JP2000003376A - 衣服の補正方法及びこの方法を用いた衣服の補正装置 - Google Patents

衣服の補正方法及びこの方法を用いた衣服の補正装置

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JP2000003376A
JP2000003376A JP16739898A JP16739898A JP2000003376A JP 2000003376 A JP2000003376 A JP 2000003376A JP 16739898 A JP16739898 A JP 16739898A JP 16739898 A JP16739898 A JP 16739898A JP 2000003376 A JP2000003376 A JP 2000003376A
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clothing
fitting
clothes
human body
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Yoshiyuki Sakaguchi
嘉之 坂口
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試着画像(CG画像)を用いて衣服の補正を
可能にする。 【解決手段】 入力装置7から入力された顧客の体型情
報に基づき顧客の体型を反映した顧客モデルの三次元画
像が作成されるとともに、入力装置7から入力された試
着服の衣服情報に基づき試着服の三次元画像が作成さ
れ、両画像を合成して顧客モデルが試着服を着た試着画
像が作成される。表示装置22にはこの試着画像と補正
用のGUI画像が表示され、入力装置7によりGUI画
像を介して衣服の補正情報が入力されると、この補正情
報に基づき試着画像における衣服画像が変形される。顧
客が試着服を着た状態のシミュレーション画像を用いる
ことにより簡単に試着服の補正ができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客が衣服を購入
する際の当該衣服の補正方法に係り、特にコンピュータ
・グラフィックス(以下、CGと略称する。)による三
次元の試着画像を用いて衣服のサイズを顧客の希望する
サイズに補正することのできる衣服の補正方法及びこの
方法を用いた衣服の補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洋装店等で衣服を仕立てる場合、
採寸者が顧客の身体の所定の部位を採寸し、この採寸結
果に基づいて衣服を作成した後、この衣服を顧客に試着
させて袖や丈等の微妙な補正が行われている。
【0003】また、CG画像を用いて仮想的に試着状態
を確認できるようしたシステムも提案されている。例え
ば特開平7−198498号公報には、試着を希望する
人物の画像に所望の衣服の画像を合成して試着状態をシ
ミュレートする方法が示されている。この試着シミュレ
ーション方法では、衣服が着せ付けられたマネキンの画
像から衣服部分の画像(以下、衣服画像という。)が抽
出されるとともに、マネキンの人体部分の画像(以下、
人体画像という。)を抽出され、試着対象者の体型情報
に基づいて人体画像と衣服画像とをそれぞれ変形した
後、両画像を合成して仮想的に試着対象者が試着対象服
を着てなる試着画像が作成されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の衣服の補正
方法では、採寸者による顧客の身体の採寸結果に基づい
て衣服を作成した後、この衣服を実際に顧客に試着させ
て最終的な寸法の微調整を行うようにしているので、顧
客の体型にフィットした衣服を作成するのにかなりの手
間と労力を要し、衣服を迅速に作成することは困難であ
った。また、衣服を作成するための顧客の採寸には一定
の技術と経験を要するため、採寸者により衣服の仕立て
上がりの品質にバラツキが生じやすいという問題もあっ
た。
【0005】一方、上記のようにCG画像を用いて顧客
の試着状態をシミュレートする方法が提案され、実際に
衣服を作成するまでもなく試着した状態を確認し得る技
術が確立されつつあるが、従来の試着シミュレーション
方法は、単に試着状況を示すに過ぎず、試着シミュレー
ション画像を用いて試着服の補正や当該試着服を作成す
るための型紙作成をすることはできないので、従来の衣
服の作成における型紙作成や衣服の補正を支援し得るも
のとはなっていない。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、CG画像による試着画像を用いて試着服の補正
やその服の型紙作成を簡単に行うことのできる衣服の補
正方法及びこの方法を用いた衣服の補正装置を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
仮想的に試着対象者に試着服を着せてなる試着画像を表
示手段に表示させ、この試着画像を用いて上記試着服を
補正する衣服の補正方法であって、(a)人体の体型区分
毎に予め作成され、記憶手段に記憶された複数の標準体
型を有する標準人体モデルの三次元画像と外部入力され
た上記試着対象者の体型に関する情報とに基づき当該試
着対象者の体型を有する個別人体モデルの三次元画像を
作成する第1の工程と、(b)人体の体型区分毎に予め作
成され、上記記憶手段に記憶された複数の標準サイズを
有する衣服の型紙の二次元画像と外部入力された上記試
着対象服に関する情報と上記個別人体モデルの三次元画
像とに基づき上記試着対象服の三次元画像を作成する第
2の工程と、(c)上記個別人体モデルの三次元画像と上
記試着対象服の三次元画像とを合成して上記試着画像を
作成し、この試着画像を上記表示手段に表示する第3の
工程と、(d)外部入力された上記試着画像における試着
対象服の補正に関する情報に基づき上記試着対象服の型
紙の二次元画像を変形する第4の工程と、(e)変形後の
型紙の二次元画像と上記個別人体モデルの三次元画像と
に基づき補正後の上記試着対象服の三次元画像を作成す
る第5の工程と、(f)上記個別人体モデルの三次元画像
と衣服補正後の上記試着対象服の三次元画像とを合成し
て補正後の上記試着画像を作成し、この試着画像を上記
表示手段に再表示する第6の工程とからなるものであ
る。
【0008】また、請求項2記載の発明は、上記衣服の
補正方法において、更に試着対象者の全身の画像を取り
込む工程と、上記試着対象者の全身画像と補正後の試着
画像とを合成して当該試着対象者が補正後の試着対象服
を着てなる模擬試着画像を作成し、この模擬試着画像を
上記表示手段に表示する工程とを備えたものである。
【0009】また、請求項3記載の発明は、仮想的に試
着対象者に試着服を着せてなる試着画像を表示手段に表
示させ、この試着画像を用いて上記試着服の補正が可能
な衣服の補正装置であって、上記試着対象者の体型に関
する情報を入力する第1の入力手段と、上記試着対象服
に関する情報を入力する第2の入力手段と、人体の体型
区分毎に予め作成された複数の標準体型を有する標準人
体モデルの三次元画像が記憶された第1の記憶手段と、
人体の体型区分毎に予め作成された複数の標準サイズを
有する衣服の型紙の二次元画像が記憶された第2の記憶
手段と、上記試着対象者の体型に関する情報と上記複数
の標準体型を有する標準人体モデルの三次元画像とに基
づき上記試着対象者の体型を有する個別人体モデルの三
次元画像を作成する人体モデル画像作成手段と、上記試
着対象服に関する情報と上記複数の標準サイズを有する
衣服の型紙の二次元画像と上記個別人体モデルの三次元
画像とに基づき標準サイズの試着対象服の三次元画像を
作成する第1の衣服画像作成手段と、上記個別人体モデ
ルの三次元画像と上記標準サイズの試着対象服の三次元
画像とを合成して個別人体モデルが標準サイズの試着対
象服を着てなる試着画像を作成する第1の試着画像作成
手段と、上記試着画像を上記表示手段に表示させる第1
の表示制御手段と、上記表示手段に表示された上記試着
画像における試着対象服の補正に関する情報を入力する
第3の入力手段と、上記補正に関する情報に基づき上記
試着対象服の型紙の二次元画像を変形する画像変形手段
と、変形後の型紙の二次元画像と上記個別人体モデルの
三次元画像とに基づき補正後の上記試着対象服の三次元
画像を作成する第2の衣服画像作成手段と、上記個別人
体モデルの三次元画像と補正後の上記試着対象服の三次
元画像とを合成して補正後の上記試着画像を作成する第
2の試着画像作成手段と、補正後の上記試着画像を上記
表示手段に更新的に表示させる第2の表示制御手段とを
備えたものである。
【0010】また、請求項4記載の発明は、上記衣服の
補正装置において、更に試着対象者の全身の画像を取り
込む画像取込手段と、上記試着対象者の全身画像と衣服
補正後の試着画像とを合成して当該試着対象者が補正後
の試着対象服を着てなる模擬試着画像を作成する模擬試
着画像作成手段と、上記模擬試着画像を上記表示手段に
更新的に表示させる第3の表示制御手段とを備えたもの
である。
【0011】また、請求項5記載の発明は、上記衣服の
補正装置において、更に補正後の試着対象服の型紙の二
次元画像を用いて当該型紙のサイズデータを生成する型
紙データ生成手段と、上記型紙のサイズデータを外部接
続されるデータ端末装置に伝送する伝送手段とを備えた
ものである。
【0012】本発明によれば、人体の体型区分毎に予め
作成された複数の標準体型を有する標準人体モデルの三
次元画像と外部入力された試着対象者の体型に関する情
報とに基づき当該試着対象者の体型を有する個別人体モ
デルの三次元画像が作成される。また、人体の体型区分
毎に予め作成された複数の標準サイズを有する衣服の型
紙の二次元画像と外部入力された試着対象服に関する情
報と個別人体モデルの三次元画像とに基づき試着対象服
の三次元画像が作成される。そして、個別人体モデルの
三次元画像と上記試着対象服の三次元画像とを合成して
仮想的に試着対象者が試着対象服を着てなる試着画像が
作成され、この試着画像が表示手段に表示される。
【0013】オペレータは表示手段に表示された試着画
像を見ながら試着対象服の補正が可能で、オペレータに
よりその試着対象服の補正に関する情報が入力される
と、当該情報に基づき試着対象服の型紙の二次元画像が
変形されるとともに、この変形後の型紙の二次元画像と
個別人体モデルの三次元画像とに基づき補正後の試着対
象服の三次元画像が作成され、更に個別人体モデルの三
次元画像と補正後の試着対象服の三次元画像とを合成し
て衣服補正後の試着画像が作成され、この試着画像が表
示手段に再表示される。
【0014】これによりオペレータは衣服補正後の試着
状態を確認することができる。そして、オペレータは補
正に関する情報を繰り返し入力することで、補正状態を
モニタしつつ衣服の補正を行うことができる。
【0015】また、本発明によれば、試着対象者の全身
画像を取り込み、この全身画像と衣服補正後の試着画像
とを合成して仮想的に当該試着対象者が補正後の試着対
象服を着てなる模擬試着画像が作成され、その模擬試着
画像が表示手段に表示される。これにより試着対象者
は、仮想的に自分が補正後の試着対象服を試着した状態
を確認することができる。
【0016】更に、本発明によれば、補正後の試着対象
服の型紙の二次元画像を用いて当該型紙のサイズデータ
が生成され、この型紙データの外部接続されるデータ端
末装置への伝送が可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る衣服の補正
装置の概略構成図である。衣服補正装置1は、図1に示
すように、パーソナルコンピュータ2、大型ディスプレ
イ3、デジタルカメラ4及び照明ランプ5により構成さ
れ、主としてブティック等の服飾品販売店に設置して使
用されるものである。
【0018】この衣服補正装置1では、後述するよう
に、コンピュータグラフィクスによる仮想空間上に顧客
Qの体型を有する人体モデルに当該顧客Qが選択した衣
服を試着させた画像(以下、この画像を試着画像とい
う。)を登場させ、この試着画像を用いて顧客Qが選択
した試着服の寸法を顧客Qの希望する寸法に補正するこ
とができるようなっている。また、顧客Qが補正後の衣
服を購入する場合は、衣服補正後の試着画像から衣服を
構成する型紙のサイズデータを作成し、この型紙のサイ
ズデータをオーダデータとともに衣服製造工場に伝送し
て直ちに発注処理ができるようになっている。
【0019】パーソナルコンピュータ2(以下、パソコ
ン2という。)は、上述の衣服の補正処理及びオーダ処
理を行うものである。パソコン2は、本体21、表示装
置22、記録装置23、キーボード24及びマウス25
により構成されている。本体21は、上述の衣服の補正
処理及びオーダ処理における数値計算や画像処理を行う
中央処理装置である。本体21では顧客Qの体型を有す
る人体モデルの三次元画像(以下、個別人体モデル画像
という。)と当該顧客Qが選択した衣服の三次元画像
(以下、衣服画像という。)とが作成されるとともに、
この個別人体モデル画像と衣服画像とを合成して補正用
の試着画像が作成される。また、キーボード24又はマ
ウス25により入力された衣服の補正に関する情報に基
づき試着画像における衣服形状が変形され、これにより
衣服の補正が行われる。
【0020】表示装置22は、本体21で行われる衣服
の補正処理に関する各種の表示(作業メニューの表示、
GUI(Graphical User Interface)による入力キーの
表示、衣服補正のための試着画像の表示、補正後の衣服
を顧客が試着した状態をシミュレートした画像の表示
等)を行うものである。表示装置22は、CRT(Cath
ode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、
プラズマ表示パネル等の電子ディスプレイ装置で構成さ
れている。
【0021】記録装置23は、例えばレーザプリンタか
らなり、本体21で処理された処理結果を記録紙に出力
するものである。例えば本体21で作成される顧客が衣
服を試着したシミュレーション画像や当該試着服の型紙
のサイズデータ等が記録装置23に出力される。
【0022】キーボード24及びマウス25は、本体2
1で行われる衣服の補正処理に必要な各種情報を入力す
るものである。マウス25は、主として表示装置22に
表示されたメニュー選択やGUIによる入力キー表示を
操作するために用いられ、キーボード24は、主として
文字情報や数値情報の入力に用いられる。
【0023】大型ディスプレイ3は、顧客が衣服を試着
したシミュレーション画像(すなわち、顧客Qの全身写
真の画像と当該顧客Qが選択した衣服(補正後の衣服)
の画像とを合成して模擬的に顧客Qに衣服を着せ付けた
画像(以下、この画像を模擬試着画像という。))を表
示するものである。この模擬試着画像は、表示装置22
でも見ることができるが、大型ディスプレイ3でも見る
ことができる。模擬試着画像を大型ディスプレイ3に表
示させることにより顧客Qに恰も実際に試着しているか
のような疑似体験を提供し、顧客Qの購買意欲を喚起す
るために設けられている。従って、大型ディスプレイ3
は、例えば姿見程度の大型の表示サイズを有するプラズ
マディスプレイで構成されている。
【0024】デジタルカメラ4は、模擬試着画像を作成
するために顧客Qの全身写真を取り込むものである。照
明ランプ5は、顧客Qの全身写真を撮影する際に顧客Q
を照明するものである。デジタルカメラ4及び照明ラン
プ5は大型ディスプレイ3の上方に配置され、大型ディ
スプレイ3の前の所定の位置に顧客Qを立たせてデジタ
ルカメラ4で撮影することにより顧客Qの全身写真が取
り込まれる。
【0025】なお、本実施の形態では、デジタルカメラ
4で来店した顧客Qの全身写真を撮影するようにしてい
るが、顧客Qが持参した全身写真をスキャナ等で取り込
むようにしてもよい。
【0026】図2は、本発明に係る衣服補正装置のブロ
ック構成図である。
【0027】同図において、図1に示す部材と同一部材
には同一の番号を付している。また、外部記憶装置6
は、パソコン2の本体21に外部接続される記憶装置で
ある。外部記憶装置6は、本体21における演算処理の
ために必要な画像データや数値データが記憶された読/
書可能な記憶装置である。なお、外部記憶装置6の記憶
媒体としては磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク等の読/書可能な記録媒体を使用することができる。
【0028】外部記憶装置6には、例えばLサイズ,M
サイズ,Sサイズ等の人体の体型区分毎の標準的なサイ
ズの人体モデルの三次元画像(以下、標準人体モデル画
像という。)のデータが記憶されている。この標準人体
モデル画像は、例えば実際の人物モデルを三次元曲面形
状測定装置で測定して得られる三次元距離データを用い
て予め作成されている。また、外部記憶装置6には、標
準サイズの衣服の画像データが、図3に示すように、型
紙Dの二次元画像の形で記憶されている。更に、衣服の
生地の物理特性(例えば木綿、絹、羊毛、ポリエステル
等の各生地の引っ張り特性や曲げ特性)、衣服の色、
柄、模様等のデータやこの衣服の各型紙の縫製に関する
データ等の各種データが記憶されている。また、衣服の
補正処理でキーボード24から入力された顧客Qの体型
に関する情報(身長、胸囲、胴囲、腰回り等の各部位の
寸法情報)や衣服の補正処理で作成された衣服の寸法情
報や型紙の画像データが外部記憶装置6に記憶される。
【0029】入力装置7は本体21に対するデータの入
力装置で、図1におけるキーボード24及びマウス25
に相当するものである。また、伝送制御部8は、本体2
の処理結果をネットワークを介して他のデータ端末装置
に伝送するための制御部である。パソコン2はネットワ
ークを介して衣服製造工場のデータ端末装置に接続され
ており、後述するように、パソコン2で顧客Qの注文に
応じて作成された衣服の型紙データがオーダーシートと
ともに衣服製造工場のデータ端末装置に伝送可能になっ
ている。伝送制御部8は、かかる型紙データやオーダー
シートのデータをネットワークを介して他のデータ端末
装置に伝送する処理を制御するものである。
【0030】本体21は、制御部211、演算処理部2
12及び主記憶装置213を備えている。制御部211
は、衣服の補正処理を制御するものである。制御部21
1は、主記憶装置213のROM213aから処理プロ
グラムを読み出し、この処理プログラムに従って入力装
置7から入力されるデータの取込みや演算処理部212
の所定の演算やこの演算結果の表示装置22及び大型デ
ィスプレイ3への表示等の各処理を制御する。制御部2
11はGUI211aを有し、このGUI211aを介
して表示装置22に表示された入力キーやカーソルキー
をマウス22により仮想的に操作することができるよう
になっている。
【0031】演算処理部212は、個別人体モデル画
像、衣服画像及び試着画像の作成並びに入力装置7から
入力された衣服の補正に関する情報に基づき試着画像に
おける衣服画像の変形処理(補正処理)等を行うもので
ある。
【0032】演算処理部212は、標準人体モデル画像
作成部212a、個別人体モデル画像作成部212b、
標準衣服画像作成部212c、衣服補正部212d、試
着画像作成部212e及び模擬試着画像作成部212f
を有している。
【0033】標準人体モデル画像作成部212aは、顧
客Qの属する体型区分の標準的な体型の人体モデル画像
(三次元画像)を作成するものである。上述したよう
に、外部記憶装置6には人体の各体型区分毎に標準的な
体型の人体モデルの画像データが記憶されているので、
標準人体モデル画像作成部212aは入力装置7から入
力される顧客Qの属する体型区分(L,M,S等の体型
区分)の情報に基づいて外部記憶装置6から対応する体
型区分の標準人体モデルの画像データを記憶装置213
のRAM213bに読み出すことにより標準人体モデル
画像(三次元画像を作成する。
【0034】個別人体モデル画像作成部212bは、標
準人体モデル画像生成部212aにより作成された標準
人体モデル画像を変形して顧客Qの体型を有する個別人
体モデル画像(三次元画像)を作成するものである。
【0035】個別人体モデル画像作成部212bは、入
力装置7から入力される顧客Qの各部位のサイズ(身
長、肩幅、胸囲、胴囲等の各部位のサイズ)に基づき標
準人体モデル画像を変形して個別人体モデル画像を作成
する。個別人体モデル画像が標準人体モデル画像を全体
的に拡大(又は縮小)して作成される場合は、例えば図
3に示すように、標準人体モデル画像Mが全体的に所定
の比率で拡大(又は縮小)される。また、個別人体モデ
ル画像が標準人体モデル画像を部分的に拡大(又は縮
小)して作成される場合は、例えば図4に示すように、
標準人体モデル画像Mの対応する部分を拡大(又は縮
小)するとともに、関連する部位がFFD(Free Form
Deformation)により所要のサイズに拡大(又は縮小)
される。
【0036】なお、図4は、標準人体モデル画像Mの身
長160cmを180cmに変更して個別人体モデル画
像M′を作成する場合の例で、標準人体モデル画像Mの
y軸方向の長さTが1.125(180/160)倍の
長さに変更されるとともに、両腕、両足、バスト、ヒッ
プの各部位のサイズが1.125倍される。また、図5
は、標準人体モデル画像Mの肩幅を60cmから100
cmに拡大して個別人体モデル画像M′を作成する場合
の例で、肩の両端の制御点A,B(A,B間の長さは6
0cmに相当)が制御点A′,B′(A′,B′間の長
さは100cmに相当)に変更されるとともに、胸部の
制御点C,DがFFD法によって算出される制御点
C′,D′に変更される。
【0037】図2に戻り、標準衣服画像作成部212c
は、顧客Qの属する体型区分の標準人体モデル画像を用
いて顧客Qの選択した衣服の標準的なサイズの三次元画
像(以下、標準衣服画像という。)を作成するものであ
る。標準衣服画像作成部212cは、例えば特開平8−
44785号(衣服の立体形状形成方法)に開示された
方法により標準衣服画像を作成する。この標準衣服画像
の作成方法の詳細説明は省略するが、その概要は、衣服
を構成する複数個の型紙をモデルの周囲の対応位置に配
置し、各型紙をモデルに押し付けるようにして衣服の仮
の立体形状を形成した後、各型紙同士を縫製して衣服を
作成する手順をシミュレートする方法により標準衣服画
像を作成するものである。
【0038】標準衣服画像作成部212cは、入力装置
7から入力される顧客Qの体型区分の情報に基づき外部
記憶装置6から当該体型区分に対応する標準人体モデル
画像のデータを主記憶装置213内のRAM213bに
読み出す。また、入力装置7から入力される衣服の形状
(ワンピース、ツーピース等の形状)、生地、柄等の情
報に基づき外部記憶装置6から当該衣服の情報に対応す
る型紙の画像データと衣服の特性データ(生地の物理特
性や型紙の縫製特性に関するデータ)とをRAM213
bに読み出す。
【0039】そして、図6に示すように、CG空間上で
標準人体モデル画像Mの回りの所定位置に各型紙の画像
Dを配置し、所定のバネ力で当該バネ力が所定の閾値以
下となるまで各型紙の画像Dを互いに引き寄せて標準人
体モデル画像Mを包み込み、この状態で各型紙の画像D
を縫製するように画像処理を行って標準衣服画像Cを作
成する。この画像処理においては、各型紙の画像Dは生
地の物理特性に基づいて変形され、縫製特性に基づいて
結合処理が行われる。
【0040】衣服補正部212dは、標準衣服画像作成
部212cで作成された標準衣服画像を入力装置7から
入力される補正に関する情報に基づいて変形することに
より仮想的に衣服の補正を可能にするものである。
【0041】表示装置22には、後述するように標準人
体モデル画像作成部212a及び個別人体モデル画像作
成部212bにより作成された個別人体モデル画像と標
準衣服画像作成部212cにより作成された標準衣服画
像とが試着画像作成部212eにより個別人体モデルが
標準衣服を試着しているように合成されて表示されるよ
うになっている。この試着画像の表示は衣服の寸法を仮
想的に補正するためのもので、オペレータは入力装置7
により衣服の部位を指定して当該部位の補正に関する情
報(例えば補正すべき絶対値寸法や現寸法に対して相対
的に伸長もしくは縮小すべき寸法等の情報)を入力する
ことで衣服の寸法補正をマニュアルで行えるようになっ
ている。また、衣服の自動補正も可能になされ、オペレ
ータが自動補正を選択することにより衣服の寸法を個別
人体モデルに適した寸法に自動補正できるようになって
いる。
【0042】衣服の補正モードにおいて、入力装置7か
ら部位を指定して補正に関する情報が入力されると、衣
服補正部212dはこの補正に関する情報に基づいて標
準衣服画像の対応する部位を変形する。また、入力装置
7から自動補正の選択情報が入力されると、衣服補正部
212dは予め設定された自動補正プログラムに従って
個別人体モデルに対して適正な衣服の補正値を演算し、
この演算結果に基づいて標準衣服画像を変形する。
【0043】なお、衣服の補正が行われると、表示装置
22には個別人体モデル画像と変形後の標準衣服画像と
を合成してなる試着画像が表示されるので、オペレータ
はリアルタイムで衣服の補正状態を確認することができ
る。
【0044】試着画像作成部212eは、上述したよう
に標準人体モデル画像作成部212a及び個別人体モデ
ル画像作成部212bにより作成された個別人体モデル
画像と標準衣服画像作成部212cにより作成された標
準衣服画像(衣服補正部212dで補正されたものを含
む。)とを合成して補正用の試着画像を作成するもので
ある。この補正用の試着画像は表示装置22に表示さ
れ、例えばGUIによる補正に関する情報の入力画面に
使用される。なお、表示装置22には、例えば試着画像
を正面や背面から見た平面画像が表示される。
【0045】模擬試着画像作成部212fは、補正が終
了した衣服画像とデジタルカメラ4で取り込まれた顧客
Qの全体写真の画像とを合成して模擬試着画像を作成す
るものである。模擬試着画像作成部212fは、試着画
像作成部212eで作成された衣服の補正終了後の試着
画像(表示用の二次元画像)をそのシルエットがデジタ
ルカメラ4で取り込まれた顧客Qの全体写真のシルエッ
トと略一致するように変形した後、その試着画像と顧客
Qの全体写真とをクロマキー合成することにより模擬試
着画像を作成する。この模擬試着画像は表示装置22及
び大型ディスプレイ3に表示される。顧客Qは表示装置
22及び大型ディスプレイ3に表示された模擬試着画像
により自分が選択し、補正した衣服を試着した状態の確
認を行うことができる。
【0046】主記憶装置213は、制御部211による
制御処理及び演算処理部212により演算処理を行うた
めに必要なプログラムやデータあるいは演算結果を一時
記憶するものである。主記憶装置213は、上述の衣服
の補正処理のプログラムや初期データが記憶されたRO
M213a、入力装置7から入力される情報や制御部2
11及び演算処理部212の処理結果を一時的に記憶す
るためのRAM213b及びデジタルカメラ4から取り
込まれた顧客Qの全体写真の画像データを記憶する画像
メモリ213cを有している。
【0047】次に、衣服補正装置1の衣服の補正手順に
ついて、図7,図8に示すフローチャートに従って説明
する。
【0048】この衣服補正装置1では、表示装置22に
衣服の補正処理に必要な外部入力情報の項目や選択枝が
表示され、オペレータもしくは顧客Q自身がこの表示内
容に従い入力装置7を操作して(キーボード24やマウ
ス25を操作して)、パソコン21の要求する情報を入
力するようになっている。
【0049】図9は、表示装置22に表示される基本画
面の一例を示す図である。同図に示す基本画面221に
は、下方位置に衣服の形状(ワンピース、ツーピース等
の形状)、生地、色、柄等の各種の情報を選択入力する
ためのボックス群222が水平配置されて表示され、左
端上部に衣服の補正処理の開始/終了等を入力するため
のボックス群223が表示されている。ボックス222
a、222b,222cは、それぞれ顧客Qが希望する
衣服の形状、生地、色/柄等の情報を入力するためのキ
ー表示である。また、ボックス222dは、顧客Qの全
身画像を撮影ではなく、写真をスキャナ等で読み取って
入力する場合の選択キー表示である。
【0050】また、基本画面221の略中央に衣服補正
用の試着画像や模擬試着画像が表示される表示画面22
4が設けられ、その右斜め上方位置に表示画面224よ
り表示サイズの小さい表示画面225が設けられてい
る。表示画面225には、例えば試着画像や模擬試着画
像の作成プロセスを示す画像が表示される。
【0051】オペレータはボックス222a〜222c
を選択することにより顧客Qが希望する試着服の情報を
入力することができる。例えば「形状」のボックス22
2a内にカーソルKを移動させ、マウス25をクリック
すると、基本画面221上に図略のポップアップ画面が
表れるとともに、このポップアップ画面に外部記憶装置
6に登録されている衣服の形状のインデックス画像が表
示され、この登録形状の中から所望の形状を同様の方法
で選択することにより顧客Qが試着したい衣服の形状に
関する情報が入力される。「生地」及び「色/柄」のボ
ックス222b,222cについても同様に、ポップア
ップ画面に外部記憶装置6に登録されている生地、色/
柄のインデックス画像が表示され、衣服の形状の場合と
同様の方法で顧客Qが試着したい衣服の生地、色及び柄
の情報を入力することができる。
【0052】一方、ボックス223a,223bは、補
正処理の開始と終了を指示するキー表示である。また、
ボックス223cは、表示画面224に表示される補正
用の試着画像に対して補正を行うか否かを指示するキー
表示である。オペレータは「開始」のボックス223a
内にカーソルKを移動させ、マウス25をクリックする
と、補正処理が開始される。まず、基本画面221上に
顧客管理に関する情報を入力するための図略のポップア
ップ画面が表れ、顧客の管理番号や顧客の体型に関する
情報を入力すると、上述したボックス222a〜222
cにより試着服に関する情報が入力可能になり、この試
着服に関する情報が入力されると、試着画像の作成及び
表示画面224への表示処理が行われて衣服の補正が可
能になる。そして、衣服の補正処理が終了し、オペレー
タが「終了」のボックス223b内にカーソルKを移動
させ、マウス25をクリックすると、補正処理は終了さ
れる。
【0053】図7のフローチャートに戻り、補正処理を
開始させると、まず、顧客管理に関する情報として顧客
Qが新規顧客であるか、既登録客であるかの情報が入力
される(ステップ#1でYES)。この情報により顧客
Qが新規顧客であれば(ステップ#3でYES)、表示
装置22にこの顧客Qの体型に関する情報の入力要求が
表示され、この要求内容に応じてオペレータから顧客Q
の管理番号、顧客Qの属する体型区分及び顧客Qの身体
の各部位のサイズが入力される(ステップ#5〜#
9)。顧客Qの管理番号は、顧客を管理するための識別
情報に相当するものである。顧客Qの属する体型区分は
衣服のサイズにおける体型区分(L,S,M等のサイズ
区分)である。また、顧客Qの各部位のサイズは、顧客
Qの身体の各部位の実際の寸法である。表示装置22に
は、例えば図10に示す人体サイズ入力表91及び人体
の採寸位置表示画像92とからなる人体サイズ入力画面
9が表示され、オペレータはマウス25を操作してこの
人体サイズ入力画面9の人体サイズ入力表91の身長、
肩幅、胸囲等の各部位の入力欄を指定しつつ、キーボー
ド24から指定した部位のサイズを入力することができ
るようになっている。そして、顧客Qの管理番号、体型
区分及び身体の各部位のサイズが入力されると、これら
の情報を用いて当該顧客Qの管理情報である人体サイズ
リストのデータが作成され、外部記憶装置6の顧客の管
理ファイルに記録される(ステップ#11)。
【0054】一方、顧客Qが既登録客であれば(ステッ
プ#3でNO)、オペレータから当該顧客Qの管理番号
が入力されると(ステップ#13)、外部記憶装置6か
らこの管理番号の人体サイズリストが読み出され(ステ
ップ#15)、リストの内容の修正処理が可能となる
(ステップ#17)。顧客Qの体型が前回の登録日から
変化している場合は、この修正処理でオペレータが体型
区分及び身体の部位の所要箇所に新規のデータを入力す
ることでリストの内容の修正が行われる。
【0055】続いて、顧客Qの全身写真の撮影が行われ
る(ステップ#19)。この全身写真は模擬試着画像を
作成するためのものである。従って、この全身写真の撮
影では体型のシルエットが明瞭となるように、例えば顧
客Qの水着姿の全身写真が撮影される。
【0056】顧客Qが大型ティスプレイ3の前の所定の
位置に立ち、デジタルカメラ4を起動すると、デジタル
カメラ4で当該顧客Qがビデオ撮影され、そのビデオ画
像が大型ディスプレイ3に表示される(図1参照)。こ
のビデオ表示では撮影画像が左右反転されており、顧客
Qは、恰も姿見に自己の姿を映しているように見ること
ができるようになっている。顧客Qが所望のポーズを決
めた状態で、デジタルカメラ4のレリーズ動作を行う
と、その顧客Qの全身の静止画像が取り込まれ、この画
像データはパソコン2の主記憶装置213の画像メモリ
213cに記憶される。なお、デジタルカメラ4の撮影
制御はパソコン2により制御され、入力装置7から入力
される撮影命令に従って顧客Qの全身写真は撮影され
る。
【0057】続いて、顧客Qが試着を希望する衣服の形
状、生地、色/柄等の情報が入力される(ステップ#2
1)。この衣服に関する情報は、上述したようにボック
ス222a〜222cを選択して順次、表示される選択
画面の中から所望の形状、生地、色/柄の項目を選択す
ることにより行われる。顧客Qが試着したい服の形状、
生地、柄等の選択が終了すると、続いて補正用の試着画
像の作成及び表示の処理が行われる(ステップ#23〜
#29)。
【0058】すなわち、まず、顧客Qの人体サイズリス
トの体型区分に基づき外部記憶装置6から対応する体型
区分の標準人体モデル画像のデータが主記憶装置213
のRAM213bに読み出されるととともに、この標準
人体モデル画像が表示装置22の表示画面224に表示
される(ステップ#23、図6の左端の標準人体モデル
画像Mを参照)。続いて、ステップ#21で入力装置7
から入力された衣服の形状の基づき外部記憶装置6から
対応する形状の標準サイズの衣服の型紙の画像データと
衣服の物理特性及び縫製特性のデータとが主記憶装置2
13のRAM213bに読み出されるとともに、表示装
置22の表示画面224に、各型紙の画像が標準人体モ
デル画像の回りの所定位置に配置されて表示される(図
6の中央の標準人体モデル画像M及び型紙Dを参照)。
そして、各型紙を標準人体モデルに押し付けた際の当該
型紙の変形状態を衣服の生地の特性データに基づき所定
の数値計算により演算することで、CG空間上で衣服の
三次元形状の輪郭が形成され、更に変形後の各型紙画像
同士を縫製特性に基づき連結することにより衣服の三次
元形状の画像(標準衣服画像)が作成される(ステップ
#25、図6の右端の標準人体モデル画像M及び標準衣
服画像Cを参照)。
【0059】続いて、ステップ#21で入力装置7から
入力された衣服の色及び柄の情報に基づきテキスチャー
マッピング法を用いて標準衣服画像Cに色及び柄が付与
される(ステップ#27)。そして、これにより表示装
置22の表示画面225には標準体型の人体モデルが顧
客Qが選択した標準サイズの衣服を試着している三次元
画像が表示されることになる。
【0060】続いて、顧客Qの人体サイズリストの各部
位のサイズに基づき標準人体モデル画像を全体的にもし
くは部分的に変形して顧客Qの体型を有する個別人体モ
デルの三次元画像が作成される(ステップ#29)。こ
れにより表示装置22の表示画面225には顧客Qの体
型を有する個別人体モデルが当該顧客Qが選択した標準
サイズの衣服を試着している三次元画像が表示されるこ
とになる。
【0061】そして、この三次元の試着画像から、例え
ば当該試着画像を正面から見た二次元の試着画像が作成
され、この試着画像が衣服補正用の試着画像として、例
えば図11に示すように表示装置22の表示画面224
に表示される(#31)。なお、図11は衣服を補正す
るための表示画面で、この表示画面を用いてオペレータ
は衣服の各部位の寸法を顧客Qの要望に応じて微調整す
ることができる。
【0062】図11において、スイッチ表示226は衣
服の補正を自動補正モードとマニュアル補正モードとに
切換設定するものである。スイッチ表示226内にカー
ソルKを移動させ、マウス25をクリック毎に自動補正
モードとマニュアル補正モードとが交互に切換設定され
る。
【0063】自動補正モードは、個別人体モデルに対す
る衣服の一般的な適正寸法をパソコン2内で算出し、こ
の適正寸法に基づいて衣服画像Cを全体的に変形するモ
ードである。一方、マニュアル補正モードは、オペレー
タが衣服画像Cの調整位置と調整サイズとを指定して衣
服画像Cを部分的に変形するモードである。これらの補
正モードは、最初、自動補正モードで衣服画像Cを全体
的に顧客Qの体型に合った寸法に変形した後、マニュア
ル補正モードで、例えば衣服の袖丈や裾の長さを好みの
長さに調整することにより補正が迅速に行えるようにす
るために設けられている。
【0064】また、スイッチ表示227は衣服画像Cを
半透明表示に切り換えるものである。スイッチ表示22
6と同様に、スイッチ表示227内にカーソルKを移動
させ、マウス25をクリック毎に半透明表示と不透明表
示とが交互に切り換えられる。衣服の半透明表示では衣
服の内側部分が透過して表示されるため、衣服の内側の
形状(例えばポケットの形状等)を考慮して衣服の補正
を行う際に便利な表示モードとなっている。
【0065】また、枠表示228は、衣服画像Cの補正
位置を指定するものであり、スライドバー表示229
は、衣服画像Cの枠表示228で指定された部分のサイ
ズ調整量を入力するものである。枠表示228は、表示
画面224内の任意の位置にカーソルKを移動させてマ
ウス25をクリックすることにより、その位置に表示位
置が移動するようになっている。従って、例えば衣服画
像Cの左袖先の部分にカーソルKを移動させてマウス2
5をクリックすれば、図11に示すように、衣服画像C
の左袖丈が寸法調整位置として指定される。スライドバ
ー表示229は、スライドスイッチに相当する機能を有
し、例えばバー229aを右側に移動させると、寸法の
調整量は増加し、バー229aを左側に移動させると、
寸法の調整量は減少する。なお、バー229aは、カー
ソルKを当該バー229a内に移動させ、マウス25を
クリック状態に保持して左右に移動させることによりカ
ーソルKの左右の移動に連動して移動させることができ
るようになっている。また、バー229aの移動操作に
応じて衣服画像Cの調整部分の表示が伸縮するようにな
っている。従って、図11の例では、バー229aを左
側に移動させると、衣服画像Cの左袖先は長くなり、バ
ー229aを右側に移動させると、衣服画像Cの左袖先
は短くなる。更に、寸法の補正量はスライドバー229
の右端部に設けられた表示欄229bに絶対補正値で表
示されるようになっている。例えば図11の例では左袖
丈が90cmに調整されている状態を示しているが、こ
の状態でバー229aを左側に移動させると、左袖丈の
長さが90cmから増大し、バー229aを右側に移動
させると、左袖丈の長さが90cmより減少する。
【0066】なお、本実施の形態では、補正用の試着画
像を用いて衣服の調整位置を指定しながら個々に衣服の
補正を行うようにしているが、顧客Qの体型に対応して
衣服の各部の寸法(肩幅、袖丈、胸囲、胴囲等の寸法)
が予め分かっている場合や顧客Qを採寸して得られる場
合は、これらのデータを入力することにより試着画像に
おける衣服画像Cの対応する部分を一括して補正するこ
とができる。この場合、例えば図12に示すように、表
示装置22に衣服サイズ入力表101及び衣服の採寸位
置表示画像102とからなる衣服のサイズ入力画面10
を表示させ、上述した顧客Qの身体の各部位の寸法を入
力する方法と同様の方法で衣服の各部位の寸法を入力さ
せるようにするとよい。
【0067】図8に戻り、続いて、試着服の補正の有無
が判別される(ステップ#33)。この判別は、基本画
面221のボックス223cにより「衣服補正」が選択
されたか、ボックス223bにより「終了」が選択され
たかにより行われる。
【0068】「終了」が選択され、衣服の補正が行われ
ないときは(ステップ#33でNO)、ステップ#43
に移行する。一方、「衣服補正」が選択され、衣服の補
正が行われるときは(ステップ#33でYES)、更に
自動補正が選択されたか否かが判別される(ステップ#
35)。
【0069】基本画面221のスイッチ表示226によ
り自動補正が選択されると(ステップ#35でYE
S)、顧客Qの人体サイズリストの各部位のサイズ情報
に基づき適正な衣服の各部位の寸法が算出され、この算
出結果に基づき標準衣服画像が変形される(ステップ#
39)。この衣服の自動補正は、例えば顧客Qの人体サ
イズの標準的なサイズからのずれ量に応じた衣服の修正
量(各型紙毎の修正量)を予め設定された所定の演算式
を用いて算出し、この修正量に基づき標準衣服画像Cの
各型紙画像(二次元画像)の寸法を変更することにより
行われる。すなわち、修正量に基づき各型紙画像の長さ
や幅が修正され、修正後の型紙画像と個別人体モデル画
像Mとを用いて上述のステップ#25と同様の方法によ
り衣服画像(三次元画像)が作成される。そして、この
衣服画像に色及び柄が付与された後、個別人体モデル画
像Mと合成して個別人体モデルが補正後の衣服を試着し
ている三次元画像が表示装置22の表示画面225に表
示される。
【0070】なお、顧客Qに対応する個別人体モデルに
適正の衣服の寸法を算出する方法として、予め種々の人
体サイズに対する適正な衣服の寸法を求めて人体サイズ
を衣服の寸法に変換する変換テーブルを作成しておき、
この変換テーブルにより算出される適正な衣服の寸法に
基づき衣服画像Cを変形するようにしてもよい。
【0071】本画面221のスイッチ表示226により
マニュアル補正が選択されると(ステップ#35でN
O)、基本画面221内にスライドバー表示229が表
示されるとともに、表示画面224内に枠表示228が
表示され、この枠表示228で指定された衣服画像Cの
部位に対してスライドバー表示229により入力された
寸法に基づき寸法の微調整が行われる。例えば図11の
例では、衣服画像Cの左袖先部分に枠表示228が設定
されているので、左袖の長さがスライドバー表示229
により設定された寸法(図では90cm)に基づき調整
される。この衣服画像Cの補正処理も基本的に上述の自
動補正と同様の手順で行われる。尤も、マニュアル補正
では各型紙毎に寸法調整位置が指示されるので、指定さ
れた型紙画像に対してのみ長さや幅が修正される。
【0072】例えば図11の例では、図13に示すよう
に、左袖の型紙画像Dの袖先部分がスライドバー表示2
29により設定された寸法に基づいて伸縮自在に変形さ
れる。そして、このサイズ修正後左袖の型紙、他の部位
の型紙(サイズ修正無し)及び個別人体モデル画像Mを
用いて上述のステップ#25と同様の方法により衣服画
像が作成され、この衣服画像に色及び柄が付与された
後、個別人体モデル画像Mと合成して個別人体モデルが
補正後の衣服を試着している三次元画像が表示装置22
の表示画面225に表示される。
【0073】上記のようにCG画像上の衣服の寸法の自
動補正もしくはマニュアル補正において、サイズ調整量
に基づき衣服画像Cを構成する各型紙画像を変形し、変
形後の型紙画像を用いて再度、試着画像の作成及びその
表示を行うようにしているのは、仮想試着により試着服
の補正が終了した後、顧客Qにより試着服の注文があっ
たとき、当該試着服を構成する型紙の画像から直ちに型
紙データを作成できるようにするためである。これによ
り、後述するように顧客Qの注文がパソコン22に入力
されると、直ちに型紙画像から型紙データを作成し、こ
の型紙データをオーダーデータとともに衣服製造工場に
伝送することにより迅速に発注処理を行うことができる
ようになっている。
【0074】試着服の自動補正もしくはマニュアル補正
が終了すると、更に衣服の補正が指示されているか否か
が判別され(ステップ#41)、補正が指示されていれ
ば(ステップ#41でYES)、ステップ#35に戻
り、上述の補正処理及び補正後の試着画像の表示処理が
行われる(ステップ#35〜#39)。そして、ボック
ス223bにより「終了」が選択され、衣服の補正が終
了すると(ステップ#41でYES)、補正後の衣服画
像Cとステップ#19で取り込まれた顧客Qの全身写真
の画像とをクロマー合成して顧客Qが試着服を着た模擬
試着画像が作成され(ステップ#43)、この模擬試着
画像は表示画面224と大型ディスプレイ3とに表示さ
れる(ステップ#45)。
【0075】なお、この模擬試着画像は、以下のように
して作成される。まず、表示画面225に顧客Qの全身
写真の画像が表示され、表示画面224に表示されてい
る試着画像がこの顧客Qの全身写真のポーズに略一致す
るように変形される。この変形処理は、図14に示すよ
うに、直立状態の個別人体モデル画像M″(未表示)を
徐々に変形して顧客Qの全身写真Gのシルエットと重る
ようにした後、図15に示すように、この個別人体モデ
ル画像M″の変形処理における動きを試着画像における
個別人体モデル画像M′に与えるとともに、この個別人
体モデル画像M′の変形に応じて試着服の画像Cを変形
させることにより行われる。これらの画像の変形処理
は、模擬試着画像部212fで数値計算により行われ、
その計算結果(図15の変形後の試着画像)が表示画面
224に表示される。
【0076】次に、図16(b)に示すように、変形後
の試着画像の内、衣服を除く部分の色(すなわち、背景
Eと個別人体モデルM′の部分の色)が所定の背景色
(衣服画像Cの色に対して補色関係となる色)に変更さ
れる。この背景色は、色、柄が付与された衣服画像Cの
主たる色を判別し、その判別結果に基づいて決定され
る。すなわち、図17に示すように、衣服画像Cを構成
するR,G,Bの各色成分の画像毎に階調レベル(0〜
255)を階級とした度数分布表(ヒストグラム)を作
成してR,G,Bの各色成分の画像の平均階調レベルA
R,AVG,AVBを算出し、これらの平均階調レベル
AVR,AVG,AVBに基づいて衣服画像Cの主たる色
の判別が行われる。そして、判別された衣服画像の主た
る色が青色(R,Gの階調レベル=0、Bの階調レベル
=255)からどの程度離れているかが定量的に算出さ
れ、この算出結果が所定の閾値を越えている場合は(す
なわち、主たる色が青色に近似していない場合は)、青
色が背景色として決定され、算出結果が所定の閾値以下
であれば(すなわち、主たる色が青色に近似していれ
ば)、衣服画像の主たる色に対して補色関係にある色が
背景色として決定される。例えば図17の例では、R,
G,Bの各色成分のヒストグラムの下段に示すように、
平均階調レベルAVR,AVG,AVBを126(=25
6/2)だけシフトし、シフト後の階調レベルレベルA
R′,AVG′,AVB′で特定される色が背景色とし
て決定される。
【0077】続いて、衣服以外を所定の背景色に変更し
て当該衣服画像Cが抽出された画像(図16の(b)参
照)と顧客Qの全身写真Gの画像(図16の(a)参
照)とがクロマキー合成されて(すなわち、衣服画像C
の抽出画像の背景色の部分にのみ顧客Qの全身写真Gの
画像が嵌め込まれるように合成されて)、顧客Qが試着
服を試着した状態を示す模擬試着画像(図16の(c)
参照)G′が作成される。そして、この模擬試着画像
G′は表示装置22の表示画面224に表示されるとと
もに、図18に示すように、大型ディスプレイ3に表示
される。
【0078】図8に戻り、模擬試着画像G′の大型ディ
スプレイ3への表示により顧客Qは自己が選択した衣服
を実際の試着状態に近い形で確認することができる。続
いて、この確認の後、顧客Qの試着服の注文に基づき入
力装置7からパソコン2に所定の発注データが入力され
ると(ステップ#47でYES)、試着画像作成処理で
作成された衣服画像Cを構成する型紙画像に基づき注文
に係る衣服の型紙データが作成されるとともに、発注デ
ータに基づきオーダシートのデータが作成され(ステッ
プ#49,#51)、これらオーダシートと型紙データ
とがネットワークを介して衣服製造工場のデータ端末装
置に伝送されて発注処理が完了する(ステップ#5
3)。一方、入力装置7から所定の発注データが入力さ
れないときは(ステップ#47でNO)、上記ステップ
#49〜#53をスキップしてステップ##55に移行
する。
【0079】なお、衣服製造工場のデータ端末装置にア
パレル専用CAM(Computer aidedmanufacturing)が
接続されていれば、伝送された型紙データを当該アパレ
ル専用CAMに直接、入力することにより当該型紙デー
タに基づき自動的に発注された衣服を構成するパーツが
裁断され、このパーツを縫製工程に搬送することにより
衣服発注から製造までの一連の処理がシステマティック
に処理される。
【0080】発注がないか、もしくは発注処理が終了す
ると、顧客Qが他の衣服の試着,補正を行うか否かが判
別され(ステップ#55)、試着を継続する場合は(ス
テップ#55でYES)、ステップ#21に戻り、上述
のCG画面上での仮想試着及び補正の処理が行われ(ス
テップ#21〜#53)、他の試着を行わない場合(ス
テップ#55でNO)、補正処理を終了する。
【0081】上記のように、本実施形態に係る衣服補正
装置では、顧客Qの体型を反映した人体モデルの三次元
画像(個別人体モデル画像M)を作成するとともに、顧
客Qが選択した衣服の三次元画像(衣服画像C)を作成
し、更に両画像を合成して個別人体モデルが衣服を試着
した画像(試着画像)を作成して表示装置22に表示さ
せ、この試着画像を用いて衣服の補正を行うようにして
いるので、簡単かつ迅速に衣服の補正を行うことができ
る。
【0082】また、衣服の補正毎に型紙画像の寸法を調
整するようにしているので、衣服の補正処理が終了した
後、直ちに型紙画像に基づき衣服作成用の型紙のデータ
を出力することができ、衣服の製造も迅速に行えるよう
になる。特に、衣服製造工場のCAMに型紙データを伝
送することにより顧客Qによる衣服の選択及び補正から
衣服の製造まで一貫した処理システムを構築することが
できる。
【0083】なお、上記実施の形態では、補正後の試着
服に対して模擬試着画像G′を作成し、顧客Qが衣服を
試着した状態を確認できるようにしているが、補正用の
試着画像として顧客Qの全身写真の画像を用いるように
してもよい。すなわち、図7のステップ#19で、顧客
Qの直立状態における全身写真を撮影し、ステップ#2
9と#31との間でこの全身写真と標準サイズの衣服画
像とをクロマキー合成し、ステップ#31でこの合成画
像を表示装置22の表示画面224及び大型ディスプレ
イ3に表示させるようにしてもよい。なお、この場合
は、衣服補正時に模擬試着画像が表示されるので、ステ
ップ#43,#45は不要となる。
【0084】更にこの場合は、大型ディスプレイ3上に
も表示装置22に表示されるスイッチ画面226,22
7やスライドバー表示229を表示させ、大型ディスプ
レイ3に表示された試着画像を見ながら顧客Qが直接、
マウス25を操作して補正できるようにしてもよい。こ
のようにすれば、実際の試着状態を見ながら顧客自身が
自分の納得する寸法を自由に決定でき、顧客へのサービ
スをより向上させることができる。
【0085】また、上記実施の形態では、マニュアル補
正において補正毎に衣服の型紙画像を変形し、この型紙
画像を用いて衣服の三次元画像を作成し、この衣服の三
次元画像を補正用の試着画像(二次元画像)に反映する
ようにしていたが、補正中は入力装置7から入力された
サイズ調整量に基づき補正用の試着画像における衣服画
像のみを変形して補正の確認を可能にし、全ての補正が
終了した時点で確定したサイズ調整量に基づき衣服の型
紙画像を変形し、この型紙画像を用いて衣試着画像を作
成するとともに、型紙データを作成するようにしてもよ
い。このようにすれば、衣服の補正中の画像処理の高速
化が可能になり、補正作業をよりスムーズに行うことが
できる利点がある。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
仮想的に試着対象者に試着服を着せてなる試着画像を表
示手段に表示させ、この試着画像を用い試着服の補正を
行う衣服の補正方法であって、試着対象者の体型情報に
基づき当該試着対象者の体型を反映した個別人体モデル
の三次元画像を作成するとともに、試着対象者の選択し
た衣服に関する情報に基づき当該衣服の三次元画像を作
成し、両三次元画像を用いて個別人体モデルが衣服を試
着している試着画像を作成して表示装置に表示し、この
試着画像を見ながら衣服の補正ができるようにしたの
で、試着対象者の選択した衣服の補正を簡単かつ迅速に
行うことができる。
【0087】また、補正後の衣服画像と試着対象者の全
身写真の画像とを合成して実際に試着した状態の模擬的
な試着画像を作成し、その試着画像を表示装置に表示さ
せるようにしたので、試着対象者が衣服の補正の良否判
定を簡単かつ容易に行うことができる。また、試着対象
者の試着状態がリアルに表示され、試着対象者の購買意
欲を喚起することができる。
【0088】更に、本発明によれば、補正後の試着対象
服の型紙の二次元画像を用いて当該型紙のサイズデータ
を生成し、この型紙データを外部接続されるデータ端末
装置へ伝送可能にしたので、衣服販売店と衣服製造工場
とが遠隔地に離れている場合にも顧客の注文に応じて型
紙データを衣服製造工場に伝送することにより迅速に衣
服製造を行うことができる。そして、これにより顧客の
衣服選択及び補正から衣服製造までの一貫した衣服製造
システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衣服補正装置の概略構成図であ
る。
【図2】本発明に係る衣服補正装置のブロック構成図で
ある。
【図3】衣服の型紙画像の一例を示す図である。
【図4】標準体形モデル画像を全体的に拡大して個別人
体モデル画像を作成する方法を説明するための図であ
る。
【図5】標準体形モデル画像の一部を拡大して個別人体
モデル画像を作成する方法を説明するための図である。
【図6】標準体形モデル画像に対する標準衣服画像を作
成するプロセスを示す図である。
【図7】衣服の補正処理の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図8】衣服の補正処理の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図9】衣服選択における基本画面を示す図である。
【図10】顧客の身体の各部位のサイズを入力するため
の入力画面の一例を示す図である。
【図11】衣服の補正の試着画像が表示された状態を示
す図である。
【図12】衣服の各部位のサイズを入力するための入力
画面の一例を示す図である。
【図13】衣服画像の左袖の長さを調整した際に左袖の
型紙画像の長さが調整される様子を示す図である。
【図14】個別人体モデル画像を顧客の全身写真のポー
ズに略一致するように変形するプロセスを示す図であ
る。
【図15】試着画像を顧客の全体写真のポーズに略一致
するように変形するプロセスを示す図である。
【図16】クロマキー合成で用いる背景色を決定する方
法を示す図である。
【図17】クロマーキー合成による模擬試着画像の作成
プロセスを示す図である。
【図18】大型ディスプレイに模擬試着画像が表示され
た状態を示す図である。
【符号の説明】
1 衣服補正装置 2 パソコン 21 本体 211 制御部(第1〜第3の表示制御手段) 211a GUI 212 演算処理部(型紙データ生成手段) 212a 標準人体モデル画像作成部 212b 個別人体モデル画像作成部(人体モデル画像
作成手段) 212c 標準衣服画像作成部(第1の衣服画像作成手
段) 212d 衣服補正部(画像変形手段,第2の衣服画像
作成手段) 212e 試着画像作成部(第1,第2の試着画像作成
手段) 212f 模擬試着画像作成部(模擬試着画像作成手
段) 213 主記憶装置 213a ROM 213b RAM 213c 画像メモリ 22 表示装置(表示手段) 221 基本画面 222,223 ボックス群 224,225 表示画面 226,227 スイッチ表示 228 枠表示 229 スライドバー表示 23 記録装置 24 キーボード 25 マウス 3 大型ディスプレイ(表示手段) 4 デジタルカメラ(画像取込手段) 5 照明ランプ 6 外部記憶装置(第1,第2の記憶手段) 7 入力装置(第1〜第3の入力手段) 8 伝送制御部(伝送手段) 9 人体サイズ入力画面 91 人体サイズ入力表 92 人体の採寸位置表示画像 10 衣服サイズ入力画面 101 衣服サイズ入力表 102 衣服の採寸位置表示画像 Q 顧客

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想的に試着対象者に試着服を着せてな
    る試着画像を表示手段に表示させ、この試着画像を用い
    て上記試着服を補正する衣服の補正方法であって、 (a)人体の体型区分毎に予め作成され、記憶手段に記憶
    された複数の標準体型を有する標準人体モデルの三次元
    画像と外部入力された上記試着対象者の体型に関する情
    報とに基づき当該試着対象者の体型を有する個別人体モ
    デルの三次元画像を作成する第1の工程と、 (b)人体の体型区分毎に予め作成され、上記記憶手段に
    記憶された複数の標準サイズを有する衣服の型紙の二次
    元画像と外部入力された上記試着対象服に関する情報と
    上記個別人体モデルの三次元画像とに基づき上記試着対
    象服の三次元画像を作成する第2の工程と、 (c)上記個別人体モデルの三次元画像と上記試着対象服
    の三次元画像とを合成して上記試着画像を作成し、この
    試着画像を上記表示手段に表示する第3の工程と、 (d)外部入力された上記試着画像における試着対象服の
    補正に関する情報に基づき上記試着対象服の型紙の二次
    元画像を変形する第4の工程と、 (e)変形後の型紙の二次元画像と上記個別人体モデルの
    三次元画像とに基づき補正後の上記試着対象服の三次元
    画像を作成する第5の工程と、 (f)上記個別人体モデルの三次元画像と補正後の上記試
    着対象服の三次元画像とを合成して衣服補正後の上記試
    着画像を作成し、この試着画像を上記表示手段に再表示
    する第6の工程とからなることを特徴とする衣服の補正
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の衣服の補正方法におい
    て、更に試着対象者の全身の画像を取り込む工程と、上
    記試着対象者の全身画像と補正後の試着画像とを合成し
    て当該試着対象者が補正後の試着対象服を着てなる模擬
    試着画像を作成し、この模擬試着画像を上記表示手段に
    表示する工程とを備えたことを特徴とする衣服の補正方
    法。
  3. 【請求項3】 仮想的に試着対象者に試着服を着せてな
    る試着画像を表示手段に表示させ、この試着画像を用い
    て上記試着服の補正が可能な衣服の補正装置であって、
    上記試着対象者の体型に関する情報を入力する第1の入
    力手段と、上記試着対象服に関する情報を入力する第2
    の入力手段と、人体の体型区分毎に予め作成された複数
    の標準体型を有する標準人体モデルの三次元画像が記憶
    された第1の記憶手段と、人体の体型区分毎に予め作成
    された複数の標準サイズを有する衣服の型紙の二次元画
    像が記憶された第2の記憶手段と、上記試着対象者の体
    型に関する情報と上記複数の標準体型を有する標準人体
    モデルの三次元画像とに基づき上記試着対象者の体型を
    有する個別人体モデルの三次元画像を作成する人体モデ
    ル画像作成手段と、上記試着対象服に関する情報と上記
    複数の標準サイズを有する衣服の型紙の二次元画像と上
    記個別人体モデルの三次元画像とに基づき標準サイズの
    試着対象服の三次元画像を作成する第1の衣服画像作成
    手段と、上記個別人体モデルの三次元画像と上記標準サ
    イズの試着対象服の三次元画像とを合成して個別人体モ
    デルが標準サイズの試着対象服を着てなる試着画像を作
    成する第1の試着画像作成手段と、上記試着画像を上記
    表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、上記表示
    手段に表示された上記試着画像における試着対象服の補
    正に関する情報を入力する第3の入力手段と、上記補正
    に関する情報に基づき上記試着対象服の型紙の二次元画
    像を変形する画像変形手段と、変形後の型紙の二次元画
    像と上記個別人体モデルの三次元画像とに基づき補正後
    の上記試着対象服の三次元画像を作成する第2の衣服画
    像作成手段と、上記個別人体モデルの三次元画像と補正
    後の上記試着対象服の三次元画像とを合成して補正後の
    上記試着画像を作成する第2の試着画像作成手段と、補
    正後の上記試着画像を上記表示手段に更新的に表示させ
    る第2の表示制御手段とを備えたことを特徴とする衣服
    の補正装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の衣服の補正装置におい
    て、更に試着対象者の全身の画像を取り込む画像取込手
    段と、上記試着対象者の全身画像と衣服補正後の試着画
    像とを合成して当該試着対象者が補正後の試着対象服を
    着てなる模擬試着画像を作成する模擬試着画像作成手段
    と、上記模擬試着画像を上記表示手段に更新的に表示さ
    せる第3の表示制御手段とを備えたことを特徴とする衣
    服の補正装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の衣服の補正装置に
    おいて、更に補正後の試着対象服の型紙の二次元画像を
    用いて当該型紙のサイズデータを生成する型紙データ生
    成手段と、上記型紙のサイズデータを外部接続されるデ
    ータ端末装置に伝送する伝送手段とを備えたことを特徴
    とする衣服の補正装置。
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