JP2010242597A - 軸流送風機及び空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ベルマウスの吸込側拡径部に沿って羽根前縁側に流入してくる空気に対し効果的に予旋回を付与することにより、騒音を軽減するとともに送風効率を向上させた軸流送風機を提供すること、及びこの軸流送風機を用いた空気調和機を提供すること。
【解決手段】本発明の軸流送風機は、ハブ12の外周に複数の羽根11が支持された羽根車1と、開口孔部21内に羽根車1を配置するベルマウス2とを備えた半開放型の軸流送風機である。また、ベルマウス2の開口孔部21は、羽根11の外周端縁との間隙が最小となる部分を含む絞り部22と、この絞り部22の吸い込み側を拡径する吸込側拡径部23とを有する。そして、少なくともこの吸込側拡径部23には、この吸込側拡径部23の表面に沿って流れている空気流に対し、羽根車1の回転方向Fと同一方向に予旋回力を付与するガイド部31が形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の軸流送風機は、ハブ12の外周に複数の羽根11が支持された羽根車1と、開口孔部21内に羽根車1を配置するベルマウス2とを備えた半開放型の軸流送風機である。また、ベルマウス2の開口孔部21は、羽根11の外周端縁との間隙が最小となる部分を含む絞り部22と、この絞り部22の吸い込み側を拡径する吸込側拡径部23とを有する。そして、少なくともこの吸込側拡径部23には、この吸込側拡径部23の表面に沿って流れている空気流に対し、羽根車1の回転方向Fと同一方向に予旋回力を付与するガイド部31が形成されている。
【選択図】図1
Description
本願発明は、空気調和機などの送風装置に適した軸流送風機の構造に関するものである。
空気調和機の室外ユニットなどに使用されている一般的な軸流送風機の一例を図9に示す。なお、このような送風機は、例えば特許文献1や特許文献2に記載されている。
この送風機は、羽根車110がベルマウス120の開口孔部121(特許文献1では開口)内に配置された半開放型の軸流送風機である。そして、羽根車110は、複数の前進翼型の羽根111がハブ112の外周に支持されたものである。また、ベルマウス120は、中心位置に開口孔部121を有し、この開口孔部121の吸込側に、羽根車110の回転中心軸110aに直交する平面壁面(特許文献1では隔壁)122が形成されたものである。
この送風機は、羽根車110がベルマウス120の開口孔部121(特許文献1では開口)内に配置された半開放型の軸流送風機である。そして、羽根車110は、複数の前進翼型の羽根111がハブ112の外周に支持されたものである。また、ベルマウス120は、中心位置に開口孔部121を有し、この開口孔部121の吸込側に、羽根車110の回転中心軸110aに直交する平面壁面(特許文献1では隔壁)122が形成されたものである。
この軸流送風機は、羽根車110がモータ等で回転駆動されることによって、羽根車110が矢印Fの方向に回転する。また、羽根車110が回転することにより、空気が図9(a)に実線矢印で示すように開口孔部121に吸入され、羽根車110で付勢されて吹き出される。また、この軸流送風機の開口孔部121は、図9(a)に示すように、円筒状の絞り部123と、この絞り部123を吸込側に拡径する吸込側拡径部124(特許文献1ではベルマウス)とから構成されており、吸込側拡径部124が円弧状に形成されていることにより、羽根車110の吸込側の空気が羽根車110に案内されるように構成されている。
しかし、一般に半開放型の軸流送風機では羽根111の前縁側の外周端側が開放されているため、ベルマウス120の吸込側拡径部124から絞り部123に沿って流れている流れが羽根111の前縁側の外周端側から羽根車110に流入してくる。また、このようにして羽根車110に入ってくる空気流れと羽根111との相対速度が大きいため、送風機は必要以上に空気に対して仕事が行われることになっていた。
このような問題を解決するものとして、羽根111の前縁側の外周端側から羽根車110に流入してくる空気流れと羽根111との相対速度を小さくするために、この空気流を予旋回させることが考えられる。また、実際に特許文献1及び2には、このような空気流を予旋回させるガイド部を付加した軸流送風機が提案されている。この軸流送風機は、図10に示すようなものであって、平面壁面122の表面上にガイド部が設けられている。このガイド部は、平面壁面122の表面上において、回転中心軸110aを通る面に対して所定の角度αで傾斜するとともに周方向に所定の間隔で配設された複数のリブ126(特許文献1ではベルマウスフィン)から構成されている。また、このリブ126の高さは、開口孔部121の内周と羽根111の外周端縁との間隙の3〜5倍にされている。
しかしながら、発明者らが研究したところ、一般に半開放型の軸流送風機において平面壁面122にガイド部を形成しても、ベルマウス120の吸込側拡径部124から絞り部123に沿って流れている空気流れを効果的に予旋回させることは難しいことが分かった。
本発明は、このような背景に鑑み成されたものであって、ベルマウスの吸込側拡径部に沿って羽根前縁側に流入してくる空気に対し効果的に予旋回を付与することにより、騒音を軽減するとともに送風効率を向上させた軸流送風機を提供することを目的とする。また、このような軸流送風機を使用した空気調和機を提供することを目的とする。
本発明に係る軸流送風機は、ハブの外周に複数の羽根が支持された羽根車と、開口孔部内に羽根車を配置するベルマウスとを備えた半開放型の軸流送風機であって、ベルマウスの開口孔部は、羽根の外周端縁との間隙が最小となる部分を含む絞り部と、この絞り部の吸い込み側を拡径する吸込側拡径部とを有するとともに、少なくともこの吸込側拡径部には、この吸込側拡径部の表面に沿って流れている空気流に対し、羽根車の回転方向と同一方向に予旋回力を付与するガイド部が形成されていることを特徴する。
このような構成上の特徴を有する本発明に係る軸流送風機によれば、吸込側拡径部の表面に沿って流れてくる空気流が、羽根の前縁外周端から羽根車に吸入される前に、吸込側拡径部に形成されたガイド部により羽根車の回転方向に効果的に予旋回される。このため、羽根の前縁外周端から羽根車に吸入される空気流と羽根との相対速度が低下し、送風機としての仕事量が低減し効率が向上する。
また、前記ガイド部は、前記吸込側拡径部の開口孔部側の表面に形成された波型の壁面から成るとともに、この波型が羽根車の回転方向に捻られていることが好ましい。このように構成すると、吸込側拡径部の表面に沿って流れてくる空気流に対し効果的に予旋回を付与するガイド部を構成することができる。また、吸込側拡径部それ自体がガイド部を構成するので、別途にガイド部を形成する必要がなく、製作費、材料費などが削減されコスト軽減に寄与することができる。
また、前記ガイド部は、前記絞り部側の端部に向かって、波形が漸次小さくなって波型状の壁面が絞り部の円筒状内壁面に収斂するように構成されていることが好ましい。このように構成すると、ガイド部の絞り部側端部おける空気流の乱れが減少するので、ガイド効果を十分に発揮することができる。
また、前記ガイド部は、前記吸込側拡径部の開口孔部側の表面に形成された段差状のものからなり、この段差状のものが羽根車の回転方向に捻られているものとしてもよい。このように構成しても、吸込側拡径部の内壁面に沿って流れる空気流に対し、羽根車の回転方向と同一方向に予旋回力を付与することができる。なお、段差状のものとは、溝又はリブのようなものにより表面が凹凸に形成されているものをいう。
また、前記ガイド部は、前記絞り部側の端部に向かって、段差が漸次小さくなって段差状の壁面が絞り部の円筒状内壁面に収斂するように構成されていることが望ましい。このように構成すると、ガイド部の絞り部側の端部における空気流の乱れが減少するので、ガイド効果を十分に発揮することができる。
また、前記ベルマウスが吸込側拡径部の入口側に回転中心軸と直交する入口側平面壁部を有する場合には、前記ガイド部が吸込側拡径部からこの入口側平面壁部に延びて形成されていることが好ましい。このように構成すれば、入口側平面壁部から吸込側拡径部を経由して羽根の前縁外周端から羽根車に吸入される空気流に対し、より確実に予旋回力を付与することができるので、羽根車に吸入される空気流と羽根との相対速度がより低下し、送風機としての仕事量がより低減し効率がより向上する。
前記ガイド部は、ベルマウスとともに樹脂一体成型により形成されているものが好ましい。このように構成すると、ガイド部を種々の形状に容易に製作することができるとともに、コストを軽減することができる。
本発明に係る空気調和機は、上記軸流送風機を室外ユニットの送風装置として用いたものである。室外ユニットの送風装置としてこのような軸流送風機を用いると、送風機の効率が向上し、省エネ効果を発揮することができる。
本発明に係る軸流送風機によれば、吸込側拡径部の表面に沿って流れてくる空気流が、羽根の前縁外周端から羽根車に吸入される前に、吸込側拡径部に形成されたガイド部により羽根車の回転方向に効果的に予旋回される。このため、羽根の前縁外周端から羽根車に吸入される空気流と羽根との相対速度が低下し、送風機としての仕事量が低減し効率が向上する。
本発明の実施の形態に係る軸流送風機を、図1〜図6に基づいて説明する。
本実施の形態に係る軸流送風機は、例えば、分離型空気調和機の室外ユニットにおける送風装置として使用されるものであって、図1に示すように、従来一般の軸流送風機と同様羽根車1と、羽根車1の外周を囲むように配置されるベルマウス2とからなる半開放型の軸流送風機である。羽根車1は、3枚の羽根11がハブ12の外周に支持されるように、羽根11とハブ12とが一体的に樹脂成型されている。
本実施の形態に係る軸流送風機は、例えば、分離型空気調和機の室外ユニットにおける送風装置として使用されるものであって、図1に示すように、従来一般の軸流送風機と同様羽根車1と、羽根車1の外周を囲むように配置されるベルマウス2とからなる半開放型の軸流送風機である。羽根車1は、3枚の羽根11がハブ12の外周に支持されるように、羽根11とハブ12とが一体的に樹脂成型されている。
ベルマウス2は、図2の断面図から見てよく分かるように、羽根車1を中央に配置する開口孔部21を備えている。また、ベルマウス2は、開口孔部21の壁面を成す絞り部22と、開口孔部21の吸込側を拡径する吸込側拡径部23と、絞り部22下流側を拡径する吹出側拡径部24と、吹出側拡径部24の出口側に形成された、回転中心軸Oに直交する出口側平面壁部25とを備えている。絞り部22は、開口孔部21の壁面のうち、羽根11の外周端縁との間隙が最小となる部分を含む部分である。この最小の間隙は、運転中に羽根車1がベルマウスに当接しないようにした大きさであって、ベルマウス2や羽根11の許容製作誤差を見込んだ公差や、羽根車1の回転時に、遠心力により羽根11が変形する分などの寸法を包含する。
吸込側拡径部23は、図1〜図5からよく分かるように、開口孔部21側の表面が円周方向に波打つ波型の壁面に形成されている。この波型壁面はこの実施の形態におけるガイド部31そのものを構成している。また、このガイド部31を構成する波型は、絞り部22側が羽根車1の回転方向Fの方向に所定角度捻って設定されている。また、ガイド部31の波型形状は、絞り部22に連続する部分に向かって漸次小さくなり、ガイド部31を構成する波型壁面が絞り部22の波の無い通常の円筒表面に収斂するように形成されている。
次に、以上のように構成される実施の形態に係る軸流送風機の動作について説明する。
上記構成の半開放型の軸流送風機は、ファンモータ(図示せず)の駆動により羽根車1が回転されると、図2に示すように、羽根車1の吸込領域Xと吹出領域Yとで圧力差が生じ、吸込領域Xから吹出領域Yに向けて空気が送り出される。
上記構成の半開放型の軸流送風機は、ファンモータ(図示せず)の駆動により羽根車1が回転されると、図2に示すように、羽根車1の吸込領域Xと吹出領域Yとで圧力差が生じ、吸込領域Xから吹出領域Yに向けて空気が送り出される。
このとき、羽根11の前縁部の側面が開放されているため、羽根車1の外周端部側からも空気が吸い込まれるので、吸込側拡径部23に沿って開口孔部21内部の絞り部22へ流れる空気流Sが、図3(a)に示すように、ガイド部31の作用により効率よく予旋回されながら羽根11の前縁部の外周端縁側から流入してくる。このため、この空気流Sと羽根11との相対速度が従来のものより小さくなって従来の軸流送風機に比較し仕事量が軽減されるので、送風機の効率が上昇する。
本実施の形態に係る軸流送風機は、以上のように構成され、動作するので、次のような効果を奏することができる。
(1)吸込側拡径部23の表面に沿って流れている空気流Sが、羽根11の前縁外周端から羽根車1に吸入される前に、吸込側拡径部23に形成されたガイド部31により羽根車1の回転方向に予旋回されるので、羽根車1に吸入される空気流Sと羽根11との相対速度が低下し、送風機としての仕事量が低減し効率が向上する。
(1)吸込側拡径部23の表面に沿って流れている空気流Sが、羽根11の前縁外周端から羽根車1に吸入される前に、吸込側拡径部23に形成されたガイド部31により羽根車1の回転方向に予旋回されるので、羽根車1に吸入される空気流Sと羽根11との相対速度が低下し、送風機としての仕事量が低減し効率が向上する。
(2)ガイド部31は、吸込側拡径部23の開口孔部21側の表面に形成された波型の壁面から成るとともに、この波型が羽根車1の回転方向Fの方向に捻られたものである。したがって、吸込側拡径部23の表面に沿って流れてくる空気流Sに対し効果的に予旋回を付与するガイド部31を構成することができる。また、吸込側拡径部23それ自体がガイド部31を構成部分となっているので、別途にガイド部31を形成する必要がなく、製作費、材料費などが削減されコスト軽減に寄与することができる。
(3)また、ガイド部31は、絞り部22側の端部に向かって、波形が漸次小さくなって波型状の壁面が絞り部22の円筒状内壁面に収斂するように構成されているので、ガイド部31の絞り部22側端部おける空気流の乱れが減少し、ガイド効果を十分に発揮することができる。
(4)特に、ガイド部31は、ベルマウス2とともに樹脂一体成型により形成されているので、ガイド部を種々の形状に容易に製作することができるとともに、コストを軽減することができる。
(5)また、このような軸流送風機を室外ユニットの送風装置として使用した空気調和機は、送風機の効率がよいので省エネ効果を発揮することができる。
(変形例)
上記実施の形態において、以下のように変更することもできる。
(変形例)
上記実施の形態において、以下のように変更することもできる。
・上記実施の形態に係るガイド部31は、図6に示すように円周方向に壁面が波打つ波型に形成されていたが、この波型に代えて段差状として空気流に旋回力を付与するようにしてもよい。図7はその段差状の例を示したものである。図7(a)は、波型に代えてリブ31aを所定間隔で形成することにより、吸込側拡径部23の開口孔部21側の表面を段差状にしたものである。また、図7(b)は、波型に代えて溝31bを所定間隔で形成することにより、吸込側拡径部23の開口孔部21側の表面を段差状にしたものである。
・上記実施の形態に係るガイド部31は、吸込側拡径部23の開口孔部21側の表面のみに形成されていたが、図8(a)に示すようにベルマウス2が吸込側拡径部23の入口側に、回転中心軸Oと直交する入口側平面壁部26を有する場合には、ガイド部31を吸込側拡径部23から入口側平面壁部26に延長して形成してもよい。なお、この図におけるガイド部31は、先の実施の形態と同様の波型に形成したものである。また、このガイド部31を構成する波型状の壁面は、図8(b)に示すように、絞り部22側の端部においては先の実施の形態と同様に波形が漸次小さくなって、絞り部の円筒状内壁面に収斂するように構成されている。また、ガイド部31を構成する波型の壁面は、入口側平面壁部26の途中において波形状の壁面が入口側平面壁部26の形状に収斂するように構成されている。
・このように図8の変形例においては、入口側平面壁部26に延長されたガイド部31が入口側平面壁部26の途中まで延長されているが、入口側平面壁部26の外周端まで延長されるものとしてもよい。なお、この入口側平面壁部26の拡がり寸法については取付構造等の構造的要素で設定されることがあるが、特に限定されるものではない。
・上記図8の変形例においては、入口側平面壁部26に延長されたガイド部31が波型の壁面から成るものであるが、前記図7に記載のもののような段差状のものであってもよい。
・また、図8に示したベルマウス2のように、吸込側拡径部23の入口側に入口側平面壁部26が形成されたものであっても、入口側平面壁部26にガイド部を形成しないようにしてもよい。
・上記図8の変形例においては、入口側平面壁部26は絞り部22、吸込側拡径部23などと一体に形成されているが、入口側平面壁部26が絞り部22や吸込側拡径部23などと別体に形成されたものも、本発明に包含される。なお、この場合は、入口側平面壁部26と吸込側拡径部23とが滑らかな表面で連結されていることが好ましい。
・羽根11の形状、ベルマウス2の形状について先の実施の形態に限定されるものではない。例えば、先の実施の形態においては、図1の斜視図などから分かるように羽根11の外周端部が所定半径位置から吸込側に折り曲げられているが、これは羽根11の外周端部に生ずる翼端渦を安定化、小型化するためのものである。しかし、本発明は、このような折り曲げ部を有していない羽根車1に対しても適用できることは勿論である。
・本発明に係る軸流送風機は、空気調和機の室外ユニットの送風装置として用いられるものとして説明しているが、換気扇、空気清浄機など各種用途に幅広く使用することができる。
F…回転方向、O…回転中心軸、S…空気流、1…羽根車、2…ベルマウス、11…羽根、12…ハブ、21…開口孔部、22…絞り部、23…吸込側拡径部、26…入口側平面壁部、31…ガイド部。
Claims (8)
- ハブの外周に複数の羽根が支持された羽根車と、開口孔部内に羽根車を配置するベルマウスとを備えた半開放型の軸流送風機であって、
ベルマウスの開口孔部は、羽根の外周端縁との間隙が最小となる部分を含む絞り部と、この絞り部の吸い込み側を拡径する吸込側拡径部とを有するとともに、少なくともこの吸込側拡径部には、この吸込側拡径部の表面に沿って流れている空気流に対し、羽根車の回転方向と同一方向に予旋回力を付与するガイド部が形成されている
ことを特徴とする軸流送風機。 - 前記ガイド部は、前記吸込側拡径部の開口孔部側の表面に形成された波型の壁面から成るとともに、この波型が羽根車の回転方向に捻られていることを特徴とする請求項1記載の軸流送風機。
- 前記ガイド部は、前記絞り部側の端部に向かって波形状が漸次小さくなって波型状の壁面が絞り部の円筒状内壁面に収斂するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の軸流送風機。
- 前記ガイド部は、前記吸込側拡径部の開口孔部側の表面に形成された段差状の壁面からなり、この段差状が羽根車の回転方向に捻られていることを特徴とする請求項1記載の軸流送風機。
- 前記ガイド部は、前記絞り部側の端部に向かって、段差が漸次小さくなって段差状の壁面が絞り部の円筒状内壁面に収斂するように構成されていることを特徴とする請求項4記載の軸流送風機。
- 前記ベルマウスが吸込側拡径部の入口側に回転中心軸と直交する入口側平面壁部を有する場合には、前記ガイド部が吸込側拡径部からこの入口側平面壁部に延びて形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の軸流送風機。
- 前記ガイド部は、ベルマウスとともに樹脂一体成型により形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の軸流送風機。
- 請求項1〜7の何れか1項に記載の軸流送風機を、室外ユニットの送風装置として用いたことを特徴とする空気調和機。
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