JPH1191055A - 積層板 - Google Patents

積層板

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Publication number
JPH1191055A
JPH1191055A JP9258306A JP25830697A JPH1191055A JP H1191055 A JPH1191055 A JP H1191055A JP 9258306 A JP9258306 A JP 9258306A JP 25830697 A JP25830697 A JP 25830697A JP H1191055 A JPH1191055 A JP H1191055A
Authority
JP
Japan
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dried
tung oil
resin varnish
resin
prepreg
Prior art date
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Pending
Application number
JP9258306A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Fukuzumi
浩之 福住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9258306A priority Critical patent/JPH1191055A/ja
Publication of JPH1191055A publication Critical patent/JPH1191055A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/032Organic insulating material consisting of one material
    • H05K1/0326Organic insulating material consisting of one material containing O

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半田耐熱性を高く維持しながら、多湿な環境
であっても電気信頼性を向上させることができる積層板
を提供するところにある。 【解決手段】 紙基材にメチロール化メラミン樹脂を同
紙基材の重量に対して、20wt%〜45wt%含浸さ
せ、さらに、桐油と無水マレイン酸とを反応させた化合
物およびエポキシ樹脂を有機溶媒に溶解して得られた樹
脂ワニスを含浸乾燥して得られたプリプレグを積層し、
加圧加熱成形してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層板に関し、さ
らに詳しくは、電子機器、計算機、通信用機器などに用
いられるのに有用な積層板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子機器、計算機、通信用機
器などに使用される積層板としては、例えば、樹脂ワニ
スとして、桐油等で変性したレゾールタイプのフェノー
ル樹脂を溶剤等で粘度調整したものが用いられ、この樹
脂ワニスを紙基材に含浸乾燥させ、これを複数枚重ね、
用途に応じてこの片面または両面に接着剤つき金属箔を
重ねた後、加圧加熱成形してなるものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな積層板においては、半田耐熱性が高く得られ、しか
も、常態における電気絶縁性が高く、一見して電気信頼
性が高くみえるものの、煮沸処理を行った後における電
気絶縁性が低くなり、多湿な環境において電気信頼性が
低いところに問題があった。
【0004】本発明は、上記問題を改善するために成さ
れたもので、その目的とするところは、半田耐熱性を高
く維持しながら、多湿な環境であっても電気信頼性を向
上させることができる積層板を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
積層板は、紙基材にメチロール化メラミン樹脂を同紙基
材の重量に対して、20wt%〜45wt%含浸させ、
さらに、桐油と無水マレイン酸とを反応させた化合物お
よびエポキシ樹脂を有機溶媒に溶解して得られた樹脂ワ
ニスを含浸乾燥して得られたプリプレグを積層し、加圧
加熱成形してなることを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2に係る積層板は、上記化
合物において、上記桐油と上記無水マレイン酸とのモル
比が、1:3〜1:2であることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3に係る積層板は、上記エ
ポキシ樹脂と上記化合物との重量比が、1:3〜1:
0.3であることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項4に係る積層板は、紙基材
にメチロール化メラミン樹脂を同紙基材の重量に対し
て、20wt%〜45wt%含浸させ、さらに、桐油と
フェノールとを酸性触媒を介して反応させた化合物およ
びエポキシ樹脂を有機溶媒に溶解して得られた樹脂ワニ
スを含浸乾燥して得られたプリプレグを積層し、加圧加
熱成形してなることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項5に係る積層板は、上記化
合物において、上記桐油と上記フェノールとのモル比
が、1:14〜1:3であることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項6に係る積層板は、上記エ
ポキシ樹脂と上記化合物との重量比が、1:3〜1:
0.3であることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に基いて
詳細に説明する。
【0012】本発明の積層板は、紙基材にメチロール化
メラミン樹脂を同紙基材の重量に対して、20wt%〜
45wt%含浸させ、さらに、桐油と無水マレイン酸と
を反応させた化合物およびエポキシ樹脂を有機溶媒に溶
解して得られた樹脂ワニスを含浸乾燥して得られたプリ
プレグを積層し、加圧加熱成形してなっているものであ
る。
【0013】また、紙基材にメチロール化メラミン樹脂
を同紙基材の重量に対して、20wt%〜45wt%含
浸させ、さらに、桐油とフェノールとを酸性触媒を介し
て反応させた化合物およびエポキシ樹脂を有機溶媒に溶
解して得られた樹脂ワニスを含浸乾燥して得られたプリ
プレグを積層し、加圧加熱成形してなるものであっても
良いものである。
【0014】上記紙基材にメチロール化メラミン樹脂を
同紙基材の重量に対して、20wt%未満の含浸である
と、メチロール化メラミン樹脂の量が少なすぎて、紙基
材どうしの間で密着性が低くなり、充分な電気絶縁性が
得られないものである。
【0015】逆に、上記紙基材にメチロール化メラミン
樹脂を同紙基材の重量に対して、45wt%を越える含
浸であると、メチロール化メラミン樹脂の量が多すぎ
て、紙基材どうしの間で密着性が高くなり、紙基材どう
しの間の水分やガスが抜けにくくなって、結果的に半田
耐熱性が低くなってしまうものである。
【0016】上記有機溶媒としては、例えば、アセト
ン、メチルエチルケトン(MEKという。)、メタノー
ルなどを単独またはこれらを複数種混合したものが用い
られるものである。
【0017】また、上記桐油とフェノールとを反応させ
た場合の酸性触媒としては、例えば、パラトルエンスル
ホン酸が挙げられるものである。
【0018】上記乾燥の温度としては、140〜180
℃の間で乾燥度合いなどに応じて自由自在に設定するこ
とができるものである。
【0019】上記含浸の方法としては、上記紙基材を直
接樹脂ワニス中に浸漬する方法、樹脂ワニス中に浸漬し
たロールと紙基材とを接触させることにより紙基材に浸
透させる方法、または、樹脂ワニスを蒸気または霧状で
満たされた空間内に基材を通過させる方法等、適宜に使
用されるものである。
【0020】上述の含浸の方法により、紙基材に樹脂ワ
ニスを含浸し、樹脂を半硬化してプリプレグを得る。こ
のプリプレグ数枚と、銅、アルミニウム、鉄、ニッケ
ル、亜鉛等の金属箔を重ね合わせ、加圧加熱成形により
紙基材中の樹脂を完全に硬化させ積層板を得るものであ
る。
【0021】上記加圧加熱成形としては、圧力80〜1
30kg/cm2 、温度140〜180℃の間で乾燥度
合いなどに応じて自由自在に設定することができるもの
である。
【0022】本発明は、メチロール化メラミン樹脂を用
いることで、親水性が高く、紙基材への含浸性を良好な
ものとすることができるものである。また、反応性のあ
るメチロール基が複数存在するため、密着性が良好で、
吸水、吸湿の悪影響を受けにくく、高絶縁性の積層板を
構築できるものであって、その結果として、半田耐熱性
を高く維持しながら、多湿な環境であっても電気信頼性
を向上させることができるものである。
【0023】特に、上記化合物において、上記桐油と上
記無水マレイン酸とのモル比が、1:3〜1:2である
と、より一層確実に適度な密着性が得られて、吸水、吸
湿の悪影響を確実に受けにくくなり、その結果として、
半田耐熱性をより一層高く維持しながら、多湿な環境で
あっても電気信頼性をより一層向上させることができる
ものである。
【0024】仮に、上記桐油と上記無水マレイン酸との
モル比が、1:3より下回ると、未反応の無水マレイン
酸が出てくることになり、紙基材どうしの間で密着性が
低くなりすぎて、充分な電気絶縁性が得られないもので
ある。
【0025】逆に、上記桐油と上記無水マレイン酸との
モル比が、1:2より上回ると、未反応の桐油が出てく
ることになり、紙基材どうしの間で密着性が高くなりす
ぎて、紙基材どうしの間の水分やガスが抜けにくくなっ
て、結果的に半田耐熱性が低くなってしまうものであ
る。
【0026】同様に、上述した別の場合の上記化合物に
おいて、上記桐油と上記フェノールとのモル比が、1:
14〜1:3であると、より一層確実に適度な密着性が
得られて、吸水、吸湿の悪影響を確実に受けにくくな
り、その結果として、半田耐熱性をより一層高く維持し
ながら、多湿な環境であっても電気信頼性をより一層向
上させることができるものである。
【0027】仮に、上記桐油と上記フェノールとのモル
比が、1:14より下回ると、未反応のフェノールが出
てくることになり、紙基材どうしの間で密着性が低くな
りすぎて、充分な電気絶縁性が得られないものである。
【0028】逆に、上記桐油と上記フェノールとのモル
比が、1:3より上回ると、未反応の桐油が出てくるこ
とになり、紙基材どうしの間で密着性が高くなりすぎ
て、紙基材どうしの間の水分やガスが抜けにくくなっ
て、結果的に半田耐熱性が低くなってしまうものであ
る。
【0029】さらに、いずれの場合にしても、上記エポ
キシ樹脂と上記化合物との重量比が、1:3〜1:0.
3であると、より一層確実に適度な密着性が得られて、
吸水、吸湿の悪影響を確実に受けにくくなり、その結果
として、半田耐熱性をより一層高く維持しながら、多湿
な環境であっても電気信頼性をより一層向上させること
ができるものである。
【0030】仮に、上記エポキシ樹脂と上記化合物との
重量比が、1:3より下回ると、化合物の量が多すぎ
て、エポキシ樹脂による化合物とメチロール化メラミン
樹脂との充分な架橋の役目を果たすことができず、結果
として、紙基材どうしの間で適度な密着性を得にくくな
り、充分な電気絶縁性が得られないものとなる。
【0031】逆に、上記エポキシ樹脂と上記化合物との
重量比が、1:0.3より上回ると、エポキシ樹脂の量
が多すぎるために、紙基材どうしの間で密着性が高くな
りすぎ、紙基材どうしの間の水分やガスが抜けにくくな
って、結果的に半田耐熱性が低くなってしまうものであ
る。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を挙げる。
【0033】(実施例1)メラミン300重量部(以
下、単に部と記す。)にフェノール20部、37wt%
ホルムアルデヒドを130部添加し、更に水酸化ナトリ
ウム0.3部添加し98℃、70分反応させた後、水7
0部メタノール70部で希釈し、メチロール化メラミン
化合物溶液Aを得た。
【0034】このメチロール化メラミン化合物溶液Aを
温度160℃で3分間乾燥した重量、すなわち、絶乾重
量116g/m2 のクラフト紙にディップ工法で含浸し
た後に、135℃の乾燥機で30秒間処理し1次プリプ
レグAを得た。この1次プリプレグは160℃の乾燥機
で3分間乾燥させた後の重量を計ると211g/m2
なった。すなわち、メチロール化メラミン化合物溶液A
の含浸率としては、(211−116)÷211×10
0の計算式より45%となるものである。
【0035】次に、桐油150部に無水マレイン酸50
部を80℃で反応させ化合物Aを得た。この化合物A1
00部に対してブロム化エポキシ樹脂(YDB−40
0)を30部添加し希釈溶剤として、アセトンとメタノ
ールの1対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを得た。
【0036】この2次樹脂ワニスを1次プリプレグAに
含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g/m2 の2
次プリプレグを得た。
【0037】次に、この2次プリプレグを8枚重ね、最
上層に厚さ0.035mmの銅箔を接着剤を介して配設
し、これを圧力100kg/cm2 、温度160℃で7
0分間成形し、1.6mmの銅張りの積層板を得た。
【0038】(実施例2)実施例1で用いたメチロール
化メラミン化合物溶液Aを絶乾重量116g/m 2 のク
ラフト紙にディップ工法で含浸した後に、135℃の乾
燥機で30秒間処理し1次プリプレグAを得た。
【0039】この時、メチロール化メラミン化合物溶液
Bは、この1次プリプレグを160℃の乾燥機で3分間
乾燥させた後の重量が145g/m2 となるように適宜
の量の水メタノール1対1混合溶液で希釈した。すなわ
ち、メチロール化メラミン化合物溶液A、Bの含浸率と
しては、(145−116)÷145×100の計算式
より20%となるものである。
【0040】次に、桐油と無水マレイン酸の反応物10
0部に対してブロム化エポキシ樹脂(商品名:YDB−
400)を30部添加し希釈溶剤として、アセトンとメ
タノールの1対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを得
た。
【0041】この樹脂ワニスを1次プリプレグBに含浸
乾燥させ155℃70秒乾燥し250g/m2 の2次プ
リプレグを得た。
【0042】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (実施例3)桐油と無水マレイン酸の反応物、すなわ
ち、化合物A100部に対してブロム化エポキシ樹脂
(YDB−400)を300部添加し希釈溶剤として、
アセトンとメタノールの1対1混合溶液を用い2次樹脂
ワニスを得た。
【0043】これを実施例1で用いた1次プリプレグA
に含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g/m2
2次プリプレグを得た。
【0044】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (実施例4)実施例3で用いた2次樹脂ワニスを実施例
2で用いた1次プリプレグBに含浸乾燥させ155℃7
0秒乾燥し250g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0045】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (実施例5)桐油756部に対してフェノール244
部、メタノール100部、パラトルエンスルホン酸5部
添加し、80℃90分反応させ、桐油フェノール付加重
合物A(桐油とフェノールとのモル比は、1:3にな
る。)を得た。
【0046】この桐油フェノール付加重合物A100部
に対してブロム化エポキシ樹脂(YDB−400)を3
0部添加し希釈溶剤として、アセトンとメタノールの1
対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを得た。この2次樹
脂ワニスを実施例1で得た1次プリプレグAに含浸乾燥
させ155℃70秒乾燥し250g/m2 の2次プリプ
レグを得た。
【0047】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (実施例6)実施例5で得た2次樹脂ワニスを実施例2
で得た1次プリプレグBに含浸乾燥させ155℃70秒
乾燥し250g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0048】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (実施例7)実施例5で得た桐油フェノール付加重合物
A100部に対してブロム化エポキシ樹脂(YDB−4
00)を300部添加し希釈溶剤として、アセトンとメ
タノールの1対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを得
た。
【0049】この樹脂ワニスを実施例1で得た1次プリ
プレグAに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0050】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (実施例8)実施例7で得た2次樹脂ワニスを実施例2
で得た1次プリプレグBに含浸乾燥させ155℃70秒
乾燥し250g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0051】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (実施例9)桐油399部に対してフェノール601
部、メタノール100部、パラトルエンスルホン酸5部
添加し、80℃90分反応させ、桐油フェノール付加重
合物B(桐油とフェノールとのモル比は、1:14にな
る。)を得た。
【0052】この桐油フェノール付加重合物B100部
に対してブロム化エポキシ樹脂(YDB−400)を3
0部添加し希釈溶剤として、アセトンとメタノールの1
対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを得た。
【0053】この樹脂ワニスを実施例1で得た1次プリ
プレグAに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0054】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (実施例10)実施例9で得た2次樹脂ワニスを実施例
2で得た1次プリプレグBに含浸乾燥させ155℃70
秒乾燥し250g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0055】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (実施例11)実施例9で得た桐油フェノール付加重合
物B100部に対してブロム化エポキシ樹脂(YDB−
400)を300部添加し希釈溶剤として、アセトンと
メタノールの1対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを得
た。
【0056】この樹脂ワニスを実施例1で得た1次プリ
プレグAに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0057】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (実施例12)実施例9で得た2次樹脂ワニスを実施例
2で得た1次プリプレグBに含浸乾燥させ155℃70
秒乾燥し250g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0058】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例1)実施例1で用いたメチロール化メラミン化
合物溶液Aを絶乾重量116g/m 2 のクラフト紙にデ
ィップ工法で含浸した後に、135℃の乾燥機で30秒
間処理し1次プリプレグCを得た。
【0059】この時、メチロール化メラミン化合物溶液
Bは、この1次プリプレグを160℃の乾燥機で3分間
乾燥させた後の重量が232g/m2 となるように適宜
の量の水メタノール1対1混合溶液で希釈した。すなわ
ち、メチロール化メラミン化合物溶液A、Bの含浸率と
しては、(232−116)÷232×100の計算式
より50%となるものである。
【0060】実施例1で得た2次樹脂ワニスを1次プリ
プレグCに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0061】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例2)実施例3で得た2次樹脂ワニスを1次プリ
プレグCに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0062】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例3)実施例1で用いたメチロール化メラミン化
合物溶液Aを絶乾重量116g/m 2 のクラフト紙にデ
ィップ工法で含浸した後に、135℃の乾燥機で30秒
間処理し1次プリプレグDを得た。
【0063】この時、メチロール化メラミン化合物溶液
Bは、この1次プリプレグを160℃の乾燥機で3分間
乾燥させた後の重量が136g/m2 となるように適宜
の量の水メタノール1対1混合溶液で希釈した。すなわ
ち、メチロール化メラミン化合物溶液A、Bの含浸率と
しては、(136−116)÷136×100の計算式
より15%となるものである。
【0064】実施例1で得た2次樹脂ワニスを1次プリ
プレグDに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0065】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例4)実施例3で得た2次樹脂ワニスを1次プリ
プレグDに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0066】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例5)実施例1で得た桐油無水マレイン酸反応物
A100部に対してブロム化エポキシ樹脂(YDB−4
00)を10部添加し希釈溶剤として、アセトンとメタ
ノールの1対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを得た。
【0067】この樹脂ワニスを実施例1で得た1次プリ
プレグAに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0068】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例6)実施例1で得た桐油無水マレイン酸反応物
A10部に対してブロム化エポキシ樹脂(YDB−40
0)を100部添加し希釈溶剤として、アセトンとメタ
ノールの1対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを得た。
【0069】この樹脂ワニスを実施例1で得た1次プリ
プレグAに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0070】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例7)実施例5で得た2次樹脂ワニスを実施例2
で得た1次プリプレグAに含浸乾燥させ155℃70秒
乾燥し250g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0071】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例8)実施例6で得た2次樹脂ワニスを実施例2
で得た1次プリプレグAに含浸乾燥させ155℃70秒
乾燥し250g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0072】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例9)実施例5で得た2次樹脂ワニスを1次プリ
プレグCに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0073】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例10)実施例7で得た2次樹脂ワニスを1次プ
リプレグCに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250
g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0074】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例11)実施例5で得た2次樹脂ワニスを1次プ
リプレグDに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250
g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0075】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例12)実施例7で得た2次樹脂ワニスを1次プ
リプレグDに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250
g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0076】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例13)実施例5で得た桐油フェノール反応物A
100部に対してブロム化エポキシ樹脂(YDB−40
0)を10部添加し希釈溶剤として、アセトンとメタノ
ールの1対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを得た。
【0077】この樹脂ワニスを実施例1で得た1次プリ
プレグAに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0078】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例14)実施例5で得た桐油フェノール反応物A
10部に対してブロム化エポキシ樹脂(YDB−40
0)を100部添加し希釈溶剤として、アセトンとメタ
ノールの1対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを得た。
【0079】この樹脂ワニスを実施例1で得た1次プリ
プレグAに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0080】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例15)実施例13で得た2次樹脂ワニスを実施
例2で得た1次プリプレグBに含浸乾燥させ155℃7
0秒乾燥し250g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0081】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例16)実施例14で得た2次樹脂ワニスを実施
例2で得た1次プリプレグAに含浸乾燥させ155℃7
0秒乾燥し250g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0082】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例17)桐油903部に対してフェノール97
部、メタノール100部、パラトルエンスルホン酸5部
添加し、80℃90分反応させ、桐油フェノール付加重
合物C(桐油とフェノールとのモル比は、1:1とな
る。)を得た。
【0083】この桐油フェノール付加重合物C100部
に対してブロム化エポキシ樹脂(YDB−400)を3
0部添加し希釈溶剤として、アセトンとメタノールの1
対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを得た。
【0084】この樹脂ワニスを実施例1で得た1次プリ
プレグAに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0085】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例18)比較例17で得た2次樹脂ワニスを実施
例2で得た1次プリプレグBに含浸乾燥させ155℃7
0秒乾燥し250g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0086】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例19)比較例17で得た桐油フェノール付加重
合物C100部に対してブロム化エポキシ樹脂(YDB
−400)を300部添加し希釈溶剤として、アセトン
とメタノールの1対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを
得た。
【0087】この樹脂ワニスを実施例1で得た1次プリ
プレグAに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0088】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例20)比較例19で得た2次樹脂ワニスを実施
例2で得た1次プリプレグBに含浸乾燥させ155℃7
0秒乾燥し250g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0089】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例21)桐油367部に対してフェノール633
部、メタノール100部、パラトルエンスルホン酸5部
添加し、80℃90分反応させ、桐油フェノール付加重
合物D(桐油とフェノールとのモル比は、1:16とな
る。)を得た。
【0090】この桐油フェノール付加重合物D100部
に対してブロム化エポキシ樹脂(YDB−400)を3
0部添加し希釈溶剤として、アセトンとメタノールの1
対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを得た。
【0091】この樹脂ワニスを実施例1で得た1次プリ
プレグAに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0092】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例22)比較例21で得た2次樹脂ワニスを実施
例2で得た1次プリプレグBに含浸乾燥させ155℃7
0秒乾燥し250g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0093】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例23)比較例21で得た桐油フェノール付加重
合物D100部に対してブロム化エポキシ樹脂(YDB
−400)を300部添加し希釈溶剤として、アセトン
とメタノールの1対1混合溶液を用い2次樹脂ワニスを
得た。
【0094】この樹脂ワニスを実施例1で得た1次プリ
プレグAに含浸乾燥させ155℃70秒乾燥し250g
/m2 の2次プリプレグを得た。
【0095】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。 (比較例24)比較例23で得た2次樹脂ワニスを実施
例2で得た1次プリプレグBに含浸乾燥させ155℃7
0秒乾燥し250g/m2 の2次プリプレグを得た。
【0096】その他は、実施例1と同様に行い銅張りの
積層板を得た。下記の表1に実施例1〜12において、
紙基材にメチロール化メラミン樹脂を同紙基材の重量に
対して何%含浸したかという、含浸率を示し、また、化
合物Aの重量部数、ブロム化エポキシ樹脂(YDB−4
00)の重量部数、桐油フェノール付加重合物A〜Dの
重量部数も合わせて示しておいた。なお、桐油フェノー
ル付加重合物については、A、B、C、Dのうちどれを
用いたかが、一目でわかるように重量部数の数値の横に
A、B、C、Dのいずれかを記しておいた。
【0097】
【表1】
【0098】また、上記表1と同様に、下記の表2に比
較例1〜24において、紙基材にメチロール化メラミン
樹脂を同紙基材の重量に対して何%含浸したかという、
含浸率を示し、また、化合物Aの重量部数、ブロム化エ
ポキシ樹脂(YDB−400)の重量部数、桐油フェノ
ール付加重合物A〜Dの重量部数も合わせて示しておい
た。なお、桐油フェノール付加重合物については、上記
表1と同様に、A、B、C、Dのうちどれを用いたか
が、一目でわかるように重量部数の数値の横にA、B、
C、Dのいずれかを記しておいた。さらに、実施例のど
れとの比較であるかを一目でわかるように備考の欄に示
しておいた。
【0099】
【表2】
【0100】次に、上述のようにして得た銅張りの積層
板を半田耐熱性と、処理前の絶縁抵抗と、処理後の絶縁
抵抗とについて、実施例1〜12と比較例1〜24との
それぞれで評価を行った。
【0101】半田耐熱性は、得られた銅張りの積層板を
2cm角のサンプルとして、それぞれ5枚ずつ用意し、
260℃の半田槽に各サンプルを浸漬してからふくれる
際に生じる音がするまでの時間を計り、5枚のサンプル
の平均値を調べた。
【0102】また、処理前の絶縁抵抗と処理後の絶縁抵
抗とは、JIS6481に従い、室温25℃の環境下で
サンプルを4日間放置してから測定したものが処理前の
絶縁抵抗であり、同処理前のサンプルを4時間煮沸処理
してから測定したものが処理後の絶縁抵抗である。
【0103】なお、実施例1〜12の評価の結果を下記
の表3に示し、比較例1〜24の評価の結果を下記の表
4に合わせて示しておいた。
【0104】
【表3】
【0105】
【表4】
【0106】上記表3を見てわかるように、実施例1〜
12のいずれにおいても、半田耐熱性が30秒以上であ
って、非常に高い値を示しているとともに、処理前の絶
縁抵抗が10の13乗のオーダーであり、処理後の絶縁
抵抗でも10の11乗のオーダーを維持していて、半田
耐熱性を高く維持しながら、多湿な環境であっても電気
信頼性を高く維持していることがいえるものである。
【0107】逆に、上記表4を見てわかるように、比較
例1〜24のいずれにおいても、半田耐熱性と処理後の
絶縁抵抗とのいずかまたは両者が上記実施例1〜12の
ものに比べて劣っているものであり、このようなことか
ら、本発明は、半田耐熱性を高く維持しながら、多湿な
環境であっても電気信頼性を向上させることができるも
のであるといえる。
【0108】
【発明の効果】本発明の積層板によると、半田耐熱性を
高く維持しながら、多湿な環境であっても電気信頼性を
向上させることができるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 31/06 C08L 61/28 61/28 63/00 A 63/00 C08J 5/24 CFC // C08J 5/24 CFC B29C 67/14 G B29K 105:08 B29L 9:00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙基材にメチロール化メラミン樹脂を同
    紙基材の重量に対して、20wt%〜45wt%含浸さ
    せ、さらに、桐油と無水マレイン酸とを反応させた化合
    物およびエポキシ樹脂を有機溶媒に溶解して得られた樹
    脂ワニスを含浸乾燥して得られたプリプレグを積層し、
    加圧加熱成形してなることを特徴とする積層板。
  2. 【請求項2】 上記化合物において、上記桐油と上記無
    水マレイン酸とのモル比が、1:3〜1:2であること
    を特徴とする請求項1記載の積層板。
  3. 【請求項3】 上記エポキシ樹脂と上記化合物との重量
    比が、1:3〜1:0.3であることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の積層板。
  4. 【請求項4】 紙基材にメチロール化メラミン樹脂を同
    紙基材の重量に対して、20wt%〜45wt%含浸さ
    せ、さらに、桐油とフェノールとを酸性触媒を介して反
    応させた化合物およびエポキシ樹脂を有機溶媒に溶解し
    て得られた樹脂ワニスを含浸乾燥して得られたプリプレ
    グを積層し、加圧加熱成形してなることを特徴とする積
    層板。
  5. 【請求項5】 上記化合物において、上記桐油と上記フ
    ェノールとのモル比が、1:14〜1:3であることを
    特徴とする請求項4記載の積層板。
  6. 【請求項6】 上記エポキシ樹脂と上記化合物との重量
    比が、1:3〜1:0.3であることを特徴とする請求
    項4または請求項5記載の積層板。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012229452A (ja) * 2012-08-30 2012-11-22 Panasonic Corp 住宅設備部材用樹脂成形品

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