JP2000064167A - 積層板用不織布 - Google Patents

積層板用不織布

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JP2000064167A JP22966198A JP22966198A JP2000064167A JP 2000064167 A JP2000064167 A JP 2000064167A JP 22966198 A JP22966198 A JP 22966198A JP 22966198 A JP22966198 A JP 22966198A JP 2000064167 A JP2000064167 A JP 2000064167A
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啓 篠塚
Setsuo Toyoshima
節夫 豊島
Hisami Tahira
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Abstract

(57)【要約】 【課題】積層板の耐熱性および電気絶縁性を向上させる
積層板用不織布を得ること。 【解決手段】繊維と繊維同士を結合するバインダーとか
らなる積層板用不織布であって、バインダーは主剤であ
るカルボキシ変性エポキシ樹脂と、硬化剤であるオキサ
ゾリン系反応性ポリマーを主成分として構成される積層
板用不織布。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐熱性、電気絶縁性
を要求される積層板用不織布に関するものであり、さら
に詳しくはプリント配線板、絶縁板等に用いられる積層
板用不織布に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常プリント配線板、絶縁板等に用いる
不織布は、ガラスやセラミックなどの無機繊維またはテ
トロンやアラミドやフッ素などの有機繊維を湿式法また
は乾式法でシート化し、このシートにバインダーを添加
し、乾燥、キュアーして不織布とする。バインダーとし
ては、自己架橋性アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、フ
ェノール系樹脂、水溶性シリコーン樹脂等が考えられる
が、積層板成形後の耐熱性や電気絶縁性の評価において
は、エポキシ系樹脂が良好な実績を持ち、この理由で広
く一般的に用いられている。
【0003】これらエポキシ系の不織布用バインダーの
一つとして、カルボキシ変性エポキシ樹脂がある。カル
ボキシ変性エポキシ樹脂の第一の特徴としては自己乳化
性があることであり、乳化剤を使用しないことから、電
気絶縁性に有利になる点である。第二の特徴としては、
硬化反応が非常に速いため、即硬化性が要求される不織
布バインダー用途に向いている点である。
【0004】バインダー用カルボキシ変性エポキシ樹脂
の硬化剤としては、硬化速度の高いメラミン系樹脂(ア
ミノ樹脂に含まれる)をはじめ、この他脂肪族ポリアミ
ン、脂環族アミン、芳香族アミン、ポリアミドアミン、
第1〜3アミン、アミノ樹脂、酸無水物、3フッ化ホウ素
錯化合物、メルカプタン、フェノール樹脂、ポリイソシ
アネート、イミダゾール、ケチミン、ヒドラジド、エポ
キシ系の樹脂なども使用可能である。
【0005】しかしながら、これらの硬化剤をカルボキ
シ変性エポキシ樹脂に用いて形成した不織布とガラスク
ロス基材を、それぞれエポキシ樹脂ワニスをマトリック
スとして積層板に成形して比較すると、不織布の積層板
はガラスクロス基材の積層板に対して電気絶縁性で数倍
から数十倍の電気伝導性を示し、半田耐熱試験ではかな
り短時間で膨れを生じるという欠点を有していた。
【0006】この原因の一つとして、エポキシ樹脂中に
導入されている親水性のカルボキシル基の残存が考えら
れ、従来の硬化剤処方では上記目標物性の達成は困難で
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は積層板
用不織布に用いるバインダーに関して、カルボキシ変性
エポキシ樹脂に対する硬化剤を改善することにより、プ
リント配線板或いは絶縁板としての積層板状態における
耐熱性および電気絶縁性を改善することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は積層板用不
織布に用いるバインダーに関して、主剤であるカルボキ
シ変性エポキシ樹脂に対して、硬化剤にオキサゾリン系
反応性ポリマーを用いることで、積層板形成後の積層板
の耐熱性および電気絶縁性が飛躍的に向上することを見
出して、本発明に到達した。本発明の第1の発明は、繊
維と繊維同士を結合するバインダーとからなる積層板用
不織布であって、バインダーは主剤であるカルボキシ変
性エポキシ樹脂と、硬化剤であるオキサゾリン系反応性
ポリマーを主成分として構成される積層板用不織布に関
するものである。本発明の第2の発明は、上記第1の発
明においてバインダーのカルボキシ変性エポキシ樹脂中
のカルボキシル基のモル数と、オキサゾリン系反応性ポ
リマー中のオキサゾリン基のモル数の割合が100:20〜10
0:100である積層板用不織布に関するものである。本発
明の第3の発明は、上記第1又は第2の発明において積
層板用不織布の構成が繊維80〜97重量%、バインダー20
〜3重量%である積層板用不織布に関するものである。
本発明の第4の発明は、上記第1〜第3のいずれかの発
明に記載された積層板用不織布からつくられたプリント
配線板または絶縁板に関するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において、主体繊維同士を
結合するバインダーの主剤としては、不織布形成時に速
硬化性を発現し、かつ積層板成形後の耐熱性や電気絶縁
性の評価において一定レベルの特性を示す、カルボキシ
変性エポキシ樹脂を用いる。カルボキシ変性エポキシ樹
脂の形状はエマルジョンが一般的であるが、水溶液を用
いても良い。エマルジョンとしては、自己乳化タイプ、
および乳化剤を使用するタイプいずれでも良いが、自己
乳化タイプのほうがより好ましい。本発明に用いられる
カルボキシ変性エポキシ樹脂とは、主鎖のエポキシ樹脂
にアクリル系ビニル共重合体を導入し、このビニル共重
合体にカルボキシル基が結合しているものをいい、アク
リル変性エポキシ樹脂、アクリル変性ビスフェノールA
型エポキシ樹脂、カルボキシ変性ビスフェノールA型ア
クリレート樹脂等の表記を含む総称である。
【0010】本発明の硬化剤としてはオキサゾリン系反
応性ポリマーを用いる。オキサゾリン系反応性ポリマー
は、主鎖のポリマー鎖にオキサゾリン基がグラフトされ
た分子構造であり、カルボキシル基、酸無水物、芳香族
チオール基などと架橋反応またはグラフト反応する。特
にカルボキシル基との反応は非常に早く、80〜100℃で
アミドエステル結合を形成し、反応に伴う副生成物は発
生しない。(カルボキシル基との最終到達反応率は、オ
キサゾリン100%に対して、エポキシ基30%程度であ
る) また、アルコール性水酸基との反応も反応速度は遅いが
進行する。(水酸基価の低いエポキシ樹脂に対しては、
これでも十分に有効である)
【0011】本発明における硬化剤として、オキサゾリ
ン系反応性ポリマーとともに他の硬化剤を併用すること
も差し支えない。他の併用硬化剤としては、エポキシ基
に反応するアミン系(反応後水酸基が生じる)や、水酸
基に反応するメラミン系、フェノール系、イソシアネー
ト系、酸無水物等を用いることが考えられ、その組み合
わせによってはオキサゾリン系反応性ポリマーの能力を
更に引き上げる効果も期待できるが、その他の硬化剤の
使用も可能である。
【0012】本発明においては、カルボキシ変性エポキ
シ樹脂中のカルボキシル基のモル数と、オキサゾリン系
反応性ポリマー中のオキサゾリン基のモル数の割合が10
0:20〜100:100になるようにカルボキシ変性エポキシ樹
脂とオキサゾリン系反応性ポリマーを混合する。硬化剤
としてオキサゾリン系反応性ポリマーのみを単独で用い
る場合、および他の硬化剤を併用して用いる場合のいず
れにおいても、上記のモル比とすることが好ましい。オ
キサゾリン系硬化剤のモル比が少なすぎると未反応のカ
ルボキシル基が残り、また不必要に多くすると余剰のオ
キサゾリン基が生じ親水基が増え、また経済的にも好ま
しくない。
【0013】本発明においては、必要に応じてバインダ
ーにカップリング剤、硬化促進剤等を適量添加して用い
ると効果的である。特にガラス繊維を用いる不織布の場
合は、シランカップリング剤が効果的であることは公知
であり、耐熱性および電気絶縁性が向上する。またオキ
サゾリン系反応性ポリマーにアミン系の硬化剤を併用す
る場合、フェノール、クレゾール、サリチル酸等の硬化
促進剤を用いると反応性が向上し、硬化速度向上の必要
がある場合に特に有効である。
【0014】本発明で使用する繊維としては、有機系ま
たは無機系から選ばれたチョップドストランド、カット
ファイバー、パルプ、ステープル等が用いられる。繊維
の種類は1種類でも良いし、多種類のブレンドでも良
い。繊維の成分は各種ガラス繊維、各種合成高分子繊
維、無機繊維等のいずれでもよいが、電気絶縁材料に用
いられる絶縁性を有し、かつその融点は半田耐熱温度の
260℃以上であることが必要である。
【0015】本発明において、繊維は全体の構成要素と
して80〜97重量%含有、バインダーは全体の構成要素と
して20〜3重量%含有するように配合する。本発明にお
いてバインダーはカルボキシ変性エポキシ樹脂、オキサ
ゾリン系反応性ポリマーより構成され、必要に応じ併用
硬化剤、カップリング剤、硬化促進剤等を加えたもので
ある。バインダーが3重量%に満たないと不織布の強度
が低下し、エポキシワニスを含浸してプリプレグとする
工程で紙切れ等の不都合を生じたり、不織布表面にケバ
が発生したりして好ましくない。またバインダーが20重
量%を超えると、不織布のしなやかさが失われるなど工
程上の不都合が生じる。
【0016】本発明における不織布の形成方法は特に限
定せず、湿式法または乾式法のいずれの方法を用いても
よいが、より高密度の基材とするためには湿式法を採用
するのがよい。シート化した不織布にバインダーを添加
する方法は、スプレーして散布する方法、シート化した
不織布をバインダー液に含浸する方法、シート化した不
織布にバインダー液をコートする方法等があり、またそ
れらの方法の組み合わせでもよい。バインダー添加後、
熱風やドラムドライヤーなどにより乾燥、硬化させる。
【0017】以上のようにして作成した不織布基材を、
マトリックスの樹脂ワニスに含浸する。樹脂にはエポキ
シ樹脂を用いるのが通常であるが、ポリフェニレンエー
テル樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂なども使用
できる。ワニス濃度は適宜調製し、含浸で付着した余剰
分はローラーで挟んで落とすか、或いはワニス粘度が低
い場合には不織布ごと縦に吊るして重力で落とし、必要
量を不織布中に残すようにする。ワニスを含浸した不織
布を130〜160℃程度の条件下で乾燥キュアーし、Bステ
ージにしてプリプレグとする。このプリプレグを数枚積
層し(プリント配線板の場合は表面に銅箔を重ねる)、
150〜190℃程度で加圧しながら熱成形して絶縁版または
プリント配線板を得る。
【0018】
【実施例】次に、本発明を以下の実施例にしたがって具
体的に説明する。
【0019】実施例1 Eガラス製ガラス繊維チョップドストランド(日本電気
ガラス株式会社製、繊維径φ9μm、繊維長13 mm )を96
重量%(対不織布)湿式法でシート化した。一方、カル
ボキシ変性エポキシ樹脂エマルジョンとオキサゾリン系
反応性ポリマー(水溶液)とジアミノシランカップリン
グ剤を有効成分重量比 64:35:1で混合したバインダー液
を作成し(カルボキシル基:オキサゾリン基モル比=10
0:95)、対不織布有効固形分4重量%となるようにスプ
レー法でこのシートに散布し、160℃で15分間乾燥、キ
ュアして不織布を得た。この不織布の構成を表1、紙質
を表2に示す。この不織布にエポキシ樹脂ワニスを含浸
して余剰分を取り除き、140℃で5分間乾燥熱硬化してプ
リプレグとした。次にこのプリプレグを4枚積層して180
℃で1時間熱プレスにより硬化し、厚さ0.6mmの積層板を
得た。この積層板について耐熱性と電気絶縁性の評価を
行なった。結果を表3、表4に示す。
【0020】実施例2 コポリパラフェニレン・3,4' オキシジフェニレン・テ
レフタラミド(パラ系アラミド樹脂)のチョップドスト
ランド(帝人株式会社製、繊維径φ12μm、繊維長3 mm
)を83重量%(対不織布)湿式法でシート化した。一
方、カルボキシ変性エポキシ樹脂エマルジョンとオキサ
ゾリン系反応性ポリマー(エマルジョン)を有効成分重
量比 55:45で混合したバインダー液を作成し(カルボキ
シル基:オキサゾリン基モル比=100:28)、対不織布有
効固形分17重量%となるようにスプレー法でこのシート
に散布し、160℃で15分間乾燥、キュアして不織布を得
た。この不織布の構成を表1、紙質を表2に示す。この不
織布にエポキシ樹脂ワニスを含浸して余剰分を取り除
き、140℃で5分間乾燥熱硬化してプリプレグとした。次
にこのプリプレグを4枚積層して180℃で1時間熱プレス
により硬化し、厚さ0.6mmの積層板を得た。この積層板
について耐熱性と電気絶縁性の評価を行なった。結果を
表3、表4に示す。
【0021】実施例3 Eガラス製ガラス繊維チョップドストランド(日本電気
ガラス株式会社製、繊維径φ9μm、繊維長13 mm )を90
重量%(対不織布)湿式法でシート化した。一方、カル
ボキシ変性エポキシ樹脂エマルジョンとオキサゾリン系
反応性ポリマー(水溶液)とメラミン系硬化剤(水溶液)
とジアミノシランカップリング剤を有効成分重量比 60:
20:19:1で混合したバインダー液を作成し(カルボキシ
ル基:オキサゾリン基モル比=100:47)、対不織布有効
固形分10重量%となるようにスプレー法でこのシートに
散布し、160℃で15分間乾燥、キュアして不織布を得
た。この不織布の構成を表1、紙質を表2に示す。この不
織布にエポキシ樹脂ワニスを含浸して余剰分を取り除
き、140℃で5分間乾燥熱硬化してプリプレグとした。次
にこのプリプレグを4枚積層して180℃で1時間熱プレス
により硬化し、厚さ0.6mmの積層板を得た。この積層板
について耐熱性と電気絶縁性の評価を行なった。結果を
表3、表4に示す。
【0022】比較例1 Eガラス製ガラス繊維チョップドストランド(日本電気
ガラス株式会社製、繊維径φ9μm、繊維長13 mm )を90
重量%(対不織布)湿式法でシート化した。一方、カル
ボキシ変性エポキシ樹脂エマルジョンとメラミン系硬化
剤(水溶液)とジアミノシランカップリング剤を有効成
分重量比 72:27:1で混合したバインダー液を作成し(カ
ルボキシル基:オキサゾリン基モル比=100:0)、対不織
布有効固形分10重量%となるようにスプレー法でこのシ
ートに散布し、160℃で15分間乾燥、キュアして不織布
を得た。この不織布の構成を表1、紙質を表2に示す。こ
の不織布にエポキシ樹脂ワニスを含浸して余剰分を取り
除き、140℃で5分間乾燥熱硬化してプリプレグとした。
次にこのプリプレグを4枚積層して180℃で1時間熱プレ
スにより硬化し、厚さ0.6mmの積層板を得た。この積層
板について耐熱性と電気絶縁性の評価を行なった。結果
を表3、表4に示す。
【0023】比較例2 Eガラス製ガラス繊維チョップドストランド(日本電気
ガラス株式会社製、繊維径φ9μm、繊維長13 mm )を90
重量%(対不織布)湿式法でシート化した。一方、カル
ボキシ変性エポキシ樹脂エマルジョンとポリエーテルジ
アミン硬化剤(活性水素当量58)とジアミノシランカッ
プリング剤を有効成分重量比 86:13:1で混合したバイン
ダー液を作成し(カルボキシル基:オキサゾリン基モル
比=100:0)、対不織布有効固形分10重量%となるよう
にスプレー法でこのシートに散布し、160℃で15分間乾
燥、キュアして不織布を得た。この不織布の構成を表
1、紙質を表2に示す。この不織布にエポキシ樹脂ワニス
を含浸して余剰分を取り除き、140℃で5分間乾燥熱硬化
してプリプレグとした。次にこのプリプレグを4枚積層
して180℃で1時間熱プレスにより硬化し、厚さ0.6mmの
積層板を得た。この積層板について耐熱性と電気絶縁性
の評価を行なった。結果を表3、表4に示す。
【0024】比較例3 Eガラス製ガラス繊維チョップドストランド(日本電気
ガラス株式会社製、繊維径φ9μm、繊維長13 mm )を90
重量%(対不織布)湿式法でシート化した。一方、アク
リル樹脂エマルジョンとオキサゾリン系反応性ポリマー
(水溶液)を有効成分重量比 40:60で混合したバインダー
液を作成し(カルボキシル基:オキサゾリン基モル比=1
00:27)、対不織布有効固形分10重量%となるようにス
プレー法でこのシートに散布し、160℃で15分間乾燥、
キュアして不織布を得た。この不織布の構成を表1、紙
質を表2に示す。この不織布にエポキシ樹脂ワニスを含
浸して余剰分を取り除き、140℃で5分間乾燥熱硬化して
プリプレグとした。次にこのプリプレグを4枚積層して1
80℃で1時間熱プレスにより硬化し、厚さ0.6mmの積層板
を得た。この積層板について耐熱性と電気絶縁性の評価
を行なった。結果を表3、表4に示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【発明の効果】本発明によれば積層板の耐熱性および電
気絶縁性が飛躍的に向上する積層板用不織布を得ること
ができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 163/00 C09D 163/00 Fターム(参考) 4F072 AA02 AB29 AD33 AF15 AG03 AL13 AL14 4F100 AG00 AH02B AH03B AK01B AK53B AK53K AL04B AL07B BA02 CA02B DG15A GB41 GB43 JG04 JJ03 4J038 DB351 EA012 KA03 PB03 4L047 AA05 AB02 BA12 BC09 CA05 CB05 CB10 CC14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維と繊維同士を結合するバインダーとか
    らなる積層板用不織布であって、バインダーは主剤であ
    るカルボキシ変性エポキシ樹脂と、硬化剤であるオキサ
    ゾリン系反応性ポリマーを主成分として構成される積層
    板用不織布。
  2. 【請求項2】バインダーのカルボキシ変性エポキシ樹脂
    中のカルボキシル基のモル数と、オキサゾリン系反応性
    ポリマー中のオキサゾリン基のモル数の割合が100:20〜
    100:100である請求項1に記載された積層板用不織布。
  3. 【請求項3】積層板用不織布の構成は繊維80〜97重量
    %、バインダー20〜3重量%である請求項1又は2に記
    載された積層板用不織布。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載された積層
    板用不織布からつくられたプリント配線板または絶縁
    板。
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