JP3472846B2 - 吊下げ具 - Google Patents

吊下げ具

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JP3472846B2
JP3472846B2 JP18639599A JP18639599A JP3472846B2 JP 3472846 B2 JP3472846 B2 JP 3472846B2 JP 18639599 A JP18639599 A JP 18639599A JP 18639599 A JP18639599 A JP 18639599A JP 3472846 B2 JP3472846 B2 JP 3472846B2
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inclined surface
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Inventor
靖彦 松尾
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有限会社 松尾カバン
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ランドセルなど
の鞄において、そのマチ部などに取り付けて、各種の物
品を吊り下げておくことのできる吊下げ具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の吊下げ具は、例えば図6
に示したように、皮革などからなるベルト状の取付け部
材21にナス環22を取り付けたものとしており、ラン
ドセル5のマチ部5bに設けたマチベルト6などに前記
取付け部材21をリベットLでかしめて固着していた。
【0003】したがって、従来のこの種の吊下げ具は、
ランドセルなどの鞄に一度固着すると、簡単には取り外
すことができないものとなっていた。そのため、物品の
吊下げ部材であるナス環22が破損した場合には、取付
け部材21を固着しているリベットLを外して、ナス環
22を新しいものに交換し、取付け部材21に取り付け
て、再びリベットLでその取付部材21をマチベルト6
などに固着しなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の吊下げ具では、ナス環22が破損した場合に新しい
ものに交換するには、リベットLを外したり、再びリベ
ットLを止めたりしなければならず、特殊な工具が必要
となり、簡単には交換できないので、修理工場などに送
って交換する必要があり、手間がかかるだけでなく、吊
下げ具の交換に長期間かかるという課題を有していた。
【0005】また、上記従来の吊下げ具では、ランドセ
ルなどの鞄に一度固着すると取り外すことができず、物
品を吊り下げない不使用時にも、垂れ下がって揺れるの
で、物が引っ掛かったりして危険であったり、邪魔にな
ったりするという課題を有していた。
【0006】そこで、この発明は、上記従来の課題を解
決するものであり、物品の吊下げ部材であるナス環が破
損しても、特殊な工具を必要とせず、だれでも簡単に新
しいものに交換したり、不要時にはこの吊下げ部材を取
り外して安全で邪魔にならないようにしておくことので
きる吊下げ具を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の吊
下げ具は、内側に挿入部1aを設けた取付け板1と、弾
力を有するフック体2の下方にナス環3を取り付けた吊
下げ部材4とからなり、前記フック体2の外側部2aの
下方に内側寄り下向きの傾斜面8を形成すると共に内側
部2bの下端傾斜面9を挿入空間Sをおいて前記傾斜面
8と平行に配置したものとし、さらに前記下端傾斜面9
の上端に当たり9aを設けたものとし、前記取付け板1
の挿入部1aに前記フック体2の内側部2bを挿入する
ことにより、取付け板1に吊下げ部材4を取り付けたも
のとしている。
【0008】そして、この発明の吊下げ具は、前記挿入
部1aを複数個としたものとするのが好ましい。
【0009】さらに、この発明の吊下げ具は、前記傾斜
面8の下方にナス環3の当て板10を連設したものとす
るのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の吊下げ具をラン
ドセルに取り付けたときの実施の形態を、図面に基づい
て詳細に説明する。
【0011】図1、2に示すように、この発明の吊下げ
具は、横長状の取付け板1と、弾力を有するフック体2
の下方にナス環3を取り付けた吊下げ部材4とからな
る。
【0012】取付け板1は、合成樹脂板などからなり、
内側に複数の挿入部1aを設けると共に、外側にランド
セル5のマチ部5aに取り付けられるマチベルト6の嵌
込み部1bを設けたものとしており、さらに両端にラン
ドセル5のマチ部5aなどにリベット止めしておくため
のリベット孔7が形成されている。
【0013】フック体2は、外側部2aの下方に内側寄
り下向きの傾斜面8を形成すると共に、挿入空間Sをお
いて、内側部2bの下端傾斜面9を前記傾斜面8と平行
に配置したものとしている。さらに、前記内側部2bの
下端傾斜面9の上端には、取付け板1との当たり9aを
設けたものとしている。また、前記外側部2aの傾斜面
8の下方には、ナス環3の当て板10を連設したものと
している。
【0014】ナス環3は、環状枠11の上枠部11aを
前記フック体2の外側部2aの下端部に取り付けたもの
とし、環状枠11の下枠部11bの下端部に前方へ突き
出すようにしたフック体12を備えたものとしている。
さらに、このナス環3は、前記上枠部11aと下枠部1
1bの間に突設した受け部11cに軸支して、外方向に
バネ力を付した止め体13の下端を、前記フック体12
の先端に当接するようにしたものとしている。
【0015】そして、この発明の吊下げ具は、前記取付
け板1の挿入部1aに前記フック体2の内側部2bを挿
入することにより、この取付け板1に吊下げ部材4を取
り付けたものとしている。すなわち、この発明の吊り下
げ具は、ランドセル5のマチ部5aに取り付けられるマ
チベルト6を取付け板1の嵌込み部1bに嵌め込み、こ
のマチベルト6の上から取付け板1のリベット孔7にリ
ベットLを打ち込み、取付け板1をマチ部5aにリベッ
ト止めする。そして、この取付け板1の挿入部1aに吊
下げ部材4のフック体2の内側部2bを挿入すれば、図
2、3に示したように、取付け板1に吊下げ部材4を取
り付けたものとすることができる。
【0016】この状態では、前記フック体2の内側部2
bの下端傾斜面9の上端に設けた当たり9aが取付け板
1の挿入部1aの下端に引っ掛かっており、取付け板1
から吊下げ部材4が抜け落ちることはない。
【0017】そして、この発明の吊り下げ具は、以下の
ようにすれば取付け板1から吊下げ部材4ごとナス環3
を外すことができる。
【0018】先ず、図4に示したように、吊下げ部材4
を指で摘んで引き寄せ、取付け板1をランドセル5のマ
チ部5aから少し浮かせる。そして、フック体2の内側
部2bの下端傾斜面9の上端に設けた当たり9aを指で
ランドセル5のマチ部5a側に押しやる。すると、取付
け板1の挿入部1aの下端に引っ掛かっていた吊下げ部
材4のフック体2の当たり9aが外れるので、吊下げ部
材4を引き上げると、図5に示したように、吊下げ部材
4を取付け板1から上に少しずらすことができる。そし
て、吊下げ部材4をさらに引き上げると、取付け板1か
らこの吊下げ部材4を外すことができる。
【0019】このようにして、取付け板1から吊下げ部
材4ごとナス環3を外せば、ナス環3が破損した場合に
は新しい物に交換することができる。
【0020】また、この発明の吊り下げ具は、不要時に
おいても前記したように、吊下げ部材4ごとナス環3を
ランドセル5から取り外すことができる。この場合、取
付け板1はランドセル5のマチ部5aにリベット止めさ
れたままであるが、マチベルト6を取付け板1の嵌込み
部1bに嵌め込んでいるので、この取付け板1は目立た
ないものなり、ランドセル5の体裁が悪くなるようなこ
とはない。
【0021】なお、この発明の吊り下げ具は、フック体
2の外側部2aの傾斜面8の下方に当て板10を連設し
たものとしているので、使用中のナス環3の揺れによる
ランドセル5のマチ部5aへの接触がこの当て板10に
よって妨げられ、マチ部5aが破損するようなことがな
い。また、取付け板1から吊下げ部材4を外す場合、こ
の当て板10を指で摘めば、外すための操作がし易いも
のとなる。
【0022】
【発明の効果】この発明の吊下げ具は、以上に述べたよ
うに構成されており、物品の吊下げ部材であるナス環が
破損しても、特殊な工具を必要とせず、だれでも簡単に
新しいものに交換することができるものとなり、しかも
不要時にはこの吊下げ部材を取り外して安全で邪魔にな
らないようにしておくことができるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の吊下げ具の取付け板と吊下げ部材を
示す斜視図である。
【図2】この発明の吊下げ具をランドセルのマチ部に取
り付けた状態を示す説明図である。
【図3】この発明の吊下げ具をランドセルのマチ部に取
り付けた状態を示す断面図である。
【図4】この発明の吊下げ具をランドセルのマチ部から
取り外す状態を示す断面図である。
【図5】この発明の吊下げ具をランドセルのマチ部から
取り外す状態を示す断面図である。
【図6】従来の吊下げ具をランドセルのマチ部に取り付
けた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 取付け板 1a 挿入部 2 フック体 2a 外側部 2b 内側部 3 ナス環 4 吊下げ部材 8 傾斜面 9 下端傾斜面 9a 当たり 10 当て板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45C 3/02,13/30 F16B 45/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側に挿入部(1a)を設けた取付け板
    (1)と、弾力を有するフック体(2)の下方にナス環
    (3)を取り付けた吊下げ部材(4)とからなり、前記
    フック体(2)の外側部(2a)の下方に内側寄り下向
    きの傾斜面(8)を形成すると共に内側部(2b)の下
    端傾斜面(9)を挿入空間(S)をおいて前記傾斜面
    (8)と平行に配置したものとし、さらに前記下端傾斜
    面(9)の上端に当たり(9a)を設けたものとし、前
    記取付け板(1)の挿入部(1a)に前記フック体
    (2)の内側部(2b)を挿入することにより、取付け
    板(1)に吊下げ部材(4)を取り付けたことを特徴と
    する吊下げ具。
  2. 【請求項2】 前記挿入部(1a)を複数個としたこと
    を特徴とする請求項1記載の吊下げ具。
  3. 【請求項3】 前記傾斜面(8)の下方にナス環(3)
    の当て板(10)を連設したことを特徴とする請求項1
    記載の吊下げ具。
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KR100843155B1 (ko) * 2006-11-30 2008-07-02 인오투(주) 이중으로 안정화된 비타민씨 함유 피부 미백 화장료 조성물
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