JP3792914B2 - シールド電線接続部構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電気自動車に搭載したモータ等の各種電気機器に適用されるシールド電線接続部構造に関し、特に、シールド接続及び防水を確実に行うようにしたシールド電線接続部構造に係わる。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電気自動車に搭載したモータに給電用高圧電線或いは制御信号用電線としてのシールド電線を接続する場合に、電磁シールド処理や防水処理が要求される。この電磁シールド処理は各種ノイズによってモータの動作が不安定になることを回避するために行われ、また、防水処理はシールド電線を伝わってモータケース内に浸入する雨滴等により電気接触部等が腐食破損等されるのを防止するために行われる。
【0003】
これら電磁シールド処理や防水処理を施したシールド電線接続部構造が、特開平10−112924号公報に開示されている。これを、図3,図4によって具体的に説明すると、図3に示すように、シールド電線接続部構造1は、機器本体としてのモータケース2の電線挿通孔2a内に略円筒状のハウジング3とボルト4及びシールド接続子としてのシールド接続リング5を介してシールド電線6の編組線6aを接続するものである。即ち、ハウジング3の先端部の外周面3aがモータケース2の電線挿通孔2a内に嵌め込まれた状態で、その取付用のフランジ部3bをボルト4で締結固定することにより、シールド電線6が挿通したハウジング3がモータケース2に取り付けられるようになっている。
【0004】
また、図4(a),(b)に示すように、ハウジング3の先端の外周凹部3c上には該ハウジング3内に挿通されたシールド電線6の編組線6aが折り返されていて、この折り返された編組線6aは前記ハウジング3の先端の外周凹部3cに冠着されるシールド接続リング5により挾持されている。このシールド接続リング5はバネ特性に優れた金属材料により中央が開口したキャップ状に形成されていて、外側に突出する複数のバネ片部5aと係止片部5bとでシールド電線6の折り返された編組線6aが抜け止め自在に係止されている。さらに、シールド接続リング5の各バネ片部5aはモータケース2の電線挿通孔2aに弾接されている。これにより、シールド電線6の編組線6aはモータケース2を介してアース接地される。
【0005】
また、ハウジング3の先端部の外周面3aに形成された環凹状の溝部3dに、ハウジング3とモータケース2の間を気密にするOリング7が嵌着されている。さらに、シールド電線6の絶縁外皮6bとハウジング3の間には略円筒状の防水栓8が介装されている。これらOリング7と防水栓8により、外部からのモータケース2内の雨滴等の浸入が確実に防止されるようになっている。また、シールド電線6はコルゲートチューブ9を挿通した状態でハウジング2の電線挿通孔2aに挿通されている。さらに、シールド電線6の絶縁内皮6cより露出した芯線部6dには図示しないモータ端子部と接続する図示しない接続端子が圧着接続されている。
【0006】
尚、このシールド電線接続部構造1に関する類似技術は、特開平9−180824号公報等に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のシールド電線接続部構造1では、シールド接続リング5のバネ力によりモータケース2の電線挿通孔2aとシールド電線6の編組線6aを接続させているため、経時的なシールド接続リング5のバネ特性のへたり等でシールド性能が劣化する虞があった。また、モータケース2の電線挿通孔2aの同一面がシールド電線6の編組線6aをシールドするシールド面とOリング7が接触する防水面となっているため、ハウジング3をモータケース2にボルト4で取り付ける際に、上記防水面を傷付けて防水性が悪くなる虞があった。さらに、フランジ部3bとボルト4を介してハウジング3をモータケース2に取り付けているため、取付スペースの確保が必要不可欠となり、構造全体が大型になった。
【0008】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、シールド接続及び防水を確実に行うことができ、かつ、全体の省スペース化を図ることができるシールド電線接続部構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、導電性の機器本体の所定位置にシールド電線が挿通する電線挿通孔を設け、この電線挿通孔は、電線挿入方向から順に、内周面に雌ネジが設けられた雌ネジ部と、該雌ネジ部よりも小径のシールド接続部と、該シールド接続部よりも小径のシールド接続子収容部とから形成され、この電線挿通孔のシールド接続部に前記シールド電線の編組線を接続した導電性のシールド接続子を接触させるようにしたシールド電線接続部構造において、前記シールド電線が挿通されると共に前記電線挿通孔の雌ネジ部に螺合可能な中空のボルトと、前記シールド電線が挿通されると共に外周面側に円環状の溝部が設けられ、前記電線挿通孔のシールド接続部に挿入される中空の押圧部材と、この中空の押圧部材の円環状の溝部に配置され、該押圧部材と前記電線挿通孔間の防水を行うシール部材とを備え、前記シールド接続子は、前記編組線と接続する前記押圧部材よりも小径の小径筒部と、円錐状の斜部と、前記小径筒部よりも大径の大径部とから成る略円筒状に形成されると共に、前記小径筒部よりも大径のシールドパイプと該小径筒部との間に前記編組線が加締め固定され、前記電線挿通孔には、前記シールド接続子収容部と前記シールド接続部との境の該シールド接続部側に円錐面状の斜部が形成され、前記シールド接続子を前記電線挿通孔に挿入した後で該電線挿通孔の雌ネジ部に前記シールド電線が挿通した前記中空のボルトを螺合させ、この中空のボルトの締め付けで前記押圧部材を介して前記シールド接続子の円錐状の斜部を前記電線挿通孔のシールド接続部側の円錐面状の斜部に押圧して面接触させるようにしたことを特徴とする。
【0010】
このシールド電線接続部構造では、シールド電線が挿通する中空のボルトの締め付けで押圧される中空の押圧部材により、シールド電線の編組線を接続したシールド接続子の円錐状の斜部が機器本体の電線挿通孔のシールド接続部側の円錐面状の斜部に面接触されるため、機器本体とシールド電線の編組線のシールド接続が確実に行われてシールド性能が向上する。また、機器本体の電線挿通孔の同軸上に設けられた雌ネジ部に中空のボルトを締め付けて、機器本体にシールド電線の編組線をシールド接続するようにしたので、シールド電線接続部構造の省スペース化が図られ、構造全体が小型化される。特に、シールド電線が挿通する中空のボルトの締め付けで押圧される中空の押圧部材により、シールド電線の編組線を接続したシールド接続子の円錐状の斜部が機器本体の電線挿通孔のシールド接続部側の円錐面状の斜部に確実に面接触されるため、機器本体とシールド電線の編組線のシールド接続が確実に行われてシールド性能がより一段と向上する。また、シールド接続子の円錐状の斜部により該シールド接続子を機器本体の電線挿通孔に挿入する際に、該電線挿通孔のシールド接続部のシール面(防水面)を傷付けることがない。このため、中空の押圧部材の外周面側の溝部に配置されるシール部材により、中空の押圧部材と機器本体の電線挿通孔間が確実に防水される。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1に記載のシールド電線接続部構造であって、前記中空の押圧部材の内周面側に環状の溝部を設け、この内周面側の溝部にシール部材を配置したことを特徴とする。
【0014】
このシールド電線接続部構造では、中空の押圧部材の内周面側の溝部に配置されるシール部材により、中空の押圧部材とシールド電線間が確実に防水される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は本発明の一実施形態のシールド電線接続部構造を示す断面図、図2は同接続部構造の要部の分解斜視図である。
【0017】
図1に示すシールド電線接続部構造10は、例えば電気自動車に搭載したモータ(いずれも図示省略)に適用されるものであり、電磁シールド処理や防水処理が施されている。即ち、シールド電線接続部構造10は、導電性のモータケース(機器本体)11の所定位置に電線挿通孔12を形成し、この電線挿通孔12に挿通した給電用高圧電線或いは制御信号用電線としてのシールド電線13の編組線13bを導電性のシールドターミナル(シールド接続子)14と導電性のシールドパイプ15と中空のシールドプレート(中空の押圧部材)16とリング17及び中空のボルト18を介して該電線挿通孔12の所定位置に接続させてアース接地させるものである。
【0018】
電線挿通孔12は肉厚のモータケース11に貫通するように形成されていて、シールドターミナル14及びシールドパイプ15を収容するシールド接続子収容部12aと該シールド接続子収容部12aより大径でシールドプレート16を挿入するシールド接続部12bと該シールド接続部12bより大径で中空のボルト18が螺合する雌ネジ部12cとを備えている。このシールド接続子収容部12aとシールド接続部12bとの境の該シールド接続部12b側には円錐面状の斜部12dを一体形成してある。このシールド接続部12bの斜部12dには後述するシールドターミナル14の斜部14bが面接触されるようになっている。
【0019】
シールドターミナル14はシールド電線13の編組線13bとモータケース11との間の電気的接続を行うものであり、小径筒部14aと円錐状の斜部14bと大径筒部14cから成る略円筒状に形成してある。このシールドターミナル14を電線挿通孔12内に挿通した時に、その斜部14bはシールド接続部12の斜部12dに面接触すると共に、大径筒部14cはシールド接続部12bに面接触している。
【0020】
シールドパイプ15はシールドターミナル14とシールド電線13の編組線13bを固定するためのものであり、導電性の金属材料により円筒状に形成してある。即ち、シールドパイプ15はシールドターミナル14の小径筒部14aよりも大径になっていて、当該シールドターミナル14の小径筒部14aとシールドパイプ15との間にシールド電線13の編組線13bが折り返されて加締め固定されている。
【0021】
中空のシールドプレート16は後述する各0リング19,20の保持とシールドターミナル14を電線挿通孔12のシールド接続部12aの斜部12d側に押し付けるためのものであり、肉厚の略円筒状に形成してある。このシールドプレート16の内周面16aの一端(ボルト18側)には断面L字状で円環状の溝部16cを形成してあると共に、その外周面16bの略中央には断面凹状で円環状の溝部16dを形成してある。これら内,外の各溝部16c,16dには円柱環状の0リング(シール部材)19,20をそれぞれ嵌着してある。尚、シールドプレート16の外周面16bの前側は該外周面16bより小径の凹部16eになっていて、シールドターミナル14の大径筒部14c内に収容されている。
【0022】
内側のOリング19はシールドプレート16とシールド電線13間の防水を行うためのものであり、ゴム部材により円柱環状に形成されている。また、Oリング19は円板環状のリング17により押し付けられて抜け止めされている。このリング17はボルト18を締め付けた時に、Oリング19に直接ねじれの力が加わらないような役目をしている。さらに、外側の0リング20はシールドプレート16とモータケース11の電線挿通孔12間の防水を行うためのものであり、ゴム部材により円柱環状に形成されている。
【0023】
中空のボルト18は六角形状のヘッド部18aと電線挿通孔12の雌ネジ部12cに螺合されるシャンク部18bとを有していて、その内周面18c内にシールド電線13の絶縁外皮13aが挿通されるようになっている。尚、シールド電線13の絶縁内皮13cより露出した芯線部13dには図示しないモータ端子部と接続する接続端子21が圧着接続されている。
【0024】
以上実施形態のシールド電線接続部構造10によれば、シールド電線13の編組線13bをシールドターミナル14の小径筒部14a上に折り返してシールドパイプ15を介して加締める。この後で、シールド電線13の接続端子21側よりモータケース11の電線挿通孔12内に上記シールドターミナル14を挿入すると共にシールドプレート16とリング17を挿入した後で、上記電線挿通孔12の雌ネジ部12cに上記シールド電線13を挿通させた中空のボルト18のシャンク部18bを螺合させる。そして、この中空のボルト18を締め付けると、該中空のボルト18の軸方向の締め付け力(軸力)により、リング17とシールドプレート16を介してシールドターミナル14の斜部14bが電線挿通孔12のシールド接続部12bの円錐面状の斜部12dに押さえ付けられ、モータケース11とシールド電線13の編組線13bを接続したシールドターミナル14が確実に接触される。この際、シールドプレート16に嵌着された内,外のOリング19,20により、モータケース11とシールド電線13との間が確実に防水される。
【0025】
このように、シールド電線13が挿通した中空のボルト18の締め付けで押圧されるリング17及びシールドプレート16の押し付けにより、シールド電線13の編組線13bを接続したシールドターミナル14の斜部14bがモータケース11の電線挿通孔12のシールド接続部12bの斜部12dに確実に接触されるので、モータケース11とシールド電線13の編組線13bのシールド接続を確実に行うことができてシールド性能をより一段と向上させることができる。
【0026】
また、モータケース11の電線挿通孔12の同軸上の雌ネジ部12cに中空のボルト18を締め付けて、モータケース11にシールド電線13の編組線13bをシールド接続するようにしたので、シールド電線接続部構造10の省スペース化を図ることができ、構造全体を小型化することができる。
【0027】
さらに、シールドターミナル14の斜部14bにより該シールドターミナル14をモータケース11の電線挿通孔12内に挿入する際に、該電線挿入孔12のシールド接続部12bのシール面を傷付けることなくスムーズに挿入されるため、シールドプレート16の内,外周面16a,16b側の各溝部16c,16dに嵌着されたゴム製の各Oリング19,20により、シールドプレート16とシールド電線13間及びシールドプレート16とモータケース11の電線挿通孔12間を確実に防水することができる。
【0028】
尚、前記実施形態によれば、シール部材としてゴム製で円柱環状のOリングを用いたが、シールド部材はOリングに限るものではなく、断面円錐台形状の弾性部材等でも良いことは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、シールド電線が挿通する中空のボルトの締め付けで押圧される中空の押圧部材の押し付けにより、シールド電線の編組線を接続したシールド接続子の円錐状の斜部が機器本体の電線挿通孔のシールド接続部側の円錐面状の斜部に面接触されるので、機器本体とシールド電線の編組線のシールド接続を確実に行うことができてシールド性能を向上させることができる。また、機器本体の電線挿通孔の同軸上に設けられた雌ネジ部に中空のボルトを締め付けて、機器本体にシールド電線の編組線をシールド接続するようにしたので、シールド電線接続部構造の省スペース化を図ることができ、構造全体を小型化することができる。特に、シールド電線が挿通する中空のボルトの締め付けで押圧される中空の押圧部材の押し付けにより、シールド電線の編組線を接続したシールド接続子の円錐状の斜部が機器本体の電線挿通孔のシールド接続部側の円錐面状の斜部に確実に面接触されるので、機器本体とシールド電線の編組線のシールド接続を確実に行うことができてシールド性能をより一段と向上させることができる。また、シールド接続子の円錐状の斜部により該シールド接続子を機器本体の電線挿通孔に挿入する際に、該電線挿入孔のシールド接続部のシール面を傷付けることなくスムーズに挿入することができる。このため、中空の押圧部材の外周面側の溝部に配置されるシール部材により、中空の押圧部材と機器本体の電線挿通孔間を確実に防水することができる。
【0031】
請求項2の発明によれば、中空の押圧部材の内周面側の溝部に配置されるシール部材により、中空の押圧部材とシールド電線間を確実に防水することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシールド電線接続部構造を示す断面図である。
【図2】上記シールド電線接続部構造の要部の分解斜視図である。
【図3】従来例のシールド電線接続部構造の断面図である。
【図4】(a)は図3のX部の拡大断面図、(b)は図3のY部の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 シールド電線接続部構造
11 モータケース(機器本体)
12 電線挿通孔
12a シールド接続子収容部
12b シールド接続部
12c 雌ネジ部
12d 斜部
13 シールド電線
13b 編組線
14 シールドターミナル(シールド接続子)
14b 斜部
16 中空のシールドプレート(中空の押圧部材)
16a 内周面
16b 外周面
16c,16d 溝部
18 中空のボルト
19,20 Oリング(シール部材)
Claims (2)
- 導電性の機器本体の所定位置にシールド電線が挿通する電線挿通孔を設け、この電線挿通孔は、電線挿入方向から順に、内周面に雌ネジが設けられた雌ネジ部と、該雌ネジ部よりも小径のシールド接続部と、該シールド接続部よりも小径のシールド接続子収容部とから形成され、この電線挿通孔のシールド接続部に前記シールド電線の編組線を接続した導電性のシールド接続子を接触させるようにしたシールド電線接続部構造において、
前記シールド電線が挿通されると共に前記電線挿通孔の雌ネジ部に螺合可能な中空のボルトと、前記シールド電線が挿通されると共に外周面側に円環状の溝部が設けられ、前記電線挿通孔のシールド接続部に挿入される中空の押圧部材と、この中空の押圧部材の円環状の溝部に配置され、該押圧部材と前記電線挿通孔間の防水を行うシール部材とを備え、
前記シールド接続子は、前記編組線と接続する前記押圧部材よりも小径の小径筒部と、円錐状の斜部と、前記小径筒部よりも大径の大径部とから成る略円筒状に形成されると共に、前記小径筒部よりも大径のシールドパイプと該小径筒部との間に前記編組線が加締め固定され、
前記電線挿通孔には、前記シールド接続子収容部と前記シールド接続部との境の該シールド接続部側に円錐面状の斜部が形成され、
前記シールド接続子を前記電線挿通孔に挿入した後で該電線挿通孔の雌ネジ部に前記シールド電線が挿通した前記中空のボルトを螺合させ、この中空のボルトの締め付けで前記押圧部材を介して前記シールド接続子の円錐状の斜部を前記電線挿通孔のシールド接続部側の円錐面状の斜部に押圧して面接触させるようにしたことを特徴とするシールド電線接続部構造。 - 請求項1に記載のシールド電線接続部構造であって、
前記中空の押圧部材の内周面側に環状の溝部を設け、この内周面側の溝部にシール部材を配置したことを特徴とするシールド電線接続部構造。
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