JP2013019335A - 冷却ファン - Google Patents

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幸雄 大沢
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Abstract

【課題】気流に起因する騒音の発生を抑制することができる冷却ファンを提供する。
【解決手段】複数のブレード13とを備えた冷却ファン1において、ブレード13の負圧面側20Bの回転方向後方側の縁部13bに、ブレード13の延出方向に略沿う突条21が設けられている。
【選択図】図4

Description

この発明は、自動車のラジエータ等に用いられる冷却ファンに関するものである。
この種の冷却ファンの多くは、エンジンや電動モータ等の回転駆動源に連結されるボス部に、径方向外側に突出する複数のブレードが設けられ、回転駆動源の動力によってブレードを旋回させて、冷却対象物にエアを送風する基本構造とされている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2008/072516号明細書
図9は、従来の冷却ファンが回転駆動したときのブレードに生じる気流の挙動を示す説明図である。
ところで、同図に示すように、従来の冷却ファン101の場合、各ブレード113が冷却ファン101の回転方向に対して傾斜しており、冷却ファン101の回転時には、各ブレード113の回転方向の前方に臨む側の面の近傍が正圧となり、後方に臨む側の面の近傍が負圧となる。ここで、各ブレード上のファンの回転時に近傍部が正圧になる側の面を正圧面120Aと呼び、逆に近傍部が負圧になる側の面を負圧面120Bと呼ぶものとすると、冷却ファン101の回転時には、各ブレード113の回転方向前方の縁部113aによって気流が正圧面120A側と負圧面120B側とに分流される。
分流された気流は、それぞれ正圧面120Aに沿って後方に流れると共に、負圧面120Bに沿って後方に流れる。その後、気流は、各ブレード113の回転方向後方の縁部113bにて再び合流する。このとき、正圧面120A側の気流(図9におけるK102参照)と、負圧面120B側の気流(図9におけるK101参照)とが急激に衝突し、これが騒音発生の原因となり易いという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、気流に起因する騒音の発生を抑制することができる冷却ファンを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、回転駆動源に連結されるボス部と、このボス部から径方向外側に延出して設けられる複数のブレードとを備えた冷却ファンにおいて、前記ブレードの負圧面側の回転方向後方側の縁部に、当該ブレードの延出方向に略沿う突条が設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、ボス部が回転することにより、ブレードの負圧面側に流れ込んだ気流がブレードの回転方向後方の縁部から剥離する際、突条を乗り越えるように流れる。つまり、ブレードの負圧面側に流れ込んだ気流の回転方向後方の縁部での流れが迂回させられ、ブレードの正圧面側に流れ込んだ気流との急激な衝突が回避される。このため、気流に起因する騒音の発生を抑制することができる。
請求項2に記載した発明は、前記突条は、前記ブレードの回転方向に沿う断面が略三角形状に形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、確実にブレードの負圧面側に流れ込んだ気流の回転方向後方の縁部での流れを迂回させることができる。
請求項3に記載した発明は、前記複数のブレードの径方向外側の端部領域を環状に連結し、回転中心が中心となるように配置された筒状のリング部材を備え、前記リング部材の径方向内側に、前記突条を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、ブレード強度の向上を図りつつ、ブレードの回転方向後方の縁部において、ブレードの負圧面側に流れ込んだ気流と、ブレードの正圧面側に流れ込んだ気流との急激な衝突を確実に回避することができる。
請求項4に記載した発明は、前記突条の高さをh、前記ブレードの回転方向後方側の縁部の肉厚をtとしたときに、h/tが0.8〜1.8の範囲になるように前記突条の高さhが設定されていることを特徴とする。
この場合、請求項5に記載した発明のように、前記ブレードの回転方向後方側の端部から前記突条の最大高さ位置までの距離をd、前記ブレードの前記突条を含む部位の翼弦長をLとしたときに、d/Lが0〜0.1の範囲となるように前記突条の位置が設定されていてもよい。
このように構成することで、効率よくスムーズにブレードの負圧面側に流れ込んだ気流の回転方向後方の縁部での流れを迂回させることができる。
請求項6に記載した発明は、前記複数のブレードの径方向外側の端部の近傍を環状に連結し、回転中心が中心となるように配置された筒状のリング部材を備え、前記リング部材の径方向内側に、前記突条を設けると共に、前記リング部材の半径をR、前記突条の前記リング部材からの径方向内側の延出長さをmとしたときに、m/Rが0.05〜0.4の範囲となるように前記突条の延出長さが設定されていることを特徴とする。
このように構成することで、ブレードの回転方向後方の縁部において、ブレードの負圧面側に流れ込んだ気流と、ブレードの正圧面側に流れ込んだ気流との急激な衝突を効果的に回避することができる。
本発明によれば、ボス部が回転することにより、ブレードの負圧面側に流れ込んだ気流がブレードの回転方向後方の縁部から剥離する際、突条を乗り越えるように流れる。つまり、ブレードの負圧面側に流れ込んだ気流の回転方向後方の縁部での流れが迂回させられ、ブレードの正圧面側に流れ込んだ気流との急激な衝突が回避される。このため、気流に起因する騒音の発生を抑制することができる。
本発明の実施形態における冷却ファンの正面図である。 本発明の実施形態におけるファン本体の斜視図である。 本発明の実施形態におけるブレードの正面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 本発明の実施形態における冷却ファンの突起を設定する箇所ごとの騒音を比較したグラフである。 本発明の実施形態における冷却ファンの突条の高さを変えて騒音低下量を調べた結果を示すグラフである。 本発明の実施形態における冷却ファンの突条の位置を変えて騒音低下量を調べた結果を示すグラフである。 本発明の実施形態における冷却ファンの突条の延出長さを変えて騒音低下量を調べた結果を示すグラフである。 従来の冷却ファンが回転駆動したときのブレードに生じる気流の挙動を示す説明図である。
(冷却ファン)
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この実施形態に係る冷却ファン1を正面から見た図であり、図2は、冷却ファン1のファン本体10を示す斜視図である。
この実施形態の冷却ファン1は、自動車のラジエータに用いられる軸流ファンであり、図示しないエンジンや電動モータ等の回転駆動源によって回転駆動されるファン本体10と、ファン本体10の外周側を覆ってラジエータに対するエアの導入効率を高めるためのシュラウド11とを備えている。
シュラウド11は、その前面のほぼ中央に、ファン本体10の軸方向に沿った奥行き深さを持つ円形の導風孔30が設けられ、その導風孔30の周壁面の内側にファン本体10が回転可能に配置されるようになっている。また、シュラウド11の前面の導風孔30を囲む領域は導風孔30に向かって窪むテーパ面とされている。
ファン本体10は、ポリプロピレン等の樹脂材にて一体成形された樹脂成形品であって、図示しない回転駆動源の出力軸に連結される有底円筒状のボス部12と、このボス部12の外周面から径方向外側に延出して設けられた複数(この実施形態の場合5枚)のブレード13と、複数のブレード13の径方向外側の端部領域を環状に連結する円筒状のリング部材14とを備えている(本実施形態の場合、リング部材14はブレード13の径方向外側の端部より径方向内側にオフセットした位置を環状に連結している)。
ここで、ファン本体10について、シュラウド11の外側に露出する側の面(図1において正面に見える側の面)を前面と呼び、その裏側の面を後面と呼ぶものとすると、各ブレード13は、図1に矢印Dで示すファン本体10の回転方向の前方側がファン本体10の前面側に開くように傾斜している。したがって、ブレード13の後面側は、ファン本体10の回転時にその近傍部が正圧になる正圧面20Aとされ、ブレード13の前面側は、ファン本体10の回転時にその近傍部が負圧となる負圧面20Bとされている。
また、各ブレード13は、付根部側では仰角が大きく、かつ、翼弦長が短く設定されており、延出端側に向かうにつれて仰角が次第に小さくなるとともに翼弦長が次第に長くなるように設定されている。そして、各ブレード13の延出端は、正面視でボス部12と同軸中心の円を描く円弧形状に形成され、シュラウド11の導風孔30の内周面に対してほぼ一定の微小隙間が維持されるようになっている。
さらに、この実施形態のブレード13は、正面視で延出端側が回転方向の前方に向かって湾曲する前進翼型とされているが、特に、回転方向の前方側の縁部は延出端に近づくにつれて前方側への膨出量が大きくなっている。
複数のブレード13を連結しているリング部材14は、その中心がファン本体10の回転中心と略一致するように形成されている。
そして、リング部材14のエア吸い込み側(図2における上側)の軸方向の端面は、各ブレード13の負圧面20Bのうちの、延出端近傍の回転方向前方側の縁部13aと同高さに形成されるとともに、回転方向に交互に複数のエア流入溝16が設けられている。また、リング部材14のエア吐き出し側(図2における下側)の軸方向の端面は、各ブレード13の負圧面20Bのうちの、延出端近傍の回転方向後方側の縁部13bと同高さに形成されるとともに、回転方向に交互に同様に複数の肉抜き溝17が形成されている。
図3は、一つのブレード13を拡大して示した正面図であり、図4は、そのブレード13を回転方向に沿って切ったときの断面図である。
図3、図4に示すように、各ブレード13の負圧面20Bには、リング部材14よりも径方向内側であって、且つ回転方向後方側の縁部13bに、その縁部13bの延出方向に沿うように突条21が一体的に設けられている。突条21は、リング部材14側の端部が、このリング部材14に接合するように配置されている。
また、突条21は、ブレード13の回転方向に沿う断面が略三角形状に形成され、その略三角形状の底辺部分がブレード13の負圧面20B側における回転方向後方側の縁部13bに接合されている。なお、突条21はブレード13の本体部と一体に形成するようにしても良い。
ここで、突条21の突出高さhと、ブレード13の回転方向前方側の端部から突条21の最大高さ位置までの距離dと、突条21の延出範囲(延出長さ)は、後述する実験結果に基づき以下のように設定されている。
(突条21の突出高さh)
突条21の突出高さをh、ブレード13の回転方向後方側の縁部13bの肉厚をtとしたときに、以下の条件(1)を満たすように設定されている。
0.8≦h/t≦1.8 …(1)
(突条21の最大高さ位置までの距離d)
ブレード13の回転方向後方側の縁部13bから突条21の最大高さ位置までの距離をd、ブレード13のリング部材14の近傍(突条21を含む部位)の翼弦長をLとしたときに、以下の条件(2)を満たすように設定されている。
0≦d/L≦0.1 …(2)
(突条21の延出範囲)
リング部材14の半径(図1参照)をR、突条21のリング部材14(リング部材14の厚みの中心)からの径方向内側の延出長さをmとしたときに、以下の条件(3)を満たすように設定されている。
0.05≦m/R≦0.4 …(3)
以上の構成において、この冷却ファン1のボス部12が回転駆動されると、エアがファン本体10の前方と外周側からブレード13間のスペースに吸い込まれ、そのエアがファン本体10の後方側に配置された図示しないラジエータに供給される。
このとき、図4に示すように、各ブレード13の後面側では、エアが正圧面20Aに押されて同正圧面20Aに沿って後方側に流れ、その後、各ブレード13の回転方向後方側の縁部13bからエアが剥離する(図4における気流K2参照)。
一方、各ブレード13の前面側では、エアがブレード13の回転方向前方側の縁部13aに当たって負圧面20B側に流れ込むと、同負圧面20Bに沿ってエアが後方側に流れる。
ここで、各ブレード13の負圧面20B側に沿って後方側に流れた気流は、ブレード13の回転方向後方側の縁部13bに形成されている突条21の頂部を乗り越えるように流れる。つまり、負圧面20B側に沿って流れる気流は、ブレード13の回転方向後方側の縁部13bによって迂回させられる。このため、各ブレード13の負圧面20B側において、回転方向後方側の縁部13bから剥離した気流K1は、正圧面20A側の縁部13bから剥離した気流K2から僅かに離反する方向に向かって流れる。
したがって、上述の実施形態によれば、冷却ファン1の回転時に、各ブレード13の回転方向前方の縁部13aによって正圧面20A側と負圧面20B側とに分流された気流のうち、負圧面20B側に流れ込んだ気流の回転方向後方の縁部13bでの流れが迂回させられ、正圧面20A側に流れ込んだ気流との急激な衝突が回避される。このため、気流に起因する騒音の発生を抑制することができる。
また、各ブレード13の負圧面20Bにおけるリング部材14よりも径方向内側に突条21を設けているので、確実に気流に起因する騒音の発生を抑制できる。
より具体的に、図5に基づいて説明する。
図5は、縦軸を騒音(dBA)とし、横軸を各ブレード13に突条21を設けない場合、各ブレード13の負圧面20Bにおけるリング部材14よりも径方向内側に突条21を設けた場合、各ブレード13の正圧面20Aにおけるリング部材14よりも径方向内側に突条21を設けた場合とし、これら3つの場合の騒音を比較したグラフである。
同図に示すように、各ブレード13の負圧面20Bにおけるリング部材14よりも径方向内側に突条21を設けた場合、各ブレード13に突条21を設けない場合(図5におけるラインS1参照)と比較して、騒音が低減されているのが確認できる(図5における二点鎖線部参照)。
これに対し、各ブレード13の正圧面20Aにおけるリング部材14よりも径方向内側に突条21を設けた場合、各ブレード13に突条21を設けない場合よりも騒音が大きくなってしまうことが確認できる。
ここで、各ブレード13に設ける突条21の断面形状は必ずしも三角形状である必要はないが、この実施形態のように突条21の断面形状を三角形状とした場合には、ブレード13の負圧面20Bに流れ込んだ気流を傾斜面によってスムーズに変えることができるとともに、ブレード13部分での回転抵抗の増大や風量の低下を抑制するうえで有利となる。
図6は、縦軸を、騒音(dBA)とし、横軸を、突条21の高さhを回転方向後方側の縁部13bの肉厚tで除算した値(h/t)とした場合における突条21の高さhを変化させたときの騒音の低下量を調べた実験結果を示すグラフである。
ここで、図6中のラインS2は、ブレード13に突条21を設けない場合の騒音の値を示している。
同図のグラフから明らかなように、突条21の高さhが上記の式(1)の条件を満たす範囲であるときに、騒音が低下して充分な騒音低減効果が得られるようになることが確認できる。また、h/tの値が0.8よりも小さくなると、殆ど騒音低減効果が得られないことが確認できる。さらに、h/tの値が1.8よりも大きくなるとそれ以上は殆ど騒音低減効果に変化が現れなくなることが確認できる。
図7は、縦軸を、騒音(dBA)とし、横軸を、ブレード13の回転方向後方側の縁部13bから突条21の最大高さ位置までの距離dをブレード13のリング部材14の近傍の翼弦長Lで除算した値(d/L)とした場合における距離dを変化させたときの騒音の低下量を調べた実験結果を示すグラフである。
ここで、図7中のラインS3は、ブレード13に突条21を設けない場合の騒音の値を示している。
同図のグラフから明らかなように、突条21の位置が上記の式(2)の条件を満たす範囲であるときに、騒音が低下して充分な騒音低減効果が得られるようになる。また、d/Lの値が0.1よりも大きくなると殆ど騒音低減効果が得られないことが確認できる。
図8は、縦軸を、騒音(dBA)とし、横軸を、突条21のリング部材14(リング部材14の厚みの中心)からの径方向内側の延出長さmをリング部材14の半径Rで除算した値(m/R)とした場合における突条21の延出長さmを変化させたときの騒音の低下量を調べた実験結果を示すグラフである。
ここで、図8中のラインS4は、ブレード13に突条21を設けない場合の騒音の値を示している。
同図のグラフから明らかなように、突条21の延出長さが上記の式(3)の条件を満たす範囲であるときに、騒音が低下して充分な騒音低減効果が得られるようになる。
また、m/Rの値が0.05よりも小さくなると、殆ど騒音低減効果が得られないことが確認できる。さらに、m/Rの値が0.4よりも大きくなるとそれ以上は殆ど騒音低減効果に変化が現れなくなることが確認できる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
例えば、上記の実施形態は、冷却ファンをラジエータの冷却に用いているが、本発明に係る冷却ファンは、ラジエータ冷却用に限定されるものではなく、その他の機器を冷却するものであっても良い。
1 冷却ファン
12 ボス部
13 ブレード
13a,13b 縁部
14 リング部材
20A 正圧面
20B 負圧面
21 突条

Claims (6)

  1. 回転駆動源に連結されるボス部と、
    このボス部から径方向外側に延出して設けられる複数のブレードとを備えた冷却ファンにおいて、
    前記ブレードの負圧面側の回転方向後方側の縁部に、当該ブレードの延出方向に略沿う突条が設けられていることを特徴とする冷却ファン。
  2. 前記突条は、前記ブレードの回転方向に沿う断面が略三角形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却ファン。
  3. 前記複数のブレードの径方向外側の端部領域を環状に連結し、回転中心が中心となるように配置された筒状のリング部材を備え、
    前記リング部材の径方向内側に、前記突条を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷却ファン。
  4. 前記突条の高さをh、前記ブレードの回転方向後方側の縁部の肉厚をtとしたときに、h/tが0.8〜1.8の範囲になるように前記突条の高さhが設定されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の冷却ファン。
  5. 前記ブレードの回転方向後方側の端部から前記突条の最大高さ位置までの距離をd、前記ブレードの前記突条を含む部位の翼弦長をLとしたときに、d/Lが0〜0.1の範囲となるように前記突条の位置が設定されていることを特徴とする請求項2〜請求項4の何れか1項に記載の冷却ファン。
  6. 前記複数のブレードの径方向外側の端部の近傍を環状に連結し、回転中心が中心となるように配置された筒状のリング部材を備え、
    前記リング部材の径方向内側に、前記突条を設けると共に、
    前記リング部材の半径をR、前記突条の前記リング部材からの径方向内側の延出長さをmとしたときに、m/Rが0.05〜0.4の範囲となるように前記突条の延出長さが設定されていることを特徴とする請求項2、請求項4、及び請求項5の何れか1項に記載の冷却ファン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015030048A1 (ja) 2013-09-02 2015-03-05 三菱電機株式会社 プロペラファン、送風装置及び室外機
WO2023242950A1 (ja) * 2022-06-14 2023-12-21 三菱電機株式会社 プロペラファンおよび軸流送風機

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