JP2010137595A - 手押し運搬車における自在車輪の制動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車輪と車輪枠の双方の制動を行うことのできる自在車輪の制動装置を提供する。
【解決手段】 荷台2に回動自在に取付けた車輪枠9の上板9aの下側に前記荷台2側に固定した円板状の受止板25を装置し、該受止板25の周端に列設した受止凹部25aに上端がばね付勢によって係合する制動片22の中間部を前記車輪枠9の部片9b´に揺動自在に枢着する。そして、該制動片22の下端側を前記ばね付勢に抗する方向に押圧する押圧杆21を、前記部片9b´に揺動自在に枢着したブレーキ材12の連けい片18の下端に突設する。また、連けい片18と該連けい片18の上端に交叉方向に連設して車輪17の踏面を先端が係離するブレーキ片13とで成る前記ブレーキ材12のブレーキ片13の中間部を、操作装置によってばね付勢に抗して上昇する縦動杆8の下部に連結する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、後方に操作ハンドルを立設した荷台を車輪で受支させ、該車輪として自在車輪(キャスタ)を利用した手押し運搬車の前記自在車輪の制動装置に関するものである。
工場や量販店或いは宅配便などで用いられている手押し運搬車は、後方に門構え状の操作ハンドルを立設した荷台の先端側を左右一対の自在車輪で、後端側を左右一対の固定車輪を受支させ、固定車輪側を制動するのが例示するまでもなく一般で、自在車輪を後端側に配してこれを制動するように構成したものは殆んど用いられていない。
もっとも、自在車輪に制動装置を設けて、当該車輪の制動を行うようにした構造のものは種々提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平8−132813号公報
制動装置を備えた自在車輪は、車輪の転動による手押し運搬車(荷台)の動きを規制する点において固定車輪と同様であるが、車輪の転動による動きと該車輪を側板において支持した車輪枠の回動による動きも備えたものであるから、車輪側の動きを規制しても、該車輪の踏面の、床面と接触した部分を中心として車輪枠が回動し、その動き(移動)を克服できない場合があり、殊に、傾斜した床面での制動操作(車輪の)時に重心が変化することから、未制動状態の車輪枠が容易に回動し、不測の事故が起りかねない。
本発明は、斯様な現状を踏まえ、車輪と車輪枠の双方の制動を行うことのできる、自在車輪の制動装置を提供することを目的として創案したものである。
荷台に回動自在に取付けた車輪枠の上板の下側に前記荷台側に固定した円板状の受止板を装置し、該受止板の周端に列設した受止凹部に上端がばね付勢によって係合する制動片の中間部を前記車輪枠の部片に揺動自在に枢着すると共に、該制動片の下端側を前記ばね付勢に抗する方向に押圧する押圧杆を、前記部片に揺動自在に枢着したブレーキ材の連けい片の下端に突設し、該連けい片と該連けい片の上端に交叉方向に連設して車輪の踏面を先端が係離するブレーキ片とで成る前記ブレーキ材のブレーキ片の中間部を、操作装置によってばね付勢に抗して上昇する縦動杆の下部に連結した構成としたものである。
本発明の構成によれば、自在車輪の転動輪と車輪枠の制動を行うことができ、従って、転動輪は勿論、車輪枠の転動輪を軸とした回動による不測の事故を確実に防いだ自在車輪付の手押し運搬車を提供できる。
図面は、本発明に係る手押し運搬車における自在車輪の制動装置の一実施例を示し、図1は手押し運搬車の正面図、図2は図1の一部拡大欠截図、図3は図2のa−a線断面図、図4は図2の側面図、図5は走行状態を示す図1の一部拡大欠截図である。
実施例の手押し運搬車Aは、後方にコの字状のハンドル枠1を立設した荷台2の下面の前方側に左右一対の自在車輪3,3を、後方側に左右一対の固定車輪4,4を配し、これら車輪3,4によって物品を載置する荷台2を受支させたものである。
前記自在車輪3と固定車輪4には、それぞれ制動装置5A,5Bを装置し、各制動装置5A,5Bは荷台2に前後方向に沿わせて配設した仲介杆6を介して連動し、荷台2の後端側すなわち前記ハンドル枠1側に設けた操作装置7の操作によって同時に制動され、その解除が行われるようになっている。
操作装置7は、前記ハンドル枠1のハンドル杆1aの近傍に装置した操作レバー7aを、ハンドル杆1aと一緒に握ることによって、制動装置5A,5Bによる自在車輪3又は固定車輪4の制動状態を解放し、手先から操作レバー1aを離すことによって車輪3,4は制動状態になるようにしてある。すなわち、手押し運搬車Aを使用しないときは、自在車輪3と固定車輪4は制動状態下におかれ、運搬車Aは移動しないようにしてある。
自在車輪3側の前記制動装置5Aは、操作レバー7aの操作によって進退する前記仲介杆6が前進したとき(荷台2の後端から先端方向に移動したとき)、該仲介杆6に連動して上昇する縦動杆8を備えている。
縦動杆8は、車輪枠9の上板9a上に設けたベアリング装置10(詳細は省略)の軸線上位置に設けた支持材11に上部側を支持され、前記上板9aを通じて下部側を前記車輪枠9内に導入(突出)させ、下端部の螺子部8aを、前記支持材11とブレーキ材12のブレーキ片13間に介在させたコイルばね14およびブレーキ片13の透孔15を貫通させてブレーキ片13より突出させ、これに調節ナット16を螺合して、ブレーキ材12と連けいさせてある。
すなわち、ブレーキ材12の先端側は前記コイルばね14によって縦動杆8の先端の螺子部8aに螺合した調節ナット(受圧部)16方向に付勢され、縦動杆8の降下時に先端の圧接部片13aが前記車輪枠9に支持させた転動輪17の踏面に圧接して、転動輪17の転動を規制する。
ブレーキ材12は、先端を屈曲して前記圧接部片13aとしたブレーキ片13と該ブレーキ片13の基部に、ブレーキ片13に対してほぼ直交する方向(交叉方向であれば良い)に連設した連けい片18とで成る枠体で成り、両片13,18の連設部(ブレーキ片13の前記基部)に設けた組付け筒19に、前記上板9aの両側に相対設して前記転動輪17を枢支した側板9bより後方に突出させた車輪枠9の部片9b´に渡した第一支軸20を貫通させて揺(回)動自在に車輪枠9に枢支させ、その揺動は前記コイルばね14の付勢によって規制される。
このブレーキ材12の前記連けい片18の自由端側の先端部には、ボルトで構成した押圧杆21を前記ブレーキ片13と並べて設け、その先端が前記コイルばね14の付勢により、前記部片9b´に上下方向の中間部を揺(回)動自在に枢支させた制動片22の受圧部片22aを押圧するように配置してある。
制動片22は、平板状の主体部片22bの下端部の一側に主体部片22bに直交する方向にして前記受圧部片22aを設け、この受圧部片22aの上端に隣接するようにして前記主体部片22bの中間部に組付け筒部22cを設けて構成したもので、前記第一支軸20より斜め下方位置にして前記部片9b´間にわたして取付けた第二支軸23を組付け筒部22cに貫通させるようにして第二支軸23によって部片9b´に揺動自在に枢支させたものである。
この制動片22の組付け筒部22cには、一端を該制動片22に、他端を前記部片9b´にそれぞれ係止させた第二コイルばね24を組付け、ブレーキ材12のブレーキ片13に設けた窓孔26を通じてブレーキ片13より上方に位置する制動片22(主体部片22b)の上端部は、この第二コイルばね24によって受止凹部25aに係合する方向に付勢されている。
受止凹部25aは、円板状の受止板25の周端に略等間隔を存して列設したもので、受止板25は前記車輪枠9の回動(旋回)軸となるベアリング装置10の基筒(固定筒)10aの、車輪枠9の上板9aの下側に配設した下端に固着して構成したものである。
そして、荷台2に物品を載せるなどして移動させるに際し、ハンドル杆1aの近傍に位置する操作レバー7aの先端(自由端)側を回動上昇させると、操作装置7が機能して固定車輪4側の制動装置5Bに備えたブレーキ片を転動輪の踏面から離開させる一方、制動装置5Bに仲介杆6を介して連けいさせた自在車輪3側の制動装置5Aの縦動杆8をコイルばね14の付勢に抗して上昇させ、図2で示すように転動輪17の踏面に圧接していたブレーキ片13の圧接部片13aを踏面部から離開させ(図5)、転動輪17は制動状態から解放される。
また、縦動杆8の上昇に伴ってブレーキ材12の前記ブレーキ片13は上昇するので、ブレーキ材12は第一支軸20を中心に図2(乃至図5)の図面上、時計回り方向に揺(回)動し、揺動に伴ってブレーキ材12の連けい片18に装置した押圧杆21が制動片22を受圧部片22aにおいて押圧することになり、この結果、制動片22は、第二支軸23を中心にして第二コイルばね24の付勢に抗して、図2(乃至図5)の図面上、時計回り方向に揺(回)動し、適宜の受止凹部25aに係合して車輪枠9の回動を規制していた、該制動片22の上端部は当該受止凹部25aから離脱し、車輪枠9は制動状態から解放され、自由に回動(旋回)できる状態となるのである。
そして、操作レバー7aを手先から離すと、固定車輪4は制動装置5Bによって再び制動状態に置かれ、自在車輪3側も、操作装置7の復帰ばね27の作用による仲介杆6の原位置の復帰により、制動装置5Aの縦動杆8に対しコイルばね14が働いてこれを降下させ、ブレーキ材12は第一支軸20を中心に前記とは逆に反時計回り方向に揺動し、ブレーキ片13の圧接部片13aは原位置に復帰して転動輪17の踏面に圧接する一方、ブレーキ材12に設けた押圧杆21は受圧部片22aから後退する方向に移動するので、第二コイルばね24の作用により、制動片22は前記と逆に反時計回り方向に第二支軸23を中心に回動し、その上端部は原位置である受止板25の適宜の受止凹部25aに係合し、自在車輪3の転動輪17と車輪枠9は再び制動状態に復帰する。
手押し運搬車の正面図。 図1の一部拡大欠截図。 図2のa−a線断面図。 図2の側面図。 走行状態を示す図1の一部拡大欠截図。
符号の説明
2 荷台
9 車輪枠
9a 上板
9b´ 部片
12 ブレーキ材
13 ブレーキ片
17 車輪
18 連けい片
22 制動片
25 受止版
25a 受止凹部

Claims (1)

  1. 荷台に回動自在に取付けた車輪枠の上板の下側に前記荷台側に固定した円板状の受止板を装置し、該受止板の周端に列設した受止凹部に上端がばね付勢によって係合する制動片の中間部を前記車輪枠の部片に揺動自在に枢着すると共に、該制動片の下端側を前記ばね付勢に抗する方向に押圧する押圧杆を、前記部片に揺動自在に枢着したブレーキ材の連けい片の下端に突設し、該連けい片と該連けい片の上端に交叉方向に連設して車輪の踏面を先端が係離するブレーキ片とで成る前記ブレーキ材のブレーキ片の中間部を、操作装置によってばね付勢に抗して上昇する縦動杆の下部に連結した、手押し運搬車における自在車輪の制動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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