JP4984055B2 - キャスター - Google Patents

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この発明は、工場構内等で使用する搬送用機械類、スーパーマーケット等で使用する買物用カート、その他の運搬車などに用いられるキャスターに関するものである。
従来、この種のキャスターは、例えば図12〜14に示したように、支軸21の下部に旋回自在に取り付けたフレーム22に、双輪式とした車輪23、23を回転自在に取り付けたものとしている。そして、前記車輪23、23の間には、以下に示すような制動機構を装着したものとしている。
このキャスターの制動機構は、前記支軸21に上下動自在とした操作ピン24を垂直方向に設け、この操作ピン24の上方において操作レバー25を水平方向に設けたものとしている。前記支軸21の下部には、係合歯車26を固着している。前記フレーム22の内部には制動アーム27を軸支すると共に車輪23の支軸23aの外周に係合歯車28を固着している。そして、前記操作ピン24をバネSにより上方向に常時押圧しつつ、操作レバー25により操作されるカム体29をこの操作ピン24の上端に当接させている。前記操作ピン24の下端は、制動アーム27に取り付けた調節ボルト31の上端に当接させている。さらに、この制動アーム27と同軸に回動する支軸制動体32は、前記係合歯車26の係合歯26aに係脱自在に配したものとしている。また、前記制動アーム27に取り付けた車輪制動体33は、前記係合歯車28の係合歯28aに係脱自在に配したものとしている(特許文献1)。
特許第3252266号公報(第1、2頁、図1、2、5)
しかしながら、上記従来のキャスターに装着された制動機構は、双輪式としたキャスターの車輪23、33の間の空間に装着されているものであり、この制動機構をそのまま単輪式としたキャスターに装着しようとしても、装着場所を確保できないなどの理由から装着することができないという問題点を有していた。
また、上記従来のキャスターに装着された制動機構は、調節ボルト31を締めたり緩めたりすることにより、制動アーム27の支軸制動体32と係合歯車26の係合歯26aとの係合状態、および制動アーム27の車輪制動体33と係合歯車28の係合歯28aとの係合状態を調節するものとしているが、キャスターの走行中に振動などによってこの調節ボルト31が自然と緩んでしまうことがあり、前記したそれぞれの係合状態が悪くなってしまい、確実な制動状態を得ることができないという問題点を有していた。
そこで、この発明は、上記従来の問題点を解決することをその課題としており、単輪式としたキャスターにおいても、装着場所を容易に確保して制動機構を装着することができ、走行中の振動などによっても制動状態が悪くなることはなく、常に確実な制動状態を得ることができ、キャスターの長期使用により車輪が擦り減った場合にも、確実な制動状態を得るように調整することのできるキャスターを提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この発明のキャスターは、支軸1の下部に旋回自在に取り付けたフレーム2に車輪3を回転自在に取り付け、この車輪3の上方に制動機構4を装着したものとしている。
前記制動機構4は、支軸1に上下動自在として設けた操作軸5と、この操作軸5の下端に固着した係合歯車6と、車輪3の上方におけるフレーム2の後寄り部にそれぞれの後端部を、それぞれの前端部がバネS1 によって上方に付勢されるようにして、同軸に軸支されて回動自在とした制動アーム7およびブレーキシュ8と、これら制動アーム7とブレーキシュ8の前寄り部に同軸に軸支されたブレーキ調整部材9とからなるものとしている。
前記操作軸5は、回転しないものとすると共に、バネS2 により上方向に常時押圧されつつ、操作レバー12によって回動操作されるカム体11を上端に当接させている。
前記係合歯車6は、下方に突出させた押圧体6aが設けられ、この押圧体6aから外方にかけて放射状に複数の係合歯6bが設けられている。
前記制動アーム7は、前寄り部にブレーキシュ8と回動中心を移動自在として軸支される前下がりの長穴7dが設けられ、さらに前寄り部に係合歯車6の押圧体6aに押圧されるようにした押圧部7aが設けられると共に、略中央部に係合歯車6の係合歯6aと係脱自在とした係合歯7bが設けられている。
前記ブレーキシュ8は、前寄り部に制動アーム7と回動中心を移動自在として軸支される長穴8bが設けられ、前端部にブレーキ調整部材9との連結部8cが設けられ、さらに前寄り部に車輪3の外周部に接触してこの車輪3を制動する接触部8dが設けられている。
そして、この発明のキャスターでは、前記ブレーキ調整部材9は、制動アーム7とブレーキシュ8の前寄り部に同軸に軸支される調整板13と、この調整板13とブレーキシュ8の連結部8cとの間に、この連結部8cと調整板13とを反発させる方向に付勢するバネS3 を介して調整ナット14により螺着されたボルト15とからなるものとし、前記調整板13は、ブレーキシュ8の連結部8cとの間のバネS3 の反発力によって、制動アーム7の長穴7dとブレーキシュ8の長穴8bのそれぞれの後端側で軸支されている。
さらに、この発明のキャスターでは、前記調整ナット14の内面側には、放射状に複数の嵌め溝14aが設けられ、前記ブレーキシュ8の連結部8cには、ボルト15の通穴18が設けられ、この連結部8cの前面側における通穴18の周囲には突条19が設けられ、この突条19を前記調整ナット14の内面側に放射状に設けられた複数の嵌め溝14aの何れかに嵌まり込ませるようにしている。
この発明のキャスターは、以上に述べたように構成されているので、単輪式としたキャスターにおいても、装着場所を容易に確保して制動機構を装着することができ、走行中の振動などによっても制動状態が悪くなることはなく、常に確実な制動状態を得ることができ、キャスターの長期使用により車輪が擦り減った場合にも、確実な制動状態を得るように調整することができるものとなった。
以下、この発明のキャスターの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜3は、この発明のキャスターの一実施形態を示しており、支軸1の下部に旋回自在に取り付けたフレーム2に車輪3を回転自在に取り付けており、この車輪3の上方に制動機構4を装着したものとしている。図示したものは、単輪式のキャスターとしているが、制動機構4は車輪3の上方に装着したものとしているので、双輪式のキャスターに実施することも可能である。
制動機構4は、支軸1に上下動自在として垂直方向に設けた操作軸5と、この操作軸5の下端に固着した係合歯車6と、車輪3の上方におけるフレーム2の後寄り部にそれぞれの後端部を、それぞれの前端部がバネS1 によって上方に付勢されるようにして、同軸に軸支されて回動自在とした制動アーム7およびブレーキシュ8と、これら制動アーム7とブレーキシュ8の前寄り部に同軸に軸支されたブレーキ調整部材9とからなる。
操作軸5は、六角軸として、支軸1に設けた六角穴に挿入しており、前記したように上下動するが、回転しないものとしている。この操作軸5は、支軸1のバネ室1aに設けられたバネS2 により上方向に常時押圧されつつ、支軸1のカム室1bに設けたカム体11をこの操作軸5の上端に当接させている。カム体11は、このカム体11に水平方向に貫通して設けられた操作レバー12によって回動操作されるようにしている。なお、操作軸5は、図示したものでは、太軸部5aと細軸部5bを別体として連結したものとしているが、一体として構成することもできる。
係合歯車6は、その下面側の中央部には図7に示したように、下方に突出させた押圧体6aが設けられ、この押圧体6aを後に述べる制動アーム7の押圧部7aを押圧するようにしたものとすると共に、下面側に前記押圧体6aから外方にかけて放射状に複数の係合歯6bが設けられており、この係合歯6bを後に述べる制動アーム7の係合歯7bに係脱自在にしたものとしている。なお、係合歯車6は、その中心に六角穴6cが設けられ、この六角穴6cに六角軸とした前記操作軸5を差し込んで、操作軸5の下端をかしめることにより、この操作軸5の下端に固着したものとしている。
制動アーム7は、その後端部には図8に示したように、前記フレーム2の後寄り部に軸支するための軸穴7cが設けられ、前寄りの両側部に突設したアーム部にはそれぞれ、後に述べるブレーキシュ8と回動中心を移動自在として軸支される前下がりの長穴7dが設けられている。さらに、この制動アーム7は、後寄り部の下面側に下方に突出させた押圧体7eが設けられ、アーム部の前寄り部の上面側に前記係合歯車6の押圧体6aに押圧されるようにした前記押圧部7aが設けられており、略中央部の上面側に前記係合歯車6の係合歯6aと係脱自在とした前記係合歯7bが設けられている。前記押圧部7aは、制動アーム7のアーム部の前寄り部の上面側に設けられているため、係合歯車6の押圧体6aに押圧されても、この押圧力によって制動アーム7が撓むようなこともなく、その押圧体6aに押圧力が有効に作用するものとなる。なお、従来の押圧部7aは、制動アーム7の前寄り部ではなく略中央部に設けられていたため、前記押圧体6aの押圧力によって制動アーム7が撓んで、その押圧体6aの押圧力が有効に作用しないものとなっていた。
ブレーキシュ8は、その後端部の両側面部に突設したアーム部には、図9に示したようにそれぞれ、前記フレーム2の後寄り部に軸支するための軸穴8aが設けられ、前寄りの両側面部にはそれぞれ、前記制動アーム7と回動中心を移動自在として軸支される長穴8bが設けられ、前端部には後に述べるブレーキ調整部材9との連結部8cが設けられている。さらに、このブレーキシュ8は、前寄り部の下面側に、車輪3の外周部に接触してこの車輪3を制動する接触部8dが設けられている。また、ブレーキシュ8は、後ろ寄り部の下面に通孔8eが設けられ、この通孔8eに前記制動アーム7の下面側に突出させた押圧体7eが挿入するようにしている。なお、前記長穴8bは、図示したものでは、制動アーム7の長穴7dよりも下げ角度を浅くした前下がりとしているが、水平であってもよく、さらに前上がりであってもよい。前記長穴8bが、水平であったり、前上がりであると、制動アーム7の長穴7dとの交差角度が大きくなり、回動中心を移動させるときに抵抗が大きくなって、回動中心を移動させ難くなるので、図示したように制動アーム7の長穴7dよりも下げ角度を浅くした前下がりとするのが好ましい。
ブレーキ調整部材9は、制動アーム7とブレーキシュ8の前寄り部に同軸に軸支される調整板13と、この調整板13とブレーキシュ8の連結部8cとの間に、この連結部8cと調整板13とを反発させる方向に付勢するバネS3 を介して調整ナット14により螺着されたボルト15とからなるものとしている。前記調整板13は、制動アーム7とブレーキシュ8の前寄り部に同軸で軸支される場合、その調整板13とブレーキシュ8の連結部8cとの間のバネS3 の反発力によって、制動アーム7の長穴7dとブレーキシュ8の長穴8bのそれぞれの後端側で軸支されている。さらに、前記調整板13は、図10に示したように、断面を略コ字状に形成され、前面にはボルト15の通穴16が設けられ、両側面には制動アーム7とブレーキシュ8の前寄り部に軸支するための軸穴17が設けられている。さらに、前記調整ナット14は、その内面側には図11に示したように、放射状に複数の嵌め溝14aが設けられている。また、前記ブレーキシュ8の連結部8cには、図9に示したように、ボルト15の通穴18が設けられ、この連結部8cの前面側における通穴18の周囲には突条19が設けられており、この突条19を前記調整ナット14の内面側に放射状に設けられた複数の嵌め溝14aの何れかに嵌まり込ませることにより、調整ナット14が緩まないようにしている。
以上のように構成されたこの発明のキャスターでは、制動機構が以下に示すように作動する。
先ず、前記制動機構4によって、フレーム2の旋回および車輪3の回転を制動するには、図3に示した状態から操作レバー12を回動させ、カム体11を図4に示した状態にする。すると、カム体11と操作軸5の上端との当接がカム体11の長径側となり、操作軸5がバネS2 の上方向の押圧力に打ち勝って押され下降する。
前記操作軸5の下降により、この操作軸5の下端に固着された係合歯車6の押圧体6aが、制動アーム7の押圧部7aを押し下げる。すると、この制動アーム7の後寄り部に同軸に軸支され、バネS1 によって上方に持ち上げられていたブレーキシュ8の前端部が押し下げられる。これによって、ブレーキシュ8の前寄り部の下面側に設けられた接触部8dが車輪3の外周部に接触して、この車輪3の回転が制動される。
また、前記操作軸5の下降により、この操作軸5の下端に固着された係合歯車6が下降するので、係合歯車6の下面側に設けられた係合歯6bが制動アーム7の略中央部の上面側に設けられた係合歯7bと係合し、フレーム2の旋回が制動される。
次に、前記制動機構4によるフレーム2の旋回および車輪3の回転の制動を解除するには、図4に示した状態から操作レバー12を回動させ、カム体11を図3に示した状態に戻す。すると、カム体11と操作軸5の上端との当接がカム体11の短径側となり、操作軸5がバネS2 の上方向の押圧力によって押し返され上昇する。
前記操作軸5の上昇により、この操作軸5の下端に固着された係合歯車6の押圧体6aも上昇し、制動アーム7の押圧部7aから離れる。すると、この制動アーム7の後寄り部に同軸に軸支されていたブレーキシュ8の前端部が、バネS1 によって上方に持ち上げられ元の状態に戻る。これによって、ブレーキシュ8の前寄り部の下面側に設けられた接触部8dが車輪3の外周部から離れ、この車輪3の回転の制動が解除される。
また、前記操作軸5の上昇により、この操作軸5の下端に固着された係合歯車6が上昇するので、係合歯車6の下面側に設けられた係合歯6bと制動アーム7の略中央部の上面側に設けられた前記係合歯7bとの係合が解除され、フレーム2の旋回の制動も解除される。
さらに、この発明のキャスターでは、図4に仮想線で示したように、車輪3が長年の使用によって摩り減った場合には、前記制動機構4を作動させても、ブレーキシュ8の前寄り部の下面側に設けられた接触部8dが、車輪3の外周部に接触せず、この車輪3の回転を制動することができない。
このような場合には、ブレーキ調整部材9の調整ナット14の嵌め溝14aが、ブレーキシュ8の連結部8cの突条19を乗り越えるようにして、前記調整ナット14を締め付ける。これにより、バネS3 が縮んでボルト15によって調整板13が前側に引っ張られる。すると、この調整板13は、制動アーム7の長穴7dおよびブレーキシュ8の長穴8bの後端側で軸支されていたのが、図5に示したように、これらの前端側に移動して軸支されることになる。すなわち、前記調整板13は、制動アーム7の長穴7dの高い位置で軸支されていたのが低い位置で軸支されることになる。これにより、ブレーキシュ8の前端側が下げられることになり、ブレーキシュ8の接触部8dが車輪3の外周部に近づくことになる。
そこで、前記ブレーキ調整部材9の調整ナット14を締め付けて、車輪3が摩り減った分、ブレーキシュ8の接触部8dを車輪3の外周部に近づければ、前記制動機構4が同様に作動をして、フレーム2の旋回および車輪3の回転を制動したり、これらの制動を解除することができるものとなる。なお、前記ブレーキ調整部材9の調整ナット14を締め付ける場合には、調整ナット14の嵌め溝14aが、ブレーキシュ8の連結部8cの突条19を乗り越えるようにしているので、この調整ナット14は、走行中の振動などによって自然と緩んでしまうようなことはない。
したがって、この発明のキャスターは、単輪式としたキャスターにおいても、装着場所を容易に確保して制動機構を装着することができ、走行中の振動などによっても制動状態が悪くなることはなく、常に確実な制動状態を得ることができ、キャスターの長期使用により車輪が擦り減った場合にも、確実な制動状態を得るように調整することができるものとなった。
この発明のキャスターの実施の形態を示す側面図である。 この発明のキャスターの実施の形態を示す正面図である。 この発明のキャスターの制動機構の制動が解除された状態を示す要部断面図である。 この発明のキャスターの制動機構の制動状態を示す要部断面図である。 この発明のキャスターの制動機構の車輪が摩り減った場合における制動が解除された状態を示す要部断面図である。 この発明のキャスターの制動機構の車輪が摩り減った場合における制動状態を示す要部断面図である。 この発明のキャスターの制動機構の係合歯車を示しており、(a)はその側面図であり、(b)はその上面側から見た斜視図であり、(c)はその下面側から見た斜視図である。 この発明のキャスターの制動機構の制動アームを示しており、(a)はその側面図であり、(b)はその上面側から見た斜視図であり、(c)はその下面側から見た斜視図である。 この発明のキャスターの制動機構のブレーキシュを示しており、(a)はその側面図であり、(b)はその上面側から見た斜視図であり、(c)はその下面側から見た斜視図である。 この発明のキャスターの制動機構の調整板を示しており、(a)はその側面図であり、(b)はその上面側から見た斜視図である。 この発明のキャスターの制動機構のブレーキ調整ナットを示しており、(a)はその側面図であり、(b)はその内面図である。 従来のキャスターの一例を示す側面図である。 従来のキャスターの一例を示す正面図である。 従来のキャスターの制動機構の制動が解除された状態を示す断面図である。
符号の説明
1 支軸
2 フレーム
3 車輪
4 制動機構
5 操作軸
6 係合歯車
6a 押圧体
6b 係合歯
7 制動アーム
7a 押圧部
7b 係合歯
7d 長穴
8 ブレーキシュ
8b 長穴
8c 連結部
8d 接触部
9 ブレーキ調整部材
11 カム体
12 操作レバー
13 調整板
14 調整ナット
14a 嵌め溝
15 ボルト
18 通穴
19 突条
1 バネ
2 バネ
3 バネ

Claims (3)

  1. 支軸(1)の下部に旋回自在に取り付けたフレーム(2)に車輪(3)を回転自在に取り付け、この車輪(3)の上方に制動機構(4)を装着したキャスターであって、
    前記制動機構(4)は、支軸(1)に上下動自在として設けた操作軸(5)と、この操作軸(5)の下端に固着した係合歯車(6)と、車輪(3)の上方におけるフレーム(2)の後寄り部にそれぞれの後端部を、それぞれの前端部がバネ(S1 )によって上方に付勢されるようにして、同軸に軸支されて回動自在とした制動アーム(7)およびブレーキシュ(8)と、これら制動アーム(7)とブレーキシュ(8)の前寄り部に同軸に軸支されたブレーキ調整部材(9)とからなるものとし、
    前記操作軸(5)は、回転しないものとすると共に、バネ(S2 )により上方向に常時押圧されつつ、操作レバー(12)によって回動操作されるカム体(11)を上端に当接させており、
    前記係合歯車(6)は、下方に突出させた押圧体(6a)が設けられ、この押圧体(6a)から外方にかけて放射状に複数の係合歯(6b)が設けられており、
    前記制動アーム(7)は、前寄り部にブレーキシュ(8)と回動中心を移動自在として軸支される前下がりの長穴(7d)が設けられ、さらに前寄り部に係合歯車(6)の押圧体(6a)に押圧されるようにした押圧部(7a)が設けられると共に、略中央部に係合歯車(6)の係合歯(6a)と係脱自在とした係合歯(7b)が設けられており、
    前記ブレーキシュ(8)は、前寄り部に制動アーム(7)と回動中心を移動自在として軸支される長穴(8b)が設けられ、前端部にブレーキ調整部材(9)との連結部(8c)が設けられ、さらに前寄り部に車輪(3)の外周部に接触してこの車輪(3)を制動する接触部(8d)が設けられている
    ことを特徴とするキャスター。
  2. 前記ブレーキ調整部材(9)は、制動アーム(7)とブレーキシュ(8)の前寄り部に同軸に軸支される調整板(13)と、この調整板(13)とブレーキシュ(8)の連結部(8c)との間に、この連結部(8c)と調整板(13)とを反発させる方向に付勢するバネ(S3 )を介して調整ナット(14)により螺着されたボルト(15)とからなるものとし、前記調整板(13)は、ブレーキシュ(8)の連結部(8c)との間のバネ(S3 )の反発力によって、制動アーム(7)の長穴(7d)とブレーキシュ(8)の長穴(8b)のそれぞれの後端側で軸支されていることを特徴とする請求項1記載のキャスター。
  3. 前記調整ナット(14)の内面側には、放射状に複数の嵌め溝(14a)が設けられ、前記ブレーキシュ(8)の連結部(8c)には、ボルト(15)の通穴(18)が設けられ、この連結部(8c)の前面側における通穴(18)の周囲には突条(19)が設けられ、この突条(19)を前記調整ナット(14)の内面側に放射状に設けられた複数の嵌め溝(14a)の何れかに嵌まり込ませるようにしていることを特徴とする請求項2記載のキャスター。
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