JPS5890604A - 赤外線遮蔽積層体 - Google Patents

赤外線遮蔽積層体

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JPS5890604A
JPS5890604A JP56188950A JP18895081A JPS5890604A JP S5890604 A JPS5890604 A JP S5890604A JP 56188950 A JP56188950 A JP 56188950A JP 18895081 A JP18895081 A JP 18895081A JP S5890604 A JPS5890604 A JP S5890604A
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layer
shielding
visible light
interference
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Yasunori Taga
康訓 多賀
Yutaka Sawada
豊 澤田
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/20Filters
    • G02B5/28Interference filters
    • G02B5/281Interference filters designed for the infrared light
    • G02B5/282Interference filters designed for the infrared light reflecting for infrared and transparent for visible light, e.g. heat reflectors, laser protection

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は赤外線遮蔽積層体、特に可視光に対して良好な
透過性を有しかつ赤外線及び近赤外線を効果的に遮蔽可
能な改良された赤外線遮蔽積層体に関する奄のである。
車両用窓ガラスなどでは、可視光に対して良好な透過性
を有するとともに、赤外線領域での光遮蔽性をもたせる
ことにより、窓ガラスでの熱蓮断性を改善し、特に外部
から車内に入射する赤外線を透析して車両の冷房特性を
向上させ、これによりエアコンのための動力損失を低減
させることができる。
前述した可視光の透過性及び赤外線遮蔽層を有する窓ガ
ラスを得るため、従来においては、通常のガラス基板に
赤外線遮蔽層を被榎する積層体が実用化されているが、
可視特性、赤外線遮蔽層性、物理化学的耐久性などを満
足し、特に車両用窓ガラスとして充分な特性を有する本
のが得られなかった。
従来の赤外線遮蔽積層体としては、通常の可視光透過性
基板に単層の赤外線遮蔽層を積層した構造から成シ、こ
の赤外線遮蔽層としては工T。
(Indium −Tin −0ils :工n、 O
,−8nO,化合物)などの半導体化合物が用いられて
いる。
しかしながら、との工Toに代表される半導体化合物は
、可視光領域から少し離れた赤外線領域(本明細書中に
おいて波長130001以上の領域をいう)では比較的
良好な赤外!!遮蔽性を有し、またその製造も比較的容
易であるが、近赤外線領域(本明細書において波長約7
000〜13000jLの領域をいう)では遮蔽性が不
充分であり、特にこの近赤外線領域では太陽光を主とし
た外光の強度が大きく、この領域において車室内圧大き
なエネルギが入射されてしまうという欠点があった。
従来装置においても、前dビニTo層の特性を変化させ
、m鎌長を近赤外線領域に伸張することが考えられてい
るが、このよりなR11jt波長の移動はその製造上に
困難性が多く、また可視光での透過性を低下させてしま
うという問題が生じ、可視光透過性と赤外線及び近赤外
111i!遮蔽性との両者を満足する積層体を得ること
が極めて困難であった。
また、従来の工To単層により赤外線領域での遮蔽を行
う丸めには、その層厚を増加させなければならず、例え
ば、通常の場合、充分な遮蔽を行うためには、3000
〜xoooojL程度の層厚が必要であるが、このよう
な層厚増加時には、その機械的強度が著しく低下して層
が破壊あるいは剥離するという欠点があった。すなわち
、この樵の積層体では、それ自体赤外線の吸収により内
部で熱応力が生じ、また車両等の窓ガラスとして用いら
れた場合にはその加工時あるいは使用時に機械的な企み
が発生し、ITOの層厚が増加するとともにこのような
層歪みが加速度的に増加し、層の破壊、剥離が生じ、機
械的強度が著しく劣化することが知られている。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は、可視光に対して良好な透過性を有しかつ太陽
光エネルギの波長分布中大きなエネルギを有する短波長
側の赤外線遮蔽を重視して、このような近赤外線を積層
体の干渉反、射によって遮蔽しまた残りの赤外線に対し
ては吸収または反射によって遮蔽することのできる改良
された赤外aS蔽積層体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、可視光透過性基
板上に赤外線遮蔽層と干渉反射層とを交互に複数層積層
し、前記赤外線遮蔽層は可視光に対しては実質的に透過
性を有しまた長波長の赤外線に対しては遮蔽性を有しさ
らに近赤外線スペクトルの中心波長λに対する屈折率を
nムとじた時にその層厚がtlはλ/ 411Aに設定
され、また前記干渉反射層は可視光に対して実質的に透
過性を有し前記中心波長λに対して前記赤外II!遮蔽
層とは異なる屈折率nBを有しさらにその層厚がほぼλ
/ 4 QB jfc設定され、可視光に対しては良好
な透過性を有し長波長の赤外線に対しては赤外線遮蔽層
が赤外線の吸収または反射による遮蔽性を有しさらに近
赤外線に対しては赤外線遮蔽層と干渉反射層との干渉反
射によって良好な遮蔽性を有することを特徴とする。
以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する。
第1図には本発明に係る赤外線遮蔽積層体を車両用窓ガ
ラスとして用いた場合の好適な実施例が示され、可視光
透過性基板10上には、赤外線遮蔽層20と干渉反射f
i30とが交互に複数層積層配置され、外部から入射す
る太陽光100を効果的に遮蔽する。すなわち、赤外線
遮蔽層20は太陽光100に含まれる赤外線を吸収また
は反射して基板10から車室内部に侵入することを防ぎ
、また赤外線遮蔽層20と干渉反射層30との干渉反射
作用によって太陽光100に含まれる近赤外線を効果的
に干渉反射する。
前記干渉反射作用を得るために、前記赤外線遮蔽層は近
赤外線スペクトルの中心波長λに対する屈折率をnムと
じた時にその層厚がほぼλ/ 4(1ムに設定され、ま
た前記干渉反射層は波長λに対して屈折率をfiB  
とした時その層厚がほぼλ/ 4 nsに設定される。
この中心波長λは近赤外線領域すなわち波長7000〜
1sooolの範囲で設定されるが、実験的には、5o
oo〜95001の範囲に設定することが好適である。
前記両層20.30の積層は真空蒸着、スノ母ツタリン
グ、イオンシレーティングなどの物理的方法あるいは浸
液法、噴霧熱分解法あるいは化学輸送法外どの化学的方
法あるいはこれらを組合せた方法によって達成すること
ができる。
前記赤外II遮蔽層としては、従来単層で用いられてい
たITOが好適であり、特にとの工TOとして社町視光
に対して実質的に透過性を有するとともに、干渉反射作
用を行うため、近赤外線に対しても実質的な透過性を有
するものが良好であり、従って、ITOの特性をその遮
蔽性が長波長側の赤外線領域にて遮蔽性を有する特性と
すればよく、このような特性のITOは近赤外線領域ま
で遮蔽特性を伸張したものと比較して容易に製造可能で
ある。
一一方、前記干渉反射層としては、工TOなどの赤外線
遮蔽層と組合されて干渉反射作用を行うため前記赤外線
遮蔽層20とは異なる屈折率を有し、かつ可視光に対し
て実質的に透過性を有するものが望まれ、このような干
渉反射層としては、Tie!またはS10.で代表され
る薄膜が好適である。
以上のように、本発明によれば、基板10上には赤外線
遮蔽層と干渉反射層とが複数層交互に積層されており、
そのITO層の全厚さは従来の工To単層によるものと
tlぼ同等でありあるいはそれよシ薄くすることができ
る。そして、これら内層は可視光に対して透過性を有し
、例えばITO及びTie、 (810,)は僅かに吸
収を有するものの夾際の使用状態においては可視光に対
して実用上充分な透明層を形成する。
そして、波長130001以上の赤外線に対しては、赤
外線遮蔽層20すなわち工TOが吸収または反射によっ
て良好表券外線遮蔽特性を有し、この長波長域の赤外線
を効果的に遮蔽可能である。
そして、従来建蔽が困難であった近赤外線領域すなわち
波長7000〜xsoooim対し、本発明の複数積階
鉱効来的な干渉反射作用を行う。すなわち、この近赤外
線に対して、工TO及びT10!(sio、 )は僅か
に吸収するもの、の光透過性を有するが、前述したよう
に、両muそれぞれ屈折率が異なり、またその各層厚を
λ/ 4 nに設定しているので、両層を透過する近赤
外線は両者の干渉により基板10側に侵入することなく
反射されてしまい、それぞれ単層では透過性を有するが
、これらの複層組合せによって効果的に近赤外線の干渉
反射を行い、実用上極めて良好な遮蔽特性を示すことが
できる。
すなわち、従来の赤外#遮蔽層例えばITOの単層によ
っては遮蔽が困難な近赤外線に対して赤外線遮蔽層と干
渉反射層との複層によつ効果的に干渉反射を行ったもの
であり、これによシ、可視光の透過性を低下させること
なく良好な赤外線遮蔽作用を得ることが可能となる。
本発明による赤外線遮蔽層は干渉反射層に比して可視光
に対する透過性が通常低いが、本発明では、両者の複層
により本発明の赤外線遮蔽層の合計厚さが従来の単層の
工TOと同等またはそれ以下の層厚とするので、組合せ
られた積層体としては、従沫勺単層のITOを用いたも
のに比較してその可視光−過率を改善することが可能と
なる。
一般に、多層膜において、各両層の干渉反射を発生させ
た場合可視光に干渉色が生じ車両用窓ガラスなどにおい
ては、この干渉色が色むら発生の原因となる場合がある
が、本発明では、これを効果的に低減することが可能で
ある。
すなわち、一般に車両用窓ガラスでは、運転の −安全
性を確保し又美観を保持するために、可視光を強く反射
したり或いはガラス自体に不快な着色例えばピンク色の
透過色或いは反射色を付する事は望ましくない。しかし
ながら、単に屈折率の異なる2棟の透明体薄膜を積層し
、7000〜13000人に干渉反射をもたらす様な積
層構造とすると、他の波長域に副次的な干渉反射を発生
させ、可視域に望ましくない干渉色が生じるという問題
があった。更に、この干渉反射色は、光源、積層体及び
眼の位置あるいは角度により著しく変化し積層体に色む
らがある様に感じさせるという問題があった。
本発明においては、ITOの屈折率が波長に依在し又積
層体が僅かに可視光を吸収することを利用して前記可視
干渉色の低減が行われている。
前記ITO等の赤外遮蔽階の屈折率は可視領域では約2
.0であるが、その長波長側(例えば6500λ)或い
は可視領域に臨接した赤外線領域の付近から長波長側の
領域では屈折率が低下し、近赤外線スペクトルの中心波
長λ付近では屈折率が1.8から1.6程度となる。一
方、T10.や8101等の干渉反射層の屈折率はこれ
らの領域でもほとんど変化する事はない。尚、前記屈折
率の低下が見られる波長及び低下の程度はITO中の8
nO,濃度など工To膜の製造条件により制御する事が
出来る。
そして、本発明における工ToとTie、の積層体は前
記波長λ付近では赤外線遮蔽層と干渉反射層との屈折率
との差が大きいので干渉反射(赤外線遮蔽)が顕著であ
るが、一方において可視領域では一層の屈折率の差が小
さくなるので干渉反射(干渉色)が少なくなる。
以上の様にして、本発明によれば、工TO屈折率の波長
依存性を用いて可視干渉色の低減を行う事が出来、更に
この干渉色低減効果の為に積層体の製造時の各層に膜厚
の許容誤差を大きく設定出来る利点があシ、コンピユー
*解析及び積層体試作実験によれば、例えばT10.−
ITOの、5層積層体において、2層のITO層の厚さ
がともに設計値λ/4n  よシも20チはど小さい場
合、あるいはT10! 層のうち一層の膜厚が設計値よ
りも20S t’iど小さい場合でさえ可視干渉色は無
視できるほど小さい事が確認されている。
この様な可視干渉色低減効果の最も顕著な例は赤外線遮
蔽層と干渉反射層との可視領域における屈折率が叫しい
組合せの場合であり、赤外線遮蔽層として工TOを使用
し、又干渉反射層としてzrolまたはSn等を添加し
ないIn、03等を使用した場合である。
又、前述した波長依存性とともに、本発明によれに積層
体が僅かに可視光を吸収する特性を有する事から前記可
視干渉色を低減させる事が出来る。
すなわち、本実施例では、iグネトロンスzl 7り法
によってITO層及びTie、層に多数の欠陥を生じさ
せており、この結果各層には僅かの可視吸収特性が与え
られている。この吸収はほぼ可視領域の全域にわたって
均一に分布しているので、積層体はそれ自体いわゆるニ
ュートラルグレイ(灰色)、極薄い褐色、または極薄い
青色を帯びるが、これらは勿論実用上悪影響のない色調
に設定されている。そして、この様に積層体が僅かに光
を吸収すると、干渉に起因する透過色並びに干渉反射色
を低減させ、例えば積層体を通して白い物体を眺めた場
合に、積層体の光吸収特性が物体の白さをやわらげ、干
渉色を低減する事が可能となる。
更に、本発明の積層体は大きな機械的強度を有し、これ
は、各層が単体で極めて薄膜であり、これら薄膜の積層
により所望の全体的なS藪層が得られているので、この
ような薄膜の積層は同一膜厚の単層に比べて著しく大き
な機械的強度を南し、これは、層歪みの大きさが層厚と
対応していることから理解される。また、本発明のよう
な複数層の##によれば、いずれかの積層で破壊が生じ
た場合にも、その破咄あるいは亀裂が一層の谷に止まり
、他層へ及ぶことが少ないという効果を有する。
そして、本発明においては、干渉反射層としてTlO2
のような機械的、化学的強度の優れた層を用いた場合、
このT10.を積層体の最表面に設けることによシ、積
層体全体を物理的あるいは化学的に安定した状態とする
ことができ、この場合、TlO2が工Toに対して保護
膜を形成することができる。同様に、S10.はその屈
折率が低く光学特性が若干低下するが、極めて良好な耐
久性及び水等の液体に対する均一な親和性を有し、この
日10.を最表面に被覆することにより積層体の耐久性
を向上することができる。また、可視光透過性基板とし
てソーダライムガラスを使用した場合、そのアルカリイ
オンが赤外線遮蔽層として用いられるITOK侵入して
その光学特性が劣化する場合があるが、このような場合
、第1図のように、基板10と工TO20との間にTi
e、あるいはS10.などの層30を設けることにより
ITOの保賎を行うことができ、特に高温下での製造を
可能としてまた層の耐久性を改善することができる。
更に1工T O、TiO2;J) ルイハs’02  
fx (!: (D酸化物は紫外線遮蔽効果を有し、こ
れを利用して積層体内部への紫外線侵入を防止すること
が可能となる。従って、積層体の構成材料として硫化物
やハロゲン化物などの紫外線劣イヒしやすい物質を使用
することが可能となる。
理論的な計算結果及び実験によっても干渉反射作用を最
も有効に利用するためには、第1図に示されるように、
赤外*a蔽層と干渉反射層の内雇折率の高い層、図にお
いては干渉反射層Tie、を最表面層及び基板10との
接触層とすることが好適であるが、本発明において、こ
のような積層順序は任意に決定可能であり、前述した各
種の保農作用その他が参照される。
更に、前記積層数の決定時には、その層数が増加するに
従い、干渉反射が強くなる一方、その波長領域が狭くな
シ、また可視光の吸収が増加し、1300OA以上の波
長域での赤外ls遮蔽効果が高くなり、更に製造工数が
増加するととなどが考慮され、通常、2.5.7及び9
層程度とすることが好適である。
前述した実施例では、赤外線遮蔽層としてITOが用い
られているが、この層は13000A以上の長波長側赤
外線に対して良好な遮蔽性を有し、また可視光に対して
はもちろん7000〜13000Hの近赤外線領域にお
いて干渉反射を行うための透過性を有するものであれば
よく、In、 O,にSn、W、MO%T1などを添加
したもの、Soo、及びこれに8b、P、Asなどを添
加したもの、Cd、SnO。
などの半導体化合物が使用可能である。
また、本発明の干渉反射層としては、可視光及び近赤外
線に対して実質的な透過性を有するものであればよく、
前述したT10.は波長λに対する屈折率が工TOよシ
大きい干渉反射層であるが、このような屈折率を有する
他の層としてFiZrOt、Ce0     Zn8 
  5rTiO8bOSiO8n! 1       
%         3 %    !s1などを添加
していないIn、O,,8nなどを添加しティなイS 
n Otなどが好適である。
同様に、前述したS10.は波長λに対して屈折率が工
TOより小さいが、このような屈折率を有するものとし
テ5101、Al、0.そしてOaF、、OeF、 、
 Na、 A/F、 、MgF2などのハロゲン化物が
好適である。
また、本実施例の1TOが電導性を有することを利用し
て、窓ガラス表面電帯防止、ごみ付着防止あるいはヒー
ター、アンテナ、電波シールド、防犯センサなどのリー
ド線として用いることも可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明における赤外線
遮蔽層及び干渉反射層の層厚はλ/ 4 nを基本とす
るが、これはその75チから1304の範囲において変
化させる事が出来との範囲内で実用上充分の効果を得る
事が出来る。すなわち、積層体は可視光の平均透過率が
70!jI以上でかつ干渉反射色が実用上問題とならず
、中心波長λ付近の透過率が50−以下かつ波長150
00〜zooo。
Aの平均透過率が可視光の平均透過率よシも小さければ
、車両用赤外線遮蔽ガラスとして、充分に使用すること
が出来、前記層厚の許容範囲でこのような特性を充分に
得ることが可能である。
本発明に用いられる各層の屈折率n(中心波長λにおけ
る)には実際上以下の条件を付与する事が好適で17、
すなわち、2種の薄膜の屈折率の差は0.3以上、望ま
しくは0.5以上であって、更に2樵の薄膜のうち大き
い方の屈折率が1.5以上望ましくは2.0以上である
ことが好適である。
更に、本発明に用いられる工TO膜としては積層体を構
成する110層の厚さの合計と等しい厚さを有する工T
o単層膜に以下の膜物性を与えることが望ましい。すな
わち、可視領域並びに波長7000〜13.00OAで
良好な透過率を有し、望ましくは可視領域並びに波長8
000〜10000 Xの平均透過率が80%以上、で
ある事が好適である。
又、この単層膜社波長13000ム以上では低い透過率
を有し、望ましくは波長13000〜20000 Aの
平均透過率が50fi以下かつ波長20000 Aの透
過率が30囁以下であることが好適である。
以下に1本発明に係る赤外線遮蔽積層体の好適な実施例
を説明する。
実施例 l コーニング社製7059ガラスを可視光透過性基板とし
、この基板をインブロパノール手拭洗浄後、7レオンガ
ススプレーをブローして前記インブロパノールを蒸発さ
せる。この洗浄後の基板に赤外線速・蔽層としての工T
O及び干渉反射層としての〒10.★スパッタリング法
にてコーティングする。
すなわち、Tie、のスパッタリングは装置を真空度I
 X 10 Torrにて基板を100℃に加熱した後
、高純度アルゴンガス雰囲気にて行われ、この時のアル
ゴン圧力?’l 3X 10 Torrでありた。スパ
ッタリングはRPマグネトロンスパッタ(14,5s 
MHW )Kて76m1径の〒i0.ターゲットを使用
し約5゜X7分の成膜速度で膜厚的1000XのT10
!被膜を形成した。この時のターゲットと基板との距離
は150101Eであシ、スパッタ中基板温度は100
’Cに保持し、被膜の均一化のために基板を毎分2o・
回転で回転させた。また前記T10.スパッタに先立ち
、シャッタを閉じた状態で約5分間のプレスパツタを実
施した。以上の結果得られ九τ10!被膜は屈折率が約
2.4であった。
次に、前記T10!被膜の上にITO被膜が形成される
。基板温度は370℃で、真空度は4 X 10”To
rrで保持した後、アルゴンガスを圧力3X10Tor
rl(保ち、DCマグネトロンスパッタリングにより、
約3so’A/分の成膜速度で膜厚的14002のIT
O被膜が形成された。この時のITOの8nO,含有量
は約10モルパーセントであった。この工TOスパッタ
リング中、基板は毎分20回転で回転され、これに先立
つプレスパツタは約5分間行われた。以上から得られた
工To被膜は波長人付近における屈折率が約1.7であ
った。
更に、前記ITOの上には再びTie、被膜が同様の方
法で形成され、3層の積層体が形成され、その分光透過
率曲線が第2図に示されている。
第2図から明らかなように、この実施例IKよれば、近
赤外線領域すなわち波長esooX付近の透過率に大幅
な低下が見られ、複数層の積層による干渉反射に基づく
近赤外線の遮蔽効果が現われていることが理解される。
この干渉反射が生じている波長(95001)から各層
厚を求めると、赤外線遮蔽層厚tム及び干渉反射層厚t
!Iは各屈折率がnA=1.7そしてnB=:J4であ
ることから、 tム=9500/4 X 1.7!=;1400ts−
9500/ 4 x2.4 # 990となシ、実測値
tム=1番oo%ts”’1000 とtlぼ一致する
ことが理解される。
実施例 2 実施例1では、ITOが一層のみであシ、その層厚が約
1000λであるので、長波長の赤外線(laoooi
以上の波長域)ではその透過率低下が少ないが、実際の
窓ガラスなどとして利用する場合には、この工TOの積
層数が増加するのそ、従来周知のことから実用上良好な
赤外線遮蔽効果を示すことができる。
この実施例では、積層体は可視光での透過率が最大83
パーセント、平均75パ一セント程度となり、僅かに灰
色に着色されるが、実用上充分良好な透過性を示す。ま
た干渉反射により、可視光領域での干渉色がみられるが
、この干渉色は実用上差支えない程度に弱い。
第3図には第2図の実施例1と同様の方法でTie、と
工TOとを順次7層に積層した実施例の分光透過率が示
されている。
第2図と比較して明らかなように、積層数の増加により
、干渉反射の生じる波長は9600X程度となシ、実施
例1とほぼ同様であるが、その反射強度は増加し、一方
反射の波長範囲は狭くなっている。従って、これを窓ガ
ラスに用いれば、近赤外線に対する干渉反射の特性が向
上することが理解される。
そして、実施例2では、ITOの層厚が全体として増加
するため、長波長赤外線に対する遮蔽特性が改善されて
いることが理解される。
一方、積層数増加に伴い、可視光に対する透過率も僅か
に低下しているが、その可視光透過率はjl高約s3パ
ー セン)、平均70バーセントチあシ、実用上充分な
透過性を有する。このように、積層数の増加によシ、赤
外線及び可視光の両者に対して透過率が低下するが赤外
線透過率の低下は可視光透過率の低下に比べて層厚の影
蕃を敏感に受けるため、この実施例2によれば、可視光
の透過率を僅かに押えながら赤外線遮蔽性能を大きく改
善することができる。
第3図における波長約x3sool付近の透過率低下は
積層体構造による副次的な干渉反射に起因するが、この
反射によっても、赤外線遮蔽性を改良していることが理
解される。同様に%副次的な干渉反射は可視光領域にも
みられるが、これは多数の弱い反射であるため、透過率
を僅かに低下させている一方で、積層体の反射色をぼか
すために有効である。
なお、実施例2では、積層数が多いため、各層は長時間
加熱状態にさらされることとなシ、熱感′  理効果に
よってその特性が変化する場合があるが、このような各
層間の特性のばらつきを均一化するために積層完了後に
全体の積層体を熱処理することが好適である。
実施例 3 第4図には実施例1と同様に3層の積層体を用い、その
工τ00層厚を実施例1のx4oo1から約1200λ
に変更した場合の分光透過率特性を示し、この実施例に
よれば、干渉反射を発生させる理想的な波長が僅かに移
動するが、これによっても充分実用性のある積層体が得
られることが理解される。
尚、前述した発明においては、基板に垂直方向の入射光
に対する使用を重視してきたが基盤に対して斜めに入射
する光に対する光学特性を重視して積層体の層厚を変更
修正する事も可能である。
以上説明したように、本発明によれば、可視光の透過性
が良好でかつ赤外線%に近赤外線に対しても極めて効果
的な遣蔽作用を有する積層体を得ることができ、車両用
窓ガラスその他種々の透明体に本発明を利用することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る赤外線遣蔽積層体の好適な実施例
を示す要部断面図、 第2.3.4図はそれぞれ本発明の好適な実施例におけ
る分光透過率特性図である0 10・・・可視光透過性基板、 20・・・赤外線透過率、 30・−・干渉反射層、 100・・・太陽光。 第j図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  可視光透過性基板上に赤外線遮蔽層と干渉反
    射層とを交互に複数層積層し、前記赤外線遮蔽層社可視
    光に対しては実質的に透過性を有しまた長波長の赤外線
    に対しては遮蔽性を有しさら、に近赤外線スペクトルの
    中心波長λに対する屈折率をnムとした時にその層厚が
    ほぼλ/4nム に設定され、ま九前記干渉反射層は可
    視光に対して実質的に透過性を有し前記中心波長λに対
    して前記赤外線遮蔽層と紘異なる屈折率nIIを有しさ
    らにその層厚がほぼλ/4nBに設定され、可視光に対
    しては良好な透過性を有し長波長の赤外線に対しては赤
    外線遮蔽層が赤外線の吸収または反射による遮蔽性を有
    しさらに近赤外線に対しては赤外線遮蔽層と干渉反射層
    との干渉反射によって良好な遮蔽性を有すること壇特徴
    とする赤外線遮蔽積層体。
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