WO2015029245A1 - プロペラファン、送風装置及び室外機 - Google Patents
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Abstract
プロペラファン1,201,301,401は、ボス3と、ボス3の外周に設けられた複数の翼5とを備え、少なくとも一つの翼5における負圧面15には、回転方向に延びる突出部17が設けられており、突出部17,217,317,417の径方向内側裾野部17aの傾きは、突出部17,217,317,417の径方向外側裾野部17bの傾きよりも緩やかであり、吹出し流が径方向に均一化され局所的な高速流を抑制することができる。
Description
本発明は、プロペラファン、送風装置及び室外機に関するものである。
現在、低騒音且つ高効率な送風機を実現するために様々な翼形状が提案されている。ファンの騒音や損失は、気流の乱れや風速の大きさに応じて増加するため、ファンの低騒音化と高効率化とを実現するためには、翼周りに発生する気流の乱れを低減することや、局所的な高風速部分が生じることをできるだけ抑えることが必要であるとされている。
既存のファンとして、例えば、特許文献1には、翼の負圧面の回転方向後方側の縁部に、翼の延出方向にほぼ沿う突条を設け、翼の負圧面に流れ込んだ気流が、翼の正圧面に流れ込んだ気流と急激な衝突を起こすことを回避することを企図したファンが開示されている。
特許文献2には、翼後縁に厚肉部を形成し、剥離した気流をその厚肉部で再付着させることを企図したファンが開示されている。
また、特許文献3には、気流の吸込み側に対して、外周側の部分が凹形状を有しボス側の部分で凸形状を有するように湾曲したファンが開示されている。
さらに、特許文献4には、リング状部材を設けることで翼の流れを整流するファンが開示されている。特許文献5には、翼の負圧面に概ね周方向に延びる溝を設けて、翼端渦を保持することを企図したファンが開示されている。
回転するファンの翼負圧面の半径外周端には、圧力面から負圧面に漏れる流れによって翼端渦が発生し、翼面上に低圧部が形成される。そのため、負圧面を流れる気流は、半径外側に向かって流れる。その結果、負圧面から吹き出す気流は、半径外側に偏った分布となり、吹出し風速が増加する問題がある。
上記問題との関係でみると、特許文献1に開示のファンでは、突条により、後縁における圧力面と負圧面との気流合流時の乱れを低減することは可能であるかもしれないが、吹出し気流が半径外側に偏る可能性は依然として存在する。
特許文献2に開示のファンにおいても、肉厚部は凸形状の一態様であり、特許文献1に開示のファンの場合と同様、吹出し気流が半径外側に偏る可能性は依然として存在する。
特許文献3に開示のファンでは、翼の負圧面に凸形状を設けることにより、ボス側の部分の気流は、径方向の内側に留まりやすくなるが、凸形状の頂点よりも径方向の外側の気流は、傾斜により径方向の外側に流れやすくなり、吹出し風速が不均一になる可能性がある。また、負圧面の気流をボス側に向けるため、負圧面の全体がボス側に傾いているとみることができ、圧力面側においては、ボス側から外周側に向かって上流に傾斜する翼面が形成され、圧力面から負圧面に流れが漏れやすくなり、漏れ渦が大きくなる可能性がある。
また、特許文献4に開示のファンでは、リング状部材を境に径方向の内側と外側とで概ね流れを仕切る効果はあるが、翼間流れの乱れによりリング状部材を乗り越える流れが発生したときに、かえって大きなはく離を発生させてしまう可能性がある。さらに、特許文献5に開示のファンでは、溝部分に渦を保持すると流れが偏り、吹出し風速が偏った流れになる可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、吹出し流が径方向に均一化され局所的な高速流を抑制することができる、プロペラファンを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明は、ボスと、前記ボスの外周に設けられた複数の翼とを備えたプロペラファンであって、少なくとも一つの前記翼における負圧面には、回転方向に延びる突出部が設けられており、前記突出部の径方向内側裾野部の傾きは、該突出部の径方向外側裾野部の傾きよりも緩やかである。
前記突出部の高さは、回転方向の前方から後方にいくほど大きくなる、ようにしてもよい。また、前記翼における前記負圧面の後縁側には、突出部非形成部が存在する、ようにしてもよい。前記突出部の頂点は、回転方向RDの前方側ほど、前記ボスに近づくように位置する、ようにしてもよい。前記突出部が、曲面で構成されている、ようにしてもよい。
さらに、同目的を達成するための本発明に係る送風装置は、上述した本発明に係るプロペラファンと、前記プロペラファンに駆動力を付与する駆動源と、前記プロペラファン及び前記駆動源を収容するケーシングとを備える。
さらに、同目的を達成するための本発明に係る室外機は、上述した本発明に係るプロペラファンと、前記プロペラファンに駆動力を付与する駆動源と、前記プロペラファン、前記駆動源及び前記熱交換器を収容するケーシングとを備える。
前記突出部の高さは、回転方向の前方から後方にいくほど大きくなる、ようにしてもよい。また、前記翼における前記負圧面の後縁側には、突出部非形成部が存在する、ようにしてもよい。前記突出部の頂点は、回転方向RDの前方側ほど、前記ボスに近づくように位置する、ようにしてもよい。前記突出部が、曲面で構成されている、ようにしてもよい。
さらに、同目的を達成するための本発明に係る送風装置は、上述した本発明に係るプロペラファンと、前記プロペラファンに駆動力を付与する駆動源と、前記プロペラファン及び前記駆動源を収容するケーシングとを備える。
さらに、同目的を達成するための本発明に係る室外機は、上述した本発明に係るプロペラファンと、前記プロペラファンに駆動力を付与する駆動源と、前記プロペラファン、前記駆動源及び前記熱交換器を収容するケーシングとを備える。
本発明によれば、吹出し流が径方向に均一化され局所的な高速流を抑制することができる。
以下、本発明に係るプロペラファンの実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1に係るプロペラファンの概略を示す斜視図である。符号RDの矢印は、プロペラファン1の回転方向RDを示しており、符号FDの矢印は、送風時の気流の流れ方向FDを示している。
図1は、本実施の形態1に係るプロペラファンの概略を示す斜視図である。符号RDの矢印は、プロペラファン1の回転方向RDを示しており、符号FDの矢印は、送風時の気流の流れ方向FDを示している。
プロペラファン1は、回転軸RAを有するボス3と、複数(図示例では3枚)の翼5と備えている。ボス3は、回転軸RAを中心に回転可能に設けられている。複数の翼5は、ボス3の側面3aに設けられている。また、一例であるが、複数の翼5は、同じ形状に形成されており、且つ、等角度間隔で配置されている。なお、本発明としてはこれに限定されず、一部の翼や翼毎に、配置の角度間隔や形状を異ならせたりしてもよい。
それぞれの翼5は、前縁7と、後縁9と、外周縁11とを有している。前縁7は、翼5の回転方向前方の縁部であり、後縁9は、回転方向後方の縁部である。外周縁11は、前縁7の径方向外端と、後縁9の径方向外端とをつなぐ縁部である。
また、それぞれの翼5は、送風回転時(流れ方向FDの気流発生時)に気流を押す側の一面である圧力面13と、圧力面13の裏側の他面である負圧面15とを有している。また、言い換えると、圧力面13は、その面から延びる翼面法線方向を軸方向成分と周方向成分とに分解した時に、周方向成分が送風回転時のプロペラファン1の回転方向RDと同じ向きとなるような面であり、負圧面15は、その逆の面であり、すなわち、その面から延びる翼面法線方向を軸方向成分と周方向成分とに分解した時に、周方向成分が送風回転時のプロペラファン1の回転方向RDと逆向きとなるような面である。
図2は、本実施の形態1に係るプロペラファンを、回転軸RAが直交する面に投影した平面図である。より詳細には、回転軸RAが図2の紙面に直交するように延びており、気流の流れ方向FDの上流側からプロペラファン1を見ており、図2の紙面表側に負圧面15が示されている。
次に、主に図3~図5に基づき、翼に設けられた突出部の詳細について説明する。図3は、図2のII線による断面図である。図4は、本実施の形態1に係るプロペラファンに関し、一つの翼についての負圧面を示す斜視図である。図5は、図4において気流の流れを説明する図である。
翼5の負圧面15には、突出部17が設けられている。突出部17は、概ね、周方向に延びている。図3の断面でみたとき、突出部17は、翼5の負圧面15の基準線RLよりも、圧力面13から離れる向きに突出した部分である。基準線RLは、負圧面15に関し、圧力面13を構成する曲線と同じように、径方向内側から径方向外側に滑らかに延びる仮想曲線である。突出部17の幅(径方向寸法)は、回転方向RDの前方側ほど、狭くなり、突出部17は、前縁7に達することなく消滅する。また、突出部17は、後縁9に達している。
また、突出部17は、図3に一例が示されるような径方向の断面それぞれに関し、突出部17の高さHが最大となる部位としての頂点Ptを有している。高さHは、負圧面15から流れ方向FDの上流側に向いて延びており、より正確には、基準線RLと直交する方向の長さである。
さらに、突出部17は、その頂点Ptを境に、径方向内側と径方向外側とのそれぞれに裾野部を有している。径方向内側裾野部17a及び径方向外側裾野部17bはそれぞれ、頂点Ptから径方向に関して離れるほど、高さHを減少させる部分であり、径方向内側裾野部17a及び径方向外側裾野部17bはそれぞれ、頂点Ptから十分に離れたところで基準線RLと滑らかに重なる。そして、本実施の形態1の特徴の一つとして、径方向内側裾野部17aの傾斜は、径方向外側裾野部17bの傾斜よりも緩やかである。すなわち、図3に示されるように、突出部17全体の径方向断面においてみた基準線RLに沿う長さを、突出部幅Pwとし、かかる突出部幅Pwのうちの径方向内側裾野部17aの幅を、径方向内側裾野部幅Waとし、径方向外側裾野部17bの幅を、径方向外側裾野部幅Wbとしたとき、径方向内側裾野部幅Wa>径方向外側裾野部幅Wbである。つまり、径方向内側裾野部17aの傾斜が径方向外側裾野部17bの傾斜よりも緩やかであることは、頂点Ptから離れる距離(幅方向の寸法)に関する高さHの減少率に関し、径方向内側裾野部17aの減少率のほうが径方向外側裾野部17bの減少率よりも小さいことでもある。
さらに、翼5の肉厚について述べる。まず、負圧面15には、上述したような突出部17がある一方、圧力面13には、突出部がない。このため、翼5の肉厚は、ボス3と接続する翼5の根元部から外周縁11に向けて徐々に減少した後、突出部17の頂点に向けていったん、増加した後、突出部17の頂点から外周縁11に向けて再び減少する。
なお、突出部17の頂点Ptは、鋭利な角である場合、緩やかな曲部である場合の何れでもよいが、図4では、突出部17の頂点Ptが緩やかな曲部である場合の例として、頂点Ptが連なる部位を、破線で表記している。また、一例であるが、頂点Ptは、翼5における径方向に関し、ボス3に接続する根元部よりも、先端である外周縁11に近い位置に設定されている。
次に、上述した構成を有する本実施の形態1に係るプロペラファンの作用について説明する。プロペラファン1は、周知のファンモータに取り付けられ、そのファンモータの回転力で回る。プロペラファン1が回転すると、気流がそれぞれの翼の前縁7から流入し後縁9から放出される。気流は、翼5に沿って流れるときに翼の傾きや反りにより気流方向を変えられ、運動量変化により静圧上昇する。
より詳細に説明すると、図5に示されるように、翼5の外周縁11を介して圧力面13から負圧面15に漏れる流れにより、外周縁11には漏れ渦19(翼端渦)が発生し、漏れ渦19は、図中斜線で示されるような負圧面15の外周縁11近くの領域に滞留して低圧部を生じさせる。そして、負圧面15上を流れる気流は、低圧である渦に向かって吸引され、外周縁11側へと流れやすくなる。
このような傾向のなか、本実施の形態1では、負圧面15上に突出部17が設けられているので、特に突出部17の径方向内側裾野部17aの傾斜の存在により、ボス側を流れる気流21aが径方向外側へ吸引されることが抑制されている。また、径方向内側裾野部17aは径方向に緩やかに高さ変化する態様で設けられているので、突出部17の頂点Ptより径方向内側の広範囲の気流21aに対して内周側を流れるような作用を与えることができ、吹出し風向を所望に制御することが可能となっている。その一方、突出部17の頂点Ptより径方向外側においては、径方向外側裾野部17bを、径方向内側裾野部17aとの関係でみて局所的範囲に、限定的に配置している。このため、径方向外側の気流21bに対しては、できるだけ外周縁11側へと流れるような作用を付与することなく後縁に至るように流すことができ、それによっても、外周縁11へ向かう偏流を抑制することが可能となっている。
また、径方向外側に、相対的にみて局所的範囲に限定的に形成される径方向外側裾野部17bを設ける利点としては、径方向外側の肉厚(質量)を低減させて、回転時におけるより高い安定性を保つことができる点がある。
また、本実施の形態1では、翼の外周縁の形態とは独立して、負圧面15に突出部17を設けるという負圧面の形態だけで、負圧面の流れが径方向外側へと逸れることを抑制することが可能となっている。仮に、突出部を設けず肉厚を保ったまま図6のように外周縁に近いほど翼を上流側に反らせ、負圧面全体で流れに径方向内側の力を付与するようにした場合、反対の圧力面の傾斜もまた、ボスから外周に向かい上流へ傾く傾斜23となり、外周縁において圧力面から負圧面に漏れる流れが多くなるという問題が生じる。これに対して、本実施の形態1では、負圧面の形態だけで、負圧面の流れを制御するため、このような問題が伴うこともない。なお、本実施の形態1では、図3に示されるように、突出部17の頂点Ptよりも径方向外側の領域(径方向外側裾野部17b、及び、径方向外側裾野部幅Wbよりも径方向外側の部分)は、負圧面15及び圧力面13共に、外周縁11に向けて徐々に流れ方向FDの下流側に位置するように湾曲している。このような負圧面15及び圧力面13の双方に関する径方向外側部の下流側への反りと、上述した突出部17の存在との相乗効果によって、より一層、負圧面における径方向の流れの不均一化を抑制することができる。
以上に説明したように、本実施の形態1に係るプロペラファンによれば、翼の負圧面の径方向全体において、流れが径方向外側に逸れるのを低減することができ、後縁からの吹出し流を径方向に均一化させることができる。よって、局所的な高速域の発生を低減することができ、その結果、低騒音化と高効率化とを実現することができる。
実施の形態2.
次に、図7及び図8に基づき、本発明の実施の形態2に係るプロペラファンについて説明する。なお、本実施の形態2は、以下に特に説明する部分を除いては、上記実施の形態1と同様であるものとする。図7は、本実施の形態2に係るプロペラファンの平面図であり、図8の(a)、(b)及び(c)はそれぞれ、図7のVIIIa線、VIIIb線、VIIIc線による断面図である。
次に、図7及び図8に基づき、本発明の実施の形態2に係るプロペラファンについて説明する。なお、本実施の形態2は、以下に特に説明する部分を除いては、上記実施の形態1と同様であるものとする。図7は、本実施の形態2に係るプロペラファンの平面図であり、図8の(a)、(b)及び(c)はそれぞれ、図7のVIIIa線、VIIIb線、VIIIc線による断面図である。
本実施の形態2に係るプロペラファン201では、突出部217の高さHが回転方向RDの前方から後方にいくほど(上流側から下流側にかけて)大きくなる翼205を有する。すなわち、図8の例示された3つの断面に関しては、高さH1<H2<H3となっている。なお、一例であるが、基準線に関しても、回転方向RDの前方から後方にかけて、外周縁11が流れ方向FDの下流側に位置するような向きの傾きが大きくなっている。すなわち、図8の例示された3つの断面に関しては、基準線RL3,RL2,RL1の順に、外周縁11が流れ方向FDの下流側に位置するような向きの傾きが大きい。
このように構成された本実施の形態2に係るプロペラファンによれば、上記実施の形態1と同様な利点が得られることに加え、さらに、次のような利点も得られる。一般に、翼の両面の差圧は、後縁に向かうほど大きくなるため、外周縁11近傍に発生する漏れ渦も後縁に向かうほど強くなる。よって、翼面を通過する気流も、後縁に向かうほど径方向外側に吸引されやすくなる。そこで、突出部の高さが回転方向RDの前方から後方にかけて増大していることで、特に負圧面上の後縁側を流れる気流が外周縁側に吸引されにくくするようにし、効率良く径方向の流れの不均一化を抑制することが可能となっている。なお、突出部の開始点Sは、気流解析による翼表面の流れを参照して、前縁から後縁までの翼弦の1/2以前(後縁よりも前縁に近い部位)に設定すると、より効果的である。
実施の形態3.
次に、図9及び図10に基づき、本発明の実施の形態3に係るプロペラファンについて説明する。なお、本実施の形態3は、以下に特に説明する部分を除いては、上記実施の形態1と同様であるものとする。図9は、本実施の形態3に係るプロペラファンの平面図である。図10の(a)、(b)及び(c)はそれぞれ、図9のXa線、Xb線、Xc線による断面図である。
次に、図9及び図10に基づき、本発明の実施の形態3に係るプロペラファンについて説明する。なお、本実施の形態3は、以下に特に説明する部分を除いては、上記実施の形態1と同様であるものとする。図9は、本実施の形態3に係るプロペラファンの平面図である。図10の(a)、(b)及び(c)はそれぞれ、図9のXa線、Xb線、Xc線による断面図である。
本実施の形態3に係るプロペラファン301における翼305の突出部317は、図10の(c)及び図9から分かるように、突出部317は、後縁9に達することなく消滅しており、つまり、後縁9には突出部317がない(負圧面の後縁9側には突出部非形成部315aが存在する)。なお、突出部317を後縁9に達することなく消滅させる態様としては、例えば、図10に示す3つの断面及び図9に表れているように、高さHが回転方向RDの前方から後方にいくほど(上流側から下流側にかけて)小さくなる部分を、突出部317の後縁寄りの部分に、設けるようにしてもよい。図示との関係では、図10の例示された2つの断面に関しては、高さH4>H5となっている。
このように構成された本実施の形態3に係るプロペラファンによれば、上記実施の形態1と同様な利点が得られることに加え、さらに、次のような利点も得られる。例えば、突出部を後縁に至るまで形成した場合、後縁の肉厚が厚くなるため、後縁吹出し流に後流が生じる可能性が残る。これに対し、本実施の形態3においては、後縁には突出部を形成しないようにし、その分、後縁近傍の肉厚の増加を回避し、後流が生じる可能性をより低くする。これによっても、流れの不均一化の抑制をより一層進めることができる。
なお、本実施の形態3は、上述した実施の形態2と組み合わせて実施することも可能であろう。すなわち、回転方向の前方から後方にいくほど高さが大きくなる突出部を有する翼において、負圧面の後縁側に、突出部非形成部を設けてもよい。
実施の形態4.
次に、図11~図13に基づき、本発明の実施の形態4に係るプロペラファンについて説明する。なお、本実施の形態4は、以下に特に説明する部分を除いては、上記実施の形態1と同様であるものとする。図11は、本実施の形態4に係るプロペラファンの平面図である。図12の(a)、(b)及び(c)はそれぞれ、図11のXIIa線、XIIb線、XIIc線による断面図である。また、図13は、本実施の形態4に係るプロペラファンに関し、一つの翼についての図12の(c)の断面(図11のXIIc線による断面)とその断面よりも回転方向前方側の部分とを示す斜視図である。
次に、図11~図13に基づき、本発明の実施の形態4に係るプロペラファンについて説明する。なお、本実施の形態4は、以下に特に説明する部分を除いては、上記実施の形態1と同様であるものとする。図11は、本実施の形態4に係るプロペラファンの平面図である。図12の(a)、(b)及び(c)はそれぞれ、図11のXIIa線、XIIb線、XIIc線による断面図である。また、図13は、本実施の形態4に係るプロペラファンに関し、一つの翼についての図12の(c)の断面(図11のXIIc線による断面)とその断面よりも回転方向前方側の部分とを示す斜視図である。
本実施の形態4に係るプロペラファン401における翼405の突出部417の頂点Ptは、図11~図13に表れているように、回転方向RDの前方側ほど、ボス3に近づくように位置している(径方向内側に位置するように形成されている)。すなわち、図12の例示された3つの断面に関しては、突出部417の頂点Ptの径方向位置を示す半径R7<R8<R9となっている。また、あくまでも一例であるが、基準線に関しては、回転方向RDの前方から後方にかけて、外周縁が流れ方向FDの下流側に位置するような向きの傾きが大きくなっている。
このように構成された本実施の形態4に係るプロペラファンによれば、上記実施の形態1と同様な利点が得られることに加え、さらに、次のような利点も得られる。すなわち、プロペラファンによる昇圧値が大きくなる下流側(後縁側)では、翼の圧力面と負圧面との差圧も増加するため、外周縁に発生する漏れ渦が強くなり、漏れ渦による吸引力が増加する。このため、気流は、翼の広範囲で径方向外側へ向かいやすくなる傾向がある。かかる傾向に対して、本実施の形態4では、翼面上の下流側ほど(後縁側ほど)、突出部が径方向外側に存在していることにより、径方向外側に流れようとする広範囲な気流に対して、径方向内側向きの抑止力を与えることができ、かかる作用により、吹出し流を半径方向に均一化させることができる。
なお、本実施の形態4は、上述した実施の形態2又は3と組み合わせて実施することも可能であろう。
実施の形態5.
次に、本発明の実施の形態5に係るプロペラファンについて説明する。なお、本実施の形態5は、既に説明した実施の形態を示す図面に表れているが、上記実施の形態1~4の何れかに関し、頂点及び両側の裾野部を含む突出部が、曲面で構成されていることを特徴とする。これにより、対応する上記実施の形態1~4の利点に加え、次のような利点も得られる。翼面を通過する気流の一部には、突出部を乗り越える可能性がある。これに関し、本実施の形態5によれば、気流が突出部を乗り越えて流れる際、突出部で大きなはく離を発生させずに済み、損失を大きくしないようにすることができる。
次に、本発明の実施の形態5に係るプロペラファンについて説明する。なお、本実施の形態5は、既に説明した実施の形態を示す図面に表れているが、上記実施の形態1~4の何れかに関し、頂点及び両側の裾野部を含む突出部が、曲面で構成されていることを特徴とする。これにより、対応する上記実施の形態1~4の利点に加え、次のような利点も得られる。翼面を通過する気流の一部には、突出部を乗り越える可能性がある。これに関し、本実施の形態5によれば、気流が突出部を乗り越えて流れる際、突出部で大きなはく離を発生させずに済み、損失を大きくしないようにすることができる。
実施の形態6.
次に、本発明の実施の形態6に係る室外機(送風装置)について説明する。図14は、本実施の形態6に係る室外機(送風装置)を吹出口側から見たときの斜視図であり、図15は、上面側から室外機の構成を説明するための図である。また、図16は、ファングリルを外した状態を示し、図17は、さらに、前面パネル等を除去して、内部構成を示す図である。
次に、本発明の実施の形態6に係る室外機(送風装置)について説明する。図14は、本実施の形態6に係る室外機(送風装置)を吹出口側から見たときの斜視図であり、図15は、上面側から室外機の構成を説明するための図である。また、図16は、ファングリルを外した状態を示し、図17は、さらに、前面パネル等を除去して、内部構成を示す図である。
図14~17に示すように、室外機本体(ケーシング)51は、左右一対の側面51a,51c、前面51b、背面51d、上面51e並びに底面51fを有する筐体として構成されている。側面51a及び背面51dは、外部から空気を吸込む(図15の矢印A参照)ために開口部分を有している。また、前面51bにおいては、前面パネル52に、外部に空気を吹出す(図15の矢印A参照)ための開口部分としての吹出口53が形成されている。さらに、吹出口53は、ファングリル54で覆われており、それにより、物体等とプロペラファン1との接触を防止し、安全が図られている。
室外機本体51内には、プロペラファン1が設置されている。プロペラファン1は、前述した実施の形態1~5の何れかのプロペラファンである。プロペラファン1は、背面51d側にあるファンモータ(駆動源)61と、回転軸62を介して接続されており、このファンモータ61によって回転駆動される。
室外機本体51の内部は、仕切板(壁体)51gによって、プロペラファン1が収納・設置されている送風室56と、圧縮機64等が設置されている機械室57とに分けられている。送風室56内における側面51a側と背面51d側とには、平面視、略L字状に延びるような熱交換器68が設けられている。
送風室56に配置されたプロペラファン1の半径方向外側には、ベルマウス63が配置されている。ベルマウス63は、翼5の外周端よりも外側に位置し、プロペラファン1の回転方向に沿って環状をなしている。また、ベルマウス63の一方側の側方(図15の紙面で右方)には、仕切板51gが位置し、他方側(反対方向)の側方(図15の紙面で左方)には、熱交換器68の一部が位置することとなる。
ベルマウス63の前端は、吹出口53の外周を囲むように室外機の前面パネル52と接続している。なお、ベルマウス63は、前面パネル52と一体的に構成されていてもよく、あるいは、別体としてつなげられるものとして用意されていてもよい。このベルマウス63によって、ベルマウス63の吸込側と吹出側との間の流路が、吹出口53近傍の風路として構成される。すなわち、吹出口53近傍の風路は、ベルマウス63によって、送風室56内の他の空間と区切られる。
プロペラファン1の吸込側に設けられている熱交換器68は、板状の面が平行になるように並設された複数のフィンと、その並設方向に各フィンを貫通する伝熱管とを備えている。伝熱管内には、冷媒回路を循環する冷媒が流通する。本実施の形態の熱交換器68は、伝熱管が室外機本体51の側面51aと背面51dとにかけてL字状に延び、図17に示すように複数段の伝熱管がフィンを貫通しながら蛇行するように構成される。また、熱交換器68は、配管65等を介して圧縮機64と接続し、さらに、図示省略する室内側熱交換器や膨張弁等と接続されて、空気調和装置の冷媒回路を構成する。また、機械室57には、基板箱66が配置されており、この基板箱66に設けられた制御基板67によって室外機内に搭載された機器が制御されている。
かかる本実施の形態6においても、対応する上記実施の形態1~5と同様な利点が得られる。また、上記実施の形態1~5のプロペラファンを送風機に搭載することで、高効率で送風量増加することができ、また、圧縮機と熱交換器などで構成される冷凍サイクル装置である空気調和機の室外機や給湯器の室外機に搭載することにより、低騒音かつ高効率で熱交換器通過風量を稼ぐことができ、機器の低騒音化と省エネを実現することができる。
なお、本実施の形態6は、送風装置を含む室外機として空気調和装置の室外機を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、給湯器等の室外機として実施することも可能であり、さらに、送風を行う装置として、広く適用することができ、室外機以外の装置や設備等に適用することも可能である。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
例えば、突出部は、全て翼のそれぞれに同様に形成されているものするが、本発明はこれに限定されず、プロペラファンを構成する複数の翼に選択的に形成されていてもよい。なお、図1、図2及び図14~図17では、図の明瞭性を優先し突出部の図示を省略している。
1,201,301,401 プロペラファン、3 ボス、5,205,305,405、翼、7 前縁、9 後縁、11 外周縁、13 圧力面、15 負圧面、17,217,317,417 突出部、17a 径方向内側裾野部、17b 径方向外側裾野部、315a 突出部非形成部。
Claims (7)
- ボスと、前記ボスの外周に設けられた複数の翼とを備えたプロペラファンであって、
少なくとも一つの前記翼における負圧面には、回転方向に延びる突出部が設けられており、
前記突出部の径方向内側裾野部の傾きは、該突出部の径方向外側裾野部の傾きよりも緩やかである、
プロペラファン。 - 前記突出部の高さは、回転方向の前方から後方にいくほど大きくなる、
請求項1のプロペラファン。 - 前記翼における前記負圧面の後縁側には、突出部非形成部が存在する、
請求項1又は2のプロペラファン。 - 前記突出部の頂点は、回転方向RDの前方側ほど、前記ボスに近づくように位置する、
請求項1~3の何れか一項のプロペラファン。 - 前記突出部が、曲面で構成されている、
請求項1~4の何れか一項のプロペラファン。 - 請求項1乃至5の何れか一項のプロペラファンと、
前記プロペラファンに駆動力を付与する駆動源と、
前記プロペラファン及び前記駆動源を収容するケーシングと
を備えた送風装置。 - 熱交換器と、
請求項1乃至5の何れか一項のプロペラファンと、
前記プロペラファンに駆動力を付与する駆動源と、
前記プロペラファン、前記駆動源及び前記熱交換器を収容するケーシングと
を備えた室外機。
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