JP2000024571A - スリットコート式塗布装置とスリットコート式塗布方法 - Google Patents

スリットコート式塗布装置とスリットコート式塗布方法

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JP2000024571A
JP2000024571A JP10196353A JP19635398A JP2000024571A JP 2000024571 A JP2000024571 A JP 2000024571A JP 10196353 A JP10196353 A JP 10196353A JP 19635398 A JP19635398 A JP 19635398A JP 2000024571 A JP2000024571 A JP 2000024571A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗布前の異物検出工程をなくすことで、サイ
クルタイムを短くすることができ、かつ基板上に存在す
る異物または基板保持盤と基板の間に存在する異物によ
って、塗布ヘッドが損傷されることで長時間に及ぶ運転
停止の虞を解消する。 【解決手段】 スリットコート式塗布装置の塗布ヘッド
の開口部のヘッド先端部に対して併設されるとともに、
塗布有効面に沿う直線状の保護先端部を有する板状部材
6、7と、板状部材に固定されることで相対移動にとも
ない保護先端部が基板W上または基板保持盤13と基板
Wの間に在る異物Gにより振動することを検出する振動
センサー5とを備え、振動検出したときに相対移動手段
を強制停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスリットコート式塗
布装置とスリットコート式塗布方法に係り、特にプラズ
マ、液晶ディスプレイ等の平板状の塗布対象物(以下、
基板Wと言う)や半導体用ウエハー上にレジスト液、ス
ラリー等の各種液状塗布液を均一な薄膜状態で塗布する
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種電子機器のディスプレイ装置の表示
部に用いられるガラス製の平板状の基板上、あるいは半
導体製造用ウエハー上に、フォトレジスト液や絶縁材
料、はんだレジストなどの各種塗布流体を塗布する方法
として、基板の短辺またはウエハーの直径に該当する幅
寸法の全長を有するスリット状の開口部を備えた塗布ヘ
ッドを用いて、スリット状のスリット開口部から一定量
の所定塗布液を吐出しつつ、塗布ヘッド側もしくは基板
側を一定速度で相対移動することで均一な薄膜を形成す
るスリットコート式塗布装置が近年多く採用されてい
る。
【0003】このスリットコート式塗布装置によれば、
所望の塗布面形成(例えば膜厚1.5μm±5%)に必
要な吐出流体量を必要形成量の1.1倍以下に抑えるこ
とができることから、上記のスピンコート式塗布装置と
の比較において無駄になる塗布流体の消費を大幅に削減
することができるものである。
【0004】しかし、このスリットコート式塗布装置
は、一回の相対移動における塗布のみで均一な薄膜を得
るようにしているために、吐出流体をスリット開口部の
全長に亘り均一な膜厚で吐出する条件と、スリット開口
部から吐出した吐出流体の膜厚を引き伸ばしつつ均一な
薄膜にする条件と、さらに塗布開始時と塗布終了時にお
ける不安定領域を最少化する条件とが必要となる。
【0005】一方、特開平10−421号公報に開示の
「ダイコータの塗布方法」によれば、塗布ヘッドに非接
触式距離測定センサーを固定し、このセンサーにより予
め塗布有効面と塗布ヘッド開口部の間の間隙を測定し、
基準値との偏差を演算した後に、演算結果に基づき塗布
ヘッドを相対移動しつつ塗布することで、基板のうね
り、そり、厚みむらに対処するようにして均一な塗布を
行なうことが記載されている。
【0006】また、本願出願人は、塗布工程前にレーザ
ー走査式の検出装置により塗布有効面を非接触で走査し
て異物検出を行なう工程を実施することにより100〜
200ミクロンの大きさの異物を検出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
ー走査式の検出装置によれば、異物にレーザー光が照射
されて発生する干渉波形により異物の有無を検出してい
る。このために、微少な異物の検出精度を高めるために
は走査時間をより多く必要としており、塗布前の異物検
出工程にかなりの時間を要する問題があった。また、こ
の方法においては、検出できる異物の大きさには限界が
あり、数10ミクロン程度の小さなものは検出すること
ができなかった。
【0008】また、基板を吸着して保持する保持盤と基
板の間に存在する異物によって基板の高さが次第に変化
する状態は、干渉波形を得ることができないので検出が
非常に困難となる。このために多くの場合において異常
なしが検出されてしまい、そのまま塗布工程に移行し、
塗布が行われると、塗布ヘッド開口部の先端部分と次第
に高くなっている基板表面が先ず接触し、さらに塗布ヘ
ッドが相対移動されると、塗布ヘッド開口部が強く基板
を押すことで基板を破損する事態となる。
【0009】このように、基板が破損したことで、初め
て基板と保持盤との間の異物の介在を知ることになるの
で、作業者は破損した基板を異物とともに取り除くこと
で、塗布工程を再開することになるが、このとき塗布ヘ
ッド開口部の先端部にも破損が発生する。この塗布ヘッ
ド開口部の先端部の破損は、塗布流体のすじ引き等の発
生原因となるので、塗布ヘッドの交換作業及び調整作業
がさらに必要となる。この結果、スリットコート式塗布
装置ひいては基板製造ラインの全体に対して長時間に及
ぶ運転停止を強いる問題がある。さらに、塗布ヘッドの
先端部は精密加工を要するためにかなり高価であるの
で、先端部の破損は極力避けたい。
【0010】したがって、本発明は上述した問題点に鑑
みてなされたものであり、スリットコート式塗布装置に
おいて、塗布前の異物検出工程をなくすことで、サイク
ルタイムを短くすることができ、かつ基板上に存在する
異物または基板保持盤と基板の間に存在する異物によっ
て、塗布ヘッドが損傷されることによるコスト負担を回
避でき、長時間に及ぶ運転停止の虞を解消し、さらに数
10ミクロンまでの微少な異物に対応可能なスリットコ
ート式塗布装置とスリットコート式塗布方法の提供を目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために本発明によれば、基板保持盤上に
保持された塗布対象である平面の基板の塗布有効面上に
塗布流体をスリット状の開口部から流出する塗布ヘッド
と、前記塗布有効面から前記開口部を所定間隙分離間さ
せて前記基板を前記塗布ヘッドに対して相対移動する相
対移動手段とを備えたスリットコート式塗布装置であっ
て、前記開口部のヘッド先端部に対して併設されるとと
もに、前記塗布有効面に沿う直線状の保護先端部を有す
る板状部材と、該板状部材に固定されることで前記相対
移動にともない前記保護先端部が前記基板上または前記
基板保持盤と前記基板の間に在る異物により振動するこ
とを検出する振動検出手段と、前記検出したときに前記
相対移動手段を強制停止する制御手段とを具備すること
を特徴としている。
【0012】また、前記板状部材を前記ヘッド先端部の
両側に配設することで、往復の前記相対移動における振
動検出を可能にするとともに、前記ヘッド先端部の保護
を行なうことを特徴としている。
【0013】そして、基板保持盤上に塗布対象である平
面の基板を保持する工程と、前記基板の塗布有効面上に
塗布流体をスリット状の開口部を有する塗布ヘッドから
流出する工程と、前記塗布有効面から前記開口部を所定
間隙分離間させて前記基板を前記塗布ヘッドに対して相
対移動する工程とを備えたスリットコート式塗布方法で
あって、前記開口部のヘッド先端部に対して併設される
とともに、前記塗布有効面に沿う直線状の保護先端部を
有する板状部材と、該板状部材に固定されることで前記
相対移動にともない前記保護先端部が前記基板上または
前記基板保持盤と前記基板の間に在る異物により振動す
ることを検出する工程と、前記検出したときに前記相対
移動の工程を強制停止する工程と、異常状態を知らせる
工程とを具備することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態につい
て、添付図を参照して述べる。
【0015】先ず、図1は、塗布ヘッド1により塗布対
象である平面の基板Wの塗布有効面上に塗布流体Tを所
定厚さで流出して塗布を行う様子を模式的に示した動作
原理図である。
【0016】本図において、塗布ヘッド1には供給管2
と排出管3とが接続されており、供給管2を介して塗布
流体が供給されスリット状の開口部1aを介して略シー
ト状に吐出する一方で、排出管3を介して塗布直後の塗
布流体を排出するように構成されており、後述する昇降
機構により昇降するように構成されている。
【0017】この塗布ヘッド1は、基板Wの搬送を待つ
ための待機位置(P1)に上昇して待機しており、基板
Wが搬送され吸着保持盤13上において吸着孔13aに
供給される負圧により吸引されて不図示の位置決め装置
により位置決めされて保持されるのを待つ。図示のよう
に基板Wが保持されると一定の位置(P2)に下降し、
塗布ヘッド1のスリット状の開口部1aにより決定され
る一直線の塗布開始線からの塗布を行なうために塗布ヘ
ッド1に供給する塗布流体Tに常に一定の圧力を与えら
れて、膜厚が所定の均一膜を得るようにする。このとき
後述の各弁を開閉駆動することで圧力の印加された塗布
流体を塗布ヘッド1に安定供給しつつ矢印方向に相対移
動することで、塗布ヘッド1内に貯留していた塗布流体
をスリット状の開口部1aを介して押し出すことで位置
(P3)までの定量吐出を行ない塗布終了線を形成して
から、再度待機位置(P4)に上昇する。
【0018】このように塗布開始線を一直線で同じ位置
となるように再現性を持たせることと、開始線から位置
(P3)までの間において等厚の塗布を行うようにする
ためには、塗布ヘッド1内は貯留した塗布液で充填され
ており、塗布開始線での走行速度が所定の一定速度に到
達している必要がある。また、図1に示すように塗布終
了線のやや手前となる、適当な位置で流体供給の開閉弁
を閉じ、塗布ヘッド1への供給を止め、塗布ヘッド1の
残圧にて吐出される量で塗布を行う。この後に、P3で
示す位置に塗布ヘッド1が到着すると、これを上昇させ
ると略同時に、塗布ヘッド1に設けたサックバック機構
を働かせることで、塗布ヘッド先端部と塗布した液切り
とヘッド先端部に付着した液をスリット開口部1a内に
一定量(一定時間)引き込み塗布動作を完了する。
【0019】そして、図1のP1の位置に待機させた塗
布ヘッド1をP2の位置へ塗布対象面を塗布ヘッド先端
の距離を所定の設定値にすべく降下させ、塗布ヘッド1
に対して弁が開放され供給が開始されると、P1位置か
らP2の位置へ基板Wの移動が加速され、塗布ヘッドが
P2aの位置に到達するときは走行速度は最高塗布速度
に到達して、その速度で等速塗布動作を行うようにして
いる。このようにして塗布ヘッドを基板Wに対して近接
させることで塗布開始線からの塗布膜の再現性(品質)
が左右される。また、P3位置では、塗布完了時におい
て基板Wに塗布した塗布液と塗布ヘッド1内の塗布液の
互いの引っ張り合いによってその状態がその都度変化す
る。また、P4の待機位置から再度P1の待機位置に戻
る際に、基板Wが反対方向に相対移動しつつ塗布を行な
うことで、連続して塗布を行なうことも可能である。
【0020】以上のような塗布動作を行なう塗布ヘッド
1には、板状部材6、7が移動方向の前後において図示
のように併設される。これらの板状部材6、7は、基板
Wの塗布有効面に沿う直線状の保護先端部6a、7aが
直線状になるように精密加工されており、塗布ヘッド1
の直線状の開口部1aのヘッド先端部に対して平行にな
るように正確に精度出しされて固定される。これら板状
部材6、7の内で、塗布の移動の先頭側となる板状部材
6の上には微弱な振動を検出する振動センサー5が固定
されている。尚、図では両方向に塗布ヘッド1が基板に
対して相対移動する様子を示しているが、一方向のみの
相対移動による塗布であっても良く、この場合には進行
方向の前側のみに板状部材6と振動センサー5を取付け
れば良いことになる。
【0021】また、開口部1aと基板表面の間の間隙を
一定にするために、距離センサー8が板状部材6及び7
の上に振動を抑制しない状態で夫々固定されている。こ
の距離センサーとしては、光学的または電気的に距離測
定を行なう非接触式のセンサーが好ましいが、特に限定
されない。
【0022】図2は、以上説明の動作原理に基づく塗布
ヘッド1を2機分配設したスリットコート式塗布装置1
0を一部破断して示した外観斜視図である。
【0023】本図において、装置10の基部となるフレ
ーム11には昇降エアシリンダー12が配設されてい
る。また、フレーム11上にはモータ15が固定されて
おり、このモータ15の出力軸のネジ軸15aを回動駆
動するとともに、このネジ軸15aに螺合するリニアガ
イド14を往復駆動するように構成されている。また、
各塗布ヘッド1は両端において上記の昇降エアシリンダ
ー12を設けた昇降部材4に対して固定されており、各
エアシリンダー12の駆動により吸着保持盤13上に吸
着保持された基板Wの塗布面に対して相対上下駆動する
ように構成されている。また、昇降エアシリンダーの上
には微少調整用のサーボモータ120が固定されてい
る。吸着保持盤13の底面には上記のリニアガイド14
が固定されており、モータ15への通電にともない矢印
方向に往復移動するようにして上記の相対移動にともな
う塗布を可能にしている。
【0024】そして、吸着保持盤13が図示の位置に待
機しているときに、ロボットアーム18上に載置された
基板Wが搬送される。この装置10の右上にはアラーム
ライト20が設けられており、異物により何らかの支障
が発見されたときに作業者に警報とともに知らせるよう
に構成されている。また装置前面には操作パネル19が
設けられており、各調整ツマミ類の調整を行なえるよう
にしている。
【0025】図3は、塗布ヘッド1の配管図であって、
図1で既に説明済みの構成部品については同様の符号を
附して説明を割愛する。本図において、塗布流体Tは、
供給部であるタンク24中に貯えられており、制御部2
2で制御される空電ユニット23からの供給されるガス
供給圧力により流路25中に塗布流体Tを所定供給圧力
で送り込む。この流路25には、真空ポンプ29に対し
て電磁弁28を介して接続されることで内部を真空状態
に近づけるようにした脱ガス装置26が接続されてお
り、装置26内の脱ガス管27に真空が作用することで
塗布流体Tに混入したガスを除去するようにして、ガス
の影響によるすじ引きのない塗布を実現可能にしてい
る。塗布流体Tはその後、オンオフ弁31に送られ、サ
ックバック弁30を経由して供給管2に送られる。また
オンオフ弁31とサックバック弁30の間の流路から分
岐してオンオフ弁31が図示のようにさらに接続されて
いるが、このオンオフ弁31は、流路25及び供給管2
内の残圧を開放するために所定ストロークで駆動される
栓体を開くようにして流路25及び供給管2を大気に開
放する残圧開放弁として機能するものである。
【0026】この残圧開放弁は、塗布終了時点において
流路を一定期間大気に開放し、圧力を急速に下げること
で、この残圧開放弁を設けない場合に比べて塗布流体の
供給を急速に低下させるためのものである。この残圧開
放弁から外部に放出された塗布流体は容器32で回収さ
れる。
【0027】また、塗布ヘッド1の排出管3は図示のよ
うに左右端部に固定されており、集合した排出管より排
出される。また、上記の塗布ヘッド1の供給管2に接続
されたサックバック弁30は、供給管2内の体積を一時
的に減少するために所定ストロークで駆動される栓体を
有している。また、このサックバック弁30と供給部と
の間に接続されるオンオフ弁31にも所定ストロークで
駆動される栓体が内蔵されており、この栓体により流路
を開閉するように構成されている。
【0028】一方、振動センサー5には振動検出信号が
入力される制御装置22が接続されている。この制御装
置22には上記のアラームライト20が接続されてい
る。
【0029】図4は、上記のように構成されるスリット
コート式塗布装置の動作説明のための要部拡大図であっ
て、図4(a)は基板Wの塗布面上に異物Gが固着して
いる場合を示し、また図4(b)は、基板Wの塗布面の
裏面上に異物Gが固着しており、吸着保持盤13上に吸
着保持された場合を示したものである。
【0030】先ず、図4(a)に示した場合において、
基板Wが塗布ヘッド1に対して相対移動されつつ塗布を
行ない、異物Gに板状部材6の保護先端部6aに対して
衝突すると、この状態を振動センサー5が捉えて振動検
出信号を制御部22に送ることで、その後の塗布動作を
強制停止する。また、図4(b)に示した場合におい
て、基板Wが実線で示す塗布ヘッド1に対して相対移動
されつつ塗布を行ない、破線図示の位置に塗布ヘッド1
が相対移動すると板状部材6の保護先端部6aに対して
基板Wの表面が衝突する状態になる。この状態を振動セ
ンサー5が捉えて振動検出信号を制御部22に送ること
で、その後の塗布動作を強制停止することで、基板Wの
破損を未然に防止するとともに、塗布ヘッド1の開口部
1aの先端部の破損を確実に防止する。
【0031】図5は、図4の動作に係るフローチャート
であって、制御例を示している。本図において、動作が
開始すると、ステップS1で距離センサー8により基板
面からの距離が測定されその測定結果に基づき、図1の
P1位置からP2位置への移動が行なわれて塗布開始準
備が行なわれる。続いてステップS2に進み、位置P3
に相対移動しつつ塗布が行われて、ステップS3におい
て振動センサー5により振動検出が開始されて、ステッ
プS4で振動検出の有無が判断され、振動検出有りのと
きには、ステップS5−1に進みモータ15への通電を
強制停止する。その直後にステップS6で、アラームラ
イト20を起動して作業者に異常発生を知らせてリター
ンし、S7で作業者が破損基板を除去した後に、S8で
次の基板の塗布開始準備をする。またステップS4では
振動検出無しの場合には、S5−2でP3の位置まで塗
布動作を継続し、P4の位置までヘッドを上昇した後
に、S8で次の基板の塗布開始準備をする。
【0032】以上の説明では、矩形基板の場合について
のみ説明したが、これに限定されずスリットコート式塗
布方法による塗布基板であって、平面の矩形基板及び円
形平面状の半導体用ウエハーに対しても適用可能であ
る。
【0033】尚、本発明は上記の各実施形態に限られる
ものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれることは無論である。
【0034】
【発明の効果 】以上説明したように、本発明によれ
ば、スリットコート式塗布装置において、塗布前の異物
検出工程をなくすことで、サイクルタイムを短くするこ
とができ、かつ基板上に存在する異物または基板保持盤
と基板の間に存在する異物によって、塗布ヘッドが損傷
されることで長時間に及ぶ運転停止の虞を解消したスリ
ットコート式塗布装置とスリットコート式塗布方法を提
供することができる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】塗布ヘッド1により塗布対象である平面の基板
Wの塗布有効面上に塗布流体Tを所定厚さで流出して塗
布を行う様子を示した動作原理図である。
【図2】スリットコート式塗布装置の一部を破断して示
した外観斜視図である。
【図3】塗布ヘッドの配管図である。
【図4】振動センサーによる異物検出の動作説明図であ
る。
【図5】図4の動作説明フローチャートである。
【符号の説明】
1 塗布ヘッド 2 供給管 3 排出管 4 昇降部材 5 振動センサー 10塗布装置 12エアシリンダー 13吸着保持盤 15モータ 18ロボットアーム 20アラームライト 22制御部 24タンク 25流路 26脱ガス装置 T 塗布流体 W 基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板保持盤上に保持された塗布対象であ
    る平面の基板の塗布有効面上に塗布流体をスリット状の
    開口部から流出する塗布ヘッドと、前記塗布有効面から
    前記開口部を所定間隙分離間させて前記基板を前記塗布
    ヘッドに対して相対移動する相対移動手段とを備えたス
    リットコート式塗布装置であって、 前記開口部のヘッド先端部に対して併設されるととも
    に、前記塗布有効面に沿う直線状の保護先端部を有する
    板状部材と、該板状部材に固定されることで前記相対移
    動にともない前記保護先端部が前記基板上または前記基
    板保持盤と前記基板の間に在る異物により振動すること
    を検出する振動検出手段と、 前記検出したときに前記相対移動手段を強制停止する制
    御手段とを具備することを特徴とするスリットコート式
    塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記板状部材を前記ヘッド先端部の両側
    に配設することで、往復の前記相対移動における振動検
    出を可能にするとともに、 前記ヘッド先端部の保護を行なうことを特徴とする請求
    項1に記載のスリットコート式塗布装置。
  3. 【請求項3】 基板保持盤上に塗布対象である平面の基
    板を保持する工程と、前記基板の塗布有効面上に塗布流
    体をスリット状の開口部を有する塗布ヘッドから流出す
    る工程と、前記塗布有効面から前記開口部を所定間隙分
    離間させて前記基板を前記塗布ヘッドに対して相対移動
    する工程とを備えたスリットコート式塗布方法であっ
    て、 前記開口部のヘッド先端部に対して併設されるととも
    に、前記塗布有効面に沿う直線状の保護先端部を有する
    板状部材と、該板状部材に固定されることで前記相対移
    動にともない前記保護先端部が前記基板上または前記基
    板保持盤と前記基板の間に在る異物により振動すること
    を検出する工程と、 前記検出したときに前記相対移動の工程を強制停止する
    工程と、 異常状態を知らせる工程とを具備することを特徴とする
    スリットコート式塗布方法。
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