JP5573661B2 - スライドドア開閉装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、車両ボディの側面に形成された乗降口を開閉するスライドドアに連結されるガイド部材の移動を案内するレール部と、該レール部に設けられ前記車両ボディに固定される取付部と、該取付部に配設された駆動回転体及び複数の従動回転体と、これら駆動回転体及び複数の従動回転体に巻き掛けられて前記ガイド部材に固定されるロープ部材と、前記駆動回転体を回転駆動する駆動ユニットとを備えたスライドドア開閉装置において、前記レール部は、車両前後方向中間部に配置された変曲部よりも後側となる後端部が車両後方に向かって直線状に延びるとともに、前記変曲部よりも前側となる前端部が車両前方に向かうに従い車両幅方向内側に向かうように斜めに延びており、前記複数の従動回転体のうちの2つは、前記レール部の前端及び後端にそれぞれ対応して配置されて前記ロープ部材を転向しており、前記駆動回転体は、前記レール部の前記変曲部に対応して配置され、前記レール部から離隔する側で前記2つの従動回転体間に渡された前記ロープ部材に巻き掛けられ、前記取付部に固定され、該取付部との間で前記駆動回転体を収容するハウジングを備え、前記レール部に臨む前記ハウジングの外側面に形成され、前記レール部に近接する側で前記2つの従動回転体間に渡された前記ロープ部材が摺接するガイド部を有しており、前記ハウジングに突設され、前記取付部に形成された嵌入凹部に嵌入して前記ハウジングに加わる荷重を受ける嵌入凸部を備えたことを要旨とする。
図3において、例えば駆動プーリ31が図示時計回りに回転したとする。このとき、歯付きベルト36が全体として図示時計回りに回転することで、ガイドローラユニット15の固定される固定部36aが車両前方に移動し、スライドドア20が閉作動する。反対に、駆動プーリ31が図示反時計回りに回転したとする。このとき、歯付きベルト36が全体として図示反時計回りに回転することで、ガイドローラユニット15の固定される固定部36aが車両後方に移動し、スライドドア20が開作動する。
(1)本実施形態では、歯付きベルト36は、ロアレール12の前端及び後端にそれぞれ対応して配置される2つの従動プーリ26,28及びロアレール12の湾曲部12aに対応して配置される駆動プーリ31等に巻き掛けられることで、その経路がロアレール12の延在方向に沿うように設定される。この場合、歯付きベルト36は、湾曲部12aに対応する位置を起点にその前側及び後側で方向が切り替わることになり、駆動プーリ31(及び歯付きベルト36の外れ抑制用の両アイドルプーリ32,33)にて歯付きベルト36の経路の方向変換を案内することができる。つまり、駆動ユニット50に回転駆動されることで2つの従動プーリ26,28間で歯付きベルト36を移動させる駆動プーリ31を流用して、歯付きベルト36の経路の方向変換を案内できるため、例えば当該方向変換の案内のために従動プーリ(中間プーリ)を別設する必要がなく、部品点数の増大及び質量増加を抑制することができる。そして、コストを削減することができる。また、駆動プーリ31は、湾曲部12aに対応して配置されていることで、スライドドア20の開口量を制限することなくその径を大型化することができ、十分な駆動力(トルク)を確保することができる。
(2)本実施形態では、駆動プーリ31を収容するハウジング29、即ち湾曲部12aに対応して配置されるハウジング29は、ガイド部34,35に歯付きベルト36を摺接させることで、該歯付きベルト36の経路の方向変換を案内することができる。つまり、駆動プーリ31を収容するハウジング29を流用して、歯付きベルト36の経路の方向変換を案内できるため、例えば当該方向変換の案内のために従動プーリ(中間プーリ)や適宜のガイドを別設する必要がなく、部品点数の増大及び質量増加を抑制することができる。そして、コストを削減することができる。
・図8及び図9に示すように、前記ハウジング29に、ガイド部34,35の下端から部分的に車両幅方向外側に突出するフランジ状の1つ又は複数の掛止部61を形成してもよい。掛止部61は、ガイド部34,35に案内される歯付きベルト36の下端を掛止することでその垂れ下がりを抑制する。また、前記ハウジング29に、ガイド部34,35の上端部から車両幅方向外側に部分的に突出するフランジ状の1つ又は複数の上側掛止部62を更に形成してもよい。上側掛止部62は、センターブラケット24の下面に当接又は近接しており、歯付きベルト36の延在方向で掛止部61と互い違いになるように配置されている。これは、ハウジング29の成型時、その開口方向に金型を抜くことでこれら掛止部61及び上側掛止部62を同時に成形できるようにするためである。このように変更することで、歯付きベルト36がセンターブラケット24(取付部)に当接することを防止できる。
(イ)前記レール部の後端部には、前記ガイド部材の備えるガイドローラを前記レール部内に転動可能に装着するための切り欠きが形成されており、
前記後側取付部には、前記切り欠きを閉塞する蓋体を固定するための固定部が設けられていることを特徴とする。同構成によれば、前記切り欠きを通って前記レール部内に転動可能に装着された前記ガイドローラは、前記固定部に前記蓋体が固定されることで、前記レール部からの脱落が防止される。この場合、前記後側取付部に前記固定部を設けた(一体化した)ことで、部品点数を増加することなく、前記蓋体を固定することができる。
前記取付部は、前記レール部の前端部を挟んで車両幅方向両側の部位で前記車両ボディに固定されていることを特徴とするスライドドア開閉装置。同構成によれば、前記取付部を、前記レール部の前端部を挟んで車両幅方向両側の部位で、前記車両ボディに対しより安定した状態で固定することができる。
前記レール部は、車両前後方向中間部に配置された変曲部よりも後側となる後端部が車両後方に向かって直線状に延びるとともに、前記変曲部よりも前側となる前端部が車両前方に向かうに従い車両幅方向内側に向かうように斜めに延びており、
前記取付部は、前記レール部の前端部において、該前端部よりも車両幅方向外側に突出する突起部を有することを特徴とするスライドドア開閉装置。同構成によれば、例えば前記レール部及び前記取付部等を前記車両ボディ内に車両幅方向外側から組み付ける構成の場合、作業者は、前記取付部の前記突起部に手をかけることで、前記車両ボディ内に入り込む前記レール部の前端部を支えることができ、組付性を向上することができる。
前記取付部は、
前記レール部の前端に対応して配置された前記従動回転体の設けられる前側取付部と、
前記レール部の後端に対応して配置された前記従動回転体の設けられる後側取付部と、
前記駆動回転体の設けられる中間取付部とを有し、
前記前側取付部、前記後側取付部及び前記中間取付部によって3分割され、あるいは前記中間取付部を含む前記前側取付部及び前記後側取付部のいずれか一方、並びに前記前側取付部及び前記後側取付部のいずれか他方によって2分割されていることを特徴とするスライドドア開閉装置。同構成によれば、前記前側取付部、前記後側取付部及び前記中間取付部を有する前記取付部は、3分割又は2分割されていることで、前記取付部全体としてより小型化・軽量化することができる。
Claims (3)
- 車両ボディの側面に形成された乗降口を開閉するスライドドアに連結されるガイド部材の移動を案内するレール部と、該レール部に設けられ前記車両ボディに固定される取付部と、該取付部に配設された駆動回転体及び複数の従動回転体と、これら駆動回転体及び複数の従動回転体に巻き掛けられて前記ガイド部材に固定されるロープ部材と、前記駆動回転体を回転駆動する駆動ユニットとを備えたスライドドア開閉装置において、
前記レール部は、車両前後方向中間部に配置された変曲部よりも後側となる後端部が車両後方に向かって直線状に延びるとともに、前記変曲部よりも前側となる前端部が車両前方に向かうに従い車両幅方向内側に向かうように斜めに延びており、
前記複数の従動回転体のうちの2つは、前記レール部の前端及び後端にそれぞれ対応して配置されて前記ロープ部材を転向しており、
前記駆動回転体は、前記レール部の前記変曲部に対応して配置され、前記レール部から離隔する側で前記2つの従動回転体間に渡された前記ロープ部材に巻き掛けられ、
前記取付部に固定され、該取付部との間で前記駆動回転体を収容するハウジングを備え、
前記レール部に臨む前記ハウジングの外側面に形成され、前記レール部に近接する側で前記2つの従動回転体間に渡された前記ロープ部材が摺接するガイド部を有しており、
前記ハウジングに突設され、前記ロープ部材が掛止されることで該ロープ部材の垂れ下がりを抑制する掛止部を備えたことを特徴とするスライドドア開閉装置。 - 車両ボディの側面に形成された乗降口を開閉するスライドドアに連結されるガイド部材の移動を案内するレール部と、該レール部に設けられ前記車両ボディに固定される取付部と、該取付部に配設された駆動回転体及び複数の従動回転体と、これら駆動回転体及び複数の従動回転体に巻き掛けられて前記ガイド部材に固定されるロープ部材と、前記駆動回転体を回転駆動する駆動ユニットとを備えたスライドドア開閉装置において、
前記レール部は、車両前後方向中間部に配置された変曲部よりも後側となる後端部が車両後方に向かって直線状に延びるとともに、前記変曲部よりも前側となる前端部が車両前方に向かうに従い車両幅方向内側に向かうように斜めに延びており、
前記複数の従動回転体のうちの2つは、前記レール部の前端及び後端にそれぞれ対応して配置されて前記ロープ部材を転向しており、
前記駆動回転体は、前記レール部の前記変曲部に対応して配置され、前記レール部から離隔する側で前記2つの従動回転体間に渡された前記ロープ部材に巻き掛けられ、
前記取付部に固定され、該取付部との間で前記駆動回転体を収容するハウジングを備え、
前記レール部に臨む前記ハウジングの外側面に形成され、前記レール部に近接する側で前記2つの従動回転体間に渡された前記ロープ部材が摺接するガイド部を有しており、
前記ハウジングに突設され、前記取付部に形成された嵌入凹部に嵌入して前記ハウジングに加わる荷重を受ける嵌入凸部を備えたことを特徴とするスライドドア開閉装置。 - 請求項1又は2に記載のスライドドア開閉装置において、
前記取付部は、
前記レール部の前端に対応して配置された前記従動回転体の設けられる前側取付部と、
前記レール部の後端に対応して配置された前記従動回転体の設けられる後側取付部と、
前記駆動回転体の設けられる中間取付部とを有し、
前記前側取付部、前記後側取付部及び前記中間取付部によって3分割され、あるいは前記中間取付部を含む前記前側取付部及び前記後側取付部のいずれか一方、並びに前記前側取付部及び前記後側取付部のいずれか他方によって2分割されていることを特徴とするスライドドア開閉装置。
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