JP3145001U - 車椅子のブレーキ装置 - Google Patents
車椅子のブレーキ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3145001U JP3145001U JP2008002167U JP2008002167U JP3145001U JP 3145001 U JP3145001 U JP 3145001U JP 2008002167 U JP2008002167 U JP 2008002167U JP 2008002167 U JP2008002167 U JP 2008002167U JP 3145001 U JP3145001 U JP 3145001U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- brake
- wheelchair
- piece
- brake piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
【解決手段】ブレーキレバー105により、車椅子の駆動輪の空気入りタイヤ535の外周に、ブレーキシュー106を押圧、解除するブレーキ機構に、前記駆動輪のタイヤの直径の延長線にほぼ直交し、該タイヤの外周を前記駆動輪の車軸方向に押圧する面と、その押圧する面により前記タイヤが幅方向に変形する部分を抑制する面とを両側にもつブレーキ片10を前記ブレーキシューに固定するようにする。
【選択図】図1
Description
本考案の対象となる車椅子のブレーキ装置を備えた(株)ミキの車椅子MP−43Jを例に図10及び図11により説明する。図10は標準的なブレーキ装置を備えた車椅子の斜視全体図である。図11は図10のブレーキ部分の斜視拡大図である。図10において、51は車椅子である。該車椅子51において52はフレームである。該フレーム52において、左右各々上側からアッパフレーム521、ミドルフレーム522,ローワフレーム523よりなり、その後方においてリアフレーム525と連結している。526はハンドルである。また、前記アッパフレーム521、ミドルふれーむ522、ローワフレーム523の3フレームは、その前方に於いて前記アッパフレーム521が屈曲して下方に伸びた部分とミドルフレーム522及びロアフレーム523とが連結している。更にアッパフレーム521の先端には、前輪であるキャスタホイール524が上下方向の廻動軸に廻動自在に固定されている。前記ミドルフレーム522の先端は前記アッパフレーム521の屈曲して下方に伸びた部分より先で、斜め下方に屈曲し、ローワフレーム523の先端と結合している。該ミドルフレーム522の先端には足のせ台527が該揺動軸を中心に揺動自在に固定されている。
車椅子の搭乗者は前記ハンドリム536を駆動操作して走行する。
1.駆動輪のタイヤ圧の低下に伴うブレーキの利きの低下を抑制できる。
2.多くの車椅子に使用されている標準的なブレーキ装置についてブレーキシューに1個の穴を追加工し、ブレーキ片を追加装着するだけの簡単で安価にできる。
3.本ブレーキ片はタイヤ表面に対して面接触であるため、タイヤの表面を傷つけにくい。
4.ブレーキシューに対する取り付け位置の調節とブレーキ片の摩擦面の調節によりブレーキ片の制動力低下抑制に参加する度合いを調節できる。
5.タイヤ変形抑圧面の間隔を調節することにより、タイヤ押圧面とタイヤ変形抑制面との摩擦力の調節により制動力を調整できる。
6.ブレーキ片のタイヤ変形抑制面の間隔を調節して、各種異なる幅のタイヤに対応できる。
図1乃至図3に於いて、10はブレーキ片である。該ブレーキ片10に於いて、101はタイヤ当接面である。102はタイヤ変形抑制面である。該タイヤ当接面101はタイヤの直径が大きい円弧であるのに対してほぼ平面をなしている。前端部及び後端部の角を面取りしてある。103は取り付けフランジである。該取り付けフランジ103にはボルト取り付け用長穴104が穿孔されている。105はブレーキレバーである。該ブレーキレバー105において106はブレーキシューであり、107はタイヤ当接面である。108はボルトであり109はナットである。尚ブレ−キレバ105は、前記ブレーキレバー555に対してブレーキシュー557に前記ブレーキ片10を装着する前記ボルト108およびナット109用の穴を穿孔した点のみ異なるものである。従ってタイヤ当接面107は実質的に前記タイヤ当接面558と同じである。
なおブレーキシュー106への取り付けについてはブレーキ片10の取り付けと同様であるため説明を省略する。
本来握り553の操作によるブレーキシュー557の作動ストロークは一定である筈であるが、タイヤ圧が0.2MP以上ではタイヤの変形は1〜2mmと微量であり、むしろブレーキ用リンク機構55のガタおよび弾性変形が目立つが、0.13MP以下ではブレーキの作動ストロークが次第に増しこれに伴いタイヤの変形が増加する。
139は取り付けフランジである。該取り付けフランジ139には上部横方向に長穴140を有する該長穴140は本ブレーキ片30をブレーキレバー105に装着するために用いる。
該調整用ネジ棒155は中央部に前記サポート154に対応する図示しないサポート部を持ち前記サポート154により回転自在に位置を固定される。該図示しないサポート部の左右に前記調整用ナット151と153のネジに対応するネジが旋設されている。156は調整用ネジ棒回転操作用固定ナットである。
159は取り付けフランジである。該取り付けフランジ159に前記下ガイド板157と前記上ガイド板147は、タイヤ押圧・変形抑制部141及び144が円滑に摺動できる間隔をもって上下に固着されている。
2.少量の材料費と金型費で製産が可能であるため製品価格も極めて安価で提供できる
3.追加する部品の点数が少なくない上構造が極めて簡単であるか部品管理が容易な点も含めて信頼性の高いサービスを提供できる。
4.本考案のブレーキ片は市場に出回る多くの車椅子に標準的に使用されているブレーキ機構に簡単な追加工で装着が可能でありタイヤサイズにもフレキシブルに対応できる。
101、121,142、145 タイヤ押圧面
102、124、143、145 タイヤ変形抑制面
103、139、125,159 取り付けフランジ
104、126、140、160 長穴
105、555 ブレーキレバー
106、557 ブレーキシュー
107、558 タイヤ当接面
108 ボルト
109 ナット
122 逃げ
123 溝
131、141 右タイヤ押圧・変形抑制部
132、136 タイヤ押圧部
133、137 タイヤ変形抑制部
134、138 揺動軸
135、144 左タイヤ押圧・変形抑制部
147 上ガイド板
148 案内溝
149 エンドプレート
150、152 案内
151、153 調整用ナット
154 サポート
155 調整用ネジ棒
156 固定ナット
157 下ガイド板
158 案内部
51 車椅子
52 フレーム
521 アッパフレーム
522 ミドルフレーム
523 ローワフレーム
525 リアフレ−ム
526 ハンドル
524 キャスタホイール
527 足のせ
528 サポートブラケット
53 駆動輪
531 車軸
532 ハブ
533 スポーク
534 リム
535 タイヤ
536 ハンドリム
537 ステイ
54 ブレーキ装置
541 ブラケット
542 調整用穴
543 サブブラケット
55 ブレーキ用リンク機構
551 レバー
552 揺動軸1
553 握り
555 ブレーキレバー
556 揺動軸2
560 中間リンク
561 ピンジョイント1
562 ピンジョイント2
563 ストッパ
Claims (4)
- 搭乗者が操作するブレーキレバーにより、駆動輪の空気入りタイヤの外周に、ブレーキシューを押圧、解除するブレーキ機構において、前記駆動輪の空気入りタイヤの直径の延長線にほぼ直交し、該タイヤの外周を前記駆動輪の車軸方向に押圧する面と、該押圧する面により前記タイヤがその幅方向に変形する部分を抑制する面を両側に有するブレーキ片を前記ブレーキシューと一体に作動するように固定して備えたことを特徴とする車椅子のブレーキ装置。
- ブレーキ片がブレーキシューのタイヤ当接面よりも0から5mm離れて固定されている請求項1に記載の車椅子のブレーキ装置。
- ブレーキ片のタイヤ押圧面がタイヤの反力によりタイヤ抑制面をタイヤの変形を抑制する方向に移動させる機構とした請求項1又は請求項2に記載の車椅子のブレーキ装置。
- ブレーキ片のタイヤ変形抑制面がタイヤの幅方向に移動調節が可能である請求項1又は請求項2に記載の車椅子のブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002167U JP3145001U (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | 車椅子のブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002167U JP3145001U (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | 車椅子のブレーキ装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009192541A Continuation JP2010029669A (ja) | 2009-08-01 | 2009-08-01 | 車椅子のブレーキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3145001U true JP3145001U (ja) | 2008-09-25 |
Family
ID=43294815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008002167U Ceased JP3145001U (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | 車椅子のブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3145001U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101280363B1 (ko) * | 2011-04-07 | 2013-07-05 | 서울대학교산학협력단 | 휠체어용 전동/수동 겸용 모듈 및 이를 채용한 휠체어 |
CN106466215A (zh) * | 2015-08-20 | 2017-03-01 | 吉芮医疗器械(上海)有限公司 | 轮椅无气刹车装置 |
JP2019013319A (ja) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | 三貴ホールディングス株式会社 | 駐車ブレーキ部材 |
CN114348659A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-04-15 | 安徽精菱玻璃机械有限公司 | 一种大型件输送用导向组件及大型件中转装置 |
-
2008
- 2008-03-10 JP JP2008002167U patent/JP3145001U/ja not_active Ceased
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101280363B1 (ko) * | 2011-04-07 | 2013-07-05 | 서울대학교산학협력단 | 휠체어용 전동/수동 겸용 모듈 및 이를 채용한 휠체어 |
CN106466215A (zh) * | 2015-08-20 | 2017-03-01 | 吉芮医疗器械(上海)有限公司 | 轮椅无气刹车装置 |
JP2019013319A (ja) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | 三貴ホールディングス株式会社 | 駐車ブレーキ部材 |
CN114348659A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-04-15 | 安徽精菱玻璃机械有限公司 | 一种大型件输送用导向组件及大型件中转装置 |
CN114348659B (zh) * | 2021-12-15 | 2024-06-11 | 安徽精菱玻璃机械有限公司 | 一种大型件输送用导向组件及大型件中转装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3145001U (ja) | 車椅子のブレーキ装置 | |
CN206187261U (zh) | 车轮、轮胎和用于车轮的轮缘制动系统 | |
JP5304207B2 (ja) | ブレーキエアガイド構造 | |
US11028889B2 (en) | Self-energizing brake caliper | |
KR20040078105A (ko) | 페달을 차량에 장착하기 위한 장치 | |
JP2009179258A (ja) | 自動二輪車の連動ブレーキ装置 | |
CN101918267B (zh) | 摩托车的联动制动装置 | |
US20020117825A1 (en) | Scooter having a rear wheel hood mounted on a rear wheel thereof | |
JP2010029669A (ja) | 車椅子のブレーキ装置 | |
JP5057231B2 (ja) | 自動二輪車の連動ブレーキ装置 | |
JP5236416B2 (ja) | ブレーキ付きキャスター | |
JP4573448B2 (ja) | 自動二輪車のドライブチェーン緊張調整具 | |
JPWO2015045553A1 (ja) | 車両用前後連動ブレーキ装置 | |
JP2009179259A (ja) | 自動二輪車の連動ブレーキ装置 | |
JP2007283082A (ja) | 車椅子用ブレーキ装置及びブレーキ装置付き車椅子 | |
JP3178390U (ja) | 車輪のブレーキ機構 | |
JP3156286U (ja) | 車椅子の過度の後退を抑止するブレーキ装置 | |
JP3159551U (ja) | 自転車用ブレーキ装置 | |
JP2008106853A (ja) | 踏面ブレーキ装置 | |
JP3160595U (ja) | 車椅子のブレーキ装置 | |
KR200494082Y1 (ko) | 차량용 보조브레이크 | |
JP6701488B2 (ja) | ステアリングナックル | |
JP2005240859A (ja) | ディスクブレーキ装置、及びこれを備える産業車両 | |
JP3863552B1 (ja) | クワガタ型ブレーキキャリパー | |
JP2004082920A (ja) | 手押し運搬車のブレーキ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080615 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903 Year of fee payment: 3 |
|
S801 | Written request for registration of abandonment of right |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R321801 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903 Year of fee payment: 3 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903 Year of fee payment: 3 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903 Year of fee payment: 3 |
|
S801 | Written request for registration of abandonment of right |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R321801 |
|
ABAN | Cancellation of abandonment | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |