JP2000096818A - 足場吊りチェーン用フック - Google Patents
足場吊りチェーン用フックInfo
- Publication number
- JP2000096818A JP2000096818A JP10271988A JP27198898A JP2000096818A JP 2000096818 A JP2000096818 A JP 2000096818A JP 10271988 A JP10271988 A JP 10271988A JP 27198898 A JP27198898 A JP 27198898A JP 2000096818 A JP2000096818 A JP 2000096818A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- cap
- chain
- link
- released
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で既存のフックにも容易に適用で
きる構造の足場吊りチェーン用フックを提供する。 【解決手段】 フック部２先端に、チェーン１５のリン
クの出入りを阻止するためのキャップ３を着脱自在に設
けた足場吊りチェーン用フック。
きる構造の足場吊りチェーン用フックを提供する。 【解決手段】 フック部２先端に、チェーン１５のリン
クの出入りを阻止するためのキャップ３を着脱自在に設
けた足場吊りチェーン用フック。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設現場等の足場
板を吊り下げるための足場吊りチェーン用フックに関す
る。
板を吊り下げるための足場吊りチェーン用フックに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】建設現場等の足場を吊り下げるための足
場吊りチェーンは、図３に示すように、上部構造物１１
に足場吊りチェーン１２を巻き付けて、フック１３，１
４を任意のリンクの内側に掛けて使用する。
場吊りチェーンは、図３に示すように、上部構造物１１
に足場吊りチェーン１２を巻き付けて、フック１３，１
４を任意のリンクの内側に掛けて使用する。
【０００３】上部のフック１３には、図４（（ａ）は正
面図、（ｂ）は側面図）に示すように、チェーン１５や
下部吊り物１６などの自重によって、常にチェーン１５
には下向きの力Ｆが加わっているので、フック１３が外
れることはない。
面図、（ｂ）は側面図）に示すように、チェーン１５や
下部吊り物１６などの自重によって、常にチェーン１５
には下向きの力Ｆが加わっているので、フック１３が外
れることはない。
【０００４】また、下部のフック１４には、下部吊り物
１６などの自重によってフック１４がチェーン１５に食
い込む方向に力が加わるのでフック１４が外れることは
ない。
１６などの自重によってフック１４がチェーン１５に食
い込む方向に力が加わるのでフック１４が外れることは
ない。
【０００５】以上のことから、通常の使用状態において
は、従来のフックはそれ自体で外れ止めの機能を有する
ので、特に外れ止めの必要はない。
は、従来のフックはそれ自体で外れ止めの機能を有する
ので、特に外れ止めの必要はない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上部構造物
１１にチェーン１２を巻いて、フック１３を掛けただけ
で放置したり、チェーン１２が弛んだ状態のときに大き
な上下の振動が加わると、まれにフック１３がリンクか
ら外れることがある。
１１にチェーン１２を巻いて、フック１３を掛けただけ
で放置したり、チェーン１２が弛んだ状態のときに大き
な上下の振動が加わると、まれにフック１３がリンクか
ら外れることがある。
【０００７】その対策として、フックを掛けた後にビニ
ールテープの巻き付けを行う措置を施すことがなされて
いることもあるが、取り外しに手間を要して大変なの
と、ビニールテープで万全とはいかない。
ールテープの巻き付けを行う措置を施すことがなされて
いることもあるが、取り外しに手間を要して大変なの
と、ビニールテープで万全とはいかない。
【０００８】スプリングフック、環付きフックのよう
に、バネ式金具を取り付けることもあり、実開平５−３
８４１４号（図５参照）のような大型フック１７付き足
場チェーン１８もあるが、バネ式金具１９は部品点数が
多く、コストが高くなる。
に、バネ式金具を取り付けることもあり、実開平５−３
８４１４号（図５参照）のような大型フック１７付き足
場チェーン１８もあるが、バネ式金具１９は部品点数が
多く、コストが高くなる。
【０００９】そこで本発明が解決しようとする課題は、
簡単な構成で既存のフックにも容易に適用できる構造の
足場吊りチェーン用フックを提供することにある。
簡単な構成で既存のフックにも容易に適用できる構造の
足場吊りチェーン用フックを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の足場吊りチェーン用フックは、フック部先
端に、チェーンのリンクの出入りを阻止するためのキャ
ップを着脱自在に設けたものである。
め、本発明の足場吊りチェーン用フックは、フック部先
端に、チェーンのリンクの出入りを阻止するためのキャ
ップを着脱自在に設けたものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に示す実施例を参照しながら具体的に説明す
る。図１は本発明の実施例を示す正面図、図２はキャッ
プの実施例の斜視図である。これらの図において、１は
フック本体、２はフック部、３はキャップ、３ａはキャ
ップ３の穴である。
て、図面に示す実施例を参照しながら具体的に説明す
る。図１は本発明の実施例を示す正面図、図２はキャッ
プの実施例の斜視図である。これらの図において、１は
フック本体、２はフック部、３はキャップ、３ａはキャ
ップ３の穴である。
【００１２】本実施例において、キャップ３はゴム、軟
質の合成樹脂等で形成されており、サイズに応じて着色
の色を変えておくこともできる。キャップ３には穴３ａ
を形成し、フック本体１のフック部２に装着できるよう
にする。
質の合成樹脂等で形成されており、サイズに応じて着色
の色を変えておくこともできる。キャップ３には穴３ａ
を形成し、フック本体１のフック部２に装着できるよう
にする。
【００１３】図１に示すように、チェーン１５のリンク
をフック部２に装着した後、キャップ３をフック部２の
先端部に差し込むと、キャップ３の穴３ａの内壁とフッ
ク部２の先端部の摩擦力によりキャップ３は容易には抜
けない。したがって、チェーン１５のリンクをフック部
２から外そうとしてもキャップ３は抜けない。チェーン
１５をフック部２から外す場合は、フック部２の断面が
楕円形であるので、楕円の短径の方に対応するキャップ
３の両側を指で挟むようにしてキャップ３を楕円形に変
形させると、キャップ３は比較的簡単に抜ける。
をフック部２に装着した後、キャップ３をフック部２の
先端部に差し込むと、キャップ３の穴３ａの内壁とフッ
ク部２の先端部の摩擦力によりキャップ３は容易には抜
けない。したがって、チェーン１５のリンクをフック部
２から外そうとしてもキャップ３は抜けない。チェーン
１５をフック部２から外す場合は、フック部２の断面が
楕円形であるので、楕円の短径の方に対応するキャップ
３の両側を指で挟むようにしてキャップ３を楕円形に変
形させると、キャップ３は比較的簡単に抜ける。
【００１４】チェーン１５を外した後にキャップ３を差
し込むと、フック本体１をチェーンと同じ場所に置いた
り収納した場合に、チェーンがフック部２に絡みあった
りしないので、次に使用するときに解く手間がかからな
くなる。
し込むと、フック本体１をチェーンと同じ場所に置いた
り収納した場合に、チェーンがフック部２に絡みあった
りしないので、次に使用するときに解く手間がかからな
くなる。
【００１５】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば下記の
効果を奏する。
効果を奏する。
【００１６】（１）キャップをフック部に装着すること
により、チェーンの外れ止めの機能を容易に付加するこ
とができ、安全性が向上する。
により、チェーンの外れ止めの機能を容易に付加するこ
とができ、安全性が向上する。
【００１７】（２）キャップは指でつかんで抜き差しで
きるので、何度も繰り返し使用することができる。
きるので、何度も繰り返し使用することができる。
【００１８】（３）キャップの色を変えることができる
ので、足場チェーンのサイズ分け等の区分ができる。
ので、足場チェーンのサイズ分け等の区分ができる。
【００１９】（４）キャップはゴムまたは軟質の合成樹
脂等で形成されるので、フック部２の先端部の外形が２
ｍｍ程度大きくても、同じ寸法のキャップが使用でき
る。
脂等で形成されるので、フック部２の先端部の外形が２
ｍｍ程度大きくても、同じ寸法のキャップが使用でき
る。
【図１】 本発明の実施例を示す正面図である。
【図２】 本発明のキャップの実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図３】 建設現場等の足場を吊り下げるための足場吊
りチェーンを示す正面図である。
りチェーンを示す正面図である。
【図４】 図５における上部フックの拡大図であり、
（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図である。
（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図である。
【図５】 従来のフックの例を示す正面図である。
【符号の説明】 １ フック本体、２ フック部、３ キャップ、３ａ
穴
穴
Claims (1)
- 【請求項１】 フック部先端に、チェーンのリンクの出
入りを阻止するためのキャップを着脱自在に設けたこと
を特徴とする足場吊りチェーン用フック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10271988A JP2000096818A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 足場吊りチェーン用フック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10271988A JP2000096818A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 足場吊りチェーン用フック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000096818A true JP2000096818A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17507595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10271988A Pending JP2000096818A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 足場吊りチェーン用フック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000096818A (ja) |
-
1998
- 1998-09-25 JP JP10271988A patent/JP2000096818A/ja active Pending
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