WO2016047735A1 - 車両用ウインドレギュレータ及び傾き抑制機構 - Google Patents

車両用ウインドレギュレータ及び傾き抑制機構 Download PDF

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    • E05Y2900/53Type of wing
    • E05Y2900/55Windows

Definitions

  • the vehicle window regulator includes a driving unit 53 that generates a driving force for moving the glass 51 up and down, and a lifting mechanism 55 that lifts the glass 51 up and down, and a lifting mechanism 55. And an inclination suppression mechanism 57 that suppresses the rotation of the glass 51 around the thickness direction of the glass 51 (perpendicular to the paper surface in FIG. 1).

Abstract

ガラスの厚み方向を軸としたガラスの傾きが小さくなる車両用ウインドレギュレータ及び傾き抑制機構を提供することを課題とする。ガラス51に固定される部材63と、ガラス51に固定される部材を挟んで上下にそれぞれ少なくとも1つ設けられた牽引部材ガイド73、83、91と、各牽引部材ガイド73,83,91に巻き掛けられ、一方の端部が上方から部材63に取り付けられ、他方の端部が下方から部材63に取り付けられた牽引部材121とからなり、牽引部材121の一方の端部と部材63との取り付け箇所と、牽引部材121の他方の端部と部材63との取り付け箇所とは、ガラス51の厚み方向から見て左右方向にオフセットされている。

Description

車両用ウインドレギュレータ及び傾き抑制機構
 本発明は、ガラスを上下方向に昇降させる車両用ウインドレギュレータ及び傾き抑制機構に関し、更に詳しくは、ガラスの厚み方向を軸としたガラスの傾きが小さくなる車両用ウインドレギュレータ及び傾き抑制機構に関する。
 車両用ウインドレギュレータにおいて、図14に示す所謂シングルガイドタイプの車両用ウインドレギュレータ1がある。
 図において、ドアのインナパネルとアウタパネルとの間の空間に位置し、インナパネルに上下方向に沿って設けられた一本のガイドレール3には、ガラス5が固定されたスライダ7が移動可能に係合している。
 ガイドレール3の上部には、アッパワイヤガイド9が、ガイドレール3の下部には、ロアワイヤガイド11がそれぞれ設けられている。
 ドアパネルには、ワイヤ13,ワイヤ14が巻回されたドラム15と、ドラム15を駆動するモータ17からなる駆動部19が配置されている。
 ドラム15に巻回されたワイヤ13は、アッパワイヤガイド9を介して上方からスライダ7に取り付けられている。ドラム15に巻回されたワイヤ14は、ロアワイヤガイド11を介して下方からスライダ7に取り付けられている。
 尚、アッパワイヤガイド9からスライダ7までのワイヤ13と、ロアワイヤガイド11からスライダ7までのワイヤ14とは、略同一直線上にあるように、アッパワイヤガイド9,ロアワイヤガイド11、ワイヤ13、ワイヤ14のスライダ7への取り付け位置は設定されている。
 よって、駆動部19のモータ17を正転させると、ドラム15からワイヤ13が出され(繰り出され)、ワイヤ14が引かれ(巻き取られ)る。スライダ7に固定されたガラス5は、ワイヤ14に牽引されガイド3に沿って下降する。
 逆に、駆動部19のモータ17を逆転させると、ドラム15からワイヤ13が引かれ(巻き取られ)、ワイヤ14が出され(繰り出され)る。スライダ7に固定されたガラス5は、ワイヤ13に牽引され、ガイド3に沿って上昇する(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-185475号公報
 図14に示すような構造の車両用ウインドレギュレータでは、ガラス5を1つのスライダ7で支持している。そして、このスライダ7は、同一直線上にあり、1本のワイヤと見なされるワイヤ13,ワイヤ14で牽引される。
 よって、スライダ7に固定されるガラス5は、一点で支持され、ガラス5の重心の位置によっては、ガラス5が車両の前方向あるいは後方向に傾こうとする場合がある。即ち、ガラス5の厚み方向(図14において紙面に垂直方向)を軸として、ガラス5が正転方向あるいは逆転方向に傾く問題点がある。
 ガラス5が傾くと、ガラス5は、ドアサッシュに引っかかりながら昇降し、昇降時に異音が発生したり、昇降に必要な駆動力が大きくなったりする。
 本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、ガラスの厚み方向を軸としたガラスの傾きが小さくなる車両用ウインドレギュレータ及び傾き抑制機構を提供することにある。
 上述した課題のうち少なくとも一つを実現するために、本発明の一側面を反映した車両用ウインドレギュレータは、ガラスを昇降させる駆動力を発生する駆動部を有し、前記ガラスを上下方向に昇降させる昇降機構と、該昇降機構の昇降作動に従動し、前記ガラスの厚み方向を軸とした前記ガラスの回転を抑制する傾き抑制機構と、を有し、前記昇降機構は、上下方向に沿って設けられた一本のガイドレールと、該ガイドレールに移動可能に係合し、前記ガラスが固定されたスライダと、前記ガイドレールの上部、前記ガイドレールの下部のうち少なくともどちらか一方に設けられたワイヤガイドと、該ワイヤガイドに巻き掛けられ、前記スライダに取り付けられる部分を有し、前記スライダを前記ガイドレールに沿って牽引するワイヤと、前記ワイヤが巻き掛けられたドラムを有し、該ドラムを回転させることにより、前記ワイヤを出し引きする前記駆動部とからなり、前記傾き抑制機構は、前記ガラスに固定される部材と、ドアパネルまたはドアパネルに設けられた部材に設けられ、前記ガラスに固定される部材を挟んで上下にそれぞれ少なくとも1つ設けられた牽引部材ガイドと、前記各牽引部材ガイドに巻き掛けられ、一方の端部が上方から前記ガラスに固定された部材に取り付けられ、他方の端部が下方から前記ガラスに固定された部材に取り付けられた牽引部材とからなり、前記牽引部材の一方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所と、前記牽引部材の他方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所とは、前記ガラスの厚み方向から見て左右方向にオフセットされていることを特徴とする。
 また、上述した課題のうち少なくとも一つを実現するために、本発明の一側面を反映した傾き抑制機構は、ガラスを昇降させる駆動力を発生する駆動部を有し、前記ガラスを上下方向に昇降させる昇降機構の昇降作動に従動し、前記ガラスの厚み方向を軸とした前記ガラスの回転を抑制する傾き抑制機構であって、該傾き抑制機構は、前記ガラスに固定される部材と、ドアパネルまたはドアパネルに設けられた部材に設けられ、前記ガラスに固定される部材を挟んで上下にそれぞれ少なくとも1つ設けられた牽引部材ガイドと、前記各牽引部材ガイドに巻き掛けられ、一方の端部が上方から前記ガラスに固定された部材に取り付けられ、他方の端部が下方から前記ガラスに固定された部材に取り付けられた牽引部材とからなり、前記牽引部材の一方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所と、前記牽引部材の他方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所とは、前記ガラスの厚み方向から見て左右方向にオフセットされていることを特徴とする。
 本発明の他の特徴は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
 本発明の車両用ウインドレギュレータによれば、前記ガラスに固定される部材と、ドアパネルまたはドアパネルに設けられた部材に設けられ、前記ガラスに固定される部材を挟んで上下にそれぞれ少なくとも1つ設けられた牽引部材ガイドと、前記各牽引部材ガイドに巻き掛けられ、一方の端部が上方から前記ガラスに固定された部材に取り付けられ、他方の端部が下方から前記ガラスに固定された部材に取り付けられた牽引部材とからなり、前記牽引部材の一方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所と、前記牽引部材の他方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所とは、前記ガラスの厚み方向から見て左右方向にオフセットされている傾き抑制機構を有することにより、ガラスの厚み方向を軸として、ガラスが傾こうとすると、牽引部材にテンションがかかりガラスの傾きが抑えられる。
 本発明の傾き抑制機構によれば、前記ガラスに固定される部材と、ドアパネルまたはドアパネルに設けられた部材に設けられ、前記ガラスに固定される部材を挟んで上下にそれぞれ少なくとも1つ設けられた牽引部材ガイドと、前記各牽引部材ガイドに巻き掛けられ、一方の端部が上方から前記ガラスに固定された部材に取り付けられ、他方の端部が下方から前記ガラスに固定された部材に取り付けられた牽引部材とからなり、前記牽引部材の一方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所と、前記牽引部材の他方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所とは、前記ガラスの厚み方向から見て左右方向にオフセットされていることにより、ガラスの厚み方向を軸として、ガラスが傾こうとすると、牽引部材にテンションがかかりガラスの傾きが抑えられる。
 本発明の他の効果は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
第1実施形態の車両用ウインドレギュレータの正面図である。 図1のガイドレール部分の分解斜視図である。 図1の切断線III-IIIでの断面図である。 図1の切断線IV-IVでの断面図である。 図1の切断線V-Vでの断面図である。 図1の切断線VI-VIでの断面図である。 第1実施例の変形例を説明する図である。 第2実施形態の車両用ウインドレギュレータの正面から見た構成図である。 第2実施例の変形例を説明する図である。 第3実施形態の車両用ウインドレギュレータの正面から見た構成図である。 第4実施形態の車両用ウインドレギュレータの正面から見た構成図である。 第4実施例の変形例を説明する図である。 第5実施形態の車両用ウインドレギュレータの正面から見た構成図である。 従来の車両用ウインドレギュレータを説明する図である。
<第1実施形態>
 図1-図6を用いて説明する。図1は第1実施形態の車両用ウインドレギュレータの正面図、図2は図1のガイドレール部分の分解斜視図、図3は図1の切断線III-IIIでの断面図、図4は図1の切断線IV-IVでの断面図、図5は図1の切断線V-Vでの断面図、図6は図1の切断線VI-VIでの断面図である。
 図1に示すように、本実施形態の車両用ウインドレギュレータは、ガラス51を昇降させる駆動力を発生する駆動部53を有し、ガラス51を上下方向に昇降させる昇降機構55と、昇降機構55の昇降作動に従動し、ガラス51の厚み方向(図1において紙面に対して垂直方向)を軸としたガラス51の回転を抑制する傾き抑制機構57とを有している。
 (昇降機構55)
 図1-図6を用いて昇降機構55を説明する。
 図1において、紙面に垂直な方向で紙面に近づく方向が車内方向(ドアのインナパネル方向)、紙面から離れる方向が車外方向(ドアのアウタパネル方向)である。
 ドアのインナパネル(ドアパネル)には、上下方向に沿って一本のガイドレール61が設けられている。このガイドレール61は、インナパネルとアウタパネルとの間の空間に位置している。
 ガイドレール61は、上部、下部を除き、図5に示すように、基部61aと、基部61aの両側から折曲され、車外方向へ延出する第1壁部61b、第2壁部61cと、第1壁部61b、第2壁部61cの先端から折曲され、基部61aと平行で、互いに離れる方向に延出する第1フランジ部61d、第2フランジ部61eとからなっている。
 また、ガイドレール61は、車外側に弓なりに湾曲している。
 ガイドレール61には、ガラス51が固定されるスライダ63が移動可能に係合している。図6に示すように、スライダ63は、ガイドレール61の第1フランジ部61d、第2フランジ部61e上に配置され、ガイドレール61の長手方向と交差する方向に延出する本体部63aを有している。本体部61aには、ガイドレール61の基部61a、第1壁部61b、第2壁部61cで囲まれる空間内に突出し、第2壁部61cの第1壁部61bと対向する面と若干の隙間を介して対向する第1突部63bを有している。また、本体部61aには、ガイドレール61の第2フランジ部61eの側端面と若干の隙間を介して対向する基部63cと、該基部63cの先端から折曲し、第2フランジ部61eの車内側の面及び第2壁部61cの第1壁部61bと対向する面と反対側の面とそれぞれ若干の隙間を介して対向する先端部63dとからなる第2突部63eを有している。
 そして、スライダ63の第1突部63bと第2突部63eとにより、スライダ63のガイドレール61の幅方向の位置決めと、スライダ63のガイドレール61からの剥離方向の位置決めとがなされ、スライダ63はガイドレール61の長手方向にのみ移動可能となっている。
 図1、図2、図3に示すように、ガイドレール61の上部には、アッパガイドブラケット71が、ガイドレール61の上部に形成された穴61gに設けられるピン75を用いて取り付けられている。
 更に、ピン75には、円周方向の溝が形成されたアッパプーリ(ワイヤガイド)73が回転可能に取り付けられている。本実施形態のアッパプーリ73には、アッパ溝73aとロア溝73bとの2つの円周方向の溝が形成されている。
 アッパガイドブラケット71には、後述する駆動部53のドラムから出し入れされるワイヤをアッパプーリ73のアッパ溝73aへ案内するガイド穴71aが形成されている。更に、アッパプーリ73に巻き掛けられるワイヤをガイドするガイド突起73bが形成されている。
 図1、図2、図4に示すように、ガイドレール61の下部には、ロアガイドブラケット81が、ガイドレール61の下部に形成された穴61hに設けられるピン85を用いて取り付けられている。
 更に、ピン85には、円周方向の溝が形成されたロアプーリ(ワイヤガイド)83が回転可能に取り付けられている。本実施形態のロアプーリ83には、アッパ溝83aとロア溝83bとの2つの円周方向の溝が形成されている。
 ロアガイドブラケット81には、後述する駆動部53のドラムから出し入れされるワイヤをロアプーリ83のアッパ溝83aへ案内するガイド穴81aが形成されている。
 ガイドレール61の下部には、本体部61aから駆動部53と反対側の側方に延出するプーリ取り付け部61fが形成されている。
 プーリ取り付け部61gには、後述する傾き抑制機構の構成部品である傾き抑制プーリ91が、プーリ取り付け部61gに形成された穴61iに設けられるピン93に回転可能に取り付けられている。
 図1に示すように、ガイドレール61の一方の側には、インナパネルに取り付けられる駆動部53が配置される。この駆動部53は、ワイヤ111、ワイヤ113が巻回されたドラム101と、ドラム101を正逆方向に回転駆動するモータ103とからなっている。
 図1、図3に示すように、ドラム101に巻回されたワイヤ111は、アッパプーリ73のアッパ溝73aに巻き掛けられ、ガイド突起73bを介して上方からスライダ63に形成された第1ワイヤ取り付け部63fに取り付けられている。
 図1,図4に示すように、ドラム101に巻回されたワイヤ113は、ロアプーリ83のアッパ溝83aに巻き掛けられ、下方からスライダ63に形成された第2ワイヤ取り付け部63gに取り付けられている。
 尚、第1ワイヤ取り付け部63fと第2ワイヤ取り付け部63gとは、ガラス51の厚み方向から見て、上下方向にオフセットされ、アッパプーリ73からスライダ63へ向かうワイヤ111と、ロアプーリ83からスライダ63へ向かうワイヤ113とは、略同一直線上に位置している。
 よって、駆動部53のモータ103を正転させると、ドラム101からワイヤ111が出され(繰り出され)、ワイヤ113が引かれ(巻き取られ)る。スライダ63に固定されたガラス51は、ワイヤ113に牽引されガイド61に沿って下降する。
 逆に、駆動部53のモータ103を逆転させると、ドラム101からワイヤ111が引かれ(巻き取られ)、ワイヤ113が出され(繰り出され)る。スライダ63に固定されたガラス51は、ワイヤ111に牽引され、ガイド61に沿って上昇する。(傾き抑制機構57)
 次に、傾き抑制機構57を説明する。
 ガラス51に固定される部材としてのスライダ63のアッパプーリ73に対向する箇所に形成された第3ワイヤ取り付け部63hには、牽引部材としての牽引ワイヤ121の一端部が取り付けられている。この牽引ワイヤ121は、スライダ63の第3ワイヤ取り付け部63hから上方に延出し、アッパプーリ73のロア溝73b、ロアプーリ83のロア溝83b、傾き抑制プーリ91の順に巻き掛けられる。そして、牽引ワイヤ121の他方端部は、下方から傾き抑制プーリ91と対向する箇所に形成された第4ワイヤ取り付け部63iに取り付けられている。
 ここで、牽引部材である牽引ワイヤ121の一方の端部とガラス51に固定された部材であるスライダ63との取り付け箇所である第3ワイヤ取り付け部63hと、牽引部材である牽引ワイヤ121の他方の端部とガラス51に固定された部材であるスライダ63との取り付け箇所である第4ワイヤ取り付け部63iとは、ガラス51の厚み方向から見て左右方向にオフセットされている。
 更に、昇降機構55のスライダ63のワイヤ111、ワイヤ113の取り付け箇所である第1ワイヤ取り付け部63f、第2ワイヤ取り付け部63gを挟んで、一方の側に牽引部材である牽引ワイヤ121の一方の端部が取り付けられる第3ワイヤ取り付け部63hが位置し、他方の側に牽引部材である牽引ワイヤ121の他方の端部が取り付けられる第4ワイヤ取り付け部63iが位置する。
 そして、ガラス51に固定される部材としてのスライダ63と、ドアパネルまたはドアパネルに設けられた部材であるガイドレール61に設けられ、ガラス51に固定される部材であるスライダ63を挟んで上方に設けられた牽引部材ガイドとしてのロア溝73bを有するアッパプーリ73と、ドアパネルまたはドアパネルに設けられた部材であるガイドレール61に設けられ、ガラス51に固定される部材であるスライダ63を挟んでスライダ63を挟んで下方に設けられた牽引部材ガイドとしてのロア83bを有する溝ロアプーリ83,傾き抑制プーリ91と、各牽引部材ガイド(アッパプーリ73、ロアプーリ83、傾き抑制プーリ91)に巻き掛けられ、一方の端部が上方からガラス51に固定された部材であるスライダ63に取り付けられ、他方の端部が下方からガラス51に固定された部材であるスライダ63に取り付けられた牽引部材としての牽引ワイヤ121とで、傾き抑制機構57が構成されている。
 本実施形態では、傾き抑制機構57の牽引部材としての牽引ワイヤ121のドアパネルまたはドアパネルに設けられた部材としてのガイドレール61の上側に設けられた牽引部材ガイドとしてのアッパプーリ73からガラス51に固定された部材としてのスライダ63に取り付けられる部分と、ドアパネルまたはドアパネルに設けられた部材であるガイドレール61の下側に設けられた牽引部材ガイドとしてのロアプーリ83からガラス51に固定された部材であるスライダ63に取り付けられる部分とは、ガラス51の厚み方向から見て平行に配索されるようにした。
 上記構成の傾き抑制機構57によれば、以下のような効果が得られる。 (1) ガラスの厚み方向から見て、左右方向で、ガラス51に固定されたスライダ63は、第1ワイヤ取り付け部63f,第2ワイヤ取り付け部63gと、第3ワイヤ取り付け部63hと第44ワイヤ取り付け部63iとの3箇所の点で支持される。
 更に、牽引ワイヤ112は、一方の端部が上方からガラス51に固定された部材であるスライダ63に取り付けられ、他方の端部が下方からガラス51に固定された部材であるスライダ63に取り付けられている。
 よって、ガラス51の厚み方向方向を軸として、図1においてガラス51を矢印I方向に傾こうとした場合、第3ワイヤ取り付け部63hに取り付けられる牽引ワイヤ112と、第4ワイヤ取り付け部63iに取り付けられる牽引ワイヤ112にテンションがかかり、ガラス51の傾きが抑えられる。
 (2) 牽引ワイヤ121(傾き抑制機構57の牽引部材)のガイドレール61(ドアパネルまたはドアパネルに設けられた部材)の上側に設けられたアッパプーリ73(牽引部材ガイド)からスライダ63(ガラス51に固定された部材)に取り付けられる部分と、ガイドレール61(ドアパネルまたはドアパネルに設けられた部材)の下側に設けられたロアプーリ83(牽引部材ガイド)からスライダ63(ガラス51に固定された部材)に取り付けられる部分とは、ガラス51の厚み方向から見て平行に配索されていることにより、ガラス51の昇降位置にかかわらず、より効果的にガラス51の傾きを抑えることができる。
 (3) 昇降機構55のスライダ63のワイヤ111、ワイヤ113の取り付け箇所である第1ワイヤ取り付け部63f、第2ワイヤ取り付け部63gを挟んで、一方の側に牽引部材である牽引ワイヤ121の一方の端部が取り付けられる第3ワイヤ取り付け部63hが位置し、他方の側に牽引部材である牽引ワイヤ121の他方の端部が取り付けられる第4ワイヤ取り付け部63iが位置することにより、スライダ63の回転中心を挟んでガラス51の傾きを抑えることでき、より効果的にガラス51の傾きを抑えることができる。
 本発明は、上記実施形態に限定するものではない。例えば、図7に示すような構成でもよい。図7と、図1-図6に示す構成との相違点は、スライダのワイヤ取り付け部の位置と、牽引ワイヤの掛け方であり、他の部分は同一である。よって、同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
 図において、スライダ63の第3ワイヤ取り付け部63jには、牽引部材としての牽引ワイヤ131の一端部が取り付けられている。この牽引ワイヤ131は、スライダ63の第3ワイヤ取り付け部63jから上方に延出し、アッパプーリ73のロア溝73b、傾き抑制プーリ91の順に巻き掛けられ、下方から傾き抑制プーリ91と対向する箇所に形成された第4ワイヤ取り付け部63iに取り付けられている。
 このような構成の傾き抑制機構によっても、図1-図6に示す構成と同様な効果が得られる。(第2実施形態)
 図8を用いて説明する。本実施形態と第1実施形態との相違点は、傾き抑制機構である。第1実施形態の方向き抑制機構にのみ使用されるプーリは1つであったが、第2実施形態では2つである。そして、昇降機構は同一であるので、第1実施形態を示す図1-図7と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
 ガイドレール161の上部には、駆動部53側からアッパ傾き抑制プーリ193と、アッパプーリ73とが設けられている。
 ガイドレール161の下部には、駆動部53側からロア傾き抑制プーリ191と、ロアプーリ783が設けられている。
 昇降機構55のワイヤ111は、アッパプーリ73に巻き掛けられて、上方からガイドレール163に移動可能係合したスライダ163の第2ワイヤ取り付け部163gに取り付けられている。また、ワイヤ113は、ロアプーリ183に巻き掛けられて、下方からスライダ163の第1ワイヤ取り付け部163fに取り付けられている。
 傾き抑制機構155の牽引ワイヤ221の一端部は、スライダ163の第3ワイヤ取り付け部163hに取り付けられている。この牽引ワイヤ221は、スライダ163の第3ワイヤ取り付け部163hから上方に延出し、アッパ傾き抑制プーリ193、ロア傾き抑制プーリ191、ロアプーリ83の順に巻き掛けられ、下方からスライダ163の第4ワイヤ取り付け部163iに取り付けられている。
 このような構成の傾き抑制機構によっても、図1-図6に示す構成と同様な効果が得られる。
 尚、本発明は、上記実施形態に限定するものではない。例えば、図9に示すような構成でもよい。図9と、図8に示す構成との相違点は、傾き抑制機構のプーリの取り付け位置と、スライダの牽引ワイヤ取り付け部の位置と、牽引ワイヤの掛け方であり、他の部分は同一である。よって、同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
 図において、スライダ163の第3ワイヤ取り付け部163jには、牽引部材としての牽引ワイヤ223の一端部が取り付けられている。この牽引ワイヤ223は、スライダ163の第3ワイヤ取り付け部163jから上方に延出し、アッパ傾き抑制プーリ293、ロア傾き抑制プーリ291の順に巻き掛けられ、下方からスライダ163の第4ワイヤ取り付け部613kに取り付けられている。
 このような構成の傾き抑制機構によっても、図8に示す構成と同様な効果が得られる。(第3実施形態)
 図10を用いて説明する。本実施形態と第1実施形態,第2実施形態との相違点は、昇降機構と傾き抑制機構とが独立している点である。そして、本実施形態の昇降機構と第1実施形態,第2実施形態の昇降機構とは同一であるので、第1実施形態、第2実施形態の昇降機構と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
 本実施形態の傾き抑制機構355は、昇降機構55とは独立して設けられ、ウインドガラスに固定されるベース部材357と、インナパネルの上部に設けられるアッパ傾き抑制プーリ359と、インナパネルの下部に設けられるロア傾き抑制プーリ361と、牽引ワイヤ363とからなっている。
 そして、ベース部材357の第3ワイヤ取り付け部357aには、牽引部材としての牽引ワイヤ363の一端部が取り付けられている。この牽引ワイヤ363は、ベース部材357の第3ワイヤ取り付け部357aから上方に延出し、アッパ傾き抑制プーリ359、ロア傾き抑制プーリ361の順に巻き掛けられ、下方からベース部材357の第4ワイヤ取り付け部357bに取り付けられている。
 この様な傾き抑制機構355によれば、第1実施例と同様な効果が得られる。
 更に、昇降機構55と傾き抑制機構355とが独立していてもよい。(第4実施形態)
 図11を用いて説明する。本実施形態と第3実施形態との相違点は、傾き抑制機構455のみに使用するプーリがない点である。そして、本実施形態の昇降機構と第3実施形態の昇降機構とは同一であるので、第3実施形態の昇降機構と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
 スライダ63の第3ワイヤ取り付け部63lには、牽引部材としての牽引ワイヤ401の一端部が取り付けられている。この牽引ワイヤ401は、スライダ63の第3ワイヤ取り付け部63lから上方に延出し、アッパプーリ73のロア溝73b、ロアプーリ83のロア溝83bの順に巻き掛けられ、下方からスライダ63の第4ワイヤ取り付け部63mに取り付けられている。
 この様な傾き抑制機構455によれば、第1実施例と同様な効果が得られる。
 更に、昇降機構55のプーリと、傾き抑制機構455のプーリとを兼用することで、省スペースとなる。
 尚、本発明は、上記実施形態に限定するものではない。例えば、図12に示すような構成でもよい。図11と、図12に示す構成との相違点は、昇降機構のワイヤの取り付け位置であり、他の部分は同一である。よって、同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
 図において、昇降機構55のワイヤ113は、ロアプーリ83に巻き掛けられ、スライダ63の第3ワイヤ取り付け部63l近傍に形成された第1ワイヤ取り付け部63nに取り付けられる。
 このような構成の傾き抑制機構によっても、図12に示す構成と同様な効果が得られる。(第5実施形態)
 図13を用いて説明する。本実施形態と第4実施形態の図11との相違点は、傾き抑制機構の牽引ワイヤが2本ある点である。そして、他の点は、は同一であるので、同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
 本実施形態では、傾き抑制機構455は、牽引ワイヤ401と牽引ワイヤ403との2本のワイヤを有している。
 スライダ63の第5ワイヤ取り付け部63oには、牽引部材としての牽引ワイヤ403の一端部が取り付けられている。この牽引ワイヤ403は、スライダ63の第5ワイヤ取り付け部63oから下方に延出し、ロアプーリ83のロア溝83b、アッパプーリ73のロア溝73bの順に巻き掛けられ、上方からスライダ63の第6ワイヤ取り付け部63pに取り付けられている。
 牽引ワイヤ401と牽引ワイヤ403とのプーリへの巻きかけ方が逆となってる。
 このような構成の傾き抑制機構によれば、図11に示す構成の傾き抑制機構の効果に加え、プーリに対する巻きかけ方が異なる牽引ワイヤ401と牽引ワイヤ403とを設けたことにより、ガラスの厚み方向方向を軸として、正転方向、逆転方向の傾きを抑えるコトができる。
 更に、本発明上記第1-5実施形態に限定するものではない。傾き抑制機構の牽引部材として、ワイヤに限定するものではなく、他にベルトやチェーン等であってもよい。
 またワイヤが巻き掛けられる部材として、プーリに限定するものではなく、固定ガイドであってもよい。
 本国際出願は、2014年9月26日に出願された日本国特許出願である特願2014-196853号に基づく優先権を主張するものであり、当該日本国特許出願である特願2014-196853号の全内容は、本国際出願に援用される。
 本発明の特定の実施の形態についての上記説明は、例示を目的として提示したものである。それらは、網羅的であったり、記載した形態そのままに本発明を制限したりすることを意図したものではない。数多くの変形や変更が、上記の記載内容に照らして可能であることは当業者に自明である。
51 ガラス63 スライダ73 アッパプーリ83 ロアプーリ91 傾き抑制プーリ121 牽引ワイヤ

 

Claims (5)

  1.  ガラスを昇降させる駆動力を発生する駆動部を有し、前記ガラスを上下方向に昇降させる昇降機構と、
     該昇降機構の昇降作動に従動し、前記ガラスの厚み方向を軸とした前記ガラスの回転を抑制する傾き抑制機構と、
     を有し、
     前記昇降機構は、
     上下方向に沿って設けられた一本のガイドレールと、
     該ガイドレールに移動可能に係合し、前記ガラスが固定されたスライダと、
     前記ガイドレールの上部、前記ガイドレールの下部のうち少なくともどちらか一方に設けられたワイヤガイドと、
     該ワイヤガイドに巻き掛けられ、前記スライダに取り付けられる部分を有し、前記スライダを前記ガイドレールに沿って牽引するワイヤと、
     前記ワイヤが巻き掛けられたドラムを有し、該ドラムを回転させることにより、前記ワイヤを出し引きする前記駆動部とからなり、
     前記傾き抑制機構は、
     前記ガラスに固定される部材と、
     ドアパネルまたはドアパネルに設けられた部材に設けられ、前記ガラスに固定される部材を挟んで上下にそれぞれ少なくとも1つ設けられた牽引部材ガイドと、
     前記各牽引部材ガイドに巻き掛けられ、一方の端部が上方から前記ガラスに固定された部材に取り付けられ、他方の端部が下方から前記ガラスに固定された部材に取り付けられた牽引部材とからなり、
     前記牽引部材の一方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所と、前記牽引部材の他方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所とは、前記ガラスの厚み方向から見て左右方向にオフセットされていることを特徴とする車両用ウインドレギュレータ。
  2.  前記傾き抑制機構の牽引部材の
     前記ドアパネルまたは前記ドアパネルに設けられた部材の上側に設けられた前記牽引部材ガイドから前記ガラスに固定された部材に取り付けられる部分と、
     前記ドアパネルまたは前記ドアパネルに設けられた部材の下側に設けられた前記牽引部材ガイドから前記ガラスに固定された部材に取り付けられる部分とは、
     前記ガラスの厚み方向から見て平行に配索されていることを特徴とする請求項1記載の車両用ウインドレギュレータ。
  3.  前記昇降機構の前記スライダの前記ワイヤの取り付け箇所を挟んで、
     一方の側に前記牽引部材の一方の端部が取り付けられ、
     他方の側に前記牽引部材の他方の端部が取り付けられることを特徴とする請求項1記載の車両用ウインドレギュレータ。
  4.  ガラスを昇降させる駆動力を発生する駆動部を有し、前記ガラスを上下方向に昇降させる昇降機構と、
     該昇降機構の昇降作動に従動し、前記ガラスの厚み方向を軸とした前記ガラスの回転を抑制する傾き抑制機構と、
     を有し、
     前記傾き抑制機構は、
     前記ガラスに固定される部材と、
     ドアパネルまたはドアパネルに設けられた部材に設けられ、前記ガラスに固定される部材を挟んで上下にそれぞれ少なくとも1つ設けられた牽引部材ガイドと、
     前記各牽引部材ガイドに巻き掛けられ、一方の端部が上方から前記ガラスに固定された部材を介して取り付けられ、他方の端部が下方から前記ガラスに固定された部材を介して取り付けられた牽引部材とからなり、
     前記牽引部材の一方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所と、前記牽引部材の他方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所とは、前記ガラスの厚み方向から見て左右方向にオフセットされていることを特徴とする車両用ウインドレギュレータ。
  5.  ガラスを昇降させる駆動力を発生する駆動部を有し、前記ガラスを上下方向に昇降させる昇降機構の昇降作動に従動し、前記ガラスの厚み方向を軸とした前記ガラスの回転を抑制する傾き抑制機構であって、
     該傾き抑制機構は、
     前記ガラスに固定される部材と、
     ドアパネルまたはドアパネルに設けられた部材に設けられ、前記ガラスに固定される部材を挟んで上下にそれぞれ少なくとも1つ設けられた牽引部材ガイドと、
     前記各牽引部材ガイドに巻き掛けられ、一方の端部が上方から前記ガラスに固定された部材を介して取り付けられ、他方の端部が下方から前記ガラスに固定された部材を介して取り付けられた牽引部材とからなり、
     前記牽引部材の一方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所と、前記牽引部材の他方の端部と前記ガラスに固定された部材との取り付け箇所とは、前記ガラスの厚み方向から見て左右方向にオフセットされていることを特徴とする傾き抑制機構。

     
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