JP3669560B2 - シールドコネクタのシールド電線接続構造 - Google Patents

シールドコネクタのシールド電線接続構造 Download PDF

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    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気的な接続不良が生じにくいシールドコネクタのシールド電線接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9には、シールド電線90を電気機器91の端子92に接続するために用いられる従来のシールドコネクタ93が示されている。
図10にも示すように、シールドコネクタ93は、絶縁性を有するとともに略L字状に形成されたコネクタケース94と、コネクタケース94に取り付けられるバスバー保持部95と、コネクタケース94に設けられた導電部96と、コネクタケース94の開口部97,98を覆う蓋99,100 とを備えている。
【0003】
バスバー保持部95は、インサート成形された3本のバスバー101 を有している。このバスバー保持部95は、コネクタケース94のバスバー取付開口102 に取り付けられることにより、各バスバー101 の一端部をコネクタケース94内に配置し、かつ、当該各バスバー101 の他端部をコネクタケース94外に配置する。導電部96は、コネクタケース94の立面を貫通するようにインサート成形された導電性金属にアース線103 が接続されている。
シールド電線90は、芯線104 ,被覆層105 ,シールド部106 およびシース107 が同心円状に積層されていて、芯線104 の端部が端子固定金具108 を介してバスバー101 の一端部に接続されていると共に、シールド部106 を握着する導電性シールドターミナル109 を介して導電部96に固定されている。
【0004】
図11にも示すように、端子固定金具108 は、略L字状に折り曲げられた帯板とされ、基端部にシールド電線93の芯線104 が接続される圧着部110 が設けられているとともに、先端部111 の厚み方向に接続ボルト112 が貫通可能とされている。
一方、導電性シールドターミナル109 は、シールド電線93から露出したシールド部106 を固着する断面略C字状の固着部113 と、固着部113 の周方向両端部に設けられた板状の固定部114 ,114 とを有している。この導電性シールドターミナル109 は、固定部114 ,114 を貫通する固定ボルト115 を導電部96に螺合することにより、固着部113 を縮径させてシールド部106 を握着し、これにより端子固定金具108 の先端部111 がコネクタケース94内に配置されるようにシールド電線93を固定する。
【0005】
以上のようなシールドコネクタ93においては、コネクタケース94の導電部64に導電性シールドターミナル109 を介してシールド電線93を固定した後、コネクタケース94のバスバー取付開口102 にバスバー保持部95を取り付けることにより、端子固定金具108 の先端部111 に対して各バスバー101 の一端部が重なるように配置し、次いで接続ボルト112 を介してバスバー101 および端子固定金具108 を接続する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来例では、バスバー101 の位置が固定されているため、接続ボルト112 を介してバスバー101 および端子固定金具108 を接続すると、バスバー101 に対して端子固定金具108 が若干接近する。
そして、この従来例では、バスバー101 の上に端子固定金具108 の先端部111 が重ねられているため、接続ボルト112 を介してバスバー101 および端子固定金具108 を接続すると、シールド電線93が長手方向に沿って各図中下方に若干移動する。
なお、バスバー101 の下に端子固定金具108 の先端部111 が重ねられている場合には、接続ボルト112 を介してバスバー101 および端子固定金具108 を接続すると、シールド電線93が長手方向に沿って各図中上方に若干移動する。
【0007】
ところが、この従来例は、導電性シールドターミナル109 の固着部113 および固定部114 の相対位置が固定的であるため、端子固定金具108 および導電性シールドターミナル109 の相対的な位置関係が互いに離れる方向にずれている場合、導電性シールドターミナル109 を介してシールド電線93を固定すると、バスバー101 の上から端子固定金具108 の先端部111 が浮き上がった状態となる。
そして、前述した従来例では、この状態から接続ボルト112 をバスバー101 に螺合すると、シールド電線93の移動に導電性シールドターミナル109 の固着部113 が追従できないため、導電性シールドターミナル109 がシールド電線93の移動、換言すればバスバー101 に対する端子固定金具108 の接近を阻害して、バスバー101 および端子固定金具108 の接続不良が生じたり、あるいはシールド電線93の移動に伴って固着部113 からシールド部106 が脱落してアース不良が生じる虞れがあった。
【0008】
また、バスバー101 の下に端子固定金具108 の先端部111 が重ねられる場合も同様に、端子固定金具108 および導電性シールドターミナル109 の相対的な位置関係が互いに近づく方向にずれていると、バスバー101 および端子固定金具108 の接続不良が生じたり、あるいは固着部113 からシールド部106 が脱落してアース不良が生じる虞れがある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は電気的な接続不良あるいはアース不良が生じにくいシールドコネクタのシールド電線接続構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、請求項1に記載したように、コネクタケースと、前記コネクタケース内に配索されたバスバーと、前記コネクタケースに設けられた導電部と、シールド電線の芯線端部に取り付けられて前記バスバーに固定される端子固定金具と、前記シールド電線を保持すると共に、前記シールド電線のシールド部に接続され、かつ、前記導電部に固定される導電性シールドターミナルとを有するシールドコネクタのシールド電線接続構造であって、前記導電性シールドターミナルが、前記シールド部に固着される固着部と、前記導電部に固定される固定部と、前記固着部および前記固定部を連結するとともに伸縮可能な連結部とを備え、前記伸縮可能な連結部は、前記シールド電線が長手方向に沿って移動すると適宜伸縮して前記固着部がシールド電線に追従して移動することを可能にしていることを特徴としている。
【0010】
ここで、連結部としては棒状,板状等を例示でき、当該連結部の可撓性,ねじれ性等に依存した伸縮性が得られれば形状は任意である。
【0011】
このように構成されたシールドコネクタのシールド電線接続構造においては、端子固定金具をバスバーに固定してシールド電線が長手方向に沿って移動すると、固着部および固定部を連結する連結部が適宜伸縮して固着部がシールド電線に追従して移動できることになる。
【0012】
すわなち、このようなシールドコネクタのシールド電線接続構造においては、端子固定金具をバスバーに固定するにあたって、端子固定金具および導電性シールドターミナルの相対的な位置関係が互いに離れる方向にずれていても、固着部がシールド電線に追従して移動できるため、従来のようなバスバーおよび端子固定金具の接続不良や、あるいはシールド部のアース不良が生じる虞れが少なく、これにより前述した目的を達成できることになる。
【0013】
また、本発明は、請求項2に記載したように、前記連結部に折曲部が設けられていることを特徴としている。
ここで、折曲部としては、連結部が板状である場合、連結部の所定位置を略U字状,略Z字状,略S字状等に形成する構造を例示でき、連結部が棒状である場合、連結部の所定位置を略コイルばね状に形成する構造を例示できる。
【0014】
このようなシールドコネクタのシールド電線接続構造においては、連結部に折曲部が設けられているため、連結部自身の可撓性,ねじれ性等に依存して伸縮性を得た場合に比較して良好な伸縮性が得られ、これによりシールド電線に対する固着部の追従性を向上できることになる。
【0015】
また、本発明は、請求項3に記載したように、前記固着部が前記シールド電線を挿通可能な略円筒状に形成されていると共に、当該固着部に外嵌されるカラーを備え、前記シールド部が前記固着部の開放端部から外周面に沿って折り返され、かつ、前記固着部と前記カラーとの間に挟持されることを特徴としている。
【0016】
このように構成されたシールドコネクタのシールド電線接続構造においては、シールド部が固着部の開放端部から折り返されて、固着部とカラーとの間に挟持されるため、シールド電線に追従して固着部が移動しても、シールド部に対する固着部の固着状態を確実に維持でき、これによりアース不良の発生を一層低くできることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態のシールドコネクタ10は、コネクタケース11と、コネクタケース11内に収容された絶縁ハウジング12と、コネクタケース11内に配索されたバスバー13と、コネクタケース11に取り付けられる蓋14とを含んで構成されていて、シールド電線15がコネクタケース11の底部16に設けられた取付孔17に挿通されてバスバー13に接続されている。
【0018】
コネクタケース11は、例えばアルミニウム等の導電性を有する適宜な金属により略有底円筒状に形成されていて、図示しないアース線が接続されている。このコネクタケース11は、底部16に貫通孔17が3つ設けられていて、それぞれの貫通孔17にシールド電線15が挿通可能とされている。
絶縁ハウジング12は、適宜な合成樹脂によりコネクタケース11の内側面を被覆可能な形状に形成されている。バスバー13は、略帯形状とされ、コネクタケース11の開口面に沿うように配置されている。
【0019】
一方、シールド電線15は、芯線18,被覆層19,シールド部である編組線20およびシース21が同心円状に積層されていて、芯線18の端部に端子固定金具22が取り付けられていると共に、所定位置に導電性シールドターミナル23が取り付けられている。
なお、この実施形態では、金属製のコネクタケース11内に絶縁ハウジング12を収容することにより、コネクタケース11とシールドコネクタ10の芯線18とが絶縁されているが、樹脂製のコネクタケースを用いることによりコネクタケース11とシールドコネクタ10の芯線18とを絶縁してもよい。
この場合、シールドコネクタ10は、絶縁ハウジング12を省略するとともに、コネクタケース11を貫通するようにインサート成形された導電性金属にアース線を接続しておけばよい。
【0020】
端子固定金具22は、バスバー13を厚み方向に貫通する接続ボルト24がシールドコネクタ10の長手方向に沿って螺合可能とされている。
図2にも示すように、導電性シールドターミナル23は、編組線20に固着される固着部24と、コネクタケース11の底部に固定される固定部25と、固着部24および固定部25を連結する連結部26とを備え、固着部24,固定部25および連結部26が導電性を有する適宜な金属により一体形成されている。
【0021】
固着部24は、小径部27,中径部28,大径部29が同一軸線に沿って配列された段付円筒形状とされている。
小径部27は、シールド電線15のシース21が挿通可能であるとともに、外周面に沿って略鍔付円筒形状のカラー30が外嵌可能とされている。また、中径部28に外嵌される略円筒状の第1シール部材31は、外周面および内周面にそれぞれ周方向に連続するリブが形成されている。さらに、大径部29に内嵌される第2シール部材32は、外周面および内周面にそれぞれ周方向に連続するリブが形成されているとともに、中径部28の内側に伸びる延長部33を有する段付形状とされている。
【0022】
なお、カラー30における導電性の有無は任意である。ここで、カラー30が金属製である場合、カラー30が樹脂製である場合に比較して、熱による変形,変質等が生じにくく、安定的、かつ、確実に編組線20を挟持できる。
【0023】
固定部25は、長孔34を有する略板状とされ、コネクタケース11の底部16の外面に螺合される固定ボルト35が長孔34に挿通可能とされている。
連結部26は、固着部24における大径部29の開放端部と、固定部25の縁部との間に掛け渡された略板状とされ、長手方向略中央部に断面略U字状の折曲部36が形成されている。
【0024】
次に、シールドコネクタ10にシールド電線15を固定すると共に、バスバー13にシールド電線15を接続する手順を説明する。
まず、シールド電線15を第2シール部材32,導電性シールドターミナル23の固着部24および第1シール部材31に挿通させた後、シールド電線15から被覆層19および編組線20を段階的に露出させ、編組線20を径方向に広がるようにほぐしておく(図2の状態)。
【0025】
次に、第1シール部材31を固着部24の中径部28に外嵌させた後、固着部24における小径部27の開放端部を編組線20に突き当たるように配置すると共に、第2シール部材32を大径部29に内嵌させる。これによりシールド電線15と固着部24との間に気密性が得られる。
そして、固着部24における小径部27の開放端部を折り目として、編組線20を小径部27の外周面に沿うように折り返し、小径部27にカラー30を外嵌させることにより、小径部27およびカラー30間に編組線20を挟持させる。
【0026】
次いで、図3に示すように、固着部24が第1シール部材31を介して取付孔17に圧入されるようにシールド電線15をコネクタケース11の取付孔17に挿通させ、固定部25の長孔35に挿通する固定ボルト35をコネクタケース11の底部16の外面37に設けられた螺合部38に螺合することにより導電性シールドターミナル23を固定する。このように固定された導電性シールドターミナル23は、連結部26がコネクタケース11の底面37に対して離間配置されている。
この際、固着部24と取付孔17との間は第1シール部材31により気密性が得られる。
【0027】
なお、この第1実施形態においては、コネクタケース11の底部外面に沿う三角形の頂点位置にそれぞれ取付孔17が形成され、各取付孔17にシールド電線15が個別に挿入される。
そして、これらのシールド電線15は、既に説明した導電性シールドターミナル23と、図4に示す導電性シールドターミナル39とが用いられている。
【0028】
すわなち、図4に示す導電性シールドターミナル39は、固定部40が略C字板状とされ、導電性シールドターミナル23に比較して連結部41の長手方向寸法が小さく設定されている以外、基本的に導電性シールドターミナル23と同様に構成されている。
そして、図5に示すように、螺合部38から遠い取付孔17には導電性シールドターミナル23が用いられ、螺合部に対して近い取付孔には導電性シールドターミナル39,39が用いられている。これらの導電性シールドターミナル23,39は共通の固定ボルト35によりコネクタケース11の底部16の外面37に固定される。
なお、この図5においては、理解を助けるためにシールド電線15を省略してある。
【0029】
以上のような第1実施形態においては、導電性シールドターミナル23の固着部24および固定部25が連結部26により連結されていると共に、連結部26に折曲部36が設けられているため、端子固定金具22および導電性シールドターミナル23の相対位置が互いに離れる方向にずれている場合、端子固定金具22をバスバー13に固定するにあたって、シールド電線15が長手方向に沿って移動しても、図6に示すように、折曲部36が適宜伸縮あるいは折曲部36を支点として連結部26が厚み方向に湾曲することにより固着部22がシールド電線15に追従して移動し、これによりバスバー13および端子固定金具22の接続不良や、あるいは編組線20のアース不良が生じる虞れが少ない。
【0030】
特に、この第1実施形態によれば、導電性シールドターミナル23の固着部24がシールド電線15を挿通可能な略円筒状に形成されていると共に、編組線20が小径部27の開放端部から小径部27の外周面に沿って折り返され、かつ、小径部27とカラー30との間に挟持されるため、シールド電線15に追従して固着部24が移動しても、編組線20に対する固着部24の固着状態を確実に維持でき、これによりアース不良の発生を一層低くできる。
【0031】
また、この導電性シールドターミナル23によれば、固着部24に対して第1シール部材31および第2シール部材32が嵌装されているため、取付孔17に確実な気密性が得られ、シールドコネクタ10内部の防水性を向上できる。
さらに、前述した導電性シールドターミナル23によれば、連結部26がコネクタケース11の底部16の外面37に対して離間配置されているため、折曲部36を中心とした伸縮あるいは湾曲が比較的容易であり、これによりシールド電線15が長手方向あるいは径方向に沿って移動しても固着部24が追従可能である。
【0032】
図7および図8には、本発明に係る第2実施形態が示されている。なお、以下に説明する第2実施形態において、既に図1ないし図6において説明した部材等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
【0033】
この第2実施形態において、導電性シールドターミナル73は、固定ボルト35によりコネクタケース61における底部66の内面87に固定されている。
そして、導電性シールドターミナル73の固着部74は、小径部77および大径部79を有する段付円筒形状とされ、前述した第1実施形態における中径部が省略されている。また、導電性シールドターミナル73の連結部76は、折曲部86が略V字状とされ、折曲部86を境界として固着部側と固定部側とが厚み方向に段差となっている。
【0034】
このような第2実施形態においては、あらかじめ第2シール部材32に挿通させたシールド電線15をコネクタケース61の取付孔67に挿通させて収容した後、導電性シールドターミナル83の固着部74にシールド電線15を挿通させ、シールド電線15から被覆層19および編組線20を段階的に露出させてから、編組線20を径方向に広がるようにほぐしておく。
【0035】
次に、固着部74における小径部77の開放端部を編組線20に突き当たるように配置すると共に、小径部77の開放端部を折り目として編組線20を小径部77の外周面に沿うように折り返し、小径部77にカラー30を外嵌させることにより、小径部77およびカラー30間に編組線20を挟持させる。
次いで、固定部35の長孔34に挿通する固定ボルト35をコネクタケース61の底部66の内面87に設けられた螺合部88に螺合することにより導電性シールドターミナル73を固定する。このように固定された導電性シールドターミナル73は、連結部76における折曲部86から固着部側がコネクタケース61の底部66の内面87に対して離間配置されている。
最後に、第2シール部材32をシールド電線15に沿って移動させ、取付孔67内に圧入することにより、シールド電線15と取付孔67との間に気密性が得られる。
【0036】
以上のような第2実施形態によれば、導電性シールドターミナル73の固着部74および固定部25が連結部76により連結されていると共に、連結部76に折曲部86が設けられているため、前述した第1実施形態と同様に、バスバー13および端子固定金具22の接続不良や、あるいは編組線20のアース不良が生じる虞れが少ない。さらに、この第2実施形態における導電性シールドターミナル73も、基本的に前述した第1実施形態の導電性シールドターミナルと同様に、編組線20が固着部74の小径部77とカラー30との間に挟持されるため、編組線20に対する固着部74の固着状態を確実に維持できるという第1実施形態と同様な効果が得られる。
【0037】
一方、前述した第2実施形態によれば、導電性シールドターミナル73がコネクタケース61の底部66の内面87に固定されているため、第2シール部材32を取付孔67内に圧入すればシールド電線15と取付孔87との間に気密性が得られる。
すわなち、この第2実施形態によれば、前述した第1実施形態において例示した第1シール部材を省略でき、前述した第1実施形態に比較して構成部品を少数化できる。
【0038】
なお、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した各実施形態において、導電性を有するコネクタケースが例示され、コネクタケース全体が導電部となっていたが、絶縁性を有するコネクタケースの所定位置に導電性部材をインサート成形したり、あるいはコネクタケースの表面の所定領域に導電性メッキを施すことにより特定個所を導電部としてもよい。
【0039】
また、前述した各実施形態において、シールド部として編組線を例示したが、シールド電線の被覆層に対して略螺旋状に巻き付けられる金属テープも本発明のシールド部として含まれる。
その他、前述した各実施形態において例示したシールドコネクタ,コネクタケース,バスバー,導電部,シールド電線,芯線,端子固定金具,シールド部,導電性シールドターミナル,固着部,固定部,連結部,折曲部,カラー等の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0040】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、請求項1に記載したように、導電性シールドターミナルが固着部,固定部および連結部を備え、連結部が伸縮可能であるため、端子固定金具をバスバーに固定するにあたって、固着部がシールド電線に追従して移動でき、従来のようなバスバーおよび端子固定金具の接続不良や、あるいはシールド部のアース不良が生じる虞れが少ない。
【0041】
また、本発明によれば、請求項2に記載したように、連結部に折曲部が設けられているため、連結部に良好な伸縮性が得られ、これによりシールド電線に対する固着部の追従性を向上できる。
【0042】
さらに、本発明によれば、請求項3に記載したように、シールド部が固着部の開放端部から折り返されて、固着部とカラーとの間に挟持されるため、シールド電線に追従して固着部が移動しても、シールド部に対する固着部の固着状態を確実に維持でき、これによりアース不良の発生を一層低くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態を示す概略断面図である。
【図2】図1の導電性シールドターミナルを示す拡大分解斜視図である。
【図3】導電性シールドターミナルを示す拡大断面図である。
【図4】他の導電性シールドターミナルを示す拡大分解斜視図である。
【図5】導電性シールドターミナルの使用方法を示す模式斜視図である。
【図6】導電性シールドターミナルの作用を示す拡大断面図である。
【図7】本発明に係る第2実施形態を示す概略断面図である。
【図8】図7の導電性シールドターミナルを示す拡大分解斜視図である。
【図9】従来の導電性シールドターミナルを示す分解斜視図である。
【図10】従来の導電性シールドターミナルを示す拡大断面図である。
【図11】従来のシールドコネクタにおけるシールド電線接続構造を示す模式斜視図である。
【符号の説明】
10,60 シールドコネクタ
11,61 コネクタケース
13 バスバー
15 シールド電線
18 芯線
20 シールド部
22 端子固定金具
23,73 導電性シールドターミナル
24,74 固着部
25,40 固定部
26,40,73 連結部
30 カラー
36,86 折曲部

Claims (3)

  1. コネクタケースと、前記コネクタケース内に配索されたバスバーと、前記コネクタケースに設けられた導電部と、シールド電線の芯線端部に取り付けられて前記バスバーに固定される端子固定金具と、前記シールド電線を保持すると共に、前記シールド電線のシールド部に接続され、かつ、前記導電部に固定される導電性シールドターミナルとを有するシールドコネクタのシールド電線接続構造であって、
    前記導電性シールドターミナルが、前記シールド部に固着される固着部と、前記導電部に固定される固定部と、前記固着部および前記固定部を連結するとともに伸縮可能な連結部とを備え、前記伸縮可能な連結部は、前記シールド電線が長手方向に沿って移動すると適宜伸縮して前記固着部がシールド電線に追従して移動することを可能にしていることを特徴とするシールドコネクタのシールド電線接続構造。
  2. 前記連結部に折曲部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載したシールドコネクタのシールド電線接続構造。
  3. 前記固着部が前記シールド電線を挿通可能な略円筒状に形成されていると共に、当該固着部に外嵌されるカラーを備え、前記シールド部が前記固着部の開放端部から外周面に沿って折り返され、かつ、前記固着部と前記カラーとの間に挟持されることを特徴とする請求項1又は2に記載したシールドコネクタのシールド電線接続構造。
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