フォーク部の旋回中心軸である。キャスター取付板20は、フォーク部を旋回可能に保持して、鞄に取り付けるための基板である。ブレーキ30は、車輪の回転を阻止する金属製制動部材である。操作部31は、手やつま先で押してブレーキを掛ける部分である。取付部32は、ブレーキをフォーク部に取り付けるための部分である。摩擦部33は、フォーク部とタイヤの間に入って摩擦によりブレーキを掛ける部分である。
上記のように構成された本発明の実施例2におけるブレーキ付きキャスターの機能と動作を説明する。最初に、図4を参照しながら、金属製ブレーキ付きキャスターの機能の概要を説明する。タイヤ11とハブ12とからなる車輪10を、フォーク部14により車軸13で回転可能に保持する。フォーク部14を、キャスター取付板20によりベアリング15で旋回可能に保持する。ブレーキ30を弾性金属部材で、左右の長さが異なるU字型に形成する。この例では、ブレーキ30の途中をクランク状に曲げて、突起部に対する逃げを設けてある。逃げが不要であれば、真っ直ぐの形状でよい。フォーク部14の左右の腕のタイヤの直ぐ上のところに、取付部32の取付位置をずらして取り付ける。ブレーキ30は、常に上方向に持ち上がるように設定してあるので、タイヤ11を挟まない水平の解放状態の位置に安定して留まる。したがって、キャスター使用中に、不用意にタイヤ11に嵌ってブレーキが掛かることはない。
ブレーキ30の先端の操作部31を操作して下に動かすと、ブレーキシューとなる摩擦部33が、フォーク部14の腕とタイヤ11の隙間に入ってタイヤ11を挟み、車輪10の回転を摩擦力により強制的に阻止する。この制動状態のとき、ブレーキ30がタイヤ11を押し付けるので、タイヤ11の側面が変形するが、タイヤ11はウレタン樹脂製であるので、一時的に凹んでも時間が経てば復元するので、タイヤ11が永久的に変形するというような問題はない。ブレーキ30は、1つのU字形の部品のみからできており、軽量でコストが安い。操作レバーなどが不要であるなどブレーキの仕掛けが簡単であり、確実に作用して壊れ難い。
次に、図5を参照しながら、ブレーキ付きキャスターのブレーキの取付位置を説明する。タイヤ11の直ぐ上のフォーク部14に取付部32が取り付けられている。図示の状態は解放状態である。ブレーキ30の幅は、タイヤ11の幅とほぼ同じである。フォーク部14の内側で、タイヤ11との間に嵌って、タイヤ11の回転を摩擦により阻止する。
次に、図6を参照しながら、ブレーキ付きキャスターの旋回機構を説明する。図6に示すように、車輪10は、フォーク部14で車軸13を介して回転可能に支持されている。フォーク部14は、旋回軸17とベアリング15を介してキャスター取付板20に支持されている。
次に、図7を参照しながら、ブレーキ付きキャスターのブレーキの形状と取り付け方法を説明する。ブレーキ30は、U字形状をしている。図では誇張して示してあるが、ブレーキ30の2つの腕の長さはわずかに異なる。2つの取付部32の位置を少しずらして、フォーク部14に取り付けられている。水平位置で安定するように取り付けてある。上または下に傾くと、取付位置のずれのために全体が歪むので、水平に戻す弾力が働く。
次に、図8を参照しながら、ブレーキの動作を説明する。図8(a)に、ブレーキの解放状態の平面図を示す。図8(b)に、ブレーキの解放状態の側面図を示す。図8(c)に、ブレーキの先端を少し押し下げた状態の側面図を示す。取付部の位置がずれているので、ブレーキの全体が撓み、弾力により水平の解放状態に戻ろうとする。このため、不用意にブレーキが掛かることはない。図8(d)に、ブレーキの回転阻止状態の側面図を示す。この状態では、元に戻ろうとする弾力は大きいが、タイヤとフォーク部とブレーキの間の摩擦力がそれ以上に大きいので、ブレーキがタイヤを強く挟んだ状態で安定に止まる。ブレーキを解除する場合は、ブレーキの先端を少し強い力で上方に持ち上げれば、摩擦力に抗してブレーキが外れて水平位置に戻る。
図8(e)に、変形ブレーキの解放状態の平面図を示す。図8(f)に、変形ブレーキの解放状態の側面図を示す。ブレーキの先端のクランク状屈曲部は、水平状態でも鞄本体の突起部に当たらないように、先端部に逃げを形成したものである。図8(g)に、ブレーキの先端を少し押し下げた状態の側面図を示す。取付部の位置がずれているので、ブレーキの全体が撓み、弾力により水平の解放状態に戻ろうとする。このため、不用意にブレーキが掛かることはない。図8(h)に、ブレーキの回転阻止状態の側面図を示す。この状態では、元に戻ろうとする弾力は大きいが、タイヤとフォーク部とブレーキの間の摩擦力がそれ以上に大きいので、ブレーキがタイヤを強く挟んだ状態で安定に止まる。ブレーキを解除する場合は、ブレーキの先端を少し強い力で上方に持ち上げれば、摩擦力に抗してブレーキが外れて水平位置に戻る。
上記のように、本発明の実施例2では、ブレーキ付きキャスターを、車輪を車軸で回転可能に保持するフォーク部の左右の腕のタイヤの直ぐ上のところに、左右の長さが異なる細長いU字形状の弾性金属部材のブレーキを水平に取り付け、先端の操作部を下に押してフォーク部の腕とタイヤの間に摩擦部を入れてタイヤを挟んで回転を阻止する構成としたので、軽量低コストの簡便な仕掛けで、キャスターのタイヤの回転を阻止できる。
本発明のブレーキ付きキャスターは、旅行鞄用キャスターとして最適である。その他の小型ワゴンなどのキャスターとしても用いることができる。
10 車輪
11 タイヤ
12 ハブ
13 車軸
14 フォーク部
15 ベアリング
17 旋回軸
20 キャスター取付板
30 ブレーキ
31 操作部
32 取付部
33 摩擦部

Claims (2)

  1. タイヤとハブとからなる車輪と、前記車輪を車軸で回転可能に保持するフォーク部と、前記フォーク部をベアリングで旋回可能に保持するキャスター取付板と、前記車輪の回転を阻止するブレーキとを具備するブレーキ付きキャスターにおいて、前記ブレーキは、弾性樹脂部材であって、前記フォーク部の左右の腕に取り付ける取付部と、前記フォーク部の腕と前記タイヤの間に入って前記タイヤを挟む摩擦部と、前記タイヤを挟まないで水平状態にある解放位置と前記タイヤを挟んで回転を阻止する停止位置の一方の位置から他方の位置に向けて動かすための先端の操作部とからなることを特徴とするブレーキ付きキャスター。
  2. タイヤとハブとからなる車輪と、前記車輪を車軸で回転可能に保持するフォーク部と、前記フォーク部をベアリングで旋回可能に保持するキャスター取付板と、前記車輪の回転を阻止するブレーキとを具備するブレーキ付きキャスターにおいて、前記ブレーキは、弾性金属部材であって、前記フォーク部の左右の腕に位置をずらして取り付ける取付部と、前記フォーク部の腕と前記タイヤの間に入って前記タイヤを挟む摩擦部と、前記タイヤを挟まないで水平状態にある解放位置と前記タイヤを挟んで回転を阻止する停止位置の一方の位置から他方の位置に向けて動かすための先端の操作部とからなることを特徴とするブレーキ付きキャスター。
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