JP3410721B2 - 同軸ケーブル用末端コネクタ - Google Patents

同軸ケーブル用末端コネクタ

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JP3410721B2
JP3410721B2 JP2000352380A JP2000352380A JP3410721B2 JP 3410721 B2 JP3410721 B2 JP 3410721B2 JP 2000352380 A JP2000352380 A JP 2000352380A JP 2000352380 A JP2000352380 A JP 2000352380A JP 3410721 B2 JP3410721 B2 JP 3410721B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有線テレビジョンの
専用受信機或いは末端機等の指定装置に連接される同軸
ケーブルコネクタに係り、特に末端コネクタをケーブル
と密封接合させるようにした同軸ケーブルコネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】同軸ケーブルコネクタは周知の物品であ
り、F型同軸ケーブルコネクタは典型的に、補助インタ
フェースコネクタに螺合されて同軸ケーブルコネクタが
各種電子器機、例えばTV、CB及びFMラジオ及びそ
の他の無線電気システム等の電器と一体とされる。
【0003】周知の同軸ケーブルコネクタには僅かに一
つの欠点があった。同軸ケーブルコネクタの主要な作用
は同軸遮蔽体とコネクタ本体間の良好な結合を保証して
電気信号を伝送することにある。同軸ケーブルコネクタ
の周知の技術の問題はコネクタ本体内、即ちコネクタ本
体とケーブルの間への湿気の侵入である。図1に示され
るFシリーズのコネクタは周知の同軸ケーブルコネクタ
の代表的な実施例とされる。F同軸コネクタ10はコネ
クタ本体11を具え、該コネクタ本体11は、挟持管1
2、該挟持管12の一端に回転自由に配置されるスクリ
ュー管13、及び該スクリュー管13の周囲に配置され
る係止手段14を具備する。
【0004】同軸コネクタ10は同軸ケーブル15がコ
ネクタ本体11の挟持管12内部に挿入されることによ
り、絶縁体と同軸ケーブルの中心導体16が係止手段1
4内に位置し、これによりコネクタ10と同軸ケーブル
16が組み合わされる。編成遮蔽体と同軸ケーブル15
の外皮はスクリュー管13と挟持管12の間に配置され
る。六角形の圧接工具を利用し、圧縮力を挟持管12に
加えて強制的に同軸ケーブル15の外皮と密封結合させ
る。しかし工具で与える力には個人差があるため、挟持
管12と同軸ケーブル15の緊密程度に違いが生じ、こ
の部分が即ち湿気の侵入する通路となる。この侵入した
湿気は実際に編成遮蔽体に接触しうるため、コネクタの
信号伝送性能を下げ、このためコネクタ本体と軸リング
間に発生する湿気に対して対策を講ずる必要があった。
【0005】ゆえに、現在、緊密にコネクタとケーブル
を結合させることができ、雨水の侵食を防止し、永久的
に部品の機械連結を確保できる末端コネクタが必要とさ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主要な目的
は、一種の同軸ケーブル用末端コネクタを提供すること
にあり、具体的には、外スリーブの外壁面末端に一つの
環状凸部が設けられ、ゆえに、外スリーブが圧縮され内
向きに折り曲げられる時、該環状凸部が押圧を受けて外
スリーブ末端の直径を減少し、外スリーブ末端が完全に
ケーブル外皮と緊密に結合するようにした同軸ケーブル
用末端コネクタを提供することにある。
【0007】本発明の次の目的は、一種の同軸ケーブル
用末端コネクタを提供することにあり、具体的には、外
スリーブの外壁面の末端近くに少なくとも1条の環状凸
部が設けられ、ゆえに、外スリーブが圧縮されて内向き
に折り曲げられる時、該環状凸部が押圧されて外から内
に凹部を形成し、この凹んだ環状凸部により外スリーブ
末端が完全にケーブル外皮に緊密に結合し、多重防水密
封の目的を達成できるようにした同軸ケーブル用末端コ
ネクタを提供することにある。
【0008】本発明のさらにもう一つの目的は、一種の
同軸ケーブル用末端コネクタを提供することにあり、そ
れは、環状凸部と外スリーブの外壁面間に一つの溝が形
成され、該溝が脆弱点とされて、簡単に環状凸部に変形
を発生させられるようにした同軸ケーブル用末端コネク
タを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ネジ
山付きのインタフェースコネクタを具えた電子器機或い
はインタフェースコネクタに電気的或いは機械的に同軸
ケーブルを連接するのに用いられ、同軸方式で同軸ケー
ブルを収容し、外スリーブと、該外スリーブ内に同軸関
係を以て配置されるスリーブ本体、及び該スリーブ本体
の周囲に配置される係止手段を包括する同軸ケーブル用
末端コネクタにおいて、該外スリーブの外壁面末端に一
つの環状凸部が形成され、同軸ケーブルが完全にコネク
タ中に挿入され、圧縮器具を利用して外スリーブが内向
きに圧縮変形させられてその直径が縮小する時、該環状
凸部が押圧を受けて最大の変形を形成し、環状凸部が完
全に且つ有効にケーブルの外皮と緊密に結合することを
特徴とする、同軸ケーブル用末端コネクタとしている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の同軸ケーブル用末
端コネクタにおいて、外スリーブの末端に近い外壁面に
少なくとも1本の環状凸部が設けられ、該環状凸部が押
圧を受けて外から内に凹み、この凹んだ環状凸部が完全
に有効にケーブルの外皮と緊密に結合し、多重の防水機
能を具備したことを特徴とする、同軸ケーブル用末端コ
ネクタとしている。請求項3の発明は、請求項1に記載
の同軸ケーブル用末端コネクタにおいて、圧縮器具が嵌
合本体を具え、その内部に外スリーブを内向きに圧縮変
形させる錐状孔が設けられたことを特徴とする、同軸ケ
ーブル用末端コネクタとしている。請求項4の発明は、
請求項1又は請求項2に記載の同軸ケーブル用末端コネ
クタにおいて、外スリーブの外壁面と環状凸部の間に一
つの溝が形成されたことを特徴とする、同軸ケーブル用
末端コネクタとしている。請求項5の発明は、請求項3
に記載の同軸ケーブル用末端コネクタにおいて、錐状孔
の終端に一つの円柱孔が連接され、該円柱孔の内壁面に
環状凸リブが形成されたことを特徴とする、同軸ケーブ
ル用末端コネクタとしている。請求項6の発明は、ネジ
山付きのインタフェースコネクタを具えた電子器機或い
はインタフェースコネクタに電気的或いは機械的に同軸
ケーブルを連接するのに用いられ、同軸方式で同軸ケー
ブルを収容し、外スリーブと、該外スリーブ内に同軸関
係を以て配置されるスリーブ本体、及び該スリーブ本体
の周囲に配置される係止手段を包括する同軸ケーブル用
末端コネクタにおいて、該外スリーブが、本体と後端延
伸部分を具え、該後端延伸部分の内外の壁面が平滑面と
され、一つの嵌合手段が該外スリーブの外部に套設さ
れ、該嵌合手段が、第1嵌合本体と、該第1嵌合本体の
周囲に同軸関係を以て套設された第2嵌合本体、及び第
1嵌合本体と第2嵌合本体の間に設置された環状シール
手段を具え、該第1嵌合本体の内部に軸方向に一つの錐
状孔が設けられ、同軸ケーブルがコネクタに挿入され
て、圧縮器具を利用して外スリーブが内向きに圧縮変形
される時、該環状のシール手段が第1嵌合本体と第2嵌
合本体の間の押圧を受けて、膨張変形し、直接的に外皮
と外スリーブ間において緊密に接合することを特徴とす
る、同軸ケーブル用末端コネクタとしている。請求項7
の発明は、請求項6に記載の同軸ケーブル用末端コネク
タにおいて、外スリーブの外壁面末端に一つの環状凸部
が形成され、該環状凸部が防湿機能を有するシール手段
の下方に位置し、環状凸部が押圧を受けてその直径が減
少することにより、完全に且つ有効にケーブルの外皮と
緊密に接合することを特徴とする、同軸ケーブル用末端
コネクタとしている。請求項8の発明は、請求項6に記
載の同軸ケーブル用末端コネクタにおいて、外スリーブ
の外壁面の末端近くに少なくとも1本の環状凸部が形成
され、該環状凸部が押圧を受けて外から内に凹み、完全
にケーブルの外皮と緊密に接合することにより、多重の
防水機能を具えたことを特徴とする、同軸ケーブル用末
端コネクタとしている。請求項9の発明は、請求項7又
は請求項8に記載の同軸ケーブル用末端コネクタにおい
て、外スリーブの外壁面と環状凸部の間に一つの溝が形
成されたことを特徴とする、同軸ケーブル用末端コネク
タとしている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による同軸ケーブル用末端
コネクタは、同軸方式で同軸ケーブルを収容し連接する
のに用いられ、外スリーブ、該外スリーブ内に同軸関係
を以て配置されるスリーブ本体、該スリーブ本体周囲に
配置される係止手段を包括する。該外スリーブの外壁面
に少なくとも1条の環状凸部が形成されている。ケーブ
ルが末端コネクタ中に挿入され、外皮及び編成導体が外
スリーブの環状中空部内に挿入され、外スリーブが圧縮
されて内向きに折り曲げられることにより、環状凸部が
圧迫を受けて強制的に緊密に外皮と結合する。
【0011】
【実施例】図2に示されるように、伝統的な同軸ケーブ
ル15は中心導体16、絶縁体18及び編成導体19と
外皮17で組成され、ケーブルを有効に受信機或いは末
端機と連接させるため、中心導体16と絶縁体18の末
端部分の長さが切断されて外部に露出し、編成導体19
は絶縁体18部分より外向きにある長さ剥がされ、並び
に外皮17を被覆している。
【0012】図2、4及び図6に示されるように、末端
コネクタ20はスリーブ本体21を具え、該スリーブ本
体21は一つの貫通孔22を具え、且つ前端に一つの外
凸縁23を具え、後段に後端延伸部分28を具えてい
る。
【0013】外スリーブ24はその内凸縁25がスリー
ブ本体21を囲み、後端延伸部分26の外径と壁圧が外
スリーブ本体27より小さく、並びにスリーブ本体21
の後端延伸部分28と同心円関係を形成し、両者間に環
状中空部29が形成されている。後端延伸部分26の内
壁は平滑面とされ、外壁面は一般に周知の構造である鋸
歯部214を具えている。後端延伸部分26の外壁面末
端に一つの環状凸部211Aが形成され、該環状凸部2
11Aと後端延伸部分26の間に一つの環状の溝212
があり、この部分が一つの脆弱点とされ、これは図5に
示されるとおりである。
【0014】末端コネクタ20の前端に一つの係止手段
30が設けられ、該係止手段30の末端は内向きに突出
する凸縁31とされ、この凸縁31が外凸縁23と外ス
リーブ本体27の間に挟まれ、係止手段30内部に数条
のネジ山32が設けられ、外部に平面ナット33が設け
られて、スパナ或いはその他の工具で末端コネクタ20
を受信機或いは末端機に螺接できる。外凸縁23と凸縁
31間にシール体34が設置されて、湿気が外スリーブ
本体27と凸縁31間の接触面より侵入するのを防止す
る。
【0015】末端コネクタ20とケーブル15の末端を
連接するために、ケーブル15が末端コネクタ20に挿
入され、外部に露出した中心導体16と絶縁体18がス
リーブ本体21内に延伸され、且つ編成導体19と外皮
17がスリーブ本体21の後端延伸部分28と外スリー
ブ24の後端延伸部分26の間に延伸される。スリーブ
本体21の後端延伸部分26は圧縮器具を使用して内向
きに輻射状に圧縮され、これにより後端延伸部分26の
直径が縮小され、環状凸部211Aが押圧を受けて外ス
リーブ24末端の直径を減少し、これにより環状凸部2
11A が強制的にケーブルの外皮17と緊密に接合さ
れる。これは図3に示されるとおりである。
【0016】スリーブ本体21の後端延伸部分26と環
状凸部211Aの間に溝212が設けられ、これにより
環状凸部211A が簡単にこの部分より折り曲げられ
変形し、、外スリーブ24末端の直径を減少し、折り曲
げ変形後の環状凸部211Aが完全に且つ緊密にケーブ
ルの外皮17と結合し、これにより湿気のコネクタ中へ
の進入を防止し、且つ部品間の機械連結を永久的に確保
する。
【0017】図7、9に示されるように、後端延伸部分
26の外壁面末端近くに少なくとも一条の環状凸部21
1Bが設けられ、ゆえに、外スリーブ24の後端延伸部
分26が圧縮された後、環状凸部211Bが外から内に
凹部を形成し、相対的に後端延伸部分26の内壁面に凸
部を形成する。これにより環状凸部211Aと環状凸部
211Bが強制的且つ直接的にケーブルの外皮17と緊
密に接合させられる。これは図10に示されるとおりで
あり、本発明は多重に防水密封されている。後端延伸部
分26と環状凸部211B間に一つの環状の溝212が
形成され、図8に示されるように、これにより環状凸部
211Bがより簡単に溝212部分より変形を発生す
る。
【0018】図11、12、13及び図14に示される
ように、本発明は圧縮器具、例えば圧縮工具或いは嵌合
手段の使用により外スリーブ24の後端延伸部分26が
内向きに輻射状に圧縮されて後端延伸部分26の直径が
縮小される。該嵌合手段40は外スリーブ24の後端延
伸部分26の外部に套設され、該嵌合手段40は、一つ
の嵌合本体41と該嵌合本体41に套設される嵌め輪4
2を具え、該嵌合本体41に軸方向に一つの錐状孔43
と一つの円柱孔44が設けられ、錐状孔43の始端近く
に一つの環状溝45が形成されている。包装作業時に
は、予め嵌合手段40が外スリーブ24に套設され一体
とされ、環状凸部211Aが環状溝45中に係合され、
これにより現場の作業員の作業プロセスを減少する。
【0019】ケーブル15を完全に末端コネクタ20中
に挿入した時、押圧工具を用いて嵌合手段40を押圧
し、外スリーブ24の後端延伸部分26を錐状孔43中
に進入させ、それを内向きの放射状圧縮状態となし、後
端延伸部分26の直径を縮小すると、該環状凸部211
Aが錐状孔43の傾斜度に沿って外スリーブ24の末端
の直径を減少し、環状凸部211Bが押圧を受けて外か
ら内に凹み、環状凸部211Aと環状凸部211Bが強
制的に且つ直接的にケーブルの外皮17と緊密に接合さ
せられる。最後に突出物213を環状溝45中に係合さ
せる。以上の構造により、コネクタとケーブル間に多重
の緊密な環状密封が形成される。
【0020】図15及び図16に示されるのは本発明の
嵌合手段50のもう一つの実施例であり、それは、第1
嵌合本体51と第2嵌合本体52及び第1嵌合本体51
と第2嵌合本体52間に位置する環状の防湿用のシール
手段53を具備する。第1嵌合本体51は一つの端部5
4とインタフェース部55を具え、その内部の軸方向部
分に一つの錐状孔59が設けられている。第2嵌合本体
52は一つの凸縁端部56と一つの管状端部57を具え
ている。第1嵌合本体51のインタフェース部55は機
械方式で緊密に管状端部57の内壁に結合され、且つ端
部54と管状端部57の間に一つの間隙58が形成され
る。シール手段53は弾性を有するゴムで製造される。
【0021】押圧工具を利用し、嵌合手段50に対して
押圧を行い外スリーブ24と結合させ、外スリーブ24
の後端延伸部分26を錐状孔59中に進入させて、該後
端延伸部分26を輻射状圧縮状態となし、後端延伸部分
26の直径を縮小する。このとき、環状凸部211A或
いは環状凸部211Bは押圧を受けて変形し、該環状凸
部211Aが内向きに圧縮されて直径が小さくなり、該
環状凸部211Bは外から内に凹部を形成し、環状凸部
211A或いは環状凸部211Bが強制的且つ直接的に
ケーブルの外皮17と緊密に接合される。最後の押圧に
より、管状端部57が前方に押されて移動し、並びに間
隙58が圧充され、管状端部57と端部54間の端面が
接触する。このとき、シール手段53は第1嵌合本体5
1と第2嵌合本体52間で圧迫され、シール手段53が
膨張変形し、直接にケーブルの外皮17と緊密に接合
し、押圧後のシール手段53は後端延伸部分61と外皮
17外壁の間に位置し、それらに緊密な環状密封を形成
させる。これは図20に示されるとおりである。
【0022】図21及び図22は本発明の外スリーブ2
4Aのもう一つの実施例であり、その後端延伸部分26
Aの外壁面の始端近くに一つの突出物213が設けら
れ、外壁面末端が一つの平滑面とされ、ゆえに押圧工具
を利用して嵌合手段50(図18参照)を押圧すると、
後端延伸部分61が錐形孔59の押圧を受けて内向きに
輻射状に圧縮され、直径が縮小し、最後の押圧により、
管状端部57が前方に押されて移動し、並びに間隙58
が圧充され、管状端部57と端部54間の端面が接触す
る。このとき、シール手段53は第1嵌合本体51と第
2嵌合本体52間で圧迫され、シール手段53が膨張変
形し、直接にケーブルの外皮17と緊密に接合し、押圧
後のシール手段53は後端延伸部分61と外皮17外壁
の間に位置し、後端延伸部分26Aが完全にケーブル外
皮と緊密に結合する。
【0023】以上は本発明の望ましい実施例の説明であ
って本発明の請求範囲を限定するものではなく、本発明
に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本
発明の請求範囲に属するものとする。
【0024】
【発明の効果】本発明による同軸ケーブル用末端コネク
タは、同軸方式で同軸ケーブルを収容し連接するのに用
いられ、外スリーブ、該外スリーブ内に同軸関係を以て
配置されるスリーブ本体、該スリーブ本体周囲に配置さ
れる係止手段を包括する。該外スリーブの外壁面に少な
くとも1条の環状凸部が形成されている。ケーブルが末
端コネクタ中に挿入され、外皮及び編成導体が外スリー
ブの環状中空部内に挿入され、外スリーブが圧縮されて
内向きに収縮させられることにより、環状凸部が圧迫さ
れて強制的に緊密に外皮と結合させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の末端コネクタにケーブルを結合させた状
態を示す斜視図である。
【図2】本発明の末端コネクタにケーブルを結合させた
状態を示す断面図である。
【図3】図2中の点線で囲まれた符号2A部分の片面の
拡大図である。
【図4】本発明の末端コネクタの断面図である。
【図5】図4中の3A部分の部分拡大図である。
【図6】本発明の末端コネクタを内向きに圧縮した断面
図である。
【図7】本発明の末端コネクタのもう一種類の望ましい
実施例の断面図である。
【図8】図7中の5A部分の部分拡大図である。を示
す。
【図9】図7の末端コネクタをケーブルに結合した状態
の断面図である。
【図10】図9中の6A部分の拡大図である。
【図11】本発明の嵌合手段の断面図である。
【図12】図11の嵌合手段を外スリーブに取り付けた
断面図である。
【図13】図12の末端コネクタをケーブルに結合させ
た断面図である。
【図14】図13の末端コネクタの押圧後の状態を示す
断面図である。
【図15】本発明の嵌合手段のもう一種類の望ましい実
施例の断面図である。
【図16】本発明の末端コネクタと図15の嵌合手段を
押圧後の断面図である。
【図17】図16中の12A部分の部分拡大図である。
【図18】本発明の嵌合手段のさらに別の望ましい実施
例の断面図である。
【図19】本発明の末端コネクタに図18の嵌合手段を
取り付けた断面図である。
【図20】図19の末端コネクタにケーブルを結合した
断面図である。
【図21】本発明の末端コネクタの別の望ましい実施例
の断面図である。
【図22】図21の末端コネクタにケーブルを結合させ
た断面図である。
【符号の説明】
15 同軸ケーブル 17 外皮 20 末端コネクタ 21 スリーブ
本体 24 外スリーブ 26、28 後
端延伸部分 213 突出物 211A、21
1B 環状凸部 30 係止手段 40、50 嵌
合手段 43、59 錐状孔 45 環状溝 51 第1嵌合本体 52 第2嵌合
本体 53 シール手段 212 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−21517(JP,A) 特開 平9−35824(JP,A) 実開 平6−21174(JP,U) 実開 昭61−23191(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 17/02 H01R 13/52 H01R 13/622 H02G 1/14 H02G 15/08

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネジ山付きのインタフェースコネクタを
    具えた電子器機或いはインタフェースコネクタに電気的
    或いは機械的に同軸ケーブルを連接するのに用いられ、
    同軸方式で同軸ケーブルを収容し、外スリーブと、該外
    スリーブ内に同軸関係を以て配置されるスリーブ本体、
    及び該スリーブ本体の周囲に配置される係止手段を包括
    する同軸ケーブル用末端コネクタにおいて、 該外スリーブの外壁面末端に一つの環状凸部が形成さ
    れ、同軸ケーブルが完全にコネクタ中に挿入され、圧縮
    器具を利用して外スリーブが内向きに圧縮変形させられ
    てその直径が縮小する時、該環状凸部が押圧を受けて最
    大の変形を形成し、環状凸部が完全に且つ有効にケーブ
    ルの外皮と緊密に結合することを特徴とする、同軸ケー
    ブル用末端コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の同軸ケーブル用末端コ
    ネクタにおいて、 外スリーブの末端に近い外壁面に少なくとも1本の環状
    凸部が設けられ、該環状凸部が押圧を受けて外から内に
    凹み、この凹んだ環状凸部が完全に有効にケーブルの外
    皮と緊密に結合し、多重の防水機能を具備したことを特
    徴とする、同軸ケーブル用末端コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の同軸ケーブル用末端コ
    ネクタにおいて、 圧縮器具が嵌合本体を具え、その内部に外スリーブを内
    向きに圧縮変形させる錐状孔が設けられたことを特徴と
    する、同軸ケーブル用末端コネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の同軸ケー
    ブル用末端コネクタにおいて、 外スリーブの外壁面と環状凸部の間に一つの溝が形成さ
    れたことを特徴とする、同軸ケーブル用末端コネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の同軸ケーブル用末端コ
    ネクタにおいて、 錐状孔の終端に一つの円柱孔が連接され、該円柱孔の内
    壁面に環状凸リブが形成されたことを特徴とする、同軸
    ケーブル用末端コネクタ。
  6. 【請求項6】 ネジ山付きのインタフェースコネクタを
    具えた電子器機或いはインタフェースコネクタに電気的
    或いは機械的に同軸ケーブルを連接するのに用いられ、
    同軸方式で同軸ケーブルを収容し、外スリーブと、該外
    スリーブ内に同軸関係を以て配置されるスリーブ本体、
    及び該スリーブ本体の周囲に配置される係止手段を包括
    する同軸ケーブル用末端コネクタにおいて、 該外スリーブが、本体と後端延伸部分を具え、該後端延
    伸部分の内外の壁面が平滑面とされ、 一つの嵌合手段が該外スリーブの外部に套設され、該嵌
    合手段が、第1嵌合本体と、該第1嵌合本体の周囲に同
    軸関係を以て套設された第2嵌合本体、及び第1嵌合本
    体と第2嵌合本体の間に設置された環状シール手段を具
    え、該第1嵌合本体の内部に軸方向に一つの錐状孔が設
    けられ、同軸ケーブルがコネクタに挿入されて、圧縮器
    具を利用して外スリーブが内向きに圧縮変形される時、
    該環状のシール手段が第1嵌合本体と第2嵌合本体の間
    の押圧を受けて、膨張変形し、直接的に外皮と外スリー
    ブ間において緊密に接合することを特徴とする、同軸ケ
    ーブル用末端コネクタ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の同軸ケーブル用末端コ
    ネクタにおいて、 外スリーブの外壁面末端に一つの環状凸部が形成され、
    該環状凸部が防湿機能を有するシール手段の下方に位置
    し、環状凸部が押圧を受けてその直径が減少することに
    より、完全に且つ有効にケーブルの外皮と緊密に接合す
    ることを特徴とする、同軸ケーブル用末端コネクタ。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の同軸ケーブル用末端コ
    ネクタにおいて、 外スリーブの外壁面の末端近くに少なくとも1本の環状
    凸部が形成され、該環状凸部が押圧を受けて外から内に
    凹み、完全にケーブルの外皮と緊密に接合することによ
    り、多重の防水機能を具えたことを特徴とする、同軸ケ
    ーブル用末端コネクタ。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8に記載の同軸ケー
    ブル用末端コネクタにおいて、 外スリーブの外壁面と環状凸部の間に一つの溝が形成さ
    れたことを特徴とする、同軸ケーブル用末端コネクタ。
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