JP2602079Y2 - ケーブルグランド - Google Patents

ケーブルグランド

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JP2602079Y2
JP2602079Y2 JP1993068076U JP6807693U JP2602079Y2 JP 2602079 Y2 JP2602079 Y2 JP 2602079Y2 JP 1993068076 U JP1993068076 U JP 1993068076U JP 6807693 U JP6807693 U JP 6807693U JP 2602079 Y2 JP2602079 Y2 JP 2602079Y2
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邦和 菅
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アーマードケーブルを
機器に取付けるために使用されるケーブルグランドに関
する。
【0002】
【従来の技術】アーマードケーブルは、図1に示すよう
に、内線ケーブル11を鋼管12およびゴム管13によ
り2重に被覆したもので、工場等の電気配線に使用され
る。鋼管12は可撓性を持たせるために波付き管とさ
れ、そのために、このケーブルは波付き鋼管外装ケーブ
ルとも呼ばれている。
【0003】このようなアーマードケーブル10を機器
に取付ける場合、その取付け対象物にアーマードケーブ
ル10を機械的に接続するだけでなく、アーマードケー
ブル10の鋼管12を取付け対象物に電気的に接続する
ことが求められる。これを行う継手がケーブルグランド
であり、防爆型のものでは、そのケーブルグランドに内
線ケーブル11を接続して接続強度を更に高めることが
要求される。
【0004】図1には、アーマードケーブルの接続に使
用される防爆型ケーブルグランドの従来例が示されてい
る。このケーブルグランドは、取付け対象部に先端部が
ねじ込まれ円筒状の本体1を具備する。本体1の後部内
面は先端側の内面より拡径されて収容部を形成し、ここ
に弾性リング2が挿入される。弾性リング2の後端側に
は、押さえリング3と防水リング4とが配置される。押
さえリング3の後部内面は後端側に向かって漸次拡径し
たテーパ面になっている。防水リング4の先端部は、前
記テーパ面内側に嵌合するテーパ部とされ、その先端部
に、周方向に間隔をあけて複数の導電チップ5を保持し
ている。防水リング4の後部には、保持リング6が外嵌
され、これを先端側へ押圧するべく、前記本体1の後部
外面には袋ナット7がねじ込まれる。
【0005】アーマードケーブル10の内線ケーブル1
1は、弾性リング2内を挿通する。鋼管12は防水リン
グ4のテーパ部内側に位置し、ゴム管13は防水リング
4の後部内側に位置する。
【0006】本体1に後端側から袋ナット7をねじ込む
と、保持リング6が先端側へ押される。これにより、防
水リング6の後部が軸方向に圧縮されて、アーマードケ
ーブル10のゴム管13に圧接する。その結果、ケーブ
ルグランドにアーマードケーブル10が防水接続され
る。同時に、防水リング6の先端部、すなわちテーパ部
が、押さえリング3のテーパ面内側に押し込まれて縮径
することにより、押さえリング3と鋼管12とが複数の
導電チップ5を介して電気的に接続される。更に、防水
リング6の押し込み力が押さえリング3を介して弾性リ
ング2に伝わり、これを軸方向に圧縮する。その結果、
弾性リング2が内線ケーブル11に圧接し、内線ケーブ
ル11が保持される。
【0007】他にもねじ込み式の防爆型ケーブルグラン
ドは提案されているが、いずれも同様の機構でアーマー
ドケーブルの機械的、電気的な接続を行う。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】このような防爆型ケー
ブルグランドは、ねじ込み式であるために操作が簡単で
あり、前述した要求も一応は満足している。しかし、接
続したアーマードケーブル10に大きな引き抜き力が加
わった場合、そのアーマードケーブル10がケーブルグ
ランドから抜けるおそれがある。また、完全に抜けなく
ても、アーマードケーブル10の鋼管12が導電チップ
5のところから後端側へ移動すれば、接地不良が生じ
る。従って、信頼性が低い。
【0009】アーマードケーブル10が接地継手から抜
けやすい第1の理由は、複数の導電チップ5および鋼管
12が金属同士のため、滑りやすいということである。
第2の理由は、袋ナット7によるねじ込み力が、弾性材
である防水リング6を介して弾性リング2に伝わるた
め、弾性リング2が充分に圧縮せず、内線ケーブル11
の保持強度が低下するおそれがあるということである。
このことが、防爆型としての機能低下につながること
は、言うまでもない。
【0010】本考案はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、操作が容易で、しかも接続強度の高いケーブ
ルグランドを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のケーブ
ルグランドは、通常の防水接続型であって、取付け対象
物に先端部がねじ込まれ、内部を前記内線ケーブルが挿
通すると共に、後部内面に、後端側へ向かって漸次拡径
するテーパ面が設けられた円筒状の本体と、該本体のテ
ーパ面内側に後端側から挿入され、内部に前記鋼管が挿
入されると共に、少なくとも先端部が周方向に複数分割
され、それぞれの先端部が内側に鉤状に屈曲したリング
状の接地金物と、該接地金物の後端側にあって内部に前
記ゴム管が挿入される防水リングと、該防水リングを先
端側に押圧するべく前記本体の外面にねじ込まれる袋ナ
ットとを備えており、前記本体に袋ナットをねじ込むこ
とにより、接地金物の先端部がアーマードケーブルの鋼
管の外面の凹凸に沿って食い込むようになっている。
【0012】請求項2に記載のケーブルグランドは、防
爆型であって、取付け対象物に先端部がねじ込まれ、内
部を前記内線ケーブルが挿通すると共に、後部内面が先
端側の内面より拡径されて収容部を形成する円筒状の本
体と、該本体の収容部内に挿入される弾性リングと、該
弾性リングを先端側へ押圧するべく前記本体の外面にね
じ込まれる袋ナットからなり、その押圧面より後端側の
内面に、後端側へ向かって漸次拡径するテーパ面が設け
られた中間リングと、該中間リングのテーパ面内側に後
端側から挿入され、内部に前記鋼管が挿入されると共
に、少なくとも先端部が周方向に複数分割され、それぞ
れの先端部が内側に鉤状に屈曲したリング状の接地金物
と、該接地金物の後端側にあって内部に前記ゴム管が挿
入される防水リングと、概略的防水リングを先端側に押
圧するべく前記中間リングの外面にねじ込まれる袋ナッ
トとを具備しており、前記本体に袋ナットをねじ込むこ
とにより、接地金物の先端部がアーマードケーブルの鋼
管の外面の凹凸に沿って食い込むようになっている。
【0013】
【作用】請求項1に記載のケーブルグランドにおいて
は、本体に袋ナットをねじ込むことにより、防水リング
が先端側へ押圧されて軸方向に圧縮することによりアー
マードケーブルのゴム管に圧接する。これにより、アー
マードケーブルがケーブルグランドに防水接続される。
同時に、接地金物が本体内面のテーパ面内側に押し込ま
れて先端部から縮径する。接地金物の先端部は、周方向
に複数分割され、それぞれの先端部が内側に鉤状に屈曲
しているので、それぞれの先端がアーマードケーブルの
鋼管外面の凹凸に沿って食い込む。このため、本体と鋼
管との間が接地金物を介して電気的に接続されると同時
に、鋼管が抜け止めされる。従って、アーマードケーブ
ルの接続強度が上がる。
【0014】請求項2に記載のケーブルグランドにおい
ては、本体に、袋ナットからなる中間リングをねじ込む
ことにより、本体内に収容されている弾性リングが先端
側へ押圧されて軸方向に圧縮することによりアーマード
ケーブルの内線ケーブルに圧接し、その内線ケーブルが
ケーブルグランドに接続される。中間リングのねじ込み
力が弾性リングに直接付加されるので、内線ケーブルの
接続強度が高い。
【0015】中間リングに袋ナットをねじ込むことによ
り、防水リングが先端側へ押圧されて軸方向に圧縮する
ことによりアーマードケーブルのゴム管に圧接する。こ
れにより、アーマードケーブルが接地継手に防水接続さ
れる。同時に、接地金物が中間リング内面のテーパ面内
側に押し込まれて先端部か縮径する。接地金物の先端部
は、周方向に複数分割され、それぞれの先端部が内側に
鉤状に屈曲しているので、それぞれの先端がアーマード
ケーブルの鋼管外面の凹凸に沿って食い込む。このた
め、本体と鋼管との間が接地金物を介して電気的に接続
されると同時に、鋼管が抜け止めされる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図2は本考案の1実施例を示すケーブルグランド
の半断面図、図3は同ケーブルグランドの構成部材を分
離して示した半断面図、図4は接地金物の半断面図およ
び正面図である。
【0017】本実施例は防爆型であり、請求項2に記載
したケーブルグランドの1例である。このケーブルグラ
ンドは、図2および図3に示すように、取付け対象物2
0に直接装着される円筒状の本体30と、本体30内に
後端側から挿入される円筒状の弾性リング40および押
さえリング50と、本体30に後端側からねじ込まれ
て、弾性リング40および押さえリング50を先端側へ
押圧する中間リング60と、中間リング60内に後端側
から挿入される接地金物70および防水リング80と、
中間リング60に後端側からねじ込まれて、接地金物7
0および防水リング80を先端側へ押圧する袋ナット9
0とを具備する。
【0018】本体30は、取付け対象物20のねじ孔2
1にねじ込まれる雄ねじ部31を先端部外面に有する。
雄ねじ部31より後端側の外面には、ねじ込み工具が係
合する多角形部32、中間リング60をねじ込むための
第2の雄ねじ部33、平坦部が順に設けられており、平
坦部には、本体30と中間リング60との間をシールす
るOリング36が装着されている。
【0019】本体30の内部には、アーマードケーブル
10の内線ケーブル11が挿通される。本体30の後部
内面は、前部内面より拡径されて収容部37を形成して
いる。
【0020】弾性リング40はゴムからなり、2枚の座
金41,41間に挟まれた状態で本体30の収容部37
内に挿入される。弾性リング40の外径は収容部37の
内径より少し小さく、内径は内線ケーブル11の外径よ
り少し大きい。
【0021】押さえリング50は、後端部を除いて弾性
リング40とほぼ同じ内外径とされ、本体30の収容部
37内に後端側から挿入されて、内線ケーブル11の外
側に位置する。押さえリング50の後端部は、内外径と
もに他の部分より若干大きくされている。
【0022】中間リング60は、中心軸に直角な押圧面
61を内面中央部に有する袋ナットからなる。押圧面6
1より先端側の内面には、本体30の第2の雄ねじ部3
3に螺合する雌ねじ部64が設けられている。押圧面6
1より後端側の内面には、第1のテーパ面62と第2の
テーパ面63とが、若干の平坦部を挟んで先端側から後
端側へ2段に設けられている。テーパ面62,63は、
いずれも先端側から後端側へ漸次拡径して後端側へ開放
している。また、中間リング60の後端部外面には、袋
ナット90の雌ねじ部が螺合する雄ねじ部65が設けら
れている。
【0023】中間リング60の押圧面61より先端側に
は、アーマードケーブル10の内線ケーブル11が挿通
され、後端側には鋼管12が挿入される。
【0024】接地金物70は、図4に示すように、導電
性金属からなるスリーブであり、その後端部を除く部分
には、そのスリーブを周方向に分割して形成した複数の
接地片71が、周方向に等間隔をあけて配列されてい
る。各接地片71は、全体が内側へ僅かに傾斜すると共
に、先端部が内側へ鉤状に屈曲している。この接地金物
70は、防水リング80の先端に連結され、中間リング
60の第1のテーパ面62内側に後端側から挿入され
て、アーマードケーブル10の鋼管12外側に位置す
る。
【0025】防水リング80はゴムからなるスリーブで
あり、その先端面には、接地金物70を保持するため
に、その後端部が嵌合される環状の溝が設けられてい
る。防水リング80の先端部外面は、中間リング60の
第2のテーパ面63に対応するテーパ面82になってい
る。
【0026】防水リング80には、アーマードケーブル
10のゴム管13が後端側から挿入される。防水リング
80のテーパ面82を除く外面には、ゴム管13の保持
を確実にするために、浅いV溝が全周にわたって設けら
れている。
【0027】袋ナット90は、防水リング80に外嵌
し、該防水リング80を先端側へ押圧するべく、中間リ
ング60の後端部外面にねじ込まれる。
【0028】本実施例の防爆型ケーブルグランドの使用
方法および機能は、次のとおりである。
【0029】取付け対象物20のねじ孔21に、本体3
0の雄ねじ部31をねじ込み、ロックナット35により
固定する。アーマードケーブル10の内線ケーブル11
に先端側から袋ナット90、接地金物70および防水リ
ング80、中間リング60、押さえリング50、弾性リ
ング40および座金41,41を順に外嵌して、その内
線ケーブル11を本体30内に通す。
【0030】アーマードケーブル10のゴム管13を防
水リング80内に挿入し、鋼管12を接地金物70内に
位置させた状態で、接地金物70および防水リング80
を中間リング60内に挿入し、中間リング60の後端部
外面に袋ナット90をねじ込む。このねじ込みにより、
防水リング80が軸方向に圧縮されると共に、その先端
部が中間リング60の第2のテーパ面63内に押し込ま
れて縮径し、ゴム管13が中間リング60に防水接続さ
れる。
【0031】これと同時に、中間リング60の第1のテ
ーパ面62内に接地金物70が押し込まれ、複数の接地
片71が内側へ傾斜する。これにより、各接地片71の
鉤部先端がアーマードケーブル10の鋼管12の外面の
凹凸に沿って食い込み、鋼管12と中間リング60との
間が複数の接地片71を介して電気的に接続されると共
に、鋼管12が機械的に抜け止めされる。従って、接続
したアーマードケーブル10に大きな引き抜き力が加わ
っても、アーマードケーブル10が抜けるおそれはな
い。
【0032】本実施例では、防水リング80の先端に接
地金物70を連結しているので、そのセットが容易であ
る。接地金物70の連結は、防水リング80との一体成
形によっても行うことができる。
【0033】本体30の収容部37内に弾性リング40
を座金41,41間に挟んで挿入し、その後方から押さ
えリング50を挿入する。中間リング60の先端部を、
本体30の第2の雄ねじ部33にねじ込む。このねじ込
みにより、中間リング60の押圧面61で押さえリング
50が先端側へ押され、弾性リング40が収容部37内
で軸方向に圧縮される。その結果、アーマードケーブル
10の内線ケーブル11が本体30内に固定される。
【0034】このとき、弾性リング40には、中間リン
グ60のねじ込み力が押さえリング50を介して直接伝
わる。そのため、弾性リング40が充分に圧縮し、アー
マードケーブル10の内線ケーブル11が確実に固定さ
れる。本実施例では、押さえリング50を使用している
ので、充分なねじ込みストロークが確保される。また、
本体30と中間リング60との間がOリング36により
シールされる。
【0035】中間リング60のねじ込みと袋ナット90
のねじ込みは、どららを先に行ってもよが、中間リング
60のねじ込みにより、中間リング60がアーマードケ
ーブル10の先端側へ移動するので、中間リング60の
ねじ込みを先に行った場合は、中間リング60のテーパ
面62内から接地金物70が抜けるおそれがある。その
ため、通常は袋ナット90のねじ込みを先に行う。
【0036】図5は本考案の他の実施例を示す半断面図
である。本実施例は、通常の防水接続型のケーブルグラ
ンドであるため、弾性リング40、押さえリング50お
よび中間リング60を使用せず、本体30に袋ナット9
0を直接ねじ込む構成となっている。そして、その本体
30の後部内面には、収容部37に代わって、中間リン
グ60のテーパ面62,63に対応するテーパ面38,
39が設けられている。また、取付け対象物20と本体
30との間には、パッキンが介装される。他の構成は前
記実施例と同一である。
【0037】本実施例においては、袋ナット90のねじ
込みにより、防水リング80が軸方向に圧縮されると共
に、その先端部が本体30の第2のテーパ面39内に押
し込まれて縮径し、ゴム管13が本体30に防水接続さ
れる。これと同時に、本体30の第1のテーパ面38内
に接地金物70が押し込まれ、その複数の接地片71が
内側へ傾斜する。これにより、各接地片71の鉤部先端
がアーマードケーブル10の鋼管12の外面の凹凸に沿
って食い込み、鋼管12と本体30との間が複数の接地
片71を介して電気的に接続されると共に、鋼管12が
機械的に抜け止めされる。従って、防水接続型として充
分な接続強度が得られる。
【0038】
【考案の効果】以上に説明した通り、本考案にかかるケ
ーブルグランドは、少なくとも先端部が周方向に複数分
割され、それぞれの先端部が内側に鉤状に屈曲した接地
金物を用い、袋ナットのねじ込みにより、その接地金物
の先端部を縮径させてアーマードケーブルの鋼管の外面
の凹凸に沿って鉤部先端を食い込ませるので、接続され
たアーマードケーブルに大きな引き抜き力が加わって
も、そのアーマードケーブルが抜け難い。従って、接地
が確実となり、信頼性が高い。
【0039】請求項2に記載のケーブルグランドは、更
に、アーマードケーブルの内線ケーブルに圧接する弾性
リングを、袋ナットとは別の中間リングのねじ込みによ
って先端側へ押圧するので、そのねじ込み力が弾性リン
グに直接付加され、内線ケーブルの接続強度も高い。従
って、防爆型として優れた接続強度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の防爆型ケーブルグランドの構成を示す半
断面図である。
【図2】本考案の1実施例を示す防爆型ケーブルグラン
ドの半断面図である。
【図3】同接地継手の構成部材を分離して示す半断面図
である。
【図4】同接地継手の接地金物を示す半断面図および正
面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す半断面図である。
【符号の説明】
10 アーマードケーブル 11 内線ケーブル 12 鋼管 13 ゴム管 20 取付け対象物 30 本体 37 収容部 38,39 テーパ面 40 弾性リング 50 押さえリング 60 中間リング 62,63 テーパ面 70 接地金物 71 接地片 80 防水リング 90 袋ナット

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内線ケーブルを鋼管およびゴム管により
    2重に被覆したアーマードケーブルを取付け対象物に機
    械的に接続し、且つその鋼管を取付け対象物に電気的に
    接続するケーブルグランドであって、 前記取付け対象物に先端部がねじ込まれ、内部を前記内
    線ケーブルが挿通すると共に、後部内面に、後端側へ向
    かって漸次拡径するテーパ面が設けられた円筒状の本体
    と、 該本体のテーパ面内側に後端側から挿入され、内部に前
    記鋼管が挿入されると共に、少なくとも先端部が周方向
    に複数分割され、それぞれの先端部が内側に鉤状に屈曲
    したリング状の接地金物と、 該接地金物の後端側にあって内部に前記ゴム管が挿入さ
    れる防水リングと、 該防水リングを先端側に押圧するべく前記本体の外面に
    ねじ込まれる袋ナットとを具備しており、 前記本体に袋ナットをねじ込むことにより、接地金物の
    先端部がアーマードケーブルの鋼管の外面の凹凸に沿っ
    て食い込むことを特徴とするケーブルグランド。
  2. 【請求項2】 内線ケーブルを鋼管およびゴム管により
    2重に被覆したアーマードケーブルを取付け対象物に機
    械的に接続し、且つその鋼管を取付け対象物に電気的に
    接続するケーブルグランドであって、 前記取付け対象物に先端部がねじ込まれ、内部を前記内
    線ケーブルが挿通すると共に、後部内面が先端側の内面
    より拡径されて収容部を形成する円筒状の本体と、 該本体の収容部内に挿入される弾性リングと、 該弾性リングを先端側へ押圧するべく前記本体の外面に
    ねじ込まれる袋ナットからなり、その押圧面より後端側
    の内面に、後端側へ向かって漸次拡径するテーパ面が設
    けられた中間リングと、 該中間リングのテーパ面内側に後端側から挿入され、内
    部に前記鋼管が挿入されると共に、少なくとも先端部が
    周方向に複数分割され、それぞれの先端部が内側に鉤状
    に屈曲したリング状の接地金物と、 該接地金物の後端側にあって内部に前記ゴム管が挿入さ
    れる防水リングと、概略的防水リングを先端側に押圧す
    るべく前記中間リングの外面にねじ込まれる袋ナットと
    を具備しており、 前記本体に袋ナットをねじ込むことにより、接地金物の
    先端部がアーマードケーブルの鋼管の外面の凹凸に沿っ
    て食い込むことを特徴とするケーブルグランド。
  3. 【請求項3】 前記接地金物を防水リングの先端部に連
    結したことを特徴とする請求項1または2に記載のケー
    ブルグランド。
  4. 【請求項4】 前記弾性リングの後端側に、中間リング
    のねじ込みによって先端側へ移動する押さえリングを配
    置したことを特徴とする請求項2に記載の防爆型ケーブ
    ルグランド。
  5. 【請求項5】 前記本体の後端部外面と中間リングの先
    端部内面との間にシールリングを介在させたことを特徴
    とする請求項2に記載の防爆型ケーブルグランド。
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