JPH0960698A - ベルト式駆動装置 - Google Patents

ベルト式駆動装置

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JPH0960698A
JPH0960698A JP7305069A JP30506995A JPH0960698A JP H0960698 A JPH0960698 A JP H0960698A JP 7305069 A JP7305069 A JP 7305069A JP 30506995 A JP30506995 A JP 30506995A JP H0960698 A JPH0960698 A JP H0960698A
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JP
Japan
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belt
worm
drive device
type drive
drive belt
Prior art date
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JP7305069A
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English (en)
Inventor
Masaki Kobayashi
昌樹 小林
Keiichi Kamimura
敬一 上村
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく簡易な構成を有し、小型で
軽量、しかも低コストで、さらに伝達効率が高いベルト
式駆動装置を提供する。 【解決手段】 ベルト式駆動装置を用いたパワーウィン
ドウ装置10は、自動車のドアを構成しているドアパネ
ル内に設けられ、モータ20と、モータ20の回転軸2
2の一部に形成されたウォーム30と、ウォームと対向
して配置された案内部材であるローラ50と、ローラ5
0に巻き掛けられてウォーム30と接触可能に配設され
た駆動ベルト40と、駆動ベルト40に固定されたウィ
ンドウガラス支持部材60と、ウィンドウガラス支持部
材60をウィンドウの開閉方向に案内するガイドレール
70と、パワーウィンドウ装置10をドアパネルに支持
固定しているブラケット80,82、84と、を含み構
成されている。駆動ベルト40は、ウォーム30の歯3
4と噛み合うスリット42を有し、駆動力はウォーム3
0から駆動ベルト40に直接伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベルトを用いた
ベルト式駆動装置に関し、例えば、自動車の手動式ウィ
ンドウレギュレータ装置、パワーウィンドウ装置、カー
テン用駆動装置、コピー機またはファックス等の電子写
真画像形成装置のワイヤクリーナ装置として好適に用い
られるベルト式駆動装置に関する。
【0002】
【背景技術】一般に、スプロケットとベルトを用いて例
えば自動車のウィンドウガラスの昇降を行うパワーウィ
ンドウ装置が知られている。
【0003】図26(A)は、ベルト式パワーウィンド
ウ装置の伝達部の一例を示す正面図であり、同図(B)
は、同側面図である。このパワーウィンドウ装置は、モ
ータ回転子102と、モータ回転子102の回転軸10
4の一部に形成されたウォーム106と、ウォーム10
6に噛合しているウォームホイール108と、ウォーム
ホイール108の中心軸に固定されたスプロケット11
0と、スプロケット110にその中途部が巻き掛けられ
た駆動ベルト112とを有している。駆動ベルト112
は、スプロケット110の歯と噛み合う噛み合い部11
4を有している。
【0004】モータ回転子102は、図26(A)に示
すように回転軸104の軸方向に形成されたウォーム1
06を正逆回転駆動する。この駆動力は、ウォーム10
6と噛合しているウォームホイール108によって伝達
され、ウォームホイール108の中心軸に一体的に固定
されたスプロケット110がウォームホイール108の
回転に伴い回転する。そして、スプロケット110に巻
き掛けられた駆動ベルト112が正逆方向に送り出され
る。この駆動ベルト112にはウィンドウガラス支持部
材(図示せず)が取付けられていて、駆動ベルト112
がスプロケット110によって正方向あるいは逆方向へ
送り出されることによりウィンドウガラス支持部材が昇
降してウィンドウガラスが開閉するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のベルト式パワー
ウィンドウ装置においては、モータ回転子102の駆動
力をウォーム106からウォームホイール108および
スプロケット110を介して駆動ベルト112に伝達す
るため、伝達部の部品点数が多く、装置全体の重量が大
きくなり、またコスト高になるという問題を有してい
る。
【0006】さらに、この装置においては、数種の部材
を介するために駆動力の伝達効率が低くなるという問題
もある。
【0007】また、パワーウィンドウ装置は、自動車の
ドアパネル内に取付けられるが、上述した従来のパワー
ウィンドウ装置においては、図26(B)に示すよう
に、ウォームホイール108とスプロケット110が厚
さ方向に重ねられて設けられているため、ドア厚方向の
厚さが大きくなり、取付けられるドアの厚さに制約があ
るという問題も有している。
【0008】本発明の目的とするところは、部品点数が
少なく簡易な構成を有し、小型で軽量、しかも低コスト
で、さらに駆動力の伝達効率が高いベルト式駆動装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、駆動手段により回転可能に
されたウォームと、前記ウォームと接触可能なベルトと
を含み、前記ベルトを駆動して被駆動部材の位置を変位
させるベルト式駆動装置であって、前記ベルトは、前記
ウォームとの接触面に前記ウォームの歯と噛み合い可能
な噛み合い部を有し、前記ウォームと前記ベルトとの接
触により、前記駆動手段からの出力が直接前記ベルトに
伝達されることを特徴としている。
【0010】請求項1記載の発明によれば、駆動手段か
らの駆動力で回転するウォームによってベルトに直接駆
動力が伝達される。つまり、ウォームに接触するように
設けられ、かつウォームの歯と噛み合うことが可能な噛
み合い部を有するベルトを用いることによって、ウォー
ムの回転に伴って該ウォームの歯とベルトの噛み合い部
とが順次噛み合ってベルトが移動する。そして、ベルト
の移動に伴い、例えばベルトの一部に取付けられた被駆
動部材が移動する。
【0011】このように、駆動手段からの駆動力がウォ
ームから直接ベルトに伝達されることにより、ウォーム
ホイールおよびスプロケット等の伝達部材を要せず、部
品点数を少なく簡易な構成とすることができる。よっ
て、小型で軽量、しかも低コストで、さらに駆動力の伝
達効率が高いベルト式駆動装置を得ることができる。
【0012】請求項2記載の発明は、正逆回転可能なモ
ータと、前記モータの回転軸と一体的に形成されたウォ
ームと、前記ウォームと接触可能なベルトとを含み、前
記ベルトを駆動して被駆動部材の位置を変位させるベル
ト式駆動装置であって、前記ベルトは、前記ウォームと
の接触面に前記ウォームの歯と噛み合い可能な噛み合い
部を有し、前記ウォームと前記ベルトとの接触により、
前記モータの出力が直接前記ベルトに伝達されることを
特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明によれば、モータの出
力が、モーターの回転軸とともに回転するウォームによ
ってベルトに直接伝達される。つまり、ウォームに接触
するように設けられ、かつウォームの歯と噛み合うこと
が可能な噛み合い部を有するベルトを用いることによっ
て、ウォームの回転に伴って該ウォームの歯とベルトの
噛み合い部とが順次噛み合ってベルトが移動する。そし
て、ベルトの移動に伴い、例えばベルトの一部に取付け
られた被駆動部材が移動する。
【0014】このように、モータの駆動力がウォームか
ら直接ベルトに伝達されることにより、ウォームホイー
ルおよびスプロケット等の伝達部材を要せず、部品点数
を少なく簡易な構成とすることができる。よって、小型
で軽量、しかも低コストで、さらに駆動力の伝達効率が
高いベルト式駆動装置を得ることができる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のベルト式駆動装置が、前記ウォームと対向して配
置され、前記ベルトがガイドされる案内部材を有してい
ることを特徴としている。
【0016】請求項3記載の発明によれば、ベルトが案
内部材と接触しながら動くことにより、ベルトはウォー
ムに押しつけられる。従って、ベルトとウォームとが互
いに空回りすることなく、ウォームからベルトに確実に
駆動力が伝達される。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項3記載のベ
ルト式駆動装置において、前記案内部材は、固定部材で
あるガイドを含むことを特徴としている。
【0018】請求項4記載の発明によれば、ベルトは、
固定部材であるガイドとすべり接触することによりベル
トはウォームに押しつけられ、ウォームからベルトに確
実に駆動力が伝達される。また、固定部材であるガイド
は、ハウジングと一体的に形成することができるので、
低コスト化が可能である。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載のベルト式駆動装置において、前記案内部材は、少
なくともひとつのローラを含むことを特徴としている。
【0020】請求項5記載の発明によれば、ベルトは、
ローラところがり接触することにより、ベルトはウォー
ムに押しつけられ、ウォームからベルトに確実に駆動力
が伝達される。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項3から5の
いずれかに記載のベルト式駆動装置において、前記案内
部材は、そのウォーム側端部にほぼ直線状あるいは曲率
半径の大きい部分を有する形状であることを特徴として
いる。
【0022】請求項6記載の発明によれば、案内部材
が、そのウォームとの対向位置にほぼ直線状あるいは曲
率半径の大きい部分を有することにより、ベルトとウォ
ームとの接触面積を大きくすることができる。よって、
駆動力の伝達が確実に行われ、かつベルトの耐久性が向
上する。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項3から6の
いずれかに記載のベルト式駆動装置において、少なくと
も前記案内部材位置から被駆動部材位置までの間で前記
ベルトをスライド可能に案内し、前記ベルトの移動方向
を決定する移動方向決定手段を有することを特徴として
いる。
【0024】請求項7記載の発明によれば、移動方向決
定手段によりベルトを案内部材位置から被駆動部材位置
まで案内してベルトを移動させることで、無端状のベル
トによる閉ループのベルト駆動によることなく、両端が
開放された一本のベルトを用いた開ループのベルト駆動
を行うことができ、閉ループのベルト駆動の場合に比
し、ベルトの設置スペースを小さくすることができ、ま
た、ベルトの配設位置も閉ループの場合に比し、途中位
置で経路を変更するためのプーリ等を用いることなく、
移動方向決定手段の形状により、簡単、かつ、自由に設
定することができる。
【0025】請求項8記載の発明は、請求項7記載のベ
ルト式駆動装置において、前記移動方向決定手段は、前
記ベルトの被駆動部材との連結側に移動方向に沿ってス
リットが形成され、このスリットを介して前記ベルトと
被駆動部材とが連結されることを特徴としている。
【0026】請求項8記載の発明によれば、移動方向決
定手段によりベルトを案内した状態でスリットを介して
ベルトと連結した被駆動部材をベルトの移動と共に移動
させることができ、ベルトによる被駆動部材の駆動を確
実にすることができる。
【0027】請求項9記載の発明は、請求項1から8の
いずれかに記載のベルト式駆動装置において、前記ベル
トの噛み合い部は、前記ウォームの歯が挿入可能な溝状
もしくはスリット状をなすことを特徴としている。
【0028】請求項9記載の発明によれば、ベルトの噛
み合い部がウォームの歯の形状に対応して形成されてい
ることにより、駆動力の伝達効率が高くなる。
【0029】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
ベルト式駆動装置において、前記ベルトの噛み合い部
は、中央部の幅に対し、両端部の幅が徐々に小さくなる
ように形成されていることを特徴としている。
【0030】請求項10記載の発明によれば、ベルトの
噛み合い部がウォームの歯の形状に対応して形成され、
ウォームの歯に対しクリアランスを小さくすることによ
り、駆動力の伝達効率が高くなる。
【0031】請求項11記載の発明は、請求項1から8
のいずれかに記載のベルト式駆動装置において、前記ベ
ルトの噛み合い部は、ベルトに形成した歯で構成される
ことを特徴としている。
【0032】請求項11記載の発明によれば、平形ベル
トの他、V形ベルト、六角ベルト、丸ベルトなどのよう
にスリットや溝の形成が困難なベルトをも採用すること
が可能となる。
【0033】特に、請求項7記載の発明において、移動
方向決定手段内でベルトを移動させる場合には、V形ベ
ルトや六角ベルトあるいは丸ベルト等のように厚さのあ
るベルトであることが好ましく、このような場合には、
歯付きのベルトを用いると容易に実現できる。
【0034】請求項12記載の発明は、請求項1から1
1のいずれかに記載のベルト式駆動装置を用いてなるパ
ワーウィンドウ用ベルト式駆動装置であって、前記被駆
動部材は、窓ガラス部材であることを特徴としている。
【0035】請求項12記載の発明によれば、上述と同
様の作用により、被駆動部材である、窓ガラス部材がベ
ルトと連動して動き、窓ガラスの開閉が行われ、小型で
軽量、しかも低コストで、さらに駆動力の伝達効率が高
いパワーウィンドウ用ベルト式装置ベルト式駆動装置を
得ることができる。また、このパワーウィンドウ用ベル
ト式駆動装置を用いれば、従来のパワーウィンドウ装置
と比して、ドアの厚さ方向に重ねて設けられていたウォ
ームホイールおよびスプロケット等の伝達部材を要さな
いために、ドアの厚さ方向の制約が小さい。したがっ
て、特に十分なドアの厚さが得られない小型車の場合に
有効である。
【0036】請求項13記載の発明は、請求項1から1
1のいずれかに記載のベルト式駆動装置を用いてなるカ
ーテン用ベルト式駆動装置であって、前記被駆動部材
は、カーテンであることを特徴としている。
【0037】請求項13記載の発明によれば、上述と同
様の作用により、被駆動部材である、カーテン部がベル
トと連動して動き、カーテン部の開閉が行われ、小型で
軽量、しかも低コストで、さらに駆動力の伝達効率が高
いカーテン用ベルト式駆動装置を得ることができる。
【0038】請求項14記載の発明は、請求項1から1
1のいずれかに記載のベルト式駆動装置を用いてなるワ
イヤクリーナ用ベルト式駆動装置であって、前記被駆動
部材は、電子写真画像形成装置のワイヤクリーナである
ことを特徴としている。
【0039】請求項14記載の発明によれば、上述と同
様の作用により、被駆動部材である、ワイヤクリーナが
ベルトと連動して動き、ワイヤの清掃が行われ、小型で
軽量、しかも低コストで、さらに駆動力の伝達効率が高
いワイヤクリーナ用ベルト式駆動装置を得ることができ
る。
【0040】さらに、請求項1から請求項11のいずれ
かに記載のベルト式駆動装置は、ベルトの駆動により、
被駆動部材を駆動ベルトと連動させて移動させる種々の
装置に適用可能であり、特に、被駆動部材が軽量である
場合に好適に用いられる。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明に係るベルト式駆動装置
は、自動車の手動式のウィンドウレギュレータ装置やパ
ワーウィンドウ装置、電動カーテンのカーテン駆動装
置、コピー機またはファックス等の電子写真画像形成装
置のワイヤクリーナ装置に、特に好適に用いられる。以
下、本発明の好適な実施の形態について図面に基づいて
詳細に述べる。
【0042】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るベルト式駆動装置を用いた自動車
のパワーウィンドウ装置10を示す図である。
【0043】第1の実施の形態において、パワーウィン
ドウ装置10は、図2に示すように、自動車のドアを構
成している外側のドアパネル12と内側のドアパネル
(図示せず)内に設けられている。
【0044】パワーウィンドウ装置10は、図1に示す
ように、駆動手段としてのモータ20と、モータ20の
回転軸(出力軸)22と一体的に形成されたウォーム3
0と、ウォーム30と対向して配置された案内部材であ
るローラ50と、ローラ50に巻き掛けられて外周面が
ウォーム30と接触するように配設された駆動ベルト4
0と、駆動ベルト40に取付けられたウィンドウガラス
支持部材60と、ウィンドウガラス支持部材60をウィ
ンドウの開閉方向(第1の実施の形態においては上下方
向)に案内するガイドレール70と、ガイドレール70
をドアパネルに支持固定しているブラケット80,8
2,84とを含み構成されている。
【0045】パワーウィンドウ装置10には、長さ方向
にわたってガイドレール70が形成されており、このガ
イドレール70は幅方向両端部に基壁から同方向に突出
した側壁74,74を有し、この側壁74,74間に溝
部76が形成されている。ガイドレール70の上端寄り
および下端寄りには、ブラケット80および82が、さ
らに中央付近にはブラケット84が設けられて、ガイド
レール70をドアパネルに支持固定している。
【0046】ブラケット80は、その下端部の両側部に
有するドア取付け穴80a,80aを介して内側のドア
パネル(図示せず)にビス等により固定されている。ま
た、ブラケット82も同様にしてその上端部に有するド
ア取付け穴82aを介して内側のドアパネル(図示せ
ず)にビス等により固定されている。ブラケット80
は、後に詳述する駆動ベルト40が巻き掛けられる湾曲
したガイド部86をその上端付近に有している。ブラケ
ット84は、駆動ベルト40とウィンドウガラス支持部
材60との取付け部分において、ガイドレール70を支
持固定している。
【0047】モータ20は、ガイドレール70の下側に
設けられている。モータ20は、図3に示すように、ド
アパネルに取付けられたモータハウジング29内に、回
転子22、マグネット24、回転軸26、軸受部28等
が配設されて構成されている。また、モータハウジング
29には正逆回転可能にローラ50が軸着されている。
【0048】駆動ベルト40は、例えば樹脂製の可撓性
テープ等からなり、図1に示すように、ローラ50とブ
ラケット80のガイド部86とにその中途部を巻き掛
け、さらに、その両端部側がガイドレール70の溝部7
6内に挿通されている。駆動ベルト40の両端部には、
ウィンドウガラス支持部材60が駆動ベルト40の両端
部を連結した状態で取付け固定されている。なお、ウィ
ンドウガラス支持部材60の構成については後に詳述す
る。
【0049】図4は、第1の実施の形態に係るパワーウ
ィンドウ装置の要部を示し、ローラ50の一部を覆うカ
バー部材を取り去った正面図であり、図5はさらにモー
タハウジング29、ローラ50等を取り去り、駆動力伝
達部分のみを示す正面図である。
【0050】図4および図5に示すように、回転軸26
の一部にはウォーム30が形成されている。駆動ベルト
40は、ウォーム30の歯34に噛み合い可能な噛み合
い部であるスリット42を有している。よって、回転軸
26の正逆の回転に伴って回転するウォーム30の歯3
4にスリット42が順次噛み合うことができ、ウォーム
30の回転とともに駆動ベルト40が移動する。
【0051】図6は、ウォーム30と駆動ベルト40と
の噛み合い状態を示す断面図である。スリット42は、
駆動ベルト40に貫通形成された穴状のものであり、ウ
ォーム30の歯34の一部が挿入されるスペースを有
し、ウォーム30の歯のピッチおよび歯の傾きに対応さ
せて駆動ベルト40に連続的に複数設けられている。
【0052】スリット42の全体形状は、図15(B)
に示すように、中央部の幅に対して両端部の幅が徐々に
小さくなるように形成されており、ウォーム30の歯3
4にほぼ対応させている。このように、スリット42を
ウォーム30の歯34に対してクリアランスを小さく形
成することにより、駆動力の伝達効率が高くなる。
【0053】ローラ50は、図4に示すように、ウォー
ム30と対向して配置され、巻き掛けられた駆動ベルト
40がローラ50ところがり接触しながら動くことによ
り、駆動ベルト40に所定のテンションを与え、駆動ベ
ルト40がたるんだり空回りすることを防止し、駆動力
がウォーム30から駆動ベルト40に確実に伝達される
ように機能している。
【0054】ウィンドウガラス支持部材60は、図1お
よび図2に示すように、パワーウィンドウ装置10に幅
方向にわたって設けられおり、その上端部両隅にガラス
取付け穴62,62を有し、このガラス取付け穴62,
62を介してその上端側に被駆動部材であるウィンドウ
ガラス(図2中に示す符号14)が取付けられている。
ウィンドウガラス支持部材60は、駆動ベルト40の両
端部において駆動ベルト40に取付け固定されている。
駆動ベルト40の両端部は、上述したように、ガイドレ
ール70の溝部76内に挿通されており、駆動ベルト4
0の正逆方向の回転に伴い、ウィンドウガラス支持部材
60はガイドレール70に案内されて、図1において上
方向または下方向に昇降し、ウィンドウの開閉を行う。
【0055】図8は、駆動ベルト40とウィンドウガラ
ス支持部材60との取付け部分の構造を模式的に示す図
である。
【0056】ウィンドウガラス支持部材60は、図8に
示すように、駆動ベルト40の両端を連結して駆動ベル
ト40を無端状としている。
【0057】ウィンドウガラス支持部材60の駆動ベル
ト40の上側端部44との取付け部64は、図8に示す
ように、2分割された取付け部材64a,64bが所定
間隔をあけて配置されてなり、2分割された取付け部材
64a,64b間にはゴム製の衝撃吸収部材61が設け
られている。さらに、取付け部材64aと取付け部材6
4bとは、取付け部材64a,64b内に設けられた、
例えばスプリング等の弾性部材63により連結されてい
る(図8および図9参照)。衝撃吸収部材61は、取付
け部材64aに取付けられている。取付け部材64bと
駆動ベルト40とは、図9に示すように、駆動ベルト4
0のスリット42に取付け部材64bに設けられた、ス
トッパを有する突起部65を圧入することにより、互い
に連結されていて、さらに、取付け部材64aはウィン
ドウガラス支持部材60に固定されている。
【0058】ウィンドウガラス支持部材60の駆動ベル
ト40の下側端部46との取付け部66も、取付け部6
4と同様に形成されている。すなわち、2分割された取
付け部材66a,66bが所定間隔をあけて配置され、
例えばスプリング等の弾性部材63により連結されてい
て、2分割された取付け部材66a,66b間にはゴム
製の衝撃吸収部材61が設けられている。そして、取付
け部材66bと駆動ベルト40とは、スリット42に取
付け部材66bに設けられた突起部を圧入することによ
り連結されていて、さらに、取付け部材66aはウィン
ドウガラス支持部材60に固定されている。
【0059】ウィンドウガラス支持部材60は、駆動ベ
ルト40と連動し、所定範囲内において昇降し、窓の開
閉を行うが、昇降運動が停止する際の衝撃は、衝撃吸収
部材61および弾性部材63により緩和される。また、
衝撃吸収部材61は、ウィンドウガラス支持部材60の
起動時の騒音を低減する作用もある。なお、弾性部材6
3は、長期間の使用により駆動ベルト40が延びた場合
の調整作用も有している。
【0060】次に、上述したベルト式駆動装置を用いた
パワーウィンドウ装置10の作用について説明する。
【0061】このパワーウィンドウ装置10に用いられ
ているベルト式駆動装置の駆動原理は、モータ20の出
力を、モーター20の回転軸26とともに回転するウォ
ーム30によって、ウォーム30に接触するように設け
られた駆動ベルト40に、直接伝達することによる。モ
ータ20の駆動力が、ウォーム30の歯34と駆動ベル
ト40が有するスリット42とが順次噛み合うことによ
り駆動ベルト40に伝達され、駆動ベルト40がウォー
ム30の回転とともに移動し、図1に示すA方向または
B方向に送り出される。すると、駆動ベルト40に取付
けられたウィンドウガラス支持部材60が駆動ベルト4
0と連動し、ガイドレール70に案内されて所定範囲内
において昇降する。すなわち、駆動ベルト40が矢印A
方向に送り出されるとウィンドウガラス支持部材60は
上昇し、矢印B方向に送り出されるとウィンドウガラス
支持部材60は下降する。そして、ウィンドウガラス支
持部材60の移動距離をコントロールすることによっ
て、その上端に備えるウィンドウガラスが所定の位置で
止まり、窓が開閉される。
【0062】第1の実施の形態に係るベルト式駆動装置
を用いたパワーウィンドウ装置10によれば、モータ2
0の駆動力がウォーム30から直接駆動ベルト40に伝
達される。よって、従来のパワーウィンドウ装置と比し
て、ウォームホイールおよびスプロケット等の伝達部材
を要せず、部品点数が少なく簡易な構成とすることがで
きる。よって、小型で軽量、しかも低コストで、さらに
駆動力の伝達効率が高いパワーウィンドウ装置10を得
ることができる。また、第1の実施の形態に係るパワー
ウィンドウ装置10の構成であれば、従来のパワーウィ
ンドウ装置と比して、ドアの厚さ方向に重ねて設けられ
ていたウォームホイールおよびスプロケット等の伝達部
材を要さないために、ドアの厚さ方向の制約が小さい。
したがって、特に十分なドアの厚さが得られない小型車
の場合に有効である。
【0063】第1の実施の形態は、上記構成に限定され
るものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実
施が可能である。
【0064】例えば、駆動ベルト40が有する噛み合い
部としては、スリット42に限らず、駆動ベルト40の
外周側の面に設けられた凹状の溝部としてもよい。さら
に、駆動ベルト40の噛み合い部は、図7に示すよう
に、溝の中央を窪ませウォーム30の曲率に対応させ
た、いわゆるU字状の溝部41としてもよい。この場
合、ウォーム30の歯34とU字状の溝部41との噛み
合いは、より確実なものとなり、伝達効率が向上し、ベ
ルトの耐久性も向上する。
【0065】また、ウォーム30と対向して配置され、
駆動ベルト40が掛け回される案内部材は、第1の実施
の形態に示した大径のローラ50を用いたものに限定さ
れず、図10〜図13に示すような種々の案内部材の適
用が可能である。
【0066】図10は、案内部材として複数(図9にお
いては3個)の小径のローラ52a,52b,52cを
組み合わせて用いた例である。ローラ52a,52b,
52cは、各々モータハウジング29に正逆回転可能に
軸着されていて、駆動ベルト40ところがり接触するこ
とにより、駆動ベルト40にテンションを与える。ま
た、図11は、案内部材としてモータハウジング29と
一体化形成された固定部材であるガイド51とモータハ
ウジング29に正逆回転可能に軸着されている小径のロ
ーラ54と組み合わせて用いた例である。ローラ54
は、ウォーム30と駆動ベルト40とが接触する部分に
設けられ、駆動ベルト40ところがり接触することによ
り駆動ベルト40にテンションを与え、ガイド51は、
駆動ベルト40の回転軌跡に沿って設けられ、駆動ベル
ト40とすべり接触することにより駆動ベルト40にテ
ンションを与える。
【0067】さらに、図12は、案内部材としてモータ
ハウジング29と一体化形成された、固定部材であるガ
イド53を用いた例である。ガイド53は、駆動ベルト
40の回転軌跡に沿って設けられていて、駆動ベルト4
0とすべり接触することにより駆動ベルト40にテンシ
ョンを与える。この場合は、ガイド53はモータハウジ
ング29と一体的に形成できるので、低コスト化が可能
である。
【0068】図13は、図12と同様に、案内部材とし
てモータハウジング29と一体化形成されたガイド55
を用いた例であるが、図12に示すガイド53と図13
に示すガイド55が異なる点は、ガイド55はその下端
部に、ほぼ直線状あるいは曲率の大きいガイド部分56
を有する点である。ガイド55はガイド部分56を有す
ることにより、駆動ベルト40とウォーム30との噛み
合い部分を、図13および図14に示すように、面接触
とすることができ、駆動力の伝達が確実に行われ、かつ
ベルトの耐久性が向上する。
【0069】第1の実施の形態において、駆動ベルト4
0が有するスリット42の全体形状は、図15(B)に
示すように、図16に示すウォーム30の歯34に対し
てクリアランスを小さくしてウォーム30の歯34の形
状にほぼ対応させたものであるが、スリットの形状はこ
れに限定されず、例えば、図15(C)に示すように、
さらにクリアランスを小さくしてウォーム30の歯34
に対応させたスリット42bを有していてもよいし、あ
るいは、図15(A)に示すように、ウォーム30の歯
34に対して所定のクリアランスを有しているほぼ長方
形状のスリット42aを有していてもよい。
【0070】次に、駆動ベルト40の有するスリット4
2の断面形状の変形例について述べる。
【0071】第1の実施の形態においては、スリット4
2のベルトの断面形状は、図17(A)に示すように、
角形のものであった。スリット42の断面形状が角形で
ある場合は、図17(C)に示すようにウォーム30の
歯36の断面形状が角形である場合はもちろんのこと、
図17(A)に示すように、ウォーム30の歯34の断
面形状が山形である場合も、噛み合い状態が良好なもの
となり、駆動ベルト40の厚みを有効に利用できるとい
う利点がある。
【0072】しかし、スリット42の断面形状はこれに
限定されず、図17(B)に示すスリット42cのよう
に、ウォーム30の歯34の断面形状に対応させて、駆
動ベルト40の外周面から内周面に向かって、スリット
42cの幅径が小さくなるようにテーパーを有したもの
としてもよい。
【0073】(第2の実施の形態)図18は、第2の実
施の形態に係るベルト式駆動装置を用いた自動車のウィ
ンドウレギュレータ装置114を示す図である。
【0074】このウィンドウレギュレータ装置114
は、手動式のもので、駆動手段としてレギュレータハン
ドル116を回転可能に有している。このレギュレータ
ハンドル116には、ウォーム30が一体に取り付けら
れており、レギュレータハンドル116の回転によっ
て、ウォーム30が回転可能にされている。また、ウォ
ーム30には、駆動ベルト40の外周面が接触するよう
に配設されている。
【0075】そして、レギュレータハンドル116を、
手動操作により回転させると、レギュレータハンドル1
16の回転によってウォーム30が回転し、このウォー
ム30の回転によって、ウォーム30と噛み合っている
駆動ベルト40がウォーム30によって直接移動させら
れるようになっている。
【0076】他の構成および作用は、前記第1の実施の
形態と同様につき、共通部分に共通の符号を付すにとど
め、説明は省略する。
【0077】(第3の実施の形態)図19から図23
は、第3の実施の形態に係るベルト式駆動装置を用いた
自動車のパワーウィンドウ装置300を示す図である。
【0078】このパワーウィンドウ装置300は、図1
9に示すように、モータ310と、モータ310の回転
軸312と一体的に形成されたウォーム314と、ウォ
ーム314と対向して配置された案内部材316と、案
内部材316により案内されて外周面がウォーム314
と接触するように配設された駆動ベルト318と、駆動
ベルト318を案内して駆動ベルト318の移動方向を
決定する移動方向決定手段であるアウタケース320
と、駆動ベルト318に取り付けられて被駆動部材であ
るウィンドウガラス322を支持するウィンドウガラス
支持部材324とを含み構成されている。
【0079】なお、図示せぬが、第1の実施例と同様
に、ウィンドウ支持部材324をウィンドウガラス32
2の開閉方向に案内するガイドレール、このガイドレー
ルをドアパネルに支持固定するブラケットを有する。
【0080】モータ310は、図示せぬガイドレールに
設けられ、回転軸312を正逆回転可能にしている。ま
た、回転軸312は、モータハウジング326内に収納
された状態となっている。
【0081】ウォーム314は、回転軸312の一部に
形成され、モータハウジング326内に収納された状態
で、回転軸312の正逆回転により正逆回転可能にされ
ている。
【0082】案内部材316は、固定部材としてモータ
ハウジング326に一体に形成されており、駆動ベルト
318をウォーム314と接触可能に案内する湾曲状態
とされている。また、案内部材316には、駆動ベルト
318がウォーム314と接触する位置の駆動ベルト3
18の背面側の位置にピン328を設け、このピン32
8により駆動ベルト318をウォーム314に対して押
しつけることにより、駆動ベルト318とウォーム31
4との確実な接触状態を確保するようにしている。
【0083】駆動ベルト318は、両端開放の1本の伸
縮性のほとんどない丸ベルトで構成され、例えば図23
(A)に示すように、片側に複数の歯330が長手方向
に沿って形成され、この歯330が、ウォーム314の
歯と噛み合う噛み合い部として形成されている。そし
て、ウォーム314の正逆回転によって、このウォーム
314の歯と噛み合う歯330を有する駆動ベルト31
8が、案内部材316内で案内された状態でスライド移
動するようになっている。また、この駆動ベルト318
は、開ループの状態で移動するようになっている。
【0084】また、駆動ベルト318は、図23(B)
に示すように、丸ベルトの全周に亘る複数の歯332を
形成したものや、同図(C)に示すように、丸ベルトの
外周にコイル状に棒状部材を巻回してコイル状の歯33
4を形成したものを採用することができる。なお、丸ベ
ルトに限らず、V形ベルト、六角ベルトなどを用いるこ
とができ、また、ある程度の肉厚および剛性を確保する
ことができれば、平形ベルトを用いることも可能であ
る。
【0085】アウタケース320は、開ループを構成す
る駆動ベルト318をスライド可能に案内し、駆動ベル
ト318の移動方向を決定するもので、駆動ベルト31
8の外径にほぼ相応した内径を有する筒状のものとなっ
ている。
【0086】また、このアウタケース320は、駆動ベ
ルト318の移動方向を決定するものであるため、駆動
ベルト318のスライド移動によって容易に曲折しない
程度の剛性を有するものとされている。
【0087】さらに、このアウタケース320は、案内
部材316の一端部に取り付けられた第1のアウタケー
ス320aと、他端部に取り付けられた第2のアウタケ
ース320bとから構成されている。
【0088】第1のアウタケース320aは、案内部材
316の一端部位置からウィンドウガラス支持部材32
4位置まで、上方から下方に向けて縦型に配設され、駆
動ベルト318がウィンドウガラス支持部材324を引
っ張ることでウィンドウガラス322を上昇させて閉
じ、ウィンドウガラス支持部材324を押すことでウィ
ンドウガラス322を下降させて開くように案内するよ
うになっている。
【0089】また、第1のアウタケース320aは、ウ
ィンドウガラス支持部材324側に軸方向に沿ってウィ
ンドウガラス322の昇降距離に相当する長さのスリッ
ト336が形成され、このスリット336を介して第1
のアウタケース320a内の駆動ベルト318とウィン
ドウガラス支持部材324とが連結されるようになって
いる。したがって、駆動ベルト318は、第1のアウタ
ケース320a内で確実に保持案内された状態でウィン
ドウガラス322の開閉を行うことができる。
【0090】第2のアウタケース320bは、案内部材
の他端部位置からドア内の邪魔にならない位置まで駆動
ベルトを案内するようになっている。
【0091】次に、パワーウィンドウ装置300の作用
について説明する。
【0092】このパワーウィンドウ装置300は、モー
タ310の出力を、モータ310の回転軸312ととも
に回転するウォーム314によって、ウォーム314と
接触して設けられた駆動ベルト318に、直接伝達し
て、駆動ベルト318をスライド移動させる。
【0093】この場合、ウォーム314の歯が、駆動ベ
ルト318の歯330と噛み合うことによって、ウォー
ム314の回転力が駆動ベルト318に伝達され、駆動
ベルト318がスライドする。
【0094】この駆動ベルト318は、アウタケース3
20によって移動方向が決定され、アウタケース320
内で案内された状態で駆動ベルト318がウィンドウガ
ラス支持部材324を引っ張る方向にスライド移動する
と、ウィンドウガラス322が上昇して閉じ、駆動ベル
ト318がウィンドウガラス支持部材324を押す方向
にスライド移動すると、ウィンドウガラスが下降して開
くこととなる。
【0095】この場合、駆動ベルト318は、第1のア
ウタケース320a内で案内保持された状態でスライド
移動しつつスリット336を介してウィンドウ支持部材
324へとスライド力を伝達することができ、確実な伝
達を行うことができる。
【0096】この実施の形態においては、駆動手段とし
て、モータ310を用いているが、このモータ310に
代えて、手動による駆動手段とすることも可能である。
【0097】(第4の実施の形態)図24は、第4の実
施の形態に係るベルト式駆動装置を用いたカーテン駆動
装置120を示す正面図である。カーテン駆動装置12
0は、例えば、自動車のリヤウィンドウ等の窓部に取付
けられる。
【0098】カーテン駆動装置120は、図24に示す
ように、カーテン駆動装置120の隅部に設けられたモ
ータ122と、モータ122の回転軸124と一体的に
形成されたウォーム130と、カーテン駆動装置120
が取付けられる窓部の下部両隅に正逆回転可能に軸着さ
れたローラ140,142よりなる案内部材と、ローラ
140,142に巻き掛けられて、ウォーム130と接
触可能に配設された無端状の駆動ベルト150と、被駆
動部材であるカーテン160と、を含み構成されてい
る。
【0099】モータ122は、カーテン駆動装置120
の下端隅部に設けられていて、モータ122の回転軸1
24の一部にはウォーム130が形成されている。
【0100】ウォーム130は、回転軸124の回転に
伴い正逆方向に回転し、駆動ベルト150が有するスリ
ットと噛み合うことにより、駆動ベルト150を送り出
し、モータ122の駆動力を駆動ベルト150に伝達す
る。
【0101】案内部材であるローラ140,142は、
図24に示すように、窓部の下部両隅に軸着され、掛け
回される駆動ベルト150にテンションを与える。特
に、モータ122が設けられている隅部にウォーム13
0と対向して配置されているローラ140は、駆動ベル
ト150ところがり接触することにより駆動ベルト15
0にテンションを与え、駆動ベルト150がたるんだり
空回りするのを防止する。
【0102】駆動ベルト150は、例えば、樹脂製の可
撓性テープよりなり、ローラ140,142に巻き掛け
られて配設された無端状のベルトであり、ウォーム13
0の歯と噛み合い可能である噛み合い部であるスリット
を有している。スリットの形状およびその変形例につい
ては第1の実施の形態と同様であるのでその説明は省略
する。
【0103】駆動ベルト150は、図24に示すよう
に、窓部の下部において、ローラ140,142に掛け
回されて往復している。よって、駆動ベルト150は輪
状となり、ローラ140,142を挟んで駆動ベルト1
50aと駆動ベルト150bとが、対向して配置されて
いる。
【0104】被駆動部材であるカーテン160は、左右
に2分割されたカーテン160a,160bよりなる。
それぞれのカーテン160a,160bは、その下部に
おいて駆動ベルト150と連結されているが、一方のカ
ーテン160aは駆動ベルト150aに、他方のカーテ
ン160bは駆動ベルト150bにそれぞれ連結されて
いる。
【0105】また、それぞれのカーテン160a,16
0bは、その上部において、窓部に設けられたカーテン
レール170とカーテンレール170に沿ってスライド
可能に設けられているカーテン金具172,174,1
76,178を介して連結されている。
【0106】次に、カーテン駆動装置120の作用につ
いて述べる。
【0107】このカーテン駆動装置120の駆動原理は
第1の実施の形態に係るパワーウィンドウ装置10と同
様で、モータ122の出力を、モーター122の回転軸
124とともに回転するウォーム130によって、ウォ
ーム130と接触可能に設けられた駆動ベルト150
に、直接伝達することによる。モータ122の駆動力
が、ウォーム130の歯と駆動ベルト150が有するス
リットとが順次噛み合うことにより伝達され、ウォーム
130の回転とともに駆動ベルト150が移動する。そ
して、駆動ベルト150に取付けられたカーテン160
の下方部がベルトと連動し、所定範囲内において動くこ
とにより、カーテンレール170に連結したカーテン1
60の上部も連動し、カーテン160の開閉が行われ
る。
【0108】すなわち、駆動ベルト150aが図24に
示すA方向に送り出された場合、駆動ベルト150bは
B方向に送り出されることになる。よって、カーテン1
60a,160bは閉まる。
【0109】また、駆動ベルト150aが図24に示す
B方向に送り出された場合、駆動ベルト150bはA方
向に送り出されることになる。よって、カーテン160
a,160bは開く。
【0110】第4の実施の形態に係るカーテン駆動装置
120によれば、モータ122の駆動力がウォーム13
0から直接駆動ベルト150に伝達され、ウォームホイ
ール等の伝達部材を要さず、部品点数が少なくすみ、簡
易な構成とすることができる。よって、小型で軽量、し
かも低コストで駆動力の伝達効率が高いカーテン駆動装
置120を得ることができる。
【0111】(第5の実施の形態)図25は、第5の実
施の形態に係るベルト式駆動装置を用いたワイヤクリー
ナ装置180を示す斜視図である。ワイヤクリーナ装置
180は、例えば、コピー機、ファックス、プリンタ等
の電子写真法を採用した電子写真画像形成装置に組み込
まれて、帯電ワイヤや転写分離ワイヤ等のクリーニング
を行う装置である。
【0112】ワイヤクリーナ装置180は、電子写真画
像形成装置内に納められていて、図25に示すように、
ハウジング188の一部に設けられたモータ182と、
モータ182の回転軸184と一体的に形成されたウォ
ーム190と、所定間隔離れて対向して配置され、ハウ
ジング188に軸着された2個のローラ200,202
よりなる案内部材と、ローラ200,202に巻き掛け
られてウォーム190と接触可能に配設された無端状の
駆動ベルト210と、駆動ベルト210に取付けられた
被駆動部材であるワイヤクリーナ220とを含み構成さ
れている。なお、ハウジング188には、帯電ワイヤ2
30がハウジング188の長さ方向に沿って配設されて
いて、ワイヤクリーナ210は、駆動ベルト210に取
付けられるとともに、帯電ワイヤ230と接触可能に設
けられている。
【0113】モータ182は、ワイヤクリーナ装置18
0の端部側に設けられていて、モータ182の回転軸1
84の一部にはウォーム190が形成されている。
【0114】ウォーム190は、回転軸184の回転に
伴い正逆方向に回転し、駆動ベルト210が有する噛み
合い部であるスリット212と噛み合うことにより、駆
動ベルト210を送り出し、モータ182の駆動力を伝
達する。
【0115】案内部材であるローラ200,202は、
図25に示すように、ハウジング188の両端部付近に
所定間隔をあけて配置され軸着されている。ローラ20
0,202は、駆動ベルト210にテンションを与え
る。モータ182側に設けられているローラ200は、
ウォーム190と対向して配置され、駆動ベルト210
がたるんだり空回りするのを防止する。
【0116】駆動ベルト210は、例えば、樹脂製の可
撓性テープよりなり、ローラ200,202に巻き掛け
られて配設された無端状のベルトであり、ウォーム19
0の歯と噛み合い可能な噛み合い部であるスリット21
2を有している。スリット212の形状およびその変形
例については第1の実施の形態と同様であるのでその説
明は省略する。
【0117】ワイヤクリーナ220は、駆動ベルト21
0と連動し所定範囲内で動き、ドラムを帯電させるため
の帯電ワイヤ230の清掃を行う。
【0118】次に、ワイヤクリーナ装置180の作用に
ついて述べる。
【0119】このワイヤクリーナ装置180の駆動原理
は第1の実施の形態に係るパワーウィンドウ装置10と
同様で、モータ182の出力を、モーター182の回転
軸184とともに回転するウォーム190によって、ウ
ォーム190に接触可能に設けられた駆動ベルト210
に、直接伝達することによる。モータ182の駆動力
が、ウォーム190の歯と駆動ベルト210が有するス
リット212が順次噛み合うことにより伝達され、ウォ
ーム190の回転とともに駆動ベルト210が移動す
る。すると、駆動ベルト210に取付けられたワイヤク
リーナ220が駆動ベルト210と連動して、所定範囲
内において移動する。このワイヤクリーナ220の移動
により、帯電ワイヤ230が清掃される。
【0120】第5の実施の形態に係るワイヤクリーナ装
置180によれば、モータ182の駆動力がウォーム1
90から直接駆動ベルト210に伝達され、ウォームホ
イール、スプロケット等の伝達部材を要さず、部品点数
が少なくすみ、簡易な構成とすることができる。よっ
て、小型で軽量、しかも低コストで駆動力の伝達効率が
高いワイヤクリーナ装置180を得ることができる。
【0121】本発明は上記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の実施の形態に
変形可能である。
【0122】たとえば、ベルト式駆動装置は、パワーウ
ィンドウ装置、カーテン駆動装置およびワイヤクリーナ
装置に限定されず、駆動ベルトに固定された被駆動部材
を駆動ベルトと連動させて作動させる種々の装置に適用
可能であり、特に、被駆動部材が軽量である場合に好適
に用いることができる。
【0123】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るパワーウィンドウ装置
を示す構成図である。
【図2】パワーウィンドウ装置をドアパネルに取付けた
状態を自動車の内側から示す図である。
【図3】パワーウィンドウ装置の要部を一部破断して示
す背面図である。
【図4】パワーウィンドウ装置の要部をカバー部材を取
り去って示す正面図である。
【図5】パワーウィンドウ装置の駆動力伝達部分を示す
正面図である。
【図6】ウォームと駆動ベルトとの噛み合い状態を示す
断面図である。
【図7】駆動ベルトの噛み合い部の変形例を用いた駆動
ベルトとウォームとの噛み合い状態を示す断面図であ
る。
【図8】駆動ベルトとウィンドウガラス支持部材との取
付け部分の構造を模式的に示す図である。
【図9】パワーウィンドウ装置のウィンドウガラス支持
部材と駆動ベルトとの取付け部分を示す断面図である。
【図10】案内部材の変形例を示す正面図である。
【図11】案内部材の変形例を示す正面図である。
【図12】案内部材の変形例を示す正面図である。
【図13】案内部材の変形例を示す正面図である。
【図14】案内部材の変形例を用いたパワーウィンドウ
装置の駆動力伝達部分を示す正面図である。
【図15】同図(B)は、駆動ベルトのスリットを示す
説明図であり、同図(A)および同図(C)は、スリッ
トの変形例を示す説明図である。
【図16】ウォームを示す斜視図である。
【図17】同図(A)は、ウォームの歯と駆動ベルトの
スリットとの噛み合い状態を示す断面図であり、同図
(B)は、ウォームの歯と駆動ベルトのスリットの厚み
方向の変形例との噛み合い状態を示す断面図である。ま
た、同図(C)は、変形例のウォームの歯と駆動ベルト
のスリットの厚み方向の変形例との噛み合い状態を示す
断面図である。
【図18】第2の実施の形態に係るパワーウィンドウ装
置を示す斜視図である。
【図19】第3の実施の形態に係るパワーウィンドウ装
置の要部を破断して示す正面図である。
【図20】図19の側面図である。
【図21】第3の実施の形態に係るパワーウィンドウ装
置の全体概略図である。
【図22】同図(A)は図21のウィンドウガラスと駆
動ベルトとの連結状態を示す部分拡大側面図、同図
(B)は同図(A)のB−B線に沿う断面図である。
【図23】同図(A)、(B)および(C)はそれぞれ
第3の実施の形態に係る駆動ベルトを示す部分拡大図で
ある。
【図24】第4の実施の形態に係るカーテン駆動装置を
示す構成図である。
【図25】第5の実施の形態に係るワイヤクリーナ装置
を示す構成図である。
【図26】同図(A)は、従来のパワーウィンドウ装置
の伝達部を示す正面図であり、同図(B)は、同図
(A)の側面図である。
【符号の説明】
10,300 パワーウィンドウ装置 12 外側のドアパネル 20,122,182,310 モータ 26,124,184,312 回転軸 30,130,190,314 ウォーム 34 ウォームの歯 40,150,210,318 駆動ベルト 42,212 スリット(噛み合い部) 50,140,142,144,146,200,20
2 ローラ(案内部材) 60,324 ウィンドウガラス支持部材 120 カーテン駆動装置 160 カーテン 180 ワイヤクリーナ装置 220 ワイヤクリーナ 320 アウタケース 320a 第1のアウタケース 330,332,334 駆動ベルトの歯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E05F 15/16 B60J 1/17 G03G 21/10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段により回転可能にされたウォー
    ムと、前記ウォームと接触可能なベルトとを含み、前記
    ベルトを駆動して被駆動部材の位置を変位させるベルト
    式駆動装置であって、 前記ベルトは、前記ウォームとの接触面に前記ウォーム
    の歯と噛み合い可能な噛み合い部を有し、前記ウォーム
    と前記ベルトとの接触により、前記駆動手段からの出力
    が直接前記ベルトに伝達されることを特徴とするベルト
    式駆動装置。
  2. 【請求項2】 正逆回転可能なモータと、前記モータの
    回転軸と一体的に形成されたウォームと、前記ウォーム
    と接触可能なベルトと、を含み、前記ベルトを駆動して
    被駆動部材の位置を変位させるベルト式駆動装置であっ
    て、 前記ベルトは、前記ウォームとの接触面に前記ウォーム
    の歯と噛み合い可能な噛み合い部を有し、前記ウォーム
    と前記ベルトとの接触により、前記モータの出力が直接
    前記ベルトに伝達されることを特徴とするベルト式駆動
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記ウォー
    ムと対向して配置され、前記ベルトがガイドされる案内
    部材を有することを特徴とするベルト式駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記案内部材は、固定部材であるガイドを含むことを特
    徴とするベルト式駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、前記案内部
    材は、少なくともひとつのローラを含むことを特徴とす
    るベルト式駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項3から5のいずれかにおいて、 前記案内部材は、そのウォームとの対向位置にほぼ直線
    状あるいは曲率半径の大きい部分を有する形状であるこ
    とを特徴とするベルト式駆動装置。
  7. 【請求項7】請求項3から6のいずれかにおいて、 少なくとも前記案内部材位置から被駆動部材位置までの
    間で前記ベルトをスライド可能に案内し、前記ベルトの
    移動方向を決定する移動方向決定手段を有することを特
    徴とするベルト式駆動装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記移動方向決定手段は、前記ベルトの被駆動部材との
    連結側に移動方向に沿ってスリットが形成され、このス
    リットを介して前記ベルトと被駆動部材とが連結される
    ことを特徴とするベルト式駆動装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれかにおいて、 前記ベルトの噛み合い部は、前記ウォームの歯が挿入可
    能な溝状もしくはスリット状をなすことを特徴とするベ
    ルト式駆動装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記ベルトの噛み合い部は、中央部の幅に対し、両端部
    の幅が徐々に小さくなるように形成されていることを特
    徴とするベルト式駆動装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から8のいずれかにおいて、 前記ベルトの噛み合い部は、ベルトに形成した歯で構成
    されることを特徴とするベルト式駆動装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のいずれかに記載の
    ベルト式駆動装置を用いてなり、前記被駆動部材は、窓
    ガラス部材であることを特徴とするパワーウィンドウ用
    ベルト式駆動装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から11のいずれかに記載の
    ベルト式駆動装置を用いてなり、前記被駆動部材は、カ
    ーテンであることを特徴とするカーテン用ベルト式駆動
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から11のいずれかに記載の
    ベルト式駆動装置を用いてなり、前記被駆動部材は、電
    子写真画像形成装置のワイヤクリーナであることを特徴
    とするワイヤクリーナ用ベルト式駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007211499A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Aisin Seiki Co Ltd ウインドレギュレータ装置
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CN102144880A (zh) * 2011-03-10 2011-08-10 广州市瑞翔机电有限公司 一种叶片帘系统

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