JP2005076501A - 送風機羽根車 - Google Patents

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Junji Hayashi
淳二 林
Yoshikimi Tazumi
欣公 田積
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】 送風性能を向上でき、且つ送風騒音を低減できるようにすること。
【解決手段】 ハブと、ハブの周囲に設けられた複数の翼とで構成され、翼の後縁側の圧力面または、負圧面が翼面に対して凸になったなだらかな厚肉とした構成としている。これにより、前縁部で巻き込んだ空気が渦を形成し、翼面に沿って後縁部へ進む途中で剥離しても、後縁部に形成した厚肉の作用により剥離した空気を再度翼面に沿わすため風量性能が向上する。また、これによる騒音低減の効果を得る。
【選択図】図2

Description

本発明は送風機羽根車に関するものである。
従来、送風機羽根車の翼表面において空気流が剥離して送風性能が低下し、送風騒音が増大することを防止するために、翼負圧面に沿って流れる空気の流れを乱流境界層に遷移させる構造物(突起、窪み、溝等)を設置したものが提案されており、翼負圧面の翼前縁付近に複数の突起を設置している(例えば、特許文献1参照)。
図6は従来の送風機羽根車1である。2は翼であり、3はリブであり、翼2の前縁4に沿って、翼2の前縁4から翼2の弦長Lの0〜10%位置で、且つ、翼長rの25〜75%位置に配置されている。
特開平9−228995号公報
しかしながら、上述のように従来のような送風機羽根車のような構成では、空気の流れを乱流境界層に遷移させるリブが、翼負圧面における翼前縁付近に設置されて、翼負圧面に沿って流れる空気流の剥離を翼後縁側へ移動させるものであるため、この空気の剥離による送風性能の低下や送風騒音の増大が、必ずしも十分に回避できるものとは言えない。
本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、送風性能を向上でき、且つ送風騒音を低減できる送風機羽根車を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の送風機羽根車は、ハブと、ハブの周囲に設けられた複数の翼とで構成され、翼の後縁側の圧力面または、負圧面が翼面に対して凸になったなだらかな厚肉形状としたことを特徴しており、この後縁側の厚肉形状により、翼の前縁から後縁へ進む途中で剥離した空気を再度翼へ沿わせることを目的とする。
本発明の送風機羽根車は、翼の前縁から後縁へ進む途中で剥離した空気を再度翼へ沿わせることにより、風量性能を向上し、騒音低減させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は第1の実施の形態における送風機羽根車の正面図であり、図2(a,b,c)は、それぞれ第1の実施の形態における送風機羽根車の斜視図,翼長断面図(a1−a2)、弦長断面図(b1−b2)を示すものである。図2(a)において、送風機羽根車1はハブ11と、ハブ11の周囲に設けられた複数の翼2とで構成され、翼2の後縁部13の負圧面側が翼面に対して凸になったなだらかな厚肉形状とした構成としている。
以上の様に構成された送風機羽根車1について、以下その動作を説明する。図2(a)において、回転方向Aへ回転した送風機羽根車1は、前縁部4で空気を巻き込み、空気が渦を形成する。その渦は、翼負圧面2aに沿い後縁部13へ進む途中で剥離するが、後縁部13に形成した厚肉12の作用により剥離した空気を再度翼負圧面2aに沿わすため風量性能が向上する。
(実施の形態2)
図3(a,b)は、第2の実施の形態における送風機羽根車の斜視図,翼長断面図(a1−a2)を示すものである。本実施の形態では、第1の実施の形態に厚肉12が翼2の内周側から外周側にかけて最大高さが増加した構成としているので、翼2の内周側から外周側にかけて空気の流速が速くなり、翼面で空気の剥離が促進されても、空気を再度翼面へ沿わすことができ風量性能が向上する。また、これによる騒音低減の効果を得る。
(実施の形態3)
図4(a,b,c,d,)は、それぞれ第3の実施の形態における斜視図,内周側弦長断面図(b1−b2),中央部の弦長断面図(b3−b4),外周側弦長断面図(b5−b6)を示すものである。本実施の形態では、第1の実施の形態に厚肉12が、翼2の内周側から外周側にかけて最長部で前縁側へ向かう構成としているので、翼面で空気が剥離する前に厚肉部12に沿わせることができるため風量性能が向上する。また、これによる騒音低減の効果を得る。
(実施の形態4)
図5(a,b)は、第4の実施の形態における送風機羽根車の斜視図,翼長断面図(a1−a2)を示すものである。本実施の形態では、前述実施の形態1〜3のいずれかの構成に、翼2の後縁側外周付近を除いた部分が翼面に対して凸になったなだらかな厚肉形状とし、且つ、翼2の後縁側外周側付近を除いた部分と厚肉12とをなだらかにつないだ構成としているので、後縁部13に形成した厚肉12の作用により剥離した空気を再度翼面に沿わすため風量性能が向上し、外周付近で発生する翼端渦による空気の乱れの影響を受けることがないため、騒音低減の効果を得る。
(実施の形態5)
図6(a,b)は第5の実施の形態における送風機羽根車の斜視図,弦長断面図(b1−b2)断面図を示すものである。本実施の形態では、前述実施の形態1〜4のいずれかの構成に、厚肉部12の前縁側に翼面に対して突出したリブ3を設けたことを構成としているので、剥離した空気がリブ3の作用により、空気の流れを乱流境界層に遷移させるため、空気が翼面に沿いやすくなり、風量性能が向上する。

以上のように、本発明は、ハブと、前記ハブの周囲に設けられた複数の翼とで構成され、前記翼の後縁側の圧力面または、負圧面が翼面に対して凸になったなだらかな厚肉形状としたものである。
また本発明は、厚肉形状が、翼の内周側から外周側にかけて最大高さの増加したものである。
また本発明は、厚肉形状が、翼の内周側から外周側にかけて最長部で前縁側へ向かうものである。
また本発明は、翼の後縁側外周側付近を除いた圧力面または、負圧面が翼面に対して凸になったなだらかな厚肉形状とし、且つ、前記翼の後縁側外周側付近を除いた部分と前記厚肉部とをなだらかにつないだものである。
また本発明は、厚肉部の前縁側に翼面に対して突出したリブを設けたものである。
以上の構成をなすことにより、本発明の送風機羽根車は騒音を低減することができる。
本発明の実施の形態1における送風機羽根車の正面図 (a)は本発明の実施の形態1における送風機羽根車の斜視図(b)は本発明の実施の形態1における送風機羽根車の翼長断面図(a1−a2)(c)は本発明の実施の形態1における送風機羽根車の弦長断面図(b1−b2) (a)は本発明の実施の形態2における送風機羽根車の斜視図(b)は本発明の実施の形態2における送風機羽根車の翼長断面図(a1−a2) (a)は本発明の実施の形態3におけるの送風機羽根車の斜視図(b)は本発明の実施の形態3におけるの送風機羽根車の内周側弦長断面図(b1−b2)(c)は本発明の実施の形態3におけるの送風機羽根車の中央部の弦長断面図(b3−b4)(d)は本発明の実施の形態3におけるの送風機羽根車の外周側弦長断面図(b5−b6) (a)は本発明の実施の形態4における送風機羽根車の斜視図(b)は本発明の実施の形態4における送風機羽根車の翼長断面図(a1−a2) (a)本発明の実施の形態5における送風機羽根車の斜視図(b)本発明の実施の形態5における送風機羽根車の弦長断面図(b1−b2) 従来の送風機羽根車の斜視図
符号の説明
1 送風機羽根車
2 翼
2a 翼負圧面
3 リブ
4 前縁
11 ハブ
12 厚肉
13 後縁部
A 回転方向
r 翼長
L 弦長

Claims (5)

  1. ハブと、前記ハブの周囲に設けられた複数の翼とで構成され、前記翼の後縁側の圧力面または、負圧面が翼面に対して凸になったなだらかな厚肉形状としたことを特徴とする送風機羽根車。
  2. 厚肉形状が、翼の内周側から外周側にかけて最大高さの増加したことを特徴とする、請求項1記載の送風機羽根車。
  3. 厚肉形状が、翼の内周側から外周側にかけて最長部で前縁側へ向かうことを特徴とする、請求項1記載の送風機羽根車。
  4. 翼の後縁側外周側付近を除いた圧力面または、負圧面が翼面に対して凸になったなだらかな厚肉形状とし、且つ、前記翼の後縁側外周側付近を除いた部分と前記厚肉部とをなだらかにつないだことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の送風機羽根車。
  5. 厚肉部の前縁側に翼面に対して突出したリブを設けたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の送風機羽根車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293425A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Daikin Ind Ltd 送風機
WO2015030048A1 (ja) 2013-09-02 2015-03-05 三菱電機株式会社 プロペラファン、送風装置及び室外機

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