JP2000103648A - 太陽光線制御被覆ガラス - Google Patents
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Abstract
望される住宅、建築及び乗り物の窓並びにその他の用途
において使用される被覆されたガラスを提供する。 【解決手段】 少なくとも2つの層を含有し、1つの層
は、アンチモン、タングステン、バナジウム、鉄、クロ
ム、モリブデン、ニオブ、コバルト、ニッケル及びこれ
らの混合物からなる群より選ぶドーパントを含有するS
nO2を含む太陽光線吸収層でありかつ別の層は、フッ
素又はリンからなる群より選ぶドーパントを含有するS
nO2を含む低輻射率層であるコーティングを有するガ
ラスを含む、あらかじめ選ばれた反射色を有しかつNI
R太陽光線吸収層及び低輻射率層を有する被覆された太
陽光線制御ガラス。
Description
olar contol)及び低輻射率の両方の性質が
所望される住宅、建築及び乗り物の窓並びにその他の用
途において使用される被覆されたガラスに関する。太陽
光線制御及び低輻射率用のコーティングは、種々のドー
パントを有する酸化スズを含有する。発明は、アンチイ
リデセンス下層についての必要性を省く。ガラス品は、
任意の形状でよいが、平坦であるか又は彎曲しているの
が典型的である。ガラス組成は、広く変わり得るが、フ
ロートプロセスによって製造されるソーダ石灰ガラスが
典型的である。それは、アニールしても、加熱強化して
も又は焼き戻してもよい。
ルディングや自動車内部のような閉空間中に通過させら
れる太陽熱エネルギーの量を調節することの性質を述べ
る用語である。低輻射率とは、ミッドレンジ赤外線の吸
収及び放出が抑制され、表面をミッドレンジ赤外線レフ
レクターにさせ、それにより低輻射率表面への及び低輻
射率表面からの伝熱の放射成分を減じることによってそ
の物品を通る熱束を減少させる物品の表面の性質を述べ
る用語である(時には、Low Eと呼ばれる)。太陽
熱エネルギー増加を抑制することによって、ビルディン
グや自動車内部は、温度が一層低く保たれ、空気調和要
求量及び費用の低減を可能にする。効率的な低輻射率コ
ーティングは、窓の断熱性能を増大させることによっ
て、夏及び冬の両方の間快適を向上させる。
有する商業上受け入れられるガラス品にとって重要なこ
とは、物品を製造する経済的なプロセス並びに耐久性や
光透過、可視性、透視度及び反射のような付随する性質
の維持であるのはもちろんである。
低輻射率ガラスについての要件を満足させるために種々
の技術が採用されてきたが、性能要件のすべてを経済的
な方法でうまく満足させる系は一つもなかった。
は、被覆された物品においてイリデセント色を発現させ
る。これは、コーティングの化学的組成、個々の層の厚
さ、又は基材及びコーティングのイリデセント光への相
互作用によって引き起こされ得る。そのようなイリデセ
ンスは、ガラス基材と第一コーティングとの間にアンチ
イリデセンス層を置くことによって最少にする又は除く
ことができる場合がいくつかある。イリデセンス又は色
反射を抑制するためにガラスと次の機能層との間に干渉
層を使用することは、初めにRoy G.Gordon
によって立証され、かつ1980年2月5日に発行され
た米国特許第4,187,336号の主題であった。そ
のGordon技術は、最近発行された米国特許第5,
780,149号(McCurdy等、1998年7月
14日)によって立証される通りに被覆された太陽光線
制御ガラスの技術の現状であり、同米国特許は、Gor
donタイプの干渉層の上面上に太陽光線制御を得るた
めに2つの層を適用するものであった。干渉層は、二酸
化ケイ素を現有することがよくある。驚くべきことに、
本発明は、顕著な現状打破を表し、反射色を制御するの
にGordonタイプの下層についての必要性を省く。
線反射(太陽光線制御)ガラスを製造するのに有用なコ
ーティングの組成物について開示している。少なくとも
2つのコーティングが使用され、第一コーティングは、
ガラス基材に接着され、比較的に高いレベルのアンチモ
ンでドープされた酸化スズで構成される。第二コーティ
ングもまた、酸化スズで構成されかつ比較的に低いレベ
ルのアンチモンでドープされる。2つのフィルムが、互
いに重ねられても、又はガラス基材の反対側面に適用さ
れてもよい。いずれの場合でも、これらの太陽光線制御
コーティングは、有意に低い輻射率性質をガラス品に与
えない。
蒸着によって高品質、高性能のフッ素ドープト酸化スズ
コーティングを製造するための液体コーティング組成物
について教示している。そのようなコーティングの使用
の内の一つは、エネルギー効率的な窓(また、市場にお
いてlow E又はlow E窓としても知られる)の
製造におけるものである。被覆されたガラスを製造する
方法も記載されている。この特許は、太陽光線制御及び
低輻射率の両方の性質を保持する被覆されたガラス品を
どのようにして製造するかを教示していない。
許第4,504,109号は、可視光線透明基材並びに
「少なくとも1つの赤外線遮蔽層及び少なくとも1つの
干渉反射層が交互に置かれてなる」上に横たわる成分積
層からなる赤外線遮蔽多層で被覆されたガラスについて
記載している。Snでドープされた酸化インジウムが例
において赤外線遮蔽層として使用されかつTiO2が干
渉遮蔽層として使用された。イリデセンスを減少させる
ために、赤外線遮蔽層及び干渉反射層厚さは、四分の一
ラムダ(ラムダ/4)の値を有し、許容偏差はラムダ/
4の75〜130%でなければならない。ドーパントを
有する又は有しないSnO2のような赤外線遮蔽層及び
干渉反射層用のその他の配合物が開示されている(第6
欄12〜27行を参照)とはいえ、しかし、ラムダ/4
厚さ制限を要しないで太陽光線制御、低輻射率及びアン
チイリデセンスを達成する本発明のドープトSnO2層
の特定の組合せは、イリデセンス又は色反射を抑制する
のに開示も例示もされていない。
国特許第4,583,815号は、異なる量のスズを含
有する2つの酸化スズインジウムオーバーレイヤーから
なる熱波遮蔽積層について記載している。酸化スズイン
ジウム層の上又は下の抗反射層もまた記載されている。
Sb、P、As、Nb、Ta、W、又はMoのような+
5価を有する陽イオンとなるドーパント或は容易に−1
価を有する陰イオンとなるFのような元素を有するSn
O2のような赤外線遮蔽層及び干渉反射層用のその他の
配合物が開示されている(第22欄17〜23行を参
照)。しかし、太陽光線遮蔽、低輻射率及びアンチイリ
デセンスを達成する本発明のドープト(doped)S
nO2層の特定の組合せは、開示も例示もされていな
い。また、酸化スズに対する権利請求も又はそのような
層の組成、例えばドーパント対酸化スズの比について記
載する明細書中の教示もない。また、その教示は、同じ
ドーパントを両方の層(酸化スズインジウム)において
使用するに至るのに対し、本特許出願では、1つの層は
他の層と異なるドーパントを含有しなければならないこ
とにも留意すべきである。
た米国特許第4,828,880号は、ガラス表面から
のアルカリ金属イオンの移行を抑制する働きをし及び/
又は赤外線反射層又は電導層を上に置くための色抑制下
層として働くバリヤー層について記載している。これら
の色抑制層の内のいくつかは、太陽光線制御又は低輻射
率ガラス構造において使用される。
譲渡された米国特許第5,168,003号は、光学的
機能層(低輻射率でも又は太陽光線制御でもよい)及び
多勾配ステップ域層である一層薄いアンチイリデセンス
層からなる実質的に透明なコーティングを有する透明板
ガラス品について記載している。アンチモンドープト酸
化スズが、例示される低輻射率層の可能な代わりの又は
随意の成分として述べられている。
渡された米国特許第5,780,149号は、少なくと
も3つのコーティング層、すなわち第一及び第二透明コ
ーティング並びにガラス基材と透明な上部層との間に置
かれるイリデセンス抑制層、が存在する太陽光線制御被
覆ガラスについて記載している。発明は、可視領域にお
ける屈折率の差よりも大きな近赤外線領域における屈折
率の差を有する透明な層に基づく。この差は、太陽熱を
吸収させるのと対照して、近IR領域において反射させ
る。フッ素ドープト酸化スズのような低輻射率特性を有
するドープト金属酸化物が第一透明層として使用され
る。未ドープト酸化スズのような金属酸化物が第二層と
して使用される。NIR吸収用組合せは記載されていな
い。
7年7月16日に発行し、旭硝子社に譲渡される。この
特許は、金属窒化物をベースにした保護層からなる太陽
光線制御、熱処理された(焼き戻された又は曲げられ
た)ガラス用コーティング系について記載している。保
護層は、太陽光線制御層(それを熱処理する間酸化させ
ないために)をオーバーコートするのに使用される。太
陽光線制御層として、アンチモン又はフッ素でドープさ
れた酸化スズを含む多数の例が挙げられている。しか
し、Gordonの教示に従わないで太陽光線制御、低
輻射率及びアンチイリデセンスを達成する本発明のドー
プトSnO2層の特定の組合せは、開示も例示もされて
いない。
6年2月に公表され、セントラル硝子社に譲渡される。
この特許出願は、ガラス板及び2つの層からなる多層コ
ーティングを有する熱反射性ガラス窓について記載して
いる。第一層は、Cr、Mn、Fe、Co、Ni又はC
uをベースにした高屈折率金属酸化物であり、第二層
は、酸化スズのような金属酸化物をベースにした低屈折
率フィルムである。ドープト層及び低輻射率又はNIR
吸収用組合せは開示されていない。
1998年3月に公表され、Pilkington P
LCに譲渡された。それは、熱吸収性層及び金属酸化物
の低輻射率層からなるコーティングを有するガラス基材
からなる高性能太陽光線制御ガラスについて記載してい
る。熱吸収性層は、金属酸化物層にすることができる。
この層は、ドープトタングステン、コバルト、クロム、
鉄、モリブデン、ニオブ又はバナジウム酸化物又はこれ
らの混合物にすることができる。低輻射率層は、ドープ
ト酸化スズにすることができる。発明の好適な態様で
は、イリデセンス抑制層が熱吸収性層及び低輻射率層か
らなるコーティングの下に組み込まれる。この出願は、
イリデセンス又は色反射を抑制するのに「Gordo
n」タイプ下層を要しないで太陽光線制御、低輻射率及
びアンチイリデセンスを達成する本発明のドープトSn
O2層の特定の組合せを、開示も示唆もしていない。
ラスの光透過を低減させるガラス上のアンチモンドープ
ト酸化スズ層であって、スズ対アンチモンモル比が1:
0.2〜1:0.5であるものについて開示している。
81年、第88巻、93〜100頁、E.Shanth
i,A.Banerjee及びK.L.Chopraに
よるDopant Effects in Spray
ed Tin Filmsは、アンチモン、フッ素、及
びアンチモン−フッ素ドーパントが酸化スズフィルムの
電気的性質に与える作用について検討している。その論
文は、アンチモン−フッ素フィルムの光学的性質を何ら
開示しておらず、また透過される又は反射される色に与
える作用についても開示していない。
出願第GB2,302,101A号は、Sb/Snモル
比0.05〜0.5を含有する少なくとも400nmの
アンチモン/スズ酸化物で被覆され、可視透過率が35
%よりも小さいガラス品について記載している。フィル
ムは、水性スプレーCVDによって塗布され、プライバ
シーガラス用途用に意図される。曇り低減用下塗り、並
びに低輻射率特性並びに高い太陽光線吸光度を有するS
b/Sn比の低い厚い層が教示されている。それは、ま
た、所定の望ましい光学的性質を達成するために1つ又
はそれ以上の更なるコーティング層を備えることが可能
であることも教示している。曇り以外のこれらの性質の
内で、述べられているものはない。その出願は、一層薄
い層、一種よりも多くのドーパントを使用すること、又
はフィルム色の調節についてなにも教示していない。
国特許出願第GB2,302,102A号は、スズ及び
アンチモンをモル比0.01〜0.5で含有し、CVD
によって付着されたSn/Sb酸化物層で被覆されたガ
ラス基材について記載しており、それで被覆された基材
は、太陽光線ファクター(solar factor)
(太陽熱増加係数)が0.7よりも小さくなる。コーテ
ィングは、窓用途用に意図され、視感透過率40〜65
%及び厚さ100〜500nmの範囲を有する。曇り低
減用下塗りが特許請求の範囲に記載され、Sb/Sn比
の賢明な選定によって低輻射率がコーティングに付与さ
れることができる。前の出願のように、所定の望ましい
光学的性質を達成するために1つ又はそれ以上の更なる
コーティング層を備えることの教示が述べられている。
また、フッ素ドープト酸化スズの低輻射率層がSb/S
n上に付着されることができ又はフッ素成分がSb/S
n反応体に加えられてF、Sb及びSnを含有する低輻
射率フィルムを与えることができる。最後の2つの方法
は、時間が長くなりかつ第3層を加える費用が増すこと
及びSb/Fフィルムの輻射率が上げられて下げられな
かったことから、好都合でなかった。色調節又は色中性
(neutrality)の記述は見られない。
2,200,139号は、スズプリカーサー、フッ素含
有化合物及びアンチモン、ヒ素、バナジウム、コバル
ト、亜鉛、カドミウム、タングステン、テルル又はマン
ガンからなる群より選ぶ少なくとも一種のその他のドー
パントを含有する溶液をスプレー塗布することによって
コーティングを付着する方法について教示している。
は反射性コーティング、ガラスチント、及び後塗布され
るフィルムを使用することによって窓を通る熱輸送を処
理してきた。これらのコーティング及びフィルムのほと
んどは、太陽熱スペクトルの一部だけ、NIR、すなわ
ち波長750〜2500nmの範囲を有する電磁スペク
トルの近赤外成分か又は波長2.5〜25ミクロンの範
囲を有する電磁スペクトルのミッドIR成分のいずれか
を制御するようにデザインされる。生成物は、熱スペク
トル全体を制御するようにデザインされてきたが、Sp
uttered金属/誘電フィルムスタックは、有効で
ありながら、耐久性を制限してきておりかつ多窓ガラス
断熱ガラスユニット(IGU)の中央セクション内で保
護及びシールされなければならない。要求されるもの
は、許容される可視透過率を有し、NIRを反射又は反
射し、ミッドIRを吸収し、及び色が中性又は中性に近
い品物を生じるガラス製造作業の間熱分解付着によって
容易に塗布することができる全太陽光線制御フィルム又
はフィルムの組合せである。
でも「Gordon」タイプ下層を要しないで太陽光線
制御、低輻射率及びアンチイリデセンスを達成する本発
明のドープトSnO2層の特定の組合せを、教示も示唆
もしていない。
トSnO2を含有する2つの薄いフィルム層を含む、太
陽光線近赤外(NIR)波長線を吸収しかつミッドレン
ジ赤外線加熱(低輻射率)を反射することになる制御さ
れた反射色(本明細書中で定義する通りの中性色でさ
え)を有する透明な品物を製造するにある。別の目的
は、大気圧化学蒸着(CVD)技術により、或は溶液ス
プレー又は気化される/昇華される液体/固体のような
その他のプロセスによって層を塗布することである。本
発明の好適な塗布方法は、気化される液体プリカーサー
を用いる大気圧CVDである。別の目的は、複数の太陽
光線制御及び/又は低輻射率層を、太陽光線制御又は低
輻射率層と組み合う他の層と共に提供するにある。別の
目的は、許容される可視透過率を有し、NIRを反射又
は吸収し、ミッドIR(low E)を反射し、かつ色
が中性又は中性に近い品物を生じるガラス製造作業の間
熱分解付着によって容易に塗布することができる太陽光
線制御フィルム又はフィルムの組合せを提供するにあ
り、それらの製造は本発明の目的である。発明の別の目
的は、色添加剤をNIR層中に加えることによって反射
される光の色と関係なく透過される光の色を制御するに
ある。
視光線透過率を有し、近赤外波長光線(NIR)を吸収
しかつミッドレンジ赤外線光を反射し(低輻射率又はL
ow E)、特定の色に調節することができ又は本質的
に無色(本明細書中以降で定義する通りの「中性」)に
させることができる反射光について可視スペクトルの範
囲内のあらかじめ選ばれた色を一緒に有する改良された
太陽光線制御ガラスを提供する。また、改良された被覆
された、太陽光線制御ガラスを製造する方法も提供す
る。改良されたガラスは、アンチモンのようなドーパン
トを有する酸化スズを含む太陽エネルギー(NIR)吸
収性層並びにフッ素及び/又はリンドーパントを有する
酸化スズを含むミッドレンジ赤外線光を反射することが
できる低輻射率制御層を有する。従来技術に記載される
通りの別のイリデセンス色抑制層は、被覆されたガラス
から反射される光について中性(無色)外観を達成する
のに通常必要としないが、イリデセンス抑制層又はその
他の層を本発明が提供する2層組立と組み合わせてもよ
い。所望ならば、複数の太陽光線制御及び/又は複数の
低輻射率層を利用することができる。NIR層及び低輻
射率層は、両方の層がドープト酸化スズで構成されるの
で、単一の酸化スズフィルムの別の部分にすることがで
きる。被覆された太陽光線制御ガラスを製造する方法も
提供する。加えて、本発明は、色添加剤をNIR層に加
えることによって透過される光の色を制御又は変える。
驚くべきことに、無着色の酸化スズフィルムを生成する
ドーパントフッ素は、NIR層に更なるドーパントとし
て加える場合に、色添加剤として機能し、NIR層を通
る透過される光の色を改質する。
ラスは、加熱した透明な基材上に、フッ素及び/又はリ
ンドーパントを含有するSnO2フィルムを含む低輻射
率層及びアンチモン、タングステン、バナジウム、鉄、
クロム、モリブデン、ニオブ、コバルト、ニッケル又は
これらの混合物をドーパントとして含有するSnO2フ
ィルムを含むNIR吸収層の少なくとも2つの層を付着
させることによって製造する。この組合せは、電磁スペ
クトルの太陽及び放射熱部分を、これらのフィルムで被
覆した窓が大きく高められた性質を有することになるよ
うに、有効に制御することが分かった。
HGC)及びU−値によって表されるのが典型的であ
る。SHGCは、入射する日射に対する窓系を通る全太
陽熱増加の尺度であり、他方、U−値(U)は、窓につ
いての全熱伝達係数である。被覆されたガラスのSHG
Cは、主にNIR吸収性フィルムの厚さ及びアンチモン
含量に依存し(図5及び6を参照)、他方、U−値は、
主にフィルムの輻射率及び窓構造に依存する。好適な実
施態様フィルムを被覆した単一の窓ガラスについてガラ
スの中央で測定するSHGCは、約0.40〜0.80
の範囲になることができ、他方、ガラスの中央で測定す
るU値は、約0.7〜1.2の範囲になることができ
る。断熱ガラスユニット(IGU)では、SHGCは、
〜0.30に低下し、U−値は、〜28程に小さい。
及び透過される色の両方を制御することができる。加え
て、被覆されたガラスを通って透過される可視光線の量
は、NIRフィルム及び低輻射率フィルムの厚さ及びN
IRフィルム中のドーパントの濃度を調節することによ
って約25〜80%の間で調節することができる。透過
される色、すなわち被覆されたガラスを通って透過され
る光の色は、色有効量の色添加剤をコーティングのNI
R層に加えることによって反射される色と別に制御する
ことができる。反射される色は、ほとんど中性から赤
色、黄色、青色又は緑色に変えることができ、層のフィ
ルム厚さ及びドーパント含量を変えることによって調節
することができる。驚くべきことに、本明細書中で定義
する通りの近色中性は、反射される色についてアンチイ
リデセント層を要しないで達成することができる。たと
えNIR及び低輻射率フィルムの屈折率が異なっても、
初めてGordonによって発見された古典的な干渉現
象(米国特許第4,187,336号)に依存しない。
観測される反射色は、予期されないことにNIR層(吸
収)によって達成される吸収及び反射の組合せ並びに低
輻射率層によって達成される反射によって調節される。
NIR層の吸収は、それのSnO2層の厚さ及びNIR
層中のドーパント、通常アンチモンの濃度を変えること
によって調節することができる。低輻射率層の反射率
は、それのSnO2層の厚さ及び低輻射率層中のドーパ
ント、通常フッ素の濃度を変えることによって調節する
ことができる。フッ素又はリンドーパントを含有するS
nO2で構成される低輻射率層を、本明細書中時にはT
OF又はTOPと略記し、他方SnO2のNIR層は、
それがアンチモンドーパントを含有する場合に、本明細
書中時にはTOSbと略記する。
してのフッ素ドープト酸化スズ(TOF)とNIR層と
してのアンチモンドープト酸化スズ(TOSb)との組
合せを利用する。TOFフィルム及びそれらのガラスへ
の付着プロセスは、当分野において知られおり、低輻射
率フィルムと呼ばれる。NIR吸収性フィルムもまたS
nO2フィルムであるが、低輻射率層と異なるドーパン
トを含有する。NIR層中のドーパントは、アンチモ
ン、タングステン、バナジウム、鉄、クロム、モリブデ
ン、ニオブ、コバルト、ニッケル及びこれらの混合物か
らなる群より選ぶ元素にすることができるが、そのドー
パントは、アンチモンが好ましい。一種又はそれ以上の
ドーパントの混合物をNIR層において用いることがで
きるが、低輻射率層は、フッ素又はリンのような有意の
導電率を層に付与することができる低輻射率ドーパント
を含有しなければならないが、その他のドーパントを低
輻射率ドーパントと組み合わせて用いてよい。本発明の
低輻射率及びNIR層は、共にSnO2をドーパントを
含有する金属酸化物マトリックスとして利用するので、
NIR及び低輻射率層は、ドーパント勾配を有する単一
フィルムの一部になることができる。ドーパント勾配を
利用する単一フィルムを図3にフィルム16として表
す。フィルム16では、ドーパント勾配が存在し、NI
Rドーパントは、フィルムの一方の表面、表面18又は
22のいずれかにおいて他のドーパントに比べて高い濃
度を有し、低輻射率ドーパントは、フィルムの他方の表
面において他のドーパントに比べて高い濃度を有する。
これは、表面18と表面22との間にNIR及び低輻射
率ドーパントの濃度の変化又は勾配を生じる。表面18
と表面22との間のある中間点20において、NIRド
ーパントの濃度は、点22の一方の側の最も高いドーパ
ント濃度から点22の他方の側のもはや最も高いドーパ
ント濃度でないに変わる。図8は、NIRフィルム12
の上の低輻射率10を示す。図8におけるNIRフィル
ム12は、酸化スズフィルム中のNIRドーパントにつ
いて濃度勾配を有し、低輻射率フィルム10に近くなる
程、ドーパントの濃度は低くなる。図9の被覆されたガ
ラスは、図8に示す構造と同様であるが、NIRドーパ
ント、通常アンチモンの濃度勾配は、低輻射率フィルム
10の近くで一層高くかつ基材に近くなるにつれて一層
低くなる。フィルム12は、図3に示すフィルム16
と、フィルム12がNIRフィルムであり、一方フィル
ム16は、NIR及び低輻射率の両方の性質を有しかつ
低輻射率ドーパント及びNIRドーパントの両方を含有
し、低輻射率ドーパントについて濃度勾配及びNIRド
ーパントについて濃度勾配を有する点で、異なる。図1
0、11、12及び13は、NIR層を2つの別個のフ
ィルム28及び30として示す。フィルム28は、フィ
ルム30に比べて一層厚いとして示し、NIR層の全厚
さは、フィルム28及び30の厚さの合計であり、NI
R層について上述した厚さの範囲内、好ましくは80〜
300nmにすべきである。図10及び11では、フィ
ルム28及び30は互いに隣接し、他方図12及び13
では、フィルム28及び30は低輻射率フィルム10の
反対側面上にある。フィルム28中のドーパントの濃度
は、フィルム30中のドーパントの濃度と異なるのが好
ましい。
ープトフィルムをNIRフィルムとして使用する。その
ようなフィルムは、スプレー熱分解、PVD及びCVD
法を含む数多くの技術によって付着させることができ
る。スプレー熱分解は知られており、カナダ特許第2,
193,158号のような特許に開示されている。Sn
O2フィルムを、ドーパントを用いて又は用いないで付
着させるCVD法及びドーパントを含有するSnO2フ
ィルムを形成するための化学プリカーサーは、良く知ら
れており、米国特許第4,601,917号及び同第
4,285,974号に開示されている。ドーパントを
含有するSnO2フィルムを既知の方法に従って慣用の
オンライン付着技術及び米国特許第4,853,257
号(Henery)によって教示される通りの化学プリ
カーサーを利用してフロートガラスチャンバーの外側又
は内のフロートガラス製造ライン上に直接CVD付着さ
せるのが好適である。しかし、ドーパントを含有するS
nO2フィルムは、溶液スプレー又は気化される/昇華
される液体/固体のようなその他のプロセスを大気圧で
利用してガラス上に層として塗布することができる。本
発明についての好適な塗布方法は、気化される液体プリ
カーサーを用いる大気圧CVDである。そのプロセス
は、既存の商業オンライン付着系に極めて扱いやすい。
好適な実施態様のプリカーサーは、適用するのに経済的
であり、長いコーティング時間を可能にすることにな
り、系の掃除の頻度を低減させることになり、かつ既存
のガラスフロートラインコーティング装置にほとんど又
は何ら変更しないで使用することができるはずである。
よって機能する。低輻射率フィルムは、スペクトルの
2.5〜25ミクロン領域のミッドIR熱を反射し、他
方NIR吸収性フィルムは、主に750〜2500nm
領域の熱を吸収する。理論によって束縛されるつもりな
ないが、この作用を説明する理論は、NIR領域では、
低輻射率フィルムについてのプラズマ波長(PL−低輻
射率フィルムが光エネルギーの伝達体から反射体に変わ
る波長)がNIR領域になることである。PLあたりの
領域では、NIR吸収は、低輻射率フィルムについて最
も高く、NIR吸収性フィルムを組み合わせた場合に、
吸光度の増大が生じる。好適な実施態様のNIR吸収性
フィルムは、またドープト半導体であり、故にミッドI
Rにおいて反射特性を有する。この反射は、低輻射率フ
ィルム反射と一緒になって、ミッドIRにおいて総括的
な一層高い熱反射率を与える。
ブチルスズトリクロリド(MBTC)、ジメチルスズジ
クロリド、ジブチルスズジアセテート、メチルスズトリ
クロリド又は米国特許第4,601,917号(本明細
書中に援用する)に開示されているようなSnO2をC
VD付着させるための知られているプリカーサーのいず
れかのようなオルガノスズプリカーサー化合物を使用し
てガラス上に熱分解付着させるのが好ましい。SnO2
を熱分解付着させるためのプリカーサーとして用いるそ
のようなオルガノスズ化合物は、エタノールのような安
定剤を含有するのがしばしばである。高温ガスをそのよ
うな化学物質に酸素の存在において接触させる場合に、
火災危険を低減させるために、安定剤の濃度を1%より
も低くするのが好ましい。NIR層におけるドーパント
(アンチモン、タングステン、バナジウム、鉄、クロ
ム、モリブデン、ニオブ、コバルト及びニッケル)用プ
リカーサーは、三塩化アンチモンのような塩化物が好ま
しいが、アルコキシド、エステル、アセチルアセトネー
ト及びカルボニルも同様に用いることができる。ドーパ
ント及びSnO2用の適したその他のプリカーサーは、
当業者に良く知られている。低輻射率SnO2層におけ
るフッ素ドーパント用の適したプリカーサー及び量は、
米国特許第4,601,917号に開示されており、ト
リフルオロ酢酸、エチルトリフルオロアセテート、フッ
化アンモニウム、及びフッ化水素酸を含む。低輻射率ド
ーパントの濃度は、30%よりも低いのが普通であり、
低輻射率ドーパントの好適な濃度は、ドーパントプリカ
ーサー及びスズプリカーサーの総合重量に基づいてドー
パントプリカーサー1〜15重量%である。これは、低
輻射率フィルム中の酸化スズの重量に基づいて1〜5%
の低輻射率フィルム中のドーパント濃度に相関するのが
普通である。
び吸収性層の厚さ並びに吸収性(NIR)フィルムのア
ンチモン含量に依存する。低輻射率フィルム厚さは20
0〜450nmの範囲にすることができ、280〜32
0nmが最も好適である。好適なNIR吸収性フィルム
は、米国特許第4,601,917号に開示されている
ような方法を用いて低輻射率フィルムと同様な様式で付
着させることができる。SnO2用のオルガノスズプリ
カーサーは、空気又はO2の源を含有するその他の適し
たキャリヤーガス中でかつプリカーサー濃度0.25〜
4.0モル%(0.5〜3.0モル%が一層好適であ
る)で気化させることができる。SnO2プリカーサー
濃度は、本明細書中プリカーサーのモル及びキャリヤー
ガスのモルに基づいたパーセンテージとして表す。NI
Rドーパントプリカーサーの好適な濃度は、約1〜約2
0%であり(2.5〜7.5%が一層好適であり、3.
0〜6.0%が最も好適である)、ドーパントプリカー
サーの重量及びSnO2プリカーサーの重量を用いて計
算する。三塩化アンチモンをプリカーサーとして約2〜
約8重量%で使用するアンチモンドーパントが特に好適
であり、約4重量%が特に好適である。これは、酸化ス
ズNIRフィルム中の同様のアンチモン質量パーセント
に相関する。
1は、フィルムを横断面で示す。フィルム厚さは、低輻
射率フィルム(アイテム10)について200〜450
nmの範囲にすることができ、NIRフィルム(アイテ
ム12)について80〜300nmの範囲にすることが
できる。好適な厚さは、低輻射率フィルムについて25
0〜350nmであり、NIRフィルムについて200
〜280nmである。最も好適なのは、低輻射率フィル
ムについて280〜320nmであり、NIRフィルム
について220〜260nmである。好適な実施態様の
フィルムを用いて、本明細書中に定義するニュートラル
−ブルーカラーを有する太陽光線制御被覆ガラスを、主
にC.I.E.(Commission Intern
ationale de L’Exclairage)
色度座標値x0.285〜0.310及びy0.295
〜0.325の範囲内の反射光を有する被覆ガラスとし
て製造することができる。ニュートラルブルーの定義
は、図7に囲み線を付けたニュートラル−ブルーカラー
の範囲内の領域によって示す。例15、20及び22に
ついてのデータを図7に示す通りに、中性色に近いが、
中性からわずかに赤色気味に近い制御された又は予備選
定された反射色を生成することができる(x値0.32
5まで及びy値0.33まで)が、反射色のそのような
本質的的に中性〜わずかに赤色気味は、消費者にとって
魅力的なものではない。図2は、2つのフィルム又は層
を図1に示すのと反対の順序で示す。図2では、低輻射
率フィルムは、NIRフィルム12よりもガラス14に
一層近い。図3は、NIR及び低輻射率層を一体にして
フィルム16内にドーパント勾配を有する単一のSnO
2フィルム16にしたものを示す。フィルム16は、ガ
ラス14から離れた上部表面18において一種のドーパ
ント(例えば、低輻射率ドーパント、フッ素)を優位に
有し、ガラスに一層近いフィルム表面22において他の
ドーパント(例えば、アンチモンのようなNIRドーパ
ント)を優位に有する。ドーパントの濃度は、表面18
から表面22に、一種のドーパントが表面18において
50%よりも多くから表面22においておよそ0%に変
わるように、変わる。上部表面18よりも下の中間点2
0において、フィルム内のその点における支配的なドー
パントは、表面18における支配的なドーパントから表
面22における支配的なドーパントに変わる。NIRド
ーパントか又は低輻射率ドーパント(フッ素)のいずれ
かが、表面18における支配的なドーパントになること
ができ、他のドーパントは表面22における支配的なド
ーパントになることができる。図4は、低輻射率層10
及びNIR層12に加えて更なる層24及び26を有す
る被覆されたガラスを示す。更なる層24及び26は、
更なる低輻射率及び/又はNIR層或は着色層のような
ガラスを被覆するのに用いられるその他の慣用の層にす
ることができる。例えば、12はNIR層(例えば、ア
ンチモンドープトスズ)にすることができ、10は低輻
射率層(フッ素ドープトスズ)にすることができ、24
は別のNIR層にすることができる。26は別の低輻射
率層又はある種の他の慣用の層にすることができる。低
輻射率層を1つよりも多く使用する場合のドーパントの
濃度は、同じでも又は異なってもよく、各々の低輻射率
層の厚さもまた同じでも又は異なってもよい。同様に、
NIR層を1つよりも多く使用する場合に、ドーパント
の濃度及びドーパントの選定(アンチモン、タングステ
ン、バナジウム、鉄、クロム、モリブデン、ニオブ、コ
バルト及びニッケル)は、同じにし又は異なることがで
き、各々のNIR層の厚さは、同じにし又は異なること
ができる。一般的にNIR層についてのドーパントは、
本明細書中ほとんどアンチモンに関して検討してきた
が、NIR層中のドーパントは、アンチモン、タングス
テン、バナジウム、鉄、クロム、モリブデン、ニオブ、
コバルト、ニッケル及びこれらの混合物からなる群より
選ぶことができることを理解しなければならない。同様
に、図3に示す通りの発明の勾配層実施態様では、NI
R表面、表面18か又は22のいずれかにおける支配的
なドーパントは、アンチモン、タングステン、バナジウ
ム、鉄、クロム、モリブデン、ニオブ、コバルト、ニッ
ケル及びこれらの混合物からなる群より選ぶことがで
き、低輻射率ドーパント、例えばフッ素が反対表面にお
ける支配的なドーパントであることが必須であるだけで
ある。図1〜3における層10及び12のような1つ又
はそれ以上のNIR又は低輻射率層を勾配層と組み合わ
せることができる。
dner)によって教示される通りにSnO2フィルム
をガラスに付着させるのを助成するに水を使用し、水
は、ガス組成物に基づいてH2O〜0.75〜12.0
モル%の濃度で用いるのが好ましい。発明の好適な実施
態様を下記の例によって例証することにする。当業者な
らば、本明細書中に記述する実施態様の範囲外の従たる
変更は、本発明の精神及び範囲から逸脱しないことを認
識するものと思う。
射色を有し、ガラス上に2つだけのフィルムを有する被
覆ガラスを得るのにこの時点で最も好適な実施態様は、
ガラス上約3000オングストローム厚さのTO:Fフ
ィルム(フッ素ドープト酸化スズ)に約2400オング
ストロームTO:Sb(アンチモンドープト酸化スズ)
フィルムを組み合わせたものである。TO:F層につい
てのフィルム厚さは〜2800〜3200オングストロ
ームの範囲にすることができ、依然中性の反射色の驚く
べき結果を達成することができる。フッ素濃度は、〜1
%〜5原子%の範囲にすることができる。TO:Sbフ
ィルム厚さは〜2200〜2600オングストロームの
範囲にすることができ、アンチモン濃度は〜3〜8%に
することができ、依然被覆ガラスについて中性の反射色
の驚くべき結果を達成することができる。本発明の好適
な厚さ及びドーパント濃度範囲内で、NIR層及び低輻
射率層を有し及び反射光についてニュートラル−ブルー
カラーを有する太陽光線制御被覆ガラス、すなわち主に
図7に囲み線を付けたニュートラルブルーカラーによっ
て示す通りのC.I.E.色度座標値x0.285〜
0.310及びy0.295〜0.325の範囲内の又
は例15、20及び22によって示す通りの約0.32
程に大きなx値を有するニュートラル−ブルーカラーに
近い反射光を有する被覆ガラスを製造することができ
る。
基材(ソーダ石灰シリカ)を高温ブロック上で加熱して
605°〜625℃にした。基材を、垂直同心チューブ
コーティングノズルの中央セクションの下25mmに位
置させた。速度15リットル/分(l/分)で流れる乾
燥空気のキャリヤーガスを160℃に加熱して高温壁垂
直気化装置を通した。モノブチルスズトリクロリド〜9
5重量%及び三塩化アンチモン〜5重量%を含有する液
体コーティング溶液をシリンジポンプにより気化装置に
ガス組成物中のオルガノスズ濃度0.5モル%にするよ
うにデザインした容積流量で供給した。水もまた気化装
置中にガス混合物中の水蒸気1.5モル%にするように
デザインした流量で供給した。ガス混合物をガラス基材
上に面速度0.9m/秒で〜6.1秒間衝突させて厚さ
〜240nmのアンチモンドープト酸化スズのフィルム
の付着を生じた。直ぐ後に、モノブチルスズトリクロリ
ド95重量%及びトリフルオロ酢酸5重量%のプリカー
サー組成物からなる第二ガス混合物を、同じ濃度の水及
び前に使用する通りのキャリヤーガスと共に使用してア
ンチモンドープトSnO2層を付着させた。この第二ガ
ス混合物を被覆された基材上に〜6.7秒間衝突させ
た。フッ素ドープト酸化スズの〜280nmのフィルム
を付着させた。二層フィルムは、透過及び反射において
極めて淡い青色であった。光学的性質をUV/VIS/
NIR分光光度計で測定し、シート抵抗を標準4点プロ
ーブで測定した。ガラスの中央についての太陽熱増加係
数、U値及び可視透過を、Lawrence Berk
eley National Laboratory,
Windows and DaylightGrou
p,Building Technologies P
rogram,Energy and Environ
mental Divisionにより開発されたWi
ndow4.1プログラムを使用して計算した。C.
I.E.色度x及びy色座標を、ASTM E308−
96を使用し380〜770nmの間の可視反射率デー
タ及びIlluminant Cについての三刺激値か
ら計算した。このフィルムについての分析結果は、表
1、番号19に現れる。本例の手順は、NIR及び低輻
射率層について異なる厚さ並びに異なるドーパント濃度
を有する被覆ガラスサンプルを製造するために化学プリ
カーサーの濃度及び付着時間を変えて更に29回繰り返
した。結果を表1に提示する。
た。初めにフッ素ドープト酸化スズフィルムを〜8秒間
付着させた後にアンチモンドープト酸化スズフィルムを
〜6秒間付着させた。生成したフィルムは、厚さ〜54
0nmで、約300nmの低輻射率層(TOF)及び約
240nmのNIR層(TOSb)で構成され、例19
におけるフィルムと同様の外観及び反射光色(ニュート
ラル−ブルーカラー)を有していた。分析結果は、表
2、番号31に現れる。本例の手順は、NIR及び低輻
射率層について異なる厚さ並びに異なるドーパント濃度
を有する被覆ガラスサンプルを製造するために化学プリ
カーサーの濃度及び付着時間を変えて更に7回繰り返し
た。結果を表2に提示する。
手順を繰り返した。第三混合物の組成は、モノブチルス
ズトリクロリド90重量%、トリフルオロ酢酸5重量%
及び三塩化アンチモン5重量%であった。初めに例1の
アンチモンドープト酸化スズプリカーサーだけを240
nmを付着させるのに要する時間の70%の間付着させ
ることによって勾配フィルムを付着させた。次いで、混
合アンチモン/フッ素ドープトプリカーサーを開始し
た。両方のプリカーサー混合物は全付着時間の20%の
間続き、その点でアンチモンプリカーサー混合物を止め
た。アンチモン/フッ素混合プリカーサーを、240n
mアンチモンフィルムについての全付着時間の10%の
間続けた。この点で、フッ素ドープト酸化スズフィルム
プリカーサー供給を始めた。両方の供給を300nmの
フッ素ドープト酸化スズを付着させるのに要する全時間
の20%の間続けた。混合アンチモン/フッ素プリカー
サー供給を止め、フッ素ドープトスズプリカーサーをフ
ッ素ドープトフィルムについての残りの付着時間の間続
けた。生成する勾配コーティング層は、透過及び反射色
において淡青色であり(x=0.292、y=0.31
6)、SHGC=0.50、U値=0.6及び可視透過
率約45%である。図3に示す通りに、勾配フィルム1
6の表面22は、本質的に100%のアンチモンドーパ
ントを有し、他方表面18は、本質的に100%のフッ
素ドーパントを有し、表面18と表面22との間にドー
パント濃度の勾配を有し、全てをSnO2のフィルムマ
トリックス内に有する。
び43におけるNIR層についてのコーティング組成物
は、SbCl3及びTFAをMBTCに加えることによ
って造ったフッ素、アンチモン、及びスズプリカーサー
で構成された。このプリカーサーは、TFA0〜5重量
%、SbCl35.2〜5.5重量%、及び残りのMB
TCを含有し、水と共に第二気化装置に共供給した。第
二気化装置について使用したキャリヤーガスは、速度1
5 l/分の乾燥空気であった。フッ素/アンチモン/
スズプリカーサーを全キャリヤーガス流量の0.5モル
パーセントのレートで加え、水を1.5モルパーセント
全キャリヤーガス流量のレートで加え、気化装置温度を
160℃に保った。2インチ平方及び厚さ2.2mmの
ソーダ石灰シリカガラス基材をヒーターブロック上で予
熱して605°〜625℃にした。ヒーターブロック及
び基材を、次いで垂直コーターノズルの直ぐ下の位置に
移動させ、基材をコーターノズルの25mm下にした。
次いで、例41及び43において、第二気化装置からの
F/Sb/Sn/H2O蒸気をガラス基材に向け、アン
チモン及びフッ素ドープト酸化スズ下塗り層を付着させ
た。キャリヤーガスの速度は0.9m/sであり、フッ
素及びアンチモンドープト酸化スズフィルムの厚さは〜
240nmであった。反応副生物及び未反応プリカーサ
ー蒸気を基材から速度18 l/分で排出させた。アン
チモン及びフッ素ドープト酸化スズ下塗りを付着させた
後に、コーターノズルバルブを第二気化装置供給から第
一気化装置供給に切り換えた。次いで、第一気化装置供
給からのMBTC/TFA/H2O蒸気をガラス基材に
向け、フッ素ドープト酸化スズの層を直接アンチモン/
フッ素ドープト酸化スズ下塗りの上面上に付着させた。
キャリヤーガスの速度は0.9m/sであり、フッ素ド
ープト酸化スズフィルムの厚さは〜300nmであっ
た。例41及び43における二層フィルム(NIR下塗
り中にF及びSbの両方を含有する)は、透過色が淡灰
色であり、反射色が中性であった。例40及び42は、
それぞれ本質的に例40及び43を再現するが、NIR
下塗り層中にフッ素ドーパントを有しない。性質を測定
し、結果は表3に現れる。結果は、NIR層中の更なる
ドーパントとしてのフッ素が、反射及び透過の両方の色
について色改質剤としてどのように作用するかを示す。
例41及び43、NIR層中のTFA及びSbドーパン
トで造ったフィルムの透過色、Tvis、x及びyは、例
40及び42においてアンチモンドープト酸化スズNI
R層中にドーパントとしてSbを含有するだけのものに
比べて、反射色が一層中性であり、透過色が一層淡灰色
である。その上に、色実行量のフッ素ドーパントを有す
るアンチモンドープトNIR層は、可視光の一層大きな
透過率を有する(あるレベルのアンチモンドーパントを
有する例42と比べて例41ではTvisが54.5から
58.5に増大)。
ルムの付着を立証する:TOF/TOSb(低いSb濃
度)/TOSb(高いSb濃度)/ガラス、TOF/T
OSb(高いSb濃度)/TOSb(低いSb濃度)/
ガラス、TOSb(低いSb)/TOF/TOSb(高
いSb濃度)/ガラス、及びTOSb(高いSb)/T
OF/TOSb(低いSb濃度)/ガラス。
リットル/分で流れる空気中約0.63モル%にした外
は、例1の手順を繰り返した。約400オングストロー
ムのアンチモンドープト酸化スズを、初めに三塩化アン
チモン約10重量%及びモノブチルスズトリクロリド〜
90%で構成される液体コーティング溶液から付着させ
た。直ぐ後に、三塩化アンチモン3.25%及びモノブ
チルスズトリクロリド96.75%で構成される液体コ
ーティング溶液からの約2000オングストロームのア
ンチモンドープト酸化スズの第二層を付着させた。約3
00オングストロームのフッ素ドープト酸化スズで構成
される第三層を、トリフルオロ酢酸5重量%及びモノブ
チルスズトリクロリド95重量%を含有する溶液から付
着させた。生成したフィルムは、反射光について淡い緑
−青色及び透過光について淡青色を有するように見え
た。フィルム特性を例1に記載する通りにして測定し
た。可視光透過率は64%であり、SHGCは計算して
0.56であった。反射光の色についてのx及びy座標
は、それぞれ0.304及び0.299であり、フィル
ムを先に定義した通りのC.I.E.色スペースの中性
−青色四分円に入れた。
の順序で付着させた。生成したフィルムは、反射色が青
色−赤色であり、それぞれ色座標(x)0.330及び
(y)0.293を有していた。可視光透過率59%及
びSHGC0.54が得られた。当業者ならば、TOS
b層が本明細書中に記載するのと異なる厚さ及び濃度に
することができかつ依然本発明の範囲内にすることがで
きることを認めるものと思う。
ト酸化スズ層及び3.25%三塩化アンチモン溶液層の
付着順序を逆にした。生成したフィルムは、可視透過率
約62%、SHGC0.55、並びに色座標(x)0.
311及び(y)0.311を特徴とする中性の青色−
赤色反射色を有していた。
ト酸化スズ層及び10.0%三塩化アンチモン溶液層の
付着順序を逆にした。生成したフィルムは、可視透過率
約57%、SHGC0.53、並びに色座標(x)0.
308及び(y)0.341を特徴とする淡緑色反射色
を有していた。当業者ならば、TOSb層が本明細書中
に記載するのと異なる厚さ及び濃度にすることができか
つ依然本発明の範囲内にすることができることを認める
ものと思う。
RC Window4.1プログラムの単一バンドアプ
ローチを用いて求めた。一層正確な多バンドアプローチ
(スペクトルデータファイルが要求される)を使用する
と、SHGCをおよそ14%向上させることになる。被
覆品の反射及び透過色についてのC.I.E.三刺激値
は、このASTM Standard E308に従
い、IlluminantCを標準光源として用いて計
算することができる。ASTM Standard E
308から、物体の色は、いくつもの異なるスケールの
内の一つによって特定することができる。本発明におけ
る被覆品について用いるスケールは、C.I.E.19
31色度座標x及びyである。下記の式を用いることに
よって、C.I.E.1976L*、a*、b*反対色ス
ケールに容易に換算することができる: x=X/(X+Y+Z) y=Y/(X+Y+Z) L*=116(Y/Yn)1/3−16 a*=500[(X/Xn)1/3−(Y/Yn)1/3] b*=200[(Y/Yn)1/3−(Z/Zn)1/3] 式中、X、Y、及びZは、被覆品のC.I.E.三刺激
値であり、Xn、Yn、及びZnは、Standard
Illuminant Cについてそれぞれ98.07
4、100.000および118.232である。
L*、a*、b*値から、色の飽和度指数c*が、c*=
[(a*)2+(b*)2]1/2式によって計算することが
できる。色の飽和度指数12又はそれ以下を中性と考え
る。
ラー定義、すなわち主に図7に囲み線を付けたニュート
ラルブルーカラーによって示す通りのC.I.E.色度
座標値x0.285〜0.310及びy0.295〜
0.325の範囲内の反射光を有する被覆ガラスは、
C.I.E.1976L*、a*、b*、37.85、−
1.25、−5.9及び39.62、−2.25、1.
5と関連する。サンプル変換は、下記である: 例40(表3) SbCl3 5.5% 300/240(F/Sb/ガラス) X=9.797 Y=9.404 Z=12.438 x=0.310 y=0.297 L*=36.751 a*=4.624 b*=−3.466 c*=5.778
gy Star等級系を用いてUnited Stat
es of America,Environment
alProtection Agencyによって評価
しかつ等級付けした。Central Region
of the United Statesについての
Energy Star等級は、U−因子等級が0.4
0又はそれ以下及びSHGC等級が0.55又はそれ以
下であることを要求する。SouthernRegio
n of the United Statesについ
てのEnergy Star等級は、U−因子等級が
0.75又はそれ以下及びSHGC等級が0.40又は
それ以下であることを要求する。本発明のNIR及び低
輻射率コーティングを有する被覆ガラスは、慣用のデザ
インの窓に組み込んだ場合に、Central及び/又
はSouthern RegionについてのEner
gy Star等級を達成する。例えば、Nation
al Fenestration Rating Co
uncil(NFRC)によって等級付けされる通りの
フレーム吸収値0.5を有しかつニュートラル−ブルー
カラーについて好適な範囲内のNIRフィルム及び低輻
射率フィルムを有する本発明の被覆された太陽光線制御
ガラスを取り付けた幅3フィート(0.9m)×高さ4
フィート(1.2m)の垂直スライダーデザイン窓は、
フレームU−値0.7又はそれ以下を有するモノリスガ
ラス構造についてSHGC0.40未満及びU値0.6
4未満を達成しかつ外部ライト(lite)の#2表面
上クリアライト2.5mm、空隙0.5インチ(1.3
cm)並びにNIR及び低輻射率コーティング並びにフ
レームU−値1.0又はそれ以下で造ったInsula
ted GlassUnit(IGU)構造についてS
HGC0.38未満及びU値0.48未満を達成する。
り、あらかじめ選んだ反射色を有する優れた太陽光線制
御被覆ガラスを製造することができることを立証する。
表1、2及び3は、データを提示し、図5及び6は、被
覆ガラスの太陽特性が、ドーパント濃度及び主にNIR
フィルムのフィルム厚さによってどのように変わるかを
グラフ的に示す。図7は、例1〜39の被覆ガラスの代
表的な選定のx及びyC.I.E.色度座標をプロット
する。図7に見られる通りに、NIR及び低輻射率の両
方のフィルムについてのフィルム厚さと特定のドーパン
ト濃度との特定の組合せを利用して赤色、緑色、黄色、
青色及びそれらの色合い(shade)又はニュートラ
ル−ブルーカラーのようなガラスの被覆表面から反射す
る光についての任意の所望の色を有する被覆された太陽
光線制御ガラスを製造することができる。ニュートラル
−ブルーカラーを、NIR及び低輻射率層により、Go
rdonによって教示されるようなアンチイリデセンス
層なしで達成することができることは、特に驚くべきこ
とである。
IR層及び低輻射率層、だけによって達成することがで
きるが、多層実施態様は、発明の範囲及び内容内であ
る。多層は、更なるNIR及び/又は低輻射率層或はそ
の他の機能的又は装飾的層にすることができる。多層実
施態様は、TOSb/TOF/TOSb/ガラス、又は
TO/TOF/TOSb/ガラス、又はTO/TOSb
/TOF/ガラスを含み、TOは、まさしく酸化スズフ
ィルムである。複数のNIR又は低輻射率層を使用する
場合に、各々のNIR又は低輻射率フィルムにおけるド
ーパント濃度又はドーパント選定は、同じにする必要は
ない。例えば、2つのNIR層を少なくとも1つの低輻
射率層と組み合わせて使用する場合に、1つのNIR層
は、低いレベルのアンチモンドーパント(例えば、2.
5%)を有してミッドIRレンジのある反射率を与える
ことができ、1つの層は、一層高いレベル(≧5%)を
有してNIR吸光度を与えることができる。層及びフィ
ルムなる用語は、本明細書中一般に相互交換可能に用い
るが、図3に表す勾配フィルムの検討では、フィルムの
一部を、フィルムの別の層中のドーパント濃度と異なる
ドーパント濃度を有する層と呼ぶ。例において立証する
通りの本発明の被覆ガラスの製造方法では、ガラスに逐
次にプリカーサーを含有するキャリヤーガスを接触させ
る。よって、ガラスは、それにもう一度プリカーサーを
含有するキャリヤーガスを接触させる場合に、その上に
コーティングを有し得る。従って、「接触ガラス」なる
用語は、直接接触か又はガラス上に前に付着させた1つ
又はそれ以上のコーティングとの接触を言う。
色を変えることができることを提供する。透過色とは、
観察者が見る光の源と被覆ガラスの反対側で認識する色
を言い、他方反射色とは、観察者が見る光の源と同じ側
で認識する色である。透過光は、更なるドーパントをN
IRフィルムに加えることによって生じさせることがで
きる。前に説明した通りに、NIR層は、アンチモン、
タングステン、バナジウム、鉄、クロム、モリブデン、
ニオブ、コバルト及びニッケルからなる群より選ぶドー
パントを含有する。NIR層を通る透過光の色は、NI
R層中の第一ドーパントと異なりかつタングステン、バ
ナジウム、鉄、クロム、モリブデン、ニオブ、コバル
ト、ニッケル、及びフッ素からなる群より選ぶ更なるド
ーパント又は一種よりも多い更なるドーパントの組合せ
をNIR層に加えることによって変えることができる。
例40〜43に示す通りに、トリフルオロ酢酸(TF
A)のようなフッ素プリカーサーをSbCl3/MBT
CのようなNIRプリカーサー溶液に加えると、アンチ
モンドープト酸化スズのNIR層中にフッ素を更なるド
ーパントとして含有するフィルムを生成する。フッ素が
アンチモンドープト酸化スズ層中に更なるドーパントと
して存在する場合に、透過色は、フッ素ドーパントの無
いアンチモンドープト酸化スズ層についての青色透過色
に対して灰色である。更なるドーパントは、反射光に対
してほとんど又は何ら影響を与えず、よって透過光と異
なる反射光を有する被覆ガラスを製造することができ
る。
IR層中のドーパント並びにトリフルオロ酢酸(TF
A)やHClのような非在来の色添加剤をTO:Sbプ
リカーサーに1〜5重量%(プリカーサー及び添加剤の
合計重量に基づいて)で加えて最終のフィルム構造の透
過色変化を、総括の反射色中性に有意に影響を与えない
で実施することができる。
について異なる積み重ね順序で有する被覆ガラスの横断
面を表す。
について異なる積み重ね順序で有する被覆ガラスの横断
面を表す。
について異なる積み重ね順序で有する被覆ガラスの横断
面を表す。
について異なる積み重ね順序で有する被覆ガラスの横断
面を表す。
くとも2つのガラス窓の複合物である断熱ガラスユニッ
ト(IGU)上の種々のドーパント濃度及び種々のフィ
ルム厚さでのアンチモンドープトフィルムで達成される
太陽光線制御をグラフ的に表す。NIRフィルム厚さが
一定のSb%でSHGCに与える影響を表す。図中、
「Win」とは、フィルムが、一つが被覆され、一つが
被覆されない二片のガラスで構成された断熱ガラスユニ
ットであるIGUに対比して単一片のガラス、すなわち
単一の窓ガラス上にあることを意味する。
くとも2つのガラス窓の複合物である断熱ガラスユニッ
ト(IGU)上の種々のドーパント濃度及び種々のフィ
ルム厚さでのアンチモンドープトフィルムで達成される
太陽光線制御をグラフ的に表す。Sb濃度が一定のNI
Rフィルム厚さでSHGCに与える影響を表す。図中、
「Win」とは、フィルムが、一つが被覆され、一つが
被覆されない二片のガラスで構成された断熱ガラスユニ
ットであるIGUに対比して単一片のガラス、すなわち
単一の窓ガラス上にあることを意味する。
て達成し得るC.I.E.x及びy座標によって表す色
スペクトル及び特定の色を表す。SnO2:F/Sn
O2:Sbフィルム。
について異なる積み重ね順序で有する被覆ガラスの横断
面を表す。
について異なる積み重ね順序で有する被覆ガラスの横断
面を表す。
層について異なる積み重ね順序で有する被覆ガラスの横
断面を表す。
層について異なる積み重ね順序で有する被覆ガラスの横
断面を表す。
層について異なる積み重ね順序で有する被覆ガラスの横
断面を表す。
層について異なる積み重ね順序で有する被覆ガラスの横
断面を表す。
Claims (47)
- 【請求項1】 少なくとも2つの層を含有し、1つの層
は、アンチモン、タングステン、バナジウム、鉄、クロ
ム、モリブデン、ニオブ、コバルト、ニッケル及びこれ
らの混合物からなる群より選ぶドーパントを含有するS
nO2を含む太陽光線吸収層でありかつ別の層は、フッ
素又はリンからなる群より選ぶドーパントを含有するS
nO2を含む低輻射率層であるコーティングを有するガ
ラスを含む、あらかじめ選ばれた反射色を有しかつNI
R太陽光線吸収層及び低輻射率層を有する被覆された太
陽光線制御ガラス。 - 【請求項2】 太陽光線吸収層の厚さが80〜300ナ
ノメートル(nm)であり、低輻射率層の厚さが200
〜450nmである請求項1のガラス。 - 【請求項3】 NIR太陽光線吸収層の厚さが200〜
280ナノメートル(nm)であり、低輻射率層の厚さ
が250〜350nmである請求項1のガラス。 - 【請求項4】 少なくとも2種のドーパントを含有しか
つドーパントの濃度がフィルムの一方の表面から反対表
面に異なるSnO2フィルムを含み、該第一ドーパント
は、アンチモン、タングステン、バナジウム、鉄、クロ
ム、モリブデン、ニオブ、コバルト、ニッケル及びこれ
らの混合物からなる群より選び、該第二ドーパントは、
フッ素又はリンであり、該第一ドーパントは、該SnO
2フィルムの第一表面に存在するドーパントの少なくと
も50%を構成して該第一表面の近隣の該SnO2フィ
ルム内で太陽光線吸収層を形成し、該第二ドーパント
は、該第一表面と反対の該フィルムの第二表面において
ドーパント濃度少なくとも50%で存在して該第二表面
の近隣の該SnO2フィルム内で低輻射率層を形成す
る、あらかじめ選ばれた反射色を有しかつ太陽光線吸収
層及び低輻射率層を有する被覆された太陽光線制御ガラ
ス。 - 【請求項5】 前記第一ドーパントが、前記第一表面か
ら始まってSnO2フィルム中に該第一表面よりも少な
くとも80nm上の深さの間続くフィルムの領域におい
て該SnO2フィルム中に存在するドーパントの少なく
とも75%の濃度で存在し、前記第二ドーパントは、該
SnO2フィルム中に存在するドーパントの少なくとも
75%を前記第二表面から始まってSnO2フィルム中
に続くフィルムの領域において少なくとも80nmの深
さの間少なくとも75%のドーパントの濃度で含み、該
第二ドーパントの少なくとも75%を有する該SnO2
フィルムの該領域は、低輻射率層として機能し、該第一
ドーパントの少なくとも75%を有する該SnO2フィ
ルムの該領域は、NIR層として機能する請求項4の被
覆された、太陽光線制御ガラス。 - 【請求項6】 前記太陽光線吸収層が厚さ220〜26
0nm、該太陽光線吸収層中該太陽光線吸収層中のSn
O2の重量に基づいて2.5〜7重量%のドーパント濃
度を有し、低輻射率層は厚さ280〜320nm、該低
輻射率層中該低輻射率層中のSnO2の重量に基づいて
1〜5重量%のフッ素ドーパント濃度を有し、被覆され
たガラスは、反射光についてニュートラル−ブルーカラ
ーを有する請求項1の被覆された、太陽光線制御ガラ
ス。 - 【請求項7】 太陽光線吸収層が、太陽光線制御層中の
SnO2酸化スズの重量に基づいて3〜6重量%の範囲
内のアンチモンドーパントを有するSnO2であり、低
輻射率制御層が、低輻射率層中のSnO2の重量に基づ
いて1〜3重量%の範囲内のフッ素ドーパントを有する
SnO2であり、改良されたガラスは、反射光について
ニュートラルブルーカラーを有する請求項1のガラス。 - 【請求項8】 太陽光線吸収層が、直接ガラスに被覆さ
れ、低輻射率層が、太陽光線制御層の上面上に被覆され
る請求項1のガラス。 - 【請求項9】 あらかじめ選ばれた反射色が赤色である
請求項1の被覆された、太陽光線制御ガラス。 - 【請求項10】 あらかじめ選ばれた反射色が黄色であ
る請求項1の被覆された、太陽光線制御ガラス。 - 【請求項11】 あらかじめ選ばれた反射色が緑色であ
る請求項1の被覆された、太陽光線制御ガラス。 - 【請求項12】 あらかじめ選ばれた反射色が青色であ
る請求項1の被覆された、太陽光線制御ガラス。 - 【請求項13】 あらかじめ選ばれた反射色がニュート
ラル−ブルーカラーである請求項1の被覆された、太陽
光線制御ガラス。 - 【請求項14】 太陽光線吸収層及び低輻射率層が、少
なくとも2種のドーパントを含有する単一のSnO2フ
ィルム内に含有され、第一ドーパントは、アンチモン、
タングステン、バナジウム、鉄、クロム、モリブデン、
ニオブ、コバルト、ニッケル及びこれらの混合物からな
る群より選び、第二ドーパントは、フッ素又はリンであ
り、該第一ドーパントは、フィルムの一表面において該
第二ドーパントに比べて高い濃度でありかつ該第一ドー
パントは、フィルムの反対表面において該第二ドーパン
トに比べて低い濃度であり、該第一表面付近の該フィル
ムの一部は、該フィルム内で太陽光線吸収層として機能
し、該反対表面付近の該フィルムの一部は、該フィルム
内で低輻射率層として機能する請求項1の被覆された、
太陽光線制御ガラス。 - 【請求項15】 太陽光線吸収層用のドーパントがアン
チモンである請求項1の被覆されたガラス。 - 【請求項16】 アンチモンドーパントを、三塩化アン
チモン、五塩化アンチモン、アンチモントリアセテー
ト、アンチモントリエトキシド、三フッ化アンチモン、
五フッ化アンチモン、又はアンチモンアセチルアセトネ
ートを含有するプリカーサーから得る請求項15の被覆
されたガラス。 - 【請求項17】 低輻射率層用のドーパントがフッ素で
ある請求項1の被覆されたガラス。 - 【請求項18】 フッ素ドーパントを、トリフルオロ酢
酸、ジフルオロ酢酸、モノフルオロ酢酸、エチルトリフ
ルオロアセテート、フッ化アンモニウム、二フッ化アン
モニウム、又はフッ化水素酸を含有するプリカーサーか
ら得る請求項17の被覆されたガラス。 - 【請求項19】 SnO2層の各々を、スズプリカーサ
ーを熱分解することによって得る請求項17の被覆され
たガラス。 - 【請求項20】 スズプリカーサーを、モノブチルスズ
トリクロリド、メチルスズトリクロリド、ジメチルスズ
ジクロリド、ジブチルスズジアセテート、及び四塩化ス
ズからなる群より選ぶ請求項19の被覆されたガラス。 - 【請求項21】 太陽光線吸収層が、少なくとも2つの
太陽光線吸収フィルムで構成され、太陽光線吸収フィル
ムの全厚さが80〜320である請求項1の被覆された
ガラス。 - 【請求項22】 前記太陽光線吸収フィルムの内の一つ
におけるドーパントの濃度が、太陽光線吸収フィルムの
内の別のフィルムにおけるドーパントの濃度と異なる請
求項21の被覆されたガラス。 - 【請求項23】 低輻射率層が、少なくとも2つの低輻
射率層フィルムで構成され、低輻射率フィルムの全厚さ
が200〜450である請求項1の被覆されたガラス。 - 【請求項24】 前記低輻射率層フィルムの内の一つに
おけるドーパントの濃度が、低輻射率層フィルムの内の
別のフィルムにおけるドーパントの濃度と異なる請求項
23の被覆されたガラス。 - 【請求項25】 更に、前記太陽光線吸収層中に透過色
改質量のドーパントを含む請求項1の被覆されたガラ
ス。 - 【請求項26】 前記色改質用ドーパントがフッ素又は
塩素である請求項25の被覆されたガラス。 - 【請求項27】 更に、塩素を前記太陽光線吸収層中に
ドーパントとして含む請求項1の被覆されたガラス。 - 【請求項28】 ガラスを400℃を越えるガラス温度
において、逐次に下記:酸素の源、H2O、スズプリカ
ーサー及び三塩化アンチモン、五塩化アンチモン、アン
チモントリアセテート、アンチモントリエトキシド、三
フッ化アンチモン、五フッ化アンチモン、又はアンチモ
ンアセチルアセトネートからなる群より選ぶドーパント
プリカーサーを含有する第一キャリヤーガス;並びに酸
素の源、H2O、スズプリカーサー及びトリフルオロ酢
酸、エチルトリフルオロアセテート、ジフルオロ酢酸、
モノフルオロ酢酸、フッ化アンモニウム、二フッ化アン
モニウム、及びフッ化水素酸からなる群より選ぶドーパ
ントプリカーサーを含有する第二キャリヤーガス;で処
理して熱分解によってアンチモンドーパントを含有する
SnO2を含むNIR層及びフッ素ドーパントを含有す
るSnO2を含む低輻射率層を形成することを含む請求
項1の被覆されたガラスを製造する方法。 - 【請求項29】 ガラスを400℃を越えるガラス温度
において、逐次に下記:酸素の源、H2O、オルガノス
ズプリカーサー並びにアンチモン、タングステン、バナ
ジウム、鉄、クロム、モリブデン、ニオブ、コバルト、
及びニッケルからなる群より選ぶ金属を含有するドーパ
ントプリカーサーを含有する第一キャリヤーガス;及び
酸素の源、H2O、オルガノスズプリカーサー及びフッ
素又はリンを含有するドーパントプリカーサーを含有す
る第二キャリヤーガス;で処理して熱分解によってアン
チモン、タングステン、バナジウム、鉄、クロム、モリ
ブデン、ニオブ、コバルト、又はニッケルドーパント或
はドーパントの混合物を含有するSnO2を含むNIR
層及びフッ素又はリンドーパントを含有するSnO2を
含む低輻射率層を形成することを含む請求項1の被覆さ
れたガラスを製造する方法。 - 【請求項30】 前記ガラスに第一キャリヤーガスを接
触させた後に第二キャリヤーガスを接触させる請求項2
2の方法。 - 【請求項31】 前記第一キャリヤーガスが、また、前
記第二キャリヤーガスの成分を含有して、NIR層が、
アンチモン、タングステン、バナジウム、鉄、クロム、
モリブデン、ニオブ、コバルト、又はニッケルに加え
て、フッ素又はリンドーパントを含有する生成物を生成
する請求項22の方法。 - 【請求項32】 更に、前記第一キャリヤーガスが、ま
た、フッ素、塩素又はリンを含有するドーパントプリカ
ーサーを含有する請求項22の方法。 - 【請求項33】 フッ素、塩素又はリンを含有する前記
ドーパントプリカーサーが、トリフルオロ酢酸、HCl
又は三塩化リンのいずれかである請求項32の方法。 - 【請求項34】 前記第一キャリヤーガスが、また、フ
ッ素又はリンを含有するドーパントプリカーサーからな
る群より選ぶフィルム改質剤を含有する請求項22の方
法。 - 【請求項35】 請求項21の方法によって製造される
生成物。 - 【請求項36】 更に、フッ素ドーパントを前記NIR
層中に含み、前記ガラスの反射色が透過色と異なる請求
項1の被覆されたガラス。 - 【請求項37】 反射色がニュートラルブルーカラーで
あり、透過色が青色である請求項26の被覆されたガラ
ス。 - 【請求項38】 前記第一キャリヤーガスが、また、フ
ッ素又はリンを含有する第二ドーパントプリカーサー或
はアンチモン、タングステン、バナジウム、鉄、クロ
ム、モリブデン、ニオブ、コバルト、及びニッケルから
なる群より選ぶ金属を含有する第二ドーパントプリカー
サーを含有する請求項22の方法。 - 【請求項39】 前記第二ドーパントプリカーサーをト
リフルオロ酢酸、エチルトリフルオロアセテート、ジフ
ルオロ酢酸、モノフルオロ酢酸、フッ化アンモニウム、
二フッ化アンモニウム、及びフッ化水素酸からなる群よ
り選ぶ請求項27の方法。 - 【請求項40】 請求項28の方法によって製造される
生成物。 - 【請求項41】 アンチモン、タングステン、バナジウ
ム、鉄、クロム、モリブデン、ニオブ、コバルト、及び
ニッケルからなる群より選ぶNIRドーパントを含有し
かつフッ素ドーパントをNIRドーパントの濃度と異な
る原子濃度で含有する酸化スズを含むNIRフィルム。 - 【請求項42】 フッ素ドーパントが、フィルムを通る
光の透過色を変える程の量で存在する請求項32のフィ
ルム。 - 【請求項43】 アンチモン、タングステン、バナジウ
ム、鉄、クロム、モリブデン、ニオブ、コバルト、及び
ニッケルからなる群より選ぶNIRドーパントを含有し
及びフィルムを通る光の透過色を変える程の量で存在し
かつアンチモン、タングステン、バナジウム、鉄、クロ
ム、モリブデン、ニオブ、コバルト、ニッケル及びフッ
素からなる群より選ぶ色改質用ドーパントを含有する酸
化スズを含み、但し、色改質用ドーパントの選定は、N
IRドーパントの選定と異なり、フッ素が選定したドー
パントである場合に、それの原子濃度は、NIRドーパ
ントの濃度に比べて低いNIRフィルム。 - 【請求項44】 反射光についてニュートラル−ブルー
カラーを有しかつNIR太陽光線吸収層及び低輻射率層
を有する被覆された太陽光線制御ガラスであって、少な
くとも2つの層を含有するコーティングを有し、1つの
層は、アンチモン、タングステン、バナジウム、鉄、ク
ロム、モリブデン、ニオブ、コバルト、ニッケル及びこ
れらの混合物からなる群より選ぶドーパントを含有する
SnO 2を含む太陽光線吸収層でありかつ別の層は、フ
ッ素又はリンからなる群より選ぶドーパントを含有する
SnO2を含む低輻射率層であるガラス。 - 【請求項45】 反射光について色純度指数12又はそ
れ以下を有しかつNIR太陽光線吸収層及び低輻射率層
を有する被覆された太陽光線制御ガラスであって、少な
くとも2つの層を含有するコーティングを有し、1つの
層は、アンチモン、タングステン、バナジウム、鉄、ク
ロム、モリブデン、ニオブ、コバルト、ニッケル及びこ
れらの混合物からなる群より選ぶドーパントを含有する
SnO 2を含む太陽光線吸収層でありかつ別の層は、フ
ッ素又はリンからなる群より選ぶドーパントを含有する
SnO2を含む低輻射率層であるガラス。 - 【請求項46】 反射光についてC.I.E.1931
色座標x0.285〜0.310及びy0.295〜
0.325を有しかつNIR太陽光線吸収層及び低輻射
率層を有する被覆された太陽光線制御ガラスであって、
少なくとも2つの層をガラス上に被覆させ、1つの層
は、アンチモン、タングステン、バナジウム、鉄、クロ
ム、モリブデン、ニオブ、コバルト、ニッケル及びこれ
らの混合物からなる群より選ぶドーパントを含有するS
nO2を含む太陽光線吸収層でありかつ第二の層は、フ
ッ素又はリンからなる群より選ぶドーパントを含有する
SnO2を含む低輻射率層であるガラス。 - 【請求項47】 反射光についてC.I.E.1931
色座標x0.285〜0.320及びy0.295〜
0.33を有しかつNIR太陽光線吸収層及び低輻射率
層を有する被覆された太陽光線制御ガラスであって、少
なくとも2つの層をガラス上に被覆させ、1つの層は、
アンチモン、タングステン、バナジウム、鉄、クロム、
モリブデン、ニオブ、コバルト、ニッケル及びこれらの
混合物からなる群より選ぶドーパントを含有するSnO
2を含む太陽光線吸収層でありかつ第二の層は、フッ素
又はリンからなる群より選ぶドーパントを含有するSn
O 2を含む低輻射率層であるガラス。
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