WO2005026071A1 - 硫黄中間資材、硫黄資材及びその製造方法 - Google Patents

硫黄中間資材、硫黄資材及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

 小ガス炎着火試験において10秒間以内に着火しないという非危険物としての取り扱いが可能で、安全に且つ容易に硫黄資材の製造に利用できる硫黄中間資材、該中間資材を用いた硫黄資材及びその製造方法であって、本発明の硫黄中間資材は、粒径5mm以下の細骨材100質量部と、改質硫黄等からなる硫黄材料30~400質量部とを含み、JIS標準ふるいで最大寸法が101.6mm以下であることを特徴とし、本発明の硫黄資材は、該硫黄中間資材の溶融物と、粗骨材を含む材料とを混合、固化して得られる。

Description

明 細 書
硫黄中間資材、硫黄資材及びその製造方法
技術分野
[0001] 本発明は、硫黄を利用した土木 ·建設製品の資材として利用でき、非危険物扱いと して貯蔵可能で運搬が容易な硫黄中間資材、該中間資材を用いた硫黄資材及びそ の製造方法に関する。
^景技術
[0002] 硫黄資材は、コンクリートに比べて優れた強度を有する材料として知られているが、 硫黄は着火し易い危険物であり、現場で溶融し打設することが困難である。特に大 型海洋構造物のような場合は、硫黄資材を使用現場に近いところで製造する必要が あるが、硫黄や硫黄の改質に使用する添加剤は危険物で運搬が困難であり、またそ の製造装置は防爆装置である必要がある。力 0えて、製造現場での硫黄の保管も専用 の溶融硫黄タンクが必要である。従って、硫黄資材の利用には、運搬や製造コストが 高いという問題がある。
ところで、細骨材は、粗骨材に比べて硫黄と混ざりにくいため、細骨材を利用した硫 黄資材の製造においては、既存の簡便な装置を用いた場合、時間と手間がかかると レ、う問題もある。
このような状況において、従来、硫黄資材の製造方法としては、例えば、特許文献 1 一 31が提案されているが、安全に且つ容易に硫黄資材の製造に利用でき、小ガス 炎着火試験を行って 10秒以内に着火しないという非危険物としての取り扱いが可能 な硫黄中間資材及びその製造法にっレ、ては知られてレ、なレ、。
特許文献 1 :特開平 11 - 347514号公報
特許文献 2:特開 2002 - 60491号公報
特許文献 3:特開 2001 - 163649号公報
特許文献 4 :特開 2002— 69188号公報
特許文献 5:特開 2002 - 97060号公報
特許文献 6 :特開 2002— 97059号公報 特許文献 7:特開 2002 - 255625号公報
特許文献 8:特開 2001 - 170596号公報
特許文献 9:特開 2002 - 205032号公報
特許文献 10:特開 2002 - 241166号公報
特許文献 11 :特開平 11 - 349372号公報
特許文献 12:特開 2000 - 072523号公報
特許文献 13:特開 2000 - 264713号公報
特許文献 14 :特開 2000 - 264714号公報
特許文献 15:特開 2000 - 281425号公報
特許文献 16 :特開 2001 - 030213号公報
特許文献 17:特開 2001 - 048618号公報
特許文献 18:特開 2001 - 253759号公報
特許文献 19 :特開 2001 - 261425号公報
特許文献 20 :特開 2002 - 255623号公報
特許文献 21 :特開 2002 - 255624号公報
特許文献 22 :特開 2001 - 191322号公報
特許文献 23:特開平 11 - 123376号公報
特許文献 24:特開平 11 - 070375号公報
特許文献 25 :特開 2001 - 121104号公報
特許文献 26 :特開 2001 - 129509号公報
特許文献 27 :特開 2002 - 126715号公報
特許文献 28:特開平 10 - 072245号公報
特許文献 29:特開平 10 - 114564号公報
特許文献 30 :特開平 10 - 114565号公報
特許文献 31 :特開平 9 - 124349号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
本発明の目的は、小ガス炎着火試験を行って 10秒以内に着火しないという非危険 物としての取り扱いが可能で、安全に且つ容易に硫黄資材の製造に利用することが できる硫黄中間資材、該中間資材を用レ、た硫黄資材及びその製造方法を提供する ことにある。
課題を解決するための手段
[0004] 本発明によれば、粒径 5mm以下の細骨材 100質量部と、硫黄及び改質硫黄の少な くとも 1種からなる硫黄材料 30 400質量部とを含み、 JIS標準ふるいで最大寸法が 101.6mm以下である硫黄中間資材が提供される。
また本発明によれば、前記硫黄中間資材の溶融物と、粗骨材を含む材料とを混合 、固化して得た硫黄資材が提供される。
更に本発明によれば、 120— 200°Cに予熱した粗骨材を含む材料と、前記硫黄中間 資材の溶融物とを混合した後、固化する前記硫黄資材の製造方法が提供される。 更にまた本発明によれば、 120— 200°Cに予熱した粗骨材を含む材料と、 120— 160 °Cに保持した前記硫黄中間資材の溶融物を混合した後、固化する前記硫黄資材の 製造方法が提供される。
発明の効果
[0005] 本発明の硫黄中間資材は、粗骨材との混合性に優れ、非危険物とすることが可能 であるので、管理、保管、運搬、硫黄資材の製造に極めて有用である。また本発明の 硫黄資材の製造方法では、本発明の硫黄中間資材を用いるので、粗骨材を含む本 発明の硫黄資材を簡便に、且つ容易に得ることができる。
発明を実施するための最良の形態
[0006] 以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明の硫黄中間資材は、特定割合の粒径 5mm以下の細骨材と硫黄及び Z又は 改質硫黄からなる硫黄材料とを含み、且つ JIS標準ふるいで最大寸法が 101.6mm以 下であることを特徴とし、好ましくは小ガス炎着火試験によって検定される非危険物 であることを充足する。
[0007] 本発明の硫黄中間資材に用いられる硫黄は、通常の硫黄単体であり、例えば、天 然産又は、石油、天然ガスの脱硫によって生成した硫黄が挙げられる。
本発明の硫黄中間資材に用レ、られる改質硫黄は、硫黄変性剤により硫黄を重合し たものであって、硫黄と硫黄変性剤との反応物であることが好ましい。
硫黄変性剤としては、例えば、ジシクロペンタジェン (DCPD)、テトラハイドロインデン (THI)、若しくはシクロペンタジェンと、そのオリゴマー (2— 5量体混合物)、ジペンテン 、ビュルトルエン、ジシクロペンテン等のォレフィン化合物類の 1種又は 2種以上の混 合物が挙げられる。
前記 DCPDとしては、ジシクロペンタジェンの単体、 2— 5量体を主体に構成される 混合物を用いることもできる。該混合物としては、 DCPDの含有量が 70質量%以上、 好ましくは 85質量%以上のものが挙げられ、また、いわゆるジシクロペンタジェンと称 する市販品の多くを使用することができる。
前記 THIとしては、 THIの単体、若しくは THIと、シクロペンタジェンの単体、シクロぺ ンタジェンとブタジエンとの重合物、及びシクロペンタジェンの 2— 5量体からなる群 より選択される 1種又は 2種以上を主体に構成されるものとの混合物を用いることもで きる。該混合物中の THIの含有量は、通常 50質量%以上、好ましくは 65質量%以上 である。該混合物としては、いわゆるテトラハイド口インデンと称する市販品、ェチルノ ルボルネンの製造プラントから排出される副生成油の多くが使用できる。
[0008] 前記改質硫黄は、硫黄と硫黄変性剤とを溶融混合することにより得ることができる。
この際、硫黄変性剤の使用割合は、硫黄と硫黄変性剤との合計量に対して、通常 0.01— 30質量%、特に、 0.1— 20質量%の割合が好ましい。
前記溶融混合は、例えば、インターナルミキサー、ロールミル、ドラムミキサー、ポニ 一ミキサー、リボンミキサー、ホモミキサー、スタティックミキサー等を用いて行うことが でき、特に、スタティックミキサーのようなラインミキサーを使用して行うことが好ましレヽ
[0009] 前記改質硫黄の製造を、例えば、前記ラインミキサーを用いて行う場合は、ラインミ キサ一中で硫黄と硫黄変性剤とを 120— 160°Cの範囲で溶融混合し、 140°Cにおける 粘度が 0.05 3.0Pa' sになるまで滞留させる方法が好ましい。ラインミキサー内の溶融 混合温度は、硫黄が効率よく変性するように通常 130 155°C、特に 130— 150°Cが好 ましい。
ラインミキサー内で生じる硫黄と硫黄変性剤との初期反応は、硫黄と硫黄変性剤と が反応することで改質硫黄前駆体が生成する発熱反応である。このためラインミキサ 一内では急激な発熱が生じないことを確認しながら連続撹拌しラインミキサー内で
120— 160°Cまで次第に温度上昇させることが好ましい。
ラインミキサー内で硫黄と硫黄変性剤とを反応させる際は、ゲルパーミエイシヨンク 口マトグラフィー (GPC)で測定した分子量力 500の改質硫黄前駆体を生成させ、 反応系中において前記改質硫黄前駆体を 0.01— 45質量%、特に 1一 40質量%生成 させることが好ましい。
前記分子量の測定は、硫黄変性剤を加えた硫黄を二硫化炭素やトルエン等に溶 かし、 GPCにより行うことができる。その測定は、例えば、クロ口ホルム溶媒を使用し室 温において、 lmlZ分の流速で、二硫化炭素 1質量/ vol%濃度試料溶液を、 UV254Nm検出器を用レ、、ポリスチレンで測定した検量線により行うことができる。
[0010] 前記ラインミキサーの流速及び圧力は、管の径、製造量に応じて適宜設定できるが 、好ましくは、流速 0.1— 100cm/秒程度の流速、時間ならば 1秒一 30分間となるよう に圧力を適宜設定することができる。
尚、硫黄と硫黄変性剤とが反応を開始し、改質硫黄前駆体が生成した後では、硫 黄変性剤が蒸発する問題はないので、該反応開始後であればラインミキサーを使用 しなくてもよぐラインミキサーを通過したものを、ドラムミキサー又はホールディング管 に導入、滞留し、改質硫黄前駆体と溶融硫黄とを重合反応させて高分子量化しても よい。
前記ドラムミキサー又はホールディング管の内部における滞留時間は、管の径、製 造量に応じて適宜設定できる力 S、好ましくは 1分一 24時間程度である。
ホールディング管の滞留時間は、硫黄変性剤の使用量と溶融温度により異なる。 硫黄改質のための反応終了時期は、溶融物の粘度により決定できる。例えば、 140 °Cにおける粘度が 0.05 3.0Pa' sの範囲が好ましいが、得られる硫黄中間資材の強 度や製造工程の作業性の観点から、 140°Cにおける粘度が 0.05— 2.0Pa' sの範囲が 総合的に最適である。
また、改質硫黄はバッチ式によっても製造できる。
[0011] 本発明の硫黄中間資材において、前記硫黄材料としては、改質硫黄の割合が高い 力 \実質的に改質硫黄のみの使用が、最終的に得られる硫黄資材の強度及び耐久 性等をより改善し得る点から好ましい。
本発明の硫黄中間資材において、小ガス炎着火試験におレ、て 10秒間以内に着火 しないという非危険物を充足させるには、例えば、硫黄中間資材の製造に用いる改 質硫黄において、該改質硫黄を調製する際に使用する硫黄変性剤の使用割合を通 常多くすることで達成できる。硫黄変性剤を、硫黄と硫黄変性剤との合計量に対して
、約 30質量%使用することで前記各性能の改善効果は飽和し、それ以上では変化 は少なぐ 0.01質量%未満の使用では改質硫黄を用レ、ることによる十分な強度改善 がなされない恐れがあるので好ましくない。
[0012] 本発明の硫黄中間資材において、前記硫黄材料の含有割合は、後述する細骨材 100質量部に対して、 30 400質量部、好ましくは 50 300質量部である。 30質量部未 満では、得られる硫黄中間資材の均一混練が十分でなぐ 400質量部を超えると、硫 黄材料と細骨材とが分離して均一な材料が得られない。
本発明の硫黄中間資材において、小ガス炎着火試験におレ、て 10秒間以内に着火 しないという非危険物を充足させるには、例えば、細骨材の配合量を多くするほど達 成させ易い。このような細骨材の割合は、硫黄材料 100質量部に対して、通常 25— 300質量部、好ましくは 30— 250質量部である。
[0013] 本発明の硫黄中間資材に含まれる細骨材は、骨材として使用可能であれば特に限 定されないが、一般にコンクリートで用いられる骨材、例えば、天然石、砂、れき、硅 砂、鉄鋼スラグ、フエ口ニッケルスラグ、銅スラグ、金属製造時に生成する副生物、石 炭灰、燃料焼却灰、電気集塵灰、溶融スラグ類、貝殻及びこれらの混合物等が挙げ られる。また、シリカヒューム、アルミナ、石英粉、石英質岩石、粘土鉱物、活性炭、ガ ラス粉末又はこれらと同等の有害物質を含有しない無機系、有機系等の骨材も使用 可能である。これらの細骨材の中でも、粒径分布の調整が容易で均一なものを大量 に入手し易い点で、石炭灰、硅砂、シリカヒューム、石英粉、砂、ガラス粉末及び電気 集塵灰からなる群より選択される 1種又は 2種以上が好ましい。
本発明の硫黄中間資材においては、細骨材として産業廃棄物を使用した場合でも 、前述の硫黄材料により無害化することが可能である。 [0014] 前記細骨材は、通常、粒径 5mm以下、好ましくは lmm以下の骨材からなる。前記細 骨材の粒径が 5mmを超えると再溶融が速やかにできなレ、。このような細骨材の粒径 調整は公知技術が利用でき、例えば、篩等で調整することができる。粒径は JIS標準 ふるいを使用して規定できる。
本発明の硫黄中間資材には、前記硫黄及び Z又は改質硫黄からなる硫黄材料と 細骨材の他に、本発明の所望の効果を損なわない範囲で後述する繊維質充填材等 が適量含まれていても良い。
[0015] 本発明の硫黄中間資材は、 JIS標準ふるいによる最大寸法が 101.6mm以下である。
101.6mmを超えると運搬が困難である。このような大きさにするための粉砕、篩い分け の方法は公知の方法を用いることができる。
本発明の硫黄中間資材は、通常、 5MNmm2以上の強度、好ましくは 10 60MNmm2 程度の強度を発揮する。また硫黄中間資材は、再溶融してコンクリートと一体化させ た際のコンクリートとの付着強度 (JIS A 6910)が 1.5N/mm2以上、好ましくは 2— 5N/ mmを示す。
本発明の硫黄中間資材は、前記硫黄材料の溶融物と細骨材等とを混合、固化して 得ること力 sできる。該資材はそのままあるいは成型、粉碎、加工、再溶融等の処理に よって硫黄資材として使用することもできる。
[0016] 本発明の硫黄資材は、前述の本発明の硫黄中間資材の溶融物と粗骨材を含む材 料とを混合、固化して得たものである。該固化にあたっては所望の形状に成型するこ ともでき、また固化物は、粉砕、加工、再溶融等の処理によって硫黄資材として使用 することちでさる。
本発明の硫黄資材において粗骨材の粒径は、 JIS標準ふるいで 5mm以上が好まし ぐ特に、 5mmを超えることが好ましぐその上限は 50mm以下が好ましい。粗骨材の 粒径が 50mmを超えると製造時の混合に長時間を要する恐れがあるので好ましくない
。このような粗骨材の寸法調整は公知技術が利用でき、例えば、篩等で調整すること ができる。粗骨材の種類は特に限定されず、例えば、上述の細骨材と同様な種類の ものを挙げること力 Sできる。
本発明の硫黄資材において、粗骨材の含有割合は、硫黄中間資材の溶融物 100 質量部に対して通常 10— 700質量部、好ましくは 50— 500質量部である。 10質量部未 満では高い強度が得られ難ぐ 700質量部を超えると硫黄材料が少なすぎるため固 化が困難であり好ましくない。
本発明の硫黄資材において、細骨材及び粗骨材からなる骨材の配合割合は、硫 黄資材全量基準で 50— 90質量%が好ましレ、。骨材の配合割合が 90質量%を超える と骨材としての無機系資材表面を硫黄材料により十分濡らすことができず、骨材が露 出した状態となり、強度が十分発現しないと共に遮水性が維持できない恐れがあるの で好ましくなレ、。一方、骨材の配合割合が 50質量%未満では、強度が低下するので 好ましくない。
[0017] 本発明の硫黄資材における前記粗骨材を含む材料において、粗骨材以外の材料 としては、例えば、硫黄資材の曲げ強度を更に高め、パネルやタイル等に用いる際 に資材自体を薄型化、軽量ィヒを可能にするために、細骨材、繊維質充填材、繊維状 粒子、薄片状粒子等を含有させることができる。このような材料は前述の本発明の硫 黄中間資材に含まれてレ、ても良レ、。
繊維質充填材としては、例えば、カーボンファイバー、グラスファイバー、鋼繊維、ァ モルファス繊維、ビニロン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ァラミド繊維 又はこれらの混合物等が挙げられる。
繊維質充填材の繊維径は、材質により異なるが通常 5 / m— lmmが好ましい。繊維 形態は、短繊維、連続繊維いずれでも良いが、短繊維の場合の繊維長は 2— 30mm の均一分散が容易な長さが好ましい。連続繊維としては、骨材が通過できるような隙 間を空けた格子状であれば良ぐ織構造又は不織布構造のいずれでも良い。
繊維質充填材を配合する場合の配合割合は、得られる硫黄資材中に通常 0.1— 10 質量%、特に 0.5 3質量%が好ましい。
[0018] 本発明の硫黄資材又は硫黄中間資材には、靭性を高めるため等に、繊維状粒子、 薄片状粒子等を配合することもできる。
繊維状粒子としては、平均長さ lmm以下のウォラストナイト、ボーキサイト、ムライト等 が挙げられる。
薄片状粒子としては、平均粒度 lmm以下のマイカフレーク、タルクフレーク、バーミ キュライトフレーク、アルミナフレーク等が挙げられる。繊維状粒子及び/又は薄片状 粒子を配合する場合の配合割合は、硫黄資材中に通常 35質量%以下、特に 1一 25 質量%が好ましい。
本発明の硫黄資材又は硫黄中間資材には、本発明の所望の効果を損なわない範 囲で、上記以外にも必要に応じて他の成分が配合されていても良い。
[0019] 本発明の硫黄資材は、通常、 lONZmm2以上の強度、好ましくは 10 80N/mm2程 度の強度を発揮することができる。
[0020] 本発明の硫黄資材を製造するには、例えば、 120— 200°Cに予熱した粗骨材を含む 材料に、好ましくは 120— 160°Cに保持した前記硫黄中間資材の溶融物を投入し、混 合した後、固化する方法、 120— 160°Cに保持した前記硫黄中間資材の溶融物に、 120— 160°Cに予熱した粗骨材を含む材料を投入し、混合した後、固化する方法、又 は前記硫黄中間資材が溶融する温度、例えば、 120 160°Cに保持された混合機内 に 120— 200°Cに予熱した粗骨材を含む材料と前記硫黄中間資材とを投入し、好まし くは 120— 160°Cに保持して混合した後、固化する方法等の本発明の製造方法により 得ること力 Sできる。
本発明の製造方法では、固体として安価かつ容易に保管でき、また、非危険物とし うる本発明の硫黄中間資材を用いるので、溶融硫黄タンクの使用も不要である。 本発明の製造方法において、粗骨材を含む材料の予熱は、予熱装置を用いて行う こと力 Sできる。
本発明の製造方法において、硫黄中間資材の溶融物と粗骨材を含む材料との混 合は、加熱可能な型枠等の加熱装置を使用し、内部を 120— 200°Cに予熱して行うこ とが好ましい。混合機も 120— 155°Cに予熱しておくことが好ましい。
前記予熱装置及び加熱装置は、防爆装置にする必要もないので裸火の使用が可 能でありこれら装置にキルンを使用することができる。硫黄中間資材の溶融物と粗骨 材を含む材料との混合は容易であるため、型枠装置等の簡便なものを使用すること ができる。また溶融混合時間も短いという特徴がある。硫黄中間資材を製造しない従 来の方法では、骨材と硫黄との混合が不十分になり易く硫黄材料が連続相とならず 得られる硫黄資材の強度が低下する恐れがあった。 [0021] 前記硫黄中間資材の溶融物と粗骨材を含む材料との混合は、含有される溶融状 態の硫黄材料、特に改質硫黄を含む硫黄材料の 140°Cにおける粘度を 0.05— 3.0Pa •sの範囲内に維持しながら行うことが好ましい。前記改質硫黄を含む硫黄材料の粘 度は、硫黄の重合進行により時間と共に上昇するので、取り扱いが容易で好ましい 最適粘度範囲とすることが好ましい。該粘度が 0.05Pa' s未満では、得られる硫黄資材 の強度が低下し、改質硫黄による改善効果が不十分となるので好ましくない。一方、 粘度が高くなるに従い、強度改善効果も高くなるが、 3.0Pa' sを超えると溶融混合に おける撹拌が困難となり、作業性が著しく悪化するので好ましくない。
前記混合に用レ、る混合機は、混合が十分に行えるものであれば特に限定されず、 好ましくは固液撹拌用が使用できる。例えば、ノ ドルミキサー、インターナルミキサー 、ロールミル、ボールミル、ドラムミキサー、スクリュー押出し機、パグミル、ポニーミキ サー、リボンミキサー、ニーダ一が使用できる。
[0022] 本発明の製造方法において固化は、前記溶融状態の混合物を型枠に導入して冷 却固化する方法等により行うことができる。
前記固化は、公知の成型法、例えば、型枠に流し込み冷却固化し、任意の形状に することにより行うことができる。型枠の形状としては、パネル型、タイル型、ブロック型 等が挙げられるがこれらに限定されない。
前記固化時の成型には、適宜振動を加えたり、超音波を照射したりしながら成型し てもよい。
[0023] 本発明の硫黄資材は、所望形状の成型体として、ブロック等の各種構造物として利 用できる。例えば、タイル、ブロック、パネル材、床材、魚礁、護岸資材、藻場造成用 資材として利用できる。また、歩道境界ブロック、平板、インターロッキングブロック等 の道路用製品に、魚礁、消波ブロック、防波ブロック、植生ブロック等の建築用製品 に、土留用壁、擁壁、 L型用壁、矢板等の土木施工用材料に使用できる。
これら用途において、硫黄資材を成型物全部に使用する必要は必ずしもなぐ表面 部分に使用しても目的を果たすことができる。例えば、コンクリート製護岸壁面に当該 硫黄資材を配置してもよい。他の用途、例えば、タイル、ブロック、パネル材、床材、 壁材においても同様にコンクリートと組み合わせて二層構造にしても良いし、更にコ ンクリートを硫黄中間資材で挟むような三層構造や多層構造にしてもよい。
実施例
[0024] 以下、実施例及び比較例により更に詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限 定されない。尚、例中で作製した各硫黄中間資材や硫黄資材について、以下に示 す方法に従レ、測定及び評価を行なった。
小ガス炎着火試験検定:日本国消防法危険物第 2類可燃性固体類の判定試験に より、小ガス炎着火試験において 10秒間以内に着火しない場合に非危険物とする。 圧縮強度: JIS A 1108による。
骨材の粒度調整:事前に JIS標準ふるレ、を用いて調整した。
(改質硫黄の製造)
密閉式撹拌混合槽中に、固体硫黄 95kgを入れ、 120°Cで加温して溶解後、 130°C に保持した。続いて、約 50°Cに加熱溶解したジシクロペンタジェン 5kgをゆっくりと添 加し、約 10分間静かに撹拌して、初期反応による温度上昇が収束することを確認して から、 140°Cまで昇温した。反応が開始され、次第に粘度が上昇し、約 1時間で粘度 力 SO.lPa'sに達したところで直ちに加熱を停止し、適当な型又は容器に流し込んで室 温で冷却し、改質硫黄 (C-1)を得た。
[0025] (細骨材と粗骨材の調整)
細骨材は粒径 lmm以下の石炭灰をそのまま使用し細骨材 (A-1)とした。 粗骨材は高炉スラグをふるいにより粒径 5mm超で分別し、粒径 5mmを超える高炉ス ラグからなる粗骨材 (A-2)を製造した。
[0026] 実施例 1
140°Cに予熱した細骨材 (A-l)20kgと、改質硫黄 (C-l)20kgを 130°Cに再加熱して溶 解した溶解物とを、 140°Cに保った混練機 (プロ一シェアミキサー)内にほぼ同時に投 入した。続いて 10分間混練し、これを W46cm X D55cm X H6cmの板状型に流し込ん で冷却し、 100mm以下に破砕した。これを硫黄中間資材 (B-1)とする。
硫黄中間資材 (B-1)の小ガス炎着火試験検定は、硫黄中間資材 (B-1)を更に砕き 3gの小塊 10個とし、小ガス炎着火試験を実施した。その結果、全て 10秒以内に着火 することはなく非危険物であった。 次に、硫黄中間資材 (B-l)20kgと 180°Cに予熱した粗骨材 (A-2)30kgを 140°Cの二軸 パドルミキサーに入れ 5分間混練した。これを φ 10cm X H20cmの円柱型枠に注ぎ室 温まで冷却した。脱型した供試体 (硫黄資材)の圧縮強度は 82N/mm2と高かった。
[0027] 比較例 1
硫黄中間資材 (B_l)20kgと 140°Cに予熱した細骨材 (A-l)lOkgとを、若しくは粗骨材 (A_2)30kgと 130°Cに再加熱した改質硫黄 (C_l)10kgとを、 140°Cに予熱した二軸パド ルミキサーに入れ 5分間混練した。これらを φ 10cm X H20cmの円柱型枠に注ぎ室温 まで冷却し、脱型した。得られた供試体は、細骨材 (A-1)又は粗骨材 (A-2)に改質硫 黄が十分行き渡らず見た目もまだらで圧縮強度は値を示さなかった。
[0028] 窗列 2沖 ¾ そのまま 用)
硫黄中間資材 (B-1)を 140°Cの二軸パドルミキサーに入れて 10分間で溶融した。こ れを lOOccすくい取りコンクリート板 (300 X 300 X 60mm)に広げた。硫黄中間資材 (B-1) の溶融物が固化した 1時間後に JIS A 6910に規定する建研式接着力試験を行った。 その結果、 3.5N/mm2という高い付着力であった。

Claims

請求の範囲
[1] 粒径 5mm以下の細骨材 100質量部と、硫黄及び改質硫黄の少なくとも 1種からなる 硫黄材料 30— 400質量部とを含み、 JIS標準ふるいで最大寸法が 101.6mm以下である 硫黄中間資材。
[2] 小ガス炎着火試験において 10秒間以内に着火しないという物性を示す請求項 1の 硫黄中間資材。
[3] 再溶融してコンクリートに付着させた際のコンクリートとの付着強度 (JIS A 6910)が
1.5N/mm2以上である請求項 1の硫黄中間資材。
[4] 前記細骨材が、石炭灰、珪砂、シリカヒューム、石英粉、砂、ガラス粉末、電気集塵 灰及びこれらの混合物からなる群より選択される請求項 1の硫黄中間資材。
[5] 請求項 1の硫黄中間資材の溶融物と、粗骨材を含む材料とを混合、固化して得た 硫黄資材。
[6] 粗骨材の粒径が、 JIS標準ふるいで 5mm以上である請求項 5の硫黄資材。
[7] 細骨材及び粗骨材からなる骨材の配合割合が、硫黄資材全量基準で 50— 90質量
%である請求項 5の硫黄資材。
[8] 120— 200°Cに予熱した粗骨材を含む材料と、請求項 1の硫黄中間資材の溶融物と を混合した後、固化する硫黄資材の製造方法。
[9] 前記硫黄中間資材の溶融物の温度力 S 120 160°Cである請求項 8の製造方法。
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