JP4396775B2 - 遠心ファン - Google Patents

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    • F04D29/282Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps for fans or blowers the leading edge of each vane being substantially parallel to the rotation axis

Description

本願発明は、遠心ファンの構造に関するものである。
ターボファン等の遠心ファンは、主板および側板(シュラウド)の間に多数枚の羽根を備えて構成されている(例えば特許文献1参照)。
今、同ターボファンの具体的な構成を図31〜図34に示す。この例では、同ターボファンが、一例として天井埋込型空気調和機用室内機に適用されたものとして示されている。
図31〜図34中、先ず符号2は、例えば天井埋込型空気調和機用室内機1のカセット型の本体ケーシングである。該本体ケーシング2は、その吸気・吹出パネル(下面パネル部)4が天井3と略同一平面状に連続するようにして、天井3内に埋設されている。
そして、上記本体ケーシング2の上記吸気・吹出パネル4には、中央部に方形の空気吸込グリル5が設けられ、さらに、その内側にターボファン11用のベルマウス6が設けられている。また、上記本体ケーシング2の吸気・吹出パネル4の上記空気吸込グリル5の外周部4方には、所定の幅の空気吹出口9,9・・が設けられている。
そして、上記本体ケーシング2内には上記空気吸込グリル5からベルマウス6を経て上記空気吹出口9,9・・方向に到る全周方向の通風路10が形成されており、該通風路10の上記ベルマウス6の背後(図示上部)中央に位置して、その空気吸込側(後述する側板15側)が上記ベルマウス6に対応するターボファン11が、ファンモータ13を介して上記本体ケーシング2の天井パネル2aに吊設されている。
さらに、同通風路10には、該ターボファン11を囲む状態で空気熱交換器12が設けられている。
一方、該ターボファン11は、上記ファンモータ13の回転駆動軸13aに固定された円形の主板(ハブ)14と羽根車内遠心方向への空気吸込口を形成する他端側異径筒状の側板(シュラウド)15との間に多数枚の羽根(動翼羽根)16,16・・・を所定の翼角、所定の翼間隔で周方向に並設して構成されている。他方、その側板15の空気吸込側端部15a内には、上記ベルマウス6の下流側空気流出口側端部17が所定の隙間を保って相対回転可能に所定寸法遊嵌されている。
上記ベルマウス6は、上記ターボファン羽根車の空気吸込口を形成している側板15の空気吸込側端部15aに対して上記本体ケーシング2側空気吸込グリル5からの空気を羽根車内遠心方向にスムーズに流入させるために、図示のように吸気・吹出パネル4への取付縁部6aから内方に延び、その空気流上流側から空気流下流側にかけて次第に開口径が縮小した所定曲率半径の空気流入口部6bと空気流出口部6cとからなる断面円弧形状の気流ガイド面を有して構成されている。そして、その形状により上記ターボファン羽根車の側板15に対応して、上記ターボファン羽根車の吸込側の空気を当該吸込側において吹出側遠心方向にスムーズにガイドすることによって送風時に生じる空力騒音を可能な限り低減する。
以上のようにターボファン等の遠心送風機では、各々ベルマウス6および側板15の気流ガイド面の形状を相互に理想的な気流ガイド面形状に近づけることによって、羽根車外周部や吸込部の気流の乱れを少なくして空力騒音の低減を図るようにしている。
また、その他の送風性能を向上させる構成として、例えば上記羽根16,16・・・の側板15と対応していない前縁部15aの側板15側端部のみを羽根16,16・・・の回転方向に傾斜させることによって、羽根16,16・・・の入口部における負圧面側の剥離を防止するようにしたものがある(特許文献2参照)。
特開2001−115991号公報 特開平10−196591号公報
ところが、上記図31〜図34に示す第1の従来例(特許文献1)の側板15は、例えば図35に拡大して示すように、中央部側の空気吸込側端部15aから外周側空気流出側端部15bへ所定の曲率変化で傾斜する断面円弧形状をしており、羽根16,16・・・は、その前縁16a側から後縁16bまでの全体が同円弧面に対して多少のねじりはあるが主板14側からストレートに延びて接続されている。したがって、側板15内側の気流ガイド面と羽根16面との間には間隔の極端に小さい断面V字状の鋭角的なコーナー領域ができてしまう。
そして、ここで気流速度が低下して死水域になり、羽根16,16・・・本来の有効性能を低下させる問題があった。
他方、上記第2の従来例(特許文献2)のように羽根16の側板15に対応していない前縁部16aのみを回転方向に傾斜させたとしても、やはりこのような問題を解決することはできない。
本願発明は、このような問題を解決するためになされたもので、羽根の一部を反回転側方向に曲成し、該曲成部を介して側板の円弧面に接続することによって、側板と羽根との間に死水域低減空間を設け、十分な広さの空気通路が確保されるようにして、有効な羽根性能を発揮し得るようにした遠心ファンを提供することを目的とするものである。
本願発明は、上記の目的を達成するために、次のような有効な課題解決手段を備えて構成されている。
(1) 請求項1の発明
この発明は、モータ回転軸により回転駆動される円形の主板と、この主板の外周部に周方向に所定の間隔をおいて一端側を固定された複数枚の羽根と、これら複数枚の羽根の上記主板と反対側の端部に取り付けられた中央側空気吸込口から外周側遠心方向へ所定の曲率で傾斜する断面円弧形状の側板とを備えてなる遠心ファンであって、上記複数枚の羽根は、その一部が各々反回転側方向に曲成され、該曲成部を介して上記側板の円弧面に接続されることによって、上記複数枚の羽根と側板の間に死水域低減空間を形成していることを特徴としている。
該構成では、上記複数枚の羽根は、その一部が各々反回転側方向に曲成され、該曲成部を介して上記側板の円弧面に接続されることにより、上記複数枚の羽根と側板の間に死水域低減空間が設けられていることから、側板内側の気流ガイド面と各羽根面との間に十分な広さの空気通路が確保されるようになり、各羽根の両面側共にスムーズな流れが形成されるようになる。
したがって、従来のような死水域を解消して、可及的に有効な羽根性能を発揮させることができる。
(2) 請求項2の発明
この発明は、上記請求項1の発明の構成において、複数枚の羽根は、モータ回転軸を通る切断平面内において、主板側から側板側に到る各羽根の中心線が、側板の円弧面に対して同円弧面の接線と略直交するように交差して接続されていることを特徴としている。
該構成では、側板側接続部付近における羽根両面側の空気通路の広さが十分に広く、かつ均一になり、共にスムーズな流れが形成されるようになるので、より良好な送風性能を発揮させることができる。
(3) 請求項3の発明
この発明は、上記請求項1又は2の発明の構成において、各羽根の曲成部は、モータ回転軸を通る切断平面において、主板との接続点から回転軸の方向に平行に引いた直線位置よりも反回転側方向に凸となる曲線を描くように湾曲されていることを特徴としている。
該構成では、単に羽根の側板側端部を羽根の反回転側方向に折り曲げて傾斜させたものと違って、羽根と側板との接続部の位置や接続幅を変えることなく、有効に送風性能を向上させることができる。
したがって、羽根本来の送風特性に与える影響が一層小さく、設計も容易である。
(4) 請求項4の発明
この発明は、上記請求項1,2又は3の発明の構成において、曲成部は、当該羽根の主板と側板側間の中間部位置よりも側板側に寄った位置に形成されていることを特徴としている。
このように、湾曲部等の曲成部が、当該羽根の主板と側板側間の中間部位置よりも側板側に寄った位置に形成されていると、中間部位置に近い場合と比べて、より小さな曲成度合で上述の通路拡大効果を得ることができ、より羽根本来の送風特性を変えなくて済む。
したがって、より効果的に送風性能が向上する。
(5) 請求項5の発明
この発明は、上記請求項1,2,3又は4の発明の構成において、各羽根の外周側にあたる後縁部の側板側取り付け位置は、主板側の取り付け位置よりも反回転方向側にオフセットされていることを特徴としている。
このように、各羽根の外周側にあたる後縁部の側板側取り付け位置を、主板側の取り付け位置よりも反回転方向側にオフセットさせると、各羽根の出口における風速分布が均一になる。
したがって、上述のような曲成部等による死水域低減空間を設けて送風性能を向上させた上で、同構成を採用すると、さらに送風音を有効に低減することができる。
(6) 請求項6の発明
この発明は、上記請求項1,2,3,4又は5の発明の構成において、各羽根の後縁部は、主板側から側板側へ近づくに従って反回転方向へ徐々に変位するようになっていることを特徴としている。
このように、各羽根の後縁部を主板側から側板側へ近づくに従って反回転方向へ徐々に変位させると、各羽根の出口における風速分布が均一になり、上述のような曲成部等による死水域低減空間を設けて送風性能を向上させた上で、同構成を採用すると、さらに送風音を有効に低減することができる。
(7) 請求項7の発明
この発明は、上記請求項1,2,3,4,5又は6の発明の構成において、各羽根の後縁部は、のこぎり歯状に形成されていることを特徴としている。
このように、各羽根の後縁部をのこぎり歯状に形成すると、各羽根の後縁部で翼両面からの流れが合流する際の乱れの生成を効果的に低減することができ、さらに送風音を有効に低減することができる。
(8) 請求項8の発明
この発明は、上記請求項1,2,3,4,5,6又は7の発明の構成において、各羽根の前縁部の主板側は、階段状に形成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、羽根の前縁部に流入する空気流は、その不連続部分への衝突によってその流れが乱され、同流入空気中の縦渦は、上記階部の段差面に案内されて羽根の外周面側又は内周面側の何れか一方側において集中的に生成され、かつ発達し、強力で大きなエネルギーをもつことから、該縦渦によって羽根の外周面又は内周面での剥離が効果的に抑制される。
その結果、送風騒音が確実に低減される。
(9) 請求項9の発明
この発明は、上記請求項1,2,3,4,5,6,7又は8の発明の構成において、各羽根は、主板側前縁近傍を回転方向へ湾曲させた馬蹄形渦抑制部を有することを特徴としている。
このような構成では、同回転方向へ湾曲した馬蹄形渦抑制部により、主板との接続部における羽根前縁の形状が左右で非対称になることから、馬蹄形渦が生成しにくくなるか、或いは生成されても十分に小さくなるので、羽根を通る主流への影響が小さくなり、有効に送風性能が改善される。
(10) 請求項10の発明
この発明は、上記請求項1,2,3,4,5,6,7又は8の発明の構成において、各羽根は、主板側前縁近傍を反回転方向へ湾曲させた馬蹄形渦抑制部を有することを特徴としている。
このような構成では、同反回転方向へ湾曲した馬蹄形渦抑制部により、主板との接続部における羽根前縁の形状が左右で非対称になることから、馬蹄形渦が生成しにくくなるか、或いは生成されても十分に小さくなるので、羽根を通る主流への影響が小さくなり、有効に送風性能が改善される。
(11) 請求項11の発明
この発明は、上記請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9又は10の発明の構成において、各羽根は、前縁の主板側が部分的に前進する前進翼構造よりなることを特徴としている。
このような構成では、羽根前縁部において、吸込み気流の主流側から主板側方向に押圧力が作用することになることから、上記湾曲構造による作用と相乗して、より上述の馬蹄形渦が生成しにくくなるか、或いは生成されてもより小さくなるので、羽根を通る主流への影響が小さくなり、より有効に送風性能が改善される。
(12) 請求項12の発明
この発明は、上記請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9又は10の発明の構成において、各羽根は、前縁の主板側が部分的に後退する後退翼構造よりなることを特徴としている。
このような構成では、羽根前縁部において、吸込後遠心方向に増速された主流側から主板側方向に押圧力が作用することになることから、上述の馬蹄形渦が生成しにくくなるか、或いは生成されてもより小さくなるので、羽根を通る主流への影響が小さくなり、有効に送風性能が改善される。
以上の結果、本願発明によれば、可及的に空力騒音が低く、送風性能の高い空気調和機用室内機等に適した遠心ファンを低コストに提供することができるようになる。
(最良の実施の形態1)
図1〜図5は、例えば前述のような天井埋込型空気調和機内室内機に適用するのに最適な本願発明の最良の実施の形態1に係る遠心ファン(ターボファン)の構造を示している。
この遠心ファン(ターボファン)11は、例えば図1ないし図3に示すように、前述の図31の構成のファンモータ13の回転駆動軸13aに固定された円形の主板(ハブ)14と羽根車内遠心方向への空気吸込口を形成する他端側異径筒状の側板(シュラウド)15との間に多数枚の羽根(動翼羽根)16,16・・・を所定の翼角、所定の翼間隔で周方向に並設して構成されている。他方、その側板15の空気吸込側端部15a内には、上記ベルマウス6の下流側空気流出口部6cが所定の隙間を保って相対回転可能に所定寸法遊嵌されるようになっている。
またベルマウス6は、ファン羽根車の空気吸込口を形成している側板15の空気吸込側端部15aに対して上記本体ケーシング2側空気吸込グリル5からの空気を羽根車内遠心方向にスムーズに流入させるために、吸気・吹出パネル4への取付縁部6aから内方に延び、その空気流上流側から空気流下流側にかけて次第に開口径が縮小した所定曲率半径の空気流入口部6bと空気流出口部6cとからなる気流ガイド面を有して構成されている。
そして、その形状により上記ファン羽根車の側板15に対応して、上記ファン羽根車の吸込側の空気を当該吸込側において吹出側遠心方向にスムーズにガイドする。
以上のようにターボファン等の遠心ファンでは、各々ベルマウス6および側板15の気流ガイド面の形状を相互に理想的な気流ガイド面形状に近づけることによって、羽根車外周部や吸込部の気流の乱れを少なくして可及的に空力騒音の低減を図るとともに送風性能の向上を図るようにしている。
ところが、従来の側板15は、例えば前述の図35に拡大して示すように、中央の空気吸込側端部15aから外周側空気流出側端部15bへ所定の曲率変化で傾斜する断面円弧形状をしており、羽根16,16・・・は同円弧面に対して多少のねじりはあるが、主板14側からストレートに延びる形で接続されている。したがって、側板15内側の気流ガイド面と羽根16面との間には間隔の極端に小さい断面V字状の鋭角的なコーナー領域ができてしまう。
そして、ここが死水域になり、羽根16,16・・・の有効利用を妨げていた。
そこで、本実施の形態では、このような問題を解決するために、例えば図4および図5に示すように、上記羽根16,16・・・の途中を一旦所定の角度で反回転側方向に曲成、具体的には反回転側方向に湾曲させることによって、その側板15側端部を側板15側に傾倒させ、側板15の内側気流ガイド面と羽根16,16・・・との間に十分な広さの空気通路を確保した上で側板15内側の円弧面に接続一体化するようにし、それによって良好な羽根性能を発揮させるようにしている。
すなわちこのような構成にすると、側板15の断面円弧形状の気流ガイド面と羽根16,16・・・面との間に、死水域低減空間としての十分に広い間隔(広い断面積)の空気通路が確保されることから、羽根16,16・・・の正圧面側、負圧面側の両面共にスムーズな空気の流れが形成されるようになり、可及的に良好な羽根性能(送風性能)を発揮させることができるようになる。
また、その場合において、例えば図4に示すように、上記羽根16,16・・・は、上記側板15の遠心方向に延びる円弧面に対して、ファンモータの回転軸を通る切断平面内において、主板14から側板15側に到る各羽根16,16・・・の中心線aが、上記側板15の周方向に連続する円弧面に対して同円弧面の接線(接続点Pを通る接線)bと略直交するように交差して接続されている。
このような構成では、側板15側接続部付近における羽根16の両面側の空気通路の広さが広く、かつ均一になり(共にコーナ角が90°近傍になり)、共にスムーズな流れが形成されるようになるので、より良好な送風性能を発揮させることができる。
また、本実施の形態の場合、上記側板15側端部を側板15側に傾倒させることによって形成される各羽根16,16・・・の湾曲部Rは、その前縁16a側から後縁16bまでの全体に亘り、ファンモータの回転軸O−O′を通る切断平面において、主板14との接続点P0から回転軸O−O′の方向に平行に引いた直線C上の位置よりも反回転側方向に所定の寸法以上凸となる(突出した)曲線を描くように湾曲して形成されている。
該構成では、単に羽根16,16・・・の側板15側端部のみを羽根16,16・・・の反回転側方向に傾斜させたものと違って、羽根16,16・・・と側板15との接続位置や接続幅を大きく変えることなく、より有効に送風性能を向上させることができる。
したがって、各羽根16,16・・・本来の送風特性に与える影響が小さく、設計も容易である。
なお、以上のようにして形成される上記湾曲部Rの湾曲点(突出方向の頂点)R0は、当該羽根16,16・・・の主板14と側板15側間の上下方向中間部の位置よりも側板15側に寄った位置に形成することが好ましい。
このようにして、湾曲部Rが、全体としても当該羽根16,16・・・の主板14と側板15側間の中間部位置よりも側板15側に寄った位置に形成されていると、同湾曲部Rが中間部位置および中間部位置から主板14側に近い位置にある場合と比べて、より小さな曲成度合で効果的に上述の通路拡大効果を得ることができるようになり、より羽根本来の送風特性を変えなくて済む。
したがって、より低コストで、より効果的に送風性能が向上する。
以上の結果、本実施の形態によれば、可及的に空力騒音が低く、送風性能の高い空気調和機を低コストに提供することができるようになる。
(最良の実施の形態2)
図6〜図10は、同じく前述のような天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態2に係る遠心ファンの要部の構造を示している。
この実施の形態では、例えば図6〜図10に示すように、上述した最良の実施の形態1の構成の遠心ファンの羽根16,16・・・に対して、さらに主板14との接続部側にも湾曲部を形成することによって、同主板14側接続部において羽根16の両側に生じる馬蹄形の渦をも抑制するようにしたことを特徴とするものである。
すなわち、上述の図1〜図5に示すように、平面形状の主板14に対して羽根16,16・・・が垂直に設けられている場合、例えば図36〜図38に示すように、主板14と羽根16の前縁16aとの交差する位置を中心として馬蹄形の渦が形成される。そして、この馬蹄形の渦の生成、増大により羽根16を通る本来の主流が妨げられて、本来の羽根16の性能が低下する問題があった。
そこで、本実施の形態では、このような問題をも解決するために、例えば図6〜図10に示す如く、羽根16の前縁16aと主板14が接続される主板14側部分で、羽根16の前縁16a部分を、例えば図6および図8に破線で示す部分を基準として内側回転方向に倒すことによって、図9および図10に示すように、主板14側の前縁16a近傍に反回転方向へ突出した湾曲凸面部Qを形成し、羽根16の前縁16aの主板14との接続部の形状を左右両側(正圧面側および負圧面側)で非対称にすることにより、上述の馬蹄形渦の生成を抑制し、可及的に良好な羽根性能を発揮させるようにしている。
このように、主板14側の前縁16aを回転方向に倒し、同前縁16a部分に反回転側方向へ突出した湾曲凸面部Qを形成し、羽根16の前縁16aの主板14部分の形状を左右で非対称にすると、同湾曲凸面部Qが馬蹄形渦抑制部となり、例えば図9および図10の構成から理解されるように、羽根16の内側(負圧面側)では、遠心力により主板側に力が働き、馬蹄形渦の発達が抑制される。
その結果、それに対応して相関関係にある羽根16,16・・・の外側(正圧面側)の相対的に小さい馬蹄形がさらに小さくなり、羽根16を通る主流への影響も小さくなって、有効に送風性能が改善される。
このようにすると、上述の側板15側湾曲部Rと該主板14側湾曲凸面部Q各々の構成による死水域抑制作用と馬蹄形渦抑制作用が相乗して、より一層効果的に送風性能が向上する。
(変形例)
なお、上述の湾曲凸面部Qよりなる馬蹄形渦抑制部は、例えば図11に示すように、上述の構成とは逆に、羽根16の主板14側前縁16a近傍の内側回転方向への湾曲凸面部構造しとてもよい。
このような構成によると、羽根16,16・・・の外側(正圧面側)には、ファンの回転に伴うコリオリ力の影響により、同部分における馬蹄形渦の発生を一層有効に抑制することができる。
その結果、それに対応して他方側羽根16,16・・・の内側(負圧面側)の馬蹄形渦も有効に抑制されるので、羽根16,16・・・を通る主流への影響も小さくなって、より有効に送風性能が改善される。
(最良の実施の形態3)
図12は、同じく前述のような天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態3に係る遠心ファンの要部の構造を示している。
この実施の形態では、例えば図12に示すように、上述した最良の実施の形態2と同様の馬蹄形渦抑制部が、例えば羽根16の前縁16aの主板14側部分が所定寸法主板14の中心側へ前進する部分的な前進翼構造Sよりなることを特徴としている。
このような構成では、羽根16の前縁16aの主板14との接続部部分に対して、当該羽根16,16・・・の両面側において、例えば図12中に仮想線矢印で示すように、吸込気流(主流)による押圧力が作用するようになることから、やはり上述の馬蹄形渦が生成しにくくなるか、或いは生成されても十分に小さくなる。その結果、羽根16を通る主流への影響が小さくなり、有効に送風性能が改善される。
その他の構成(側板15側湾曲部Rなど)は、上述した最良の実施の形態1のものと全く同様であり、同様の作用を果す。
(変形例)
なお、以上のように羽根16の前縁16aの主板14側部分を部分的に前進翼構造に突出させると同時に、さらに同突出部を上述の最良の実施の形態2およびその変形例の構成のように、羽根16の回転方向又は反回転方向に倒して湾曲させることも可能である。
このようにすると、それら各々の構成による馬蹄形渦抑制作用が相乗して、より一層効果的に馬蹄形渦が縮小される。
(最良の実施の形態4)
図13は、同じく前述のような天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態4に係る遠心ファンの要部の構造を示している。
この実施の形態では、例えば図13に示すように、上述した馬蹄形渦抑制部が、羽根16の前縁16aの主板14側部分が部分的に後退する後退翼構造Tよりなることを特徴としている。
このような構成では、羽根16の前縁16aの主板14との接続部部分に対して、当該羽根16の前縁において、主板14側へ流れが発生するような圧力勾配が生じることから、やはり上述の馬蹄形渦が生成しにくくなるか、或いは生成されても十分に小さくなる。その結果、羽根16を通る主流への影響が小さくなり、有効に送風性能が改善される。
その他の構成(側板15側湾曲部Rなど)は、上述した最良の実施の形態1のものと全く同様であり、同様の作用を果す。
(変形例)
なお、以上のように羽根16の前縁16aの主板14側部分を部分的に後退翼構造に変形させると同時に、さらに同変形部を上述の最良の実施の形態2およびその変形例の構成のように、羽根16の回転方向又は反回転方向に倒して湾曲させることも可能である。
このようにすると、それら各々の構成による馬蹄形渦抑制作用が相乗して、より一層効果的に馬蹄形渦が縮小される。
(最良の実施の形態5)
図14および図15は、同じく前述のような天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態5に係る遠心ファンの要部の構造を示している。
この実施の形態では、上述した最良の実施の形態1の構成のように、遠心ファンの羽根16,16・・・の途中を一旦所定の角度で反回転側方向に曲成させることによって、その側板15側端部を側板15側に傾倒させ、側板15の内側気流ガイド面と羽根16,16・・・との間に十分な広さの空気通路を確保した上で側板15内側の円弧面に接続一体化するのではなく、従来同様に主板14側からストレートに延びる形で側板15内側の円弧面に接続されているが、同羽根16,16・・・の側板15に対する接続側端部の内側面に例えば図14および図15に示すような所定の幅で前縁側から後縁側方向に延びる段部面が滑らかな凹溝部Vを形成することによって、側板15内側の気流ガイド面と羽根16,16・・・の圧力面との間の間隔を大きくし、それによって同様の死水域低減空間を形成している。
すなわちこのような構成にすると、側板15の断面円弧形状の気流ガイド面と羽根16,16・・・の圧力面との間に十分に広い間隔(広い断面積)の空気通路が確保されることから、羽根16,16・・・の正圧面側、負圧面側の両面共にスムーズな空気の流れが形成されるようになり、可及的に良好な羽根性能(送風性能)を発揮させることができるようになる。
また、羽根16,16・・・自体の複雑な曲成加工を伴うことなく、壁肉削減により、その重量を軽くする形で、上記実施の形態1のものと同様の作用効果を実現することができる。
また、その場合において、例えば図14に示すように、上記羽根16,16・・・の凹溝部Vの上部面は、上記側板15内側の遠心方向に延びる円弧面に対して、ファンモータの回転軸を通る切断平面内において、同上部面の接線dが側板15内側の同円弧面の接線bと略直交するように交差して接続されている。
参考例1
図16は、前述のような天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の参考例1に係る遠心ファンの要部の構造を示している。
この参考例では、上述した最良の実施の形態1の構成のように、遠心ファンの羽根16,16・・・の途中を一旦所定の角度で反回転側方向に曲成させることによって、その側板15側端部を側板15側に傾倒させ、側板15の内側気流ガイド面と羽根16,16・・・との間に十分な広さの空気通路を確保した上で側板15内側の円弧面に接続一体化するのではなく、従来同様に主板14側からストレートに延びる形で側板15内側の円弧面に接続されているが、同羽根16,16・・・の側板15に対する接続側端部の内側面に、例えば図16に示すような、所定の幅で前縁側から後縁側方向に延びる滑らかな円弧面Xを形成することによって、側板15内側の気流ガイド面と羽根16,16・・・圧力面との間の間隔を大きくし(間隔の狭い部分をなくし)、それによって同様の死水域低減空間を形成している。
すなわち、このような構成にすると、側板15の断面円弧形状の気流ガイド面と羽根16,16・・・の圧力面との間に十分に間隔の広い(断面積の広い)空気通路が確保されることから、羽根16,16・・・の正圧面側、負圧面側の両面共にスムーズな空気の流れが形成されるようになり、可及的に良好な羽根性能(送風性能)を発揮させることができるようになる。
また、この場合においても、例えば図16から明らかなように、上記羽根16,16・・・内側の円弧面Xは、上記側板15内側の遠心方向に延びる円弧面に対して、ファンモータの回転軸を通る切断平面内において、その接線が側板15の円弧面の接線と略直交するように交差して接続されている(この接線の関係は、上述した図14のものと同様であるので、ここでの図示は省略した)。
参考例2
図17は、前述のような天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の参考例2に係る遠心ファンの要部の構造を示している。
この参考例では、例えば図17に示すように、上述した最良の実施の形態6の構成の遠心ファンの羽根16,16・・・と同様の円弧面Xを形成する場合において、同羽根16,16・・・の側板15内側の円弧面との接続側端部をY形に分岐して(切り欠いて)内側に円弧状のフィレット17を形成し、同フィレット17部を介して側板15内側の円弧面と接続することにより、上記実施の形態6と同様の円弧面Xを形成したものである。
このような構成によると、上記実施の形態6のものに比べて羽根16,16・・・自体の重量を増加させることなく、上記実施の形態6のものと全く同様の作用効果を実現することができる。
参考例3
図18は、前述のような天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の参考例3に係る遠心ファンの要部の構造を示している。
この参考例では、上述した最良の実施の形態1の構成のように、主板14面から垂直に起立した遠心ファンの羽根16,16・・・の途中を一旦所定の角度で反回転側方向に曲成させることによって、その側板15側端部を側板15側に傾倒させ、側板15の内側気流ガイド面と羽根16,16・・・との間に十分な広さの空気通路を確保した上で側板15内側の円弧面に接続一体化するのではなく、従来同様に主板14側からストレートに延びる形で側板15内側の円弧面に接続されてはいるが、同羽根16,16・・・を主板14に対して、その内側角θaが90°よりも小さくなるように傾けて設置し、それにより側板15に対する接続側端部を、例えば図18に示すように、側板15との内側角θbが略90°か又は90°に近くなるように大きくした上で接続することによって、側板15内側の気流ガイド面と羽根16,16・・・の圧力面との間の間隔を十分に大きくし、それによって同様の死水域低減空間を形成している。
すなわち、このような構成にすると、側板15の断面円弧形状の気流ガイド面と羽根16,16・・・の圧力面との間に十分に間隔の広い(断面積の広い)空気通路が確保されることから、羽根16,16・・・の正圧面側、負圧面側の両面共にスムーズな空気の流れが形成されるようになり、可及的に良好な羽根性能(送風性能)を発揮させることができるようになる。
しかも、複雑な羽根16,16・・・の曲成加工も不要であるので、低コストに実現することができる。
参考例4
図19は、前述のような天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の参考例4に係る遠心ファンの要部の構造を示している。
この参考例では、上述した最良の実施の形態1の構成のように、主板14面から垂直に起立した遠心ファンの羽根16,16・・・の途中を一旦所定の角度で反回転側方向に曲成させることによって、その側板15側端部を側板15側に傾倒させ、側板15の内側気流ガイド面と羽根16,16・・・との間に十分な広さの空気通路を確保した上で側板15内側の円弧面に接続一体化するのではなく、羽根16,16・・・自体は従来と全く同様に主板14側から垂直な状態でストレートに延びる形で側板15内側の円弧面に接続されているが、側板15の同羽根16,16・・・との接続部の半径方向内側に、例えば図19に示すような所定の幅で外側(ベルマウス側)に広がる湾曲部15cを形成することによって、側板15の内側に通路面積を拡大する湾曲面Yを形成し、それによって側板15内側の気流ガイド面と羽根16,16・・・の圧力面との間の間隔を大きくし、同様の死水域低減空間を形成している。
すなわちこのような構成にすると、側板15内側の断面円弧形状の気流ガイド面と羽根16,16・・・の圧力面との間に十分に広い間隔(広い断面積)の空気通路が確保されることから、羽根16,16・・・の正圧面側、負圧面側の両面共にスムーズな空気の流れが形成されるようになり、可及的に良好な羽根性能(送風性能)を発揮させることができるようになる。
(最良の実施の形態
図20〜図27は、同じく前述のような天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態に係る遠心ファンの全体および要部の構造を示している。
この実施の形態では、上述した最良の実施の形態1の構成の遠心ファンの羽根16,16・・・において、各羽根16,16・・・の外周側にあたる後縁部16b,16b・・・の側板15側取り付け位置を、主板14側の取り付け位置よりも反回転方向側に所定寸法オフセットするとともに、後縁部16b,16b・・・の全体を主板14側から側板15側へ近づくに従って反回転方向へ徐々に変位するようにしたことを特徴とするものである。
すなわち、この実施の形態の場合、各羽根16,16・・・の基本的な形状は、上述した実施の形態1のものと同様に湾曲部Rを有して同様の死水域低減作用を果たすように構成されているが、例えば図21〜図25に示すように、各羽根16,16・・・の羽根車外周側にあたる後縁部16b,16b・・・の側板15側取り付け位置を、主板14側の取り付け位置よりも反回転方向側に所定寸法Aだけオフセットして側板15の円弧面に取り付けている(特に図23〜図25を参照)。
このように、各羽根16,16・・・の外周側にあたる後縁部16b,16b・・・の側板側取り付け位置を、主板14側の取り付け位置よりも反回転方向側に所定寸法Aだけオフセットさせると、各羽根16,16・・・の出口部分における風速分布が均一になる。したがって、上記実施の形態1のように湾曲部Rによる死水域低減空間を設けて送風性能を向上させた上で、同後縁部16b,16b・・・をオフセットする構成を採用すると、送風音をより有効に低減することができる。
そして、この実施の形態では、そのように構成した場合において、例えば図26および図27に示すように、上記各羽根16,16・・・の後縁部16b,16b・・・全体が、同オフセットに伴ない、主板14側から側板15側へ近づくに従って反回転方向へ徐々に変位するように構成されている。
図27は、図26に示す後縁部16bのスパン寸法Hの羽根16を主板14側から側板15側方向にかけて、0.25H幅毎に5段階にスライスしたスライス断面の形状変化を示している。この図27を見ると、同構成における後縁部16b全体の反回転方向への連続したオフセット変位が明らかである。
このように、各羽根16,16・・・の外周側にあたる後縁部16b,16b・・・の側板15側取り付け位置を、主板14側の取り付け位置よりも反回転方向側に所定寸法オフセットするとともに、後縁部16b,16b・・・の全体を主板14側から側板15側へ近づくに従って反回転方向へ徐々に変位するようにすると、各羽根16,16・・・の出口部における風速分布がより一層均一になり、さらに有効に送風音を低減することができる。
(最良の実施の形態
図28は、同じく前述のような天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態に係る遠心ファンの要部の構造を示している。
この実施の形態では、例えば図28に示すように、上述した最良の実施の形態1の構成の遠心ファンの羽根16,16・・・において、さらに各羽根16,16・・・の前縁部16a,16a・・・の主板14側部分に、空気流上流側方向への突出長さが異なる第1,第2の階段部18a,18bを設けたことを特徴とするものである。
このような構成によれば、各羽根16,16・・・の前縁部16a,16a・・・に流入する空気流は、その不連続部分への衝突によってその流れが乱され、流入空気中の縦渦は、上記第1,第2の階段部18a,18bの段差面に案内されて羽根16,16・・・の外周面側又は内周面側の何れか一方側において集中的に生成され、かつ発達し、強力で大きなエネルギーをもつことから、該縦渦によって羽根16,16・・・の外周面又は内周面での剥離が効果的に抑制されるようになる。
その結果、送風騒音が確実に低減される。
(最良の実施の形態
図29は、同じく前述のような天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態に係る遠心ファンの要部の構造を示している。
この実施の形態では、例えば図29に示すように、上述した最良の実施の形態1の構成の遠心ファンの羽根16,16・・・において、各羽根16,16・・・の後縁部16b,16b・・・を、のこぎり歯状部19に形成したことを特徴とするものである。
このように、各羽根16,16・・・の後縁部16b,16b・・・をのこぎり歯状部19に形成すると、各羽根16,16・・・の後縁部16b,16b・・・で翼両面からの流れを細分化することができ、それらが合流する際の乱れの生成を低減することができ、さらに羽根後縁部16b,16b・・・部分で生じる送風音を可及的有効に低減することができる。
この場合、上記ののこぎり歯状部19の形状には、周知の各種セレーション形状の採用が可能である。
(最良の実施の形態
図30は、同じく前述のような天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態に係る遠心ファンの要部の構造を示している。
この実施の形態では、例えば図30に示すように、上述した最良の実施の形態1の構成の遠心ファンの羽根16,16・・・において、各羽根16,16・・・の前縁部16a,16a・・・の主板14側部分に、図28と同様の第1,第2の階段部18a,18bを設けるとともに、各羽根16,16・・・の後縁部16b,16b・・・を、図29と同様ののこぎり歯状部19に形成したことを特徴とするものである。
このような構成によれば、羽根16,16・・・の前縁部16a,16a・・・に流入する空気流は、その第1,第2の階段部18a,18bの不連続部分への衝突によってその流れが乱され、流入空気中の縦渦は、上記第1,第2の階段部18a,18bの段差面に案内されて羽根16,16・・・の外周面側又は内周面側の何れか一方側において集中的に生成され、かつ発達し、強力で大きなエネルギーをもつことから、該縦渦によって羽根16,16・・・の外周面又は内周面での剥離が効果的に抑制される。その結果、送風騒音が確実に低減される。
また、そのようにした上で、さらに各羽根16,16・・・の後縁部16b,16b・・・をのこぎり歯状部19に形成すると、各羽根16,16・・・の後縁部16b,16b・・・で翼両面からの流れが細分化されて合流する際の乱れの生成を可及的に低減することができ、さらに羽根後縁部16b,16b・・・部分での送風音を有効に低減することができる。
(その他の実施の形態)
以上の最良の実施の形態6〜9の構成は、上述した最良の実施の形態1の場合だけでなく、例えば上述した最良の実施の形態2〜の羽根16,16・・・の何れに適用しても良い。
天井埋込型空気調和機用室内機に適した本願発明の最良の実施の形態1に係る遠心ファンの構成を示す全体構造の斜視図である。 同遠心ファンの側板(シュラウド)側から見た要部の構成を示す平面図である。 同遠心ファンの側板(シュラウド)および主板間の羽根の構成を示す断面図である。 同遠心ファンの図2のA−A線位置(羽根前後方向の中間位置)での切断部における羽根湾曲部と側板との接続関係を示す断面図である。 同遠心ファンの図2のA−A線位置での切断部における羽根湾曲部の湾曲の仕方と主板側接続点との関係を示す断面図である。 天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態2に係る遠心ファンの構成を示す全体構造の斜視図である。 同遠心ファンの側板側から見た要部の構成を示す平面図である。 同遠心ファンの側板および主板間の羽根の構成を示す断面図である。 同遠心ファンの図7のB−B線位置(羽根前縁位置)での切断部における羽根湾曲部および主板と側板との接続関係を示す断面図である。 同遠心ファンの図7のB−B線位置(羽根前縁位置)での切断部における羽根湾曲部の湾曲の仕方と主板との接続関係およびその作用を示す要部の拡大断面図である。 同遠心ファンの羽根の湾曲方向(曲げ方向)を逆にした変形例の構造を示す断面図である。 天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態3に係る遠心ファンの構成を示す要部の構造の断面図である。 天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態4に係る遠心ファンの構成を示す要部の構造の断面図である。 天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態5に係る遠心ファンの構成を示す要部の構造の断面図である。 同遠心ファンの羽根の側面図(圧力面側)である。 天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の参考例1に係る遠心ファンの構成を示す要部の構造の断面図である。 天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の参考例2に係る遠心ファンの構成を示す要部の構造の断面図である。 天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の参考例3に係る遠心ファンの構成を示す要部の構造の断面図である。 天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の参考例4に係る遠心ファンの構成を示す要部の構造の断面図である。 天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態に係る遠心ファンの構成を示す全体構造の斜視図である。 同遠心ファンの側板(シュラウド)側から見た構成を示す平面図である。 同遠心ファンの図21の状態における羽根および側板部の構成を示す拡大平面図である。 同遠心ファンの羽根部の構成を示す側面図である。 同遠心ファンの羽根の図22、図23のC−C断面図である。 同遠心ファンの羽根の図22、図23のD−D断面図である。 同遠心ファンの側板および主板間の羽根部の構成を示す一部切欠側面図である。 同遠心ファンの図26の各切断位置での切断部における羽根部の形状を示す断面図である。 天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態に係る遠心ファンの羽根の構成を示す側面図である。 天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態に係る遠心ファンの羽根の構成を示す側面図である。 天井埋込型空気調和機用室内機の送風機に適した本願発明の最良の実施の形態に係る遠心ファンの羽根の構成を示す側面図である。 天井埋込型空気調和機に適用した従来の遠心ファンの構成を示す全体構造の断面図である。 同遠心ファンの斜視図である。 同遠心ファンの要部の拡大平面図である。 同遠心ファンの側板およびベルマウス間の羽根の構成を示す一部切欠断面図である。 同遠心ファンの側板および主板との間の問題点を示す要部の拡大断面図である。 同遠心ファンの羽根の主板側接続部付近の構成と作用を示す縦断面図である。 同遠心ファンの羽根の問題点を示す羽根の前方側から見た要部の拡大縦断面図である。 同遠心ファンの羽根の問題点を示す要部の拡大水平断面図である。
6はベルマウス、10は通風路、11は遠心ファン(ターボファン)、14は主板(ハブ)、15は側板(シュラウド)、15aは空気吸込側端部、16は動翼羽根、16aは羽根16の前縁部、16bは羽根16の後縁部、18a,18bは第1,第2の階段部、19はのこぎり歯状部、Rは湾曲部、Qは湾曲凸面部、Sは部分前進翼構造、Tは部分後退翼構造である。

Claims (12)

  1. モータ回転軸により回転駆動される円形の主板と、この主板の外周部に周方向に所定の間隔をおいて一端側を固定された複数枚の羽根と、これら複数枚の羽根の上記主板と反対側の端部に取り付けられた中央側空気吸込口から外周側遠心方向へ所定の曲率で傾斜する断面円弧形状の側板とを備えてなる遠心ファンであって、上記複数枚の羽根は、その一部が各々反回転側方向に曲成され、該曲成部を介して上記側板の円弧面に接続されることによって、上記複数枚の羽根と側板の間に死水域低減空間を形成していることを特徴とする遠心ファン。
  2. 複数枚の羽根は、モータ回転軸を通る切断平面内において、主板側から側板側に到る各羽根の中心線が、側板の円弧面に対して同円弧面の接線と略直交するように交差して接続されていることを特徴とする請求項1記載の遠心ファン。
  3. 各羽根の曲成部は、モータ回転軸を通る切断平面において、主板との接続点から同モータ回転軸の方向に平行に引いた直線位置よりも反回転側方向に凸となる曲線を描くように湾曲されていることを特徴とする請求項1又は2記載の遠心ファン。
  4. 曲成部は、当該羽根の主板と側板側間の中間部位置よりも側板側に寄った位置に形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の遠心ファン。
  5. 各羽根の外周側にあたる後縁部の側板側取り付け位置は、主板側の取り付け位置よりも反回転方向側にオフセットされていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の遠心ファン。
  6. 各羽根の後縁部は、主板側から側板側へ近づくに従って反回転方向へ徐々に変位するようになっていることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の遠心ファン。
  7. 各羽根の後縁部は、のこぎり歯状に形成されていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載の遠心ファン。
  8. 各羽根の前縁部の主板側は、階段状に形成されていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の遠心ファン。
  9. 各羽根は、主板側前縁近傍を回転方向へ湾曲させた馬蹄形渦抑制部を有することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の遠心ファン。
  10. 各羽根は、主板側前縁近傍を反回転方向へ湾曲させた馬蹄形渦抑制部を有することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の遠心ファン。
  11. 各羽根は、前縁の主板側が部分的に前進する前進翼構造よりなることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9又は10記載の遠心ファン。
  12. 各羽根は、前縁の主板側が部分的に後退する後退翼構造よりなることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9又は10記載の遠心ファン。
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