JP6792386B2 - コネクタおよびコネクタ取付方法 - Google Patents
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Description
(1)まず、図6に示すように、シールド部材33をコネクタハウジング2の下端開口部6からコネクタハウジング2のL字状の空間内に入れ、図7に示すように、シールド部材33の各固定片37A、37B、37C、37Dをコネクタハウジング2の各固定溝38A、38B、38C、38Dに圧入して、シールド部材33をコネクタハウジング2に固定する(シールド部材取付工程)。なお、この工程は、事前に実施しておいてもよい。
(2)次に、図5に示すような端末処理を施した多芯ケーブル71をケーブル保持部材54、ケーブル締付部材50、シール部材57および押圧部材44に通した後、多芯ケーブル71をコネクタハウジング2の後端開口部5からケーブル挿入部7内に挿入する(ケーブル挿入工程)。このとき、多芯ケーブル71は、端末処理により折り返された外部導体75がコネクタハウジング2の第1の収容部3の前後方向中間部に到達する位置まで挿入すればよく、多芯ケーブル71の先端部の全体を、コネクタハウジング2内を通して下端開口部6からコネクタハウジング2の外部へ出す必要はない。もっとも、端末処理により外部導体75から露出した各内部ケーブル72の先端部は下端開口部6からコネクタハウジング2の外部へ出す。
(3)次に、図12に示すように、押圧部材44を、後端開口部5からコネクタハウジング2内へ入れる。続いて、シール部材57およびケーブル締付部材50を後端開口部5からコネクタハウジング2内へ順次入れる。続いて、ケーブル保持部材54をコネクタハウジング2の後端部に螺着する(外部導体接触工程)。これにより、ケーブル保持部材54によってケーブル締付部材50およびシール部材57を介して押圧部材44が前方に押され、押圧部材44がコネクタハウジング2の第1の収容部3内において前方に移動する。押圧部材44が前方に移動すると、シールド部材加圧片46、ケーブル加圧片47および一対の位置決め片48がコネクタハウジング2の縮径部12に形成された4個の凹部13にそれぞれ入る。そして、シールド部材加圧片46の前端部に形成された傾斜面49がシールド部材33の接触片41の後端部を下方へ押圧し、これと同時に、縮径部12の下部に位置する凹部13に形成された傾斜部14がケーブル加圧片47の前端部を上方へ変位させ、ケーブル加圧片47の前端部が多芯ケーブル71の先端部の下面を上方へ押圧する。これにより、シールド部材33の接触片41の後端部が多芯ケーブル71の外部導体75の上面に強く接触し、シールド部材33と外部導体75とが電気的に接続される。
(4)次に、図4に示すように、コネクタハウジング2の下端開口部6から出ている各内部ケーブル72の内部導体73に信号端子25Aを接続した後、各信号端子25Aを端子ハウジング29に取り付ける。また、接地端子25Bを端子ハウジング29に取り付ける。続いて、図3に示すように、端子ハウジング29をコネクタハウジング2の端子配置部8へ挿入し、端子ハウジング29に形成された一対の凹状係止部31と、コネクタハウジング2に形成された一対の端子ハウジング係止部9と係合させる(端子配置工程)。これにより、コネクタハウジング2内において端子ハウジング29が位置決めされると共に、シールド部材33の端子接触部39が、端子ハウジング29に取り付けられた接地端子25Bのシールド部材接触部28に接触し、両者が電気的に接続される。以上、コネクタ1の多芯ケーブル71への取付は完了する。このような方法によれば、多極かつL型の小型のコネクタ1を多芯ケーブル71に容易に取り付けることができる。
2 コネクタハウジング
3 第1の収容部
4 第2の収容部
7 ケーブル挿入部
8 端子配置部
14 傾斜部
25A 信号端子
25B 接地端子
28 シールド部材接触部
33 シールド部材
34 シールド部材本体
39 端子接触部
41 接触片(外部導体接触部)
43 押圧機構
44 押圧部材
45 リング部
46 シールド部材加圧片(加圧部)
47 ケーブル加圧片(加圧部)
49 傾斜面
71 多芯ケーブル(ケーブル)
72 内部ケーブル
73 内部導体
74 絶縁体
75 外部導体
Claims (7)
- 複数の内部ケーブルと、前記複数の内部ケーブルのうちの少なくとも一部の内部ケーブルの外周側を包囲する外部導体とを備えたケーブルの端部に取り付けられるコネクタであって、
前記複数の内部ケーブルとそれぞれ接続される複数の端子と、
軸方向がX方向である筒状の第1の収容部および軸方向がX方向と交差するZ方向である筒状の第2の収容部を有し、前記第1の収容部の一端部には前記ケーブルを挿入するケーブル挿入部が形成され、前記第1の収容部の他端部と前記第2の収容部の一端部とがそれぞれの内部の空間が連通するように互いに結合し、前記第2の収容部の他端部には前記複数の端子を配置する端子配置部が形成されたハウジングと、
前記ハウジング内に配置され、シールド部材本体と外部導体接触部とを備え、前記シールド部材本体は前記複数の端子の外周側の少なくとも一部または前記複数の内部ケーブルの外周側の少なくとも一部を覆い、前記外部導体接触部は前記ケーブル挿入部に挿入された前記ケーブルの外部導体に臨むシールド部材と、
前記ケーブル挿入部に挿入された前記ケーブルを押圧して前記ケーブルを前記外部導体接触部に向けて変位させることにより、前記外部導体接触部と前記外部導体とを互いに接触させる押圧機構とを備えていることを特徴とするコネクタ。 - 前記外部導体接触部は、前記ケーブル挿入部内において、前記ケーブル挿入部内に挿入された前記ケーブルの外部導体の外周側に配置され、前記押圧機構は、前記ケーブルを前記外部導体接触部に向けて前記第1の収容部の径方向に変位させ、かつ前記外部導体接触部を前記第1の収容部の径方向内向きに変位させることにより、前記ケーブルの外部導体と前記外部導体接触部とを互いに接触させることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記押圧機構は前記外部導体接触部を前記ケーブル挿入部に挿入された前記ケーブルの外部導体へ押圧する押圧部材を備え、
前記押圧部材は、リング状に形成され、内側に前記ケーブルが挿通されるリング部と、前記リング部から前記第1の収容部のX方向他端側へ向かって伸長し、前記第1の収容部のX方向一端側に向かうに連れて前記第1の収容部の径方向内向きに傾斜する傾斜面を有する加圧部とを備え、
前記押圧部材は、前記加圧部の傾斜面が前記外部導体接触部の端部に接触した状態で前記第1の収容部のX方向他端側へ移動することにより前記外部導体接触部を前記第1の収容部の径方向内向きに押圧することを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。 - 前記外部導体接触部は、前記ケーブル挿入部内において、前記ケーブル挿入部内に挿入された前記ケーブルの外部導体の外周側に配置され、前記押圧機構は前記ケーブルを前記外部導体接触部に向けて前記第1の収容部の径方向に変位させることにより前記ケーブルの外部導体を前記外部導体接触部に接触させることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記押圧機構は前記ケーブル挿入部に挿入された前記ケーブルを前記外部導体接触部へ押圧する押圧部材を備え、
前記押圧部材は、リング状に形成され、内側に前記ケーブルが挿通されるリング部と、前記リング部から前記第1の収容部のX方向他端側へ向かって伸長し、前記ケーブルの外周面に臨む加圧部とを備え、
前記ケーブル挿入部の内面には、前記第1の収容部のX方向他端側に向かうに連れて前記第1の収容部の径方向内向きに傾斜する傾斜部が形成され、
前記押圧部材は、前記加圧部の端部が前記傾斜部に接触した状態で前記第1の収容部のX方向他端側へ移動することにより前記加圧部を変位させ、当該変位した加圧部により前記ケーブルを前記外部導体接触部へ向けて前記第1の収容部の径方向に押圧することを特徴とする請求項4に記載のコネクタ。 - 前記シールド部材本体には、前記端子配置部内に配置された接地端子と接触する端子接触部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のコネクタ。
- 複数の内部ケーブルと、前記複数の内部ケーブルのうちの少なくとも一部の内部ケーブルの外周側を包囲する外部導体とを備えたケーブルの端部に取り付けられるコネクタであって、
前記複数の内部ケーブルとそれぞれ接続される複数の端子と、
軸方向がX方向である筒状の第1の収容部および軸方向がX方向と交差するZ方向である筒状の第2の収容部を有し、前記第1の収容部の一端部には前記ケーブルを挿入するケーブル挿入部が形成され、前記第1の収容部の他端部と前記第2の収容部の一端部とがそれぞれの内部の空間が連通するように互いに結合し、前記第2の収容部の他端部には前記複数の端子を配置する端子配置部が形成されたハウジングと、
前記ハウジング内に配置され、シールド部材本体と外部導体接触部とを備え、前記シールド部材本体は前記複数の端子の外周側の少なくとも一部または前記複数の内部ケーブルの外周側の少なくとも一部を覆い、前記外部導体接触部は前記ケーブル挿入部に挿入された前記ケーブルの外部導体に臨むシールド部材と、
前記外部導体接触部を押圧して前記外部導体接触部を前記ケーブル挿入部に挿入された前記ケーブルの外部導体に向けて変位させ、または前記ケーブル挿入部に挿入された前記ケーブルを押圧して前記ケーブルを前記外部導体接触部に向けて変位させることにより、前記外部導体接触部と前記外部導体とを互いに接触させる押圧機構とを備えたコネクタを前記ケーブルに取り付けるコネクタ取付方法であって、
前記シールド部材を前記ハウジングのL字状の空間内に取り付けるシールド部材取付工程と、
前記シールド部材が取り付けられた前記ハウジングのケーブル挿入部に前記ケーブルを挿入するケーブル挿入工程と、
前記押圧機構により、前記シールド部材の外部導体接触部と、前記ケーブル挿入部に挿入されたケーブルの外部導体とを互いに接触させる外部導体接触工程と、
前記ケーブル挿入工程後かつ前記外部導体接触工程前、または、前記外部導体接触工程の後に、前記複数の内部ケーブルと前記複数の端子とをそれぞれ接続し、前記内部ケーブルが接続された前記各端子を前記ハウジングの端子配置部内に配置する端子配置工程とを備えていることを特徴とするコネクタ取付方法。
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