WO2012005268A1 - シールドコネクタ - Google Patents

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    • H01R13/6591Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
    • H01R13/6592Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable

Abstract

外部被覆におけるシールドスリーブ自体のずれを規制し、またシールドスリーブ上のシールド部材が絶縁被覆としての外部被覆に干渉しないようにしてこの外部被覆の損傷を回避可能にする。本発明のシールドコネクタは、シールドスリーブ(3)と、中空筒状のハウジング(1)と、シールドターミナル(2)と、を備え、シールドスリーブ(3)は、シールド部材(25)の端部またはシールドターミナル(2)の端部が外部被覆(22)に接触しないための、外径方向に立ち上がる起立片(3c)を有する。

Description

シールドコネクタ
 本発明は、シールド電線を被取り付け体に接続するためのシールドコネクタに関する。
 例えば車両に搭載されたワイヤーハーネスに用いられる電線には、電磁波等の外来ノイズによる影響を防止しかつ電線から電磁波等の輻射ノイズが外部に漏洩するのを防止するシールド電線が用いられる。このシールド電線によれば、編組等のシールド部材により芯線がシールドされ、当該シールド部材が、車両における共通接地部に電気的に接続され、あるいは共通接地部そのものである被取り付け体にアース接続される。
 また、このシールド電線のアース接続方法の一例として、次のものが一般的に知られている。すなわち、シールド電線の外部被覆を剥離してシールド部材としての編組を露出させ、該編組を撚り合わせて1本に纏め、その一端にアース接続端子を加締め加工して固定し、更に必要に応じて編組の露出部に熱収縮チューブや絶縁テープ等を被せて絶縁処理を施した後、アース接続端子を被取り付け体に電気的に接続するよう固定するアース接続方法である。しかし、このようなアース接続方法では、アース接続に多くの複雑な工数を要し、作業性が悪い。
 一方、シールド電線を接続するために使用されるシールド電線コネクタが、例えば特許文献1に記載されている。このシールド電線コネクタ30は、図5に示すように、ハウジング34内に取り付けられ、シールド電線31の接続部をシールドするシールドパイプ32と、シールド電線31のシールド層33とシールドパイプ32とを電気的に接続するシールド接続部品35とを備える。このシールド電線コネクタ30において、前記シールド接続部品35は、互いに結合してシールド電線の絶縁層36上に露出するシールド層33を締め付けるように形成された二つの半割り部品37からなる。そして、前記二つの半割り部品37はそれぞれ、金属部品38と樹脂部品39とを一体化したものからなる。
 前記金属部品38は、シールド電線31のシールド層33とシールドパイプ32との間の環状空隙を略半周分だけ塞ぐ半環状壁部37aの内周部に、前記シールド層33またはその外周に巻かれた金属テープ40に押し付けられる内周側接触片41を一体に有している。そして、金属部品38は、前記半環状壁部37aの外周部に、前記シールドパイプ32の内周面に接触する外周側接触片42を一体に有するものである。前記樹脂部品39は、二つの半割り部品37を結合させるための結合部を有する。樹脂部品39は、さらに前記金属部品38の内周側接触片41を介してシールド電線31のシールド層33を締め付ける部分Pと、シールド電線31のシース43の外周面に突縁44を食い込ませて、当該シース43を直接締め付ける部分Qと、備えて構成される。
 シールド電線31のシース43の先端部にはシールド層33が露出され、このシールド層33の先端部には中心導体45を中心に持つ絶縁層36が露出されて、中心導体45の端部には雌端子47が接続されている。このシールド電線コネクタ30では、二つの半割り部品37を、シールド層33およびシース43を挟み付けるように結合すると、金属部品38の内周側接触片41がシールド層33上の金属テープ40に強く押し付けられる。
 また、樹脂部品39後端の突縁44がシース43の表面から内部に食い込み、シールド接続部品35とシールド電線31との一体性が確保される。またシールドパイプ32は、金属部品38の外周側接触片42が縮径方向に弾性変形して、その弾性反発力でシールドパイプ32の内周面に接触する。これによりシールド層33とシールドパイプ32が電気的に接続された状態となる。つまり、シールド層33はシールドパイプ32を介して図示しない相手側コネクタのシールド端子および自動車のボディあるいは共通接地部などの被取り付け体に電気的に接続される。
 しかしながら、かかるシールド電線コネクタにあっては、シールド電線31のシールド層33をシールドパイプ32に対し電気的に接続するために、これらの間に半割の金属部品38および樹脂部品39を介在し、この介在を確実にするために圧着部品としての金属部品38の内周側接触片41および樹脂部品39の突縁44によってシールド層33およびシース43をそれぞれ強く圧着する必要がある。この場合に、この内周側接触片41および突縁44による圧着力が強すぎると、その内周側接触片41と半環状壁部37aとが連続する角部(エッジ部)がシールド層33を介して内部被覆としての絶縁層36内に食い込む。その結果、シールド層33の一部(尖端部)が絶縁層36に突き刺さるなどしてこれを損傷し、芯線との短絡事故などの不具合の発生が考えられる。また、前記突縁44のシース43に対する食い込みによって、このシース43を損傷するという不具合があった。
 一方、このような絶縁層36やシース43の前記圧着力による損傷を回避するために、シールドスリーブをシールド電線の外部被覆(シース)と、この外部被覆の切断端部の外周面に折り返される編組との間に介在するものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。図6は、かかる構造を持つアース接続具を示す縦断面図である。
 このアース接続具61は、芯線62と該芯線62を包囲するように当該芯線62の長手方向に沿って延長する編組(シールド部材)63とを備えたシールド電線64の編組63を被取付体に電気的に接続(即ち、アース接続)するためのものである。具体的に、アース接続具61は、シールド電線64にその編組63と電気的に接続するように装着される導電性のシールド端子65と、このシールド端子65が接触して電気的に接続する被取付体に電気的に接続するよう固定される導電性のグランド部材66と、を具備している。
 グランド部材66は、例えば厚さ2mmの板状導電部材を略L字形に曲げて形成されており、シールド端子65と電気的に接続する貫通孔66d(例えば直径14mm)が形成されている。貫通孔66dは、シールド端子65の一部を構成するシールドコンタクト67の小径部66bの外径と同一の直径(例えば直径14mm)を有する単なる円孔でもよいが、シールド電線64の芯線62の端部(図中、右端部)に圧着端子(接続端子)が予め圧着により取り付けられている状態でも該圧着端子付のシールド電線64を貫通孔66dに容易に挿通可能にする凹溝(図示しない)を含む形を有していてもよい。
 そして、圧着端子付のシールド電線64をグランド部材66の貫通孔66dに挿通してシールド端子65をグランド部材66の接触部に接続することができる。グランド部材66のうちL字状に折り曲げられた部分は、被取付体に電気的に接続するように固定される接続部である。この被取付体は、例えば車両における共通接地部に電気的に接続する部材あるいは共通接地部そのものである。
 シールド端子65は、シールドコンタクト67とシールドスリーブ68とから構成されている。シールドコンタクト67は、中空円環状(パイプ状)形を有する導電部材であり、中空円環状形の大径部67aと中空円環状形の小径部66bとが連続して形成されている。大径部67aの開放端は半径方向外方にカール加工されて拡径され、また小径部66bの開放端はテーパ状に加工されて縮径されている。シールドスリーブ68は、中空円環状(パイプ状)形を有する導電部材である。なお、アース接続具61が取り付けられるシールド電線64は、芯線62が、絶縁材である内部被覆69によって被覆され、内部被覆69が、網状の導電体(即ち、シールド部材)である編組63によって覆われ、そして編組63が、絶縁材である外部被覆70によって被覆されている。
 このアース接続具では、予め各シールド電線64の一端部において、外部被覆70の一端部を所定の長さ剥離して編組63の一端部を露出させた後、シールド電線64をシールドスリーブ68に挿通して、露出された編組63の一端部近傍の外部被覆70の一端部周りにシールドスリーブ68を配置し、露出された編組63の一端部を断面略U字形に折り返してシールドスリーブ68の外周面上に被せる、といった加工が施される。そして、折り返された編組63の一端部に更にシールドコンタクト67の大径部67aを外嵌させて、大径部67aをシールドスリーブ68およびシールド電線64と共に加締めて縮径し、シールドコンタクト67、シールドスリーブ68および編組63を確実に導通状態にしている。
日本国特許第3977094号明細書 日本国特開2005-285748号公報
 上述した従来のシールド電線コネクタ30は、解決すべき以下の課題を有している。
 すなわち、シールドスリーブ68は外部被覆70の切断端からC字状に折り返された編組63との間に挟まれるようにしてシールドコンタクト67の加締めがなされているものの、その形状は前述のように中空円環状をなす。従って加締め状態にあっても、シールドスリーブ68は、シールド電線64の配索作業中などに外力あるいは振動を受けて外部被覆70上を移動する場合があり、この移動によって折り返した編組63が外部被覆70の表面に干渉し、その編組63の尖端部がその外部被覆70の表面に損傷を与えるという不都合があった。
 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、シールド部材とともにシールドスリーブを介してシールド電線の内部被覆上にシールドターミナルを加締めた場合に、外部被覆におけるシールドスリーブ自体のずれを規制し、またシールドスリーブ上のシールド部材が絶縁被覆としての外部被覆に干渉しないようにしてこの外部被覆の損傷を確実に回避することができるシールドコネクタを得ることにある。
 前述した目的を達成するために、本発明に係るシールドコネクタは、下記(1)を特徴としている。
(1) 芯線と該芯線を包囲するように当該芯線の長手方向に沿って延びるシールド部材とを備えたシールド電線の前記シールド部材を導電性の被取り付け体にアース接続するためのシールドコネクタであって、
 前記シールド電線の外部被覆が除去されて内部被覆上に露出した前記シールド部材の所定長を折り返して形成された前記シールド部材の一部分と、該一部分に対応する外部被覆との間に介在される中空円筒状のシールドスリーブと、
 中空筒状のハウジングと、
 前記ハウジングに装着されて該ハウジングとともに前記被取り付け体に取り付けられる、前記ハウジングの筒孔内に延設されて該筒孔内に挿通された前記シールド電線におけるシールド部材の前記シールドスリーブに対する部分を覆うように加締める圧着部を有するシールドターミナルと、
 を備え、
 前記シールドスリーブは、前記シールド部材の端部または前記シールドターミナルの端部を前記外部被覆に接触させないための、外径方向に立ち上がる起立片を有すること。
 上記(1)の構成によれば、シールド電線の外部被覆とシールド部材(編組)をカッタ等で切断して内部被覆を露出させ、その内部被覆上に露出したシールド部材の一部をその切断部付近の外部被覆の周囲に嵌合したシールドスリーブ上に被せ、さらにその上にシールドターミナルの圧着部を重ねた場合に、このシールドスリーブを覆うシールド部材およびシールドターミナルの端部を、外部被覆に対して緩やかに立ち上がるシールドスリーブの起立片の内側に保持させる。これにより、シールドターミナルの圧着部に圧着力が加えられた場合に、シールドスリーブの全体が外部被覆表面全体に圧接され、その外部被覆表面の一部に圧着力が集中的に作用するのを回避できる。一方、前記起立片は、シールド電線が配索作業時に外力を受けたりあるいは振動を受けたりしても、前記切断によってできたシールド部材の尖端部の移動(ずれ)を規制するため、その尖端部が外部被覆に突き刺さるなどして、この外部被覆の表面に損傷を与えることを回避できる。
 本発明によれば、シールドターミナルの圧着部をシ-ルド部材に圧着するに際し、このシールド部材を、シールドスリーブを介してシールド電線の内部被覆上に位置させることによって、シールドターミナルやシールド部材が外部被覆に直接干渉しないようにするとともに、シールドスリーブの端部およびシールド部材の尖端部のずれを規制することにより、これらの端部や尖端部がシールドスリーブ上から食み出して外部被覆に損傷を与えないようにすることができる。
 以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態にかかるシールドコネクタを示す縦断斜視図である。 図2は、図1に示すシールドコネクタの縦断面図である。 図3は、図1に示したシールドスリーブの斜視図である。 図4は、図1に示したシールドスリーブの縦断面図である。 図5は、従来のシールド電線コネクタを示す縦断面図である。 図6は、従来のアース接続具を示す縦断面図である。
 以下、本発明の一実施の形態にかかるシールドコネクタを、図1~図4を参照して説明する。
 図1および図2に示す本実施形態のシールドコネクタは、ハウジング1と、シールドターミナル2と、シールドスリーブ3とを備えて構成される。これらのうちハウジング1は合成樹脂等の絶縁部材によって中空円筒状に成形される。このハウジング1は外周に突縁4を一体に備え、この突縁4はハウジング1の強度を高めている。また、この突縁4は一部に山形となる取り付け片5を有し、この取り付け片5の略中央部にボルトなどの締付具を挿通可能にする取り付け孔6が設けられている。この取り付け孔6はハウジング1を後述のように、シールドターミナル2とともに自動車のボディにボルトやネジを用いて取り付けるために設けられている。
 また、ハウジング1は取り付け片5の片側(図上、左側)の細径部1a外周に防水パッキンの設置部7を有し、この設置部7に略矩形断面で全体として環状をなす防水パッキン8が嵌挿されている。ハウジング1は取り付け片5の他側の細径部1b外周に螺条9を有し、この螺条9にハウジング1の筒孔10端を塞ぐ環状の塞板11が螺合されている。この環状の塞板11の中心部には後述のシールド電線21を挿通する挿通孔12が貫通形成されている。
 ハウジング1は筒孔10内周に環状突起13を一体に有し、この環状突起13の片側(図上、右側)は環状の防水パッキンを設置するための収納部14となっている。防水パッキン15がこの収納部14に圧縮された状態で嵌挿されている。防水パッキン8、15はゴムや合成樹脂などの緩衝材を用いてそれぞれ適切な形状、サイズに形成され、ハウジング1の筒孔10内を略水密状態に保持する。
 シールドターミナル2は、導電性の金属板をプレス加工によって成形したものからなる。このシールドターミナル2は取り付け片5の前記一側(図上、左側)に延びるハウジング1の細径部1aおよび防水パッキン8を同時に覆うように曲折されたリング状凸部2aと、このリング状凸部2aの外周側に連続し、取り付け片5の一側に後述のように当接される山形の取り付け片2bと、そのリング状凸部2aの内周縁にハウジング1の中心線に対し平行に連続する筒状部2cと、この筒状部2cに段部2dを介してハウジング1の中心線に平行に連続し、筒状部2cに対して小径となる筒状の圧着部2eとを有する。筒状の圧着部2eの端部は開放されており、シールドターミナル2が図1および図2に示すように、ハウジング1に組み付けられる際に、圧着部2eの端部は環状突起13付近に位置する。
 また、シールドターミナル2の取り付け片2bは、側方から見た形状がハウジング1の取り付け片5と略同一である。この取り付け片5に設けられた取り付け孔6と同一形状、同一サイズの取り付け孔16がこの取り付け片2bに設けられる。各取り付け孔6、16は、図示のように、連通可能となっている。これらの取り付け孔6、16は金属製(導電性)のボルトやネジを通すことによってシールドターミナル2を自動車のボディに電気的、機械的に取り付け可能になっている。また、シールドターミナル2の筒状部2cには内径方向に所定高さの補強リブ17が絞り加工によって形成され、この筒状部2cの潰れなどに対する機械的強度が高められている。
 シールドスリーブ3は導電性の金属筒体からなり、プレス加工によって図3および図4に示すように形成されている。図1および図2にも示すように、シールドスリーブ3の内径は、シールド電線の外部被覆(シース)22の外径に略等しく、従って、ハウジング1の筒孔10内に挿通されたシールド電線21の外径寸法、つまり外部被覆22の外周に密接するサイズとなっている。シールドスリーブ3は、全長に亘って同径となる筒部3aと、この筒部3aの一端に、このシールドスリーブ3の中心線に向かって略直角に屈曲する縮径片3bと、この筒部3aの他端に、このシールドスリーブ3の外(外径)方向に向かって略直角に起立する起立片3cとを備えている。
 ここで、各縮径片3bおよび起立片3cが筒部3aに対して連続する角部で外面が滑らかな円弧面R、Sとなっている。なお、起立片3cの起立高さは、後述するように筒部3aの外周に重畳されるシールド部材(編組)25と、シールドターミナル2の圧着部2eの厚みを合わせた高さとされる。そして、これらのシールド部材25および圧着部2eが起立片3cを超えて外部被覆22上に延出しない長さ、サイズとされる。
 図2において、シールド電線21は、芯線23を絶縁材である内部被覆24によって被覆し、この内部被覆24を網状の導電材(編組)であるシールド部材25によって被覆し、このシールド部材25を絶縁材である外部被覆(シース)22によって被覆した構成となっている。そして、本実施形態では、シールド電線21は自動車のボディに取り付けられるシールドコネクタのハウジング1付近で、外部被覆22の一部をカッタ等で切断することで、シールド部材25を露出させ、さらにこのシールド部材25が所定長となるようにカッタ等で切断する。これにより、内部被覆24が露出する。
 また、外部被覆22の切断端にシールドスリーブ3の縮径片3bを係止するように、シールドスリーブ3の筒部3aが外部被覆22の外周に挿通される。一方、その外部被覆22を覆うシールドスリーブ3の筒部3a上には、カッタによって所定長に切断されて残った所定長のシールド部材25が縮径片3bを外から覆うように折り返され、この折り返されたシールド部材25の先端部が起立片3cの内側(図中、左側)に位置するようにされている。
 前記筒部3a上に折り返されたシールド部材25はシールドターミナル2の圧着部2e内に挿入されて、この圧着部2eにこれの外周から圧着力を加えることで、圧着部2eは、シールド部材25およびシールドスリーブ3を介して外部被覆22、シールド部材25、内部被覆24および芯線23を含むシールド電線21をハウジング1の筒孔10内に一体に保持している。
 この場合において、シールドスリーブ3はシールドターミナル2の圧着部2eから大きな圧着力を受けてその端部付近が、縮径片3bの先端とシールド部材25との接触点を中心に回動し、外部被覆22の表面から内部に食い込むように回動または傾斜する。しかし、この回動時や傾斜時においてはシールドスリーブ3の円弧面Sが外部被覆22上に緩やかに接するため、この円弧面Sでの外部被覆22の損傷を回避することができる。
 また、シールドスリーブ3上のシールド部材25およびシールドターミナル2の圧着部2eの各端部は、予め起立片3cの外へ突出しない長さに設計され、これらの圧着部2eの先端部およびシールド部材25の尖端部が外部被覆22に突き当てられたり、外部被覆22を突き刺したりすることを回避できる。
 次に、かかる構成のシールドコネクタの組付け手順を説明する。
 先ず、自動車のボディ付近に配索されるシールド電線21に、順に塞板11の挿通孔12、防水パッキン15、シールドスリーブ3、ハウジング1の筒孔10、防水パッキン8、シールドターミナル2の圧着部2e、および筒状部2cの各部品を通す。次に、これらの各部品を挿通しているシールド電線21の外部被覆22をカッタ等を用いて切断し、その切断部より図上左方にある部分を除去する。さらに、この切断にて露出されたシールド部材(編組)25を所定位置で切断して、この切断部より図上左側に有る部分を除去し、内部被覆24を露出させる。このため、内部被覆24上にはシールド部材25が所定長に亘って露出した状態となる。
 次に、外部被覆22の切断端から内部被覆24上に露出するシールド部材25より僅かに長めのシールドスリーブ3を、その外部被覆22の切断端を含む所定長内の外周面に嵌挿する。この嵌挿は、縮径片3bが外部被覆22の切断端に当接または係止するように行われる。そしてシールド部材25を外部被覆22の切断端付近を中心にしてシールドスリーブ3上に折り重ねる。
 他方、シールドターミナル2とハウジング1を一体に組みつけておく。この場合に、シールドターミナル2の筒状部2cと圧着部2eはハウジング1の筒孔10内に臨む。取り付け孔6、16の合致操作に前後して、細径部1a外周の設置部7にリング状の防水パッキン8を装着する。そして、このようにシールドターミナル2とハウジング1とを重ね合わせたものを、前記露出状態にあるシールド部材25側へ移動操作する。この移動操作によって、後述のようにシールドスリーブ3に折り重ねられたシールド部材25の外周を包むように、シールドターミナル2の圧着部2eがシールド部材25の周りに嵌り込んでいき、この圧着部2eがシールド部材25を介してシールドスリーブ3および外部被覆22の前記切断部付近の所定点を圧着保持する。このとき、シールド部材25および圧着部2eの先端部がシールドスリーブ3の起立片3cによって、これを乗り越えて外側へ移動しないように規制される。
 続いて、前記ハウジング1の前記ボディ側の収納部14に防水パッキン15を圧縮状態にして嵌挿し、塞板11を細径部1b周りの螺条にねじ込んで固定する。これにより、防水パッキン8、15はシールドスリーブ3上のシールド部材25および圧着部2eを筒孔10内に略水密状態にて保持する。
 そして、前記取り付け孔6、16にボルトやネジなどの締結部材を通して、ハウジング1とともに、シールドターミナル2を自動車のボディや電気装置の共通接地部などにねじ込んで固定する。これにより、内部被覆24を介して芯線23を電磁遮蔽するシールド部材25がシールドターミナル2を介して前記ボディに接地され、シールド線の磁気遮蔽効果を高めることができる。
 以上のように、本実施形態のシールドコネクタによれば、シールド電線21の外部被覆22とシールド部材(編組)25をカッタ等で切断して内部被覆24を露出させ、そのシールド部材25をその切断部付近に嵌合したシールドスリーブ3上にシールドターミナル2の圧着部2eとともに重ねた場合に、このシールドスリーブ3を覆うシールド部材25およびシールドターミナル2の圧着部2eは、外部被覆22に対して緩やかに立ち上がる起立片3cの内側に保持される。このため、シールドターミナル2の圧着部2eに圧着力が加えられた場合に、シールドスリーブ3の角部が外部被覆22表面に突き当たることを回避できるとともに、シールド部材25のうち切断によってできた尖端部が外部被覆22に直接突き刺さるなどして損傷を与えることを回避できるものとなる。
 本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
 本出願は、2010年7月5日出願の日本特許出願(特願2010-153086)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
 本発明のシールドコネクタによれば、シールドターミナルの圧着部をシ-ルド部材に圧着するに際し、このシールド部材を、シールドスリーブを介してシールド電線の内部被覆上に位置させることによって、シールドターミナルやシールド部材が外部被覆に直接干渉しないようにするとともに、シールドスリーブの端部およびシールド部材の尖端部のずれを規制することにより、これらの端部や尖端部がシールドスリーブ上から食み出して外部被覆に損傷を与えないようにすることができる、という効果を奏する。
 1 ハウジング
 2 シールドターミナル
 2a リング状凸部
 2b 取り付け片
 2c 筒状部
 2d 段部
 2e 圧着部
 3 シールドスリーブ
 3a 筒部
 3b 縮径片
 3c 起立片
 4 突縁
 5 取り付け片
 6 取り付け孔
 7 設置部
 8 防水パッキン
 9 螺条
 10 筒孔
 11 塞板
 12 挿通孔
 13 環状突起
 14 収納部
 15 防水パッキン
 16 取り付け孔
 17 補強リブ
 21 シールド電線
 22 外部被覆(シース)
 23 芯線
 24 内部被覆
 25 シールド部材
 R、S 円弧面

Claims (1)

  1.  芯線と該芯線を包囲するように当該芯線の長手方向に沿って延びるシールド部材とを備えたシールド電線の前記シールド部材を導電性の被取り付け体にアース接続するためのシールドコネクタであって、
     前記シールド電線の外部被覆が除去されて内部被覆上に露出した前記シールド部材の所定長を折り返して形成された前記シールド部材の一部分と、該一部分に対応する外部被覆との間に介在される中空円筒状のシールドスリーブと、
     中空筒状のハウジングと、
     前記ハウジングに装着されて該ハウジングとともに前記被取り付け体に取り付けられる、前記ハウジングの筒孔内に延設されて該筒孔内に挿通された前記シールド電線におけるシールド部材の前記シールドスリーブに対する部分を覆うように加締める圧着部を有するシールドターミナルと、
     を備え、
     前記シールドスリーブは、前記シールド部材の端部または前記シールドターミナルの端部を前記外部被覆に接触させないための、外径方向に立ち上がる起立片を有するシールドコネクタ。
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