JPH1037592A - パワーウインド装置 - Google Patents

パワーウインド装置

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JPH1037592A
JPH1037592A JP8191131A JP19113196A JPH1037592A JP H1037592 A JPH1037592 A JP H1037592A JP 8191131 A JP8191131 A JP 8191131A JP 19113196 A JP19113196 A JP 19113196A JP H1037592 A JPH1037592 A JP H1037592A
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door
vehicle
pulley
motor
endless belt
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JP8191131A
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Mitsuhiro Kondo
光廣 近藤
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別に強固な構造でなく、ドアの重量を増加
させることなく外力がドアに加わった場合においてもモ
ータ等の部品の変移量を少なくすることができるパワー
ウインド装置を得る。 【解決手段】 本パワーウインド装置10は、ベース1
2にモータ34や駆動ローラ38、プーリ42、44、
46等が一体的に取り付けられ、更に無端ベルト48が
襷掛け状に掛け回される。また、モータ34、駆動ロー
ラ38、プーリ42、44、46はベース12をドアの
内部に設置した状態で、車室内側にドアよりも高い剛性
を有する車体が位置するドアの前端部の近傍或いは後端
部の近傍に位置するように設定されている。したがっ
て、ドアの強度を必要以上に高めずとも車両側方からの
外力がドアに作用した場合における、モータ34、駆動
ローラ38、プーリ42、44、46の移動(変移)を
軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のドアに設置
されたウインドガラスをモータ等の駆動力によって開閉
させるパワーウインド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のドアに設けられているウインドガ
ラスを昇降させ、このウインドガラスを開閉させる装
置、すなわち、ウインドレギュレータ装置としては、そ
の扱いの簡便さから、近年ではモータ等の駆動力によっ
てウインドガラスを昇降させるパワーウインド装置が多
用されている。
【0003】この種のパワーウインド装置は、ウインド
ガラスがワイヤやアーム等を介してモータに連結されて
いる。さらに、このモータはドアインナパネルの車室内
側に設置されたドアウインドスイッチ等に接続されてお
り、乗員がドアウインドスイッチを操作してモータを駆
動させるとウインドガラスが自動的に開閉される(な
お、ワイヤを用いた構成の一例としては特開平5−15
6861号公報、又は特開平5−178090号公報を
参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これまでの
パワーウインド装置では、通常、モータ等の各部品がド
アの中央部分、すなわち、ドアインナパネルとドアアウ
タパネルの間で且つドアアウタパネルの略中央部分に配
置されている。ここで、このようなパワーウインド装置
が適用された車両のドアでは、車両の側方からの外力
(衝撃)が作用してドアが車室内側へ撓曲した場合であ
ってもモータ等の各部品が大きく移動しないようにドア
を構成する各パネルを高強度としたり、またモータ等の
各部品の取付け部を強固な構造としたり、或いは補強材
を用いる等の手段をとっていた。
【0005】しかしながら、これらの方法では、構造が
複雑で材料コストが高価となったり、ドア全体の重量が
増加する原因となる。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、特別に強
固な構造でなく、ドアの重量を増加させることなく外力
がドアに加わった場合においてもモータ等の部品の変移
量を少なくすることができるパワーウインド装置を得る
ことが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のパワーウ
インド装置は、車両のドアに設置されたウインドガラス
を上下動させて前記ウインドガラスを開閉させるパワー
ウインド装置であって、前記ドアの前方端部付近の上部
及び下部へそれぞれ配置される前方巻掛け部材と、前記
ドアの後方端部付近の上部及び下部へそれぞれ配置され
る後方巻掛け部材と、前記前方巻掛け部材及び後方巻掛
け部材に巻掛けられてドア前方及び後方部分において上
下に案内され上下中間部において前記ウインドへ係止さ
れた可撓性を有する巻掛け長尺材と、前記ドアの車両前
方又は後方に配置され、前記巻掛け長尺材を長手方向へ
駆動し前記ウインドガラスを上下動させる駆動手段と、
を備えることを特徴としている。
【0008】上記構成のパワーウインド装置では、駆動
手段が作動して駆動手段の駆動力を受けて前方巻掛け部
材と後方巻掛け部材に巻掛けられている巻掛け長尺材が
回転する。ここで、巻掛け長尺材の前方巻掛け部材に巻
掛けられている部分と後方巻掛け部材に巻掛けられてい
る部分の双方は、上下同方向へ向けて同時に回転するた
め、巻掛け長尺材に係止されているウインドガラスが上
下動されてウインドガラスが開閉される。
【0009】ところで、ドアの外周部は、ドアの閉鎖状
態においてドアよりも剛性の高い車体と重なり合い、又
は係合するため、車両側方からの外力が作用した場合に
は、車室内側への突出量(すなわち、ドアの撓曲の度合
い)がドア中央部分と比べるとドアの外周部では極めて
少ない。ここで、本パワーウインド装置では、ドアの外
周部の一部であるドアの前方及び後方端部付近に駆動手
段、前方巻掛け部材、及び後方巻掛け部材を配置した
め、ドアを構成する各パネルを高強度としたり、或いは
モータ等の各部品の取付け部を強固な構造としたりする
ことなく、ドアに前述した外力が作用した場合における
駆動手段、前方巻掛け部材、及び後方巻掛け部材等の各
部品の移動(変移)が軽減される。
【0010】請求項2記載のパワーウインド装置は、請
求項1記載のパワーウインド装置において、前記前方巻
掛け部材及び後方巻掛け部材の少なくとも何れか一方の
外周部にギヤ部を設けると共に、前記巻掛け長尺材の長
手方向に沿って前記ギヤ部に係合可能な係合部を設けた
ことを特徴としている。
【0011】上記構成のパワーウインド装置では、ドア
を構成する各パネルを高強度としたり、或いはモータ等
の各部品の取付け部を強固な構造としたりすることな
く、車両側方からの外力がドアに作用した場合における
駆動手段、前方巻掛け部材、及び後方巻掛け部材等の各
部品の移動(変移)が軽減されるのみならず、前方巻掛
け部材及び後方巻掛け部材の少なくとも何れか一方の外
周部に形成されたギヤ部に巻掛け長尺材に形成された係
合部が係合した状態で巻掛け長尺材が回転されるため、
巻掛け長尺材が回転する際の巻掛け長尺材の滑りが確実
に防止され、開閉時にウインドガラスが傾斜することな
く確実に上下動される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の一実施の形態
に係るパワーウインド装置10の構成の概略が車室内側
からの正面図にて示されており、図2には本パワーウイ
ンド装置10を適用した車両用のドア54の車室内側か
らの外観が正面図によって示されている。なお、以下の
各図において、矢印X1 はドア54を車両(図示省略)
に設置した場合の車室内方を示し、矢印X2 は車室外方
を示す。また、矢印Y1 は車両前方を示し、矢印Y2
車両後方を示す。さらに、矢印Z1 は車両上方を示し、
矢印Z2 は車両下方を示す。
【0013】図1に示されるように、パワーウインド装
置10はベース部材としてのベース12を備えている。
このベース12は、ポリカーボネイト等の靱性を有する
樹脂材によって形成されている。なお、ベース12には
鋼材等の他の素材を適用してもよい。また、このベース
12は正面視(すなわち、図1図示状態)で略H形とさ
れており、連結部12Aが車両前後方向に配置され、こ
の連結部12Aの前後端部には車両上下方向に長手方向
とされた前取付部12Bと後取付部12Cがそれぞれ形
成されている。
【0014】このベース12の上方にはフレーム14が
配置されている。このフレーム14は、ウインドガラス
16の上部外周形状に対応して正面視(図1図示状態)
で下方へ向けて開口した略コ字状に形成されている。ま
た、図5に示されるように、フレーム14は断面形状が
略コ字形状とされ内部はガイド溝18となっている。こ
のガイド溝18はフレーム14の内周部分に沿って一様
に形成されており、ウインドガラス16の前端部、上端
部、及び後端部が入り込み可能であると共に、フレーム
14の前端部及び後端部ではウインドガラス16がガイ
ド溝18に沿って上下動可能(すなわち、矢印Z1 、Z
2 方向へ移動可能)とされている。さらに、ガイド溝1
8の内部にはウエザストリップ20が設けられている。
ウエザストリップ20は、弾性を有する樹脂材によって
断面U字状に形成されており、その開口方向がガイド溝
18の開口方向と一致するように基部がガイド溝18の
内部に入り込んだ状態で配置されている。このウエザス
トリップ20はウインドガラス16の前端部、上端部、
或いは後端部に密着した状態でウインドガラス16を挟
み込み、雨滴等のガイド溝18の内部への進入を防止す
る。
【0015】また、ベース12の前取付部12Bの車室
内側にはガイド部材22が配置されている。図6に示さ
れるように、ガイド部材22はブリッジ74に固着され
ており、ブリッジ74を介して前取付部12Bに一体的
に固着されている。また、図1に示されるように、ガイ
ド部材22は概ね車両上下方向に沿って長手方向とされ
ており、ガイド部材22の上端部とフレーム14の車両
前方側の下端部とが一体的且つ連続的に固着されてい
る。さらに、図6に示されるように、ガイド部材22に
はフレーム14のガイド溝18と同様に車両後方へ向け
て開口したガイド溝24がガイド部材22の長手方向に
沿って一様に形成されている。このガイド溝24の内部
にはスライダ26が入り込んでおり、ガイド溝24の内
部をガイド部材22の長手方向に沿ってスライド移動可
能とされている。また、このスライダ26はウインドガ
ラス16の車両前方側下端部を挟持状態で固定的に保持
している。
【0016】これに対し、ベース12の後取付部12C
の車室内側にはガイド部材28が配置されている。図6
に示されるように、ガイド部材28はブリッジ76に固
着されており、ブリッジ76を介して後取付部12Cに
一体的に固着されている。また、図1に示されるよう
に、ガイド部材28は概ね車両上下方向に沿って長手方
向とされガイド部材22と平行に配置されており、ガイ
ド部材28の上端部とフレーム14の車両後方側の下端
部とが一体的且つ連続的に固着されている。さらに、図
6に示されるように、ガイド部材28にもフレーム14
のガイド溝18と同様に車両前方へ向けて開口したガイ
ド溝30がガイド部材28の長手方向に沿って一様に形
成されている。このガイド溝30の内部にはスライダ3
2が入り込んでおり、ガイド溝30の内部をガイド部材
28の長手方向に沿ってスライド移動可能とされてい
る。また、このスライダ32はウインドガラス16の車
両後方側下端部を挟持状態で固定的に保持している。す
なわち、スライダ26及びスライダ32がガイド部材2
2、28のガイド溝24、30内を車両の上方、或いは
車両の下方へ向けて同時にスライド移動することにより
ウインドガラス16が上昇、或いは下降する(すなわ
ち、矢印Z1 、Z2 方向へ移動する)。
【0017】また、ガイド部材22の下端部近傍には、
駆動手段としてのモータ34がベース12の前取付部1
2Bへ固定されている。このモータ34はベース12の
車両前端側に設置されたハーネス36を介して車両に搭
載された電源(図示省略)に接続されており、この電源
からの電力を受けて駆動する。さらに、ベース12のモ
ータ34の近傍、すなわち、ガイド部材22の下端部近
傍には、前方巻掛け部材としての駆動ローラ38がベー
ス12の前取付部12Bへ回転自在に取り付けられてい
る。この駆動ローラ38はモータ34の回転軸にギヤ等
(いずれも図示省略)を介して接続されており、モータ
34の駆動力(回転力)を受けて回転される。また、図
7に示されるように、駆動ローラ38には外周部にギヤ
部としての突起40が所定ピッチ毎に形成されている。
これらの突起40は、全体的に駆動ローラ38の軸線方
向に沿って長手方向とされる矩形のブロック状であり、
互いに平行に配置されている。
【0018】一方、ガイド部材22の上端部近傍には、
前方巻掛け部材としてのプーリ42がベース12の前取
付部12Bへ回転自在に取り付けられており、また、ガ
イド部材28の上端部近傍には、後方巻掛け部材として
のプーリ44がベース12の後取付部12Cへ回転自在
に取り付けられている。さらに、ガイド部材28の下端
部近傍には、後方巻掛け部材としてのプーリ46がベー
ス12の後取付部12Cへ回転自在に取り付けられてい
る。
【0019】これらの駆動ローラ38、及びプーリ4
2、44、46には巻掛け長尺材としての無端ベルト4
8が巻掛けられている。無端ベルト48は柔軟で可撓性
を有する樹脂材によって細幅長尺状に形成されており、
また、図7に示されるように、この無端ベルト48には
係合部としての複数の透孔50が形成されている。これ
らの透孔50は、各々が無端ベルト48の幅方向に互い
に平行に形成され駆動ローラ38の突起40に嵌合可能
な矩形状とされている。また、これらの透孔50は、無
端ベルト48の長手方向に沿って駆動ローラ38の突起
40のピッチに対応して所定のピッチ毎に定間隔で形成
されている。この無端ベルト48は、これらの透孔50
が駆動ローラ38の突起40に嵌合された状態で駆動ロ
ーラ38、プーリ42、プーリ46、プーリ44の順に
ベース12の車両前後方向の中間部で無端ベルト48が
X字状に交差する所謂襷掛け状に巻掛けられている。こ
のため、駆動ローラ38とプーリ42の間で無端ベルト
48が車両上方へ向けて移動すると、プーリ46とプー
リ44の間では無端ベルト48が同じく車両上方へ向け
て移動する。さらに、この無端ベルト48はプーリ42
とプーリ46との間、及びプーリ44と駆動ローラ38
との間で半回転だけ捩じられている。
【0020】また、無端ベルト48には、駆動ローラ3
8とプーリ42の間でスライダ26が固定されており、
また、プーリ44とプーリ46の間においてもスライダ
32がスライダ26と同じ高さで無端ベルト48へ固定
されている。すなわち、スライダ26とスライダ32は
無端ベルト48を介して互いに連結されている。したが
って、駆動ローラ38とプーリ42の間で無端ベルト4
8が車両上方或いは下方へ向けて移動すると、スライダ
26がガイド部材22のガイド溝24内を上方へ向けて
摺動し、これと同時にスライダ32がガイド部材28の
ガイド溝30内をスライダ26の移動ストロークと等距
離だけ車両上方或いは下方へ向けて摺動する。
【0021】また、上記した本パワーウインド装置10
の構成に加えて、ベース12のガイド部材28の側方に
は、ドアロック装置のキャッチ機構52が取り付けられ
ている。このドアロック装置のキャッチ機構52は、ロ
ックディスク或いはラッチと称される保持部材(図示省
略)を備えており、図2に示されるドア54を閉じた場
合には、車体側に設けられたストライカ(図示省略)が
キャッチ機構52の保持部材に係合してラッチ状態とな
りドア54を閉止状態で保持する。
【0022】さらに、ベース12の車室内側にはドアイ
ンナハンドル66及びロックノブ67が設けられてい
る。これらのドアインナハンドル66及びロックノブ6
7は、シャフト等から成るリンク機構(図示省略)を介
して上述したキャッチ機構52に連結されており、ドア
54を閉止した状態でロックノブ67を操作することで
完全にロック状態とすることができ、この状態からロッ
クノブ67を操作してロックを解除しドアインナハンド
ル66を車両の内側から操作することにより、ドア54
を開放できる。
【0023】上記構成のベース12の車室外側には、図
3に示されるドアアウタパネル56が配置されている。
このドアアウタパネル56は、例えば、肉厚が0.6乃
至0.8mm程度の鋼板によって形成されている。ま
た、このドアアウタパネル56には予め一対のヒンジ6
0が固定されており、ドアアウタパネル56は、これら
のヒンジ60を介して車体に回動自在に取り付けられ
る。また、ドアアウタパネル56には予めドアアウタハ
ンドル62が設けられている。このドアアウタハンドル
62は、シャフト等から成るリンク機構(図示省略)を
介して上述したキャッチ機構52に連結されており、ド
アアウタハンドル62を車両の外側から操作することに
よりドア54を開放できる。
【0024】一方、ベース12の車室内側には、図4に
示されるドアインナトリム58が配置されている。この
ドアインナトリム58は、例えば、樹脂材によって所定
の形状に一体形成されている。また、このドアインナト
リム58には略矩形の開口部72が設けられている。こ
の開口部72はドアアウタパネル56、ベース12、及
びドアインナトリム58を組付けた状態(すなわち、図
2図示状態)でのドアインナハンドル66及びロックノ
ブ67に対応して形成されており、組付状態ではドアイ
ンナハンドル66及びロックノブ67が開口部72を貫
通して車室内側に突出する。これにより、車室内側から
のドアインナハンドル66及びロックノブ67の操作が
可能とされる。
【0025】また、ドアインナトリム58にはパワーウ
インドドアスイッチ64が一体的に取り付けられてい
る。このパワーウインドドアスイッチ64は、ドアイン
ナトリム58の車室外側でハーネス36に接続されてお
り、ハーネス36を介してモータ34に接続されてい
る。車室内の乗員がこのパワーウインドドアスイッチ6
4を操作することによって、モータ34に電源からの電
力が供給され、モータ34を駆動できるようになってい
る。
【0026】さらに、このドアインナトリム58には、
予め車載オーディオ用のスピーカ68やドアポケット7
0が一体に設けられている。但し、これらの車載オーデ
ィオ用のスピーカ68やドアポケット70は、ユーザの
好みや車両の仕様等によっては無くともよく、また、ス
ピーカ68やドアポケット70以外にも、例えば、灰皿
やカップホルダ等の部品を一体的に取り付けてもよい。
【0027】ここで、これまで説明したように、ウイン
ドガラス16、スライダ26、32、モータ34、駆動
ローラ38等の各部品はベース12に予め取り付けられ
ており、また、ヒンジ60、ドアアウタハンドル62は
ドアアウタパネル56に予め取り付けられている。ま
た、パワーウインドドアスイッチ64、ドアインナハン
ドル66、ロックノブ67、スピーカ68、ドアポケッ
ト70の各部品はドアインナトリム58に予め取り付け
られている。すなわち、ベース12、ドアアウタパネル
56、及びドアインナトリム58はドア54の組み立て
以前の状態で予め必要な部品が取り付けられている。こ
のため、ドアアウタパネル56とドアインナトリム58
の間にベース12を挟み込んだ状態で、ドアアウタパネ
ル56、ドアインナトリム58、及びベース12を組付
けることで容易にドア54を組み立てることができるう
え、ウインドガラス16の位置調整等の諸作業をドア5
4を組み立てる以前の状態で行うことができ、従来ドア
においてドアの内側に設けられたサービスホールから手
を入れて行ってきた煩雑な作業と同等の作業を無理なく
行うことができる。
【0028】また、ここで、モータ34、駆動ローラ3
8、及びプーリ42は、このドア54の組付状態でドア
アウタパネル56の前端部近傍部分の車室内側に位置す
るようにベース12の前取付部12Bに設置されてお
り、また、プーリ44、46はこのドア54の組付状態
でドアアウタパネル56の後端部近傍部分の車室内側に
位置するようにベース12の後取付部12Cに設置され
ている。
【0029】次に本実施の形態の作用について説明す
る。本パワーウインド装置10では、ウインドガラス1
6を全開、或いは半開状態からウインドガラス16を閉
鎖するために、ドアインナトリム58に設けられたパワ
ーウインドドアスイッチ64を車両の乗員が操作する
と、ハーネス36を介してモータ34に電源からの電力
が供給され、モータ34が駆動される。モータ34が駆
動してモータ34の出力軸が回転すると、この回転力
(駆動力)を受けて駆動ローラ38が回転し、駆動ロー
ラ38とプーリ42の間で無端ベルト48が車両上方へ
向けて回転される。これにより、無端ベルト48に固定
されたスライダ26がガイド部材22のガイド溝24に
沿って上方へ向けて摺動する。また、無端ベルト48
は、所謂襷掛け状に駆動ローラ38、プーリ42、プー
リ46、及びプーリ44に巻掛けられているため、駆動
ローラ38が回転して駆動ローラ38とプーリ42との
間で無端ベルト48が上方へ向けて回転すると、プーリ
46とプーリ44との間でも無端ベルト48が上方へ向
けて回転する。これにより、プーリ46とプーリ44と
の間で無端ベルト48に固定されたスライダ32がガイ
ド部材28のガイド溝30に沿って上方へ向けて摺動す
る。このように、各スライダ26、32が同時に各ガイ
ド部材22、28のガイド溝24、30に沿って上方へ
向けて摺動すると、スライダ26、32に車両前後方向
両端部を保持されたウインドガラス16がガイド部材2
2、28に案内されつつ上方へ向けて押し上げられる。
これにより、ウインドガラス16が傾斜することなく確
実に閉鎖される。
【0030】これに対し、ウインドガラス16を全閉、
或いは半開状態からウインドガラス16を開放するため
に、パワーウインドドアスイッチ64を車両の乗員が操
作すると、ハーネス36を介してモータ34に電源から
の電力が供給され、モータ34が逆転駆動される。モー
タ34が駆動してモータ34の出力軸が回転すると、こ
の回転力(駆動力)を受けて駆動ローラ38が回転し、
駆動ローラ38とプーリ42の間、及びプーリ46とプ
ーリ44の間で無端ベルト48が車両下方へ向けて回転
される。これにより、スライダ26、32がガイド部材
22、28のガイド溝24、30に沿って下方へ向けて
同時に摺動する。これにより、スライダ26、32に車
両前後方向両端部を保持されたウインドガラス16がガ
イド部材22、28に案内されつつ上方へ向けて押し上
げられる。これにより、ウインドガラス16が傾斜する
ことなく確実に開放される。
【0031】ところで、ドア54が閉鎖された状態でド
ア54に車両側方からの衝撃(外力)が作用するとアア
ウタパネル56が車室内側へ撓曲される。ここで、上述
した外力が作用した場合におけるドアアウタパネル56
の撓曲の度合いはドアアウタパネル56の各部ごとに異
なり、ドアアウタパネル56の外周部では、車室内側に
ドアアウタパネル56よりも剛性の高い車体(例えば、
フロントピラーやセンターピラー等)が位置し、この車
体によって車室内側からドアアウタパネル56の外周部
が補強されるため、ドアアウタパネル56の中央部と比
べるとドアアウタパネル56の車室内側への撓曲の度合
いが極めて少ない。ここで、本パワーウインド装置10
では、モータ34、駆動ローラ38、及びプーリ42が
ドアアウタパネル56の外周部の一部であるドアアウタ
パネル56の前端部の近傍の車室内側に設置されてお
り、プーリ44、46がドアアウタパネル56の外周部
の一部であるドアアウタパネル56の後端部の近傍の車
室内側に設置されている。このため、上述したような外
力がドア54に作用した場合でも、これらの部品の設置
位置ではドアアウタパネル56の撓曲の度合いが極めて
少なく、これらの部品の移動(変移)が軽減される。
【0032】以上、説明したように、本パワーウインド
装置10では、車両側方からの外力が作用した場合にお
けるドア54の撓曲の度合いが極めて少ないドア54の
前端部の近傍、或いは後端部の近傍にモータ34、駆動
ローラ38、及びプーリ42、44、46を設置したた
め、上述した外力がドア54に作用した場合でも、これ
らの部品が車室内側に突出し、或いは進入することがな
い。このため、ドアアウタパネル56やドアインナトリ
ム58の強度やモータ34、駆動ローラ38、及びプー
リ42、44、46の各部品の取付部分の強度を必要以
上に高くする必要がない。したがって、ドアアウタパネ
ル56やドアインナトリム58に要する材料コストを抑
えることができ、しかも、ドア54全体の重量の増加を
防止することができる。
【0033】また、本パワーウインド装置10では、ド
ア54の前端部の近傍、或いは後端部の近傍にモータ3
4、駆動ローラ38、及びプーリ42、44、46を設
置したため、ドア54の中央部分の薄型化を図ることが
できる。
【0034】なお、本実施の形態は、モータ34、駆動
ローラ38、及びプーリ42をガイド部材22の下端部
近傍、すなわち、ウインドガラス16の前側端部の下方
に設置し、プーリ44、46をガイド部材28の下端部
近傍、すなわち、ウインドガラス16の後側端部の下方
に設置した構成であったが、これとは逆にモータ34、
駆動ローラ38、及びプーリ42を車両後方側に設置
し、プーリ44、46を車両前方側に設置した構成とし
ても構わない。
【0035】また、本実施の形態では、必要な部品を予
めベース12、ドアインナトリム58、及びドアアウタ
パネル56の各々に予め設置し、これらのベース12、
ドアインナトリム58、及びドアアウタパネル56を組
付けることによりドア54を構成した。しかしながら、
ドア54の設計の都合等の理由で必要な部品を予めベー
ス12、ドアインナトリム58、及びドアアウタパネル
56の各々に予め設けることができない場合には、モー
タ34、駆動ローラ38、プーリ42、44、46等の
各部品を上述した所定の取付位置、すなわち、ドア54
の前端部或いは後端部に対応してドアアウタパネル56
やドアインナトリム58の各部位に直接設置しても構わ
ない。この場合であっても上述した効果を損なうことは
ない。
【0036】さらに、本実施の形態では、前方巻掛け部
材としての駆動ローラ38に形成された矩形のブロック
状の突起40をギヤ部とし、巻掛け長尺材としての無端
ベルト48に形成された矩形状の透孔50を係合部とし
たが、前方巻掛け部材、後方巻掛け部材、及び巻掛け長
尺材、或いはギヤ部や係合部の態様はこれに限るもので
はない。例えば、図8に示されるように、突起49に代
えてギヤ部を円柱状の突起82とし、これ対応して無端
ベルト48に形成された円形の透孔84を係合部として
もよい。また、図9に示されるように、駆動ローラ38
に代えて前方巻掛け部材として外歯歯車92を適用して
外歯歯車92の外歯93をもってギヤ部とし、無端ベル
ト48に代えて外歯93に対応して形成された係合部と
しての歯94が形成された歯付無端ベルト96を巻掛け
長尺材としてもよい。更には、図10に示されるよう
に、ケーブル102の周囲に外歯歯車92の外歯93の
ピッチに対応してケーブル104を所定ピッチ毎に螺旋
状にケーブル102に巻き付け固着させたギヤードケー
ブル106を無端ベルト96に代えて巻掛け長尺材と
し、ケーブル104の間の溝105をもって係合部とし
てもよい。上述したいずれの構成であっても、上述した
効果を損なうことがない。
【0037】また、巻掛け長尺材には必ずしも無端ベル
ト48を適用しなくてもよい。例えば、図11乃至図1
4に示される本実施の形態の変形例では、巻掛け長尺材
としてワイヤ112が適用される。
【0038】すなわち、図11乃至図14に示される変
形例では、駆動ローラ38に代えて駆動ローラ114が
前方巻掛け部材として適用される。この駆動ローラ11
4は、その外周面に螺旋状の溝116が形成されてい
る。この螺旋状の溝116の全長は、ウインドガラス1
6が全開状態から全閉状態までのスライダ26、32の
摺動ストロークの2倍に相当する。また、この溝116
の全長の中間部には、概ね溝116に沿って長手の矩形
の開口部118が形成されている。図14に示されるよ
うに、この開口部118は駆動ローラ114の径方向中
央へ向けて形成されており、その底部は軸線方向視でU
字状とされている。また、この駆動ローラ114には円
孔120が形成されている。この円孔120は駆動ロー
ラ114の軸線方向両端部で開口しており、前記軸線方
向中間部で開口部118と連通している。さらに、この
円孔120にはピン122が挿入される。このピン12
2は全体的に円柱状とされており、その軸線方向の全長
が駆動ローラ114の軸線方向の全長に対応している。
また、ピン122の軸線方向中間部の外周面には円環状
の溝124が周方向に沿って一様に形成されている。こ
の溝124は、駆動ローラ114の開口部118に対応
して形成されており、ピン122を円孔120に挿入し
た状態では、溝124と開口部118が対向する。
【0039】図12に示されるように、ワイヤ112の
駆動ローラ114に対応する部分を開口部118に対応
した大きさにコイル状に数回巻いた状態で、この巻いた
部分を開口部118に挿入し、この状態で周囲に接着材
等を塗布したピン122を円孔120に挿入する。この
状態でワイヤ112を引っ張り、開口部118に挿入さ
れた部分、すなわち、コイル状に数回巻いた部分を絞り
ワイヤ112を溝124に巻き付ける。これによって、
ワイヤ112がピン122の溝124内に固着される。
次いで、この状態からワイヤ112を駆動ローラ114
の溝116に沿って所定量巻き付ける。
【0040】これにより、ウインドガラス16の全開状
態からモータ34を駆動させて駆動ローラ114を回転
させると、プーリ44側のワイヤ112が駆動ローラ1
14の溝116に巻き取られ、プーリ42側のワイヤ1
12が溝116から離脱する。これによって、ワイヤ1
12に固定されたスライダ26、32が上方へ向けて摺
動し、ウインドガラス16が閉止される。これとは逆
に、全閉状態からモータ34を駆動させて駆動ローラ1
14を回転させると、プーリ42側のワイヤ112が駆
動ローラ114の溝116に巻き取られ、プーリ44側
のワイヤ112が溝116から離脱する。これによっ
て、スライダ26、32が下方へ向けて摺動し、ウイン
ドガラス16が開放される。
【0041】このため、この変形例であっても、スライ
ダ26、32を上下同方向へ同時に移動させることがで
きる。また、この変形例では、駆動ローラ114に溝1
16を形成し、この溝116にワイヤ112を巻き取る
構成であるため、巻き取ったワイヤ112が互いに接触
するようなことはなく、ワイヤ112の損傷を防止でき
る。さらに、この変形例であっても、モータ34や駆動
ローラ114、及びプーリ42、44、46の配置位置
は変わることがないため、上述した効果を得ることがで
きる。
【0042】また、上述した本実施の形態では、巻掛け
部材としての駆動ローラ38、及びプーリ42、46、
44に巻掛け長尺材としての無端ベルト48を襷掛け状
に掛け回した構成であったが、巻掛け長尺材はスライダ
32とスライダ42を上下同方向へ向けて同時にスライ
ド移動できるように巻掛け部材に巻掛けられていればよ
い。例えば、図15に示されるように、スライダ26が
固定された巻掛け長尺材としての無端ベルト132を駆
動ローラ38とプーリ42に掛け回すと共に、スライダ
32が固定された巻掛け長尺材としての無端ベルト13
4をプーリ44とプーリ46に掛け回す。さらに、駆動
ローラ38の回転をプーリ46に伝える無端ベルト13
6を駆動ローラ38とプーリ46に掛け回し、駆動ロー
ラ38が回転すると無端ベルト132と無端ベルト13
4が同時に同方向へ回転する構成としてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
本発明に係るパワーウインド装置では、ドアの前後方向
両端部に対応して駆動手段、駆動ローラ、及びプーリを
配置したため、ドアの全体的の剛性を高めることなく、
車両側方からの外力がドアに作用した場合における駆動
手段、駆動ローラ、及びプーリの車室内側への突出或い
は進入を防止できるという極めて優れた効果を有する。
【0044】また、請求項2記載の本発明に係るパワー
ウインド装置では、請求項1記載の本発明において、巻
掛け長尺材の係合部に駆動ローラのギヤ部を係合させた
ため、請求項1記載の本発明にによる効果が得られるの
みならず、回転時における巻掛け長尺材の滑りを確実に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るパワーウインド装
置の車室内側からの正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るパワーウインド装
置を適用したドアの正面図である。
【図3】ドアアウタパネルの正面図である。
【図4】ドアインナトリムの正面図である。
【図5】図1の5−5線に沿ったフレームの断面図であ
る。
【図6】図1の6−6線に沿ったガイド部材の断面図で
ある。
【図7】駆動ローラ及び無端ベルトの詳細を示す拡大図
である。
【図8】駆動ローラ及び無端ベルトの変形例を示す拡大
斜視図である。
【図9】ギヤに外歯歯車を適用した例を示す拡大斜視図
である。
【図10】巻掛け長尺材にギヤードケーブルを適用した
例を示す拡大斜視図である。
【図11】巻掛け長尺材にワイヤを用いた例を示す駆動
ローラ及びワイヤの拡大斜視図である。
【図12】図11に示される駆動ローラ及びワイヤの分
解斜視図である。
【図13】図11に示される駆動ローラの側面図であ
る。
【図14】図11に示される駆動ローラの正面図であ
る。
【図15】3本の無端ベルトを使用した変形例を示す図
1に対応した正面図である。
【符号の説明】
10 パワーウインド装置 16 ウインドガラス 34 モータ(駆動手段) 38 駆動ローラ(前方巻掛け部材) 40 突起(ギヤ部) 42 プーリ(前方巻掛け部材) 44 プーリ(後方巻掛け部材) 46 プーリ(後方巻掛け部材) 48 無端ベルト(巻掛け長尺材) 50 透孔(係合部) 54 ドア 82 突起(ギヤ部) 84 透孔(係合部) 92 外歯歯車(前方巻掛け部材) 93 外歯(ギヤ部) 94 歯(係合部) 96 無端ベルト(巻掛け長尺材) 105 溝(係合部) 106 ギヤードケーブル(巻掛け長尺材) 112 ワイヤ(巻掛け長尺材) 114 駆動ローラ(前方巻掛け部材) 132 無端ベルト(巻掛け長尺材) 134 無端ベルト(巻掛け長尺材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のドアに設置されたウインドガラス
    を上下動させて前記ウインドガラスを開閉させるパワー
    ウインド装置であって、 前記ドアの前方端部付近の上部及び下部へそれぞれ配置
    される前方巻掛け部材と、 前記ドアの後方端部付近の上部及び下部へそれぞれ配置
    される後方巻掛け部材と、 前記前方巻掛け部材及び後方巻掛け部材に巻掛けられて
    ドア前方及び後方部分において上下に案内され上下中間
    部において前記ウインドへ係止された可撓性を有する巻
    掛け長尺材と、 前記ドアの車両前方又は後方に配置され、前記巻掛け長
    尺材を長手方向へ駆動し前記ウインドガラスを上下動さ
    せる駆動手段と、 を備えることを特徴とするパワーウインド装置。
  2. 【請求項2】 前記前方巻掛け部材及び後方巻掛け部材
    の少なくとも何れか一方の外周部にギヤ部を設けると共
    に、前記巻掛け長尺材の長手方向に沿って前記ギヤ部に
    係合可能な係合部を設けたことを特徴とする請求項1記
    載のパワーウインド装置。
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