JP6348323B2 - ウィンドレギュレータ装置 - Google Patents

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本発明は、車両に設けられるウィンドパネルを昇降するウィンドレギュレータ装置に関する。
従来、自動車等の車両には、ウィンドパネルを駆動モータの駆動により昇降させるようにしたウィンドレギュレータ装置が搭載されている。ウィンドレギュレータ装置は、車両のドア内等の幅狭空間に搭載されるため、薄型化はもちろんのこと軽量化することが望まれている。このようなウィンドレギュレータ装置の一例が、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載された昇降装置(ウィンドレギュレータ装置)は、ウィンドパネルを支持するブラケットと、当該ブラケットに接続される駆動ワイヤーと、当該駆動ワイヤーが巻き掛けられる駆動リールを備えた駆動部と、当該駆動部が固定される板状のガイドレールとを備えている。そして、駆動部からブラケットに延びる駆動ワイヤーは、ガイドレールの長手方向両端にそれぞれ設けられたガイド体によって方向転換されるようになっている。
これにより、駆動モータにより駆動部を回転させることで、駆動リールから駆動ワイヤーが出入りするようになっている。このように駆動ワイヤーが移動されることでブラケットが上昇または下降し、ひいてはウィンドパネルが開閉されるようになっている。
特公平06−033696号公報(第1図)
しかしながら、上述の特許文献1に記載されたウィンドレギュレータ装置によれば、ブラケットのガイドレールに対する摺動部の位置と、ブラケットの駆動ワイヤーが接続される接続部の位置とが、ウィンドレギュレータ装置の幅方向に離れて配置されている。このように、ブラケットの牽引位置と摺動位置とが離間していることに起因して、ブラケットには、摺動部をこじるように回転モーメントが発生する。これにより、ブラケットのガイドレールに対するスムーズな摺動が阻害され、ひいては駆動ワイヤーに大きな負荷が掛かったり、異音が発生したりする等の問題が生じ得る。
本発明の目的は、小型軽量化はもちろんのことウィンドパネルを安定して開閉し得るウィンドレギュレータ装置を提供することにある。
本発明の一態様では、車両に設けられるウィンドパネルを昇降するウィンドレギュレータ装置であって、ケーブルが巻き掛けられるドラムを備えた駆動モータと、前記ウィンドパネルを支持するキャリアプレートと、前記キャリアプレートに設けられ、前記ケーブルが接続されるケーブル接続部と、前記キャリアプレートに設けられる摺動部と、前記摺動部が摺接する案内溝を備え、前記キャリアプレートの昇降を案内するガイドレールと、前記ケーブルの向きを前記ガイドレールに沿うように転換する方向転換部材と、を有し、前記ケーブル接続部および前記摺動部を、前記案内溝の開口方向に重なるように配置し、前記案内溝および前記摺動部の短手方向に沿う断面が円弧形状に形成され、前記案内溝の半径寸法が前記摺動部の半径寸法よりも大きくされる。
本発明の他の態様では、前記摺動部の長手方向に沿う断面が円弧形状に形成される。
本発明によれば、キャリアプレートに設けられるケーブル接続部および摺動部を、ガイドレールに設けられる案内溝の開口方向に重なるように配置するので、ケーブル接続部と摺動部とを近付けて配置することができるとともに、ケーブル接続部と摺動部とをウィンドレギュレータ装置の幅方向に一致させることができる。したがって、キャリアプレートに作用する回転モーメントの発生を抑制し、キャリアプレートの摺動部をガイドレールに沿わせてケーブルにより真っ直ぐに牽引することができ、ひいてはウィンドパネルを安定して開閉することができる。
また、ケーブル接続部と摺動部とをウィンドレギュレータ装置の幅方向に一致させることができるので、ガイドレールを棒状に形成する等して、ウィンドレギュレータ装置の小型軽量化を図ることができる。
本発明に係るウィンドレギュレータ装置を示す概略図である。 第1ステーの部分(上方部分)を拡大して示す斜視図である。 駆動モータの部分(中央部分)を拡大して示す斜視図である。 第2ステーの部分(下方部分)を拡大して示す斜視図である。 図1のウィンドレギュレータ装置の分解斜視図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 図3のB−B線に沿う断面図である。 図4のC矢視図である。 キャリアプレートの第1,第2摺動部の平面図である。 第1,第2ガイドレールに対する第1,第2摺動部の摺接状態を説明する断面図である。 図9のD−D線に沿う断面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係るウィンドレギュレータ装置を示す概略図を、図2は第1ステーの部分(上方部分)を拡大して示す斜視図を、図3は駆動モータの部分(中央部分)を拡大して示す斜視図を、図4は第2ステーの部分(下方部分)を拡大して示す斜視図を、図5は図1のウィンドレギュレータ装置の分解斜視図を、図6は図2のA−A線に沿う断面図を、図7は図3のB−B線に沿う断面図を、図8は図4のC矢視図を、図9はキャリアプレートの第1,第2摺動部の平面図を、図10は第1,第2ガイドレールに対する第1,第2摺動部の摺接状態を説明する断面図を、図11は図9のD−D線に沿う断面図をそれぞれ示している。
図1に示すように、自動車等の車両の側面に設けられるサイドドア10には、ケーブル式のウィンドレギュレータ装置20が搭載されている。このウィンドレギュレータ装置20は、サイドドア10の内部の幅狭空間に収容され、サイドドア10のドア枠11に昇降自在に設けられたウィンドガラス(ウィンドパネル)12を昇降(開閉)するようになっている。
ここで、ウィンドレギュレータ装置20は、例えば、サイドドア10の車室内側に設置された操作スイッチ(図示せず)を開操作することにより、ウィンドガラス12を下降駆動し、操作スイッチを閉操作することにより、ウィンドガラス12を上昇駆動するようになっている。
ウィンドレギュレータ装置20は、駆動モータ30,キャリアプレート40,第1,第2ガイドレール50,60,第1,第2ステー70,80を備えている。駆動モータ30には、図3に示すコネクタ接続部CNを介して車両側の外部コネクタ(図示せず)が電気的に接続されている。これにより、駆動モータ30には、操作スイッチの操作に応じて車載バッテリ(図示せず)等からの駆動電流が供給され、ひいてはウィンドガラス12が下降駆動または上昇駆動される。
駆動モータ30は、モータ部31とギヤ部32とを備えている。モータ部31の内部には、駆動電流の供給により正回転または逆回転する回転軸(図示せず)が回転自在に設けられている。回転軸の先端側には、減速機構としてのウォーム(図示せず)が一体に設けられ、当該ウォームはギヤ部32の内部に配置されている。また、ギヤ部32の内部には、回転軸のウォームと噛み合うウォームホイールWH(図7参照)が回転自在に設けられ、ここで、ウォームおよびウォームホイールWHは減速機構を形成しており、駆動モータ30は減速機構付モータとなっている。
ギヤ部32の外部には、図3に示すように、ケーブルとしての開側ケーブル33および閉側ケーブル34の一端側が巻き掛けられた円筒形のドラム35が配置されている。ドラム35の周囲には、螺旋溝35a(図7参照)が形成されており、この螺旋溝35aには、開側ケーブル33および閉側ケーブル34の一端側が複数回巻き掛けられている。ドラム35は、ギヤ部32に固定されたドラムケース36の内部に回転自在に収容されており、ドラム35には、高トルク化されたウォームホイールWHの回転力が伝達されるようになっている。
ここで、ドラムケース36には、図7に示すように、ドラム35の軸方向に延びる切欠穴36aが形成されており、当該切欠穴36aを介して、開側ケーブル33および閉側ケーブル34の一端側が、ドラムケース36に対して出入りするようになっている。
これにより、駆動モータ30を駆動してドラム35が正回転されると、閉側ケーブル34がドラムケース36の内部に引き込まれるとともに、開側ケーブル33がドラムケース36の外部に引き出され、ウィンドガラス12が上昇駆動される(閉動作)。一方、これとは逆に、駆動モータ30を駆動してドラム35が逆回転されると、開側ケーブル33がドラムケース36の内部に引き込まれるとともに、閉側ケーブル34がドラムケース36の外部に引き出され、ウィンドガラス12が下降駆動される(開動作)。
キャリアプレート40は、図3および図9に示すように、プラスチック等の樹脂材料を射出成形等することにより、略ひし形の板状に形成されている。キャリアプレート40は表面部41と裏面部42とを備え、表面部41には一対の支持突起43が一体に設けられている。各支持突起43は、表面部41に対して垂直方向に突出して設けられ、各支持突起43は、ウィンドガラス12(図1参照)の下端部を支持するようになっている。これにより、ウィンドガラス12は、キャリアプレート40の昇降動作に伴って昇降(開閉)するようになっている。
各支持突起43の近傍には、固定ボルト等(図示せず)の固定部材が貫通するガラス固定穴44がそれぞれ設けられている。ガラス固定穴44には、鋼材よりなる補強のためのカラー45がそれぞれ装着されており、これにより固定部材によって樹脂製のキャリアプレート40が損傷するのを防止している。ここで、固定部材は、ウィンドガラス12の下端部分に設けられた取付孔(図示せず)に挿通され、これによりウィンドガラス12は、キャリアプレート40にがたつくこと無く固定されるようになっている。
なお、キャリアプレート40の表面部41には、図示はしないが複数の肉盗み部(凹部)が形成されている。これにより、キャリアプレート40の軽量化を実現しつつ、溶融樹脂が硬化する際に発生する「ヒケ現象」による成形精度の低下を防止している。
キャリアプレート40の裏面部42には、図7および図9に示すように、第1摺動部46および第2摺動部47が一体に設けられている。これらの第1,第2摺動部46,47は、図9に示すように平面視で略長方形形状に形成され、裏面部42に対して垂直方向に突出して設けられている。そして、第1,第2摺動部46,47の長手方向に沿う断面および短手方向に沿う断面は、それぞれ図11および図7に示すように、先端側が所定の半径寸法R1,R2(R1>R2)に形成された略円弧形状に形成されている。なお、第1,第2摺動部46,47の図11に示す方向から見た投影形状は何れも同じ形状であるため、図11においては第1摺動部46のみが現れている。
第1摺動部46は、本発明における摺動部を構成しており、当該第1摺動部46の内側には、図11に示すように、開側ケーブル33および閉側ケーブル34の他端側が導入されるようになっている。第1摺動部46の長手方向両側には、図9に示すように、ケーブル導入孔46a,46bがそれぞれ形成されており、これらの各ケーブル導入孔46a,46bを介して、開側ケーブル33および閉側ケーブル34の他端側が、第1摺動部46の内側に導入されるようになっている。このようにして、キャリアプレート40には、開側ケーブル33および閉側ケーブル34が接続されるようになっている。
図11に示すように、第1摺動部46の内側は、2階建て構造となっている。具体的には、第1摺動部46の内側には、図中下方に中空状の第1接続部46cが設けられ、図中上方に中空状の第2接続部46dが設けられている。これらの第1,第2接続部46c,46dは、第1摺動部46の内側でそれぞれ隣接して設けられ、本発明におけるケーブル接続部を構成している。
第1,第2接続部46c,46dおよび第1摺動部46は、第1ガイドレール50に設けられた第1案内溝51の開口方向(図11の上方側)に重なるように配置され、第1摺動部46においても、第1,第2接続部46c,46dに隣接して設けられている。
第1,第2接続部46c,46dの内部には、第1テンショナ48aおよび第2テンショナ48bがそれぞれ収容されている。これらの第1,第2テンショナ48a,48bは、それぞれ小径の細長いコイルスプリングによって形成され、開側ケーブル33および閉側ケーブル34の他端部に固定されている。これにより、第1,第2テンショナ48a,48bは、開側ケーブル33および閉側ケーブル34の弛みを除去するようになっている。
第1,第2テンショナ48a,48bは、第1,第2接続部46c,46dに対して抜け止めされている。よって、開側ケーブル33および閉側ケーブル34の他端側は、第1,第2テンショナ48a,48bによって引っ張られた状態のもとで、第1,第2接続部46c,46dに接続されている。
ここで、第1摺動部46の内側には、上述のように開側ケーブル33および閉側ケーブル34の他端側が導入される構成となっているが、第2摺動部47は、ケーブル導入孔46a,46bや第1,第2接続部46c,46d等が形成されない構成となっている。そして、第1摺動部46は、第1ガイドレール50の第1案内溝51に摺接し、第2摺動部47は、第2ガイドレール60の第2案内溝61に摺接するようになっている。
図9に示すように、キャリアプレート40の裏面部42において、第1摺動部46と図中下方のガラス固定穴44との間には、3つの第1脱落防止爪49aが一体に設けられている。これらの第1脱落防止爪49aは、第1摺動部46の長手方向に沿って略等間隔で設けられ、第1摺動部46に近接配置されている。
一方、キャリアプレート40の裏面部42において、第2摺動部47と図中上方のガラス固定穴44との間には、1つの第2脱落防止爪49bが一体に設けられている。第2脱落防止爪49bは、第2摺動部47の長手方向に沿う略中間部分に設けられ、第2摺動部47に近接配置されている。
各第1脱落防止爪49aおよび第2脱落防止爪49bは、第1摺動部46の第1案内溝51からの脱落、および第2摺動部47の第2案内溝61からの脱落を防止する機能を備えている。具体的には、各第1脱落防止爪49aおよび第2脱落防止爪49bは、第1摺動部46が第1案内溝51の内部に、また第2摺動部47が第2案内溝61の内部にある状態のもとで、第1ガイドレール50の第1フランジ部52および第2ガイドレール60の第2フランジ部62の裏側、つまり第1,第2案内溝51,61側とは反対側に摺接するようになっている。
ここで、第1摺動部46に対応する第1脱落防止爪49aを3つ設けている。これは、第1摺動部46が開側ケーブル33および閉側ケーブル34に牽引されるため、当該第1摺動部46の第1ガイドレール50に対するがたつきを抑制するためである。つまり、3つの第1脱落防止爪49aを、第1摺動部46の長手方向に沿う略全域に設けることで、第1摺動部46の第1ガイドレール50に対するこじり等の発生を抑制して、スムーズな動作を確保している。
一方、第2摺動部47においては、第1摺動部46に追従して移動するだけなので、第2脱落防止爪49bを1つのみ設ければ十分である。ただし、第1摺動部46側に合わせて、第2脱落防止爪49bを同様に3つ設けることもできるが、第2脱落防止爪49bを増加させることで、第2ガイドレール60との摺接部分が増えることになる。したがって、キャリアプレート40のがたつきをより抑制できるものの、第2摺動部47のスムーズな摺動が阻害される場合があり、ウィンドレギュレータ装置20の仕様に応じて第2脱落防止爪49bの個数を設定するようにする。
図2ないし図4に示すように、キャリアプレート40は、第1,第2ガイドレール50,60の延在方向に沿って摺動するようになっている。つまり、第1,第2ガイドレール50,60は、キャリアプレート40の昇降を案内するようになっている。第1,第2ガイドレール50,60は、互いに平行となるよう並べて設けられている。第1,第2ガイドレール50,60は、鋼板をプレス加工等することにより棒状に形成され、第1,第2ガイドレール50,60の短手方向に沿う断面形状は略円弧形状に形成されている。
第1,第2ガイドレール50,60は、第1案内溝51および第2案内溝61を備え、これらの第1,第2案内溝51,61の長手方向全域において、その断面は略円弧形状となっている。ここで、第1ガイドレール50は、本発明におけるガイドレールを構成し、第1案内溝51は、本発明における案内溝を構成している。
第1,第2案内溝51,61の半径寸法は、図7に示すように、第1,第2摺動部46,47の短手方向に沿う先端側の半径寸法R2よりも、それぞれ大きい半径寸法R3に設定されている(R3>R2)。これにより、第1,第2案内溝51,61と、第1,第2摺動部46,47との間に微小隙間S(図示では第1案内溝51側のみ拡大して示す)が形成される。したがって、第1,第2案内溝51,61に対して第1,第2摺動部46,47の摺動抵抗が増大するのを抑制することができる。よって、キャリアプレート40に回転モーメントが発生したとしても、ウィンドレギュレータ装置20の動作がスムーズに行えるようになっている。
また、図11に示すように、第1,第2摺動部46,47の長手方向に沿う断面形状も、半径寸法R1(R1>R3>R2)の略円弧形状に形成されているので、これによっても、第1,第2案内溝51,61に対する第1,第2摺動部46,47の摺動抵抗の増大が抑制されている。
第1,第2ガイドレール50,60は、その長手方向に沿う略中央部分が第1,第2案内溝51,61側に膨らむようにして、所定の曲率半径で湾曲されている。これにより、所定角度で傾斜するようドア枠11に設けられ、かつ所定の曲率半径で湾曲されたウィンドガラス12(図1参照)を、スムーズに昇降動作できるようにしている。ここで、第1,第2ガイドレール50,60の曲率半径は、ウィンドレギュレータ装置20が搭載される車両に応じて設定される。
第1,第2ガイドレール50,60の長手方向に沿う略中央部分で、かつ第1,第2案内溝51,61側とは反対側には、図7に示すように、駆動モータ30が配置されている。第1,第2ガイドレール50,60の間には、駆動モータ30のドラム35が配置され、より具体的には、ドラム35の径方向に当該ドラム35の螺旋溝35aと対向するようにして、第1,第2ガイドレール50,60が配置されるようになっている。
図2ないし図4に示すように、第1案内溝51の両脇には一対の第1フランジ部52が設けられ、第2案内溝61の両脇には一対の第2フランジ部62が設けられている。第1,第2フランジ部52,62は、第1,第2ガイドレール50,60の短手方向にそれぞれ延ばされている。そして、第1,第2フランジ部52,62のうち、ドラム35側とは反対側に位置する第1,第2フランジ部52,62の裏側(図7および図10中下側)には、キャリアプレート40の各第1脱落防止爪49aおよび第2脱落防止爪49bがそれぞれ摺接するようになっている。
ここで、第1,第2ガイドレール50,60は、短手方向に沿う断面形状を略円弧形状とし、さらには第1,第2ガイドレール50,60の両脇を折り曲げて第1,第2フランジ部52,62を形成している。したがって、第1,第2ガイドレール50,60は、当該形状が補強リブとしても機能するようになっている。つまり、第1,第2ガイドレール50,60は、鋼板をプレス加工等することで棒状に形成し、小型軽量化や加工性の向上が図られているが、ウィンドレギュレータ装置20の骨格形成部品としての十分な強度が保たれている。
図1,図2および図4に示すように、第1,第2ガイドレール50,60の長手方向両側の端部には、第1,第2ステー70,80がそれぞれ設けられている。これらの第1,第2ステー70,80は、第1,第2ガイドレール50,60の間の距離を一定に保持しており、第1,第2ガイドレール50,60と同様にウィンドレギュレータ装置20の骨格形成部品となっている。
第1ステー70は、鋼板をプレス加工等することにより所定形状に形成され、断面が略U字形状に形成されたステー本体71と、当該ステー本体71の長手方向両側に一体に設けられた一対の取付腕72とを備えている。第1ステー70は、第1,第2ガイドレール50,60の長手方向一端側、具体的には、サイドドア10の上方側(図1参照)に配置されている。
ステー本体71の長手方向両側は、第1,第2ガイドレール50,60に対して溶接等の固定手段により強固に装着されている。ステー本体71の第1,第2ガイドレール50,60間で、かつ第1ガイドレール50寄りの部分には、方向転換部材としてのプーリ73が回転自在に設けられている。このプーリ73は、駆動モータ30のドラム35から延ばされた閉側ケーブル34の向きを略180°転換し、方向転換された閉側ケーブル34を第1ガイドレール50の第1案内溝51内に導いている。
そして、第1案内溝51に導かれた閉側ケーブル34の他端側は、キャリアプレート40のケーブル導入孔46b(図9参照)に導入される。ここで、プーリ73からキャリアプレート40に向けられた閉側ケーブル34は、第1案内溝51に沿って摺動するようになっている。
第1ステー70の各取付腕72には、ナット等よりなる固定部材74がそれぞれ設けられている。固定部材74は、各取付腕72に対してそれぞれ溶接等の固定手段により強固に固定されている。これにより、図示しない固定ボルト等により、ウィンドレギュレータ装置20をサイドドア10の内部に固定することができる。
第2ステー80は、プラスチック等の樹脂材料を射出成形等することにより所定形状に形成され、薄肉に形成された本体部81と、当該本体部81の長手方向両側、つまり第2ステー80の長手方向両側に一体に設けられ、本体部81よりも肉厚となった一対のレール固定部82とを備えている。第2ステー80は、第1,第2ガイドレール50,60の長手方向他端側、具体的には、サイドドア10の下方側(図1参照)に配置されている。
一対のレール固定部82には、抜け止め爪83がそれぞれ設けられており、各抜け止め爪83は、第1,第2ガイドレール50,60の長手方向他端側を押さえ付けるようになっている。これにより、第1,第2ガイドレール50,60の長手方向他端側を各レール固定部82に押圧して差し込むことで、抜け止め爪83によって抜け止めされた状態で装着される。
本体部81の第1,第2ガイドレール50,60間で、かつ第1ガイドレール50寄りの部分には、方向転換部材としてのケーブルガイド84が一体に設けられている。このケーブルガイド84は、各レール固定部82と略同じ肉厚で、略半円形状に形成されており、その周囲には、開側ケーブル33が入り込んで摺動するケーブル溝84aが設けられている。
ここで、図8に示すように、ケーブル溝84aのうち、ドラム35へ連結される開側ケーブル33を案内する第2ガイドレール60側(図中左側)のケーブル溝84aは、本体部81の表面寄りの低い位置に設けられ、ケーブル溝84aのうち、キャリアプレート40へ連結される開側ケーブル33を案内する第1ガイドレール50側(図中右側)のケーブル溝84aでは、本体部81の表面から離れた高い位置に設けられている。つまり、ケーブル溝84aは傾斜するようにしてケーブルガイド84に設けられている。これにより、図7に示すように、互いに高低差が生じ得るドラム35とキャリアプレート40との間において、開側ケーブル33をスムーズに摺動できるようにしている。
第2ステー80の長手方向に沿うケーブルガイド84と各レール固定部82との間には、第1隙間85および第2隙間86がそれぞれ形成されている。ここで、第1ガイドレール50側の第1隙間85の方が、第2ガイドレール60側の第2隙間86よりも幅狭に設定されている。
このように、第1,第2隙間85,86を設けることで、ウィンドレギュレータ装置20の組み立て時において、開側ケーブル33のケーブル溝84aに対する巻き掛けを容易に案内できるようにし、ウィンドレギュレータ装置20の組み立て性を向上させている。
第1隙間85は、第1ガイドレール50の第1案内溝51と対向している。より具体的には、第1案内溝51の開口方向に第1隙間85が対向するようにして配置されている。これにより、ケーブルガイド84は、駆動モータ30のドラム35から延ばされた開側ケーブル33の向きを略180°転換し、方向転換された開側ケーブル33を第1ガイドレール50の第1案内溝51内に導いている。
そして、第1案内溝51に導かれた開側ケーブル33の他端側は、キャリアプレート40のケーブル導入孔46a(図9参照)に導入される。ここで、ケーブルガイド84からキャリアプレート40に向けられた開側ケーブル33は、閉側ケーブル34と同様に、第1案内溝51に沿って摺動するようになっている。
このように、第2ステー80のケーブルガイド84および第1ステー70のプーリ73は、開側ケーブル33の他端側および閉側ケーブル34の他端側を、それぞれ第1ガイドレール50の第1案内溝51内に導いている。これにより、第1ガイドレール50は、キャリアプレート40の第1摺動部46の摺動および開側ケーブル33,閉側ケーブル34の摺動を案内し、第2ガイドレール60は、キャリアプレート40の第2摺動部47の摺動のみを案内するようになっている。
第1,第2ガイドレール50,60の長手方向に沿う略中央部分には、図3および図4に示すように、中間ステー90が設けられている。この中間ステー90は、第1,第2ガイドレール50,60の間に設けられ、第1,第2ステー70,80と同様に第1,第2ガイドレール50,60の間の距離を一定に保持し、これに加えて、第1,第2ガイドレール50,60の第1,第2ステー70,80から離れた部分を補強するようになっている。
中間ステー90は、第1ステー70と同様に鋼板をプレス加工等することにより所定形状に形成され、その長手方向に沿う両端部分は、第1,第2ガイドレール50,60に溶接等の固定手段により強固に固定されている。また、中間ステー90の長手方向に沿う略中央部分には、ナット等よりなる固定部材91が溶接等の固定手段により強固に固定されている。この固定部材91には、図示しない固定ボルトを介して、駆動モータ30が固定されるようになっている。このように、中間ステー90は、駆動モータ30の固定ブラケットとしても機能するようになっている。
ここで、駆動モータ30は、第1,第2ガイドレール50,60に対して、固定部材91を含む3箇所で、固定ボルト(図示せず)により固定されている。他の2箇所は、図5および図7に示すように、ナット等の固定部材100,101がそれぞれ設けられた一対の固定ブラケット102,103となっている。そして、これらの固定ブラケット102,103は、第1,第2ガイドレール50,60にそれぞれ溶接等の固定手段により強固に固定されている。
中間ステー90は、駆動モータ30のドラム35の近傍に配置されるため、ドラム35からケーブルガイド84までの開側ケーブル33の配索の障害となっている。そのため、中間ステー90には、当該中間ステー90と開側ケーブル33との接触(干渉)を回避するための回避部92が設けられている。この回避部92は、断面が略U字形状に形成された逃げ凹部となっており、中間ステー90のプレス加工時に同時に形成されるようになっている。これにより、中間ステー90と開側ケーブル33との接触を回避して、ウィンドレギュレータ装置20の作動時における異音発生や、開側ケーブル33の摩耗,損傷等を未然に防いでいる。
次に、以上のように形成したウィンドレギュレータ装置20の組み立て手順について、図5を参照しつつ説明する。
まず、第1ステー70,中間ステー90,各固定ブラケット102,103が溶接固定された第1,第2ガイドレール50,60を準備する。そして、第1,第2ガイドレール50,60の第2ステー80が設けられる側からキャリアプレート40を組み付ける。その後、第1,第2ガイドレール50,60の端部に第2ステー80を固定する。
次いで、開側ケーブル33および閉側ケーブル34の一端側が巻き掛けられたドラム35、およびドラムケース36が装着された駆動モータ30を準備し、当該駆動モータ30のドラムケース36(ドラム35)側を、図中下方から第1,第2ガイドレール50,60の間に臨ませる。そして、第1,第2ガイドレール50,60の間に駆動モータ30のドラムケース36を配置し、中間ステー90および固定ブラケット102,103に対して駆動モータ30を位置決めする。その後、図示しない固定ボルトで駆動モータ30を固定する。
次いで、開側ケーブル33の他端側を、第1,第2隙間85,86を介してケーブルガイド84のケーブル溝84aに巻き掛けて、ケーブル導入孔46aを介してキャリアプレート40に固定する。さらに、閉側ケーブル34の他端側を、プーリ73に巻き掛けて、ケーブル導入孔46bを介してキャリアプレート40に固定する。これにより、ウィンドレギュレータ装置20の組み立てが完了する。
次に、以上のように形成したウィンドレギュレータ装置20の動作について、図6,図7,図10および図11を用いて説明する。
操作者が車室内等に設置された操作スイッチ(図示せず)を操作することにより、駆動モータ30が正方向または逆方向に回転駆動される。これにより、ウィンドガラス12が上昇駆動(閉動作)または下降駆動(開動作)される。このとき、図6の矢印m1に示すように、ウィンドレギュレータ装置20の動作および車両の振動等に起因して、第1ガイドレール50の第1案内溝51内を、閉側ケーブル34(開側ケーブル33)が揺動する。このとき、第1案内溝51の深さ寸法は各ケーブル33,34の直径寸法の略3倍となっているので、矢印m1に示す揺動により、第1案内溝51から各ケーブル33,34が脱落するようなことは無い。
また、第1案内溝51の略円弧形状の内側を、断面が略円形形状の各ケーブル33,34が揺動するため、各ケーブル33,34の偏摩耗、つまり各ケーブル33,34の周囲の一部に平坦面が形成されるような型崩れ等の発生が、効果的に抑制される。したがって、ウィンドレギュレータ装置20の耐久性を向上させることができる。なお、よりスムーズにウィンドレギュレータ装置20を作動させるためにも、各ケーブル33,34の周囲や第1案内溝51内に、所定量の摺動グリス(図示せず)を塗布するのが望ましい。
ここで、第1案内溝51の断面形状を略円弧形状に形成しているため、ウィンドレギュレータ装置20の組み立て時等において、摺動グリスを保持させ易くなっている。これにより、ウィンドレギュレータ装置20の組み立て性を向上させている。
図7に示すように、第1,第2案内溝51,61と、第1,第2摺動部46,47との間に微小隙間Sが形成されるため、第1,第2ガイドレール50,60上をキャリアプレート40が摺動する際に、図10の矢印m2に示すように、第1,第2案内溝51,61内を第1,第2摺動部46,47が揺動するようになっている。よって、ウィンドレギュレータ装置20の作動音を低減しつつ、キャリアプレート40に回転モーメントが発生したとしても、キャリアプレート40はスムーズな安定動作を行えるようになっている。ここで、第1,第2摺動部46,47と第1,第2案内溝51,61との間にも、摺動グリス(図示せず)を塗布するのが望ましい。
また、図11に示すように、第1,第2摺動部46,47の長手方向に沿う断面形状が略円弧形状に形成されているため、キャリアプレート40は、図11の矢印m3に示すように、開側ケーブル33側および閉側ケーブル34側に揺動可能となっている。したがって、キャリアプレート40のスムーズな動作はもちろんのこと、ウィンドガラス12の上昇駆動から下降駆動、またはウィンドガラス12の下降駆動から上昇駆動への切り換え動作を、がたつくこと無くスムーズに行えるようになっている。
以上詳述したように、本実施の形態に係るウィンドレギュレータ装置20によれば、キャリアプレート40に設けられる第1,第2接続部46c,46dおよび第1摺動部46を、第1ガイドレール50に設けられる第1案内溝51の開口方向に重なるように配置している。よって、第1,第2接続部46c,46dと第1摺動部46とを近付けて配置することができるとともに、第1,第2接続部46c,46dと第1摺動部46とをウィンドレギュレータ装置20の幅方向に一致させることができる。
したがって、キャリアプレート40に作用する回転モーメントの発生を抑制し、キャリアプレート40の第1摺動部46を第1ガイドレール50に沿わせて開側ケーブル33および閉側ケーブル34により真っ直ぐに牽引することができ、ひいてはウィンドガラス12を安定して開閉することができる。
また、第1,第2接続部46c,46dと第1摺動部46とをウィンドレギュレータ装置20の幅方向に一致させることができるので、第1ガイドレール50を棒状に形成する等して、ウィンドレギュレータ装置20の小型軽量化を図ることができる。
さらに、第1,第2ステー70,80の第1,第2ガイドレール50,60間に、プーリ73およびケーブルガイド84を設けたので、開側ケーブル33および閉側ケーブル34を介して、プーリ73およびケーブルガイド84に負荷される応力(ケーブル応力)を、第1,第2ガイドレール50,60に分散して逃がすことができる。これによっても、第1,第2ガイドレール50,60の小型軽量化を実現することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、第1,第2ガイドレール50,60を、それぞれ1本ずつプレス加工等することで棒状に形成したものを示したが、本発明はこれに限らず、ロールフォーミング加工法により、第1,第2ガイドレール50,60を連続的に成形するようにしても良い。
また、上記実施の形態においては、第1ステー70に方向転換部材としてのプーリ73を設け、第2ステー80に方向転換部材としてのケーブルガイド84を設けたものを示したが、本発明はこれに限らない。例えば、これとは逆に、第1ステー70に方向転換部材としてのケーブルガイドを設け、第2ステー80に方向転換部材としてのプーリを設けても良い。さらに、第1ステー70および第2ステー80の双方にプーリを設けたり、第1ステー70および第2ステー80の双方にケーブルガイドを設けたりすることもできる。
また、上記実施の形態においては、一対の第1,第2ガイドレール50,60を設けたものを示したが、本発明はこれに限らず、第2ガイドレール60を省略することもできる。この場合、キャリアプレート40の第1摺動部46を、キャリアプレート40の中央寄りの部分に配置する等して、キャリアプレート40をバランス良く牽引できるようにするのが望ましい。
10 サイドドア
11 ドア枠
12 ウィンドガラス(ウィンドパネル)
20 ウィンドレギュレータ装置
30 駆動モータ
31 モータ部
32 ギヤ部
33 開側ケーブル(ケーブル)
34 閉側ケーブル(ケーブル)
35 ドラム
35a 螺旋溝
36 ドラムケース
36a 切欠穴
40 キャリアプレート
41 表面部
42 裏面部
43 支持突起
44 ガラス固定穴
45 カラー
46 第1摺動部(摺動部)
46a,46b ケーブル導入孔
46c 第1接続部(ケーブル接続部)
46d 第2接続部(ケーブル接続部)
47 第2摺動部
48a 第1テンショナ
48b 第2テンショナ
49a 第1脱落防止爪
49b 第2脱落防止爪
50 第1ガイドレール(ガイドレール)
51 第1案内溝(案内溝)
52 第1フランジ部
60 第2ガイドレール
61 第2案内溝
62 第2フランジ部
70 第1ステー
71 ステー本体
72 取付腕
73 プーリ(方向転換部材)
74 固定部材
80 第2ステー
81 本体部
82 レール固定部
83 抜け止め爪
84 ケーブルガイド(方向転換部材)
84a ケーブル溝
85 第1隙間
86 第2隙間
90 中間ステー
91 固定部材
92 回避部
100,101 固定部材
102,103 固定ブラケット
CN コネクタ接続部
WH ウォームホイール
S 微小隙間

Claims (2)

  1. 車両に設けられるウィンドパネルを昇降するウィンドレギュレータ装置であって、
    ケーブルが巻き掛けられるドラムを備えた駆動モータと、
    前記ウィンドパネルを支持するキャリアプレートと、
    前記キャリアプレートに設けられ、前記ケーブルが接続されるケーブル接続部と、
    前記キャリアプレートに設けられる摺動部と、
    前記摺動部が摺接する案内溝を備え、前記キャリアプレートの昇降を案内するガイドレールと、
    前記ケーブルの向きを前記ガイドレールに沿うように転換する方向転換部材と、
    を有し、
    前記ケーブル接続部および前記摺動部を、前記案内溝の開口方向に重なるように配置し、前記案内溝および前記摺動部の短手方向に沿う断面が円弧形状に形成され、前記案内溝の半径寸法が前記摺動部の半径寸法よりも大きくされる、ウィンドレギュレータ装置。
  2. 請求項1記載のウィンドレギュレータ装置において、
    前記摺動部の長手方向に沿う断面が円弧形状に形成される、ウィンドレギュレータ装置。
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