JP2009179259A - 自動二輪車の連動ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連動用ブレーキケーブルに作用する荷重を低減して、連動用ブレーキケーブルをサイズダウンすることができ、製造コストを低減することができる自動二輪車の連動ブレーキ装置を提供する。
【解決手段】フローティング式のブレーキパネル40と、スイングアーム20に回動可能に支持されるトルクアーム43と、ブレーキパネル40とトルクアーム43との間を連結するトルクリンク44と、連動用コネクティングケーブル48が連結され、トルクアーム43に回動可能に支持されるコネクティングケーブル牽引部材47と、連動用コネクティングケーブル48の牽引方向の延長線上に設けられ、コネクティングケーブル牽引部材47の回動範囲を制限するストッパ部材56と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車の連動ブレーキ装置に関する。
自動二輪車の後輪ブレーキ作動に連動させて、前輪にもブレーキを作動させるようにした連動ブレーキ装置としては、車両の連動ブレーキ装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の図12に記載の車両の連動ブレーキ装置は、一端がブレーキパネルに接続された第1リンク部材と、第1リンク部材の他端に連結される略L字型の第2リンク部材と、を備える。第2リンク部材は、ピボットプレートに回動自在に配設されており、その一端には、第2リンク部材を時計方向に付勢するディレイスプリングが装着されると共に、前輪ブレーキに繋がる連動用ブレーキケーブルのアウターケーブルが接続されている。また、この連動用ブレーキケーブルのインナーケーブルは、ブレーキペダルに連結されている。
このように構成された連動ブレーキ装置において、ブレーキペダルが踏込み操作されて後輪にブレーキ力が作用したとき、ブレーキパネルに生じるブレーキ力の反力が、ディレイスプリングに設定されたばね力より大きくなると、連動用ブレーキケーブルを介して前輪にブレーキ力を作用させると共に、インナーケーブルがブレーキペダルを引き戻す方向に牽引して後輪のブレーキ力が高くなりすぎるのを回避し、これによって前後輪のブレーキ力のバランスを適性に保持するようにしている。
特開2006−62559号公報
ところで、特許文献1に記載の車両の連動ブレーキ装置では、連動用ブレーキケーブルの牽引範囲(ストローク)を制限するストッパなどを備えていないため、ブレーキペダルが大きく踏み込まれると、この踏み込み荷重が連動用ブレーキケーブルに掛かり連動用ブレーキケーブルに大きな荷重が作用する。そして、従来では、このような大きな荷重が作用することを考慮して、連動用ブレーキケーブルに大きなサイズのものが採用されており、製造コストが増大する原因となっていた。また、連動用ブレーキケーブルに過大な荷重が作用すると、インナーケーブルに永久歪が生じ、連動ブレーキ装置の調整が必要になる場合があった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、連動用ブレーキケーブルに作用する荷重を低減して、連動用ブレーキケーブルをサイズダウンすることができ、製造コストを低減することができる自動二輪車の連動ブレーキ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、リヤアクスルを中心として回動するフローティング式のブレーキパネルと、スイングアームに設けられる支持軸に回動可能に支持されるトルクアームと、一端がブレーキパネルに連結され他端がトルクアームに連結されるトルクリンクと、前輪ブレーキ機構と接続する連動用コネクティングケーブルの一端が連結され、トルクアームに設けられる支持軸に回動可能に支持されるコネクティングケーブル牽引部材と、を備える自動二輪車の連動ブレーキ装置において、連動用コネクティングケーブルの牽引方向の延長線上に設けられ、コネクティングケーブル牽引部材の回動範囲を制限するストッパ部材を更に備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、スイングアームに、連動用コネクティングケーブルのアウターケーブルを支持するケーブルステーが設けられ、ストッパ部材が、コネクティングケーブル牽引部材に対向してスイングアームに配設されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、コネクティングケーブル牽引部材に、連動用コネクティングケーブルのインナーケーブルが連結され、ストッパ部材は、一端に連動用コネクティングケーブルのアウターケーブルが連結され、他端にコネクティングケーブル牽引部材の回動範囲を制限するストッパを備え、ストッパ部材は、コネクティングケーブル牽引部材と共にトルクアームの支持軸に回動可能に支持されることを特徴とする。
請求項1に記載の自動二輪車の連動ブレーキ装置によれば、コネクティングケーブル牽引部材の回動範囲を制限するストッパ部材が、連動用コネクティングケーブルの牽引方向の延長線上に設けられるため、ブレーキペダルの踏み込みによって連動用コネクティングケーブルに作用する荷重を低減することができる。これにより、連動用コネクティングケーブルをサイズダウンすることができるので、製造コストを低減することができる。また、インナーケーブルに過大な荷重による永久歪が生じるのを防止することができるので、連動ブレーキ装置の調整を不要とすることができる。
請求項2に記載の自動二輪車の連動ブレーキ装置によれば、スイングアームに、連動用コネクティングケーブルのアウターケーブルを支持するケーブルステーが設けられ、ストッパ部材が、コネクティングケーブル牽引部材に対向してスイングアームに配設されるため、ケーブルステー及びストッパ部材の構造を簡素化することができ、製造コストを低減することができる。また、連動用コネクティングケーブルを容易に配索することができる。
請求項3に記載の自動二輪車の連動ブレーキ装置によれば、コネクティングケーブル牽引部材に、連動用コネクティングケーブルのインナーケーブルが連結され、ストッパ部材は、一端に連動用コネクティングケーブルのアウターケーブルが連結され、他端にコネクティングケーブル牽引部材の回動範囲を制限するストッパを備え、ストッパ部材は、コネクティングケーブル牽引部材と共にトルクアームの支持軸に回動可能に支持されるため、ブレーキペダルが踏み込み操作されたとき、コネクティングケーブル牽引部材とストッパ部材が一体的に動き、コネクティングケーブル牽引部材がストッパに当接した後もブレーキペダルの踏み込み操作が可能となる。これにより、自然なブレーキ操作感を得ることができる。
以下、本発明に係る自動二輪車の連動ブレーキ装置の各実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
(第1実施形態)
まず、図1〜図10を参照して、本発明に係る自動二輪車の連動ブレーキ装置の第1実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態の自動二輪車10の車体フレームFは、フロントフォーク11を操向可能に支承するヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後ろ下がりに延びるメインフレーム13と、メインフレーム13の後端部に連設されるピボットプレート14と、メインフレーム13の後端部に前端が溶接されて後ろ上がりに延びる左右一対の後部フレーム15と、を備える。
フロントフォーク11の下端には前輪WFが軸支され、フロントフォーク11の上部にはバー状の操向ハンドル17が連結されている。
ピボットプレート14に固定されるピボット軸16には、スイングアーム20が揺動自在に支持されており、このスイングアーム20の後端部には、後輪WRが回動可能に軸支される。
前輪WFには前輪ブレーキ30が装着され、後輪WRには後輪ブレーキ31が装着されている。前輪ブレーキ30及び後輪ブレーキ31は、いずれもドラムブレーキであり、ブレーキアーム32,33が回動したとき、内蔵された不図示のブレーキシューがブレーキドラムとの摩擦力によるブレーキ力を前輪WF及び後輪WRに付与する。
ピボットプレート14の下部に設けられる支持軸36には、ブレーキペダル34が揺動自在に支持されている。また、操向ハンドル17の右側には、ブレーキレバー37が回動操作可能に取り付けられており、ブレーキレバー37を操作するとブレーキ操作力が前輪用ブレーキケーブル38を介してブレーキアーム32に伝達されて、前輪ブレーキ30が作動する。
次に、連動ブレーキ装置100の構成について説明する。図2及び図3に示すように、ブレーキペダル34のアーム34aは、ブレーキロッド39を介して後輪ブレーキ31のブレーキアーム33に連結されており、ブレーキペダル34を踏み込み操作すると、ブレーキアーム33が図2の時計方向に回動し、後輪ブレーキ31が作動する。
スイングアーム20の前後方向の略中間部には、下方に突出するスイングアームプレート41が固定される。スイングアームプレート41の下部に設けられる第1支持軸42には、略逆L字状のトルクアーム43の下部が回動可能に支持される。トルクアーム43の中間部は、トルクリンク44によって後輪ブレーキ31のブレーキパネル40の下部と連結される。
また、スイングアームプレート41とブレーキペダル34のアーム34aとの間には、戻しばね45が配設されており、戻しばね45は、ブレーキペダル34を踏み込み操作方向と逆方向(図2の時計方向)に付勢している。
また、トルクアーム43の上部に設けられる第2支持軸46には、コネクティングケーブル牽引部材であるイコライザ47の中間部が回動可能に支持される。このイコライザ47は、細長い板状部材であり、その長手方向が自動二輪車10の上下方向に沿って配設されると共に、車両側面視において、スイングアーム20と重なる位置に配置される。
イコライザ47の上端部には、イコライザ47の長手方向に沿って2本のインナーケーブル連結ピン47aが設けられており、本実施形態では、下側のインナーケーブル連結ピン47aに連動用コネクティングケーブル48のインナーケーブル49が連結される。連動用コネクティングケーブル48は、アウターケーブル50内にインナーケーブル49が軸方向に移動可能に挿通されてなり、このアウターケーブル50の一端は、スイングアーム20のクロスメンバ20aの上面に設けられるケーブルステー52に支持される。また、連動用コネクティングケーブル48の他端側は、前輪ブレーキ30を作動させる前輪ブレーキ機構51に連結される(図1参照)。なお、本実施形態では、イコライザ47の下側のインナーケーブル連結ピン47aにインナーケーブル49が連結されているが、イコライザ47の上側のインナーケーブル連結ピン47aに連結されることによって、連動ブレーキ装置100の連動ブレーキ力を調節することが可能となる。
イコライザ47の下端部は、リターンロッド53によってブレーキペダル34のアーム34aに連結される。スイングアーム20の上面には、ストッパボルトステー55が設けられており、このストッパボルトステー55には、スイングアーム20の長手方向に沿ってストッパ部材であるストッパボルト56が螺合される。このストッパボルト56は、回転させることにより突出長さが調節可能で、ナット57によってその位置が固定される。また、ストッパボルト56は、連動用コネクティングケーブル48の牽引方向の延長線上に位置している。
また、イコライザ47は、その上端部がストッパボルト56に当接することにより回動範囲(図2の時計方向)が制限される。
また、トルクアーム43の上部後端には、後述するストッパピン64の前端部と当接するストッパ当接部43aが形成される。また、トルクアーム43の上部前端は、側面視略Lの字状に形成されており、スイングアーム20のクロスメンバ20aに固定されるゴムなどの弾性を有するクッション材59に当接すると共に、足部43bがクロスメンバ20aの後端面に当接する。これにより、トルクアーム43がクロスメンバ20aに当接するときの打音を抑制すると共に、クッション材59に過大な圧力を掛けることなく足部43bをクロスメンバ20aに接地させることが可能となる。
また、スイングアーム20の内側面には、ボルトステー61が設けられており、このボルトステー61には、スイングアーム20の長手方向に沿ってばね力調整ボルト60が螺合される。このばね力調整ボルト60は、回転させることで突出長さが調節可能で、ナット63によってその位置が固定される。
また、ばね力調整ボルト60の中心には、不図示の雌ねじが形成されており、この雌ねじには、スイングアーム20の長手方向に沿ってストッパピン64が螺合される。このストッパピン64は、回転させることで突出長さが調節可能で、ナット65によってその位置が固定される。そして、ストッパピン64は、トルクアーム43が図2の時計方向に回動したとき、その前端部がトルクアーム43のストッパ当接部43aと当接して、トルクアーム43の回動範囲を制限する。
また、ばね力調整ボルト60の前端部に形成される鍔部60aとトルクアーム43のストッパ当接部43aとの間にはディレイスプリング62が装着されており、このディレイスプリング62は、自動二輪車10の前後方向に沿って配置されると共に、ばね力調整ボルト60の突出長さの調節により設定されたばね力によってトルクアーム43を図2の反時計方向に付勢している。
前輪ブレーキ機構51は、図4に示すように、前輪ブレーキ30を作動する前輪用ブレーキケーブル38を備え、この前輪用ブレーキケーブル38は、上下に分割された一対のアウターケーブル70,71内にインナーケーブル72が軸方向に移動可能に挿通されている。そして、インナーケーブル72の一端は、ブレーキレバー37に連結され、インナーケーブル72の他端は、前輪ブレーキ30のブレーキアーム32に連結される。
また、上方のアウターケーブル70の一端は、ブレーキレバー37の近傍において操向ハンドル17に支持される。また、下方のアウターケーブル71の一端は、車体フレームFに固定される支持ステー73の下部に設けられる第1円筒状支持部74に支持され、他端は、前輪ブレーキ30のブレーキパネル66に支持される(図1参照)。
また、連動用コネクティングケーブル48は、アウターケーブル50の他端が、支持ステー73に上部に設けられる第2円筒状支持部75に支持される。また、インナーケーブル49の他端が、支持ステー73の中間部に設けられる支持軸77に回動可能に支持されるベルクランク76の一端に連結される。
また、ベルクランク76の他端に設けられる第3円筒状支持部78には、前輪用ブレーキケーブル38の上方のアウターケーブル70の他端が支持される。また、支持ステー73には、ベルクランク76の回動を制限するストッパ79が設けられる。このように、連動用コネクティングケーブル48は、ブレーキレバー37と前輪ブレーキ30とを連結する前輪用ブレーキケーブル38の途中に前輪ブレーキ機構51のベルクランク76を介して接続される。
そして、連動用コネクティングケーブル48のインナーケーブル49が、イコライザ47によって牽引されると、ベルクランク76が図4の反時計方向に回動して、上方のアウターケーブル70が圧縮され、その圧縮に伴う反力によってインナーケーブル72に牽引力が作用して、前輪ブレーキ30が作動する。
次に、図5〜図9を参照して、本実施形態の連動ブレーキ装置100の作動について説明する。まず、図5に示すように、ブレーキペダル34の解放状態(ブレーキペダル34が踏み込まれていない状態)において、トルクアーム43は、ディレイスプリング62のばね力によって各図の時計方向に付勢されており、トルクアーム43の上部前端がクッション材59に当接し、トルクアーム43のストッパ当接部43aとストッパピン64の前端部との間には隙間がある。これは、図10のブレーキ特性グラフにおいてA点の状態に相当し、前後輪ブレーキ30,31のいずれも作動していない。
次いで、ブレーキペダル34が踏み込み操作されると、図6に示すように、ブレーキロッド39が矢印a方向に牽引されてブレーキアーム33が反時計方向に回動する。これにより、後輪ブレーキ31が作動する。
このとき、後輪WRに作用するブレーキ力の反力が、ブレーキパネル40を時計方向に回動させる力として発生する。この反力は、トルクリンク44を介してトルクアーム43に伝達され、トルクアーム43を反時計方向に回動させる力として作用する。しかし、トルクアーム43は、ディレイスプリング62のばね力によって時計方向に付勢されているので、ブレーキ力の反力がディレイスプリング62のばね力を上回る大きさになるまで、元の位置で静止している。
また、ブレーキペダル34の踏み込み操作により、リターンロッド53を介してイコライザ47が反時計方向に僅かに回動する。このとき、この僅かな回動量は、連動用コネクティングケーブル48、前輪ブレーキ機構51、前輪用ブレーキケーブル38、及び前輪ブレーキ30などの遊びによって吸収されるので、前輪ブレーキ30はまだ作動しておらず、後輪ブレーキ31だけが作動している。これは、図10のブレーキ特性グラフにおいてB点の状態に相当し、ブレーキペダル34の踏み込み操作に応じて後輪ブレーキ31のブレーキ力は次第に大きくなるが、前輪ブレーキ30のブレーキ力はゼロである。
次いで、ブレーキペダル34が更に踏み込み操作され、トルクリンク44を介してトルクアーム43に伝達されるブレーキ力の反力が、ディレイスプリング62のばね力を上回ると、図7に示すように、トルクアーム43が第1支持軸42を支点として反時計方向に回動を始め、トルクアーム43の上部前端がクッション材59から離間する。
そして、このトルクアーム43の回動に伴ってイコライザ47が後方に移動すると、リターンロッド53を介してブレーキペダル34に反時計方向の力が作用し、後輪ブレーキ31のブレーキ力の特性カーブの立ち上がり勾配が小さくなる(図10参照)。即ち、後輪ブレーキ31のブレーキ力が緩和される。
また同時に、イコライザ47の後方への移動によって、連動用コネクティングケーブル48のインナーケーブル49が牽引されるので、前輪ブレーキ機構51のベルクランク76が反時計方向に回動して(図4参照)、前輪ブレーキ30が作動し始める。
これは、図10のブレーキ特性グラフにおいてC点の状態に相当し、前輪WFにブレーキ力が作用し始めると共に、後輪WRに作用するブレーキ力の特性カーブの立ち上り勾配が小さくなって、前後輪WF,WRにバランスの取れた適正な大きさのブレーキ力が付与され、効率的に自動二輪車10を停止させる。また、前輪ブレーキ30の作動開始時期及び後輪ブレーキ31の特性変化点(図10のC1点)は、ばね力調整ボルト60でディレイスプリング62のばね力を調整することによって任意に設定可能である。
次いで、ブレーキペダル34が更に踏み込み操作されてブレーキ力が増大すると、図8に示すように、ブレーキ力の反力によってトルクアーム43が更に反時計方向に回動し、トルクアーム43のストッパ当接部43aがストッパピン64の前端部に当接して、トルクアーム43の回動が制限される。これは、図10のブレーキ特性グラフにおいてD点の状態に相当する。
そして、この状態でブレーキペダル34が更に踏み込み操作されると、図9に示すように、トルクアーム43の状態はそのままで、イコライザ47が反時計方向に回動し、イコライザ47の上端部がストッパボルト56に当接して、イコライザ47の回動が制限される。このため、これ以上のブレーキペダル34の踏み込み操作は阻止される。これは、図10のブレーキ特性グラフにおいてE点の状態に相当する。
以上説明したように、本実施形態の自動二輪車10の連動ブレーキ装置100によれば、イコライザ47の回動範囲を制限するストッパボルト56が、連動用コネクティングケーブル48の牽引方向の延長線上に設けられるため、ブレーキペダル34の踏み込みによって連動用コネクティングケーブル48に作用する荷重を低減することができる。これにより、連動用コネクティングケーブル48をサイズダウンすることができるので、製造コストを低減することができる。また、インナーケーブル49に過大な荷重による永久歪が生じるのを防止することができるので、連動ブレーキ装置100の調整を不要とすることができる。
また、本実施形態の自動二輪車10の連動ブレーキ装置100によれば、スイングアーム20に、連動用コネクティングケーブル48のアウターケーブル50を支持するケーブルステー52が設けられ、ストッパボルト56が、イコライザ47に対向してスイングアーム20に配設されるため、ケーブルステー52及びストッパボルト56の構造を簡素化することができ、製造コストを低減することができる。また、連動用コネクティングケーブル48を容易に配索することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10の連動ブレーキ装置100によれば、ばね力調整ボルト60でディレイスプリング62のばね力を調整することによって、前輪ブレーキ30の作動開始時期及び後輪ブレーキ31の特性変化点を任意に設定可能で、また、ストッパピン64の突出長さを調節することによって、トルクアーム43の回動範囲を任意に設定可能で、さらに、ストッパボルト56の突出長さを調節することによって、イコライザ47の回動範囲が任意に設定可能であるため、ばね力調整ボルト60、ストッパピン64、及びストッパボルト56を調整するだけで、前輪ブレーキ30及び後輪ブレーキ31の最適な連動ブレーキ力を容易に調整することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10の連動ブレーキ装置100によれば、ばね力調整ボルト60及びストッパピン64は、ストッパピン64がばね力調整ボルト60の中心に長手方向に沿って形成される雌ねじに螺合される2重構造となっているため、連動ブレーキ装置100の構造をコンパクトにすることができる。
(第2実施形態)
次に、図11〜図21を参照して、本発明に係る自動二輪車の連動ブレーキ装置の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態の自動二輪車の連動ブレーキ装置では、ストッパ部材及びその関連機構が異なる以外は、第1実施形態の自動二輪車の連動ブレーキ装置と同様であるので、同一部分には同一符号又は相当符号を付して、その説明を簡略化又は省略する。
本実施形態の連動ブレーキ装置200は、図11〜図13に示すように、スイングアームプレート41の下部に設けられる第1支持軸42には、略逆L字状のトルクアーム43の下部が回動可能に支持される。トルクアーム43の上部に設けられる第2支持軸46には、コネクティングケーブル牽引部材であるイコライザ47の中間部が回動可能に支持される。このイコライザ47は、細長い板状部材であり、その長手方向が自動二輪車10の上下方向に沿って配設されると共に、車両側面視において、スイングアーム20と重なる位置に配置される。
イコライザ47の上端部の下側のインナーケーブル連結ピン47aには、連動用コネクティングケーブル48のインナーケーブル49が連結される。連動用コネクティングケーブル48は、アウターケーブル50内にインナーケーブル49が軸方向に移動可能に挿通されてなり、このアウターケーブル50の一端は、トルクアーム43の第2支持軸46にイコライザ47と共に回動可能に支持されるストッパ部材81の前端部に支持される。また、連動用コネクティングケーブル48の他端側は、前輪ブレーキ30を作動させる前輪ブレーキ機構51に連結される(図11参照)。また、イコライザ47の下端部は、リターンロッド53によってブレーキペダル34のアーム34aに連結される。
ストッパ部材81は、略三角形状の板状部材であり、その後端部の板部に不図示の雌ねじが形成されており、この雌ねじには、スイングアーム20の長手方向に沿ってストッパボルト82が螺合される。このストッパボルト82は、回転させることで突出長さが調節可能で、ナット83によってその位置が固定される。また、ストッパボルト82は、その頭部がイコライザ47側に配置されており、イコライザ47が回動したときにイコライザ47の上端部が当接するようになっている。
また、ストッパ部材81の前端部の下方には、スイングアーム20のクロスメンバ20aの上面に接触する脚部81aが突設されており、この脚部81は、トルクアーム43の非回動時におけるストッパ部材81の姿勢を安定させる。
また、スイングアーム20の上面には、ストッパ部材81より後方位置に、ばねステー84が設けられており、このばねステー84の前面に設けられるばね受けピン85とストッパ部材81の後端部のストッパボルト82及びナット83との間にはストッパばね86が装着されている。
次に、図15〜図21を参照して、本実施形態の連動ブレーキ装置200の作動について説明する。まず、図15に示すように、ブレーキペダル34の解放状態(ブレーキペダル34が踏み込まれていない状態)において、トルクアーム43は、ディレイスプリング62のばね力によって各図の時計方向に付勢されており、トルクアーム43の上部前端がクッション材59に当接し、トルクアーム43のストッパ当接部43aとストッパピン64の前端部との間には隙間がある。また、ストッパ部材81は、ストッパばね86のばね力によって時計方向に付勢され、その脚部81aがクロスメンバ20aの上面に接触している。これは、図21のブレーキ特性グラフにおいてA点の状態に相当し、前後輪ブレーキ30,31のいずれも作動していない。
次いで、ブレーキペダル34が踏み込み操作されると、図16に示すように、ブレーキロッド39が矢印a方向に牽引されてブレーキアーム33が反時計方向に回動する。これにより、後輪ブレーキ31が作動する。
このとき、後輪WRに作用するブレーキ力の反力が、ブレーキパネル40を時計方向に回動させる力として発生する。この反力は、トルクリンク44を介してトルクアーム43に伝達され、トルクアーム43を反時計方向に回動させる力として作用する。しかし、トルクアーム43は、ディレイスプリング62のばね力によって時計方向に付勢されているので、ブレーキ力の反力がディレイスプリング62のばね力を上回る大きさになるまで、元の位置で静止している。
また、ブレーキペダル34の踏み込み操作により、リターンロッド53を介してイコライザ47が反時計方向に僅かに回動する。このとき、この僅かな回動量は、連動用コネクティングケーブル48、前輪ブレーキ機構51、前輪用ブレーキケーブル38、及び前輪ブレーキ30などの遊びによって吸収されるので、前輪ブレーキ30はまだ作動しておらず、後輪ブレーキ31だけが作動している。これは、図21のブレーキ特性グラフにおいてB点の状態に相当し、ブレーキペダル34の踏み込み操作に応じて後輪ブレーキ31のブレーキ力は次第に大きくなるが、前輪ブレーキ30のブレーキ力はゼロである。
次いで、ブレーキペダル34が更に踏み込み操作され、トルクリンク44を介してトルクアーム43に伝達されるブレーキ力の反力が、ディレイスプリング62のばね力を上回ると、図17に示すように、トルクアーム43が第1支持軸42を支点として反時計方向に回動を始め、トルクアーム43の上部前端がクッション材59から離間する。
そして、このトルクアーム43の回動に伴ってイコライザ47が後方に移動すると、リターンロッド53を介してブレーキペダル34に反時計方向の力が作用し、後輪ブレーキ31のブレーキ力の特性カーブの立ち上がり勾配が小さくなる。即ち、後輪ブレーキ31のブレーキ力が緩和される。このとき、ストッパ部材81は、ストッパばね86のばね力によって付勢されており、トルクアーム43との相対位置は変わらない。
また同時に、イコライザ47の後方への移動によって、連動用コネクティングケーブル48のインナーケーブル49が牽引されるので、前輪ブレーキ機構51のベルクランク76が反時計方向に回動して(図14参照)、前輪ブレーキ30が作動し始める。
これは、図21のブレーキ特性グラフにおいてC点の状態に相当し、前輪WFにブレーキ力が作用し始めると共に、後輪WRに作用するブレーキ力の特性カーブの立ち上り勾配が小さくなって、前後輪WF,WRにバランスの取れた適正な大きさのブレーキ力が付与され、効率的に自動二輪車10を停止させる。また、前輪ブレーキ30の作動開始時期及び後輪ブレーキ31の特性変化点(図10のC1点)は、ばね力調整ボルト60でディレイスプリング62のばね力を調整することによって任意に設定可能である。
次いで、ブレーキペダル34が更に踏み込み操作されてブレーキ力が増大すると、図18に示すように、ブレーキ力の反力によってトルクアーム43が更に反時計方向に回動し、トルクアーム43のストッパ当接部43aがストッパピン64の前端部に当接して、トルクアーム43の回動が制限される。これは、図21のブレーキ特性グラフにおいてD点の状態に相当する。
そして、この状態でブレーキペダル34が更に踏み込み操作されると、図19に示すように、トルクアーム43の状態はそのままで、イコライザ47が反時計方向に回動し、イコライザ47の上端部がストッパボルト82に当接する。このときのイコライザ47の回動によっても連動用コネクティングケーブル48のインナーケーブル49が牽引されるので、前輪ブレーキ30のブレーキ力が大きくなる。これは、図21のブレーキ特性グラフにおいてE点の状態に相当する。
さらに、この状態からブレーキペダル34が更に踏み込み操作されると、図20に示すように、イコライザ47は、その上端部がストッパボルト82に当接したままの状態で、ストッパ部材81と一体的にストッパばね86のばね力に抗して反時計方向に回動する。
これは、図21のブレーキ特性グラフにおいてF点の状態に相当し、イコライザ47とストッパ部材81との位置関係、換言すれば、連動用コネクティングケーブル48のアウターケーブル50とインナーケーブル49との相対位置が不変であるので、前輪ブレーキ30のブレーキ力は一定となる。また、イコライザ47によるブレーキ力緩和作用がなくなるので、後輪ブレーキ31のブレーキ力の特性カーブの立ち上がり勾配が元に戻る。
以上説明したように、本実施形態の自動二輪車10の連動ブレーキ装置200によれば、イコライザ47の上端部がストッパ部材81のストッパボルト56に当接した後は、イコライザ47及びストッパ部材81が一体的に回動するため、連動用コネクティングケーブル48のアウターケーブル50とインナーケーブル49との相対位置が不変となり、連動用コネクティングケーブル48に作用する荷重が必要以上に増加することがなくなる。これにより、連動用コネクティングケーブル48をサイズダウンすることができるので、製造コストを低減することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10の連動ブレーキ装置200によれば、イコライザ47に、連動用コネクティングケーブル48のインナーケーブル49が連結され、ストッパ部材81は、一端に連動用コネクティングケーブル48のアウターケーブル50が連結され、他端にイコライザ47の回動範囲を制限するストッパボルト82を備え、ストッパ部材81は、イコライザ47と共にトルクアーム43の第2支持軸46に回動可能に支持されるため、ブレーキペダル34が踏み込み操作されたとき、イコライザ47とストッパ部材81が一体的に動き、イコライザ47がストッパボルト82に当接した後もブレーキペダル34の踏み込み操作が可能となる。これにより、自然なブレーキ操作感を得ることができる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
なお、本発明は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、前輪ブレーキに機械式の前輪ブレーキを使用したが、これに代えて、油圧式の前輪ブレーキを使用してもよい。この場合、ブレーキレバーの操作によって油圧を発生させる油圧シリンダを操向ハンドルに設け、このブレーキレバーに、イコライザに一端が連結された連動用コネクティングケーブルの他端を連結する。
本発明に係る自動二輪車の連動ブレーキ装置の第1実施形態が搭載された自動二輪車の右側面図である。 第1実施形態の連動ブレーキ装置を説明するための左側面図である。 第1実施形態の連動ブレーキ装置を説明するための左側面側の斜視図である。 第1実施形態の前輪ブレーキ機構を説明するための要部拡大側面図である。 第1実施形態の連動ブレーキ装置のブレーキペダルが踏み込み操作されていない状態を示す右側面図である。 第1実施形態の連動ブレーキ装置のブレーキペダルの踏み込み操作が開始された状態を示す右側面図である。 第1実施形態の連動ブレーキ装置の後輪ブレーキの反力によってトルクアームがディレイスプリングのばね力に抗して反時計方向に回動を開始した状態を示す右側面図である。 第1実施形態の連動ブレーキ装置のトルクアームが更に回動してストッパピンに当接した状態を示す右側面図である。 第1実施形態の連動ブレーキ装置のイコライザの上端部がストッパボルトに当接した状態を示す右側面図である。 第1実施形態の連動ブレーキ装置の前輪ブレーキ及び後輪ブレーキのブレーキ特性を示すグラフである。 本発明に係る自動二輪車の連動ブレーキ装置の第2実施形態が搭載された自動二輪車の右側面図である。 第2実施形態の連動ブレーキ装置を説明するための左側面図である。 第2実施形態の連動ブレーキ装置を説明するための左側面側の斜視図である。 第2実施形態の前輪ブレーキ機構を説明するための要部拡大側面図である。 第2実施形態の連動ブレーキ装置のブレーキペダルが踏み込み操作されていない状態を示す右側面図である。 第2実施形態の連動ブレーキ装置のブレーキペダルの踏み込み操作が開始された状態を示す右側面図である。 第2実施形態の連動ブレーキ装置の後輪ブレーキの反力によってトルクアームがディレイスプリングのばね力に抗して反時計方向に回動を開始した状態を示す右側面図である。 第2実施形態の連動ブレーキ装置のトルクアームが更に回動してストッパピンに当接した状態を示す右側面図である。 第2実施形態の連動ブレーキ装置のイコライザの上端部がストッパ部材のストッパボルトに当接した状態を示す右側面図である。 第2実施形態の連動ブレーキ装置のイコライザの上端部とストッパ部材のストッパボルトが当接した後に更にブレーキペダルが踏み込み操作された状態を示す右側面図である。 第2実施形態の連動ブレーキ装置の前輪ブレーキ及び後輪ブレーキのブレーキ特性を示すグラフである。
符号の説明
10 自動二輪車
20 スイングアーム
30 前輪ブレーキ
31 後輪ブレーキ
32 ブレーキアーム
33 ブレーキアーム
34 ブレーキペダル
38 前輪用ブレーキケーブル
39 ブレーキロッド
40 ブレーキパネル
41 スイングアームプレート
42 第1支持軸
43 トルクアーム
44 トルクリンク
45 戻しばね
46 第2支持軸
47 イコライザ(コネクティングケーブル牽引部材)
48 連動用コネクティングケーブル
51 前輪ブレーキ機構
52 ケーブルステー
53 リターンロッド
55 ストッパボルトステー
56 ストッパボルト(ストッパ部材)
57 ナット
59 クッション材
60 ばね力調整ボルト
61 ボルトステー
62 ディレイスプリング
63 ナット
64 ストッパピン
65 ナット
81 ストッパ部材
82 ストッパボルト(ストッパ)
83 ナット
84 ばねステー
86 ストッパばね
100 連動ブレーキ装置
200 連動ブレーキ装置
WF 前輪
WR 後輪

Claims (3)

  1. リヤアクスルを中心として回動するフローティング式のブレーキパネルと、
    スイングアームに設けられる支持軸に回動可能に支持されるトルクアームと、
    一端が前記ブレーキパネルに連結され他端が前記トルクアームに連結されるトルクリンクと、
    前輪ブレーキ機構と接続する連動用コネクティングケーブルの一端が連結され、前記トルクアームに設けられる支持軸に回動可能に支持されるコネクティングケーブル牽引部材と、を備える自動二輪車の連動ブレーキ装置において、
    前記連動用コネクティングケーブルの牽引方向の延長線上に設けられ、前記コネクティングケーブル牽引部材の回動範囲を制限するストッパ部材を更に備えることを特徴とする自動二輪車の連動ブレーキ装置。
  2. 前記スイングアームに、前記連動用コネクティングケーブルのアウターケーブルを支持するケーブルステーが設けられ、
    前記ストッパ部材が、前記コネクティングケーブル牽引部材に対向して前記スイングアームに配設されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の連動ブレーキ装置。
  3. 前記コネクティングケーブル牽引部材に、前記連動用コネクティングケーブルのインナーケーブルが連結され、
    前記ストッパ部材は、一端に前記連動用コネクティングケーブルのアウターケーブルが連結され、他端に前記コネクティングケーブル牽引部材の回動範囲を制限するストッパを備え、
    前記ストッパ部材は、前記コネクティングケーブル牽引部材と共に前記トルクアームの前記支持軸に回動可能に支持されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の連動ブレーキ装置。
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